JP3217487B2 - 浴槽湯の清浄化装置 - Google Patents
浴槽湯の清浄化装置Info
- Publication number
- JP3217487B2 JP3217487B2 JP25231592A JP25231592A JP3217487B2 JP 3217487 B2 JP3217487 B2 JP 3217487B2 JP 25231592 A JP25231592 A JP 25231592A JP 25231592 A JP25231592 A JP 25231592A JP 3217487 B2 JP3217487 B2 JP 3217487B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- bathtub
- filter medium
- filter
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Bathtub Accessories (AREA)
Description
の清浄化装置の活性石、活性炭等の多孔質の粒状濾材が
充填された濾過タンクに関するものである。
各種の清浄化処理機器の配備された循環路を強制的に循
環させ清浄化処理された湯を再び浴槽内に噴出させる浴
槽湯の清浄化装置が開発された。
るための循環ポンプ、大きな汚れを濾過するため吸湯管
の湯の吸入口に設けられるプレフイルター、汚れを濾過
すると同時に濾材の能力に応じた水処理を行うため多孔
質の粒状濾材が充填された濾過タンク、殺菌のためのオ
ゾン殺菌装置、湯を適温に保つためのヒータ等の清浄化
処理機器が配備されている。
交換により取り除くと同時にミネラルを溶出して活性化
させる麦飯石のような活性石、汚れを吸着して取り除く
活性炭、汚れをイオン交換すると同時に吸着して取り除
くゼオライト等の各種の水処理能力を持った多孔質粒状
物質が単独或は複合して充填され濾過層が形成されてい
る。
濾過層による単なる濾過能力だけでなく、充填されてい
る濾材の能力に応じた水処理能力を持ち浴槽湯の清浄化
に効果を発揮するのである。
を交換することなく24時間いつでも清浄かつ適温の湯
で快適な入浴を楽しめるようになった。
運転を続けると濾過タンクに充填された濾材に汚れが付
いて濾過層が目詰まりし、湯の循環量が減って清浄化の
能力が落ちてしまう。
濾過層を形成する濾材は必ずしも安くなく頻繁に交換で
きないので、濾材を濾過タンクから取り出して洗浄する
ようにしている。
汚い作業であまり好まれないので、濾材を濾過タンクか
ら取り出さないでも自動的に洗浄できるように、湯を濾
過層を清浄化処理の場合とは反対の方向に流して濾材を
洗浄するいわゆる逆洗装置を取り付けた装置も多く開発
されている。
逆洗装置を利用しての濾材の洗浄では、濾材はあまり奇
麗にはならないと同時に、切替弁が故障し易かったりす
る問題があった。
場合と逆方向に流しただけではは濾過層は全く崩れず濾
材は相互に密着した状態にあるので、濾過層の表面部分
の濾材に付いた汚れは取り除けても濾過層内部の濾材の
汚れを取り除くのは難しく、濾材全部を奇麗にはできな
かった。
必ず切替弁を設けなければならず、この他に洗浄水を浴
槽の外に排出するためには排水管方向に湯の流れを切り
替えることも必要なので、これらの切替のために3方向
の切替弁を二つ設けるか、7方向程度に切り替えられる
多方向の切替弁を一つ設けるかしなければならない。
を設けると汚れが弁に付いて故障し易く、特に複雑な構
造となる多方向の切替弁の場合は故障し易いが、3方向
弁も二つ設けるので弁が故障する機会が多いことには変
わりがない。
に行えないので濾過層の目詰まりを少しでも遅らせるよ
うに比較的粒径の大きな濾材を用い濾過層の目が粗くし
ているので、濾材にまだ汚れが付かない装置の運転を始
めた頃の段階では小さな汚れを濾過しにくく、湯が白濁
する欠点がある。
を解消し、湯の流れる方向を切り替えるための弁を用い
なでしかも濾材を効果的に洗浄できるようにした浴槽湯
の清浄化装置を提供することを目的とするものである。
内の湯を循環ポンプで汲み上げ各種清浄化処理機器の配
備された循環路を強制的に循環させ清浄化処理された湯
を再び浴槽内に噴出させる浴槽湯の清浄化装置におい
て、汚れを濾過するための濾過タンクは、目皿の上に濾
材を堆積して濾過層を形成し、この濾過層の上方に濾過
層上面を押えるための網目押え板を上下動自在に配備
し、濾過層に対し下方に湯の流入口を上方に湯の流出口
を設け湯は濾過層を下方から上方に流れるよう形成した
ことを特徴とする浴槽湯の清浄化装置であり、さらに前
記したような構成の浴槽湯の清浄化装置おいて濾過タン
クの濾過層に対して上方に設ける湯の流出口は、湯を浴
槽内に噴出させる噴湯管が接続する噴湯口と浴槽外に排
出させる排湯管の接続する排湯口との二つを設け、この
噴湯及び排湯の二つの湯の流出口は、前記網目押え板の
上下動に伴つて開閉されることを特徴とする浴槽湯の清
浄化装置である。
化処理を行う際は濾過層は上面を網目押え板で上方から
押えているので水圧に負けないでしっかりした濾過層を
形成しているが、洗浄の際に網目押え板を上方に動かし
て上面を上方から押えなくすると、濾過層の下から上に
向かって流れる湯の水圧で濾過層が崩れ濾材は流動状態
となるので、個々の濾材粒子に付いた汚れを効果的に洗
浄できる。
る方向は清浄化処理の場合と同じであるので従来のよう
に、湯の流れる方向を変えるための切替弁を設ける必要
がない。
流すための構造が比較的簡単な3方向の切替弁を一つ設
ければ良いので、弁が故障する機会は非常に少なくな
る。
流出口を濾過層を押える網目押え板の上下動に伴って一
つを開いて他の一つは閉じるように選択的に開閉するよ
う構成した場合には、全く切替弁を設ける必要がなくな
る。
洗浄して濾過層を絶えず目詰まりしない状態に保って置
けるので、比較的粒径の小さな濾材により濾過層を形成
し、装置の運転を開始した直後から小さな汚れも容易に
濾過するようにできる。
まりしていないので小さな汚れが濾過できず湯が白濁す
るといったような、従来の装置に見られた欠点は発生し
なくなる。
る。
り、1は湯2の入った浴槽で、3は先端にプレフイルタ
ー4を装着した吸湯管、5は循環ポンプ、6は連結管、
7はヒータ、8は連結管である。
上に堆積され濾材であり、11がこの堆積された濾材1
0により形成された濾過層である。
活性炭、天然或は人工のゼオライト、イオン交換樹脂等
の多孔質の粒状部質が単独或はこれらを混合して用いら
れ、この粒径は2mm前後と従来一般に用いられていた
5〜10mm程度よりもかなり小さいなものを用いるの
が好ましい。
する洗浄の際に水圧で流動し易いと同時に、装置を運転
し始めた時から小さな汚れも取り除けるようにするため
である。
板であり、この網目押え板13は、開口を塞ぐための蓋
15に摺動自在に挿し込まれた押えレバー14の先端に
固着されていて、押えレバー14の操作により濾過層1
1の上方を上下動自在に配備されている。
板であるパンチングメタルを利用したり或は合成樹脂で
網目状の板を成形したりして形成され、湯が自由に流通
できると同時に濾材の通過は防げるような大きさの穴が
無数に空けられると同時に、簡単には折り曲がらない程
度の厚さの板である。
入口、17は濾過層11の上方に設けられた湯流出口で
あり、このように湯の流出入口を設けることにより湯は
濾過層11を下から上に流れる。
であり、この噴湯管18の途中から排湯管20が3方向
の切替弁19を介して枝分かれしている。
行う場合は、網目押え板13は下がっていて濾過層11
の上面をしっかりと押えた状態となっており、切替弁1
9は勿論噴湯管18側に切り替えられている。
ると、浴槽1内の湯2はプレフイルター4で大きな汚れ
を濾過しつつ吸湯管3により汲み上げられ、連結管6を
通ってヒータ7でまず適温に加熱される。
を通って濾過タンク9に湯流入口16から入る。
て濾過層11に入り汚れが濾過されると同時に活性化、
吸着、イオン交換等の濾材10の処理能力に応じた処理
が行われ清浄化された後網目押え板13を通って濾過層
11の上方に出て行く。
過層11の上方の湯流出口17から出て、噴湯管を通っ
て浴槽1内に再び噴出される。
レバー14の操作により網目押え板13を仮想線で示す
ように上げ、同時に切替弁19を排湯管20側に切り替
える。
1は網目押え板13で押えられていない状態になるので
下方の湯流入口から入ってくる湯の上の方に向かう圧力
で崩れ、濾材10がばらばらになって浮き上がる。
流入口21を設けて湯の流れを絞って圧力を高めると湯
は矢印に示すように回動するので濾過層11を一層崩し
易くなり、また図3に示すように湯流入口16にシヤワ
ーノズル22を取り付けてシヤワー状に湯を噴出させて
も濾過層11を崩し易い。
らばらになって浮き上がり湯の流れに沿って流動する
と、濾材10は互いにこすりあったりしながら付いてい
る汚れが効果的に取り除かれ、奇麗になって行く。
湯流出口17を経て噴湯管18に流れて行き、切替弁1
9を通って排湯管20から捨てられ、洗浄が終わったな
ら網目押え板13を下げ濾材10が緻密に堆積したしっ
かりした濾過層形成すると同時に切替弁19を噴湯管1
8側に切り替えて、再び湯の清浄化を始める。
軽いほうが浮き上がって流動し易く洗浄効果が高くなる
ので、本発明においては前記したように粒径2mm前後
とかなり小さな濾材を用いるのが好ましい。
過層の目も非常に細かくなり小さな汚れでも容易に濾過
できるので、従来のように装置の運転により濾材の目が
ある程度詰まってからでないと小さな汚れが濾過できな
いので、運転初期には湯が白濁するといった欠点もなく
なり好都合である。
基づいて説明する。
るのに切替弁を利用しないようにしたした装置であり、
図4に示されるように、濾過タンク9には湯の流出口と
して噴湯管18が接続する噴湯口23と、排湯管20が
接続する排湯口24との二つの口が設けられている。
は、網目押え板13が下がって濾過層11の上面を押え
ると同時に排湯口24を塞いでいる。
湯は、噴湯口23から噴湯管18を経て浴槽1に噴出さ
れる。
され、この場合は網目押え板13が上に動かされて濾過
層11を押えなくすると同時に噴湯口23を塞ぐ。
湯口24から排湯管20を経て捨てられ、所定の時間だ
け濾材10の洗浄を行ったなら、網目押え板13を下げ
て濾過層11をしっかりと押えると同時に湯の流出口を
噴湯口23として湯の清浄化を再び開始する。
過タンク9で湯の清浄化を行うか濾材10の洗浄を行う
かで網目押え板13を上下動させるのに伴って濾過タン
クに二つ設けた湯の流出口も噴湯口23か排湯口24か
の適切な側に自動的に切り替えられる。
論、洗浄により汚れた湯を捨てる排湯のための切替弁も
不要となるので、切替弁の故障を心配する必要が全くな
くなる。
のであり、濾過層を構成する濾材を効率良く自動的に洗
浄でき、メンテイナンスに特別の工数や費用を掛けなく
ても絶えず湯を清浄に保てると同時に装置の故障も起き
ないような浴槽湯の清浄化装置が提供される。
成、
態、
態。
Claims (2)
- 【請求項1】浴槽内の湯を循環ポンプで汲み上げ各種清
浄化処理機器の配備された循環路を強制的に循環させ清
浄化処理された湯を再び浴槽内に噴出させる浴槽湯の清
浄化装置において、汚れを濾過するための濾過タンク
は、目皿の上に濾材を堆積して濾過層を形成し、この濾
過層の上方に濾過層上面を押えるための網目押え板を上
下動自在に配備し、濾過層に対し下方に湯流入口を上方
に湯流出口を設け湯は濾過層を下方から上方に流れるよ
う形成したことを特徴とする浴槽湯の清浄化装置。 - 【請求項2】前記濾過タンクの濾過層に対して上方に設
ける湯流出口は、湯を浴槽内に噴出させる噴湯管が接続
する噴湯口と浴槽外に排出させる排湯管の接続する排湯
口との二つを設け、この噴湯及び排湯の二つの湯流出口
は、前記網目押え板の上下動に伴って開閉されることを
特徴とする請求項1記載の浴槽湯の清浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25231592A JP3217487B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 浴槽湯の清浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25231592A JP3217487B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 浴槽湯の清浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0671119A JPH0671119A (ja) | 1994-03-15 |
JP3217487B2 true JP3217487B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=17235546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25231592A Expired - Fee Related JP3217487B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 浴槽湯の清浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3217487B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019157662A1 (zh) | 2018-02-13 | 2019-08-22 | 深圳市赫兹科技有限公司 | 扫地机器人及其滚筒清扫装置 |
CN114377437A (zh) * | 2021-12-20 | 2022-04-22 | 山东华煜新材料有限责任公司 | 三醋酸甘油酯制备用酯化分相器 |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP25231592A patent/JP3217487B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0671119A (ja) | 1994-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR960001375B1 (ko) | 필터방법 및 그 장치 | |
JP3217487B2 (ja) | 浴槽湯の清浄化装置 | |
KR100689855B1 (ko) | 자동 역세 사여과기 | |
KR100759985B1 (ko) | 사여과장치 및 그 세정방법 | |
JP3469649B2 (ja) | 浴槽湯の清浄化装置 | |
JP2690852B2 (ja) | 自然ろ過装置の運転方法 | |
JP3366041B2 (ja) | 浴槽湯の清浄化装置 | |
JPH09164304A (ja) | 濾過浄水装置 | |
JPH0410890Y2 (ja) | ||
KR0138580B1 (ko) | 여과부재 동시세척 연속 여과방법 및 여과장치 | |
JP3031402B2 (ja) | 外圧式膜ろ過装置 | |
KR930003040B1 (ko) | 급속 여과지의 역 세척방법 | |
JP3765569B2 (ja) | 濾過装置 | |
JP2968412B2 (ja) | 活性炭吸着塔及びその活性炭の補充方法 | |
JP2940364B2 (ja) | 浮上ろ材を用いたろ過機におけるろ材の洗浄方法 | |
JP3228579B2 (ja) | 浴槽湯の清浄化装置及び清浄化方法 | |
JP3312047B2 (ja) | 浴槽湯の清浄化装置及び清浄化方法 | |
RU2161060C1 (ru) | Способ очистки жидкости от дисперсной фазы и фильтр для очистки жидкости | |
JPH05295A (ja) | 浴槽の浄化装置 | |
JP3537493B2 (ja) | 浴槽湯の清浄化装置 | |
KR200435004Y1 (ko) | 사여과장치 | |
JPH04146752A (ja) | 気泡発生装置付循環浄化浴槽 | |
JPH0742551Y2 (ja) | 溶解性鉄分回収用濾過槽 | |
KR19990035134U (ko) | 물탱크의정수장치 | |
KR20020005373A (ko) | 연수기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080803 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803 Year of fee payment: 8 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |