JP3216508U - コネクタ連結構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】コネクタ部とアダプタにしっかりとした高い結合力を具備させたコネクタ連結構造を提供する。【解決手段】コネクタ部1と、アダプタ2を含み、コネクタ部にケーブル11と、第1オスコネクタ12と、第1磁性部材と、ガイド溝14と、位置決め凹部がもうけられ、アダプタが第2オスコネクタ21と、凹設された結合部22を備え、結合部の位置に信号メスコネクタ23と、第2磁性部材24と、凸部25と、弾性片26がそれぞれ設けられ、これにより、コネクタ部とアダプタを相互に結合したとき、第1オスコネクタと信号メスコネクタを相互に電気的に接続し、第1磁性部材と第2磁性部材を相互に吸着させ、凸部とガイド溝を相互に結合させ、位置決め凹部と弾性片を相互に嵌合させることができ、コネクタ部とアダプタに高い結合力を具備させるとともに、第1オスコネクタをより小さな穿孔に穿通させた後に第2オスコネクタ経由で接続能力を発揮させることができる。【選択図】図2
Description
本考案はコネクタ連結構造に関し、特に、コネクタ部に第1磁性部材、ガイド溝、位置決め凹部がそれぞれ設けられ、アダプタの結合部の位置に信号メスコネクタ、第2磁性部材、凸部、弾性片がそれぞれ設けられ、コネクタ部に設置された小さい第1オスコネクタと信号メスコネクタを相互に電気的に接続し、第1磁性部材と第2磁性部材を相互に吸着させるとともに、凸部とガイド溝を相互に結合させ、位置決め凹部と弾性片を相互に嵌合させることで、コネクタ部とアダプタをしっかりと結合することができ、同時に、第1オスコネクタをより小さな穿孔に穿通させた後、第2オスコネクタ経由で接続能力を発揮させることができる、コネクタ連結構造に関する。
すでに長期に渡って発展してきた光ファイバー通信は、光と光ファイバーを利用して情報を伝達する1つの方法である。このため、光ファイバー通信は有線通信の一種であるが、光ファイバー通信システムは電信工業に対してすでに実質的に革命的な作用を生んでおり、同時にデジタル時代の中で、非常に重要な役割を積極的に担っている。その主な原因は、光ファイバー通信には伝送容量が大きい、機密性がある、などの複数の利点があるためであるが、従来の光ファイバーケーブルは主に石英ガラスで成り、従来の光ファイバーケーブルが激しく折り曲げられると、折れて断裂する危険があるため、使用コストの増加を招くことがある。このため、一部業者は光ファイバー信号を直接デジタルまたはアナログ信号コネクタに変換できる光ファイバーケーブルを開発している。
また、携帯端末の薄型化・小型化のトレンドに伴い、相対して携帯端末上のコネクタもその占用体積を減少する必要があるため、携帯端末上のメスコネクタは小型化したメスコネクタが多く採用されるようになっている。このため、組み合わせるケーブルのオスコネクタも小型化したものに変える必要がある。しかしながら、従来の家庭用電子機器のコネクタはまだ小型化されておらず、使用者はサイズの異なるメスコネクタに対応するため、オスコネクタのサイズの異なる複数のケーブルを用意する必要がある。
このため、一部の業者によって前述の光ファイバーケーブルの小型化されたオスコネクタ(例:Micro HDMI(登録商標))を大きいサイズのオスコネクタ(例:HDMI(登録商標))に変換するアダプタが開発されている。しかしながら、従来のアダプタはケーブル結合の安定性を確保するため、主にねじで螺合する方法でケーブルのオスコネクタとアダプタを相互に固定している。この場合、ケーブルのオスコネクタに予めねじ孔を設ける必要があり、小さな体積のコネクタにねじ孔の空間を増設するとなると、コネクタ内部の回路設計の難度に影響する。このほか、光ファイバーケーブルは伝送容量が大きいという利点があり、また環境のニーズによって伝送距離が長くなることがあるため、伝送品質に影響しないように正確でしっかりとした電気的接続が必要となる。長距離伝送に応用する場合、光ファイバーケーブルの長さが長くなるほか、光ファイバーケーブルそのものの重量及びコネクタの負荷重量も増加するため、単一のねじによる螺合方式で光ファイバーケーブルを固定すると、光ファイバーケーブルとアダプタにぐらつきや引張りが生じやすく、光ファイバーケーブルの伝送品質に影響してしまう。
本考案は、コネクタ連結構造を提供することを課題とする。
以下この考案について説明する。請求項1に記載するコネクタ連結構造は、コネクタ部と、アダプタを含み、該コネクタ部の一端にケーブルが設けられ、他端に第1オスコネクタが設けられ、かつ該第1オスコネクタの周囲に少なくとも1つの第1磁性部材が設置され、かつ該コネクタ部の少なくとも1つの側辺にガイド溝が設けられ、その底面に位置決め凹部が設けられ、該アダプタが該コネクタ部と相互に結合されるために用いられ、その一端に第2オスコネクタが設けられ、他端に結合部が凹設され、該第1オスコネクタ(例:Micro HDMI(登録商標))と該第2オスコネクタ(例:HDMI(登録商標))の大きさが異なり、かつ該アダプタの結合部の位置に信号メスコネクタと、少なくとも1つの第2磁性部材と、凸部と、弾性片がそれぞれ設けられ、該信号メスコネクタと該第1オスコネクタが相互に対応して電気的に相互接続され、該第2磁性部材と該第1磁性部材が相互に対応して相互吸着され、該凸部と該ガイド溝が相互に対応して相互結合され、該弾性片と該位置決め凹部が相互に対応して相互嵌合され、また該アダプタの該結合部底面にさらに少なくとも1つのねじ孔が設けられ、該ねじ孔が予め設置されたねじ部材と相互に螺合するために用いられ、該コネクタ部と該アダプタを相互に結合したとき、該ねじ部材が該ねじ孔に穿設されて該コネクタ部の底部に当接される。
請求項2に記載するコネクタ連結構造は、請求項1における該アダプタの側辺にさらに滑り止め部が設けられ、該滑り止め部が間隔をあけて配列された凹溝である。
請求項3に記載するコネクタ連結構造は、請求項1における該アダプタの側辺にさらに滑り止め部が設けられ、該滑り止め部が間隔をあけて配列された凸部である。
請求項4に記載するコネクタ連結構造は、請求項1における該アダプタの該結合部の頂部にさらに当接板が延伸して設けられ、該コネクタ部が該結合部の位置にあるとき、該コネクタ部が該当接板及び該結合部の底面に当接される。
請求項5に記載するコネクタ連結構造は、請求項1における該第1オスコネクタが小型化された規格品であり、該第2オスコネクタが前記規格品より大きなサイズの規格品である。
請求項6に記載するコネクタ連結構造は、請求項1における該コネクタ部の該第1オスコネクタ周囲に少なくとも1つの位置決め孔が設けられ、該アダプタの該結合部の位置に少なくとも1つの位置決めピンが設けられ、該位置決めピンと該位置決め孔が相互に対応して相互嵌合される。
本考案の技術的特徴は、コネクタ部に第1磁性部材と、ガイド溝と、位置決め凹部がそれぞれ設けられ、アダプタの結合部の位置に信号メスコネクタと、第2磁性部材と、凸部と、弾性片がそれぞれ設けられていることで、コネクタ部とアダプタを相互に結合したとき、コネクタ部に設けられた第1オスコネクタとアダプタの信号メスコネクタを相互に電気的に接続し、さらに第1磁性部材と第2磁性部材を相互に吸着させ、凸部とガイド溝を相互に結合させ、位置決め凹部と弾性片を相互に嵌合させることを通じ、コネクタ部とアダプタを複数点でしっかりと結合することができ、またコネクタ部の第1オスコネクタを異なる大きさの穿孔に穿通させた後、第2オスコネクタ経由で接続能力を発揮させることができる。
図1から図6に示すように、本考案のコネクタ連結構造は、コネクタ部1と、アダプタ2を含む。
該コネクタ部1はその一端にケーブル11が設けられ、他端に第1オスコネクタ12が設けられ、該コネクタ部1の第1オスコネクタ12周囲に少なくとも1つの第1磁性部材13(図5参照)が設けられる。かつ該コネクタ部1の少なくとも1つの側辺にガイド溝14が設けられ、底面に位置決め凹部15が設けられ、該ガイド溝14と該位置決め凹部15が該第1オスコネクタ12に相隣する。また、該コネクタ部1の第1オスコネクタ12周囲に少なくとも1つの位置決め孔16が設けられる。該第1オスコネクタ12はMicro HDMI(登録商標)のオスコネクタまたはその他Micro規格のオスコネクタとすることができる。
アダプタ2はコネクタ部1と相互に結合するために用いられる。該アダプタ2の一端に第2オスコネクタ21が設けられ、他端に結合部22が凹設され、アダプタ2の結合部22の位置に信号メスコネクタ23と、少なくとも1つの第2磁性部材24と、凸部25と、弾性片26がそれぞれ設けられる。該信号メスコネクタ23と第1オスコネクタ12が相互に対応して電気的に相互接続され、該第2磁性部材24と該第1磁性部材13が相互に対応して相互吸着され、該凸部25と該ガイド溝14が相互に対応して相互結合され、該弾性片26と該位置決め凹部15が相互に対応して相互嵌合される。該弾性片26は位置決め凹部15の方向に折り曲げにより突出された折り曲げ部が形成され、弾性片26を位置決め凹部15内に嵌設させて位置決めすることができる。また、アダプタ2は結合部22の位置に少なくとも1つの位置決めピン20が設けられ、該位置決めピン20とコネクタ部1の位置決め孔16が相互に対応して相互嵌合される。前記第2オスコネクタ21はHDMI(登録商標)コネクタまたはその他非Micro規格のコネクタとすることができ、第1オスコネクタ12と第2オスコネクタ21は大きさが異なる。
即ち、コネクタ部1に第1オスコネクタ12、第1磁性部材13、ガイド溝14、位置決め凹部15をそれぞれ設け、アダプタ2の結合部22位置に信号メスコネクタ23、第2磁性部材24、凸部25、弾性片26をそれぞれ設け、コネクタ部1とアダプタ2を相互に結合したとき、コネクタ部1に設置された第1オスコネクタ12がアダプタ2の信号メスコネクタ23と相互に電気的に接続され、第1オスコネクタ12と第2オスコネクタ21に電気的導通が形成される。さらに、第1磁性部材13と第2磁性部材24を相互に吸着させ、凸部25とガイド溝14を相互に結合させ、位置決め凹部15と弾性片26を相互に嵌合させることができ、さらに位置決め孔16と位置決めピン20を相互に嵌合させて、コネクタ部1とアダプタ2の複数点でのしっかりとした結合が達せられる。
ここで、該コネクタ部1のケーブル11は光ファイバーケーブルとすることができ、コネクタ部1とアダプタ2が複数点で全面的に安定した結合能力を備えているため、光ファイバー信号を確実に伝送することができる。
同時に、コネクタ部1の第1オスコネクタ12はアダプタ2の第2オスコネクタ21を介して異なる大きさのメスコネクタと相互に結合することができる。
このほか、該アダプタ2は結合部22の底面にさらに少なくとも1つのねじ孔27を設けてもよく、該ねじ孔27と予め設けたねじ部材3を相互に螺合する。コネクタ部1とアダプタ2を相互に結合したとき、ねじ部材3をねじ孔27に穿設してコネクタ部1の底部に当接させることで、コネクタ部1とアダプタ2をよりしっかりと結合することができる。
さらに、該アダプタ2の側辺に滑り止め部28を設けてもよく、該滑り止め部28は間隔をあけて配列された凹溝または凸部とすることができ、該滑り止め部28によりアダプタ2の側辺の摩擦力を高め、持ちやすくすることができる。
また、該アダプタ2の結合部22の頂部にさらに当接板29を延伸して設け、コネクタ部1が結合部22の位置にあるとき、コネクタ部1が当接板29及び結合部22の底面に当たることで、コネクタ部1とアダプタ2をよりしっかりと結合させることができる。このほか、さらに当接板29の遮りを利用してねじ部材3がコネクタ部1の底部に当接されたときに生じる反作用応力を打ち消し、コネクタ部1の第1オスコネクタ12がアダプタ2の信号メスコネクタ23内にしっかりと挿入されるよう確保することができる。
1 コネクタ部
11 ケーブル
12 第1オスコネクタ
13 第1磁性部材
14 ガイド溝
15 位置決め凹部
16 位置決め孔
2 アダプタ
20 位置決めピン
21 第2オスコネクタ
22 結合部
23 信号メスコネクタ
24 第2磁性部材
25 凸部
26 弾性片
27 ねじ孔
28 滑り止め部
29 当接板
3 ねじ部材
11 ケーブル
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13 第1磁性部材
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27 ねじ孔
28 滑り止め部
29 当接板
3 ねじ部材
Claims (6)
- コネクタ連結構造であって、コネクタ部と、アダプタを含み、
前記コネクタ部の一端にケーブルが設けられ、他端に第1オスコネクタが設けられ、該コネクタ部の該第1オスコネクタ周囲に少なくとも1つの第1磁性部材が設置され、かつ該コネクタ部の少なくとも1つの側辺にガイド溝が設けられ、底面に位置決め凹部が形成され、該ガイド溝と該位置決め凹部が該第1オスコネクタに相隣し、
前記アダプタが該コネクタ部と相互に結合するために用いられ、該アダプタの一端に第2オスコネクタが設けられ、他端に結合部が凹設され、該第1オスコネクタと該第2オスコネクタの大きさが異なり、かつ該アダプタの該結合部の位置に、信号メスコネクタと、少なくとも1つの第2磁性部材と、凸部と、弾性片がそれぞれ設けられ、該信号メスコネクタと該第1オスコネクタが相互に対応して電気的に相互接続され、該第2磁性部材と該第1磁性部材が相互に対応して相互吸着され、該凸部と該ガイド溝が相互に対応して相互結合され、該弾性片と該位置決め凹部が相互に対応して相互嵌合され、また該アダプタの該結合部底面にさらに少なくとも1つのねじ孔が設けられ、該ねじ孔が予め設置されたねじ部材と相互に螺合するために用いられ、該コネクタ部と該アダプタを相互に結合したとき、該ねじ部材が該ねじ孔に穿設されて該コネクタ部の底部に当接される、ことを特徴とする、コネクタ連結構造。 - 前記アダプタの側辺にさらに滑り止め部が設けられ、該滑り止め部が間隔をあけて配列された凹溝であることを特徴とする、請求項1に記載のコネクタ連結構造。
- 前記アダプタの側辺にさらに滑り止め部が設けられ、該滑り止め部が間隔をあけて配列された凸部であることを特徴とする、請求項1に記載のコネクタ連結構造。
- 前記アダプタの該結合部の頂部にさらに当接板が延伸して設けられ、該コネクタ部が該結合部の位置にあるとき、該コネクタ部が該当接板及び該結合部の底面に当接されることを特徴とする、請求項1に記載のコネクタ連結構造。
- 前記第1オスコネクタが小型化された規格品であり、該第2オスコネクタが前記規格品より大きいサイズの規格品であることを特徴とする、請求項1に記載のコネクタ連結構造。
- 前記コネクタ部の該第1オスコネクタ周囲に少なくとも1つの位置決め孔が設けられ、該アダプタの該結合部の位置に少なくとも1つの位置決めピンが設けられ、該位置決めピンと該位置決め孔が相互に対応して相互嵌合されることを特徴とする、請求項1に記載のコネクタ連結構造。
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JP3216508U true JP3216508U (ja) | 2018-05-31 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109904825A (zh) * | 2019-01-04 | 2019-06-18 | 上海电气风电集团有限公司 | 保护装置及包含其的风力发电机组 |
CN110336167A (zh) * | 2019-06-20 | 2019-10-15 | 深圳市东景盛电子技术有限公司 | 一种带转接头的高清音视频线 |
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CN110336167B (zh) * | 2019-06-20 | 2020-11-20 | 深圳市东景盛电子技术有限公司 | 一种带转接头的高清音视频线 |
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