JP3216061U

JP3216061U - 落石防護網を支持するホルダー

Info

Publication number: JP3216061U
Application number: JP2018000575U
Authority: JP
Inventors: チパンチャン
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2018-02-19
Filing date: 2018-02-19
Publication date: 2018-05-10
Anticipated expiration: 2028-02-19

Abstract

【課題】落石防護網を支持するホルダーを提供する。【解決手段】防護網１と、複数の杭２と、防護網１に横方向に穿設される底部ワイヤロープと、中部ワイヤロープと、上部ワイヤロープと、を含む。杭２は防護網１を縦方向に通って土台に固定される。落石防護網は、杭２の数と同じの数があるホルダー６をさらに設けられる。ホルダー６は、三角形を呈する。杭２のそれぞれの裏面にホルダー６が設けられる。ホルダー６における支持杆６１、６２、６３の一つは、杭２の裏面と当接する。三角形の安定性によりホルダー６が杭２により良い支持効果を有するため、防護網１が巨大な石の衝撃を受ける時、杭２が相変わらず安定を保持し、ホルダー６自体の体積が小さいので、占めるスペースもより小さく、土地を十分に利用することができる。【選択図】図２

Description

本考案は落石防護網を支持するためのホルダーに関する。

山腹の落石が路面に落下して、または転がって、歩行者の傷害または路面の損害を防止するために、従来技術において、落石防護網はロープによって山腹に係止され、ロープのそれぞれが、落石防護網の上方及び両端に位置する。この方法は二つの欠点がある。一つは、巨大な石が山腹から落ちる時、落石防護網の上方のロールを容易に直撃して、衝撃力に耐えられないロープが切れるため、危険が生じることである。もう一つは、施工地の範囲を制限することにより、落石防護網の上方のロールは力を受ける力点のため、全ての山腹に接続される各位置が異なるので、施工地の範囲を超える恐れがあるため、施工に影響をかけることである。

本考案は、設置スペースが小さく、より良い支持効果を有する落石防護網のためのホルダーを提供する目標にある。

上記の目標を達成するために、本考案の技術手段は、防護網と、前記防護網を縦方向に通って土台に固定される複数の杭と、防護網を横方向に通過する底部ワイヤロープと、中部ワイヤロープと、上部ワイヤロープと、を含む落石防護網を支持するホルダーである。前記ホルダーは、三角形を呈し、前記杭の数と同じ数で前記杭のそれぞれの裏面に設けられる。前記ホルダーにおける支持杆の一つは、前記杭の裏面と当接する。

また、前記ホルダーは、三本の支持杆によって形成される三角形のフレームである。ホルダーにおける支持杆の一つは、杭と当接し、ホルダーにおける支持杆の他の一つは地面と当接する。

支持杆のそれぞれと、他の二本の支持杆とは、弾性的に接続される。

本考案は、防護網が、縦方向に通って挿入される杭を介して地面に固定され、防護網の両端には、ワイヤロープを介して、近くの山麓に固定され得、それぞれの杭の裏に、三角形のホルダーが設けられ、三角形の安定性によりホルダーが杭によりも良い支持効果を有するため、防護網が巨大な石の衝撃を受ける時、杭が相変わらず安定を保持し、ホルダーの自体の体積が小さいので、占めるスペースもより小さく、土地を十分に利用することができるという有利な効果を有する。また、本考案は、ホルダーを構成する支持杆のそれぞれと、他の二本の支持杆とは、弾性的に接続され、すなわち、支持杆の間に、例えば、ボルト接続などの溶接ではない方式によって接続され、取り外し可能であり、弾性接続の方式を利用するため、すなわち、弾力性を向上させ、使用する材料が少なくなり、経済的な方式であるという有利な効果を有する。

図１は、本考案の主要な概略図である。図２は、本考案のレフトビューの概略図である。

当業者は本考案をより理解しやすいために、以下、本考案の実施形態に係る図面を参照しながら、本考案の実施形態について、明瞭、且つ詳細に説明する。

図１〜２に示すように、落石防護網を支持するホルダーであって、落石防護網は、防護網１と、複数の杭２と、防護網を横方向に通過する底部ワイヤロープ３と、中部ワイヤロープ４と、上部ワイヤロープ５と、を含む。上記杭２は防護網を通って土台に固定される。落石防護網は、杭の数と同じの数があるホルダー６をさらに含む。上記ホルダー６は、三角形を呈する。杭のそれぞれの裏面にホルダー６が設けられる。ホルダーにおける支持杆６１の一つは、杭の裏面と当接する。

上記ホルダーは、三本の支持杆６１、６２、６３によって形成される三角形のフレームである。ホルダーにおける支持杆の一つは、杭と当接し、ホルダーにおける支持杆の他の一つは地面と当接する。ホルダー６は金属材料からなる。

ホルダー６を構成する支持杆のそれぞれと、他の二本の支持杆とは、弾性的に接続される。すなわち、支持杆の間に、例えば、ボルト接続などの溶接ではない方式によって接続され、取り外し可能である。弾性接続の方式を利用するため、すなわち、弾力性を向上させ、使用する材料が少なくなり、経済的な方式である。

ホルダー６のサイズは、所在地および力を受ける力点により異なる（工学によって計算する）。しかし、構造は、三角形のホルダーから逸脱せず、ホルダーと山腹との接続位置が伝統的な杭、グラウチング又は保持リングなどの技術を採用して、固定され得る。三角形のホルダーと落石防護網との接続点は、ロープ、鋼索または他の技術によって接続され得る。本考案の全ての他の技術は、ワイヤロープ結合ブレーキの構造に類似する。

前記の実施形態を介して、本発明の創造について説明したが、当業者が、本実用新案は実用新案の精神及び要旨を逸脱しない幾つかの変形および変化を有することが理解できる。本実用新案請求の範囲は、本実用新案の精神及び要旨を逸脱しないこれらの変形および変化を含むことが理解されるべきである。

Claims

防護網と、前記防護網を縦方向に通って土台に固定された複数の杭と、前記防護網を横方向に通過する底部ワイヤロープと、中部ワイヤロープと、上部ワイヤロープとを含む落石防護網を支持するホルダーであって、
前記ホルダーは、三角形を呈し、前記杭の数と同じ数で前記杭のそれぞれの裏面に設けられ、
前記ホルダーにおける支持杆の一つは、前記杭の裏面と当接する、ことを特徴とする落石防護網を支持するホルダー。
前記ホルダーは、三本の支持杆によって形成される三角形のフレームであり、
前記ホルダーにおける前記支持杆の一つは、前記杭と当接し、前記ホルダーにおける前記支持杆の他の一つは地面と当接する、ことを特徴とする請求項１に記載の落石防護網を支持するホルダー。
前記支持杆のそれぞれと他の二本の前記支持杆とは、弾性的に接続される、ことを特徴とする請求項２に記載の落石防護網を支持するホルダー。