JP3214798B2 - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP3214798B2 JP09502395A JP9502395A JP3214798B2 JP 3214798 B2 JP3214798 B2 JP 3214798B2 JP 09502395 A JP09502395 A JP 09502395A JP 9502395 A JP9502395 A JP 9502395A JP 3214798 B2 JP3214798 B2 JP 3214798B2
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泰史 小津
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移動体通信システム
における携帯電話機と無線通信される複数の基地局側で
の受信電界強度を測定して不良基地局を判定するための
無線通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特開昭63−224417
号公報に示されたものと同様な従来の無線通信装置を示
す構成図である。図5において、1は事業所用コードレ
ス用交換機、2は事業所用コードレス用交換機1に接続
された複数の基地局、3は所定のサービスエリア内を移
動して基地局2と無線通信が可能であり、上記交換機1
を介して通話が可能な携帯電話機、7は基地局2へ接続
するパソコンである。
【0003】上記のような構成を備える従来の無線通信
装置において、例えば携帯電話機3から発信電波が送信
されると、これを受信した最も電界強度の高い基地局2
を通じて発呼処理が行われ通話を可能とする。この時、
基地局2において、各イベントの発生回数や呼接続シー
ケンスにおけるエラー事項などをカウントし、パソコン
7を接続することにより、該パソコン7によって基地局
2の運用状況を監視することができるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の無線通信装置において、特定エリアにおける電波状
況を把握するために、携帯電話機3を試験モードにし
て、基地局2から送られる電波の電界強度を測定するこ
とが行われていた。しかしながら、基地局2側で受信す
る受信電波の電界強度を測定することはできなかった。
また、携帯電話機3から送られる電波を受信する基地局
2は不特定多数であるため、ある特定エリアにおける携
帯電話機3の物理的な位置に対応した全ての基地局2側
での受信電界強度を同時に測定することは困難であるな
どの問題があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、特定エリアにおける複数の基地
局側の受信状況の測定が可能な無線通信装置を得ること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る無線通信
装置は、交換機に接続された複数の基地局と、所定のサ
ービスエリア内を移動して上記各基地局を介して無線通
信が可能な携帯電話機とを備えた無線通信装置におい
て、上記各基地局に、上記携帯電話機から受信電界強度
の測定を指示するための特定番号と特定エリアを表す位
置コード及び携帯電話機のIDを示す送信データを受信
したときに、その送信データに自局のIDと受信電界強
度を加えた信号を上記交換機に送信する機能を備えると
共に、上記交換機に、受信電界強度の測定を指示する特
定番号の入力に基づいて受信した位置コード毎の不特定
多数の基地局の基地局IDと携帯電話機のID及び基地
局の受信電界強度のデータを保守コンソールへ出力する
制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0007】また、上記交換機に、位置コード毎の基地
局IDと携帯機のID及び基地局毎の受信電界強度の情
報を記憶する記憶部を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0008】また、上記記憶部に、現在測定中の位置コ
ード毎の基地局IDと携帯機のID及び基地局毎の受信
電界強度の情報を記憶する第1のデータテーブルと、前
回測定時の位置コード毎の基地局IDと携帯機のID及
び基地局毎の受信電界強度の情報を記憶する第2のデー
タテーブルとを備えると共に、上記制御手段は、第1と
第2のデータテーブルの内容を比較することにより、位
置コード毎の電波状況のチェック及び不良基地局の判定
を行うことを特徴とするものである。
【0009】また、上記制御手段は、上記携帯電話機か
ら上記第2のデータテーブルの内容のクリアを指示する
ための特定番号及び特定エリアを表す位置コードの情報
が送信されたときに、位置コード毎に記憶した上記第2
のデータテーブルの内容を消去することを特徴とするも
のである。
【0010】さらに、上記基地局は、携帯電話機から特
定番号と特定エリアを表す位置コード及び基地局を指定
する番号が送信されたときに、該基地局の指定番号が自
局と一致する場合に、基地局IDと上記携帯電話機のI
D及び基地局の受信電界強度の情報を上記交換機の保守
コンソールへ出力することを特徴とするものである。
【0011】
【作用】この発明に係る無線通信装置においては、各基
地局に、携帯電話機から受信電界強度の測定を指示する
ための特定番号と特定エリアを表す位置コード及び携帯
電話機のIDを示す送信データを受信したときに、その
送信データに自局のIDと受信電界強度を加えた信号を
上記交換機に送信する機能を備えると共に、交換機に、
受信電界強度の測定を指示する特定番号の入力に基づい
て受信した位置コード毎の不特定多数の基地局の基地局
IDと携帯電話機のID及び基地局の受信電界強度のデ
ータを保守コンソールへ出力する制御手段を備えたこと
により、携帯電話機から特定番号を入力することによ
り、特定エリアにおける不特定多数の基地局の電波の受
信状況の測定を容易にすることができる。
【0012】また、上記交換機に、位置コード毎の基地
局IDと携帯機のID及び基地局毎の受信電界強度の情
報を記憶する記憶部を備えたことにより、基地局におけ
る受信状況の変化のチェックを可能にする。
【0013】また、上記記憶部に、現在測定中の位置コ
ード毎の基地局IDと携帯機のID及び基地局毎の受信
電界強度の情報を記憶する第1のデータテーブルと、前
回測定時の位置コード毎の基地局IDと携帯機のID及
び基地局毎の受信電界強度の情報を記憶する第2のデー
タテーブルとを備えると共に、上記制御手段は、第1と
第2のデータテーブルの内容を比較することにより、位
置コード毎の電波状況のチェック及び不良基地局の判定
を行うことにより、基地局における受信状況の変化のチ
ェックを自動化して、不良基地局の判定を容易にする。
【0014】また、上記制御手段は、上記携帯電話機か
ら上記第2のデータテーブルの内容のクリアを指示する
ための特定番号及び特定エリアを表す位置コードの情報
が送信されたときに、位置コード毎に記憶した上記第2
のデータテーブルの内容を消去することにより、前回測
定時から相当時間が経過し現在測定中と前回測定時の受
信基地局の数及び電界強度レベルの値が大きく変動する
ような場合に、第1と第2のデータテーブルの比較に基
づく不良基地局の測定に信頼のない前回測定時のデータ
をクリアして比較測定を行わないようにし、誤った判定
がなされるのを阻止する。
【0015】さらに、上記基地局は、携帯電話機から特
定番号と特定エリアを表す位置コード及び基地局を指定
する番号が送信されたときに、該基地局の指定番号が自
局と一致する場合に、基地局IDと上記携帯電話機のI
D及び基地局の受信電界強度の情報を上記交換機の保守
コンソールへ出力することにより、特定基地局の受信電
界強度の測定を可能にする。
【0016】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1は実施例1に係る無線通信装置を示す概略構
成図である。図1において、1は事業所用コードレス用
交換機、2は交換機1に接続された複数の基地局、3は
所定のサービスエリア内を移動して基地局2と無線通信
が可能であり、上記交換機1を介して通話が可能な携帯
電話機、4と5は交換機1の制御部と記憶部、6は保守
コンソールである。
【0017】ここで、複数の基地局2側での受信電界強
度を測定する際、図2に示すように、携帯電話機3は、
送信データとして、特定番号と位置コード及び携帯電話
機IDを入力して送信が可能になされており、また、こ
の送信データを受信する基地局2は、自局のIDと受信
電波の電界強度レベルを加えた信号を交換機1に送信す
る機能を備えている。
【0018】上記携帯電話機3から送信される送信デー
タの内容である特定番号とは、基地局2における受信電
界強度の測定を行いその測定データを交換機1の記憶部
5に記憶させるための指示、または上記交換機1の記憶
部5の内容をクリアするための指示のいずれかを指定す
る情報であり、この特定番号は携帯電話機3側から設定
入力されるようになされ、また、位置コードとは、事業
所用コードレスシステムの管理者が任意に定める空間的
な位置、つまり特定エリア内の予め設定された位置を示
す情報であり、上記特定番号と同様に、携帯電話機3側
から設定入力されるようになされていて、毎回当該位置
において、携帯電話機3から特定番号及び特定エリアを
表す位置コードを入力することにより、電波の受信状況
変化を保守コンソール6上で確認するというものであ
る。
【0019】また、上記交換機1の記憶部5には、図3
に示すように、各基地局2からの送信データに基づいて
基地局のID、電界強度レベル、携帯電話機ID及びデ
ータ受信時刻のデータを記憶するデータテーブル8を位
置コード毎に備えており、また、このデータテーブル8
としては、各位置コード毎に現在測定中のデータテーブ
ル8Aと前回測定時のデータテーブル8Bとを備えてお
り、測定が終了する度に、現在測定中のデータテーブル
8Aの記憶内容は前回測定時のデータテーブル8Bへ移
動されるようにして更新される。
【0020】次に、上記構成に係る無線通信装置の動作
を、図4に示す交換機1内の制御手段としての制御部4
の制御フローチャートを参照して説明する。基地局2
は、携帯電話機3から特定番号を含む信号を受信する
と、図2に示すように、自局のID及び受信電波の電界
強度レベルを加えた信号を交換機1へ送信する。待ち受
け状態にある交換機1は、当該信号を任意の基地局2よ
り受信すると、受信データの先頭のデータが特定番号か
否かを判定し(P1〜P3)、特定番号でない場合は、
発呼処理等の他の処理を行うものとする。
【0021】受信データの先頭のデータが特定番号であ
り、該特定番号がクリアを意味する場合、当該信号に含
まれる位置コードに対応したデータを記憶している記憶
部5内の前回測定時のデータテーブル8Bの内容をゼロ
クリアする(P9)。特定番号がクリア以外を意味する
場合は、位置コード毎に内蔵するタイマがスタートして
いるか否かで判断し(P5)、もし、スタートしてない
場合、タイマをスタートさせる(P6)。そして、保守
コンソール6へ当該信号の内容を出力させ(P7)、記
憶部5にある位置コード毎のデータテーブル8Aへデー
タの到着順に当該データを記憶する(P8)。
【0022】なお、ここで、前回測定時のデータテーブ
ル8Bの内容をクリアする意味は、現在測定中と前回測
定時の受信基地局の数及び電界強度レベルの値が大きく
変動するような場合に、前回測定時のデータが信頼でき
なくなるので、これをクリアする為にあり、前回測定時
から相当時間が経過した場合に、第1と第2のデータテ
ーブルの比較に基づく不良基地局の測定に信頼のない前
回測定時のデータをクリアして、比較測定を行わないよ
うにする。
【0023】交換機1は、順次不特定多数の基地局2か
ら信号を受信した後、各位置コード毎にタイムアウトを
検出する(P2)。タイムアウト検出により、各位置コ
ード毎のデータ測定終了と判断し、位置コード毎にデー
タテーブル8Aに記憶された一時記憶データと前回測定
時のデータテーブル8Bに記憶された記憶データとを比
較することにより電波の受信状況変化の判定を行う(P
11)。データテーブル8Bの記憶データがゼロクリア
されている場合は、電波の受信状況変化の判定は行わな
いものとする(P10)。
【0024】そして、P12において、特定番号を含む
信号を受信した基地局2の数が異なる場合は、その旨を
保守コンソール6へエラー出力させる(P13)。ま
た、P14において、受信電波の電界強度レベルが最も
高いもの(図3の例ではレベルA)の数が異なる場合
は、その旨を保守コンソール6へエラー出力させる(P
15)。
【0025】交換機1は、電波の受信状況変化の判定終
了後、データ測定終了の旨を保守コンソール6へ出力さ
せ(P16)、データテーブル8Aの一時記憶データの
内容をデータテーブル8Bへ移動する(P17)。
【0026】従って、上記実施例1によれば、各基地局
2に、携帯電話機から受信電界強度の測定を指示するた
めの特定番号と特定エリアを表す位置コード及び携帯電
話機3のIDを示す送信データを受信したときに、その
送信データに自局のIDと受信電界強度を加えた信号を
上記交換機1に送信する機能を備えると共に、交換機1
に、受信電界強度の測定を指示する特定番号の入力に基
づいて受信した位置コード毎の不特定多数の基地局の基
地局IDと携帯電話機のID及び基地局の受信電界強度
のデータを保守コンソールへ出力する制御手段を備えた
ことにより、携帯電話機3から特定番号を入力すること
により、特定エリアにおける不特定多数の基地局の電波
の受信状況の測定を容易にすることができるという効果
がある。
【0027】また、上記交換機1に、位置コード毎の基
地局IDと携帯機のID及び基地局毎の受信電界強度の
情報を記憶する記憶部5を備えたことにより、記憶デー
タに基づいて特定エリアにおける基地局の受信状況の変
化のチェックを可能にすることができるという効果があ
る。また、上記記憶部5に、現在測定中の位置コード毎
の基地局IDと携帯機のID及び基地局毎の受信電界強
度の情報を記憶するデータテーブル8Aと、前回測定時
の位置コード毎の基地局IDと携帯機のID及び基地局
毎の受信電界強度の情報を記憶するデータテーブル8B
とを備えると共に、上記制御手段は、第1と第2のデー
タテーブルの内容を比較することにより、位置コード毎
の電波状況のチェック及び不良基地局の判定を行うこと
により、基地局における受信状況の変化のチェックを自
動化して、不良基地局の判定を容易にすることができる
という効果がある。
【0028】また、上記制御手段は、上記携帯電話機3
から上記データテーブル8Bの内容のクリアを指示する
ための特定番号及び特定エリアを表す位置コードの情報
が送信されたときに、位置コード毎に記憶したデータテ
ーブル8Bの内容を消去することにより、前回測定時か
ら相当時間が経過し現在測定中と前回測定時の受信基地
局の数及び電界強度レベルの値が大きく変動するような
場合に、データテーブルの比較に基づく不良基地局の測
定に信頼のない前回測定時のデータをクリアして比較測
定を行わないようにし、誤った判定がなされるのを阻止
することができるという効果がある。
【0029】実施例2.上記実施例1は、特定エリアに
おける電波の受信状況の変化を知るためのものである
が、基地局2が使用中であったり、不具合がある場合は
携帯電話機3からの信号を受信できないことも考えられ
る。この時、携帯電話機3から特定番号、特定エリアを
表す位置コード及び基地局2を指定する番号を入力する
ことにより、これを受信した基地局2が指定した基地局
と同一である場合に限り、基地局ID、携帯電話機のI
D、及び基地局の受信電界強度レベルを含む情報を交換
機1に送信するようにする。このようにすることによ
り、特定エリアに対応した特定基地局の受信電界強度の
変化や不良の判定が可能となり、電波の受信状況変化の
測定精度を高めることができる。
【0030】実施例3.また、事業所用コードレスシス
テムの導入時に、基地局2を仮設置し、上記実施例1と
同様にして測定データを得ることにより、基地局2の配
置や数量の適正化を図るためのデータを容易に得ること
ができ、データ測定及び資料作成のための作業時間短縮
が期待できる。
【0031】実施例4.また、上記実施例1ないし3
は、事業所用コードレスシステムにおける利用について
示したものであるが、PHS等小ゾーン方式の無線を用
いた公衆網サービスにおいても同様の効果を得ることが
できる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明の無線通信装置
によれば、各基地局に、携帯電話機から受信電界強度の
測定を指示するための特定番号と特定エリアを表す位置
コード及び携帯電話機のIDを示す送信データを受信し
たときに、その送信データに自局のIDと受信電界強度
を加えた信号を上記交換機に送信する機能を備えると共
に、交換機に、受信電界強度の測定を指示する特定番号
の入力に基づいて受信した位置コード毎の不特定多数の
基地局の基地局IDと携帯電話機のID及び基地局の受
信電界強度のデータを保守コンソールへ出力する制御手
段を備えたことにより、携帯電話機から特定番号を入力
することにより、特定エリアにおける不特定多数の基地
局の電波の受信状況の測定を容易にすることができると
いう効果がある。
【0033】また、上記交換機に、位置コード毎の基地
局IDと携帯機のID及び基地局毎の受信電界強度の情
報を記憶する記憶部を備えたことにより、記憶データに
基づいて特定エリアにおける基地局の受信状況の変化の
チェックを可能にすることができるという効果がある。
【0034】また、上記記憶部に、現在測定中の位置コ
ード毎の基地局IDと携帯機のID及び基地局毎の受信
電界強度の情報を記憶する第1のデータテーブルと、前
回測定時の位置コード毎の基地局IDと携帯機のID及
び基地局毎の受信電界強度の情報を記憶する第2のデー
タテーブルとを備えると共に、上記制御手段は、第1と
第2のデータテーブルの内容を比較することにより、位
置コード毎の電波状況のチェック及び不良基地局の判定
を行うことにより、基地局における受信状況の変化のチ
ェックを自動化して、不良基地局の判定を容易にするこ
とができるという効果がある。
【0035】また、上記制御手段は、上記携帯電話機か
ら上記第2のデータテーブルの内容のクリアを指示する
ための特定番号及び特定エリアを表す位置コードの情報
が送信されたときに、位置コード毎に記憶した上記第2
のデータテーブルの内容を消去することにより、前回測
定時から相当時間が経過し現在測定中と前回測定時の受
信基地局の数及び電界強度レベルの値が大きく変動する
ような場合に、第1と第2のデータテーブルの比較に基
づく不良基地局の測定に信頼のない前回測定時のデータ
をクリアして比較測定を行わないようにし、誤った判定
がなされるのを阻止することができるという効果があ
る。
【0036】さらに、上記基地局は、携帯電話機から特
定番号と特定エリアを表す位置コード及び基地局を指定
する番号が送信されたときに、該基地局の指定番号が自
局と一致する場合に、基地局IDと上記携帯電話機のI
D及び基地局の受信電界強度の情報を上記交換機の保守
コンソールへ出力することにより、特定基地局の受信電
界強度の測定を可能にすることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による無線通信装置を示
す概略構成図である。
【図2】 この発明の一実施例による携帯電話機−基地
局間、基地局−交換機間のデータフォーマットを示すイ
メージ図である。
【図3】 この発明の一実施例による交換機1内記憶部
5に備えられるデータテーブル8Aと8Bの内容を説明
するイメージ図である。
【図4】 この発明の一実施例による交換機1内制御部
4の制御動作を示すフローチャートである。
【図5】 従来の無線通信装置の構成図である。
【符号の説明】
1 交換機、2 基地局、3 携帯電話機、4 制御
部、5 記憶部、6 保守コンソール、8A、8B デ
ータテーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−336564(JP,A) 特開 平8−37488(JP,A) 特開 平8−223105(JP,A) 特開 昭56−44287(JP,A) 特開 昭48−84504(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機に接続された複数の基地局と、所
    定のサービスエリア内を移動して上記各基地局を介して
    無線通信が可能な携帯電話機とを備えた無線通信装置に
    おいて、上記各基地局に、上記携帯電話機から受信電界
    強度の測定を指示するための特定番号と特定エリアを表
    す位置コード及び携帯電話機のIDを示す送信データを
    受信したときに、その送信データに自局のIDと受信電
    界強度を加えた信号を上記交換機に送信する機能を備え
    ると共に、上記交換機に、受信電界強度の測定を指示す
    る特定番号の入力に基づいて受信した位置コード毎の不
    特定多数の基地局の基地局IDと携帯電話機のID及び
    基地局の受信電界強度のデータを保守コンソールへ出力
    する制御手段を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 上記交換機に、位置コード毎の基地局I
    Dと携帯機のID及び基地局毎の受信電界強度の情報を
    記憶する記憶部を備えたことを特徴とする請求項1記載
    の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶部に、現在測定中の位置コード
    毎の基地局IDと携帯機のID及び基地局毎の受信電界
    強度の情報を記憶する第1のデータテーブルと、前回測
    定時の位置コード毎の基地局IDと携帯機のID及び基
    地局毎の受信電界強度の情報を記憶する第2のデータテ
    ーブルとを備えると共に、上記制御手段は、第1と第2
    のデータテーブルの内容を比較することにより、位置コ
    ード毎の電波状況のチェック及び不良基地局の判定を行
    うことを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記携帯電話機から上
    記第2のデータテーブルの内容のクリアを指示するため
    の特定番号及び特定エリアを表す位置コードの情報が送
    信されたときに、位置コード毎に記憶した上記第2のデ
    ータテーブルの内容を消去することを特徴とする請求項
    3記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 上記基地局は、携帯電話機から特定番号
    と特定エリアを表す位置コード及び基地局を指定する番
    号が送信されたときに、該基地局の指定番号が自局と一
    致する場合に、基地局IDと上記携帯電話機のID及び
    基地局の受信電界強度の情報を上記交換機の保守コンソ
    ールへ出力することを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれかに記載の無線通信装置。
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