JP2565896B2 - 移動通信システムの位置登録方式 - Google Patents

移動通信システムの位置登録方式

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JP2565896B2 JP62092288A JP9228887A JP2565896B2 JP 2565896 B2 JP2565896 B2 JP 2565896B2 JP 62092288 A JP62092288 A JP 62092288A JP 9228887 A JP9228887 A JP 9228887A JP 2565896 B2 JP2565896 B2 JP 2565896B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば事業所やオフィスにおいて構内交換
機と組合わせて構成される移動通信システムに係わり、
特に各移動無線機の位置を構内交換機に登録するための
位置登録方式に関する。
(従来の技術) 従来、構内交換機を使用した移動通信システムとして
例えば次のようなものがある。第7図はその概略構成を
示すもので、このシステムは複数の局線11〜1nを介して
加入電話網に接続される構内交換機2と、この構内交換
機2に対しそれぞれ内線31〜3mを介して接続される複数
の固定無線機41〜4mと、これらの固定無線機41〜4mに対
しそれぞれ無線回線を介して接続される複数の移動無線
機61〜6nとから構成される。
このような構成において、例えば加入電話網から局線
11に着信が発生すると、構内交換機2により先ず上記局
線11に対応する移動無線機61が存在する無線ゾーン51の
固定無線機41が選択的に起動され、この固定無線機41へ
内線31を介して着信信号が出力される。そうすると、こ
の固定無線機41から移動無線機61に対し無線回線の制御
チャネルを介して着信信号が送出され、この結果移動無
線機61に着信が通知されて例えばサウンダから鳴音が出
力されることにより利用者に着信の発生が報知される。
これに対し、利用者が例えばハンドセットを取上げるこ
とにより応答すると、移動無線機61から応答信号が上記
固定無線機41および内線31を介して構内交換機2に返送
され、この結果構内交換機2により内線31と局線11との
間が接続されて以後移動無線機61は発呼側の電話機と通
話可能となる。
一方、利用者が発呼するために移動無線機61をオフフ
ックした場合には、移動無線機61から発信信号が発生さ
れて制御チャネル、固定無線機41および内線31を介して
構内交換機2に送られる。そうすると、構内交換機2に
より内線31と局線11との間が接続され、以後移動無線機
61からのダイヤル信号の送出が可能となる。そして、利
用者が移動無線機61で所望の通話相手の電話番号を入力
すると、この電話番号に対応するダイヤル信号が固定無
線機41を介して構内交換機2に送られ、この構内交換機
2により移動無線機相互間または加入電話網を介して外
線の電話機との間が接続され、以後通話が可能となる。
ところで、この種のシステムの最大の特徴は各移動無
線機61〜6nを各固定無線機41〜4mの全無線ゾーン51〜5m
内で自由に移動させることができる点であるが、移動無
線機61〜6nがどの無線ゾーン51〜5mに存在していても接
続を可能とするには、少なくとも構内交換機2が各移動
無線機61〜6nの存在位置を常に把握しておく必要があ
る。そこで従来では、例えば次のように各移動無線機61
〜6nの位置登録を行なっている。すなわち、待機時に各
固定無線機41〜4mから定期的(例えば10分置き)に位置
報知信号を送出し、各移動無線機61〜6nでそれぞれ上記
各位置報知信号のうちどの位置報知信号が受信されるか
を検出する。ここで、上記位置報知信号は例えば第8図
に示す如く報知信号であることを示す情報(報知コー
ド)の後に発信元の固定無線機41〜4mの識別情報(IDコ
ード)および付加情報を配置したものから構成される。
このため、各移動無線機61〜6nは報知コードを識別する
ことにより位置報知信号であることを検出し、かつ固定
無線機41〜4mのIDコードから自機の位置、つまりどの固
定無線機41〜4mの無線ゾーン51〜5mに存在しているかを
認識することができる。そうして自機の位置を検出する
と移動無線機61〜6nは、この位置を表わす情報、つまり
固定無線機41〜4mのIDコードを発信元の固定無線機41〜
4mを介して構内交換機2へ伝え登録させる。したがっ
て、構内交換機2は常に各移動無線機61〜6nの位置を把
握しておくことができ、この結果例えば第7図の情報で
移動無線機41に対し着信が発生したとすれば、この移動
無線機61の位置を上記登録されている位置情報により確
認して移動無線機41が存在する無線ゾーン51の固定無線
機41を起動して着信信号を送出することができる。
ところが、このような従来の位置登録方式は次のよう
な問題点を有していた。すなわち、トラヒックが大きい
固定無線機の無線ゾーンでは各種接続制御によって制御
チャネルが使用されることが多いため、固定無線機が位
置報知信号を欠かさずに定期的に送出することが困難と
なる。そうすると、移動無線機の位置検出および構内交
換機への位置登録が定期的に確実に行なえなくなり、こ
の結果構内交換機2は例えば移動無線機61〜6nが他の無
線ゾーンに移動してもまだ移動していないものと誤判断
する恐れがあり、システムの動作信頼性を低下させるこ
とがあった。また、これを解消するために位置報知信号
の送出周期を短縮して頻繁に位置検出および位置登録を
行なうことも考えられているが、このようにすると位置
報知信号の送出中に着信や発信が発生してこれにより接
続制御を行なえなくなる確率が高くなり、この結果本来
の接続制御動作に支障を来たすことがあり極めて好まし
くなかった。
さらに従来の方式は、移動無線機において位置登録後
に一定期間だけこの位置登録を行なった固定無線機から
の位置報知信号の再受信チェックを行なっている。この
ため、もし仮に上記再受信チェック期間中に、位置登録
を行なった固定無線機から例えば他の移動無線機に対す
る接続制御のために位置報知信号が到来せず、代わりに
無線ゾーンが隣接する他の固定無線機から位置報知信号
が到来したとすると、移動無線機は実際には位置が移動
していないにも拘らず位置が移動したものと判断して登
録位置の変更制御を行なってしまう。このため、不要な
位置登録制御のために制御チャネルが使用されることに
なり、これにより本来の接続制御が阻害される不具合が
あった。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように従来の位置登録方式は、位置登録用に無
駄に制御チャネルが占有されるために本来の接続制御に
悪影響を及ぼすという問題点を有するもので、本発明は
この点に着目し、移動無線機の位置検出チャンスを増加
させて位置登録精度を高め、かつ不要な制御チャネルの
使用を低減して接続制御をより確実に行ない得る移動通
信システムの位置登録方式を提供しようとするものであ
る。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、有線回線を介して通信網に接続される構内
交換機と、この構内交換機に各々内線を介して接続され
る複数の固定無線機と、これらの固定無線機に対し無線
回線を介して選択的に接続される複数の移動無線機とか
ら構成される移動通信システムにおいて、第1図に示す
如く上記移動無線機に、所定の検出期間ごとに、各固定
無線機から定期的に到来する位置報知信号およびこの位
置報知信号とは別に不定期に到来する他の移動無線機宛
ての接続制御信号をそれぞれ受信し、これらの位置報知
信号および接続制御信号が受信されるごとに当該信号に
挿入されている送出元の固定無線機の識別情報から自機
の位置を検出する位置検出手段Aと、上記所定の検出期
間が経過するごとに、上記位置検出手段Aにより検出さ
れた自機の位置を基に、自機が現在登録中の位置から移
動したか否かを判定する判定手段と、この判定手段によ
り自機が移動したと判定された場合にのみ、位置登録手
段Bにより、上記位置検出手段で検出された自機の位置
を送出元の固定無線機を介して構内交換機に伝え登録さ
せるようにしたものである。
(作用) この結果、本発明によれば次のような各種作用が呈せ
られる。
移動無線機では、固定無線機から定期的に送信され
る位置報知信号が受信されたときばかりでなく、不定期
に送信される他の移動無線機宛の接続制御信号が受信さ
れたときにも、この受信信号に挿入されている固定無線
機の識別信号から自機の位置がそれぞれ検出され、これ
らの検出位置をもとに自機が移動したか否かが判定され
て、その判定結果を基に位置登録が行なわれる。したが
って、位置報知信号のみに頼っていた従来の方式に比べ
て、自機の位置を検出するチャンスが増加し、これによ
りトラヒックの増大により位置報知信号が到来しなかっ
た場合でも自機の位置を確実に検出して位置登録を行な
うことができる。
特に、位置報知信号と接続制御信号とを併用すること
により次のような利点がある。すなわち、一般にトラヒ
ックが増加すると位置報知信号の送出機会が失われがち
になるが、逆に接続制御信号の送出頻度は高くなる。一
方、トラヒックが低くなると接続制御信号の送出機会は
減少するが、位置報知信号の送出機会は確実に保持され
ることになる。このような関係から、移動無線機ではト
ラヒックに係わりなく常に安定した頻度で自機の位置の
検出を行なうことが可能となり、これにより信頼性の高
い位置登録を実現できる。
自機が移動したか否かの判定が、所定期間ごとにそ
の期間内に受信された位置報知信号および接続制御信号
から各々検出した自機の位置をもとに行なわれる。すな
わち、信号が一つ受信されるごとに自機の移動の有無が
判定されるのではなく、所定期間内に受信された位置報
知信号および接続制御信号より検出した位置を総合して
自機の移動の有無が判定される。したがって、誤った判
定が行なわれ難くなり、これにより判定精度を高めて信
頼性の高い位置登録を行なうことができる。
上記したように所定期間ごとに自機の移動の有無が
判定され、しかもこの判定により自機が移動したと判定
された場合にのみ交換機に対する位置登録手順が実行さ
れる。このため、真に位置登録が必要なときのみ位置登
録手順が実行されることになり、これにより制御チャネ
ルが無駄に使用されることがなくなって接続制御に悪影
響が生じないようにすることができる。
(実施例) 第2図は、本発明の一実施例における位置登録方式を
適用した移動無線機の構成を示すものである。この移動
無線機は、固定無線機との間で送信アンテナ81および受
信アンテナ83を介して信号の送受信を行なう送信部82お
よび受信部84と、これら送信部および受信部82,84の送
受信チャネルを指定するシンセサイザ部85と、受話器87
aおよび送話器87bを収容したハンドセット87が接続され
る制御部86とから構成される。このうち制御部86は、例
えばマイクロコンピュータを主制御回路として有するも
ので、第3図に示す如く接続制御手段86aに加えて、位
置検出手段86aと位置登録制御手段86bとを備えている。
接続制御手段86aは、着信および発信時等に固定無線機
との間で所定の接続制御を行なう。位置検出手段86a
は、固定無線機から送出される位置報知信号および接続
制御信号が受信されたとき、これらの信号に挿入されて
いる送出元の固定無線機のIDコードから自機の位置、つ
まり自機が存在する無線ゾーンを検出するものである。
また位置登録制御手段86cは、上記位置検出手段86bによ
り検出された位置が現登録位置と異なる場合に、自機が
他の無線ゾーンへ移動したものと判断して構内交換機に
対し位置登録要求信号を送出してこれまで登録されてい
た位置情報を新たな位置情報に変更させるものである。
次に、以上の構成に基づいて本実施例の位置登録方式
を説明する。各移動無線機はそれぞれ待機時に、第4図
に示す如くステップ4aでAフラッグおよびBフラッグを
それぞれ“0"にセットしたのちステップ4bでタイマをス
タートし、しかるのちステップ4cおよびステップ4dでそ
れぞれ信号の到来監視および上記タイマのタイムアウト
を監視している。
さて、この状態で固定無線機から位置報知信号または
他の移動無線機宛てに送出された接続制御信号が受信さ
れると、移動無線機の制御部86はステップ4eで上記受信
された信号に挿入されている固定無線機のIDコードを検
出する。すなわち、位置報知信号および接続制御信号に
は、それぞれ前記第8図および第5図に示す如く送信元
の固定無線機のIDコードが挿入されている。したがっ
て、移動無線機の制御部86は位置報知信号が受信された
場合にもまた接続制御信号が受信された場合にもそれぞ
れ送信元の固定無線機のIDコードを検出することができ
る。そうして固定無線機のIDコードを検出すると制御部
86は、ステップ4fに移行してここで上記新たに検出した
IDコードが自機の位置として現在登録されているIDコー
ドと一致するか否かを判定する。そして、両IDコードが
一致すれば自機は移動していないと判断してステップ4g
でAフラッグに“1"をセットし、一方一致しなければ自
機は他の固定無線機の無線ゾーンに移動したと判断して
ステップ4hでBフラッグに“1"をセットする。そして、
ステップ4dによるタイムアウトの監視に戻る。
この状態で、例えば位置報知信号の送出周期程度に設
定された時間(10〜15分)が経過してタイマがタイムア
ウトすると、移動無線機の制御部86はステップ4dからス
テップ4iに移行してここで先ずAフラッグおよびBフラ
ッグの内容を判定し、この判定結果に応じて登録位置の
変更制御を行なう。すなわち、Aフラッグが“1"でかつ
Bフラッグが“0"であれば、自機は移動していないと判
断して登録位置の変更を行なわずにそのままステップ4a
に戻り、一方Aフラッグが“0"でかつBフラッグが“1"
であれば自機は他の固定無線機の無線ゾーンに移動した
ものと判断してステップ4jに移行する。そして、このス
テップ4jで例えば第6図に示す如く登録要求コードの後
に新たな固定無線機のIDコード、自機のIDコードおよび
付加情報を配置した位置登録要求信号を作成し、この位
置登録要求信号をステップ4kで固定無線機へ送出する。
そうすると、上記位置登録要求信号は固定無線機で受信
されたのち構内交換機へ送られ、この構内交換機でそれ
まで登録されていたIDコードに代わって新たに登録され
る。つまり、移動無線機の登録位置の変更が行なわれ
る。また移動機の制御部86は、上記構内交換機への位置
登録要求信号の送出を終了すると、ステップ4lで制御部
86内メモリに記憶されている自機の位置を表わすIDコー
ドを上記新たなIDコードに書換え、しかるのち初期状態
に戻る。
このように本実施例であれば、次のような各効果を得
ることができる。
移動無線機において、固定無線機から他の移動無線
機宛てに送出される接続制御信号を受信したときにこの
接続制御信号に挿入されている送信元の固定無線機のID
コードから自機の位置を検出し、この検出の結果自機の
位置が変化した場合に構内交換機2の登録位置を新たな
位置に変更するようにしたので、自機の位置を検出する
頻度が増加し、着信や発信による接続制御によりたとえ
位置報知信号が定期的に送出されない場合でも、長時間
自機の位置検出が行なえなくなる不具合は解消され、こ
れにより従来に比べて常に新しい位置情報を構内交換機
に登録することができる。この結果、構内交換機2は移
動無線機の位置を従来に比べて正確に把握できるように
なり、これにより誤接続を行なう確率を大幅に低減する
ことができる。
固定無線機から到来する他の移動機に対する接続制
御信号により位置検出を行なうようにしたので、位置登
録後の再受信チェック期間中に、位置登録した固定無線
機から位置報知信号が到来せずに他の固定無線機から位
置報知信号が到来したとしても、この位置報知信号によ
って位置登録を行なうことがなく、これにより制御チャ
ネルの無駄な使用が防止されて接続制御に対する悪影響
を低減することができる。
位置検出の結果位置が変更された場合のみ構内交換
機2に対し位置登録要求信号を送出して位置の登録変更
を行なうようにしたので、位置検出を行なう毎に位置の
登録変更を行なう場合に比べて制御チャネルの使用頻度
を低減してこれにより制御チャネルの有効利用を図るこ
とができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、トラヒックが小さく一定時間以上連続して位置
検出を行なえない場合は、移動無線機から固定無線機に
対し位置報知信号の送出要求を行なうか、または固定無
線機が自主的に位置報知信号の送出周期を短縮して位置
検出頻度を増加させるようにしてもよい。その他、位置
検出手段および位置登録手段の構成や動作手順、動作内
容等についても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば次のような効果が
奏せられる。
移動無線機において、所定の検出期間ごとに、各固
定無線機から定期的に到来する位置報知信号および不定
期に到来する他の移動無線機宛ての接続制御信号をそれ
ぞれ受信し、これらの位置報知信号および接続制御信号
が受信されるごとに当該信号に挿入されている送出元の
固定無線機の識別情報から自機の位置を検出し、この検
出結果を基に自機が移動したか否かを判定して位置登録
を行なうようにしている。
したがって、移動無線機では、固定無線機から定期的
に送信される位置報知信号が受信されたときばかりでな
く、不定期に送信される他の移動無線機宛の接続制御信
号が受信されたときにも、これらの受信信号に挿入され
ている固定無線機の識別信号から自機の位置がそれぞれ
検出され、これらの検出位置をもとに自機が移動したか
否かが判定されて、その判定結果を基に位置登録が行な
われる。したがって、位置報知信号のみに頼っていた従
来の方式に比べて、自機の位置を検出するチャンスが増
加し、これによりトラヒックの増大により位置報知信号
が到来しなかった場合でも自機の位置を確実に検出して
位置登録を行なうことができる。
所定期間内に受信された位置報知信号および接続制
御信号からそれぞれ自機の位置を検出してこれを保持し
ておき、上記所定期間が経過した時点で上記保持してお
いた各検出位置を基に自機が登録中の位置から移動した
か否かを判定するようにしている。
したがって、自機が移動したか否かの判定が、所定期
間ごとにその期間内に受信された位置報知信号および接
続制御信号から各々検出した自機の位置をもとに行なわ
れる。すなわち、信号が一つ受信されるごとに自機の移
動の有無が判定されるのではなく、所定期間内に受信さ
れた位置報知信号および接続制御信号より検出した位置
を総合して自機の移動の有無が判定される。したがっ
て、誤った判定が行なわれ難くなり、これにより判定精
度を高めて信頼性の高い位置登録を行なうことができ
る。
所定期間が経過するごとに自機の移動の有無を判定
し、かつこの判定により自機が移動したと判定された場
合にのみ交換機に対する位置登録を行なうようにしてい
る。
したがって、真に位置登録が必要なときにのみ位置登
録手順が実行されることになり、これにより制御チャネ
ルが無駄に使用されることがなくなって接続制御に悪影
響が生じないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の位置登録方式を示す機能ブロック図、
第2図乃至第6図は本発明の一実施例における位置登録
方式を説明するためのもので、第2図は同方式を適用し
た移動無線機の回路ブロック図、第3図は同無線機の制
御部の機能を示す機能ブロック図、第4図は同制御部の
制御手順および制御内容を示すフローチャート、第5図
は接続制御信号の構成を示す模式図、第6図は位置登録
要求信号の構成を示す模式図、第7図は本発明に係わる
移動通信システムの一例を示す概略構成図、第8図は位
置報知信号の構成を示す模式図である。 11〜1n……局線、2……構内交換機、31〜3m……内線、
41〜4m……固定無線機、51〜5m……固定無線機の無線ゾ
ーン、61〜6n……移動無線機、81……送信部、82……送
信アンテナ、83……受信アンテナ、84……受信部、85…
…シンセサイザ部、86……制御部、86a……接続制御手
段、86b……位置検出手段、86c……位置登録制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 倫男 日野市旭が丘3丁目1番地の1 株式会 社東芝日野工場内 (56)参考文献 特開 昭61−245696(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有線回線を介して通信網に接続される構内
    交換機と、この構内交換機に各々内線を介して接続され
    る複数の固定無線機と、これらの固定無線機に対し無線
    回線を介して選択的に接続される複数の移動無線機とか
    ら構成される移動通信システムの位置登録方式におい
    て、 前記移動無線機に、 所定の検出期間ごとに、前記各固定無線機から定期的に
    到来する位置報知信号および不定期に到来する他の移動
    無線機宛ての接続制御信号をそれぞれ受信し、これらの
    位置報知信号および接続制御信号が受信されるごとに当
    該信号に挿入されている送出元の固定無線機の識別情報
    から自機の位置を検出する位置検出手段と、 前記所定の検出期間が経過するごとに、前記位置検出手
    段により検出された自機の位置を基に、自機が現在登録
    中の位置から移動したか否かを判定するための判定手段
    と、 この判定手段により自機が移動したと判定された場合に
    のみ、前記位置検出手段により検出された自機の位置を
    前記送出元の固定無線機を介して前記構内交換機に伝え
    登録させる位置登録手段とを具備したことを特徴とする
    移動通信システムの位置登録方式。
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