JP3214478B2 - 誤り訂正復号装置 - Google Patents

誤り訂正復号装置

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JP3214478B2 JP37449598A JP37449598A JP3214478B2 JP 3214478 B2 JP3214478 B2 JP 3214478B2 JP 37449598 A JP37449598 A JP 37449598A JP 37449598 A JP37449598 A JP 37449598A JP 3214478 B2 JP3214478 B2 JP 3214478B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル信号の伝
送や再生した際に生じるビット誤りを訂正するためにイ
レージャフラグ方式を採用した誤り訂正復号装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】VTRや光ディスク等のディジタル信号
の記録再生システムにおいて、図11で示されるような
積符号がよく用いられる。これは、行方向をC1(n
1、k1)符号、列方向をC2(n2、k2)符号とし
た積符号であり、行と列でそれぞれに符号化を行って構
成しているもので、行方向の復号で訂正しきれないもの
に対して、列方向の復号で訂正を行う2重構成の復号方
式である。なお、n1,n2は符号長、k1,k2は情報符号
長を示す。
【0003】VTRや光ディスク等のディジタル信号の
再生時に生ずるエラーとしては、ランダムに発生するラ
ンダムエラーと、媒体上に傷や埃がある場合に連続した
エラーになるバーストエラー等がある。VTRや光ディ
スク等のシステムにおいて、C1符号方向で媒体に記録
再生し、まずC1訂正から行う場合には、バーストエラ
ー等の影響で訂正能力を越えるエラーが発生し、そのよ
うな際に訂正不能状態が生じる。しかし、引き続きC2
訂正を行うことで、C1訂正において訂正できなかった
シンボルに対しても訂正できるようになり、2重に符号
化された積符号は効率のよい強力な訂正方式となってい
る。ここで、シンボルとは、符号長や情報符号長の単位
を示すものである。
【0004】まず、C1訂正、C2訂正の訂正能力につ
いて説明する。それぞれの符号間最小距離をd1、d2
とすると、C1訂正では(d1−1)/2シンボルまで
の訂正が可能である。また、C2訂正でも同様に(d2
−1)/2シンボルまでの訂正が可能である。但し、C
2訂正ではイレージャフラグ(消失フラグ)による消失
情報を与えることで、(d2−1)シンボルまでの訂正
を行うことができる。
【0005】イレージャフラグとは、C1訂正において
訂正不能行、或いは、訂正不能行とNシンボル以上訂正
行(Nは1以上(d1−1)/2までの整数)の行自身
を、エラーを含むと考えられる疑わしい行として、その
情報をC2訂正時に用いるものである。
【0006】いま、d1=11とすると、C1訂正では
5エラーまで訂正が可能であるので、6エラー以上の訂
正不能行に対してイレージャフラグを立てる。或いは、
5エラー訂正は訂正能力限界までの訂正を行っているの
で、誤訂正を行う確率が高く、訂正不能行と5エラー訂
正行にイレージャフラグを立てる等して、C2訂正時
に、その疑わしい位置情報を示すイレージャフラグを用
いることで、(d2−1)シンボルまでの訂正が可能と
なる。
【0007】このような従来の技術については、特開平
7−202719の「誤り訂正符号の復号装置」におけ
る「従来の技術」の項にも記載されている。イレージャ
フラグの立て方はシステムにより異なるが、C1訂正期
間終了後に、イレージャフラグのセレクト方法により規
定される。そして、規定されたイレージャフラグはC2
訂正期間中固定化して用いられる。
【0008】また、C2訂正においては、イレージャフ
ラグの立っていないエラーシンボル数とイレージャフラ
グ数との組み合わせにより、次のような訂正を行うこと
ができる。d2=9の場合、シンボル訂正のみの4エラ
ー訂正と、イレージャフラグのみの8イレージャ訂正
と、そして双方の組み合わせによる1エラー6イレージ
ャ訂正、2エラー4イレージャ訂正、3エラー2イレー
ジャの訂正も可能である。
【0009】ここで、C2訂正におけるイレージャフラ
グの立っていないエラーの存在理由であるが、訂正不能
行にはイレージャフラグを立てるので、基本的にエラー
訂正行において誤訂正が無ければエラーは存在しない筈
である。しかし、誤訂正は確率上は存在しており、それ
によりC2訂正においてもエラー訂正が必要となってい
る。このように、C1訂正とC2訂正を組み合わせた積
符号により、効率の良い強力な訂正を行うことができ
る。
【0010】このような従来の誤り訂正復号装置につい
て図5を用いて説明する。本装置は、C1訂正を行うC
1訂正回路1と、訂正不能行およびNエラー訂正行のC
1全体における発生度数をカウントする行単位エラー数
訂正度数カウンタ2と、C1訂正全体での各行の訂正状
況を保持する行単位訂正状態記憶回路3と、行単位エラ
ー数訂正度数カウンタ2および行単位訂正状態記憶回路
3の出力によりイレージャフラグを選択するイレージャ
フラグセレクタ6と、C2訂正を行うC2訂正回路7と
で構成される。
【0011】行単位エラー数訂正度数カウンタ2は、図
7に示すように、訂正不能行検出回路10と、(d1−
1)/2エラー訂正行検出回路11,((d1−1)/
2−1)エラー訂正行検出回路12…1エラー訂正行検
出回路13と、これらの検出回路と1対1対応のカウン
タ14とで構成される。各検出回路10〜13において
それぞれの訂正状態の行が検出され、対応するカウンタ
14において、C1訂正期間中の総数がカウントされ
る。
【0012】具体例を挙げると、d1=11の場合、C
1訂正期間中に、訂正不能行、5エラー訂正行、4エラ
ー訂正行、3エラー訂正行、2エラー訂正行、1エラー
訂正行の各行が幾つあったかカウントされる。
【0013】図8は、行単位訂正状態記憶回路3の構成
を示し、図7における検出回路10〜13それぞれの出
力を表現可能なビットに変換する、検出回路10〜13
と1対1対応のビット変換回路15と、C2訂正時のイ
レージャフラグを何エラー訂正行以上に立てるかの制御
を行う上で必要となる各訂正行の結果をC1訂正1行毎
に記憶するメモリ16とで構成される。このメモリ16
は、FIFO等であってよく、またメモリ16にはどの
ような訂正状態かを示すビットが記憶されればよい。
【0014】具体的には、d1=11の場合、3ビット
が必要で、訂正不能時は”111”、5エラー訂正時
は”101”、4エラー訂正時は”100”、3エラー
訂正時は”011”、2エラー訂正時は”010”、1
エラー訂正時は”001”、0エラー時は”000”等
と異なる表現でメモリ16に書き込むものとする。
【0015】C1訂正終了後、イレージャフラグセレク
タ6は、C2訂正において、列単位で最も効率よく訂正
を行うイレージャフラグをセレクトする。このイレージ
ャフラグセレクタ6のアルゴリズムは図6に示す通りで
ある。エラー訂正を行った行には、少なからず誤訂正確
率が含まれているので、まず、図6のステップS11に
おいて、訂正不能行,(d1−1)/2エラー訂正行…
1エラー訂正行の総数が(d2−1)以下であるかのチ
ェックがされる。これらの各値は、図5の行単位エラー
数訂正度数カウンタ2に保持されており、そこから総数
を求めることができる。
【0016】ここで、総数が条件以下であれば、イレー
ジャフラグ=左記総数(ステップS16)により、ここ
での総数の行がイレージャフラグとなる。実際にC2訂
正を行う際には、行単位訂正状態記憶回路3に各行のエ
ラー訂正状態が保持されているので、列方向にシンボル
を読み出すのと同時に行単位訂正状態記憶回路3から1
エラー訂正行以上の情報が読み出されたシンボルにイレ
ージャフラグを立てることでC2訂正がされる。しか
し、ステップS11において、総数が(d2−1)を超
える値であれば次のステップS13へ進む。
【0017】次に、ステップS13において、訂正不能
行,(d1−1)/2エラー訂正行…2エラー訂正行の
総数が(d2−1)以下であるかのチェックがされる。
以降、同様にして、順次、エラー訂正行のセレクト条件
を減らしていき、(d2−1)以下になる条件を求めて
いく。そして、最終的にはステップS15の訂正不能行
+(d1−1)/2エラー訂正行の総数が(d2−1)
以下であれば、その総数を、また、(d2−1)より大
きければであれば訂正不能行のみをイレージャフラグと
することで、C2訂正を行っていく。
【0018】ここで、通常よく用いられる簡易的ではあ
るが効果的な例を挙げると、それは訂正不能行にのみイ
レージャフラグを立てる方式である。これなら、図5、
図7,図8の各回路構成は訂正不能行部のみで構成すれ
ばよく、図6のアルゴリズムも条件はステップS15だ
けとなり、きわめて簡略化することができる。また、図
8のビット変換15も訂正不能かどうかの1ヒ゛ットだけに
なり、メモリ16の記憶容量も少なく済ますことができ
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の誤り訂正復号装置では、C1訂正終了後に規定
されるイレージャフラグを、C2訂正期間中固定化して
C2訂正を行っているため、各列単位で考えた場合に最
適なイレージャフラグにはならないという問題点があ
る。
【0020】したがって、本発明の目的は、C2訂正に
おけるイレージャフラグの立て方を列単位で可変にさ
せ、最適なイレージャフラグを提供することにより、こ
れまで訂正できなかった列に対しても訂正を可能とする
ことができるようになり、更なる訂正能力の向上を図っ
た誤り訂正復号装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の本発明の誤り符号
復号装置は、上述の目的を達成するために、誤り訂正の
積符号に対し、内符号の誤り訂正後に外符号の誤り訂正
をイレージャフラグを用いて行う誤り訂正復号装置にお
いて、内符号の誤り訂正で訂正不能やnエラー訂正(n
は訂正数)の発生度数を内符号全体でカウントして記憶
し、内符号の誤り訂正の訂正単位で訂正不能或いはnエ
ラー訂正状態を記憶し、外符号の誤り訂正の各訂正単位
において内符号の誤り訂正全体におけるnシンボルエラ
ー数の各発生度数をカウントして記憶し、また、内符号
の誤り訂正全体において全シンボルにおいて訂正したか
しないかの状態を記憶しておき、外符号の誤り訂正の訂
正単位において前記各記憶内容により、最適なイレージ
ャフラグを選択するようにしたことを特徴とする。ま
た、第2の本発明の誤り符号復号装置は、誤り訂正の積
符号に対し、内符号の誤り訂正後に外符号の誤り訂正を
イレージャフラグを用いて行う誤り訂正復号装置におい
て、内符号の誤り訂正を行う内符号誤り訂正回路と、
符号の誤り訂正を行う外符号誤り訂正回路と、前記内符
号の誤り訂正において訂正不能やnシンボルエラー訂正
の発生度数を内符号全体でカウントする訂正不能及びn
エラー発生度数カウント回路と、前記内符号の誤り訂正
において訂正単位で訂正不能或いはnシンボルエラー訂
正状態を検出する訂正不能及びnエラー検出回路と、外
符号の誤り訂正の各訂正単位において内符号の誤り訂正
全体におけるnシンボルエラー数の各発生度数をカウン
トしするnエラー訂正発生度数カウント回路と、前記内
符号の誤り訂正において全シンボルにおいて訂正したか
しないかの状態を記憶するシンボル訂正状態記憶回路
と、以上の前記各記憶回路の内容により、外符号の誤り
訂正の訂正単位において最適なイレージャフラグを選択
するイレージャフラグセレクト回路とを有することを特
徴とする。さらに、本発明の誤り訂正復号装置の好まし
い実施の形態は、前記イレージャフラグは、内符号の誤
り訂正における訂正不能発生度数カウント値+(d1−
1)/2シンボルエラー発生度数カウント値+……+
(N+1)シンボルエラー発生度数カウント値+Nシン
ボルエラー発生度数カウント値(d1は内符号の誤り訂
正における符号間最小距離、Nは1以上(d1−1)/
2以下の整数)の総数が(d2−1)以下(d2は外符
号の誤り訂正における符号間最小距離)の場合はその該
当部が選択され、越える場合は内符号の誤り訂正におけ
る訂正不能発生度数カウント値+(d1−1)/2シン
ボルエラー発生度数カウント値+……+(N+1)シン
ボルエラー発生度数カウント値+Nシンボルエラー訂正
の総数が(d2−1)以下の場合はその該当部が選択さ
れ、更に越える場合はNを1インクリメントし、前記2
式を同じ順で同様に比較しセレクトし、最終的に内符号
の誤り訂正における訂正不能発生度数カウント値+(d
1−1)/2エラー訂正シンボルの総数が(d2−1)
を越える場合は、内符号の誤り訂正における訂正不能部
選択されることを特徴とする。さらに、第2の本発明
の好ましい実施の形態は、前記外符号の誤り訂正におい
て訂正単位で前記イレージャフラグを可変することを特
徴とする。また、第2の本発明の誤り訂正復号装置は、
誤り訂正の積符号に対し、内符号の誤り訂正後に外符号
の誤り訂正をイレージャフラグを用いて行う誤り訂正復
号装置において、内符号の誤り訂正を行う内符号誤り訂
正回路と、外符号の誤り訂正を行う外符号誤り訂正回路
と、前記内符号の誤り訂正において訂正不能と(d1−
1)/2シンボルエラー訂正の発生度数を内符号全体で
カウントする訂正不能及び(d1−1)/2シンボルエ
ラー発生度数カウント回路と、前記内符号の誤り訂正に
おいて訂正単位で訂正不能或いは(d1−1)/2シン
ボルエラー訂正状態を検出する訂正不能及び(d1−
1)/2シンボルエラー検出回路と、外符号の誤り訂正
の各訂正単位において内符号の誤り訂正全体における
(d1−1)/2シンボルエラー数の各発生度数をカウ
ントしする(d1−1)/2シンボルエラー訂正発生度
数カウント回路と、前記内符号の誤り訂正において全シ
ンボルにおいて訂正したかしないかの状態を記憶するシ
ンボル訂正状態記憶回路と、以上の前記各記憶回路の内
容により、外符号の誤り訂正の訂正単位において最適な
イレージャフラグを選択するイレージャフラグセレクト
回路とを有することを特徴とする。さらに、本発明の誤
り訂正復号装置の好ましい実施の形態は、前記イレージ
ャフラグは、内符号の誤り訂正における訂正不能+(d
1−1)/2シンボルエラ ー訂正の総数が(d2−1)
以下の場合にはその該当部が選択され、越える場合には
訂正不能+(d1−1)/2シンボルエラー訂正の総数
が(d2−1)以下の場合はその該当部が選択され、更
に越える場合は訂正不能部が選択されることを特徴とす
る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について述べ
る前に、本発明の技術的背景を説明する。C1訂正にお
ける符号間最小距離をd1、C2訂正における符号間最
小距離をd2として積符号を構成し、例えばd2=9と
した場合には、前述のように、C2訂正において、4エ
ラー0イレージャ訂正、3エラー2イレージャ訂正、2
エラー4イレージャ訂正、1エラー6イレージャ訂正、
0エラー8イレージャ訂正の各訂正が可能である。
【0023】次に、d1=11とした場合、C1訂正に
おいては5エラーまでの訂正が可能である。しかし、5
エラー訂正は訂正能力限界までの訂正を行っているの
で、4エラー訂正よりも誤訂正確率は高く、4エラー訂
正は3エラー訂正よりも、というよに、より多くのエラ
ー訂正を行うほど誤訂正の確率は高くなる。
【0024】ここで、イレージャフラグの立て方である
が、訂正不能行のみに立てる場合や、訂正不能行+5エ
ラー訂正行に立てる場合、訂正不能行+5エラー訂正行
+4エラー訂正行に立てる場合等がある。いずれの場合
にしても、d2=9の場合には最大で8イレージャまで
しか訂正できないので、それ以上はイレージャフラグが
立たないように制御しなければならない。
【0025】例えば、訂正不能行が4行、5エラー訂正
行が3行、4エラー訂正行が2行とした場合、イレージ
ャフラグとして立てられるのは訂正不能行の4行か、訂
正不能行の4行+5エラー訂正行の3行の計7行かにな
る。
【0026】ここで、訂正不能行が7行、5エラー訂正
行が3行の場合を考えてみる。合わせて10行あるの
で、従来のイレージャフラグとしては訂正不能行の7行
が立つことになる。しかし、5エラー訂正は訂正能力限
界までの訂正を行っており、誤訂正の確率も高い。ここ
で、5エラー訂正の3行の内、もし1行に誤訂正があっ
た場合、訂正を行ったシンボル、或いは、本来のエラー
シンボルが存在する列は1エラー7イレージャとなり訂
正不能となってしまう。ここで残ったエラーは以降のシ
ステムに伝搬することになり、映像信号や音声信号等で
は補間処理を必要してしまい、劣化が生じてしまう。
【0027】もう一度、いまの訂正不能状況を考えてみ
ると、5エラー訂正の1行に誤訂正があるわけで、その
誤訂正行が分かるか、或いは、誤訂正行中の誤訂正シン
ボルとエラーシンボルが分かれば、そこにイレージャフ
ラグを立てることで、C2訂正で0エラー8イレージャ
となり、訂正が可能となる。しかし、それを知る術はな
い。
【0028】よって、以降のシステムへのエラー伝搬を
減らす方法として、5エラー訂正行において、訂正を行
ったシンボルに対してイレージャフラグを立てることに
する。5エラー誤訂正とは、d1=11のため、実際に
は6エラー状態で訂正不能であるのにも拘わらず、5エ
ラー訂正を行い、元の符号語から距離11離れた符号語
に訂正を行ったということであり、元の符号語から見れ
ば11エラーということになる。よって、その行には訂
正を行った5シンボルと本来のエラー6シンボルが存在
していることになる。故に、訂正を行った5シンボルに
対しては、イレージャフラグを立てることで、C2訂正
において0エラー8イレージャとして訂正を行うことが
できる(図12のA列)。 但し、残りの6エラーにつ
いては処理の施しようがなく、以降のシステムにはエラ
ーフラグを伝送し、補間処理を行ってもらうことにな
る。
【0029】また、ここでは、5シンボルエラー行は3
行あるとしているので、C2訂正の同じ列に2つ以上の
エラー訂正シンボルが無いことも条件である。もし、有
った場合には0エラー9イレージャとなり、訂正不能と
なってしまう(図12のB列)。これにより、C2訂正
の同じ列に2つ以上のエラー訂正シンボルが重なってい
なければ、11シンボルのエラー中5シンボルのエラー
を救えたことになる。
【0030】さて、本発明の第1実施例について図1を
用いて説明する。これより後に説明する例は、前述と同
様、d1=11、d2=9のシステムであるものとす
る。図1において、本実施例は、C1訂正回路1と、行
単位エラー数訂正度数カウンタ2と、行単位訂正状態記
憶回路3と、列単位エラー数訂正シンボル発生度数カウ
ンタ4と、シンボル単位訂正状態記憶回路5と、イレー
ジャフラグセレクト回路6と、C2訂正回路7とで構成
される。
【0031】VTRや光ディスク等のディジタル信号に
ついて、C1訂正回路1は行単位の訂正、C2は列単位
の訂正を行う。
【0032】行単位エラー数訂正度数カウンタ2は、訂
正不能行およびNエラー訂正行(Nは1以上(d1−
1)/2以下の整数)のC1訂正全体における発生度数
をカウントし、行単位での訂正状態記憶回路3は、C1
訂正全体での各行の訂正状況を保持する。
【0033】この行単位エラー数訂正度数カウンタ2
は、図7に示すように、訂正不能行検出回路10と、そ
れぞれの訂正状態の行を検出する(d1−1)/2エラ
ー訂正行検出回路11,((d1−1)/2−1)エラ
ー訂正行検出回路12…1エラー訂正行検出回路13
と、C1訂正期間中におけるこれらの行検出回路10〜
13におけるエラー総数をカウントする行検出回路10
〜13と1対1対応のカウンタ14とで構成される。
【0034】上の例では、カウンタ14は、C1訂正期
間中に、訂正不能行、5エラー訂正行、4エラー訂正
行、3エラー訂正行、2エラー訂正行、1エラー訂正行
の各行が幾つあったをカウントする。
【0035】また、行単位訂正状態記憶回路3は、図8
に示すように、C2訂正時のイレージャフラグを何エラ
ー訂正行以上に立てるかの制御が必要となるので、各訂
正行の結果をC1訂正1行毎に書き込まれるFIFO等
のメモリ16と、上述の行検出回路10〜13の出力
を、どのような訂正状態かを表現可能なビットに変換
し、メモリ16に記憶させる、行検出回路10〜13と
1対1対応のビット変換回路15とで構成される。
【0036】具体的には、この場合、3ビットが必要で
あり、訂正不能時は”111”、5エラー訂正時は”1
01”、4エラー訂正時は”100”、3エラー訂正時
は”011”、2エラー訂正時は”010”、1エラー
訂正時は”001”、0エラー時は”000”等と異な
る表現でメモリに書き込むものとする。
【0037】そして、それと同時に、列単位エラー数訂
正シンボル発生度数カウンタ4は、C1訂正全体で、各
列において、各エラー数訂正シンボルの発生度数をカウ
ントし、シンボル単位訂正状態記憶回路5は、シンボル
単位での各エラー数訂正の状態を保持する。
【0038】この列単位エラー数訂正シンボル発生度数
カウンタ4は、図9に示すように、各列における各エラ
ー数訂正シンボルの状態を検出する(d1−1)/2エ
ラー訂正シンボル検出回路17,((d1−1)/2−
1)エラー訂正シンボル検出回路18…1エラー訂正シ
ンボル検出回路19と、各列における各エラー数訂正シ
ンボルの状態を検出するカウンタ20とで構成され、C
1訂正期間中におけるシンボルの総数をカウントする。
【0039】具体的には、各列において、5エラー訂正
を行ったシンボル、4エラー訂正を行ったシンボル、3
エラー訂正を行ったシンボル、2エラー訂正を行ったシ
ンボル、1エラー訂正を行ったシンボルの各総数がカウ
ントされる。
【0040】また、シンボル単位訂正状態記憶回路5
は、図10に示すように、各シンボルが何エラー訂正シ
ンボルであるかの情報が必要となるので、シンボル訂正
を行う毎にその状態が書き込まれる、シンボルと同じア
ドレスを有するSRAM等のメモリ22と、上述のエラ
ー訂正シンボル検出回路17〜19の出力を、どのよう
なエラー訂正を行ったかを表現可能なビットに変換し、
メモリ22に記憶させる、エラー訂正シンボル検出回路
17〜19と1対1対応のビット変換回路21とで構成
される。
【0041】具体的には、この場合、3ビットが必要で
あり、5エラー訂正時”は101”、4エラー訂正時
は”100”、3エラー訂正時は”011”、2エラー
訂正時は”010”、1エラー訂正時は”001”等と
異なる表現でメモリ22に書き込むものとする。この場
合、シンボルのビット幅+3ビット分のデータ幅を持っ
たメモリを流用すれば、新規にメモリの追加を行う必要
性はない。
【0042】次に、C1訂正終了後、イレージャフラグ
セレクタ6で、C2訂正の列単位において、最も効率よ
く訂正を行うイレージャフラグがセレクトされる。この
イレージャフラグセレクタ6のアルゴリズムは図3の通
りである。エラー訂正を行った行には少なからず誤訂正
確率は含まれているので、まず、ステップS11におい
て、訂正不能行+(d1−1)/2エラー訂正行+……
+2エラー訂正行+1エラー訂正行の総数が(d2−
1)以下であるかのチェックがされる。これらの各値
は、図1の行単位エラー数訂正度数カウンタ2に保持さ
れており、そこから総数を求めることができる。ここ
で、総数が(d2−1)以下であれば、イレージャフラ
グ=左記総数(ステップS16)により、ここでの総数
の行がイレージャフラグとなる。
【0043】実際にC2訂正を行う際には、行単位訂正
状態記憶回路3に各行のエラー訂正状態が保持されてい
るので、列方向にシンボルを読み出すのと同時に行単位
訂正状態記憶回路3から1エラー訂正行以上の情報が読
み出されたシンボルにイレージャフラグを立てることで
C2訂正がされる。しかし、ステップS11での総数が
(d2−1)を超える値であれば次のステップS12へ
進む。
【0044】次に、ステップS12において、訂正不能
行+(d1−1)/2エラー訂正行+……+2エラー訂
正行+1エラー訂正シンボルの総数が(d2−1)以下
であるかのチェックがされる。ここでは、図6における
ように訂正不能行から2エラー訂正行までの総数ではな
く、1エラー訂正シンボルの項まで加算されている。こ
の1エラー訂正シンボルの項の値は、図1の列単位エラ
ー数訂正シンボル発生度数カウンタ4に保持されてお
り、そこから求めることができる。よって、2エラー訂
正行までの各行の総数と、1エラー訂正シンボル数との
総数が(d2−1)以下かチェックをする。以下であれ
ばこの総数がイレージャフラグになる。
【0045】実際にC2訂正する際には、行単位訂正状
態記憶回路3に各行のエラー訂正状態の値が保持されて
おり、またシンボル単位訂正状態記憶回路5に1エラー
訂正シンボルの情報が保持されているので、列方向にシ
ンボルを読み出すのと同時に、双方の記憶回路3,5か
ら2エラー訂正行以上の情報と1エラー訂正シンボルの
情報が読み出されたシンボルにイレージャフラグを立て
ることでC2訂正がされる。
【0046】しかし、ステップS12における総数が
(d2−1)を超える値であれば次のステップS13へ
進む。なお、ここでのC2訂正は、1エラー訂正シンボ
ル情報が加算されるので、2エラー訂正以上は共通して
イレージャフラグが立つが、1エラー訂正シンボルがあ
る列だけ更にイレージャフラグは立つことになる。
【0047】次に、ステップS13においては、訂正不
能行+(d1−1)/2エラー訂正行+……+2エラー
訂正行の総数が(d2−1)以下であるかのチェックが
される。以下同様に、訂正不能行+(d1−1)/2エ
ラー訂正行+……+(N+1)エラー訂正行+Nエラー
訂正行の総数と、訂正不能行+(d1−1)/2エラー
訂正行+……+(N+1)エラー訂正行+Nエラー訂正
シンボルの総数とを、交互に(d2−1)以下になる条
件を求めていく。そして、最終的にはステップS15の
訂正不能行+(d1−1)/2エラー訂正シンボルの総
数が(d2−1)以下であれば、その総数を、(d2−
1)より大きければ訂正不能行のみをイレージャフラグ
とすることで、C2訂正を行っていく。
【0048】従来では、このイレージャフラグのセレク
ト動作は、C1訂正後1回しか行っていなかったが、本
発明では、このように、C2訂正における各列単位で行
い、その時に最も多くの訂正を行うことができるイレー
ジャフラグをセレクトし、全体での訂正不能確率を下げ
るようにしたのである。次に本発明の第2の実施例につ
いて図2を用いて説明する。本実施例は、第1実施例に
おける(d1−1)/2より小さい項を省略したもので
ある。
【0049】図2に第2実施例のブロック図、また図4
に第2実施例におけるイレージャフラグセレクト回路の
アルゴリズムを示す。図2を参照すると明らかなよう
に、本実施例は、第1実施例中の訂正不能、(d1−
1)/2エラー訂正シンボル、(d1−1)/2エラー
訂正行、の3点に搾って定義し、それ以外の項は省略し
たものである。したがって、図2では、図1における行
単位エラー数訂正度数カウンタ2に代わって行単位訂正
不能・(d1−1)/2訂正度数カウンタ8が、また列
単位訂正状態記憶回路3に代わって列単位訂正不能・
(d1−1)/2訂正シンボル発生度数カウンタ9を設
けている。
【0050】さらに、図4のフローチャートにおいて
は、訂正不能行+(d1−1)/2エラー訂正行の総数
が(d2−1)以下か否かがチェックされ(ステップS
14)、以下なら、その総数がイレージャフラグに(ス
テップS16)、超える場合は、訂正不能行+(d1−
1)/2エラー訂正シンボルの総数が(d2−1)以下
か否かがチェックされ(S15)、以下なら、その総数
がイレージャフラグに(ステップS15)、超える場合
は、訂正不能行がイレージャフラグになる(ステップS
16)。そして、そのイレージャフラグに基づいてC2
訂正を行うものであり、第1実施例の最後の方のセレク
ト条件の項だけで構成されるものである。
【0051】ここで、もう一度考察してみると、(d1
−1)/2エラー訂正行をイレージャフラグとするの
は、この訂正行は最大訂正能力の訂正を行っており、誤
訂正の確率が高くなるからである。その次に誤訂正の確
率が高いのは、(最大訂正能力−1)の訂正を行ったも
のである。
【0052】しかし、この2つの誤訂正の差は、符号間
最小距離やエラーレート等にもよるが、最近のシステム
では符号間距離は以前のシステムに比べて長くなってお
り、また、エラーレートの改善方法の検討も進んでいる
ことから、10の数乗の差が生じている。そのような状
況では、敢えて最大訂正能力よりあまりに小さいエラー
訂正を行った場合の条件は、誤訂正の発生確率から考え
ても充分省略することができる。第2実施例は、このよ
うな技術的背景に鑑み、前述した3点の組み合わせのみ
で構成したものである。
【0053】また、第2実施例は訂正不能行から最大訂
正能力行迄で定義したが、もう少し範囲を広げ、訂正不
能行から第1実施例の1エラー訂正行迄の間で定義する
ことも可能である。その場合には、第2実施例よりも回
路数は増えるが、より細かい対応ができ、訂正不能確率
を減らすことが可能となる。
【0054】
【発明の効果】本発明により、発明の実施の形態の項で
具体的に説明したエラー条件の時、C2訂正の同じ列に
2つ以上のエラー訂正シンボルが重なっていなければ、
11シンボルのエラー中5シンボルのエラーを救うこと
ができるようになる。これは単純にエラー数が6/11
になっただけではない。エラー数は多くなればなる程、
影響は顕著になる。例えば、映像データでは、補間によ
ってほとんど気が付かなかった箇所が、数が増えること
により目立ち始め、視覚的に認知できるようになる。ま
た、音声信号でも、補間によってほとんど気が付かなか
った箇所が、数がふえることにより不自然に聞こえるよ
うになってくる。故に、以降のシステムへのエラー伝搬
は極力少なくしなければないならない。
【0055】本発明によれば、列単位でのイレージャフ
ラグ制御により、誤訂正により訂正できなかったシンボ
ルを救えるようになり、訂正能力の向上が図れ、また、
エラー伝搬を減らすことで、映像データや音声データ等
では劣化を抑えることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の誤り訂正復合装置の第1実施例のブ
ロック図。
【図2】 本発明の誤り訂正復号装置の第2実施例のブ
ロック図。
【図3】 本発明の第1実施例におけるイレージャフラ
グセレクタのフローチャート。
【図4】 本発明の第2実施例におけるイレージャフラ
グセレクタのフローチャート。
【図5】 従来の誤り訂正復号装置のブロック図。
【図6】 従来の誤り訂正復号装置におけるイレージャ
フラグセレクタのフローチャート。
【図7】 一般の行単位エラー数訂正度数カウンタの構
成図。
【図8】 一般の行単位訂正状態記憶回路の構成図。
【図9】 本発明における列単位エラー数訂正シンボル
発生度数カウンタの構成図。
【図10】 本発明におけるシンボル単位訂正状態記憶
回路の構成図。
【図11】 一般の積符号の構成図。
【図12】 一般のC2訂正イレージャフラグセレクタ
の例を示す図。
【符号の説明】
1 C1訂正回路 2 行単位エラー数訂正度数カウンタ 3 行単位訂正状態記憶回路 4 列単位エラー数訂正シンボル発生度数カウンタ 5 シンボル単位訂正状態記憶回路 6 イレージャフラグセレクタ 7 C2訂正回路 8 行単位訂正不能・(d1−1)/2訂正発生度数
カウンタ 9 列単位訂正不能・(d1−1)/2訂正シンボル
発生度数カウンタ 10 訂正不能行検出回路 11 (d1−1)/2エラー訂正行検出回路 12 ((d1−1)/2−1)エラー訂正行検出回路 13 1エラー訂正行検出回路 14 カウンタ 15 ビット変換回路 16 メモリ 17 (d1−1)/2エラー訂正シンボル検出回路 18 ((d1−1)/2−1)エラー訂正シンボル検
出回路 19 1エラー訂正シンボル検出回路

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誤り訂正の積符号に対し、内符号の誤り
    訂正後に外符号の誤り訂正をイレージャフラグを用いて
    行う誤り訂正復号装置において、 内符号の誤り訂正で訂正不能やnシンボルエラー訂正
    (nは訂正数)の各発生度数を内符号全体でカウントし
    て記憶し、内符号の誤り訂正の各訂正単位において訂正
    不能或いはnシンボルエラー訂正状態を記憶し、外符号
    の誤り訂正の各訂正単位において内符号の誤り訂正全体
    におけるnシンボルエラー数の各発生度数をカウントし
    て記憶し、また、内符号の誤り訂正全体において全シン
    ボルにおいて訂正したかしないかの状態を記憶してお
    き、外符号の誤り訂正の訂正単位において 前記各記憶内
    容により、最適なイレージャフラグを選択するようにし
    たことを特徴とする誤り訂正復号装置。
  2. 【請求項2】 誤り訂正の積符号に対し、内符号の誤り
    訂正後に外符号の誤り訂正をイレージャフラグを用いて
    行う誤り訂正復号装置において、内符号の誤り訂正 を行う内符号誤り訂正回路と、外符号の誤り訂正 を行う外符号誤り訂正回路と、前記内符号の誤り訂正において訂正不能やnシンボルエ
    ラー訂正(nは訂正数)の各発生度数を内符号全体で
    ウントする訂正不能及びnエラー発生度数カウント回路
    と、前記内符号の誤り訂正において訂正単位で訂正不能或い
    はnシンボルエラー訂正状態を検出する訂正不能及びn
    エラー検出回路と、 外符号の誤り訂正の各訂正単位において内符号の誤り訂
    正全体におけるnシンボルエラー数の各発生度数をカウ
    ントするnエラー訂正発生度数カウント回路と、 前記内符号の誤り訂正において全シンボルにおいて訂正
    したかしないかの状態を記憶するシンボル訂正状態記憶
    回路と、 以上の前記各記憶回路の内容により、 外符号の誤り訂正
    の訂正単位において最適なイレージャフラグを選択する
    イレージャフラグセレクト回路とを有することを特徴と
    する誤り訂正復号装置。
  3. 【請求項3】 前記イレージャフラグは、内符号の誤り
    訂正における訂正不 能発生度数カウント値+(d1−
    1)/2シンボルエラー発生度数カウント値+……+
    (N+1)シンボルエラー発生度数カウント値+Nシン
    ボルエラー発生度数カウント値(d1は内符号の誤り訂
    正における符号間最小距離、Nは1以上(d1−1)/
    2以下の整数)の総数が(d2−1)以下(d2は外符
    号の誤り訂正における符号間最小距離)の場合はその該
    当部が選択され、越える場合は内符号の誤り訂正におけ
    る訂正不能発生度数カウント値+(d1−1)/2シン
    ボルエラー発生度数カウント値+……+(N+1)シン
    ボルエラー発生度数カウント値+Nシンボルエラー訂正
    の総数が(d2−1)以下の場合はその該当部が選択さ
    れ、更に越える場合はNを1インクリメントし、前記2
    式を同じ順で同様に比較しセレクトし、最終的に内符号
    の誤り訂正における訂正不能発生度数カウント値+(d
    1−1)/2シンボルエラー訂正の総数が(d2−1)
    を越える場合は、内符号の誤り訂正における訂正不能部
    選択されることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の誤り訂正復号装置。
  4. 【請求項4】 前記外符号の誤り訂正において訂正単位
    前記イレージャフラグを可変することを特徴とする請
    求項1ないし請求項3のいずれかに記載の誤り訂正復号
    装置。
  5. 【請求項5】 誤り訂正の積符号に対し、内符号の誤り
    訂正後に外符号の誤り訂正をイレージャフラグを用いて
    行う誤り訂正復号装置において、内符号の誤り訂正を行う 内符号誤り訂正回路と、外符号の誤り訂正を行う 外符号誤り訂正回路と、前記内符号の誤り訂正において訂正不能と(d1−1)
    /2シンボルエラー訂正の発生度数を内符号全体でカウ
    ントする訂正不能及び(d1−1)/2シンボルエラー
    発生度数カウント回路と、 前記内符号の誤り訂正において訂正単位で訂正不能或い
    は(d1−1)/2シンボルエラー訂正状態を検出する
    訂正不能及び(d1−1)/2エラー検出回路と、 外符号の誤り訂正の各訂正単位において内符号の誤り訂
    正全体における(d1−1)/2シンボルエラー数の各
    発生度数をカウントしする(d1−1)/2エラー訂正
    発生度数カウント回路と、 前記内符号の誤り訂正において全シンボルにおいて訂正
    したかしないかの状態を記憶するシンボル訂正状態記憶
    回路と、 以上の前記各記憶回路の内容により、外符号の誤り訂正
    の訂正単位において最適なイレージャフラグを選択する
    イレージャフラグセレクト回路とを有することを特徴と
    する誤り訂正復号装置。
  6. 【請求項6】 前記イレージャフラグは、内符号の誤り
    訂正における訂正不能+(d1−1)/2シンボルエラ
    ー訂正の総数が(d2−1)以下の場合にはその該当部
    が選択され、越える場合には訂正不能+(d1−1)/
    2シンボルエラー訂正の総数が(d2−1)以下の場合
    はその該当部が選択され、更に越える場合は訂正不能部
    が選択されることを特徴とする請求項5記載の誤り訂正
    復号装置。
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