JP3214305B2 - 車両用走行案内装置 - Google Patents
車両用走行案内装置Info
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- JP3214305B2 JP3214305B2 JP22090695A JP22090695A JP3214305B2 JP 3214305 B2 JP3214305 B2 JP 3214305B2 JP 22090695 A JP22090695 A JP 22090695A JP 22090695 A JP22090695 A JP 22090695A JP 3214305 B2 JP3214305 B2 JP 3214305B2
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用走行案内装置
（以下、ナビ装置という）に関し、特に規格化された統
一的な道路情報源に基づいて車両の走行案内をするナビ
装置に関する。
（以下、ナビ装置という）に関し、特に規格化された統
一的な道路情報源に基づいて車両の走行案内をするナビ
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】車両の現在地から目的地までの最適経路
を表示画面の地図上に描いて走行案内をするナビ装置が
注目されている。この最適経路を決定する際には、目的
地までの各道路の渋滞や走行規制等の情報を考慮して適
宜迂回路等を選択する必要がある。
を表示画面の地図上に描いて走行案内をするナビ装置が
注目されている。この最適経路を決定する際には、目的
地までの各道路の渋滞や走行規制等の情報を考慮して適
宜迂回路等を選択する必要がある。
【０００３】そこで、近年、道路沿いに一定間隔で設け
たビーコンやＦＭ多重放送によって、走行する車両にリ
アルタイムで道路情報を送信して、目的地までの迅速な
走行経路の決定を可能とするＶＩＣＳ等のシステムの開
発が進められている。例えば、ＶＩＣＳによると、ＪＩ
Ｓで定める地域メッシュに基づいて地図エリアを分割す
るとともに、各地図エリア内の道路を所定の交差点毎に
規格化されたリンク（走行案内用リンクで、以下ＶＩＣ
Ｓリンクという）に分割してそれぞれに番号（ＩＤ）を
付し、このＶＩＣＳリンクＩＤ毎に種々の道路情報を付
加している。
たビーコンやＦＭ多重放送によって、走行する車両にリ
アルタイムで道路情報を送信して、目的地までの迅速な
走行経路の決定を可能とするＶＩＣＳ等のシステムの開
発が進められている。例えば、ＶＩＣＳによると、ＪＩ
Ｓで定める地域メッシュに基づいて地図エリアを分割す
るとともに、各地図エリア内の道路を所定の交差点毎に
規格化されたリンク（走行案内用リンクで、以下ＶＩＣ
Ｓリンクという）に分割してそれぞれに番号（ＩＤ）を
付し、このＶＩＣＳリンクＩＤ毎に種々の道路情報を付
加している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各車両に搭載
のナビ装置内で使用されるリンク（これを以下、ＥＣＵ
内リンクという）は、よりきめの細かい走行案内をする
べく、ＶＩＣＳリンクよりもさらに道路を細かく分割し
た固有のものを使用している場合が多い。したがって、
ＶＩＣＳの道路情報を利用するためにはＶＩＣＳリンク
をＥＣＵ内リンクに変換するテーブルを準備する必要が
あるが、この変換テーブルの容量は膨大であり、変換テ
ーブルをナビ装置内で如何に準備するかが問題となる。
のナビ装置内で使用されるリンク（これを以下、ＥＣＵ
内リンクという）は、よりきめの細かい走行案内をする
べく、ＶＩＣＳリンクよりもさらに道路を細かく分割し
た固有のものを使用している場合が多い。したがって、
ＶＩＣＳの道路情報を利用するためにはＶＩＣＳリンク
をＥＣＵ内リンクに変換するテーブルを準備する必要が
あるが、この変換テーブルの容量は膨大であり、変換テ
ーブルをナビ装置内で如何に準備するかが問題となる。
【０００５】本発明はこのような課題を解決するもの
で、規格化されたリンクから各車両独自のリンクへの膨
大な変換テーブルをコンパクトに準備して走行案内に使
用することが可能な車両用走行案内装置を提供すること
を目的とする。
で、規格化されたリンクから各車両独自のリンクへの膨
大な変換テーブルをコンパクトに準備して走行案内に使
用することが可能な車両用走行案内装置を提供すること
を目的とする。
【０００６】
【発明の概要】本発明の特徴によれば、規格化されたリ
ンクを自車両に固有のリンクへ変換する変換テーブルを
規格化された地図エリアに対応させて外部記憶手段
（４）に予め記憶しておき、走行案内に必要な部分の変
換テーブルを外部記憶手段（４）から内部記憶手段（１
２）へ転送して、規格化されたリンクを自車両に固有の
リンクへ変換している。
ンクを自車両に固有のリンクへ変換する変換テーブルを
規格化された地図エリアに対応させて外部記憶手段
（４）に予め記憶しておき、走行案内に必要な部分の変
換テーブルを外部記憶手段（４）から内部記憶手段（１
２）へ転送して、規格化されたリンクを自車両に固有の
リンクへ変換している。
【０００７】これにより、膨大な容量の全ての変換テー
ブルを内部記憶手段に準備する必要がないから、装置全
体がコンパクトかつ安価なものとなる。そして、外部記
憶手段として例えばＣＤＲＯＭ等を使用すればコンパク
ト化が容易であるとともに、所定の地図エリア毎に変換
テーブル用ＣＤＲＯＭ等を分けることにより、管理が容
易となる。また、規格の変更に対しても、ＣＤＲＯＭ等
の差し替えにより容易に対応することができる。
ブルを内部記憶手段に準備する必要がないから、装置全
体がコンパクトかつ安価なものとなる。そして、外部記
憶手段として例えばＣＤＲＯＭ等を使用すればコンパク
ト化が容易であるとともに、所定の地図エリア毎に変換
テーブル用ＣＤＲＯＭ等を分けることにより、管理が容
易となる。また、規格の変更に対しても、ＣＤＲＯＭ等
の差し替えにより容易に対応することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１にはナビ装置のハード構成の
概略を示す。図において、受信回路を含むＶＩＣＳ電子
制御装置（ＥＣＵ）２は、道路沿いに設置された電波ビ
ーコン３１や光ビーコン３２、あるいはＦＭ多重放送３
３より渋滞や走行規制等の道路情報を得て、これを、前
述の規格化された地図エリア（二次メッシュ）毎に所定
フォーマットのデータ（ＶＩＣＳデータ）へ加工する。
概略を示す。図において、受信回路を含むＶＩＣＳ電子
制御装置（ＥＣＵ）２は、道路沿いに設置された電波ビ
ーコン３１や光ビーコン３２、あるいはＦＭ多重放送３
３より渋滞や走行規制等の道路情報を得て、これを、前
述の規格化された地図エリア（二次メッシュ）毎に所定
フォーマットのデータ（ＶＩＣＳデータ）へ加工する。
【０００９】ナビＣＰＵ１１は、検出された車両現在地
を含む地図データを、公知の手順によって、外部のＣＤ
ＲＯＭ等から内部メモリ１２内へ読み出し、地図データ
を二次元的な表示画面データに変換して、表示装置５上
に走行案内地図として表示する。ここで、本実施形態に
おいては、外部記憶手段としてのＣＤＲＯＭ４に、所定
範囲（例えば関東地区、東海地区等）の上記二次メッシ
ュについて、ＶＩＣＳリンクをＥＣＵ内リンクヘ変換す
るための変換テーブルが予め記憶されている。
を含む地図データを、公知の手順によって、外部のＣＤ
ＲＯＭ等から内部メモリ１２内へ読み出し、地図データ
を二次元的な表示画面データに変換して、表示装置５上
に走行案内地図として表示する。ここで、本実施形態に
おいては、外部記憶手段としてのＣＤＲＯＭ４に、所定
範囲（例えば関東地区、東海地区等）の上記二次メッシ
ュについて、ＶＩＣＳリンクをＥＣＵ内リンクヘ変換す
るための変換テーブルが予め記憶されている。
【００１０】そこで、ナビＣＰＵ１１は図２に示す手順
により、ＶＩＣＳＥＣＵ２からＶＩＣＳデータを得て、
目的地への走行経路の決定等に使用する。すなわち、ナ
ビＣＰＵ１１は自車両の位置を検出すると、これを含む
互いに隣接した４つの二次メッシュについて、当該二次
メッシュの番号、および必要とする情報種別（渋滞、走
行規制等）を含んだＶＩＣＳデータ転送要求をＶＩＣＳ
ＥＣＵ２に対して発し、該当する二次メッシュのＶＩＣ
Ｓデータを入手する（図２のステップ１０１）。
により、ＶＩＣＳＥＣＵ２からＶＩＣＳデータを得て、
目的地への走行経路の決定等に使用する。すなわち、ナ
ビＣＰＵ１１は自車両の位置を検出すると、これを含む
互いに隣接した４つの二次メッシュについて、当該二次
メッシュの番号、および必要とする情報種別（渋滞、走
行規制等）を含んだＶＩＣＳデータ転送要求をＶＩＣＳ
ＥＣＵ２に対して発し、該当する二次メッシュのＶＩＣ
Ｓデータを入手する（図２のステップ１０１）。
【００１１】図３（ａ）には、上記ＶＩＣＳデータのフ
ォーマットの一例を示す。ＶＩＣＳデータは共通ヘッダ
に続いて、サブヘッダで区画された情報ブロックが置か
れている。共通ヘッダには二次メッシュ番号や、ナビＥ
ＣＵ１１から要求のあった情報種別が記述されており、
サブヘッダには当該二次メッシュに含まれるＶＩＣＳリ
ンクの道路種別（高速、一般道等）等が記述されてい
る。そして、各サブヘッダに続く各情報ブロックに、図
３（ｂ）に示すように、当該道路種別におけるＶＩＣＳ
リンク番号（ＩＤ）１から順に、例えば渋滞の程度を示
すデータが記述されている。
ォーマットの一例を示す。ＶＩＣＳデータは共通ヘッダ
に続いて、サブヘッダで区画された情報ブロックが置か
れている。共通ヘッダには二次メッシュ番号や、ナビＥ
ＣＵ１１から要求のあった情報種別が記述されており、
サブヘッダには当該二次メッシュに含まれるＶＩＣＳリ
ンクの道路種別（高速、一般道等）等が記述されてい
る。そして、各サブヘッダに続く各情報ブロックに、図
３（ｂ）に示すように、当該道路種別におけるＶＩＣＳ
リンク番号（ＩＤ）１から順に、例えば渋滞の程度を示
すデータが記述されている。
【００１２】図２のステップ１０２では、ＶＩＣＳＥＣ
Ｕ２に対して要求した二次メッシュに含まれるＶＩＣＳ
リンクについて、この部分の変換テーブルをＣＤＲＯＭ
４から内部メモリ１２上へ読み出す。そして、続くステ
ップ１０３で、上記変換テーブルを参照してＶＩＣＳリ
ンクからＥＣＵ内リンクへの変換を行う。ここで、図４
に変換テーブルの一例を示す。図において、ＶＩＣＳリ
ンクＩＤの１はＥＣＵ内リンクＩＤのａ、ｂに相当し、
ＶＩＣＳリンクＩＤのｎはＥＣＵ内リンクＩＤのｘ、
ｙ、ｚに相当している。
Ｕ２に対して要求した二次メッシュに含まれるＶＩＣＳ
リンクについて、この部分の変換テーブルをＣＤＲＯＭ
４から内部メモリ１２上へ読み出す。そして、続くステ
ップ１０３で、上記変換テーブルを参照してＶＩＣＳリ
ンクからＥＣＵ内リンクへの変換を行う。ここで、図４
に変換テーブルの一例を示す。図において、ＶＩＣＳリ
ンクＩＤの１はＥＣＵ内リンクＩＤのａ、ｂに相当し、
ＶＩＣＳリンクＩＤのｎはＥＣＵ内リンクＩＤのｘ、
ｙ、ｚに相当している。
【００１３】このようにして、各ＶＩＣＳリンクＩＤを
これに付随する道路情報データと共にＥＣＵ内リンクＩ
Ｄに変換すると、ナビＣＰＵ１１はステップ１０４で、
変換後のＥＣＵ内リンクＩＤとこれに付随する道路情報
データに基づいて目的地までの最適走行経路を計算し、
続くステップ１０５で、この最適走行経路と共に道路情
報を適宜表示装置５上に表示する。
これに付随する道路情報データと共にＥＣＵ内リンクＩ
Ｄに変換すると、ナビＣＰＵ１１はステップ１０４で、
変換後のＥＣＵ内リンクＩＤとこれに付随する道路情報
データに基づいて目的地までの最適走行経路を計算し、
続くステップ１０５で、この最適走行経路と共に道路情
報を適宜表示装置５上に表示する。
【００１４】その表示の一例を図５に示す。図におい
て、車両の現在地を示す白丸印から黒丸印で示す目的地
に至る最適走行経路が太線で表示され、この走行経路
は、道路に沿う矢印で表示された渋滞部を避けて選択さ
れている。以上のように、本実施形態においては、規格
化されたＶＩＣＳ情報を走行経路の決定等に有効に利用
することができるとともに、ＣＤＲＯＭに記憶しておい
た変換テーブルの一部のみを、車両現在地周囲の地図エ
リアにおけるＥＣＵ内リンクＩＤを得るに必要なだけ内
部メモリ上へ読み出すようにしているから、変換テーブ
ルの全てを内部メモリ上に準備しておくのに比して、装
置全体のコンパクト化が実現される。
て、車両の現在地を示す白丸印から黒丸印で示す目的地
に至る最適走行経路が太線で表示され、この走行経路
は、道路に沿う矢印で表示された渋滞部を避けて選択さ
れている。以上のように、本実施形態においては、規格
化されたＶＩＣＳ情報を走行経路の決定等に有効に利用
することができるとともに、ＣＤＲＯＭに記憶しておい
た変換テーブルの一部のみを、車両現在地周囲の地図エ
リアにおけるＥＣＵ内リンクＩＤを得るに必要なだけ内
部メモリ上へ読み出すようにしているから、変換テーブ
ルの全てを内部メモリ上に準備しておくのに比して、装
置全体のコンパクト化が実現される。
【図１】本発明の一実施形態における、車両用走行案内
装置のハード構成を示す概略ブロック図である。
装置のハード構成を示す概略ブロック図である。
【図２】本発明の一実施形態における、ナビＣＰＵの処
理フローチャートである。
理フローチャートである。
【図３】本発明の一実施形態における、ＶＩＣＳデータ
のフォーマットを示す図である。
のフォーマットを示す図である。
【図４】本発明の一実施形態における、変換テーブルの
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図５】本発明の一実施形態における、表示装置の表示
画面の概略正面図である。
画面の概略正面図である。
１…ナビＥＣＵ、１１…ナビＣＰＵ、１２…内部メモ
リ、２…ＶＩＣＳＥＣＵ、３１…電波ビーコン、３２…
光ビーコン、３３…ＦＭ多重放送、４…ＣＤＲＯＭ、５
…表示装置。
リ、２…ＶＩＣＳＥＣＵ、３１…電波ビーコン、３２…
光ビーコン、３３…ＦＭ多重放送、４…ＣＤＲＯＭ、５
…表示装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G08G 1/0969 G01C 21/00 G06F 19/00 G09B 29/10
Claims (1)
- 【請求項１】 必要数の規格化された地図エリアについ
て、当該規格化された地図エリアに含まれる規格化され
たリンクに関連する道路情報を入手する手段（１１、１
０１）と、 前記規格化されたリンクを自車両に固有のリンクへ変換
する変換テーブルを、前記規格化された地図エリアに対
応させて予め記憶した外部記憶手段（４）と、 前記必要数の規格化された地図エリアに関する部分の変
換テーブルを前記外部記憶手段（４）から内部記憶手段
（１２）へ転送する手段（１１、１０２）と、 前記内部記憶手段（１２）へ転送された前記一部の変換
テーブルにより前記必要数の規格化された地図エリアに
含まれる規格化されたリンクを自車両に固有のリンクへ
変換し、この変換された自車両に固有のリンクと前記入
手した道路情報に基づいて走行を案内する手段（１１、
１０４、１０５）とを備えることを特徴とする車両用走
行案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22090695A JP3214305B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 車両用走行案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22090695A JP3214305B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 車両用走行案内装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0962995A JPH0962995A (ja) | 1997-03-07 |
| JP3214305B2 true JP3214305B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=16758394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22090695A Expired - Lifetime JP3214305B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 車両用走行案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3214305B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5784938B2 (ja) * | 2011-03-15 | 2015-09-24 | クラリオン株式会社 | ナビゲーション装置 |
| JP5810242B2 (ja) * | 2015-07-22 | 2015-11-11 | クラリオン株式会社 | ナビゲーション装置 |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP22090695A patent/JP3214305B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0962995A (ja) | 1997-03-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |