JP3213786U - ショッピングカート用広告具およびこれを備えたショッピングカート - Google Patents

ショッピングカート用広告具およびこれを備えたショッピングカート Download PDF

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Abstract

【課題】他のショッピングカートと重ねて収納する際に邪魔にならずにショッピングカートに広告・告知媒体を着脱することができ、買い物客が広告・告知媒体を確認しながら買い物をすることができる、ショッピングカート用広告具およびこれを備えたショッピングカートを提供する。【解決手段】複数の車輪31を有する車輪部3と、車輪部の上に設けられて買い物カゴを載置するカゴ載置部4と、カゴ載置部の手前側に設けられるハンドル部5とを有するショッピングカート1に広告・告知媒体を取り付けるためのショッピングカート用広告具2であって、広告・告知媒体を収容する広告・告知媒体収容部材と、広告・告知媒体収容部材をハンドル部またはカゴ載置部のハンドル部側において左右に延びる上縁部43に回動自在に吊設させる吊設部材とを有する。【選択図】図1

Description

本考案は、広告・告知媒体をショッピングカートに取り付けるためのショッピングカート用広告具およびこれを備えたショッピングカートに関するものである。
一般に広告および告知用のチラシは、新聞の折り込みやポスティングなどによって各戸に配布されている。しかし、近年では、新聞を購読しない世帯が増え、折り込みチラシを見る機会が減っている。また、ポスティングされたチラシは読まれることなく破棄されてしまうことも多い。あるいは仮にチラシを見ていたとしても、お店で買い物をする際に、それを手に持ちながら買い物をする場合は少ない。
そこで、これまでは、店舗の入り口やレジ周りに広告用チラシやその日のお薦め品を告知するチラシを貼って、来店されたお客様にチラシを見て頂く機会を提供している。しかし、この場合もチラシを手に持って見られるものではなく、貼られている場所まで移動しなければ見られないという問題がある。また、レジに並んでいるときに近くに貼られたチラシを見て特売品の情報を知り、売り場に一度戻ってから、レジに並び直すといったこともよくある。
以上のような問題に対し、これまでにショッピングカートに特売品などの情報を掲載する考案が提案されている。
例えば、特開2012−180065号公報では、ショッピングカートにチラシなどの情報を表示するタブレット端末(カート端末)を取り付ける考案が提案されている(特許文献1)。また、実用新案登録第3188147号公報には、ショッピングカートのハンドル部に小さなチラシを取り付けることのできるショッピングカート用多機能ボードに関する考案が提案されている(特許文献2)。さらに、実開平7−2175号公報では、ショッピングカートのハンドル部に取り付けられ、チラシやクーポン券などを収容できるショッピングカート用メディアプレートに関する考案が提案されている(特許文献3)。
特開2012−180065号公報 実用新案登録第3188147号公報 実開平7−2175号公報
しかしながら、特許文献1に記載された考案においては、ショッピングカートごとに高額なタブレット端末を取り付けなければならず、設置には莫大なコストが必要になるという問題がある。また、特許文献2に記載された考案においては、チラシを取り付ける面積が小さく非常に見づらいという問題がある。
さらに、一般的なショッピングカートは、収容面積を減らすため、他のショッピングカートと重ねて収納できるようになっているが、特許文献3に記載された考案においては、メディアプレートが邪魔になってショッピングカート同士を重ね合わせることができないという問題がある。
また、広告・告知媒体としては、紙媒体の他、小さく小分けした試供品等もあるところ、従来では、試供品を配布する人が店頭に立って適宜、配付するようになっており、人手や手間がかかっている。
本考案は、以上のような問題点を解決するためになされたものであって、他のショッピングカートと重ねて収納する際に邪魔にならずにショッピングカートに広告・告知媒体を着脱することができ、買い物客が広告・告知媒体を確認しながら買い物をすることができる、ショッピングカート用広告具およびこれを備えたショッピングカートを提供することを目的としている。
本考案に係るショッピングカート用広告具は、他のショッピングカートと重ね合わせる際に邪魔にならずにショッピングカートに広告・告知媒体を取り付けるという課題を解決するために、複数の車輪を有する車輪部と、この車輪部の上に設けられて買い物カゴを載置するカゴ載置部と、このカゴ載置部の手前側に設けられるハンドル部とを有するショッピングカートに広告・告知媒体を取り付けるためのショッピングカート用広告具であって、前記広告・告知媒体を収容する広告・告知媒体収容部材と、この広告・告知媒体収容部材を前記ハンドル部または前記カゴ載置部の前記ハンドル部側において左右に延びる上縁部に回動自在に吊設させる吊設部材とを有する。
また、本考案の一態様として、ハンドル部またはカゴ載置部に対して着脱可能にするという課題を解決するために、前記吊設部材が、前記ハンドル部または前記カゴ載置部の上縁部に対して着脱可能に掛止するリング状または上下逆方向の略U字状に形成されていてもよい。
さらに、本考案の一態様として、広告・告知媒体を簡単に収容するという課題を解決するために、前記広告・告知媒体収容部材が、2枚の略矩形状板材から構成されているとともに両下縁部を閉じて前記各略矩形状板材の間に前記広告・告知媒体を挟持するように構成されていてもよい。
また、本考案の一態様として、広告・告知媒体を簡単に収容するという課題を解決するために、前記広告・告知媒体収容部材が、2枚の略矩形状板材から構成されているとともに、四辺のうちの一縁部を閉じるように連結し、他の三つの縁部に互いに着脱自在に固着する磁石を備えていてもよい。
本考案に係るショッピングカートは、他のショッピングカートと重ね合わせる際に邪魔にならずにショッピングカートに広告・告知媒体を取り付けるという課題を解決するために、前記ショッピングカート用広告具を備えたショッピングカートであって、前記ショッピングカート用広告具が前記ショッピングカートのハンドル部またはカゴ載置部のハンドル部側において左右に延びる上縁部に回動自在に吊設されている。
本考案によれば、他のショッピングカートと重ねて収納する際に邪魔にならずにショッピングカートに広告・告知媒体を着脱することができ、買い物客が広告・告知媒体を確認しながら買い物をすることができる。
本考案に係るショッピングカートの第一実施形態を示す斜視図である。 本第一実施形態のショッピングカートを他のショッピングカートと重ね合わせた状態を示す側面図である。 本第一実施形態のショッピングカート用広告具を示す正面斜視図である。 本第一実施形態のショッピングカート用広告具を示す背面斜視図である。 本第一実施形態においてショッピングカート用広告具により広告・告知媒体を見る際の使用状態図である。 本考案に係るショッピングカート用広告具の第二実施形態を示す正面斜視図である。 本第二実施形態のショッピングカートを示す斜視図である。
以下、本考案に係るショッピングカート用広告具およびこれを備えたショッピングカートの第一実施形態について図面を用いて説明する。
図1に示すように、本第一実施形態のショッピングカート用広告具2を備えたショッピングカート1は、主として、複数の車輪31を有する車輪部3と、この車輪部3の上に設けられるカゴ載置部4と、このカゴ載置部4の手前側に設けられるハンドル部5とを有する。なお、ショッピングカート1は、「ワゴン」または単に「カート」と呼ばれるこもあるが、本発明では、いずれもショッピングカートの概念に含まれるものとして説明する。
車輪部3は、移動を容易にするために設けられる複数の車輪31を有しており、本第一実施形態では、略台形状に形成されたベース部32と、このベース部32の下方に設けられた4つの車輪31とを有する。各車輪31は、左右方向へ曲がりやすくするため、ベース部32の四隅に設けられた垂直軸33を中心に軸回転可能に支持されている。なお、車輪31の数および支持方法は特に限定されるものではなく、ショッピングカート1の大きさ等に応じて適宜選択してもよい。
カゴ載置部4は、買い物カゴを載置するものであり、前記車輪部3のベース部32から上方に延出された柱部材41に対し、所定の高さ位置から前方側に設けられている。このカゴ載置部4は、前記買い物カゴを載置した状態を維持できるように上面のない箱状に形成されており、各壁面42は網目状に構成されている。また、カゴ載置部4は、図2に示すように、他のショッピングカート1におけるカゴ載置部4と重ね合わせられるように先細状に形成されているとともに、手前側の壁面42aが左右に延びる上縁部43に対し、前方向に揺動可能に吊設されている。
ハンドル部5は、ショッピングカート1を操作する際に握る部分であり、カゴ載置部4の手前側に設けられている。本第一実施形態におけるハンドル部5は、図1に示すように、前記カゴ載置部4の手前側の左右に配置される柱部材41を上方に延設させ、その上部に水平に配置したグリップ51を有する。なお、ハンドル部5の形状は特に限定されるものではなく、適宜選択してもよい。
次に、ショッピングカート用広告具2の構成について説明する。ショッピングカート用広告具2は、図3および図4に示すように、広告・告知媒体を収容する広告・告知媒体収容部材21と、この広告・告知媒体収容部材21をカゴ載置部4に吊設させる吊設部材22とを有する。
広告・告知媒体収容部材21は、図3および図4に示すように、2枚の略矩形状板材23から構成されている。各略矩形状板材23は、他のショッピングカート1のカゴ載置部4によって押された際に手前側壁面42aとともに回動できるように、前記手前側壁面42aよりも小さい寸法に形成されている。この略矩形状板材23は透明なアクリル板等からなり、挟持した広告・告知媒体を取り出さずにその記載内容を見ることができるようになっている。また、各略矩形状板材23は、その間に挟持した前記広告・告知媒体が下方へ抜け落ちないように両下縁部24が閉じられている。本第一実施形態では、透明アクリル板を一体成形することにより、2枚の透明アクリル板が下縁部24で折り返すように一体的に形成されている。さらに、一方の略矩形状板材23には、他の略矩形状板材23との間の隙間を指で開けやすくするための切り欠き25が設けられている。本第一実施形態における切り欠き25は、略矩形状板材23の左右縁部の上下略中央位置において、人間の親指の先よりも大きい円弧状に形成されている。
なお、本発明における広告・告知媒体は、ショッピングカート1を設置する店側の販売促進、またはメーカーからのタイアップなどによって、特定の商品についての効果的な広告および告知を行うための媒体であって、例えば新聞などに折り込まれるいわゆる折り込みチラシ、特定の商品の販売促進等に用いられるPOP広告、カタログおよびパンフレットなど種々の主に紙媒体に印刷された広告に関するものの他、小分けにされた洗剤や化粧品、菓子類、または小型の日用雑貨などの広告・告知媒体収容部材21に収容可能な試供品等、広告・告知可能なすべての対象物を含む概念である。
吊設部材22は、広告・告知媒体収容部材21をハンドル部5またはカゴ載置部4に吊設するためのものであり、広告・告知媒体が見やすいように、前記ハンドル部5または前記カゴ載置部4の前記ハンドル部5側において左右に延びる上縁部43に回動自在に吊設できるようになっている。本第一実施形態における吊設部材22は、前記ハンドル部5または前記カゴ載置部4の上縁部43に対して着脱可能に掛止するため、図4に示すように、上下逆方向の略U字状に形成されている。なお、吊設部材22は、上下逆方向の略U字状のものに限定されるものではなく、略C字状や後述する第二実施形態で示すリング状、あるいはチェーンなど、前記ハンドル部5または前記カゴ載置部4の上縁部43に吊設可能な部材であれば適宜選択してよい。
なお、本第一実施形態では、ショッピングカート用広告具2をショッピングカート1に着脱可能な別体として構成しているが、これに限定されるものではなく、図示しないが、ハンドル部5、またはカゴ載置部4の前記ハンドル部5側において左右に延びる上縁部43に、予め回動自在に固定されていてもよい。
次に、本第一実施形態のショッピングカート用広告具2およびこれを備えたショッピングカート1の各構成の作用について説明する。
まず、ショッピングカート用広告具2に広告・告知媒体を収容する。本第一実施形態では、略矩形状板材23の上部を広げてその隙間に広告・告知媒体を挟持させる。このとき、一方の略矩形状板材23の左右縁部に切り欠き25が形成されているため、そこに親指などをあてることで容易に広げることができる。また、狭持された広告・告知媒体は、各略矩形状板材23の両下縁部24が閉じられているため下方から抜け落ちることなく保持される。また、アクリル板などからなる略矩形状板材23では、静電気によって広告・告知媒体が略矩形状板材23の挟持面26に吸着され、保持力が高まる。
次に、広告・告知媒体を収容したショッピングカート用広告具2をショッピングカート1に取り付けるため、吊設部材22をカゴ載置部4のハンドル部5側において左右に延びる上縁部43に吊り下げる。本第一実施形態では、図1に示すように、カゴ載置部4における手前側壁面42aのハンドル部5側に広告・告知媒体収容部材21が配置されるように前記上縁部43に吊設させる。本第一実施形態における吊設部材22は、上下逆方向の略U字状に形成されているため、カゴ載置部4の上縁部43に上方から掛止できる。
なお、本第一実施形態では、予め広告・告知媒体を収容させたショッピングカート用広告具2をショッピングカート1に取り付けているが、広告・告知媒体の収容手順はこれに限定されるものではなく、ショッピングカート用広告具2をショッピングカート1に取り付けてから広告・告知媒体を収容させてもよい。また、広告・告知媒体の交換や補充をするときも同様であり、ショッピングカート1に取り付けたまま行うことができるし、一度取り外してから広告・告知媒体の交換や補充を行った後、再度ショッピングカート1に取り付けるようにしてもよい。
広告・告知媒体を見る場合は、吊設部材22を中心に下方を手前側に揺動するように回動させる。これにより、ショッピングカート用広告具2の略矩形状板材23が透明なアクリル板などで形成されているため、図5に示すように、買い物客はショッピングカート1を押す側にいる状態で、収容されている広告・告知媒体を取り出すことなく読むことができる。これにより店側は目玉商品またはメーカーとのタイアップ商品に関する情報を買い物客に対してダイレクトに伝達することができ、より効果的な広告・告知を行うことができる。一方、買い物客側としても、例えば、新聞の折り込みチラシ等を持たずに店に行った場合であっても、目玉商品などの情報をいつでも確認することができる。
ショッピングカート1を使用した後に他のショッピングカート1に重ね合わせる場合、ショッピングカート用広告具2がカゴ載置部4の手前側壁面42aと同様に回動自在に吊設されているため、図2に示すように、前記ショッピングカート用広告具2が他のショッピングカート1のカゴ載置部4によって押されると、前記手前側壁面42aとともに回動する。よって、ショッピングカート用広告具2がショッピングカート1同士を重ね合わせる際に邪魔になることがない。
以上のような本第一実施形態のショッピングカート用広告具2およびこれを備えたショッピングカート1によれば、以下の効果を得ることができる。
1.ショッピングカート1のカゴ載置部4のハンドル部5側に広告・告知媒体を取り付けることができ、購買客は広告・告知媒体を見ながら買い物をすることができる。
2.2枚の略矩形状板材23の両下縁部24は閉じられているため、広告・告知媒体を確実に保持することができる。また、前記略矩形状板材23にアクリル板などの静電気が発生しやすい材料を使用すると広告・告知媒体の保持力を高めることができる。
3.ショッピングカート用広告具2はカゴ載置部4から容易に着脱することができるため、広告・告知媒体の挟み込み作業や交換作業を容易に行うことができる。
4.ショッピングカート用広告具2は、カゴ載置部4の手前側壁面42aとともに回動することができるため、カゴ載置部4に吊設させたまま他のショッピングカート1を重ね合わせて収容することができる。
次に、本発明に係るショッピングカート用広告具およびこれを備えたショッピングカートの第二実施形態について図面を用いて説明する。なお、本第二実施形態のうち、上述した第一実施形態の構成と同等または相当する構成については、再度の説明を省略する。
本第二実施形態の広告・告知媒体収容部材21は、2枚の略矩形状板材23における四辺のうち、一縁部を閉じるように連結し、他の三つの縁部には、互いに着脱自在に固着する磁石27を備えている。具体的には、図6に示すように、四辺のうちの上縁部を閉じるように連結している。また、各略矩形状板材23における左縁部、右縁部および下縁部の三つの縁部にそれぞれ細長い板状の磁石27が異なる極(+極と−極)同士で向かい合うように設けられている。なお、磁石27は、細長い板状のものに限定されるものではなく、比較的薄いものであれば円盤状等、形状は適宜選択してもよい。
吊設部材22は、図6に示すように、ハンドル部5またはカゴ載置部4のハンドル部5側において左右に延びる上縁部43に着脱可能に掛止するために開閉可能なリング状に形成されており、本第二実施形態では、広告・告知媒体収容部材21の上端部に前記ハンドル部5のグリップ51の幅より広い間隔となる左右対称位置にそれぞれ設けられている。
次に、本第二実施形態のショッピングカート用広告具2およびこれを備えたショッピングカート1の各構成の作用について説明する。
本第二実施形態のショッピングカート用広告具2に広告・告知媒体を収容させる場合、磁石27で固着された三つの縁部をそれぞれ引き剥がし、各略矩形状板材23の間に広告・告知媒体を入れる。そして、再び前記磁石27で三つの縁部を固着させることにより、各略矩形状板材23は四辺すべてが閉じられて広告・告知媒体を狭持し、保持する。また、各略矩形状板材23の間に磁石27の厚さに応じた隙間が形成されるため、厚みや重みのあるカタログ本や洗剤等の試供品などの広告・告知媒体を収容することが可能であり、収容後は前記磁石27によって固着されるので下方から抜け落ちることはない。
ショッピングカート用広告具2は、図7に示すように、ハンドル部5に吊設される。具体的には、リング状に形成された吊設部材22をグリップ51の両端近傍に挿通させることで吊設される。
広告・告知媒体を見る場合、図7の矢印で示す方向に、吊設部材22を中心に手前から上方まで回動させる。これにより、本第二実施形態では、手前側にあるショッピングカート用広告具2に収容された広告・告知媒体の確認が容易になる。また、試供品を持ち帰る場合は、各略矩形状板材23の三つの縁部で固着されている磁石27を引き離すことで容易に広告・告知媒体収容部21から取り出すことができ、また、各磁石27を固着させることで、残りの試供品をそのまま収容させておくことができる。
他のショッピングカート1に重ねて収納する場合、広告・告知媒体を見る場合と同様に、本ショッピングカート用広告具2を吊設部材22を中心に手前から上方まで回動させるとともに、さらに前方側まで回動させておく。これにより、第一実施形態と同様に、手前側壁面42aは、他のショッピングカート1のカゴ載置部4によって押されて収納される。また、前方側まで回動させておいてショッピングカート用広告具2は手前側壁面42aに押されて逆方向に回動する。よって、ショッピングカート用広告具2をハンドル部5に吊設させたとしても前記ショッピングカート用広告具2がショッピングカート1同士を重ね合わせる際に邪魔になることがない。なお、前述した本第二実施形態のショッピングカート用広告具2は手前側から上方に回転させて収納するようになっているが、これに限らず、ショッピングカート1を収納する際の邪魔にならなければ、前方側に回転させながら収納する構成してもよい。
以上より、本第二実施形態のショッピングカート用広告具2およびこれを備えたショッピングカート1によれば、第一実施形態と同様の効果を得られるとともに、ショッピングカート用広告具2の四辺が閉じられているので、広告・告知媒体をより確実に保持することができる。
なお、本考案は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。例えば、広告・告知媒体収容部材21は、他のショッピングカート1と重ね合わせる際の衝撃による破損を回避するため、比較的柔らかい素材のビニールシート等によって構成されていてもよい。
1 ショッピングカート
2 ショッピングカート用広告具
3 車輪部
4 カゴ載置部
5 ハンドル部
21 広告・告知媒体収容部材
22 吊設部材
23 略矩形状板材
24 下縁部
25 切り欠き
26 挟持面
27 磁石
31 車輪
32 ベース部
33 垂直軸
41 柱部材
42 壁面
42a 手前側壁面
43 上縁部
51 グリップ

Claims (5)

  1. 複数の車輪を有する車輪部と、この車輪部の上に設けられて買い物カゴを載置するカゴ載置部と、このカゴ載置部の手前側に設けられるハンドル部とを有するショッピングカートに広告・告知媒体を取り付けるためのショッピングカート用広告具であって、
    前記広告・告知媒体を収容する広告・告知媒体収容部材と、この広告・告知媒体収容部材を前記ハンドル部または前記カゴ載置部の前記ハンドル部側において左右に延びる上縁部に回動自在に吊設させる吊設部材とを有する、前記ショッピングカート用広告具。
  2. 前記吊設部材が、前記ハンドル部または前記カゴ載置部の上縁部に対して着脱可能に掛止するリング状または上下逆方向の略U字状に形成されている、請求項1に記載のショッピングカート用広告具。
  3. 前記広告・告知媒体収容部材が、2枚の略矩形状板材から構成されているとともに両下縁部を閉じて前記各略矩形状板材の間に前記広告・告知媒体を挟持するように構成されている、請求項1または請求項2に記載のショッピングカート用広告具。
  4. 前記広告・告知媒体収容部材が、2枚の略矩形状板材から構成されているとともに、四辺のうちの一縁部を閉じるように連結し、他の三つの縁部に互いに着脱自在に固着する磁石を備えている、請求項1または請求項2に記載のショッピングカート用広告具。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載されたショッピングカート用広告具を備えたショッピングカートであって、前記ショッピングカート用広告具が前記ショッピングカートのハンドル部またはカゴ載置部のハンドル部側において左右に延びる上縁部に回動自在に吊設されている、前記ショッピングカート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022164160A (ja) * 2021-04-16 2022-10-27 株式会社ネクスコ・サポート新潟 車線規制用矢印表示装置

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