JP3213602B2 - 心内電位解析装置及び方法 - Google Patents

心内電位解析装置及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,コンピュータを用
いた心臓電気生理検査における心内電位解析装置及び方
法に関し,特にリエントリータイプの不整脈(心房頻
拍,心房粗動,心房細動,心室頻拍,心室細動など)の
興奮伝播経路を解析する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】不整脈は,そのメカニズムにより大きく
3種類に分類されている。それらは,異常自動能,リエ
ントリー,トリガードアクティビティーである。
【0003】異常自動能,トリガードアクティビティー
による不整脈は,ある場所から生じた興奮波が,心内を
広がって,境界に到達したり,違う経路で進んだ異なる
興奮波とぶつかったりして,最初の場所に戻ってくるこ
となく,消失してしまうような不整脈であると理解する
ことができる。逆に,リエントリーによる不整脈は,あ
る場所を通った興奮波が,心内を伝わっていって,また
同じ場所に戻ってくることによって持続する不整脈であ
ると理解することができる。
【0004】現在,心内興奮伝播の解析には,基本とし
てある時刻を開始時刻とし,この時刻からある時間経過
した時刻に興奮している場所を線でつないで,興奮がど
のように伝わったかを表現する等時線図と呼ばれる方法
が用いられている。これは,地図で用いられる等高線と
まったく同じものであり,山の山頂が不整脈の開始で,
麓に向かって興奮が伝わって行くようなイメージで理解
されるような不整脈,つまり異常自動能やトリガードア
クティビティーをメカニズムとする不整脈には有用であ
るといえる。いいかえれば,ある時刻から興奮が開始し
て,ある時刻に終わるパターンの不整脈には等時線図は
有用である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし,リエントリー
による不整脈では,興奮が回路をぐるぐる回ることで成
立するため,興奮の開始も終了も特定できない。ある時
点より前には,必ずどこかに興奮があって,前に前に追
って行くと,元いた所に戻ってきてしまうのである。無
理に開始時刻,終了時刻を設定して等時線図解析を行う
と,設定した開始時刻,終了時刻によって解析結果が異
なってしまうという不具合が生じる。図15A,15B
にその例を示す。図15A,15Bは図2の心電図に興
奮開始時刻として異なるT1,T2を設定して作図した
例である。この図から明らかなように,開始時刻が異な
ると結果も異なる。
【0006】従って,リエントリーによる不整脈の心内
興奮伝播経路を容易に推定することのできる解析技術の
確立が待ち望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】心内興奮伝播は,ある場
所の興奮が隣の場所の興奮を引き起こすため,ちょうど
波が伝わるようなものと理解することができる。水面を
伝わる波と異なるのは,一度波が通った場所はある時間
波が通ることができないということである。(心筋が興
奮したあと,不応期と呼ばれる時間があり,この時間は
興奮することができないからである。)したがって,反
射や,重なりという現象は見られない。つまり,この波
は心筋の境界,たとえば心房と静脈の境界や心房と心室
の境界に到達すると消失する。また,興奮波同士がぶっ
かるとやはり消失してしまう。興奮伝播をこのような特
徴を持った興奮波として扱うことができる。
【0008】本発明では,十分に狭い範囲では,興奮波
は直進する,と仮定して解析することで,興奮波の進行
の性質を知るようにした。直進する波の進行速度と進行
方向は,場所のわかっている異なる3つの電極を興奮波
が通過する時間を測定し,計算することで求めることが
できる。従って,本発明は,ある不整脈にとって興奮波
の進行方向が変化しないと仮定できる十分狭い範囲内に
ある電極の3点を興奮波が通過する時刻と心電図上に任
意に設定した参照時刻との時間差(以下,興奮波通過時
刻と呼ぶ)と,その3つの双極電極の位置情報に基づい
て,興奮波前面の進行方向と速度とを計算し,ベクトル
として表示することで心内興奮伝播を表現し,リエント
リーによる不整脈の心内興奮伝播経路の推定を容易にし
た。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明による心内電位解析は,心
筋興奮の測定データを解析するものである。心筋興奮の
測定はさまざまな方法があるが,例えば複数の電極を収
納した細いカテーテル電極を血管を通して心臓内部に挿
入し,心臓内で複数の電極を広げ,多点で心筋の興奮状
態を測定して記録することによって行われる。この場
合,心筋の興奮時刻と測定電極位置が対応付けられて記
録される。
【0010】図1A,1Bに64極のバスケットカテー
テルを用いた例を示す。バスケットカテーテルには,A
からHの8本の弧状の電線にそれぞれ8極の電極が装着
されており,計64極の電極が球状に位置し,相対的な
位置が固定されている。図1Aは心臓内で球状に広げら
れた電極の様子を示す。それぞれの電極は電線記号(A
−H)と電極番号(1,2,3,…,8)を組にしてA
1,A2,...,H7,H8と名付けられている。
(図1B)
【0011】ここで,電極A1とA2による双極電極に
A12と名前を付け,A12,A34,A5
6,...,H56,H78の計32組の電位差を双極
電極の位置に対応させて記録する。双極電極の位置は2
つの電極のどちらかの位置あるいはその中間点など,2
つの電極の近傍に,該2つの電極位置に関連付けて設定
された位置である。
【0012】図2はポリグラフの出力であり,32組の
双極電極によるリエントリーによる不整脈の記録例を示
す。図2の各チャンネル(A12,A34,…,H7
8)は心腔内心電図を示している。本発明では一回又は
複数回の拍動による心筋興奮を複数の測定点で測定し,
解析する。
【0013】本実施例では,解析結果を2次元平面上に
ベクトルとして表すため,3次元空間に位置を占める複
数の双極電極のそれぞれの位置を二次元平面上に変換し
ている。図3に二次元平面上に変換された双極電極の相
対的位置関係を示す座標マップの一例を示す。それぞれ
の測定の位置は,ある場所を基準とすれば,一意に決定
される。例では,各双極電極の相対的位置関係に重点を
置き,各双極電極がX,Y軸で定義される平面上にある
ものと仮定して,A12のX座標を0,Y座標を3,と
して,その他の双極電極の座標を図3のように決定して
いる。最終的な結果もこの位置関係の上に描かれる。図
3の双極電極の座標マップはプログラムにより前もって
メモリ上に登録される。
【0014】図4に本発明の解析装置により実行される
解析処理のフローチャートを示す。 ステップ1:図3に一例として示されたようにな複数の
双極電極の座標マップをメモリに登録する。
【0015】ステップ2: 図2の心電図の時間軸上に
おいて,任意に設定した参照時刻T1(またはT2)か
ら,興奮の開始までの時間を興奮波通過時刻として測定
し,本発明の解析装置に入力する。
【0016】参照時刻はどこに設定してもかまわない。
本発明では参照時刻に関係なく全く同じ結果が得られ
る。
【0017】入力された興奮波通過時刻は双極電極に対
応してメモリに記憶される。興奮波通過時刻の測定はユ
ーザーが心電図上で実測してもよいし,機械で自動的に
読み取り,入力するようにしてもよい。
【0018】ステップ3:双極電極の中から,隣り合う
双極電極3点を選択する。本実施例では,初めから場所
が確定されているため,3点は,(A12,A34,B
12),(A12,A34,B34),...という9
6の組合せがあらかじめ決定されている。
【0019】ステップ4:選択された3つの双極電極に
関し,ステップ2で入力された興奮波通過時刻から,3
点を通過した興奮波ベクトルを下記の式により求め,記
憶する。
【0020】3つの双極電極の位置を,互いに直交する
x,y,z軸で定義された直交3次元座標系にA(A
x,Ay,Az),B(Bx,By,Bz),C(C
x,Cy,Cz)と設定する。3点A,B,Cに対応し
た興奮波通過時刻をそれぞれAt,Bt,Ctとする
と,興奮波ベクトル
【0021】
【数10】 は下記の式で求められる。
【0022】
【数11】 但し,
【0023】
【数12】 である。2次元での計算も式(1)はそのまま適用でき
る。この式から3点を通過した興奮波ベクトルを求め,
興奮波,即ちベクトルの進行方向,速度を求める。
【0024】ステップ5:選択された3点で興奮波前面
の速度が変化していないと仮定できるかどうかの判定を
行う。この場合の判定基準として上限,下限の閾値とし
て所定の進行速度を設定できる。速度が変化していない
と仮定できると判断した場合,ステップ6に進む。速度
が変化していると判断された場合や電位の記録できなか
った点があれば,ステップ3に戻り,双極電極の次の組
合せを選択する。
【0025】ステップ6:選択された双極電極3点に関
連して設定された所定の点をベクトルの始点として,計
算された進行方向にベクトルをステップ1で登録された
座標マップに関連付けて表示装置上に表示する。この
時,ベクトルの大きさは,進行速度の相対値となるが,
適切な表示になるように単位長を任意に設定する。ステ
ップ5で所定の範囲外と判断されたものであっても,範
囲外であることを表示するようにしてもよい。
【0026】ベクトルの始点としては例えば選択された
3点の中心点を選んでもよいし,3点の中で興奮波通過
時刻の最も短い点を選んでもよい。3点の中心点を始点
とする場合は,中心点P(Px,Py,Pz)を下記の
式によって計算する。
【0027】
【数13】
【0028】図5に興奮波ベクトルを矢印として描く場
合の一例を示す。3点A,B,Cとして,図3のA78
(0,0),B56(1,1),A56(0,1)を選
び,At=10ms,Bt=30ms,Ct=20m
s,ベクトルの始点をA点とした場合の例を示す。
【0029】
【数14】 を式(1)に代入すると,
【0030】
【数15】 同様にνy=0.025 よって
【0031】
【数16】 となり,図示すると図5のようになる。
【0032】ステップ7:双極電極3点の組合せすべて
に対してステップ3−6の処理を行ったかどうか調べ,
NOならステップ3に戻り,YESなら解析処理を終了
する。
【0033】図6に本発明による最終表示例を示す。興
奮波ベクトルは図3の双極電極の相対的位置関係を示し
た座標マップに表示されている。矢印の短い範囲は,興
奮伝播速度が小さいことを示す。矢印の方向から,興奮
波の進行方向も明らかである。この実施例の場合,E3
4のあたりから波が広がる様子が見られる。
【0034】図6より想定される興奮伝播の経路を図7
に模式図として表現した。図7から,右房内に手術時の
切開による癖痕と思われる,興奮波が通ることのできな
い部分(二重線で示した)があり,その中で一部遅い速
度で通過できる部分(波線で示した)を通って,興奮波
が瘤痕の周りを旋回するというメカニズムが想定され
る。ここまで経路が明らかとなれば,経路のもっとも狭
い部分であるところの切開癖痕のすきまに,電極カテー
テルで高周波エネルギーを与えて,興奮波が通過できな
いように心筋を変性させる治療(カテーテル心筋焼灼術
と呼ばれる。)を行えば,この不整脈を治療することが
できることがわかる。
【0035】図8A,8B,8C及び図9は一定の周期
を持つ不整脈を解析する場合の原理を説明するための図
である。電極A12,A34,B12で測定された興奮
点をE1,E2,E3,興奮波の周期をCL(ミリ
秒),1周期後の興奮点を「′」をつけて表示する。
【0036】一定の周期を持つ不整脈を少なくとも一周
期分記録したポリグラフにおいて,任意の位置に参照時
刻を設定すると,測定された興奮波通過時刻の小さいほ
うから順に興奮が伝わるとは限らない。従って,3点の
興奮波通過時刻に補正を施す必要がある。
【0037】図8Aの場合,E1点とE2点の時間差,
及びE2点とE3点の時間差が共にCL/2未満である
なら,参照時刻に近い点E1,E2,E3の順に興奮が
伝わっていると判断し,参照時刻からの時間をそのまま
E1,E2,E3点の興奮波通過時刻として式(1)に
代入する。
【0038】図8Bの場合,参照時刻に近い順にE1,
E2,E3の興奮が見られるが,実際の興奮は,E2,
E3,E1′の順に起きていると考えられる。この場
合,E1点とE2点の時間差がCL/2以上かどうかを
調べ,CL/2以上の場合には,E1点の代わりに1周
期後のE1′点を採用し,E2,E3,E1′の3点の
興奮波通過時刻を式(1)に代入する。
【0039】図8Cの場合,参照時刻に近い順にE1,
E2,E3の興奮が見られるが,実際の興奮は,E3,
E1′,E2′の順に起きていると考えられる。この場
合,E1点とE2点の時間差及びE2点とE3点の時間
差がCL/2以上かどうかを調べ,E1点とE2点の時
間差のみがCL/2以上の場合には,E1点,E2点の
代わりに1周期後のE1′点,E2′点を採用し,E
3,E1′,E2′の3点の興奮波通過時刻を式(1)
に代入する。
【0040】図9は,上記補正を行う場合の一実施例を
フローチャートで示したものである。周期性による補正
を除き,図4のフローと基本的に同じである。
【0041】ステップ11:複数の双極電極の座標マッ
プをメモリに登録する。 ステップ12:不整脈の周期CL及び双極電極の各チャ
ンネル毎に興奮点までの興奮波通過時刻を入力する。興
奮波通過時刻は双極電極に対応して記憶される。
【0042】ステップ13:双極電極の中の隣り合う双
極電極3点を選択する。 ステップ14:図10のフローにより周期性による補正
処理を行う。図10の処理フローを説明すると,興奮波
通過時刻の早い方から順に,At,Bt,Ctとした場
合,Bt−At<CL/2且つCt−At<CL/2か
どうか調べる(ステップ31)。YESなら補正なしの
At,Bt,Ctをベクトル計算式(1)に代入する。
NOの場合,Bt−At≧CL/2かどうか調べる(ス
テップ32)。YESの場合,AtにCLを加えて新た
なAtとし(ステップ33),補正処理後のAt,B
t,Ctをベクトル計算式(1)に代入する(ステップ
34)。NOの場合,Bt−At<CL/2,Ct−B
t≧CL/2であるので,At,BtそれぞれにCLを
加えて新たなAt,Btとし(ステップ35),補正処
理後のAt,Bt,Ctをベクトル計算式(1)に代入
する(ステップ34)。
【0043】補正処理後ステップ15に進む。ステップ
15−18は図4のステップ4−7に対応しているので
説明は省略する。図11は一定の周期を持たない不整脈
を解析する場合の一実施例を示す。図中,各興奮点に示
された数値は参照時刻からの時間を表わす。
【0044】心房細動,心室細動などの様に,一定の周
期を持たない不整脈の場合,同じ場所が2度興奮する時
には,その場所を通過する興奮波の方向は異なる。従っ
て,ある時間範囲の興奮波の状況をベクトルで表現する
ためには,その時間帯のすべての興奮の時刻を測定する
必要がある。そして,すべての時刻での興奮波ベクトル
を同時に表現すれば,ベクトルが重なり,理解できなく
なる。しかし,十分短い時間,例えば100msの時間幅
を設定して興奮を観察するなら,この間に同じ場所が2
度興奮することはない。そこで,100msの時間幅の解
析ウインドウを設定してこのウインドウ内の興奮点に関
して興奮波ベクトルを求めて表示する。次に,このウイ
ンドウを例えばΔW=10msシフトして,ベクトルを求
め,表示する。このように,解析ウインドウをΔWづつ
シフトしながらそのウインドウ内のベクトルを動画的に
表示するなら,興奮波の経時的変化を表現することがで
きる。解析ウインドウの時間幅は,10−400msの間
に設定できる。好ましくは50−200msの範囲に設定
するとよい。図12は一定の周期を持たない不整脈を解
析する場合の解析フローチャートの一実施例である。解
析ウインドウに関する処理の部分を除いては,基本的に
図4のフローと同じである。
【0045】ステップ40:複数の双極電極の座標マッ
プをメモリ上に登録する。 ステップ41:トータルの解析対象領域,解析ウイドウ
幅W,解析ウインドウのシフト量ΔWを入力し,設定す
る。
【0046】ステップ42:解析対象時間内において,
双極電極の各チャンネル毎に,参照時刻から各興奮点ま
での時間を入力し,メモリにストアする。
【0047】ステップ43:解析ウインドウW内の興奮
点を探す。もし,一つの部位で複数の興奮が認められる
場合は,その中の一つを選択する。例えば,解析ウイン
ドウの開始点又は終了点に最も近いものを選択できる。
【0048】ステップ44−48は,図4のステップ3
‐7に対応するので説明は省略する。
【0049】ステップ49:1つの解析ウイドウ内での
処理をすべて終了したら解析ウインドウをΔWだけシフ
トする。
【0050】ステップ50:解析ウインドウの開始時刻
がトータルの解析対象領域の終了時刻を過ぎたかどうか
調べる。NOならステップ43に戻り,新たな解析ウイ
ンドウ内で解析処理を実行する。YESなら解析処理を
終了する。
【0051】図13に,本発明の心内電位解析装置の一
実施例のブロック図を示す。60はCPUであり,装置
全体の動作をを制御する。61は入出力インターフェイ
ス部であり,心筋測定データを外部の心筋測定装置から
受信したり,解析結果をプリンター等の外部装置に出力
したり,キーボードやマウスなどのデータ入力デバイス
との接続を可能にするものである。62は記憶部であ
り,RAMやROMを備え,図4,図9,図12に示さ
れた本発明の解析フローの各ステップを実行するプログ
ラムや,電極の座標マップや興奮波通過時刻等の入力さ
れたデータや解析途中のデータや解析結果等を記憶す
る。63はデータ入出力部であり,磁気ディスク,光デ
ィスク,光−磁気ディスク,あるいは半導体メモリなど
のデータ記録媒体に対するデータの入出力を行う。64
は興奮波ベクトル演算部であり,電極の3つの組に関す
る興奮波通過時刻と電極の座標マップの位置情報から解
析フローを実行する。65は表示装置であり,解析結果
をベクトル表示する。
【0052】尚,図4,図9,図12に示された本発明
の解析フローの各ステップを実行するプログラムはコン
ピュータにより読み取り可能な記録媒体,例えば,磁気
ディスク,光ディスク,光−磁気ディスク,あるいは半
導体メモリなどに記録されて提供可能である。この場
合,本発明の解析プログラムは,コンピュータにより読
み取り可能な記録媒体を読み取る装置を有する入出イン
ターフェイス部,CPU,メモリ,表示装置などを備え
たコンピュータにて実施できる。
【0053】実施例では,解析結果を平面上に表示する
例を示したが,図3に相当する双極電極の座標マップを
3次元空間上に設定し,解析結果を3次元的に表示する
ことも可能である。また,電極を双極電極として説明し
たが,単極電極の場合にも本発明はそのまま適応でき
る。
【0054】図14は解析結果を格納した記録媒体のデ
ータ構造図である。この記録媒体を他のコンピュータに
入れてより読み出すことで,解析結果を別の場所でも見
ることが可能になる。記録媒体としては,磁気ディス
ク,光ディスク,光−磁気ディスク,あるいは半導体メ
モリなどがある。
【0055】71は解析結果を表示させるためのプログ
ラムを読み出すコード部,72は電極の座標マップデー
タを格納しておく領域,73は計算で求められた興奮波
ベクトルデータを格納しておく領域,74はベクトルを
電極の座標マップに関連付けて表示するためのコード部
である。
【0056】
【発明の効果】本発明により,局所の興奮波の進行方
向,進行速度を示すベクトルの集合によって興奮の開始
時刻,終了時刻には全く影響されずに心内興奮伝播経路
が表現される。各興奮点の時間差に基づいて興奮波ベク
トルが計算されるため,興奮波通過時刻の測定のために
心電図上に設定した参照時刻の位置にも影響されない。
これにより,さまざまな不整脈,主にリエントリーによ
る不整脈の診断,治療が容易となる。更に本発明では,
興奮波の進行方向,進行速度がベクトルとして直接表現
されており,不整脈のメカニズムを推定することが容易
となる。
【0057】本発明は開示した実施例に限定されるもの
ではない。特許請求の範囲の精神内に入るさまざまな変
形例も本発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは,心筋興奮の測定に使用される電極の図。
Bは,図1Aの電極の配置を平面上に表した図。
【図2】双極電極による測定結果を示す図。
【図3】双極電極を平面上に表した図。
【図4】本発明による解析フローチャートの一実施例を
示す図。
【図5】興奮波ベクトルを描く様子を示した図。
【図6】図2の測定データの解析結果を示した図。
【図7】興奮伝播の経路を推定した一例を示す図。
【図8】周期性のある不整脈を解析する場合の興奮波通
過時刻に対する補正原理を説明する図。
【図9】周期性のある不整脈を解析する場合の解析フロ
ーチャートの一実施例を示す図。
【図10】補正フローチャートの一実施例を示す図。
【図11】周期性のない不整脈を解析する場合の一実施
例を示す図。
【図12】周期性のない不整脈を解析する場合の解析フ
ローチャートの一実施例を示す図。
【図13】本発明の心内電位解析装置の一実施例のブロ
ック図。
【図14】解析結果としての興奮波ベクトルの表示プロ
グラムを格納した記録媒体のデータ構造を説明するため
の図。
【図15】図2のリエントリーによる不整脈を開始時刻
を異ならせて等時線図を描いた場合の結果を示す図。
【符号の説明】
60 CPU 61 I/Oインターフェイス 62 記憶部 63 データ入出力部 64 興奮波ベクトル演算部 65 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/042 A61B 5/046 A61B 5/0464

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを利用した心内電位解析装
    置であって,該装置は,複数の電極の相対的位置関係を
    座標マップとして記憶する第1の手段と,前記複数の電
    極のうち,隣り合う3つの電極の組を複数選択する手段
    と,前記隣り合う3つの電極の複数の組の各々につい
    て,前記隣り合う3つの電極を通過した興奮波のベクト
    ルを求める手段と,求められた前記複数のベクトルを前
    記座標マップに関連付けて表示する手段と,を含むこと
    を特徴とした心内電位解析装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の心内電位解析装置において,
    前記ベクトルを求める手段は,心電図の時間軸に任意に
    設定された基準となる参照時刻から前記各電極を興奮波
    が通過するまでの興奮波通過時刻を記憶する第2の手段
    と,前記隣り合う3つの電極に関し,前記第1の手段か
    ら読み出された位置情報と前記第2の手段から読み出さ
    れた前記興奮波通過時刻とから興奮波のベクトルを求め
    る手段と,を含むことを特徴とした心内電位解析装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の心内電位解析装置において,
    前記ベクトルを求める手段は,下記の式で計算すること
    を特徴とする;互いに直交するx,y,z軸で定義され
    た直交3次元座標系に3つの電極の位置をA(Ax,A
    y,Az),B(Bx,By,Bz),C(Cx,C
    y,Cz)と設定する。前記隣り合う3つの電極におけ
    る興奮波通過時刻をそれぞれAt,Bt,Ctとする
    と,興奮波ベクトル 【数1】 は下記の式で求められる。 【数2】 但し, 【数3】
  4. 【請求項4】 請求項3の心内電位解析装置において,
    前記ベクトルを求める手段は,前記選択された3つの電
    極を興奮が実際に通過した順に対応して前記興奮波通過
    時刻At,Bt,Ctを求める手段を含む。
  5. 【請求項5】 請求項3の心内電位解析装置において,
    前記興奮波通過時刻At,Bt,Ctを求める手段は,
    不整脈が周期CLを有する場合,興奮波通過時刻の短い
    ほうから順に,At,Bt,Ctとした場合,Bt−A
    t≧CL/2且つCt−Bt<CL/2の場合,Atに
    CLを加えて新たなAtとして前記べクトル計算式に代
    入し,Bt−At<CL/2且つCt−Bt≧CL/2
    の場合,At,BtそれぞれにCLを加えて新たなA
    t,Btとして前記ベクトル計算式に代入する手段を含
    む。
  6. 【請求項6】 請求項2の心内電位解析装置において,
    前記電極の組を複数選択する手段は,所定の時間幅内の
    興奮点に対応した複数の電極から選択する手段を含む。
  7. 【請求項7】 請求項6の心内電位解析装置において,
    前記電極の組を複数選択する手段は,前記所定の時間幅
    を該所定の時間幅より短い時間をシフト量として順次シ
    フトしながら前記電極の組を選択する手段を含み,前記
    表示する手段は,前記所定の時間幅毎に,求められた前
    記複数のベクトルを順次動画的に表示する手段を含む。
  8. 【請求項8】 請求項1の心内電位解析装置において,
    前記表示する手段は,計算で求められた前記興奮波の速
    度が所定の範囲に入っているものを選択して表示する手
    段を含む。
  9. 【請求項9】 コンピュータを利用した心内電位解析方
    法であって,該方法は,複数の電極の相対的位置関係を
    座標マップとしてメモリに登録するステップと,前記複
    数の電極のうち,隣り合う3つの電極の組を複数選択す
    るステップと,前記隣り合う3つの電極の複数の組の各
    々について,前記隣り合う3つの電極を通過した興奮波
    のベクトルを求めるステップと,求められた前記複数の
    ベクトルを前記座標マップに関連付けて表示するステッ
    プと,を含むことを特徴とする心内電位解析方法。
  10. 【請求項10】 請求項9の心内電位解析方法におい
    て,前記ベクトルを求めるステップは,前記選択された
    隣り合う3つの電極の位置情報と,心電図の時間軸に任
    意に設定された基準となる参照時刻から前記選択された
    3つの電極を興奮波が通過するまでの興奮波通過時刻と
    から,前記興奮波のベクトルを求めるステップを含むこ
    とを特徴とする心内電位解析方法。
  11. 【請求項11】 請求項10の心内電位解析方法におい
    て,前記ベクトルを求めるステップは,下記の式で計算
    することを特徴とする;互いに直交するx,y,z軸で
    定義された直交3次元座標系に3つの電極の位置をA
    (Ax,Ay,Az),B(Bx,By,Bz),C
    (Cx,Cy,Cz)と設定する。前記隣り合う3つの
    電極における興奮波通過時刻をそれぞれAt,Bt,C
    tとすると,興奮波ベクトル 【数4】 は下記の式で求められる。 【数5】 但し, 【数6】
  12. 【請求項12】 請求項11の心内電位解析方法におい
    て,前記ベクトルを求めるステップは,前記選択された
    3つの電極を興奮が実際に通過した順に対応して前記興
    奮波通過時刻At,Bt,Ctを求めるステップを含
    む。
  13. 【請求項13】 請求項12の心内電位解析方法におい
    て,前記興奮波通過時刻At,Bt,Ctを求めるステ
    ップは,不整脈が周期CLを有する場合,興奮波通過時
    刻の短いほうから順に,At,Bt,Ctとした場合,
    Bt−At≧CL/2且つCt−Bt<CL/2の場
    合,AtにCLを加えて新たなAtとして前記ベクトル
    計算式に代入し,Bt−At<CL/2且つCt−Bt
    ≧CL/2の場合,At,BtそれぞれにCLを加えて
    新たなAt,Btとして前記ベクトル計算式に代入する
    ステップを含む。
  14. 【請求項14】 請求項9の心内電位解析方法におい
    て,前記電極の組を複数選択するステップは,所定の時
    間幅内の興奮点に対応した複数の電極から選択するステ
    ップを含む。
  15. 【請求項15】 請求項14の心内電位解析方法におい
    て,前記電極の組を複数選択するステップは,前記所定
    の時間幅を該所定の時間幅より短い時間をシフト量とし
    て順次シフトしながら前記電極の組を選択するステップ
    を含み,前記表示するステップは,前記所定の時間幅毎
    に,求められた前記複数のベクトルを順次動画的に表示
    するステップを含む。
  16. 【請求項16】 請求項9の心内電位解析方法におい
    て,前記表示するステップは,計算で求められた前記興
    奮波の速度が所定の範囲に入っているものを選択して表
    示するステップを含む。
  17. 【請求項17】 複数の電極の相対的位置関係を座標マ
    ップとしてメモリに登録するステップと,前記複数の電
    極のうち,隣り合う3つの電極の組を複数選択するステ
    ップと,前記隣り合う3つの電極の複数の組の各々につ
    いて,前記隣り合う3つの電極を通過した興奮波のベク
    トルを求めるステップと,求められた前記複数のベクト
    ルを前記座標マップに関連付けて表示するステップと,
    を有する心内電位解析方法をコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な媒体。
  18. 【請求項18】 請求項17のコンピュータ読み取り可
    能な媒体において,前記ベクトルを求めるステップは,
    前記選択された隣り合う3つの電極の位置情報と,心電
    図の時間軸に任意に設定された基準となる参照時刻から
    前記選択された3つの電極を興奮波が通過するまでの興
    奮波通過時刻とから,前記興奮波のベクトルを求めるス
    テップを含むことを特徴とする前記媒体。
  19. 【請求項19】 請求項18のコンピュータ読み取り可
    能な媒体において,前記ベクトルを求めるステップは,
    下記の式で計算することを特徴とする;互いに直交する
    x,y,z軸で定義された直交3次元座標系に3つの電
    極の位置をA(Ax,Ay,Az),B(Bx,By,
    Bz),C(Cx,Cy,Cz)と設定する。前記隣り
    合う3つの電極における興奮波通過時刻をそれぞれA
    t,Bt,Ctとすると,興奮波ベクトル 【数7】 は下記の式で求められる。 【数8】 但し, 【数9】
  20. 【請求項20】 請求項19のコンピュータ読み取り可
    能な媒体において,前記ベクトルを求めるステップは,
    前記選択された3つの電極を興奮が実際に通過した順に
    対応して前記興奮波通過時刻At,Bt,Ctを求める
    ステップを含む。
  21. 【請求項21】 請求項20のコンピュータ読み取り可
    能な媒体において,前記興奮波通過時刻At,Bt,C
    tを求めるステップは,不整脈が周期CLを有する場
    合,興奮波通過時刻の短いほうから順に,At,Bt,
    Ctとした場合,Bt−At≧CL/2且つCt−Bt
    <CL/2の場合,AtにCLを加えて新たなAtとし
    て前記ベクトル計算式に代入し,Bt−At<CL/2
    且つCt−Bt≧CL/2の場合,At,Btそれぞれ
    にCLを加えて新たなAt,Btとして前記ベクトル計
    算式に代入するステップを含む。
  22. 【請求項22】 請求項17のコンピュータ読み取り可
    能な媒体において,前記電極の組を複数選択するステッ
    プは,所定の時間幅内の興奮点に対応した複数の電極か
    ら選択するステップを含む。
  23. 【請求項23】 請求項22のコンピュータ読み取り可
    能な媒体において,前記電極の組を複数選択するステッ
    プは,前記所定の時間幅を該所定の時間幅より短い時間
    をシフト量として順次シフトしながら前記電極の組を選
    択するステップを含み,前記表示するステップは,前記
    所定の時間幅毎に,求められた前記複数のベクトルを順
    次動画的に表示するステップを含む。
  24. 【請求項24】 請求項17のコンピュータ読み取り可
    能な媒体において,前記表示するステップは,計算で求
    められた前記興奮波の速度が所定の範囲に入っているも
    のを選択して表示するステップを含む。
  25. 【請求項25】 記録されたデータを読み出すためのプ
    ログラムを記憶した第1の領域と,複数の電極の相対的
    位置関係を記憶した第2の領域と,前記電極の内,隣り
    合う3つの電極の複数の組に関連して求められた興奮波
    のベクトルデータを記憶した第3の領域と,前記ベクト
    ルデータに基づく複数のベクトルを,該ベクトルを求め
    るために使用した前記3つの電極の位置に関連付けて表
    示装置に表示させるためのプログラムを記憶した第4の
    領域と,を含むコンピュータ読み取り可能なデータ記録
    媒体。
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