JP3213409B2 - 自動車用ナビゲーションシステムの情報検索表示装置 - Google Patents

自動車用ナビゲーションシステムの情報検索表示装置

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JP3213409B2
JP3213409B2 JP29936292A JP29936292A JP3213409B2 JP 3213409 B2 JP3213409 B2 JP 3213409B2 JP 29936292 A JP29936292 A JP 29936292A JP 29936292 A JP29936292 A JP 29936292A JP 3213409 B2 JP3213409 B2 JP 3213409B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ナビゲーション
システムの一機能である地域情報の検索表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のナビゲーションシステムにおい
て、通常地図情報と特定地点の詳細地図情報が記録され
ている地図データ記録媒体をもち、自車の走行方向に一
致した詳細地図情報が表示部(CRT)に表示されるよ
うにしたものは既に従来よりあり、例えば特開昭63−
115190号公報にて公開されている。
【0003】上記のようなナビゲーションシステムにお
いて、地域ごとに病院,食堂,ホテル或はガソリンスタ
ンド等その地域に存在している物件情報の検索表示が行
えるようになっているものも従来よりある。
【0004】上記従来の装置は、図8(A)に示すよう
に、自車位置を検出するための種々のセンサ類からの情
報や外部情報等を処理し自車位置を決定する自車位置決
定部1と、地図データ・スタテック情報等のデータ部2
と、情報検索装置3と、操作スイッチ4と、インタフェ
イス・画像処理部5と、表示部(CRT)6とからな
り、上記情報検索装置3は図8(B)に示すように、第
1検索条件選択部7と、第2検索条件選択部8と、第3
検索条件選択部9と、第4検索条件選択部10と、第5
検索条件選択部11と、上記各検索条件選択部の選択信
号に応じて検索条件を設定する検索条件設定部12と、
該検索条件設定部12にて設定された検索条件に基づき
地図データ・スタテック情報等のデータ部2から必要情
報を上記インタフェイス・画像処理部5を介して受けと
り情報の検索を行う検索部13と、該検索部13の検索
結果の表示命令を発する表示指示部14とからなる。
【0005】上記第1検索条件選択部7は物件項目(ホ
テル,病院,食堂,駐車場等)の表示,選択を行うもの
であり、第2検索条件選択部8は地方(関東,関西,東
海,中部等)の表示,選択を行うものであり、第3検索
条件選択部9は都道府県の表示,選択を行うものであ
り、第4検索条件選択部10は市区町村の表示,選択を
行うものであり、第5検索条件選択部11は物件名の選
択を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来装置におい
て現在走行中の地域付近の物件の情報を得たい場合は、
操作スイッチ4で情報検索の操作を行い、第1検索条件
選択部7の操作により物件の情報リストの表示とその中
からの特定物件項目例えば食堂の選択を行う。次に第
2,第3,第4の検索条件選択部8,9,10を順次操
作することにより現在走行中の地域付近の複数の食堂の
名称が表示され、第5検索条件選択部11の操作にてあ
る特定の食堂名を選択することにより、その特定食堂の
詳細情報が表示されるものであるから、検索条件の選択
操作が複雑であり、又上記の物件情報だけでなく自車位
置に比較的近い隣接地域の物件情報も見たい場合は再び
地域選択(第2,第3及び第4検索条件選択部で地域の
選択を行う)を行わなければならず、使い勝手が良くな
いという課題を有している。
【0007】更に複数の物件名が表示される場合、従来
は例えば50音図順か或は頭文字のアルファベット順等
にて列記されるだけであるので、その中から現在位置に
近い物件を探すことは困難であるという課題も有してい
る。
【0008】過去の表示例では、物件の所在地を地図上
にポイント等によって表示するものもあるが、この場合
マークポイントが小さくて目立たないとか、他の情報
(交差点名,道路名,町名等)と混在して内容が不明と
かで、ドライバがその物件の位置,内容を把握しにくい
という課題を有している。
【0009】本発明は、上記のような従来装置の種々の
課題に対処することを主目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、自車位置決定
部が決定した自車位置情報をデータ部の地図データと組
合せて表示部に表示するナビゲーションシステムに、検
索条件選択部の選択操作による検索条件設定によって上
記データ部の地域情報から該検索条件に基づく物件情報
を検索してそれを表示部に文字情報として表示する情報
検索装置を設けたものにおいて、該情報検索装置に、
記検索条件選択部の選択操作によって従来通りの検索条
件設定を行うか又は自車位置或は任意の地点を検索条件
としてダイレクトに設定するかを選択する検索手段選択
部を設け、該検索手段選択部で検索条件として自車位置
或はある任意の地点をダイレクトに選択設定した場合
は、自車位置決定部から得た自車位置情報又は予め設定
されている地点情報が直接検索条件として設定され、自
車位置又は該地点を基準点とし該基準点を中心として予
め設定された一定距離範囲内の物件情報リストがダイレ
クトに表示部に表示されるようにしたことを第1及び第
2の特徴とし、上記のような自車位置情報又は地点情報
が直接検索条件として設定された場合、検索した複数の
物件リストを、例えば上記基準点に最も近い物件を中央
部にカーソル,アンダーライン,網掛け等を付して表示
し、基準点の前方にある物件を近い順に中央部から上方
へ,基準点の後方にある物件を近い順に中央部から下方
へそれぞれ順次表示するというように、基準点からの距
離に応じて並べ変える情報整理部を設けたことを第3,
第4,第5の特徴とするものである。
【0011】
【作用】上記第1,第2の特徴により、自車位置又は任
意の地点近辺の地域情報の検索時間が大幅に短縮される
と共に、検索操作が非常に簡単容易となり、ドライバは
運転に対する集中度を低下させることなく検索操作及び
目的物件の確認を行うことができる。更に、自車位置又
は任意の地点を基準点とし該基準点を中心として予め設
定された一定距離範囲内の物件情報が、地図データの区
画を越えて隣接した区画の情報まで検索表示されるの
で、便益性の著しい向上をはかることができる。又、
記第3,第4及び第5の特徴により、不知な地域で自車
又は任意の地点に最も近い物件を一目で探し出すことが
でき、緊急時や駐車場探し等に極めて有効である。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0013】図1の(A)は本発明装置の基本的な構成
を示すブロック図であり、1は自車位置決定部、2は地
図データ・スタテック情報等のデータ部、3は情報検索
装置、4は操作スイッチ、5はインタフェイス・画像処
理部、6は表示部(CRT)である。
【0014】自車位置決定部1は、アンテナ1aとレシ
ーバ・信号処理部1bと自車位置演算部1cとからな
り、公的機関によって実施されるインフラ(VICS)
からの信号受信による交差点等の絶対位置情報の取得,
衛星航法による絶対位置の演算取得,及び地磁気センサ
又はジャイロと速度センサ等自車に装備されているセン
サ類からの自車位置演算取得をアンテナ1a及びレシー
バ・信号処理部1bでそれぞれ行い、自車位置演算部1
cはこれらの絶対位置のデータを処理(マップマッチン
グ等)して更に適切な自車位置を決定する。
【0015】地図データ・スタテック情報等のデータ部
2は、CD−ROM,半導体ディスク(カード)等であ
り、地図データはJIS(X−0410)規格で定める
地域区画コードと該JISの地域区画又は統合地域メッ
シュコードに準拠するデータよりなるオリジナル区画コ
ードとを用い、これにより細部については座標計算で求
めJISで定める絶対位置情報を取得できるようになっ
ている。
【0016】情報検索装置3は、本発明の主要部をなす
ものであり、従来装置と同様物件項目の表示,選択を行
う第1検索条件選択部7,地方単位の物件の表示,選択
を行う第2検索条件選択部8,都道府県単位の物件の表
示,検索を行う第3検索条件選択部9,市区町村単位の
物件の表示,選択を行う第4検索条件選択部10,物件
名の選択を行う第5選択条件選択部11等を用いた従来
通りの検索(以下従来的検索と称す)を行うことができ
ると共に、前記自車位置決定部1から自車の現在位置の
情報をもらいその自車位置情報を検索情報としてダイレ
クトに設定するダイレクト物件検索を行うことができる
ようになっており、上記従来的検索又はダイレクト物件
検索された物件情報が表示部6に文字情報として表示さ
れるようになっている
【0017】即ち、情報検索装置3は図1の(B)に示
すように、上記第1乃至第5検索条件選択部7,8,
9,10及び11のほかに、検索手段選択部15と自車
位置情報取得部16とを有しており、以下に述べるよう
な作用,動作を行う。
【0018】先ず操作スイッチ4で自重位置近辺の情報
検索の操作を行うと、インタフェイス・画像処理部5は
情報検索装置3に情報検索を行うべき命令信号を送り、
その信号で検索手段選択部15はダイレクト物件検索に
切換わり(図示ではスイッチオンとなり)、上記第1乃
至第5検索条件選択部のうちの地域条件選択用の第2,
第3及び第4検索条件選択部8,9及び10の検索条件
がキャンセルされ、その代わりに自車位置情報取得部1
6が自車位置決定部1から自車位置情報を取得してこれ
を検索条件設定部12に検索条件としてダイレクトに設
定する。そこで第1検索条件選択部7にて物件項目を選
択すると、検索部13は自車の現在位置の設定距離R範
囲内にある該当物件を検索条件として、必要なデータを
データ部2からリストアップし、その複数の情報群は検
索部13に蓄積される。情報整理部17は自車位置情報
取得部16からの自車位置情報と検索部13に蓄積され
た情報群とから、自車位置近辺にある数件の物件名を自
車位置からの距離に従って設定された順序に並べ変え、
且つ一番近い物件名についてカーソル,アンダライン,
網掛け等で印を付けて他の物件名と区別しやすいように
し、表示指示部14はこれをインタフェイス・画像処理
部5を通して表示部6に表示する。
【0019】上記表示の具体例を図2を参照して説明す
る。
【0020】即ち、例えば千葉県の船橋付近を走行して
いて第1検索条件選択部7によって図2のaに示すよう
に表示された物件項目リストのうち、〇〇自動車販売店
を選択したとすると、その時検索手段選択部15がダイ
レクト物件検索になっていると(スイッチオンである
と)、bに示す関東地方の〇〇自動車販売店のリストと
いう中間検索条件の表示及び選択なしに、直接cのよう
に自車位置近辺の〇〇自動車販売店名が表示される。そ
してその複数の物件名の表示順序は、自車の進行方向で
自車に最も近い物件名即ち「船橋営業所」が複数の表示
のうちのほぼ中間位置に表示され、それより上方は進行
方向,下方は進行方向に対して後方の物件名であって、
進行方向では上にいくに従って距離が遠く、後方では下
にいくに従って距離が遠いという表示順序を採ってい
る。また進行方向で最も近い物件名は網掛けにより他と
区別し、一目で確認できるようになっている。このよう
な表示順序設定は情報整理部17で行われる。
【0021】ここで第5検索条件選択部11で「船橋営
業所」を選択すると、dのように物件情報の最終表示と
してその選択した物件の詳細情報が表示されるか、また
は音声によって詳細情報をドライバに知らせる。
【0022】上記したように、検索部13は、自車位置
を基準点とし該基準点を中心として予め設定された一定
距離即ち設定距離R範囲を検索条件としてその範囲内の
該当物件を検索するので、自車の現在位置の区画(地図
データの区画)に限らず上記Rの範囲内の隣接した区画
の情報まで検索表示され、便益性の著しい向上をはかる
ことができる。Rは任意の数値に設定できるが、実用性
を考慮して30Km程度又はそれ以下の数値に設定するの
が適当である。
【0023】情報整理部17において、検索物件が自車
位置の前方にあるか後方にあるかを判断する方法例を図
3を参照して説明する。
【0024】図3において、原点0を固定して直交軸を
角θだけ反時計方向に、回転すると、回転前と後では x=Xcos θ−Ysin θ y=Xsin θ+Ycos θ となり、(x,y),(X,Y)はそれぞれ旧軸,新軸
に対する点Pの座標である。
【0025】この原理を利用して、例えば原点0を自車
位置とし、自車の進行方向がx軸(例えば経線)からθ
度反時計方向に回転しているとすると、上記式から新軸
(X,Y)の座標が求められ、この結果進行方向がX軸
上に乗るので、物件Pの座標データXの値で、物件の所
在位置が自車進行方向の前方か後方かを決めることがで
き、また自車位置から物件までの距離も容易に求めるこ
とができる。尚進行方向がy軸(例えば緯線)方向に沿
ったものであれば、自車の方向がY軸に乗るようθを決
めても良い。
【0026】情報整理部17による物件名表示順序を、
図2に示すように複数の物件名のほぼ中央部に自車から
最も近い物件名を表示し、それより上方を前方物件名,
下方を後方物件名とし、これらを距離の順序に上方へ,
下方へと列記するものとすると、非常に見易く選択が容
易となると言う効果をもたらし得るが、物件名表示順序
は上記以外例えば自車位置から近い順に上から下へ又は
下から上へ並べると言う順序にしても良く、この場合最
も近い物件名をカーソル,アンダライン,網掛け或は又
色付け等により他と区別して目立つようにするものとす
る。
【0027】図1(B)において自車位置情報取得部1
6が取得した自車位置情報は、検索手段選択部15がダ
イレクト物件検索に切換わった時点又は情報整理部17
が作動を始めた時点でラッチされるものとする。
【0028】自車の現在位置から遠く離れた地域、例え
ば今から行こうとしている目的地付近の物件情報を得た
い場合は、検索手段選択部15で従来的検索を選択し
(図1ではスイッチオフとする)、従来通りの手順で目
的とする物件情報を表示することができる。この場合は
図2において、第1検索条件選択部7にてaの物件項目
の中の1つを選択した後、第2検索条件選択部8でbの
ような関東地方の物件リストを表示し、第3検索条件選
択部9でcのような千葉県の物件リストを表示するもの
である。
【0029】尚本発明においては、上記のようにダイレ
クト検索条件設定を選択した場合自車位置情報が直接検
索条件として設定されるようにしたことが基本である
が、例えばドライブの出発前に目的地や途中の複数の中
間地点等を設定登録しておき、その設定登録してある任
意の地点を指示することによりその指示した地点が直接
選択条件設定部12に検索条件として設定され、上記実
施例と同様にその地点を基準として設定距離範囲の地域
情報を検索表示するようにしてもよい。
【0030】以下その実施例を図4のブロック図を参照
して説明する。
【0031】図4において、第1〜5の検索条件選択部
7,8,9,10,11及び自車位置情報取得部16は
図2(B)の実施例と同じであるが、この図4の実施例
では上記の他に目的位置記憶部18を設けて、例えばド
ライブの出発前に目的地や途中の複数の中間地点等を設
定記憶させておくことができるようになっている。そし
て検索手段選択部15にて、第2〜4の検索条件選択部
8〜10を用いた従来的検索を行なうか自車位置情報を
検索条件としてダイレクトに物件検索を行なうかを選択
できるだけでなく、目的位置記憶部18が記憶している
複数の地点情報の中の任意の一つを検索条件として選択
することができるようになっている。
【0032】検索手段選択部15で、自車位置を基準と
したダイレクト検索を選択して第1検索条件選択部で物
件項目を選択すると、図2(B)の実施例の場合と同様
に、ナビゲーションシステムの自車位置決定部1から自
車位置情報を取得しこれを検索条件として検索条件設定
部12にダイレクトに設定し、該自車位置と距離設定手
段19にて設定された設定距離Rとにより決定された検
索範囲内の当該物件項目を検索条件として、検索部13
が必要なデータをデータ部2からリストアップし、それ
を検索結果記憶部13′に記憶する。そして情報整理部
17は後述するようにして自車位置近辺にある複数の物
件名を自車位置からの距離に従って設定された順序に並
べ変える。即ち表示基準位置設定部17aが検索条件設
定部12から取得した自車の絶対位置情報と、表示基準
点前後位置境界設定部17bが自車位置情報取得部16
から得た自車の進行方位情報と、検索結果記憶部13′
から読み込んだ物件データとから、座標変換部17cが
自車位置を原点Oとして物件の位置関係を表す座標を座
標変換(自車位置を原点Oとし自車の進行方向がX軸上
に乗るよう座標変換する)し、それに基づき位置データ
比較部17dが基準点から各物件までの相対距離を求め
ると共に座標の第1,2現象(自車の前方)内にある物
件名を基準点から遠い順に並べ第3,4現象(自車の後
方)内にある物件名を基準点から近い順に並べ換え且つ
自車の前方で最も近い物件名にカーソル,アンダライ
ン,網掛け等の印を付ける、という処理を行ない、これ
に基づき表示指示部14がインタフェイス・画像処理部
5を通して表示部6に表示するものである。
【0033】検索手段選択部15で目的位置記憶部18
が記憶している地点情報の中の一つを検索条件として選
択した場合は、その地点情報が検索条件設定部12に検
索条件としてダイレクトに設定され、その地点を基準点
として設定距離Rに基づき検索範囲が決定され、検索部
13がその検索範囲内の物件をリストアップして検索結
果記憶部13′がそれを記憶すると共に、以下は前記自
車位置を基準点とした場合と全く同様にして、情報整理
部17が、該選択した地点(基準点)から各物件までの
相対距離を求めると共に、自車の走行方向に対し基準点
の前方にある物件名を基準点から遠い順に並べ基準点の
後方にある物件名を基準点から近い順に並べ換え且つ基
準点の前方で該基準点に最も近い物件名にカーソル,ア
ンダライン,網掛け等の印をつける、という処理を行な
い、これに基づき表示指示部14がインタフェイス・画
像処理部5を通して表示部6に表示する。
【0034】検索手段選択部15で従来通りの地域条件
選択用の第2,第3及び第4の検索条件選択部8,9及
び10を用いるマニュアル設定を選択した場合は、基本
的には地点(ポイント)の設定ができず、従って検索条
件設定部12には例えば市町村単位のエリアとして条件
設定が行なわれるので、検索部13は設定されたエリア
内の物件をデータ部2からリストアップして検索結果記
憶部13′が記憶し、情報整理部17はそのエリア情報
ソーティング部17eがリストアップされた物件名を例
えばア,イ,ウ,エ,オ順或はA,B,C順等に並べ換
えそのリストの中央の物件名にカーソル,アンダライ
ン,網掛け等の印を付ける、という処理を行ない、それ
に基づき表示指示部14がインタフェイス・画像処理部
5を通して表示部6に表示する。
【0035】上記のように、基準点から設定距離範囲内
の物件名リスト或は設定エリア内の物件名リストが表示
され、第5検索条件選択部11でその中の1つの物件名
を選択すると、最終物件選択部20がデータ部2からそ
の物件の詳細情報を得てそれを表示指示部14,インタ
フェイス・画像処理部5を通して表示部6に表示し、選
択した物件についての詳細情報をドライバ等が認知する
ことができるものである。
【0036】図5〜7は上記図4の情報検索態様を示す
フローチャートであり、図5のは図6のにつなが
り、図5のは図7のにつながるものとする。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、自動車の
ナビゲーションシステムに、地域の物件情報を検索しそ
れを表示部に文字情報として表示する情報検索装置を付
加したものにおいて、情報検索装置に検索手段選択部を
設け、該検索手段選択部でダイレクト検索を選択する
と、ナビゲーションシステムの自車位置決定部から得た
自車位置情報又は任意の地点情報が検索条件としてダイ
レクトに設定され、自車位置又は該地点を基準点とし該
基準点を中心として予め設定された一定距離範囲内の複
数の物件名が表示部に表示されるようにしたことによ
り、物件検索時間は大幅に短縮されるとともに操作が楽
になり、ドライバは運転に対する集中度を低下させるこ
となく容易に目的とする物件の表示を行いそれを確認す
ることができるものである。更に、物件情報が、地図デ
ータの区画を越えて隣接した区画の情報まで検索表示さ
れるので、便益性の著しい向上をはかることができる。
【0038】また、検索した物件リストの表示順序を上
記基準点から近い順に特定の配列で並べ換える情報整理
部を設けたことにより、不知な地域で基準点から一番近
い物件を一目で探しだすことができ、特に緊急時や目的
地での駐車場探し等に極めて有効である。
【0039】更に又、上記情報整理部の物件リストの配
列順序を、基準点に最も近い物件を表示リストの中央に
表示し、他の複数の物件を中央から外側に表示し、且つ
中央より上方には自車の進行方向の前方にある物件を,
下方には自車の進行方向の後方にある物件をそれぞれ表
示するよう設定することにより、ドライバは各物件の基
準点からの距離の遠近のみならず所在方向をも把握する
ことが容易となり、便益性の著しい向上をはかり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、(A)は
ナビゲーションシステムの基本構成を示すブロック図、
(B)は(A)の情報検索装置3の詳細を示すブロック
図である。
【図2】本発明による情報表示の一例を示す説明図であ
る。
【図3】検索物件が自車位置の前方にあるか後方にある
かを判断する方法例を説明する図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す情報検索装置のブ
ロック図である。
【図5】図4の実施例の情報検索態様を示すフローチャ
ート(No.1)である。
【図6】図4の実施例の情報検索態様を示すフローチャ
ート(No.2)である。
【図7】図4の実施例の情報検索態様を示すフローチャ
ート(No 3)である。
【図8】従来装置例を示すもので、(A)はナビゲーシ
ョンシステムの基本構成を示すブロック図、(B)は
(A)の情報検索装置の詳細を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 自車位置決定部 2 データ部 3 情報検索装置 4 操作スイッチ 5 インタフェイス・画像処理部 6 表示部 7 第1検索条件選択部 8 第2検索条件選択部 9 第3検索条件選択部 10 第4検索条件選択部 11 第5検索条件選択部 12 検索条件設定部 13 検索部 14 表示指示部 15 検索手段選択部 16 自車位置情報取得部 17 情報整理部 18 目的位置記憶部 19 距離設定手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 G06F 17/30 G09B 29/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車位置決定部が決定した自車位置情報
    をデータ部の地図データと組合せて表示部に表示するナ
    ビゲーションシステムに、検索条件選択部の選択操作に
    よる検索条件設定によって上記データ部の地域情報から
    該検索条件に基づく物件情報を検索してそれを表示部に
    文字情報として表示する情報検索装置を設けたものにお
    いて、該情報検索装置に、上記検索条件選択部の選択操
    作によって検索条件設定を行うか又は自車位置をダイレ
    クトに検索条件設定するかを選択する検索手段選択部を
    設け、該検索手段選択部で自車位置をダイレクトに検索
    条件設定する方を選択したとき、上記自車位置決定部か
    ら自車位置情報が直接検索条件として設定され、自車位
    置を基準点とし該基準点を中心として予め設定された一
    定距離範囲内の地域の物件情報を検索表示するようにし
    たことを特徴とする自動車用ナビゲーションシステムの
    情報検索表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用ナビゲーショ
    ンシステムの情報検索表示装置において、検索手段選択
    部は予め設定された複数の地点のうちの任意の一つをダ
    イレクトに検索条件設定することができるようになって
    おり、該検索条件選択部で上記地点をダイレクトに検索
    条件設定することを選択したとき、該地点の情報が直接
    検索条件として設定され、該地点を基準点とし該基準点
    を中心として予め設定された一定距離範囲内の地域の物
    件情報を検索表示するようにしたことを特徴とする自動
    車用ナビゲーションシステムの情報検索表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の自動車用ナビゲ
    ーションシステムの情報検索表示装置において、自車位
    置又は選択条件設定した地点を基準点とし該基準点を中
    心として予め設定された一定距離範囲内の地域の物件情
    報を検索表示する場合、検索した複数の該当物件の上記
    基準点からの距離をそれぞれ求め、該基準点からの距離
    の近い順に特定の配列で並べ変えて表示する情報整理部
    を設けたことを特徴とする自動車用ナビゲーションシス
    テムの情報検索表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の情報整理部は、基準点
    に最も近い物件を物件リストのほぼ中央部とし、その中
    央部から外側へいくに従って基準点から遠くなるよう他
    の複数の物件を表示し、且つ中央部から一方の外側は自
    車の進行方向から基準点の前方に位置する物件を,他方
    の外側は自車の進行方向から基準点より後方に位置する
    物件をそれぞれ表示するよう物件リストの表示配列を設
    定することを特徴とする自動車用ナビゲーションシステ
    ムの情報検索表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の自動車用ナビゲ
    ーションシステムの情報検索表示装置において、基準点
    から最も近い物件にカーソル,アンダーライン,網掛け
    等他の物件と区別できる手段を付して表示することを特
    徴とする自動車用ナビゲーションシステムの情報検索表
    示装置。
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