JP3212654U - 歯ブラシ - Google Patents

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鴻池 良一
良一 鴻池
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スケーター株式会社
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Abstract

【課題】屈曲自在であると共に、適度な反発力で好適に歯磨きを行うことが可能であり、しかも、屈曲と復元を繰り返しても疲労が少なく、長期使用に耐え得る幼児や児童の使用に適した歯ブラシを提供する。【解決手段】ブラシ毛を植設したヘッド部と、手で保持されるグリップ部3と、ヘッド部とグリップ部を連結するネック部4を備え、可撓性プラスチックにより一体成形された歯ブラシにおいて、ネック部は、ヘッド部とグリップ部を結ぶ軸線Ax上に位置して配置された柱状部6と、軸線上で所定間隔をあけて配置された複数のフランジ7を交互に一体成形し、フランジの間の柱状部により屈曲自在部8を形成すると共に、フランジにより非屈曲部9を形成しており、フランジを挟んで複数の屈曲自在部を屈曲させることにより、ヘッド部を傾動可能としている。【選択図】図4

Description

本考案は、歯ブラシに関し、特に、幼児や児童の使用に適するように構成した歯ブラシに関する。
従来、口腔内で歯の隅々までブラシ洗浄ができるようにするため、ネック部を屈曲可能とした歯ブラシが提案されている。
特開平11−46862号公報 特開平11−137340号公報 特開2010−17212号公報
ネック部を屈曲可能に構成するため、ネック部に金属バネを埋入した歯ブラシは、製造コストの点から採用し難いだけでなく、バネの弾発力が強いため、歯茎を傷めるおそれがある。
その一方において、ネック部をエラストマーにより成形した歯ブラシは、反対に弾発力が弱いため、必要十分な歯磨き効果を得られない問題がある。
本考案は、ブラシ毛を除く全体をポリプロピレン等の可撓性プラスチックにより成形することにより、成形容易で安価に提供できる歯ブラシを提案するものであり、その際、ネック部を特殊な形態として構成することにより、屈曲自在であると共に、適度な反発力で好適に歯磨きを行うことが可能であり、しかも、屈曲と復元を繰り返しても疲労が少なく、長期使用に耐え得る歯ブラシを課題とするものである。
そこで、上記課題を解決するために本考案が手段として構成したところは、ブラシ毛を植設したヘッド部と、手で保持されるグリップ部と、前記ヘッド部とグリップ部を連結するネック部を備え、可撓性プラスチックにより一体成形された歯ブラシにおいて、前記ネック部は、ヘッド部とグリップ部を結ぶ軸線上に位置して配置された柱状部と、該軸線上で所定間隔をあけて配置された複数のフランジを交互に一体成形し、前記フランジの間の柱状部により屈曲自在部を形成すると共に、前記フランジにより非屈曲部を形成しており、前記フランジを挟んで複数の屈曲自在部を屈曲させることにより、前記ヘッド部を傾動可能に構成して成る点にある。
前記ネック部は、前記ブラシ毛の左右に向かうX方向と前後に向かうY方向に関して、前記柱状部の断面形状をY方向に長軸を有しX方向に短軸を有する楕円形に形成することが好ましい。
本考案の好ましい実施形態において、前記ネック部の外周は、前記ヘッド部とグリップ部の相互に対向するヘッド下端部からグリップ上端部に至る仮想テーパ面を有しており、前記フランジの外周面に前記仮想テーパ面に沿うテーパ面を形成している。
本考案によれば、歯磨きの際、口腔内のヘッド部2に作用する押圧力に応じて、ネック部4が好適に屈曲するので、適切な歯磨きを容易に行うことができる。この際、ネック部4は、ポリプロピレン等の可撓性プラスチックにより一体成形されているが、細径とされた柱状部6を屈曲自在部8として必要十分な屈曲性が与えられており、特に、非屈曲部9を構成するフランジ7を挟んで複数の屈曲自在部8を屈曲させるように構成しているので、適度の反発力(復元力)が歯や歯茎に与えられ、良好な歯磨きを可能にする。そして、このように間隔をあけて配置された柱状部6を小刻みに屈曲させる構成であるから、ネック部4が局部的に折曲されることはなく、全体的に円弧状に屈曲させることが可能であり、しかも、屈曲の繰り返しによる材料疲労を招来するおそれもない。
ネック部4を構成する柱状部6は、断面形状をY方向に長軸R1を有する楕円形に形成しておけば、横方向(X方向)に大きな角度θ1の範囲で好適に屈曲可能な反面、前後方向(Y方向)には制限された角度θ2の範囲でしか屈曲しないので、幼児や児童が歯磨きを行うときの喉突き事故を防止することができる。
歯磨きを終了した後、ヘッド部2に対する押圧力が解放されると、ネック部4は、柱状部6が復元することにより、屈曲姿勢から軸線Axに沿う直線姿勢に復帰する。この際、前記フランジ7の外周面に仮想テーパ面Tに沿うテーパ面7aを形成しておけば、ネック部4に屈曲癖が残り、元の直線姿勢に戻らないときでも、ユーザの手指でフランジ7のテーパ面7aを仮想テーパ面Tに沿わせることにより、ネック部4を軸線Axに沿う直線姿勢となるように整形することが可能となる。
本考案の第1実施形態に係る歯ブラシを示しており、(A)は正面図、(B)は側面図である。 ネック部の詳細を示しており、(A)は正面視の断面図、(B)は側面視の断面図である。 ネック部の外観を示す斜視図である。 ネック部の断面を示す斜視図である。 ネック部の作用を示しており、(A)はX方向の屈曲作用を示す正面図、(B)はY方向の屈曲作用を示す側面図である。 フランジの作用を示す正面図である。
以下図面に基づいて本考案の好ましい実施形態を詳述する。
図1ないし図4に示すように、歯ブラシは、ブラシ毛1を植設したヘッド部2と、手で保持されるグリップ部3と、前記ヘッド部2とグリップ部3を連結するネック部4を備え、ポリプロピレン等の可撓性プラスチックにより一体成形されている。つまり、ヘッド部2とネック部4とグリップ部3が金型内で射出成形された後、ヘッド部2にブラシ毛1が植設される。
前記ブラシ毛1の左右に向かうX方向と前後に向かうY方向に関して、ネック部4を挟んで相互に対向するヘッド部2のヘッド下端部2aとグリップ部3のグリップ上端部3aは、図2に示すように形成されている。
即ち、ヘッド下端部2aは、X方向の幅寸法(厚さ)RXとY方向の幅寸法(厚さ)RYを概ね等しく形成した断面矩形又は断面円形に形成されている。
これに対して、グリップ上端部3aは、X方向の幅寸法(厚さ)WXとY方向の幅寸法(厚さ)WYをWX>WYとする断面形状に形成し、ユーザが手指で握り易い形状に形成されており、該グリップ上端部3aの正面には親指の先端を当接させる***部5が設けられている。
ヘッド下端部2aとグリップ上端部3aの断面形状は、RX<WX、RY<WYに形成されると共に、図示のように、ヘッド下端部2aの外周面からグリップ上端部3aの外周面に向けて次第に径大化する凹曲円弧面を形成しており、これにより、図示鎖線で示すように、ヘッド下端部2aとグリップ上端部3aの間の凹曲円弧面を延長して結合すると、ネック部4の外周に仮想テーパ面Tを描くことができる。
ネック部4は、ヘッド部2とグリップ部3を結ぶ軸線Axに位置して配置された柱状部6と、該軸線上で所定間隔をあけて配置された複数のフランジ7を交互に一体成形しており、前記フランジ7の間の柱状部6により屈曲自在部8を形成すると共に、前記フランジ7により非屈曲部9を形成している。
図3及び図4に示すように、前記柱状部6の断面形状は、Y方向に長軸R1を有しX方向に短軸R2を有する楕円形に形成されている。従って、柱状部6は、X方向に屈曲し易い反面、Y方向には屈曲し難いように構成される。
前記フランジ7は、外周面が前記仮想テーパ面Tに沿うように形成され、外周面にテーパ面7aを備えている。
上記のように構成した歯ブラシによれば、ユーザが手指でグリップ部3を把持し、ヘッド部2を口腔に挿入して歯磨きを行う際、図5に示すように、ブラシ毛1を介してブラシ台としてのヘッド部2に作用する押圧力に応じて、ネック部4が好適に屈曲するので、適切に歯磨きを行うことができる。特に、指先が器用でなく歯ブラシの適切な動かし方を習得していない幼児や児童が歯磨きを行う場合であっても、ネック部4が適度に屈曲することによりブラシ毛1を歯周ポケット等の所望の個所に入り込ませることができる。
この際、ネック部4は、ポリプロピレン等の可撓性プラスチックにより一体成形されているが、細径とされた柱状部6を屈曲自在部8として必要十分な屈曲性が与えられており、特に、非屈曲部9を構成するフランジ7を挟んで複数の屈曲自在部8を屈曲させるように構成しているので、適度の反発力(復元力)が歯や歯茎に与えられ、良好な歯磨きを可能にする。そして、このように間隔をあけて配置された柱状部6を小刻みに屈曲させる構成であるから、ネック部4が局部的に折曲されることはなく、全体的に円弧状に屈曲させることが可能であり、しかも、屈曲の繰り返しによる材料疲労を招来するおそれもない。
更に、上述のように柱状部6の断面形状をY方向に長軸R1を有する楕円形に形成しているので、ネック部4は、図5に示すように、横方向(X方向)に大きな角度θ1の範囲で好適に屈曲可能であるのに対して、前後方向(Y方向)には制限された角度θ2の範囲でしか屈曲しない。これにより、幼児や児童が歯磨きを行うときの喉突き事故を防止することができる。
歯磨きを終了した後、ヘッド部2に対する押圧力が解放されると、ネック部4は、柱状部6が復元することにより、屈曲姿勢から軸線Axに沿う直線姿勢に復帰する。この際、ネック部4に屈曲癖が残り、元の直線姿勢に戻らないときは、図6に示すように、ユーザの手指(図示の場合、親指と人差し指)をヘッド下端部2aとグリップ上端部3aの間で、フランジ7を挟みながら上下に往復動すれば、フランジ7のテーパ面7aが仮想テーパ面Tに沿わせられるので、ネック部4を軸線Axに沿う直線姿勢となるように整形することが可能となる。
1 ブラシ毛
2 ヘッド部
2a ヘッド下端部
3 グリップ部
3a グリップ上端部
4 ネック部
5 ***部
6 柱状部
7 フランジ
7a テーパ面
8 屈曲自在部
9 非屈曲部

Claims (3)

  1. ブラシ毛を植設したヘッド部(2)と、手で保持されるグリップ部(3)と、前記ヘッド部とグリップ部を連結するネック部(4)を備え、可撓性プラスチックにより一体成形された歯ブラシにおいて、
    前記ネック部(4)は、ヘッド部とグリップ部を結ぶ軸線(Ax)上に位置して配置された柱状部(6)と、該軸線上で所定間隔をあけて配置された複数のフランジ(7)を交互に一体成形し、前記フランジの間の柱状部により屈曲自在部(8)を形成すると共に、前記フランジにより非屈曲部(9)を形成しており、
    前記フランジを挟んで複数の屈曲自在部(9)を屈曲させることにより、前記ヘッド部を傾動可能に構成して成ることを特徴とする歯ブラシ。
  2. 前記ネック部(4)は、前記ブラシ毛の左右に向かうX方向と前後に向かうY方向に関して、前記柱状部(6)の断面形状をY方向に長軸(R1)を有しX方向に短軸(R2)を有する楕円形に形成して成ることを特徴とする請求項1に記載の歯ブラシ。
  3. 前記ネック部(4)の外周は、前記ヘッド部とグリップ部の相互に対向するヘッド下端部(2a)からグリップ上端部(3a)に至る仮想テーパ面(T)を有しており、
    前記フランジ(7)の外周面に前記仮想テーパ面に沿うテーパ面(7a)を形成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯ブラシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020075125A (ja) * 2018-11-02 2020-05-21 アース製薬株式会社 液状歯磨き剤塗布ブラシ
CN113317612A (zh) * 2021-06-18 2021-08-31 好维股份有限公司 一种儿童牙刷

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