JP3211646B2 - 演奏情報記録方法及びその演奏情報の再生装置 - Google Patents

演奏情報記録方法及びその演奏情報の再生装置

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JP3211646B2
JP3211646B2 JP31753595A JP31753595A JP3211646B2 JP 3211646 B2 JP3211646 B2 JP 3211646B2 JP 31753595 A JP31753595 A JP 31753595A JP 31753595 A JP31753595 A JP 31753595A JP 3211646 B2 JP3211646 B2 JP 3211646B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル化された
演奏情報を伝送する場合及び伝送された情報を媒体に蓄
積する際に、伝送量、蓄積量を低減する演奏情報記録方
法及びその演奏情報の再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、楽音を発生させるための演奏情
報の伝達手段としてMIDI(Musical Ins
trument Digital Interfac
e)が広く用いられている。MIDIとは、シンセサイ
ザや電子ピアノ等の楽器等の音源と連結して情報の交換
を可能とすべく定められたハードウエアとソフトウエア
の規格をいう。MIDIを用いる場合、演奏者の鍵盤等
への入力は、MIDI情報に変換され、伝送路に出力さ
れる。一方、MIDIの受信能力を持ち、実際に発音を
行なう音源が、伝送路に接続されており、MIDI情報
を解釈して発音する。
【0003】このようなMIDI情報は大別して以下の
ような情報からなる。 (1)打鍵(鍵盤を押し込む)等による発音開始、離鍵
(鍵盤の押し込みをやめる)等による発音停止を表す音
符的な情報(以下、音符情報といる)。この音符情報に
は鍵盤番号で表される音の高さの情報が含まれている。 (2)発音の強さを表すアクセント情報。MIDIでは
音符情報に付随して送受信される。 (3)演奏者がペダルやレバー等を用いて行なった、ク
レッシェンド、音程の揺らぎ等の抑揚表現を音源に伝え
るための制御情報。具体的には、演奏者側のMIDI変
換器がレバー位置の変化を検知した際に、位置の情報が
送信される。 これらの各情報は、演奏の進行に従って、即時的に送信
されるため、情報の流れは上記各種情報が混合した状態
となっている。
【0004】MIDI情報は全てデジタル化されている
ため、シンセサイザー等のコンピュータ機器と記録媒体
を用いて記録、編集、再生が行なわれている。すなわ
ち、MIDI情報はデータファイルとして媒体に記録さ
れる。ここで、通常、よく用いられるファイルフォーマ
ットとしてSMF(Standard Midi Fi
le)があるが、MIDI情報は実時間の演奏情報なの
で発音開始、発音停止等の各情報要素(以下、MIDI
イベントと称す)は、SMFに記録される場合、時刻情
報を付加した状態で記録されている。また、MIDIイ
ベントの発生順にしたがって記録を行なっているため、
音符情報と制御情報は混合された形で記録されている。
【0005】ところで、SMFに限らず、データファイ
ルを保存する場合、記録媒体の容量が限られているため
に、データファイルはできるだけデータ圧縮されている
ことが望ましいが、MIDI情報をデータ圧縮するには
通常、LHAやGZIP等のプログラムで使用されるL
Z法と称されるパターンマッチングによる圧縮手法が用
いられる。このデータ圧縮の原理を簡単に説明する。元
ファイルからの圧縮ファイルの生成は、元ファイル中の
処理位置をファイル先頭から移動させつつ、圧縮ファイ
ルに処理位置から読み出したデータをコピーすることが
行なわれる。元ファイル内に2つの同一のデータ領域が
存在した場合には、処理位置が同一データ領域の内の2
つ目のデータ領域の先頭に来た時点で、単純にデータコ
ピーを行なう代わりに、一致している1つ目のデータ領
域の先頭位置から処理位置までの距離と、一致したデー
タ領域の長さを圧縮ファイルに記録し、元ファイル内の
処理位置を2つ目のデータ領域の終わりに移動させ、処
理を続ける。これにより、2つ目の同一データ領域につ
いては、データコピーする必要がなく、それに代えて、
僅かな長さの距離情報と長さ情報を付せばよく、データ
を圧縮することができる。
【0006】以上の説明から明らかなように、この圧縮
データは、2つの同一のデータ領域が大きいほど、圧縮
率は高くなる。また、ある処理位置以降のデータパター
ンを処理位置以前のデータ領域から検索する際に、検索
対象となる領域の大きさには制限があるために、同一の
データ領域は近接している方が圧縮率が高くなるという
特性を有する。このようなSMF等の演奏情報ファイル
を用いている事例として通信カラオケ装置が挙げられ
る。通信カラオケ装置の内、非蓄積型は、配信センター
から公衆回線等を通じて配信されるMIDI演奏情報フ
ァイルを端末装置が受信し、これを端末装置が再生して
歌唱の伴奏として用いるものである。これは、利用者が
選曲を行なう毎に、選曲された楽曲に関する情報をセン
ター側から配信するようになっている。このような場
合、配信センターにある演奏情報ファイルを圧縮してお
き、これを配信すれば、配信時間が短くて済むので、回
線使用料の低減になる。
【0007】また、蓄積型と呼ばれる通信カラオケ装置
の端末装置は、大容量のハードディスク等の記録媒体を
内蔵し、これに過去に配信のあった演奏情報ファイルを
アップデート可能に保存している。この場合も演奏情報
ファイルを圧縮された状態で保存することによって、よ
り多くの曲を記録媒体に保持することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな蓄積型のカラオケ装置の端末装置は使用者のリクエ
ストに応えるために、限られた記録媒体になるべく多く
の曲を保持する必要がある。このため、演奏情報ファイ
ルはデータ圧縮が行なわれていることが望ましい。SM
F等の演奏情報ファイルにおいては、通常のテキストフ
ァイル等に比べ、かなり高い圧縮率が得られるが、これ
は楽曲の演奏情報の性格上、同様の情報を繰り返し記録
している状態が多いからである。
【0009】しかしながら、近年のカラオケ利用者のリ
クエストの多様化に従って、更に多数の曲を保持する必
要性が生じてきた。ここで更に記録媒体を大容量化した
場合、コストは上昇するのみならず、配信の為の回線使
用料を配信曲数の増加に従って増加する。これに対し
て、演奏情報の制作の段階で、より演奏を簡略化して、
分量(情報量)の少ない演奏情報ファイルを配信するこ
とにより、データ量と配信コストの問題は解決できる
が、使用者に提供される演奏の品位は大幅に低下するの
で、現実的ではない。このため、よりファイルを圧縮
し、演奏の品位は同一としながら、データ量と配信コス
トの問題点を解決する事が望まれていた。
【0010】本発明は、以上のような問題点に着目し、
これを有効に解決すべく創案されたものであり、その目
的は、演奏の品質を劣化することなく、従来技術を用い
て達成された圧縮演奏情報ファイルの圧縮率を大きく上
回る為の演奏情報記録方法を提供することにある。すな
わち、本発明によって、記録媒体の容量、配信コスト、
演奏の品位を従来通りとしながら、より多くの曲を記録
媒体に保持する事を可能とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、演奏情報の
圧縮手法について鋭意研究の結果、演奏情報ファイル内
の情報の形態において、次の点に着目することにより、
本発明に至ったものである。 (1)演奏情報は主として音符情報とアクセント情報と
制御情報が混合した形で記録されている。 (2)演奏情報からアクセント情報と制御情報を除いた
場合、音符情報のデータパターンは楽曲の繰り返し部分
間で、よく一致する。 (3)アクセント情報や制御情報のデータパターンは繰
り返された部分間で、必ずしもよく一致しない。 これは、制御情報は演奏の抑揚表現に関する情報であ
り、楽曲の進行に従って大きく変化する場合があるから
である。従って、この演奏情報ファイルをそのままデー
タ圧縮すると、音符情報の間に制御情報が入り込んでい
るために、同一なパターンが細切れになり、効率的に圧
縮できないが、これらを分離すれば同一パターンの繰り
返しが多くなる。
【0012】すなわち、本発明の演奏情報記録方法は、
楽音の発音開始と発音停止を示す音符情報、個々の発
音について発音の強さを表すアクセント情報と演奏の抑
揚を表す制御情報との2つの情報の内の少なくとも一方
が混在する演奏情報を記録する方法において、前記
奏情報である前記アクセント情報及び/又は前記制御情
報と、前記音符情報とを各情報毎に集め、その集めた各
情報を記録媒体上のそれぞれ独立した異なった領域に
パターンマッチング手法によりデータ圧縮して圧縮ファ
イルとして記録するようにしたものである。また、本発
明の演奏情報の再生装置は、請求項1に記載の演奏情報
記録方法によって記憶された演奏情報の再生装置におい
て、前記演奏情報が前記圧縮済ファイルとして記録され
圧縮済ファイル記録媒体から、この圧縮済ファイルを
デコードして前記演奏情報を得るためのデコード手段
と、得られた前記演奏情報を一時的に記憶するための演
奏情報記憶媒体と、この演奏情報記憶媒体の前記演奏情
報を順次再生処理する再生制御手段と、この再生制御手
段から出力される演奏情報を楽音として再生する音源部
とを備えるように構成したものである。
【0013】このように、本発明の演奏情報の記録方法
によれば、演奏情報をファイルに記録する際に、音符情
報とアクセント情報と制御情報をそれぞれファイル内の
独立した領域に記録することによって、演奏情報ファイ
ルをデータ圧縮した後には、音符情報のデータ領域が大
幅に圧縮され、全体の圧縮率としては、従来の演奏情報
記録方法に比べ、大きく上回る圧縮率を得ることができ
る。この場合、制御情報を含まない場合もあり、その場
合には、音符情報とアクセント情報を別々の領域に記録
する。本発明の再生装置によれば、演奏情報をパターン
マッチング手法によりデータ圧縮した圧縮済ファイルが
圧縮済ファイル記録媒体に記録されており、この圧縮済
ファイル記録媒体から読み出された上記圧縮済ファイル
は、デコード手段にて伸長され、演奏情報が得られる。
得られた演奏情報は、一時的に演奏情報記憶媒体に記憶
され、これより再生制御手段の制御下で順次処理されて
出力され、例えばMIDI情報として音源部に入力され
て楽音を発することになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る演奏情報記
録方法及びその演奏情報の再生装置の一実施例を添付図
面に基づいて詳述する。図1は時間情報を付したMID
Iイベントの記述の一例を示す図、図2は図1に示すイ
ベントを実際にSMF(Standard Midi
File)内に記述した時のデータ列を示す図、図3は
本発明方法の第1の実施例により記述した時のデータ列
を示す図である。本発明方法においては、楽音の発音開
始と発音停止を示す音符情報に対して、個々の発音につ
いて発音の強さを表すアクセント情報と演奏の抑揚を表
す制御情報の内の少なくとも一方が混在する演奏情報を
記録する際に、この音符情報と、アクセント情報と、制
御情報とを各情報毎に集め、それぞれ独立した異なった
領域に記録するようになっている。
【0015】このように、情報の種類に応じて記録する
領域を異ならしめる理由は、楽曲の特性上、音符情報の
データパターンは楽曲の繰り返し部分でよく一致するの
に対して、アクセント情報や制御情報のデータパターン
では、繰り返し部分間において、必ずしも一致するとは
限らないからである。今、図1に示すような演奏情報を
例にとって説明する。尚、ここでは、説明を判り易くす
るために、制御情報を設けておらず、音符情報とアクセ
ント情報のみを表した場合を例にとって説明する。
【0016】図示例においては、[ドレミドレミドレ
ミ]を、その音量が次第に大きくなるように演奏する演
奏情報の一例を示す。SMFにおいては、図1に示すよ
うに時間情報を付したMIDIイベントがファイル内に
直列的に記録される。ここで、演奏情報の一般的記述を
(DT,A,B,C)と表すとすると、DTはイベント
の時間情報を示し、ここでは直前のイベントに対する相
対時間を記録している。また、(A,B,C)は、MI
DIイベントを表しており、各符号の意味するところは
次の様である。 A:MIDIイベントの種類の識別データ ON:発音開始イベント OF:発音停止イベント 上記符号Aが、発音開始イベントまたは発音停止イベン
トの場合、符号B、Cは以下の通りの内容である。 B:鍵盤番号(音程) C:アクセント(音量)情報(数値が大きい程、強く弾
いている。発音停止イベントに対するアクセント情報は
意味を持たず、固定値が記録される) ここでは、DT,A,Bが、音符情報を形成する。
【0017】上記の例では[ドレミドレミドレミ]の各
音が時間10の間隔で、発音の長さ8で、アクセント
(音量)が40から80で次第に強く弾かれる演奏が記
録されている。実際のSMF内のデータ列を図示する
と、図2に示すようになっている。ここでは、上段のデ
ータ列から下段のデータ列に行くに従って、記録が行な
われている。すなわち、図1に示す、時間情報付のMI
DIイベント情報が、単に時系列的に直列に記録されて
いるだけであり、音符情報とアクセント情報が混在され
てイベント順に記録されている。これでは、同一データ
パターンの発生率が非常に低いので、データ圧縮した時
に圧縮効率が非常に悪くなる。
【0018】そこで、本発明においては、情報の種類毎
に領域を異ならせて記録している。図3に示すように、
各時間付きイベント情報からアクセント情報を取り出
し、音符情報のみを先に時系列的に記録し、この後、ア
クセント情報を引き続いて記録することにより、両記録
領域を独立させて区別している。すなわち、前段が音符
情報を記録する音符領域1となり、これに引き続く後段
がアクセント情報を記録するアクセント領域2となって
いる。このような領域の区分は、図4に抽象化して記載
されている。この場合、アクセント情報を記録するアク
セント領域2の先頭位置2Aに関する情報は、このファ
イル全体の先頭領域に、アクセント開始位置情報3とし
て記録されており、両領域の境界を判別し得るようにな
っている。
【0019】このようなデータ列を、パターンマッチン
グによる圧縮手法によりデータ圧縮を行なうと、音符領
域1は、大きな長さで同一データパターンとなっている
ことから、SMFを圧縮した場合と比較して、大幅にデ
ータ圧縮効率を向上させることができる。図示例の場合
には、第1列の最初の[ON]から同列の最後の[ミ]
までのパターンは、第2列の最初の[ON]から同列の
最後の[ミ]までのパターン及び第3列の最初の[O
N]から同列の最後の[ミ]までのパターンがそれぞれ
同一のパターンとなり、圧縮の対象となる。上記第1の
実施例では、制御情報を含まない演奏情報について説明
したが、次に、第2の実施例として、演奏情報も含んだ
場合の記録方法について説明する。
【0020】図5は第1の実施例と同様な演奏を別の表
現方法でデータ化したMIDIイベントの記述の一例を
示す図、図6は図5に示すイベントを実際にSMF内に
記述した時のデータ列を示す図、図7は本発明方法の第
2の実施例により記述した時のデータ列を示す図であ
る。図5に示す演奏は、鍵盤を弾く強さは一定である
が、演奏と同時に音量制御レバーを動かし、徐々に音量
を増加した場合の記録例である。ここで、前述と同様
に、演奏情報の一般的記述を(DT,A,B,C)と表
すとすると、DTはイベントの時間情報を示し、ここで
は直前のイベントに対する相対時間を記録している。
【0021】また、(A,B,C)は、MIDIイベン
トを示しており、各符号の意味するところは次の様であ
る。 A:MIDIイベントの種類の識別データ CL:制御イベント。Aが制御イベントの場合、BとC
は以下の通りである。 B:制御の種類の識別データ EX:音量の制御 C:音量データ すなわち、Aが制御イベントの場合には、(DT,A,
B,C)全体が制御情報となる。
【0022】実際のSMF内のデータ列を図示すると、
図6に示すようになっている。ここでも上段のデータ列
から下段のデータ列に従って、記録が行なわれる。すな
わち、図5に示す時間情報付きのMIDIイベントが、
単に時系列的に直列に記録されているだけであり、音符
情報、アクセント情報及び制御情報が混在してイベント
順に記録されている。この場合には、前述と同様に同一
データパターンの出現頻度が少ないことから圧縮効率が
良好でない。そこで、この第2の実施例においては、上
記3種類の情報の種類毎に領域を異ならせて図7に示す
ように記録している。図示するように、制御イベント以
外のイベントに関しては、そのイベントからアクセント
情報、例えば[64]を取り出し、残りの部分である音
符情報のみを先に時系列的に記録する(図中、上段より
3段目まで)。この後に、取り出したアクセント情報の
みを連続的に記録する(図中、4段目)。更に、このア
クセント情報に引き続いて、制御イベントの制御情報を
時系列的に記録することにより、各記録領域を独立させ
て区別している。
【0023】このような領域の区分は、図8に示されて
おり、前段は、音符情報を記録する音符領域1となり、
これに続く中段がアクセント情報を記録するアクセント
領域2となり、更にこれに続く後段が制御情報を記録す
る制御領域4となる。ここで注意すべき点は、SMF中
で1列のイベント列から、制御イベントのみを抜き出し
て、ファイルの別の領域にまとめるため、抜き出したイ
ベント列と残ったイベント列の両方において、イベント
の相対時間の再計算を行なう必要がある点である。本発
明の例においては、制御イベントの時間情報は、直前の
制御イベントに対する相対時間に書き替えられている。
すなわち、途中の制御イベント以外のイベントの時間、
すなわち時間2と時間8を加算することにより、制御イ
ベント間の相対時間をもとめ、これを書き替えている。
【0024】この例では、音符情報を記録する音符領域
1の直後に、アクセント情報を記録するアクセント領域
2を設け、これに続き制御情報を記録している制御領域
4がある。そのため、アクセント情報、制御情報を記録
する各領域2、4の先頭位置2A,4Aに関する情報を
ファイルの先頭領域に、アクセント開始位置情報3及び
制御開始位置情報5として記述し、各領域の境界を判別
し得るようになっている。尚、この実施例においては、
音量データは制御情報に含まれてこれにより制御される
ため、アクセント領域2中に記載されるアクセント情報
は、単にフォーマット上必要なだけであり、ここの数値
はプログラム上どのような数値でも設定でき、演奏上は
無意味な数値となる。
【0025】そして、図示するように、例えば[64]
として同一数値に設定しておけば、データ圧縮時に効率
を高めることができる。このようなデータ列をパターン
マッチングによる圧縮手法によりデータ圧縮を行なう
と、音符領域1及びアクセント領域2は、それぞれ大き
な長さで同一データパターンとなっていることから、第
1の実施例と同様に大幅にデータ圧縮が可能となる。図
示例の場合には、第1列の最初の[ON]から同列の最
後の[ミ]までのパターンは、第2列の最初の[ON]
から同列の最後の[ミ]までのパターン及び第3列の最
初の[ON]から同列の最後の[ミ]までのパターンが
それぞれ同一となり、また、アクセント領域2は、全て
[64]となって同一パターンなので、圧縮の対象とな
る。
【0026】従って、ファイル内の音符領域1及びアク
セント領域2はそれぞれ大きな長さで同一パターンとな
り、ファイル圧縮を行なった場合に、圧縮SMFに比べ
て大幅に圧縮効率を向上させることができる。次に、S
MFファイルから、第2の実施例によるファイル形式へ
の変換方法を図9に示すフローを参照して説明する。
【0027】まず、S1において、対象とするSMFを
開き、処理位置をファイルの先頭とする。そし、AT、
AT1、AT2を0に初期化する。ここで、ATはイベ
ントの曲先頭からの絶対時間であり、AT1は過去にS
4で書き込まれたイベントの曲先頭からの絶対時間であ
り、AT2は過去にS5で書き込まれたイベントの曲先
頭からの絶対時間である。尚、図5において、曲の先頭
を絶対時間0とした場合の各イベントの絶対時間は、左
端のDTにて示される時間情報を累積的に加算すること
により求められる。
【0028】次に、S2において、SMFの処理装置か
ら時間情報付きイベント(DT,A,B,C)を読み込
む。ATが今読み込んだイベントの絶対時間となるよう
に、ATに相対時間DTを加える。次に、S3におい
て、Aの値によって処理を分岐する。A=ONまたはO
Fの場合は、YES,A=CLの場合はNOとなる。次
に、S4において、S3にてAの値がONまたはOFの
場合は、イベントの内容を音符情報を保持する音符領域
1とアクセント情報を保持するアクセント領域2に書き
込む。この時、音符領域1に書き込まれるDTはもっと
も近い過去に音符領域1に書き込まれたイベントからの
相対時間であるので、DTの再計算を行ない、ここに記
録する。この時、ATの値をAT1に書き込んでおく。
【0029】また、S5においては、S3にてAの値が
ONまたはOF以外の時、すなわちA=CLである制御
イベントであるため、イベントの内容を制御情報を保持
する制御領域4に書き込む。このとき、制御領域4に書
き込まれるDTはもっとも近い過去に制御領域4に書き
込まれたイベントからの相対時間であるので、DTの再
計算を行ない、ここに記録する。すなわち、直前の制御
イベントからの時間差を求めている。この時、ATの値
をAT2に書き込んでおく。
【0030】次に、S6においては、SMFの処理位置
をS2で読み込んだ分だけ進める。そして、S7におい
ては、処理位置がSMFの末尾であるか否かが判断さ
れ、これ以上処理する対象がない場合(YES)は、S
8に進む。また、処理対象がある場合(NO)は、S2
に戻り、再度同じ処理を繰り返し行なう。そして、S8
においては、音符情報を保持している音符領域1と、ア
クセント情報を保持しているアクセント領域2と、制御
情報を保持している制御領域4を結合し、図7に示した
ような目的のファイルとする。
【0031】次に、以上に説明したような演奏情報記録
方法を用いて圧縮した演奏情報の再生装置について説明
する。図10は本発明の再生装置を示すブロック構成図
であり、図11はこの再生装置にて行なわれる再生手順
を示すフローチャートである。図示するようにこの再生
装置10は、上述した演奏情報記録方法により記録され
た演奏情報ファイルをパターンマッチング手法によりデ
ータ圧縮した圧縮済ファイルを記録する圧縮済ファイル
記録媒体11と、このファイルをデコード、いわゆる解
凍してもとの演奏情報とするデコード手段12と、この
解凍された演奏情報を一時的に記憶する演奏情報記憶媒
体13と、この解凍された演奏情報を順次処理する再生
制御手段14と、この処理出力情報を実際に楽音として
再生して放音する音源部、例えばMIDI音源部15と
により主に構成されている。
【0032】上記圧縮済ファイル記録媒体11は、例え
ば大容量の記録ディスク等よりなり、電話回線等の通信
回線を介して配信された圧縮済ファイルをここに記録す
る。また、演奏情報記録媒体13は、読み書き速度が速
い例えばRAM等により構成され、MIDI情報再生時
の再生速度に対応できるようになっている。更には、上
記デコード手段12及び再生制御手段14は、例えばマ
イクロプロセッサ16に一体的に組み込まれ、ソフトウ
エアで規定される演算処理を演奏情報に対して施すこと
になる。
【0033】次に、図11を参照して演奏情報の再生処
理について説明する。圧縮済ファイル記録媒体11の圧
縮済ファイルはデコード手段12によってデコードして
解凍することによって伸長し、演奏情報が得られる。こ
の得られた演奏情報は例えば図8に示すようなフォーマ
ットで演奏情報記憶媒体13に記憶されているものとす
る。再生制御手段14は、以下の処理フローに従ってこ
の演奏情報ファイルを処理することによってMIDI情
報を再生し、MIDI音源部15から放音する。
【0034】まず、S11にて、演奏情報記憶媒体13
の演奏情報ファイルの先頭部分から、アクセント開始位
置情報3と制御開始位置情報5を読み込み、音符領域1
とアクセント領域2と制御領域4に対して先頭から読み
込み可能な状態とする。音符領域11の先頭は制御開始
位置情報5の位置の隣である。ここで、2つのフラグf
lag1、flag2を用意し、一方のフラグflag
1は音符領域とアクセント領域からの再生状態を示し、
他方のフラグflag2は制御領域からの再生状態を示
すものとする。再生に先立って、これらの2つのフラグ
を未終了に初期化する。また、上記2つのフラグに加え
て、ここでは更に、2つのフラグoflag1、ofl
ag2を用意し、一方のフラグoflag1は、音符領
域1とアクセント領域2から読み出される各MIDIイ
ベントの出力状態を示し、他方のフラグoflag2は
制御領域4から読み出される各MIDIイベントの出力
状態を示すものとし、ここでは両フラグoflag1、
oflag2は出力済みの状態に初期化する。
【0035】次に、S12において、再生のために音符
領域の内容を全て読み込んだか否かを判断する。音符領
域1において次に読み込むべき内容が無い場合(YE
S)には、S13に移行し、フラグflag1を終了と
する。S12にて音符領域1の内容が残っている場合
(NO)には、S14へ移行し、フラグoflag1の
状態をチェックして、音符領域1とアクセント領域2か
ら読み出される各MIDIイベントの出力状態を見る。
ここで、NOの場合、すなわち出力済みの場合にはS1
5へ移行する。ここでは音符領域1から、先に図1を参
照して説明した次の情報(DT1、A1、B1)を読み
込み、更にアクセント領域2から次のアクセント情報
(C1)を読み込む。更に、情報(DT1、A1、B
1)と情報(C1)は、MIDIイベント(A1、B
1、C1)としてMIDI音源部15に出力するため
に、この準備として情報(DT1、A1、B1、C1)
に再構成される。また更に、フラグoflag1を未出
力の状態にする。読み込みは、各領域の先頭から順次行
なわれるが、音符情報(DT1、A1、B1)とアクセ
ント情報(C1)は1対1に対応しており、音符領域と
アクセント領域は、全ての内容の読み込みが同時に終了
するため、内容を全て読み込んだか否かの判断は音符領
域に対してのみ行なえば良い。
【0036】次に、S16、S17、S18、S19に
て、先のS12、S13、S14、S15にて行なった
処理と同等の処理を制御領域4に対して行なう。すなわ
ち、制御領域4から内容を最後まで読み込んでいない場
合(N0)には、フラグoflag2の状態をチェック
し(S18)、ここでNOの場合(出力済み)にはS1
9にて制御領域4から図5を参照して説明した制御情報
(DT2、A2、B2、C2)を読み込んでフラグof
lag2を未出力状態とする。そして、S16にて最後
まで読み込んでいる場合(YES)には、フラグfla
g2を終了とする(S17)。ここで各情報要素に付さ
れた数字は音符情報とアクセント情報から再構成した情
報(DT1、A1、B1、C1)と識別するためのもの
である。次に、S20へ移行して音符領域1とアクセン
ト領域2と制御領域4の内容を全て読み込んだか否かを
判断する。これは2つのフラグflag1、flag2
が共に終了を示しているか否かを判断することにより行
なう。両フラグflag1、flag2が共に終了(Y
ES)であればS21に移行し、全ての再生処理を終了
する。NOの場合には、S22に移行する。
【0037】S22においてはフラグflag1の状態
を検査する。フラグflag1が終了を示していれば
(YES)、音符領域1とアクセント領域2からのMI
DIイベントの再生は既に終了しているので、出力に関
わる以降の処理をスキップし、S25へ分岐する。フラ
グflag1が未終了の場合(N0)は、読み取り済み
で出力待ちのMIDIイベント(A1、B1、C1)が
存在するため、S23以降の出力処理を実行する。すな
わちS23ではイベントの時間情報を示すDT1の値を
検査する。DT1は情報(A1、B1、C1)の出力を
行なうまでの時間を表しており、DT1=0の場合(Y
ES)には、現時刻が情報(A1、B1、C1)をMI
DI音源部15に対して出力すべき時刻であるから、S
24へ分岐し、MIDIイベント(A1、B1、C1)
をMIDI音源部15に対して出力すると共にフラグo
flag1を出力済みとする。。S23においてDT1
が0でない場合(NO)には、情報(A1、B1、C
1)の出力までには時間経過が必要である。そこで、S
23にて再度DT1を検査することに対応して、S28
にてDT1を1だけ小なる値に変更する。そして、S2
8にて単位時間待ちを実行する。
【0038】次に、S25、S26、S27にて、読み
取り済みで出力待ちのMIDIイベント(A2、B2、
C2)に対してS22、S23、S24にて行なった処
理と同等の処理を行ない、フラグflag2に対する状
態検査を行ない(S25)、また、S27ではMIDI
音源部15に対して出力してフラグoflag2を出力
済みとする。S28へ入る場合は読み取り済みで出力待
ちのMIDIイベント(A1、B1、C1)または(A
2、B2、C2)が少なくとも1つは存在する場合であ
る。これらを正しい時刻に出力するために、S28にお
いてDT1、DT2をそれぞれ1だけ減算し、単位時間
待った後にS22へ移行する。以上のような各ステップ
を経ることにより、演奏情報をMIDI音源部15から
再生して放音することができる。
【0039】尚、以上の各実施例では、従来の演奏情報
ファイルとしてSMFを用いて説明したが、SMFに限
らず、演奏情報ファイルが音符情報と、少なくともアク
セント情報と制御情報のいずれかを記録しており、これ
らの情報の発生順に記録している場合には、本発明を適
用して効率的なデータ圧縮を行なってデータ容量を削減
することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の演奏情報
記録方法及びその演奏情報の再生装置によれば、次のよ
うに優れた作用効果を発揮することができる。本発明方
法によれば、演奏情報に含まれる音符情報等を情報の種
類別に区分して独立した領域に記録するようにしたの
で、同一パターンの発生する確立の多い情報にまとめる
ことができる。従って、演奏情報ファイルをパターンマ
ッチング手法によりデータ圧縮する場合に、データ圧縮
効率を大幅に向上させることができ、従って、圧縮デー
タを記録媒体に保存する場合、或いは回線を通じて伝送
する場合、データ圧縮後のデータ容量を大幅に削減でき
るので、小容量の記録媒体を用いることができ、しかも
回線使用時間が減少するので回線使用料を安くすること
ができる。本発明装置によれば、上述のようにして作ら
れた演奏情報の圧縮済ファイルを楽音として再生するこ
とができ、しかもこの圧縮済ファイルを記録する圧縮済
ファイル記録媒体の容量を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】時間情報を付したMIDIイベントの記述の一
例を示す図である。
【図2】図1に示すイベントを実際にSMF内に記述し
た時のデータ列を示す図である。
【図3】本発明方法の第1の実施例により記述した時の
データ列を示す図である。
【図4】図3に示すデータ列を抽象化して示す図であ
る。
【図5】第1の実施例と同様な演奏を別の表現方法でデ
ータ化したMIDIイベントの記述の 一例を示す図で
ある。
【図6】図5に示すイベントを実際にSMF内に記述し
た時のデータ例を示す図である。
【図7】本発明方法の第2の実施例により記述した時の
データ列を示す図である。
【図8】図7に示すデータ列を抽象化して示す図であ
る。
【図9】図7に示すデータ列を形成する時のフローを示
す図である。
【図10】本発明の再生装置を示すブロック構成図であ
る。
【図11】図10に示す再生装置にて行なわれる再生手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…音符領域、2…アクセント領域、3…アクセント開
始位置情報、4…制御領域、5…制御開始位置情報、1
0…再生装置、11…圧縮済ファイル記録媒体、12…
デコード手段、13…演奏情報記憶媒体、14…再生制
御手段、15…MIDI音源部(音源部)。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽音の発音開始と発音停止を示す音符情
    、個々の発音について発音の強さを表すアクセント
    情報と演奏の抑揚を表す制御情報との2つの情報の内の
    少なくとも一方が混在する演奏情報を記録する方法に
    おいて、前記演奏情報である前記アクセント情報及び/
    又は前記制御情報と、前記音符情報とを各情報毎に集
    め、その集めた各情報を記録媒体上のそれぞれ独立した
    異なった領域に、パターンマッチング手法によりデータ
    圧縮して圧縮ファイルとして記録することを特徴とする
    演奏情報記録方法。
  2. 【請求項2】 前記演奏情報は、MIDI情報であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の演奏情報記録方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の演奏情報記録方法によ
    って記憶された演奏情報の再生装置において、前記演奏
    情報が前記圧縮済ファイルとして記録された圧縮済ファ
    イル記録媒体から、この圧縮済ファイルをデコードして
    前記演奏情報を得るためのデコード手段と、得られた前
    記演奏情報を一時的に記憶するための演奏情報記憶媒体
    と、この演奏情報記憶媒体の前記演奏情報を順次再生処
    理する再生制御手段と、この再生制御手段から出力され
    る演奏情報を楽音として再生する音源部とを備えるよう
    に構成したことを特徴とする演奏情報の再生装置。
  4. 【請求項4】 前記演奏情報は、MIDI情報であるこ
    とを特徴とする請求項3記載の演奏情報の再生装置。
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