JP3211245U - 冷凍装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】起動時における圧縮機の負荷を低減できる冷凍装置を提供する。【解決手段】冷凍装置1は、冷媒が循環可能な循環路3と、冷媒が流れる副路5とを有している。循環路3は、圧縮機7、凝縮器13及び蒸発器19を順に有している。副路5は、循環路3のうちの凝縮器13と蒸発器19との間のイン側接続部3aと、循環路3のうちの蒸発器19と圧縮機7との間のアウト側接続部3bとを接続している。また、副路5は、副路内アキュムレータ31と、副路内アキュムレータ31とアウト側接続部3bとを接続しているアウト側キャピラリーチューブ33と、を含んでいる。【選択図】図1

Description

本開示は冷凍装置に関する。
冷凍装置として、冷媒が循環する循環路を有しているものが知られている(例えば特許文献1〜4)。循環路には、例えば、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮する凝縮器と、凝縮された冷媒の気化を伴いつつ冷却対象から熱を奪う蒸発器とが設けられている。
特許文献1では、起動時における圧縮機の負荷を低減するために、上記のような循環路に接続される、循環路のうちの凝縮器と蒸発器との間の部分に対して並列な副路を設けている。当該副路には、冷媒が流れる方向に順に、電磁弁、タンク及びキャピラリーチューブが設けられている。
特許文献2の図2では、冷媒の混合比率を調整するために、上記のような循環路に接続される、循環路の蒸発器に対して並列な副路を設けている。当該副路には、冷媒が流れる方向に順に、キャピラリーチューブ、電磁弁、タンク及び電子制御弁が設けられている。
特許文献3では、起動時における圧縮機の負荷を低減するために、上記のような循環路に一端が接続され、他端がタンクに接続された副路を設けている。循環路とタンクとの間にはキャピラリーチューブが設けられている。特許文献4においても同様の構成が開示されている。
特開平6−94314号公報 特開2003−287292号公報 特開2007−303794号公報 特開2014−196869号公報
特許文献1、3及び4の構成では、起動時における圧縮機の負荷を十分に低減できないおそれがある。また、特許文献2は、起動時における圧縮機の負荷を低減することを目的としておらず、圧縮機の負荷(循環路の圧力)の観点から副路の構成を好適化することはなされていない。そこで、起動時における圧縮機の負荷を好適に低減できる冷凍装置が提供されることが望まれる。
本開示の一態様に係る切削方法は、圧縮機、凝縮器及び蒸発器を順に有している、冷媒が循環可能な循環路と、前記循環路のうちの前記凝縮器と前記蒸発器との間のイン側接続部と、前記循環路のうちの前記蒸発器と前記圧縮機との間のアウト側接続部とを接続しており、前記冷媒が流れることが可能な副路と、を有しており、前記副路は、アキュムレータと、前記アキュムレータと前記アウト側接続部とを接続しているアウト側キャピラリーチューブと、を含んでいる。
一例において、前記冷凍装置は、前記イン側接続部と前記アキュムレータとを接続しているイン側キャピラリーチューブと、前記イン側キャピラリーチューブに直列に接続されており、前記イン側接続部から前記アキュムレータへの流れを許容及び禁止可能なイン側バルブと、前記アウト側キャピラリーチューブに直列に接続されており、前記アキュムレータから前記アウト側接続部への流れを許容及び禁止可能なアウト側バルブと、を更に有している。
一例において、前記イン側バルブが前記イン側キャピラリーチューブよりも前記イン側接続部側に位置しており、前記アウト側バルブが前記アウト側キャピラリーチューブよりも前記アウト側接続部側に位置している。
一例において、前記冷凍装置は、前記イン側接続部から前記アキュムレータへの流れを許容するとともにその反対方向の流れを禁止する逆止弁を更に有している。
一例において、前記循環路は、前記イン側接続部から前記蒸発器へ流れる前記冷媒、前記蒸発器から前記アウト側接続部へ流れる前記冷媒、及び前記蒸発器へ流れる前記蒸発器による冷却対象の流体を冷却可能なカスケードコンデンサを更に有している。
上記の構成によれば、起動時における圧縮機の負荷を好適に低減できる。
本開示の実施形態に係る冷凍装置の要部の構成を模式的に示す図。
(全体構成)
図1は、本開示の実施形態に係る冷凍装置1の要部の構成を模式的に示す図である。
冷凍装置1は、例えば、冷却対象を冷凍する装置である。なお、冷凍は、環境温度よりも低い温度及び/又は氷点下まで冷却対象を冷却することを指し、凍結が生じることは必須の要件ではない。より具体的には、例えば、冷凍装置1は、冷却対象としての流体(気体又は液体)を−150°C以上−140°C以下まで冷却可能な装置として構成されている。図1では、冷却対象の流体の流れを黒塗りの矢印y1で示している。冷却対象の流体の種類及び流量等は適宜に設定されてよい。一例を挙げると、冷却対象の流体は空気であり、流量は50NLM(Normal Liter per Minute)である。
冷凍装置1は、冷却対象の流体を冷却するための冷媒が循環する循環路3と、循環路3の一部に対して並列になるように両端が循環路3に接続された副路5とを有している。循環路3は、冷却対象の流体を冷却することに寄与する。副路5は、例えば、冷凍装置1の起動時において循環路3内の圧力を低減することに寄与する。
循環路3及び副路5を流れる冷媒の種類は冷凍装置1に要求される冷却能力等に応じて適宜に設定されてよい。例えば、冷却対象を−150°C以上−140°C以下まで冷却する場合においては、冷媒として、複数種類(例えば5種類)のフロン、アルゴン及びクリプトンを適宜な混合比で混合したものを利用してよい。
(循環路の構成)
循環路3は、例えば、冷媒が流れる方向へ順に、圧縮機7、第1オイルセパレータ9、第2オイルセパレータ11、凝縮器13、ドライヤー15、サイトグラス17、膨張弁18、蒸発器19及び圧縮機用アキュムレータ21を有している。また、循環路3は、膨張弁18の上流側及び蒸発器19の下流側に位置するカスケードコンデンサ23も有している。
圧縮機7は、気体状となっている冷媒を圧縮する。圧縮機7の能力も適宜に設定されてよい。一例を挙げると、圧縮機7の最高吐出圧力は3MPa程度とされてよい。
第1オイルセパレータ9及び第2オイルセパレータ11は、圧縮機7からの冷媒に含まれているオイルを除去する。冷媒から除去されたオイルは、圧縮機7の潤滑用のオイルとして圧縮機用アキュムレータ21を介して圧縮機7へ戻される。
凝縮器13は、圧縮機7によって圧縮された冷媒を冷却して凝縮させる。図1では、凝縮器13として空冷式のものが示されている。ただし、凝縮器13は水冷式などの他の方式のものであってもよい。
ドライヤー15は、凝縮器13によって液状とされた冷媒から水分を除去する。
サイトグラス17は、液状の冷媒を視認可能とするための窓を構成する。
膨張弁18は、凝縮器13によって液状とされた冷媒の流量を調整して蒸発器19へ流れる冷媒の圧力を低下させる(冷媒を膨張させる。)。なお、膨張弁18に代えて、又は加えて、キャピラリーチューブが設けられてもよい。
蒸発器19は、膨張弁18からの冷媒を気化させつつ、冷却対象の流体から熱を奪う。図1では、蒸発器19として、それぞれ蒸発器として機能し得る4つの構成要素を連結したものが例示されている。もちろん、蒸発器19は、このような複数の蒸発器が連結されたものでなくてもよい。
圧縮機用アキュムレータ21は、蒸発器19からの冷媒から液状の冷媒を分離し、気体状の冷媒のみを圧縮機7へ供給する。なお、圧縮機7及び圧縮機用アキュムレータ21の組み合わせを圧縮機と捉えてもよい。
カスケードコンデンサ23は、例えば、不図示の他の冷凍装置の蒸発器によって構成されており、例えば、膨張弁18へ流れ込む冷媒、蒸発器19から流れ出る冷媒、及び蒸発器19へ流れ込む冷却対象の流体を冷却する。
循環路3の各要素(7、9、11、13、15、17、18、19及び21)の基本的な構成は、例えば、公知の種々の構成と同様とされてよい。また、カスケードコンデンサ23は、公知の種々のカスケードコンデンサにおいて、冷却対象の流体が流れる流路として、3種の流路を設ければよい。
(副路の構成)
副路5は、例えば、一端が循環路3のイン側接続部3aに接続されているとともに、他端が循環路3のアウト側接続部3bに接続されている。すなわち、副路5は、循環路3のうちイン側接続部3aからアウト側接続部3bまでの流路に対して並列な流路を構成している。
イン側接続部3aは、例えば、凝縮器13と蒸発器19との間に位置している。アウト側接続部3bは、例えば、蒸発器19と圧縮機7との間に位置している。すなわち、副路5は、蒸発器19に対して並列な流路を構成している。
より詳細には、例えば、イン側接続部3aは、サイトグラス17とカスケードコンデンサ23との間に位置している。別の観点では、イン側接続部3aは、例えば、膨張弁18(又はキャピラリーチューブ)よりも凝縮器13側に位置している。また、アウト側接続部3bは、蒸発器19と圧縮機用アキュムレータ21との間に位置している。
副路5は、例えば、冷媒が流れる方向へ(イン側接続部3aからアウト側接続部3bへ)順に、イン側バルブ25、イン側キャピラリーチューブ27、逆止弁29、副路内アキュムレータ31、アウト側キャピラリーチューブ33及びアウト側バルブ35を有している。
イン側バルブ25は、例えば、ソレノイドバルブによって構成されており、入力された信号に応じて開閉する。イン側バルブ25の開閉により、イン側接続部3aから副路内アキュムレータ31への流れ(より詳細には、例えば、イン側接続部3aからイン側キャピラリーチューブ27への流れ)が許容又は禁止される。
イン側キャピラリーチューブ27は、イン側接続部3aから副路内アキュムレータ31への流れ(より詳細には、例えば、イン側バルブ25から逆止弁29への流れ)を抑制する。イン側キャピラリーチューブ27の断面積及び長さは、循環路3において生じ得る圧力等に応じて適宜に設定されてよい。
逆止弁29は、イン側接続部3aから副路内アキュムレータ31への流れ(より詳細には、例えば、イン側キャピラリーチューブ27から副路内アキュムレータ31への流れ)を許容し、その反対方向の流れを禁止する。
副路内アキュムレータ31は、内部が密閉された容器(タンク)を含んで構成されており、イン側接続部3aから流れ込む(より詳細には、例えば、逆止弁29から流れ込む)冷媒を保持可能である。なお、副路内アキュムレータ31は、気液の分離に寄与してもよいし、寄与しなくてもよい。また、副路内アキュムレータ31の容量は適宜に設定されてよい。
アウト側キャピラリーチューブ33は、副路内アキュムレータ31からアウト側接続部3bへの流れ(より詳細には、例えば、副路内アキュムレータ31からアウト側バルブ35への流れ)を抑制する。アウト側キャピラリーチューブ33の断面積及び長さは、循環路3において生じ得る圧力等に応じて適宜に設定されてよい。
アウト側バルブ35は、例えば、ソレノイドバルブによって構成されており、入力された信号に応じて開閉する。アウト側バルブ35の開閉により、副路内アキュムレータ31からアウト側接続部3bへの流れ(より詳細には、例えば、アウト側キャピラリーチューブ33からアウト側接続部3bへの流れ)が許容又は禁止される。
副路5の各要素(25、27、29、31、33及び35)の基本的な構成は、例えば、公知の種々の構成と同様とされてよい。副路内アキュムレータ31は、単なるタンクとされてもよいし、圧縮機用のアキュムレータと同様の構成(気液の分離を考慮した構成)とされてもよい。なお、後者の場合、副路内アキュムレータ31は、気体及び液体のいずれが優先的にアウト側接続部3b側へ流れるように設けられてもよい。
(制御系の構成)
冷凍装置1は、制御系の構成として、例えば、圧力スイッチ37、吐出側圧力センサ39、吸入側圧力センサ41、制御装置43を有している。
圧力スイッチ37は、いわゆる高低圧圧力スイッチである。すなわち、圧力スイッチ37は、圧縮機7の吐出側の圧力が所定の高圧閾値を超えたときにオン又はオフされ、圧縮機7の停止等のトリガとなる高圧スイッチと、圧縮機7の吸入側の圧力が所定の低圧閾値を下回ったときにオン又はオフされ、圧縮機7の停止等のトリガとなる低圧スイッチとを含んでいる。
吐出側圧力センサ39は、圧縮機7の吐出側の圧力を検出する。吸入側圧力センサ41は、圧縮機7の吸入側(例えば圧縮機用アキュムレータ21内)の圧力を検出する。
制御装置43による循環路3の要素の制御は、例えば、公知の制御と同様とされてよい。また、制御装置43は、例えば、吐出側圧力センサ39及び/又は吸入側圧力センサ41の検出値等に基づいて、イン側バルブ25及びアウト側バルブ35を制御する。
(制御装置による副路の制御)
冷凍装置1の起動時においては、冷媒の凝縮が速やかに十分な程度でなされず、冷媒は、気体の割合が大きい。その結果、循環路3の圧力が上昇し、ひいては、圧縮機7の負荷が増加する。なお、冷却対象を−140°C以下まで冷凍するような場合においては、負荷の増加が特に大きい。その後、凝縮が十分になされてくると、循環路の圧力は低下していき、冷凍装置1の動作は安定する。制御装置43は、例えば、このような圧縮機7の負担を軽減するために、以下のようにイン側バルブ25及びアウト側バルブ35を制御する。
イン側バルブ25及びアウト側バルブ35は、基本的には閉じられるように制御される。そして、制御装置43は、例えば、冷凍装置1が起動されたことを条件として、又は吐出側圧力センサ39の検出値が所定の第1イン側閾値を超えたことを条件として、イン側バルブ25を開く。これにより、例えば、起動時に循環路3の圧力が上昇したときに、冷媒が副路内アキュムレータ31に充填されることになり、循環路3の圧力の上昇が低減される。
また、制御装置43は、例えば、イン側バルブ25を開いた後、吐出側圧力センサ39の検出値が所定の第2イン側閾値を下回ると、アウト側バルブ35を開く。これにより、例えば、循環路3の圧力が上昇した後、凝縮が進んで循環路3の圧力が低下していく過程において、副路内アキュムレータ31に充填されていた冷媒が循環路3に放出される。ひいては、循環路3における冷媒の量が確保される。なお、第2イン側閾値は、上記の第1イン側閾値が利用される態様では、第1イン側閾値と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
上記の第2イン側閾値を利用する制御に代えて、又は加えて、制御装置43は、吸入側圧力センサ41の検出値が所定の第1アウト側閾値を下回ったときにアウト側バルブ35を開いてもよい。この制御によっても、上記と同様に、凝縮が進んで循環路3の圧力が低下していく過程において、冷媒を循環路3に戻すことができる。なお、第1アウト側閾値は、上記の第1イン側閾値及び/又は第2イン側閾値が利用される態様では、例えば、これらの値よりも小さくてよい。
また、制御装置43は、例えば、イン側バルブ25を開いた後、吐出側圧力センサ39の検出値が所定の第3イン側閾値を下回ると、イン側バルブ25を閉じる。これにより、例えば、凝縮が進んで循環路3の圧力が低下していく過程において、副路内アキュムレータ31への冷媒の更なる充填は禁止される。なお、第3イン側閾値は、上記の第1イン側閾値及び/又は第2イン側閾値が利用される態様では、これらの値(いずれか又は双方)と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
その後、制御装置43は、例えば、吐出側圧力センサ39の検出値が所定の第4イン側閾値を下回ると、アウト側バルブ35を閉じる。これにより、例えば、その後さらに循環路3の圧力が下がっても循環路3からアウト側バルブ35を介した副路内アキュムレータ31への逆流が禁止される。及び/又は、例えば、副路5から循環路3へ戻される冷媒の量が調整され、循環路3の圧力が所定値へ制御される。なお、第4イン側閾値は、上記の第1、第2及び/又は第3イン側閾値が利用される態様では、例えば、これらの値よりも小さい。
上記の第4イン側閾値を利用する制御に代えて、又は加えて、制御装置43は、吸入側圧力センサ41の検出値が所定の第2アウト側閾値を下回ったときに、アウト側バルブ35を閉じてもよい。この制御によっても、上記と同様に、例えば、冷媒の副路5への逆流の抑制、及び/又は循環路3における冷媒の調整がなされる。なお、第2アウト側閾値は、上記の第1アウト側閾値が利用される態様では、例えば、第1アウト側閾値よりも小さい。
以上のとおり、本実施形態では、冷凍装置1は、冷媒が循環可能な循環路3と、冷媒が流れる副路5とを有している。循環路3は、圧縮機7、凝縮器13及び蒸発器19を順に有している。副路5は、循環路3のうちの凝縮器13と蒸発器19との間のイン側接続部3aと、循環路3のうちの蒸発器19と圧縮機7との間のアウト側接続部3bとを接続している。また、副路5は、副路内アキュムレータ31と、副路内アキュムレータ31とアウト側接続部3bとを接続しているアウト側キャピラリーチューブ33と、を含んでいる。
従って、例えば、上述のように、冷凍装置1の起動時において、循環路3の圧力を副路5に逃がし、循環路3の圧力上昇を低減することができる。その結果、例えば、圧縮機7の負荷が低減される。別の観点では、圧縮機7の小型化及び/又はコスト削減を図ることができる。
ここで、循環路3の冷媒は、圧縮機7の下流と、圧縮機7の上流とで圧力差が大きいから、本実施形態のように副路5が設けられることによって、例えば、循環路3から副路5への冷媒の充填と、副路5から循環路3への冷媒の放出とを効果的に行うことができる。ただし、イン側接続部3aを圧縮機7の直後とするのではなく、凝縮器13よりも下流とすることによって、例えば、凝縮前の冷媒の圧力は副路5に直接的には逃げず、凝縮の効率が低下するおそれが低減される。アウト側キャピラリーチューブ33が設けられることによって、例えば、副路内アキュムレータ31から圧縮機7への冷媒の戻しは徐々に行われる。上記のように圧縮機7の下流と上流とは圧力差が大きく、ひいては、冷媒が充填された副路内アキュムレータ31と、圧縮機7の下流との圧力差は大きくなりやすいことから、アウト側キャピラリーチューブ33はより有効に機能する。
また、本実施形態では、冷凍装置1は、イン側接続部3aと副路内アキュムレータ31とを接続しているイン側キャピラリーチューブ27と、イン側キャピラリーチューブ27に直列に接続されており、イン側接続部3aから副路内アキュムレータ31への流れを許容及び禁止可能なイン側バルブ25と、アウト側キャピラリーチューブ33に直列に接続されており、副路内アキュムレータ31からアウト側接続部3bへの流れを許容及び禁止可能なアウト側バルブ35と、を更に有している。
従って、例えば、イン側バルブ25及びアウト側バルブ35が設けられていることにより、副路内アキュムレータ31における冷媒の充填及び放出を適宜な時期に行うことができ、ひいては、圧力の上昇の低減等を好適に行うことができる。また、例えば、冷凍装置1の仕様及び/又は運用の変更にも柔軟に対応可能である。イン側キャピラリーチューブ27が設けられていることにより、例えば、循環路3の冷媒が副路内アキュムレータ31に流れすぎてしまい、循環路3における冷媒を冷却する効率が低下するおそれが低減される。
また、本実施形態では、イン側バルブ25がイン側キャピラリーチューブ27よりもイン側接続部3a側に位置しており、アウト側バルブ35がアウト側キャピラリーチューブ33よりもアウト側接続部3b側に位置している。
従って、例えば、イン側バルブ25及びアウト側バルブ35は、極力、副路5の端部側に設けられていることになる。その結果、例えば、副路5において、冷媒を貯留可能な長さが確保されることになり、多少なりとも副路5の効果が増大する。
また、本実施形態では、冷凍装置1は、イン側接続部3aから副路内アキュムレータ31への流れを許容するとともにその反対方向の流れを禁止する逆止弁29を更に有している。
従って、例えば、イン側接続部3aと副路内アキュムレータ31との圧力差による副路内アキュムレータ31への冷媒の充填を可能な限り行うことができる。
また、本実施形態では、循環路3は、イン側接続部3aから蒸発器19(膨張弁18)へ流れる冷媒、蒸発器19からアウト側接続部3bへ流れる冷媒、及び蒸発器19へ流れる蒸発器19による冷却対象の流体を冷却可能なカスケードコンデンサ23を更に有している。
従って、例えば、カスケードコンデンサ23による吸熱効果を3種の流路に及ぼすことになり、冷凍装置1の冷却能力を効率的に向上させることができる。このような冷却能力が高い冷凍装置1においては、副路5による圧力上昇の低減効果がより有効である。
本開示に係る技術は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施されてよい。
循環路において、主要な要素は圧縮機、凝縮器及び蒸発器であり、その他の要素(例えばカスケードコンデンサ)は適宜に省略されてよい。副路において、主要な要素はアキュムレータ及びアウト側キャピラリーチューブであり、その他の要素(例えば逆止弁)は適宜に省略されてよい。逆に、循環路及び副路において、例示しなかった要素が適宜に追加されてもよい。例えば、受液器、液ガス熱交換器及び/又は中間冷却器が設けられてもよい。副路において、バルブは、キャプラリーチューブよりもアキュムレータ側に位置していてもよい。
1…冷凍装置、3…循環路、3a…イン側接続部、3b…アウト側接続部、5…副路、7…圧縮機、13…凝縮器、19…蒸発器、31…副路内アキュムレータ(アキュムレータ)、33…アウト側キャピラリーチューブ。

Claims (5)

  1. 圧縮機、凝縮器及び蒸発器を順に有している、冷媒が循環可能な循環路と、
    前記循環路のうちの前記凝縮器と前記蒸発器との間のイン側接続部と、前記循環路のうちの前記蒸発器と前記圧縮機との間のアウト側接続部とを接続しており、前記冷媒が流れることが可能な副路と、
    を有しており、
    前記副路は、
    アキュムレータと、
    前記アキュムレータと前記アウト側接続部とを接続しているアウト側キャピラリーチューブと、を含んでいる
    冷凍装置。
  2. 前記イン側接続部と前記アキュムレータとを接続しているイン側キャピラリーチューブと、
    前記イン側キャピラリーチューブに直列に接続されており、前記イン側接続部から前記アキュムレータへの流れを許容及び禁止可能なイン側バルブと、
    前記アウト側キャピラリーチューブに直列に接続されており、前記アキュムレータから前記アウト側接続部への流れを許容及び禁止可能なアウト側バルブと、
    を更に有している請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 前記イン側バルブが前記イン側キャピラリーチューブよりも前記イン側接続部側に位置しており、
    前記アウト側バルブが前記アウト側キャピラリーチューブよりも前記アウト側接続部側に位置している
    請求項2に記載の冷凍装置。
  4. 前記イン側接続部から前記アキュムレータへの流れを許容するとともにその反対方向の流れを禁止する逆止弁を更に有している
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷凍装置。
  5. 前記循環路は、前記イン側接続部から前記蒸発器へ流れる前記冷媒、前記蒸発器から前記アウト側接続部へ流れる前記冷媒、及び前記蒸発器へ流れる前記蒸発器による冷却対象の流体を冷却可能なカスケードコンデンサを更に有している
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷凍装置。
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