JP3210364U - 組み立て式コンテナ - Google Patents

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孝幸 三牧
中津井 宏
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Abstract

【課題】搬送先においてコンテナを搬送元に送り返す際に、下金枠から分割板や側板の取り外しが容易で、かつ、取り外した側板や分割板を仕舞い込んだ形態を、コンテナ高さが輸送時の半分以下で安定した形態とすることができ、輸送効率を上げることができる組み立て式コンテナを提供する。【解決手段】パレット10上の下金枠20の内側の四方に立設される前側板30と右側板50と左側板60と後側板40と、被収容物の前後方向の複数箇所に複数の分割板を積み上げてなり、被収容物を支持する支持板と、下金枠20に被さる上蓋100と、を備える。対向一対の側板が下部連結手段により下金枠に連結され、かつ、四つの側板が隣り合う側板の上部同士が上部連結手段により連結され、下金枠内の空間が、四つの側板と複数の支持板を重ねて収容する容積を有し、下金枠内の空間に四つの側板と複数の支持板を重ねた状態で上蓋が下金枠に被される。【選択図】図1

Description

本考案は、組み立て式コンテナに関する。
従来より、フォークリフトにより抱持されるパレットの上面に下金枠を固定し、下金枠の内側に四つの側板を立設して内部収容空間を形成する組み立て式コンテナが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された組み立て式コンテナは、ロッド輸送用コンテナであり、パレットと、パレット上の四隅位置に立設される下金具と、下金具間を連結している帯状金具と、パレット上に載置される底板と、下金具のコーナー金具の垂直溝にスライド式に差し込まれかつ回動用突起で回動可能に連結され内倒れ可能に立設され対向一対の第1側板と、両端が第1側板の内面側両端部に備えられたスライド溝にスライド式に差し込まれ立ち上がる対向一対の第2側板と、第2側板の上端に設けられ第1側板と第2側板とを連結する回動自在な取付金具と、一対の第1側板および一対の第2側板により囲まれる内部空間を閉じる蓋と、第1側板の内壁面に備えられた案内金具にスライド式に差し込まれ両端を支持され、被収容物であるロッドを保持する保持溝を有する第1―第4の仕切板と、を備えている。
このロッド輸送用コンテナは、搬送先で、被収容物であるロッドを取り出し、仕切板を全て取り外してから、第1および第2側板をパレット上で分解して折り畳むことにより、コンテナの嵩を小さくして輸送元へ送り返すことができる。
特許第3796345号公報
しかしながら、特許文献1のロッド輸送用コンテナを含む従来の組み立て式コンテナにあっては、被収容物を取り出した後に、取り外した蓋、一対の第2側板および第1−第4の仕切板を形成する複数の分割板を内部に仕舞い込むことについて考慮されていないという問題があった。
本考案は、上述した問題点を解決するために案出されたもので、被収容物をコンテナから取り出した後、下金枠から分割板や側板の取り外しが容易で、かつ、取り外した側板や分割板を内部に仕舞い込むことが可能で、コンテナ高さが輸送時の半分以下で安定した形態とすることができ、輸送効率を上げることができる組み立て式コンテナを提供することを目的としている。
本考案の組み立て式コンテナは、上述した問題点を解決するため、パレットと、前後に対向する一対の第1の連結金枠および左右に対向する一対の第2の連結金枠を有し、矩形状に前記パレットの上面に設けられた下金枠と、前記一対の第1の連結金枠の内側に接して立設される前側板および後側板と、前記一対の第2の連結金枠の内側に接して立設される右側板および左側板と、前記前側板と前記右側板と前記左側板と前記後側板により形成される被収容物収容空間に収容される被収容物を前後方向の複数箇所で支持する複数の支持板と、前記四つの側板に被さり前記被収容物収容空間を閉じる上蓋と、を備え、各前記支持板が、前記被収容物を抱持する凹部を有し、上下方向に分割された複数の分割板を積み上げられて構成され、前記四つの側板のうちの少なくとも対向一対の側板がそれぞれ下部連結手段により下金枠に連結され、かつ、前記四つの側板が隣り合う側板の上部同士を上部連結手段により連結され、四つのコーナー金具の上端面までの前記下金枠内の空間が、前記四つの側板と複数の前記支持板を重ねて収容する容積を有し、前記下金枠内の空間に前記四つの側板と複数の前記支持板を重ねた状態で前記上蓋が前記下金枠に被される構成である。
この構成によれば、下金枠内の空間の深さを適切に設定することで、分割板および四つの側板を取り外し、これらを下金枠内に水平に収容することができ、上蓋を被せたときの全高さを側板の下金枠から上に出ている部分の高さだけ低くすることができる。したがって、被収容物をコンテナから取り出した後、下金枠から分割板や側板の取り外しが容易で、かつ、取り外した側板や分割板を内部に仕舞い込むことが可能で、コンテナ高さが輸送時の半分以下で安定した形態とすることができ、輸送効率を上げることができる。
本考案の組み立て式コンテナは、前記第1および第2の連結金枠の内面の所要高さ位置に段差面を有し、前記段差面に前記前側板と前記右側板と前記左側板と前記後側板が立設され、前記下金枠内の前記段差面より下側の空間に、取り外された前記分割板を収容するとともに、前記下金枠内の前記段差面より上側の空間に、前記四つの側板を収容するように構成することができる。
この構成によれば、下金枠内の段差面より下側の空間に、強度が弱い分割板を収容することができるとともに、下金枠内の段差面より上側の空間に、段差面を利用して四つの側板を水平にかつ二段重ねた状態に収容することができる。
また、この構成によれば、四つの側板の高さ寸法が下金枠の内面の対向面間の寸法の半分よりも小さい寸法であることが、四つの側板が下金枠内に収容される条件であるので、下金枠の内面に設けられた段差面の上に四つの側板が載置される構成であるから、四つの側板の上端の高さを、四つの側板を下金枠の底面部上に立設した構成とした場合に比べ、下金枠の底面部から段差面までの高さ分だけ高くなり、被収容物収容空間を大きくすることができる。
本考案の組み立て式コンテナは、前記前側板および前記後側板はそれぞれ、下側部材と、上側部材と、前記下側部材と前記上側部材とを一平面に連結しかつ外面側に折れ重なるように連結する複数の蝶番と、を有する構成とすることができる。
この構成によれば、前側板と後側板のいずれか一方または両方の上側部材を外側に倒し、被収容物収容空間に収容される被収容物の下部を見ることができる。したがって、従来では、上蓋を外して被収容物収容空間の上方から被収容物収容空間に収容された被収容物上側部材を確認するほかはなかったという問題点を解決できる。
本考案の組み立て式コンテナは、前記四つの側板は、高さ寸法が前記下金枠の内面の対向面間の寸法の半分よりも小さい寸法とされる構成とすることができる。
この構成によれば、四つの側板の高さ寸法が下金枠の内面の対向面間の寸法の半分よりも小さい寸法であるから、下金枠内に収容される条件を満たすので、互いに対向する右側板と左側板とをそのまま倒伏した並んだ状態に収容することができ、また互いに対向する前側板と後側板についてもそのまま倒伏した並んだ状態に収容することができ、再度組み立てるときに組み立て易い状態に収容できる。なお、右側板と左側板の一対と、前側板と後側板の一対とをどちらを先に収容するかは任意である。
本考案の組み立て式コンテナは、枠平面が垂直面内にかつ前後方向に延在するように、両側の端部を前記前側板と前記後側板とに設けられた上下方向に延在する縦溝を有する一対の第1のガイドに支持され、被収容物収容空間を前後方向に長い右側空間と左側空間とに仕切る中仕切り枠を、さらに備え、各前記分割板は、両側の端部を前記右側板と前記左側板に設けられた上下方向に延在する縦溝を有する第2のガイドと、前記中仕切り枠に設けられた上下方向に延在する縦溝を有する第3のガイドとに支持される構成とすることができる。
この構成によれば、分割板は、第1,第2,第3のガイドを案内手段兼支持手段として積み重ね、取り外しを順次に行うことができる。また、中仕切り枠を備えたことで、中仕切り枠がない場合に比べ、分割板の長さが半分になるので、強度が小さく折れやすい分割板の折損強度を相対的に大きくすることができる。なお、中仕切り枠についても、下金枠の段差面より下側の空間に収容できる。
本考案によれば、被収容物をコンテナから取り出した後、下金枠から分割板や側板の取り外しが容易で、かつ、取り外した側板や分割板を内部に仕舞い込むことが可能で、コンテナ高さが輸送時の半分以下で安定した形態とすることができ、輸送効率を上げることができる組み立て式コンテナを提供することができる。
本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナであって、右斜め上方から見た分解斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナであって、被収容物を支持する中仕切り板および支持板のコンテナ内での組立状態を示す右斜め上方から見た斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナの正面図である。 図3におけるIV−IV矢視に沿った断面図である。 図3におけるV−V矢視に沿った断面図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナであって、被収容物を収納して組立完了した状態を示す斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナであって、上蓋を外し内部の収容状態を示す斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナであって、図7に示す状態から、前側板と後側版を二つ折りとし、内部の被収容物と支持板を構成する分割板を全て取り外した状態を示す斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナであって、図8に示す状態から、さらに右側板と左側版と中仕切り板を取り外し、取り外し作業が完了した状態を示す斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナであって、図9に示す状態から、支持板を構成する全ての分割板を積層しかつ敷き詰めた仕舞い込み状態を示す斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナであって、図10に示す仕舞い込み状態に対応する縦断右側面図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナであって、図10に示す仕舞い込み状態から、さらに中仕切り板を仕舞い込んだ状態を示す斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナであって、図12に示す収納状態から、さらに前側板と後側版を一平面状態に戻して内側に倒した仕舞い込んだ状態を示す斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナであって、図13に示す収納状態から、さらに右側板と左側版を内側に倒した仕舞い込んだ状態を示す斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナであって、図14に示す仕舞い込み途中状態から、さらに上蓋を被せた仕舞い込み完了状態を示す斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナであって、図15に示す仕舞い込み完了状態に対応する縦断右側面図である。
本考案の組み立て式コンテナの一実施の形態について、図面を参照して説明する。
まず、組み立て式コンテナ1の構成について説明する。
図1、図3ないし図6に示すように、組み立て式コンテナ1は、フォークリフトにより抱持されるパレット10と、底板13と、パレット10の上面に固定された矩形状の下金枠20と、下金枠20の四方の内面に接して立設され被収容物収容空間を形成する前側板30、後側板40、右側板50および左側板60と、これら四つの側板30,40,50,60に被さり被収容物収容空間を閉じる上蓋100と、を備える。
さらに、図2に示すように、組み立て式コンテナ1は、被収容物収容空間を前後方向に長い右側空間と左側空間とに仕切る中仕切り枠70と、右側空間と左側空間の前後方向の各一の支持位置で複数の分割板を積み上げることで構成され、右側空間と左側空間に収容される被収容物を複数段状に支持する複数の支持板81,82,83,84,85,86,87,88(以下、81−88と称する。)を備えている。
パレット10は、組み立て式コンテナ1の基台であって運搬台である。パレット10は、平面方向に見た形状が略正方形である扁平ブロック体であり、一の側面から反対側の側面を貫通するように2つのリフト用孔11を有し、また他の一の側面から反対側の側面を貫通するように2つのリフト用孔11を有し、フォークリフトの爪部(フォーク)が四つの側面のいずれから2つのリフト用孔11に差し込まれるように構成されている。
パレット10は、四隅に面取り状の側面部12を有する。パレット10は、軽量化のために、下面部および上面部の各周縁部分を除く領域が格子状に形成されてもよい。なお、パレット10は、金属製、樹脂製、または木製のいずれであってもよい。
図1に示すように、下金枠20は、矩形枠状でありパレット10の上面に固定されている。下金枠20は、パレット10の上面に重ねられ固定される基板部21と、基板部21の上面の四隅に立設されるコーナー金具22と、基板部21の上面の前縁部と後縁部において両側のコーナー金具22と一体に連結された対向一対の第1の連結金枠23と、基板部21の上面の右縁部と左縁部において両側のコーナー金具22と一体に連結された対向一対の第2の連結金枠24と、を有する。下金枠20は、ステンレス鋼製、鋼製またはアルミニウム製等により構成される。
基板部21は、パレット10よりも大きく形成され、周縁部がパレット10より庇状に張り出してパレット10の上面に重ねられ固定されている。基板部21は、第1,第2の連結金枠23,24に囲まれる領域が大きな格子状に開孔されている。
コーナー金具22は、基板部21の四隅に立設されている。前側の左右一対のコーナー金具22は、左右対称形状に設けられていて、後述する前側板30が内側に倒伏自在となるように前側板30の左右下端を回動可能に支持するようになっている。後側の左右一対のコーナー金具22は、後側の左右一対のコーナー金具22に対して前後対称形状に設けられていて、後述する後側板40が内側に倒伏自在となるように後側板40の左右下端を回動可能に支持するようになっている。
一対の第1の連結金枠23は、内面側の所要高さに前側板30または後側板40を載置する段差面23cを備えている。また、一対の第2の連結金枠24は、内面側の所要高さに右側板50または左側板60を載置する段差面24cを備えている。段差面23cと段差面24cは同一高さに設けられている。
第1,第2の連結金枠23,24の段差面23c,24cよりそれぞれ上側に立ち上がる上側部分23b,24bは、段差面23c,24cの上に建て付けられる四つの側板30,40,50,60の下辺部の外面に当接し外側への広がりを防ぐ外抑え機能を有する。第1の連結金枠23の上側部分23bは丈が短く、第2の連結金枠24の上側部分24bは、コーナー金具22と同一高さに延在している。第2の連結金枠24とコーナー金具22は、四つの側板30,40,50,60等の仕舞い込み時に上蓋100が被さるための支持部となっている。
各第1の連結金枠23の下側部分23aは、内面の長さ方向中央に上下方向に延びる内面側に開いた縦溝を有するリブ状の縦ガイド23dを有する。
また、各第2の連結金枠24の下側部分24aは、内面の長さ方向の所要の四カ所に上下方向に延びる内面側に開いた縦溝を有するリブ状の縦ガイド24dを有する。
下金枠20の内側空間は、被収容物収容空間の一部を構成している。第1,第2の連結金枠23,24の段差面23c,24cよりそれぞれ下側の下側部分23a,24aで囲まれる空間は、中仕切り枠70と、複数の支持板81−88をそれぞれ構成する複数の分割板のための仕舞い込み収容空間となっている。このため、下側部分23a,24aの丈は、分割板を敷き詰めてかつ重ねた状態に収容し、その上に、中仕切り枠70を置いた状態で、中仕切り枠70の上面が、段差面23c,24cよりも下側位置となるように設定されている。
第1,第2の連結金枠23,24の段差面23c,24cよりそれぞれ上側の上側部分23b,24bとコーナー金具22とで囲まれる空間は、四つの側板30,40,50,60のための仕舞い込み収容空間となっている。このため、上側部分24bの丈は、前側板30と後側板40を内側に倒れるようにして水平に並べて収容し、その上に重なるように、右側板50と左側板60を内側に倒れるようにして水平に並べて収容したときに、右側板50と左側板60の上面よりも高くなるように設定されている。
底板13は、基板部21の上に載置され、基板部21の格子状の開口を閉塞して被収容物収容空間の底面を規定している。底板13は、四つの辺部に縦ガイド23d,24dとの干渉を避けて落とし込まれるための切り欠き13aを有している。底板13は、段ボールプラスチック製である。底板13は、組み立て式コンテナ1の折り畳み時においてもそのままの状態とされる。
前側板30および後側板40はそれぞれ、下側部材31,41と、上側部材32,42と、下側部材31,41と上側部材32,42とを一平面に連結しかつ外面側に折れ重なるように連結する複数の蝶番33,43と、下側部材31,41と上側部材32,42の各内面の長さ方向の中央部に上下方向に延びる内面側に開いたリブ状の縦ガイド34,35,44,45を有する。なお、縦ガイド34,35,44,45は、本考案の第1のガイドを構成する。
前側板30を構成している下側部材31は、長さ方向の両端部に上下方向に延びる内面側に開いたチャンネル形ガイド31aを有し、各チャンネル形ガイド31aの外側の端面下部にピン軸36が突設され、外面部の左右下部の端部に一対の丸落とし37が取り付けられている。また、前側板30を構成している上側部材32は、長さ方向の両端部に上下方向に延びる内面側に開いたチャンネル形ガイド32aを有し、外面部の左右上部の端部に一対の丸落とし38が取り付けられている。チャンネル形ガイド31a,32aは、下側部材31と上側部材32とが一平面のときに一直線上に一致する。なお、ピン軸36は、本考案の下部連結手段を構成する。なお、丸落とし38は、本考案の上部連結手段を構成している。また、チャンネル形ガイド31aは、本考案の第1のガイドを構成している。
前側板30と同様に、後側板40を構成している下側部材41は、長さ方向の両端部に上下方向に延びる内面側に開いたチャンネル形ガイド41aを有し、各チャンネル形ガイド41aの外側の端面下部にピン軸46が突設され、外面部の左右上部の端部に一対の丸落とし47が取り付けられている。また、後側板40を構成している上側部材42は、長さ方向の両端部に上下方向に延びる内面側に開いたチャンネル形ガイド42aを有し、外面部の左右下部の端部に一対の丸落とし48が取り付けられている。チャンネル形ガイド41a,42aは、下側部材41と上側部材42とが一平面のときに一直線上に一致する。なお、ピン軸46は、本考案の下部連結手段を構成し、丸落とし48は本考案の上部連結手段を構成している。
前側板30は、前側の第1の連結金枠23の段差面23cの上に載置されることにより立設される。この際に、図4に示すように、前側板30を、段差面23cから若干外れる内側位置で、かつ、コーナー金具22の上方近傍に位置されると、前側板30の両端下部のピン軸36が、コーナー金具22の上方から、コーナー金具22に設けられた外側に突出する凸条部22aの内側の縦溝22cに対応するようになっている。各ピン軸36は、前側板30が段差面23cに載置される高さに近い高さまで下降されると、コーナー金具22の縦溝22cに入り、縦溝正面の傾斜面に案内されて横スライドし、コーナー金具22に設けられた開孔22bに位置するようになっており、垂直上方への若干持ち上がり可能になっている。これにより、前側板30は、段差面23cに載置され、また折り畳み時には、両側のピン軸36を回転中心として内側に倒れることができるようになっている。
同様に、後側板40は、後側の第1の連結金枠23の段差面23cの上に載置されることにより立設される。この際に、後側板40を、段差面23cから若干外れる内側位置で、かつ、コーナー金具22の上方近傍に位置されると、後側板40の両端下部のピン軸46が、コーナー金具22の上方から縦溝22cに対応するようになっている。各ピン軸46は、後側板40が下降されると、縦溝22cに入り、縦溝正面の傾斜面に案内されて横スライドし、コーナー金具22に設けられた開孔22bに位置するようになっており、垂直上方への若干持ち上がり可能になっている。これにより、後側板40は、段差面23cに載置され、また折り畳み時には、両側のピン軸36を回転中心として内側に倒れることができるようになっている。
したがって、前側板30と後側板40は、下金枠20に建て付けられると、垂直上方に持ち上げられる外力が作用しても下金枠20と分離しないようになっている。
右側板50と左側板60は、前側板30と後側板40が立設された後に、前側板30と後側板40に両端支持されるように立設される。
図4に示すように、右側板50は、第2の連結金枠24の段差面24cの上に載置されるが、右側板50の前端部は、前側板30の右端部に上下方向に延びる内面側に開いた縦溝を有するチャンネル形ガイド31aに嵌合されている。すなわち、右側板50の下端を先に立設された前側板30の上端よりも上位置として、右側板50が下降されることにより、右側板50の前端部が前側板30のリブ状のチャンネル形ガイド31aに挿し込まれている。この嵌合構造は、右側板50の後端部と後側板40の右端部に設けられたチャンネル形ガイド31aとの関係についても同様である。さらに、左側板60の前端部と後側板40の左端部に設けられたチャンネル形ガイド41aとの関係、並びに、左側板60の後端部と後側板40の左端部に設けられたチャンネル形ガイド41aとの関係についても同様である。
ここで、上述した丸落とし37,38,47,48について説明する。左右一対の丸落とし37は、前側板30の下側部材31の左右のチャンネル形ガイド31aに右側板50の前端部および左側板60の前端部が嵌合されたときに、ロック軸を移動されることにより、ロック軸の先端を右側板50または左側板60に設けられた図示しないドリル孔に挿し込まれることで、下側部材31と右側板50との連結および下側部材31と左側板60との連結を行うようになっている。後側板40の下側部材41に設けられた丸落とし47は、前側板30の下側部材31に設けられた丸落とし37と同一の機能を有し、下側部材41と右側板50,左側板60との連結を行うようになっている。
同様に、左右一対の丸落とし38は、前側板30の上側部材32の左右のチャンネル形ガイド32aに右側板50の前端部および左側板60の前端部が嵌合されたときに、ロック軸を移動されることにより、ロック軸の先端を右側板50または左側板60に設けられた図示しないドリル孔に挿し込まれることで、下側部材31と右側板50との連結および下側部材31と左側板60との連結を行うようになっている。また、後側板40の上側部材42に設けられた丸落とし48は、前側板30の上側部材32に設けられた丸落とし38と同一の機能を有し、上側部材32と右側板50,左側板60との連結を行うようになっている。
したがって、右側板50と左側板60が、前側板30と後側板40に両端支持されるように立設され、丸落とし37,38,47,48によるロックが行われると、四つの側板30,40,50,60は、一体的な四面剛構造になり、下金枠20に分離不能に支持される。四つの側板30,40,50,60は、高さ寸法が下金枠20の内面の対向面間の寸法の半分よりも小さい寸法とされている。
ここで、四つの側板の高さ寸法が下金枠の内面の対向面間の寸法の半分よりも小さい寸法に設定されている理由は、前側板30と後側板40とを横並びに敷き詰めたときの大きさと、右側板50と左側板60とを横並びに敷き詰めたときの大きさが、下金枠20の開口よりも小さくなるからである。すなわち、前側板30と後側板40とを下金枠20に組み付けたまま、両側のピン軸36,46を回転中心として内側に倒して水平状態で横並びに収容できるとともに、前側板30と後側板40とを内側に倒す前に取り外した前側板30と後側板40とを、それぞれ前倒しにして水平状態で横並びに収容できるからである。
右側板50と左側板60はそれぞれ、内面の前後方向の複数箇所、本実施の形態では四か所に、上下方向に延在する縦溝を有するリブ状の縦ガイド51,61を有する。縦ガイド51,61は、本考案の第2のガイドを構成する。
中仕切り枠70は、前後方向に長い矩形の枠部71と、枠部71の上下の長辺部同士を繋ぐように設けられた複数の桟部72と、枠部71の上下の長辺部に両端を支持され上下方向に延在する縦溝を有する縦ガイド73と、を有する。中仕切り枠70は、ステンレス鋼製、鋼製、あるいはアルミニウム製である。なお、縦ガイド73は、本考案の第3のガイドを構成している。
中仕切り枠70は、両側の端部を前側板30と後側板40とに設けられた上下方向に延在する縦溝を有する一対の縦ガイド34,35,44,45に支持され、もって、枠平面が垂直面内にかつ前後方向に延在するように、被収容物収容空間を前後方向に長い右側空間と左側空間とに仕切るようになっている。
中仕切り枠70によって仕切られる右側空間および左側空間のそれぞれには、前後方向の複数箇所、実施の形態では四カ所に、支持板81−88が設けられる。
支持板81−88は、前側板30と右側板50と左側板60と後側板40により形成される被収容物収容空間に収容される被収容物を前後方向の複数箇所で支持するようになっている。各支持板81−88は、被収容物を抱持する凹部を有し、上下方向に分割された複数の分割板を積み上げられて構成されている。
分割板は、上下の端面(積み重ね面)に凹部を有する。被収容物に対して下側に位置する分割板の凹部と上側に位置する分割板の凹部とで、被収容物を貫通状態に抱持する。
分割板の凹部は、被収容物の当該支持位置に置ける断面形状に対応した大きさ、形状の貫通孔を形成する。支持板81−88を構成する分割板の積み重ね数や高さ寸法は、被収容物に対応して設計されて備えられる。
支持板81−88は、被収容物に対して緩衝機能を有して支持するため、変形と折損が起きにくく、凹部を形成しやすく肉厚で軽量安価な材料、例えば、発泡ポリプロピレン製の成形体が用いられている。
図1に示すように、上蓋100は、被収容物収容空間の上部を閉じるように設けられる。本実施の形態では、上蓋100は、鋼板製で、略正方形の天面部101と、天面部101の四辺から垂下する角筒部102と、天面部101の上面の四隅に突設された短三角柱状のコーナー突起103を有し、菓子箱の蓋形状に形成されていて、四つの側板30,40,50,60が組み立てられた後に被され、被収容物収容空間を閉じるようになっている。四つのコーナー突起103は、複数個のコンテナが積み重ねられるときに、下側のコンテナに備えられる四つのコーナー突起103が、前記下側のコンテナに重なる上側のコンテナのパレットの四隅に備えられる側面部12の外側に近接して、上下のコンテナの位置ずれを防いで、積崩れを防止する機能を有する。
図15に示すように、上蓋100は、支持板81−88、中仕切り枠70、四つの側板30,40,50,60を取り外し、これらを下金枠20の空間に収容した後に、下金枠20の四つのコーナー金具22および一対の第2の連結金枠24に被される。
図6、図15に示すように、組み立て式コンテナ1は、四つの側板30,40,50,60の上端面に載置される上蓋100を、四つの側板30,40,50,60の上端面から外れないように固定するため、並びに、仕舞い込み状態において浮き上がらないように固定するためのゴム掛け式係合機構110が設けられている。
ゴム掛け式係合機構110は、上蓋100の角筒部102の前部と後部の各外側面に沿って、両端を角筒部102に備える係止部111に係止されたゴムバンド112と、基端に形成されたリング部に該ゴムバンド112が通され先端にはフック部が形成されたフック付係合金具113と、前側板30および後側板40の上部の中央位置に設けられた第1の固定側係合金具114と、下金枠20の前後一対の第1の連結金枠23の外面部の中央位置に設けられた第2の固定側係合金具115と、を有している。ゴムバンド112は、例えば枠辺の半分の長さを有し、耐久性および所要引張強度を有する。
ゴム掛け式係合機構110は、下金枠20に建て付けられた四つの側板30,40,50,60の上端面に上蓋100が載置された状態で、前側および後側において、フック付係合金具113を把持して引張り、フック部を第1の固定側係合金具114に掛止することにより、四つの側板30,40,50,60の上端面に載置される上蓋100を、四つの側板30,40,50,60から位置ずれしないように固定することができる。
また、ゴム掛け式係合機構110は、四つの側板30,40,50,60を取り外し、下金枠20内に収容し、上蓋100を段差面23c,24cに載置した状態で、前側および後側において、フック付係合金具113を把持して引張り、フック部を第2の固定側係合金具115に掛止することにより、四つの側板30,40,50,60の上端面に載置される上蓋100を、浮き上がらないように固定することができる。
続いて、組み立て式コンテナ1の組み立て手順について説明する。
組み立て式コンテナ1の組み立ては、被収容物を収容するストックヤード等で行い、まず、下金枠20の前側の第1の連結金枠23の段差面23c上に前側板30を建て付けるとともに、後側の第1の連結金枠23の段差面23c上に後側板40を建て付ける。このとき、前後の第1の連結金枠23は、それぞれ左右一対のピン軸36,46がコーナー金具22の開孔22bに係合し、下金枠20と結合される。
次いで、右側板50および左側板60の各両端を、前側板30および後側板40の左右の各チャンネル形ガイド31a,41aに挿し込むようにして、右側板50および左側板60を左右の第2の連結金枠24の段差面24c上に建て付け、前側の左右の丸落とし37および後側の左右の丸落とし47をロック操作して、下側部材31,41と右側板50および左側板60を一体に連結し、その後に、前側板30の上側部材32および後側板40の上側部材42をそれぞれ外側に二つ折りにする。
次いで、中仕切り枠70の前端部と後端部を前側の下側部材31と後側の下側部材41のそれぞれの内面部に備えた縦ガイド34,44に挿し込み、さらに前後の第1の連結金枠23の内面に備えた縦ガイド23dに挿し込み、これにより、中仕切り枠70を建て付ける。
続いて、分割板を縦ガイド51または61と、中仕切り枠70に設けられた縦ガイド73とに両端支持されるように積み上げつつ、上下の分割板の凹部で被包装物を抱持し、支持板81−88を構成するように積み上げていく。この場合、上側部材32,42が倒れて、下側部材31,41の上端が低いので、支持板81−88の下層部の積み重ねと被包装物の抱持作業を行い易い。
分割板の積み上げ高さが下側部材31,41の高さまで到達したら、上側部材32,42を立ち上げる。これにより、上側部材32,42の内面に備える縦ガイド31b,41bを中仕切り枠70に嵌合させるとともに、チャンネル形ガイド32a,42aを右側板50と左側板60の端部に被嵌させ、丸落とし38,48をロック操作し、上側部材32,42と、右側板50または左側板60とを連結する。
引き続いて、分割板を積み上げつつ被包装物を分割板の凹部で抱持し、支持板81−88を構成する。最後に、上蓋100を被せ、ゴム掛け式係合機構110のゴムバンド112に付設されたフック付係合金具113を第1の固定側係合金具114に掛止すると、被収容物を収容した状態に組立完了する(図6参照)。
なお、組立完了後に、下側に収容された被収容物を確認したときは、前側および後側の各左右一対の丸落とし38,48のロックを解除すれば、前側板30および後側板40の上側部材32,42を外側に倒すことができ、下側に収容された被収容物を確認することができる。
続いて、組み立て式コンテナ1の折り畳み、仕舞い込み手順について、図6ないし図16を参照して説明する。
組み立て式コンテナ1の折り畳み、仕舞い込みは、例えば、当該組み立て式コンテナ1の配送先で行われる。
まず、上蓋100を取り外し、四つの側板30,40,50,60で囲まれた被収容物収容空間の上半に収容された被包装物および被包装物を抱持する複数の分割板を、上から順次に取り外す。
次いで、前側および後側の各左右一対の丸落とし38,48のロックを解除し、上側部材32,42を外側に倒す。これにより、下側部材31,41の上側を通して被収容物収容空間の下半に収容された分割板と被包装物の取り出しを行うことができる。
次いで、中仕切り枠70を持ち上げて取り外し、前側および後側の各左右一対の丸落とし37,47のロックを解除し、右側板50および左側板60を持ち上げて取り外す。以上で、取り外しがすべて完了する。
続いて、全ての分割板を下金枠20の第1,第2の連結金枠23,24内の下側部分23a,24a内に敷き詰めたかつ積層した状態に収容し、次いで、図12に示すように中仕切り枠70を水平にして分割板の上に載置する。このとき、中仕切り枠70の上面レベルが第1,第2の連結金枠23,24の段差面23c,24cのレベル以下になるように収まる。
続いて、二つ折れ状態の前側板30および後側板40の上側部材32,42をそれぞれ垂直に立ててから、内倒れとなるように倒伏する。このとき、前側板30および後側板40は、下側部材31,41の両端に備えているピン軸36,46に両端支持され、かつ、ピン軸36,46を回転中心として回動する。前側板30および後側板40は、段差面23c,24cおよび第2の連結金枠24の下側部分24aの内面に設けられた縦ガイド24dに受承される。なお、受け台を下側部分24aの内面に設けてもよい。
続いて、右側板50と左側板60が、それぞれの取付位置から内倒れとなって水平になるように前側板30および後側板40の上に載置される。これにより、前側板30および後側板40は、上面レベルがコーナー金具22の上端よりも低くなるように下金枠20ないに収容される。
最後に、上蓋100を被せ、ゴム掛け式係合機構110のゴムバンド112に付設されたフック付係合金具113を第2の固定側係合金具115に掛止すると、コンテナを送り返せる減容した状態になり、折り畳み、仕舞い込みが完了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、パレット10と、前後に対向する一対の第1の連結金枠23および左右に対向する一対の第2の連結金枠24を有し、矩形状にパレット10の上面に設けられた下金枠20と、一対の第1の連結金枠23の内側に接して立設される前側板30および後側板40と、一対の第2の連結金枠24の内側に接して立設される右側板50および左側板60と、前側板30と右側板50と左側板60と後側板60により形成される被収容物収容空間に収容される被収容物を前後方向の複数箇所で支持する複数の支持板80−88と、四つの側板30,40,50,60に被さり被収容物収容空間を閉じる上蓋100と、を備え、各支持板80−88が、被収容物を抱持する凹部を有し、上下方向に分割された複数の分割板を積み上げられて構成され、四つの側板30,40,50,60のうちの少なくとも対向一対の側板がそれぞれピン軸36,46により下金枠20に連結され、かつ、四つの側板30,40,50,60が隣り合う側板の上部同士を丸落とし38,48により連結され、四つのコーナー金具22の上端面までの下金枠20内の空間が、四つの側板30,40,50,60と複数の支持板80−88を重ねて収容する容積を有し、下金枠20内の空間に四つの側板30,40,50,60と複数の支持板80−88を重ねた状態で上蓋100が下金枠20に被される構成である。
この構成によれば、下金枠20内の空間の深さを適切に設定することで、分割板および四つの側板30,40,50,60を取り外し、これらを下金枠20内に水平に収容することができ、上蓋100を被せたときの全高さを側板30,40,50,60の下金枠20から上に出ている部分の高さだけ低くすることができる。したがって、被収容物をコンテナから取り出した後、下金枠20から分割板や側板30,40,50,60の取り外しが容易で、かつ、取り外した側板30,40,50,60や分割板を内部に仕舞い込むことが可能で、コンテナ高さが輸送時の半分以下で安定した形態とすることができ、輸送効率を上げることができる。
以上説明したように、本考案によれば、搬送先においてコンテナを搬送元に送り返す際に、下金枠から分割板や側板の取り外しが容易で、かつ、取り外した側板や分割板を仕舞い込んだ形態を、コンテナ高さが輸送時の半分以下で安定した形態とすることができ、輸送効率を上げることができるという効果を有し、組み立て式コンテナ全般において優れている。
1 組み立て式コンテナ
10 パレット
20 下金枠
22 コーナー金具
23 第1の連結金枠
23c 段差面
24 第2の連結金枠
24c 段差面
30 前側板
31 下側部材
32 上側部材
33 蝶番
34,35 縦ガイド(第1のガイド)
36 ピン軸(下部連結手段)
38 丸落とし(上部連結手段)
40 後側板
41 下側部材
42 上側部材
43 蝶番
44,45 縦ガイド(第1のガイド)
46 ピン軸(下部連結手段)
48 丸落とし(上部連結手段)
50 右側板
51 縦ガイド(第2のガイド)
60 左側板
61 縦ガイド(第2のガイド)
70 中仕切り枠
73 縦ガイド(第3のガイド)
81,82,83,84,85,86,87,88 支持板
100 上蓋

Claims (5)

  1. パレットと、
    前後に対向する一対の第1の連結金枠および左右に対向する一対の第2の連結金枠を有し、矩形状に前記パレットの上面に設けられた下金枠と、
    前記一対の第1の連結金枠の内側に接して立設される前側板および後側板と、
    前記一対の第2の連結金枠の内側に接して立設される右側板および左側板と、
    前記前側板と前記右側板と前記左側板と前記後側板により形成される被収容物収容空間に収容される被収容物を前後方向の複数箇所で支持する複数の支持板と、
    前記四つの側板に被さり前記被収容物収容空間を閉じる上蓋と、を備え、
    各前記支持板が、前記被収容物を抱持する凹部を有し、上下方向に分割された複数の分割板を積み上げられて構成され、
    前記四つの側板のうちの少なくとも対向一対の側板がそれぞれ下部連結手段により下金枠に連結され、かつ、前記四つの側板が隣り合う側板の上部同士を上部連結手段により連結され、
    四つのコーナー金具の上端面までの前記下金枠内の空間が、前記四つの側板と複数の前記支持板を重ねて収容する容積を有し、前記下金枠内の空間に前記四つの側板と複数の前記支持板を重ねた状態で前記上蓋が前記下金枠に被されることを特徴とする組み立て式コンテナ。
  2. 前記第1および第2の連結金枠の内面の所要高さ位置に段差面を有し、前記段差面に前記前側板と前記右側板と前記左側板と前記後側板が立設され、
    前記下金枠内の前記段差面より下側の空間に、取り外された前記分割板を収容するとともに、前記下金枠内の前記段差面より上側の空間に、前記四つの側板を収容するように構成されている請求項1に記載の組み立て式コンテナ。
  3. 前記前側板および前記後側板はそれぞれ、下側部材と、上側部材と、前記下側部材と前記上側部材とを一平面に連結しかつ外面側に折れ重なるように連結する複数の蝶番と、を有する請求項1または2に記載の組み立て式コンテナ。
  4. 前記四つの側板は、高さ寸法が前記下金枠の内面の対向面間の寸法の半分よりも小さい寸法とされる請求項1ないし3のいずれか一の請求項に記載の組み立て式コンテナ。
  5. 枠平面が垂直面内にかつ前後方向に延在するように、両側の端部を前記前側板と前記後側板とに設けられた上下方向に延在する縦溝を有する一対の第1のガイドに支持され、被収容物収容空間を前後方向に長い右側空間と左側空間とに仕切る中仕切り枠を、さらに備え、
    各前記分割板は、両側の端部を前記右側板と前記左側板に設けられた上下方向に延在する縦溝を有する第2のガイドと、前記中仕切り枠に設けられた上下方向に延在する縦溝を有する第3のガイドとに支持される請求項1ないし4のいずれか一の請求項に記載の組み立て式コンテナ。
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