JP3209587U - 医薬品取出し具 - Google Patents

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【課題】コンパクトで取扱性に優れた形態であって、不使用時にはよりコンパクトな形態にできる携帯性・格納性に優れた医薬品取出し具を提供する。【解決手段】下側支持体5が、手のひらに載せて使用可能な大きさであって、先端側に設けられている落下口4から落下した医薬品を収容可能なケース状体に構成され、下側支持体に収容された医薬品を取出し可能な取出し部が下側支持体に設けられ、上側可動体7には、下側支持体に係脱自在に係止して離反回動不能状態に保持する係止部11が設けられ、係止部の、下側支持体への係止状態と係脱状態とをスライド操作により切替え可能なスライド操作部12が、上側可動体の上部に設けられている。【選択図】図3

Description

本考案は、例えば、障害者や老齢者が錠剤やカプセル等の医薬品を包装体から取出す時に用いる医薬品取出し具に関するものである。
この種の医薬品取出し具としては、医薬品が包装されている包装体(PTP包装)を支持可能な支持部を有する下側支持体と、この下側支持体の上方に対向状態に設けられ前記支持部に対して接離移動可能な上側可動体とから成り、前記下側支持体には、前記支持部に包装体の医薬品を落下案内する落下口が設けられ、前記上側可動体には、この上側可動体が前記支持部に接近移動することで、支持部に支持された包装体から医薬品を前記落下口へと押出す押出し部が設けられ、前記上側可動体を前記下側支持体に対して離反方向へ移動付勢する付勢体を備えて、この付勢体の付勢力に抗し上側可動体を前記下側支持体(前記支持部)に接近移動すると、前記押出し部が、前記支持部に支持されている前記包装体から医薬品を押出して前記落下口へ落下させるように構成されているものがある(特許文献1参照)。
実開平7−37183号公報
この種の医薬品取出し具は、携帯使用も多いことから、できるだけコンパクトなものが要望されている。
しかしながら上記特許文献1は、上側可動体が支持体に対して常時離反した状態に付勢されているため、携帯時や不使用時に嵩張る。
本考案は、この点、コンパクトで取扱性に優れた形態であると共に、不使用時には上側可動体を下側支持体に接近させて(伏せて)一層コンパクト化できる携帯や格納に便利な医薬品取出し具を提案するものである。
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
医薬品1が包装された包装体2を支持する支持部3と,この支持部3に支持した包装体2から医薬品1を落下させる落下口4とが先端側に設けられている下側支持体5と、前記包装体2から医薬品1を押出す押出し部6を先端側に有する上側可動体7とから成り、前記下側支持体5の基端部と、前記上側可動体7の基端部とが回動自在に枢着されて前記落下口4と前記押出し部6とが接離回動移動可能な上下対向状態に設けられていると共に、上側可動体7を下側支持体5に対して離反方向へ回動付勢する付勢体8を備え、この付勢体8の付勢力に抗して上側可動体7を下側支持体5に接近回動させることにより、前記押出し部6が、前記支持部3に支持されている前記包装体2から医薬品1を押出して前記落下口4へ落下させるように構成されている医薬品取出し具Aにおいて、前記下側支持体5は、手のひらに載せて使用可能な大きさであって、前記落下口4から落下した医薬品1を収容可能な収容部9を有するケース状体に構成されていると共に、収容部9に収容された医薬品1を取出し可能な取出し部10が設けられており、前記上側可動体7には、この上側可動体7を下側支持体5に接近回動させた際に、前記下側支持体5に係脱自在に係止して離反回動不能状態に保持する係止部11が設けられていると共に、この係止部11の、下側支持体5への係止状態と係脱状態とをスライド操作により切替え可能なスライド操作部12が、上側可動体7の上部にしてこの上側可動体7を操作する手の指Yで操作可能な位置に設けられていることを特徴とする医薬品取出し具に係るものである。
また、前記上側可動体7に、この上側可動体7を上下方向に貫通するガイド孔13が設けられ、このガイド孔13にスライド部材14がスライド移動自在に設けられ、このスライド部材14は、下部に前記係止部11を有してこの係止部11が上側可動体7の下面側に配設されていると共に、上部に前記スライド操作部12を有してこのスライド操作部12が上側可動体7の上面側に配設され、この上側可動体7の上面側に配設されたスライド操作部12のスライド操作に連動して上側可動体7の下面側で係止部11がスライド移動するように構成されており、このスライド操作部12を一方向にスライド操作すると前記係止部11が係止し、他方向にスライド操作すると係止部11が係脱する係合部15が、前記下側支持体5の上部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の医薬品取出し具に係るものである。
また、前記スライド操作部12は、前記上側可動体7の、前記押出し部6より基端側の上面に設けられていることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の医薬品取出し具に係るものである。
また、前記下側支持体5の先端側に、小径錠剤形医薬品1Aを落下させる小径錠剤落下口4Aと、大径錠剤形医薬品1Bを落下させる大径錠剤落下口4Bと、カプセル形医薬品1Cを落下させるカプセル落下口4Cとが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の医薬品取出し具に係るものである。
本考案は上述のように構成したから、下側支持体がコンパクトで取扱性に優れると共に、不使用時には、上側可動体を下側支持体に接近回動させた(伏せた)一層コンパクトな状態に係止保持できる携帯性・格納性の高い便利な医薬品取出し具となり、しかも、この上側可動体の下側支持体への係止状態と係脱状態とは、上側可動体を操作する手の指でスライド操作部をスライド操作するだけの簡易操作で切替え可能であるなど、極めて実用性に優れた医薬品取出し具となる。
また、請求項2記載の考案においては、上側可動体に、スライド操作部のスライド操作により下側支持体に係脱自在に係止する係止部が設けられる構成を、簡易に設計実現可能となる一層実用性に優れた医薬品取出し具となる。
また、請求項3記載の考案においては、スライド操作部が、上側可動体の上部にしてこの上側可動体を操作する手の指で操作可能な位置に設けられる構成を簡易に設計実現可能となる一層実用性に優れた医薬品取出し具となる。
また、請求項4記載の考案においては、小径錠剤形医薬品と大径錠剤形医薬品とカプセル形医薬品とを種類別に分けて取出すことも容易に可能となる一層実用性に優れた医薬品取出し具となる。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例を示す分解斜視図である。 本実施例の上側可動体(係止部)の下側支持体に対する係止・係脱切替え構造を示す一部を切り欠いた作動説明側面図である。 本実施例を一方の手で持ち、もう一方の手に持った包装体を下側支持体の支持部に支持した様子を示す説明斜視図である。 本実施例の上側可動体の操作により、支持部に支持した包装体から医薬品を取出す様子を示す作動説明側断面図である。 医薬品の種類別に、支持部(落下口)に包装体を支持した状態を示す説明図である。
好適と考える本考案の実施形態を、図面に基づいて本考案の作用を示して簡単に説明する。
下側支持体5が手のひらに載せて使用可能な大きさに構成されている本考案の医薬取出し具Aは、コンパクトで取扱性に優れる。
ユーザーが一方の手で本医薬品取出し具Aを持ち、もう一方の手で医薬品1が包装された包装体2を持って、この包装体2を下側支持体5の先端側に設けられている支持部3に支持する。
続いて、付勢体8の付勢力に抗し上側可動体7を一方の手の指Y(例えば第一指Y)で操作して下側支持体5に接近回動させると、上側可動体7の先端側に設けられている押出し部6が、前記支持部3に支持されている包装体2から医薬品1を押出し、押出された医薬品1は下側支持体5先端側に設けられている落下口4を介してケース状の下側支持体5の収容部9に落下収容されることになる。
このようにして収容部9に収容された(包装体2から取出された)医薬品1を、下側支持体5に設けられている取出し部10から取出して服用することができる。
また、本医薬品取出し具Aは、不使用時に上側可動体7を下側支持体5に接近回動させ(上側可動体7を下側支持体5上に伏せ)、上側可動体7の上部に設けられているスライド操作部12をスライド操作することによりこの上側可動体7に設けられている係止部11を下側支持体5に係止すると、この上側可動体7が下側支持体5に対し離反回動不能状態(下側支持体5上に付した状態)に保持されることになる。
即ち、効率良く支持部3に包装体2を支持して医薬品1を取出し可能となるように、上側可動体7は前記付勢体8によって常時下側支持体5から離反方向へ回動付勢されているが、本考案は、この上側可動体7を下側支持体5に接近回動させた(伏せた)状態に保持してコンパクト化することが可能であるため、不使用時の携帯性・格納性に優れる。
再び使用したい場合には、スライド操作部12のスライド操作により係止部11を下側支持体5から係脱させると、上側可動体7が付勢体8の付勢力により自動的に下側支持体5から離反回動移動し、下側支持体5の支持部3に包装体2を支持可能な状態となる。
また、スライド操作部12のスライド操作(上側可動体7の下側支持体5に対する係止状態と係脱状態の切替え操作)は、容易に可能であると共に、このスライド操作部12が上側可動体7を操作する手の指Yで操作可能な位置に設けられているので、上側可動体7を下側支持体5上に伏してからのこのスライド操作部12のスライド操作(係止操作)も、スライド操作部12をスライド操作(係脱操作)して上側可動体7を下側支持体5から離反させてからの上側可動体7の操作(医薬品1押出し操作)も、一連の動作のうちに容易に行われる。
本考案の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例の医薬品取出し具Aは、医薬品1が包装された包装体2を支持する支持部3と,この支持部3に支持した包装体2から医薬品1を落下させる落下口4とが先端側に設けられている下側支持体5と、前記包装体2から医薬品1を押出す押出し部6を先端側に有する上側可動体7とから成り、前記下側支持体5の基端部と、前記上側可動体7の基端部とが回動自在に枢着されて前記落下口4と前記押出し部6とが接離回動移動可能な上下対向状態に設けられている。
具体的には、本実施例の下側支持体5は、手のひらに載せて使用可能な大きさ(図4参照)であって、平面視で舌片状を呈する形状に形成されている(図1,図2参照)。以下、本実施例では、この下側支持体5の先端側(舌先側)を医薬品取出し具Aの前側とし、基端側(舌根側)を医薬品取出し具Aの後側と定めて説明する。
また、この下側支持体5は、上部が開口する容体状の合成樹脂製容体部16と、この容体部16の上部開口部に開閉自在に装着される平板舌片状の合成樹脂製蓋部17とから成るケース状体に構成されており、この容体部16内が医薬品1を収容可能な収容部9として構成され、この収容部9の上部開口部が収容部9内に収容された医薬品1の取出し部10として構成されている。即ち、収容部9の取出し部10を、蓋部17が開閉自在に閉塞するように構成されている。
容体部16に対する蓋部17の開閉構造について説明すると、容体部16の上部開口縁付近の周壁内面全周に前記蓋部17の外周の下面を載置可能な載置段差面18が設けられ(一体成形され)ていると共に、この容体部16の後側周壁は、載置段差面18より上方が開放する形状に形成(一体成形)され、更に容体部16の後側左右部の周壁内面には、載置段差面18より上方位置に容体部16の前後方向に溝長を有するガイド溝19が設けられ(一体成形され)ている(図2参照)。
一方、蓋部17は、後側左右部に前記ガイド溝19に嵌合するスライド突起20が設けられ(一体成形され)ていて、この蓋部17の前端部を前記容体部16後端の周壁開放部分の載置段差面18上に載置して載置段差面18上を前方へスライド移動させていくと、スライド突起20がガイド溝19に嵌合することによって蓋部17が容体部16に取付けられ、これによって蓋部17が収容部9の取出し部10を閉塞するように構成されており、逆にこの閉塞状態から蓋部17を後方へスライド移動させてスライド突起20をガイド溝19から嵌脱させると、蓋部17を容体部16から離脱できる(収容部9の取出し部10を開くことができる)ように構成されている(図2参照)。
また、蓋部17の先端側上面が前記支持部3として構成され、この支持部3の前後二箇所に貫通孔4が形成されて、この二箇所の貫通孔4が前記落下口4として構成されている。
また、この落下口4は、前側のそれが小径丸孔状に形成されて小径錠剤形医薬品1Aを落下可能な小径錠剤落下口4Aとして構成され(図6(a)参照)、後側のそれは小径錠剤形医薬品1Aより大径な丸孔状に形成されて大径錠剤形医薬品1Bを落下可能な大径錠剤落下口4Bとして構成されている(図6(b)参照)。
また、後側の落下口4(大径錠剤落下口4B)は、口縁(孔縁)の前後が半円径に拡張された変形丸孔状に形成されて、この前後の拡張孔部と前後の拡張孔部間に存する大径錠剤落下口4Bの一部分とがカプセル形医薬品1Cを落下可能なカプセル落下口4Cとして機能するように構成されている(図6(c)参照)。即ち、大径錠剤落下口4Bは、カプセル落下口4Cも兼用するものに構成されている。
本実施例の上側可動体7は、前記下側支持体5の平面視形状と同一形状の合成樹脂製平板体に構成されていると共に、この上側可動体7の先端側(前側)下面の前後二箇所に、この上側可動体7が下側支持体5に接近回動した際に前記前後二箇所の落下口4に貫通配設する円柱状の前記押出し部6が垂設され(一体成形され)ている。
また、前記下側支持体5と前記上側可動体7との枢着構造を説明すると、前記蓋部17の後端部左右に枢着片部21が垂設され(一体成形され)ていると共に、この各枢着片部21の外側面に軸突起22が設けられ(一体成形され)ており、一方、この軸突起22を軸支可能な軸受孔23が貫通形成された軸受片24が、前記上側可動体7の後端部左右に垂設され(一体成形され)ている。
そして、左右の軸受片24を外側へ撓ませるなどして前記軸受孔23に前記軸突起22を圧入軸支することにより、蓋部17(下側支持体5)に対し上側可動体7が起伏回動自在に設けられている。
また、蓋部17の後端部上面と、上側可動体7の後端部下面とにストッパー突起25が設けられ(一体成形され)、下側支持体5に対し上側可動体7を離反(起動)回動させると、20〜30度回動したところでこのストッパー突起25同士が互いに当接してこれ以上の離反回動移動が阻止されるように構成されている(図3(a)参照)。
また、本実施例では、前記下側支持体5は、少なくとも手の第二指と第三指とに乗せて把持可能な大きさに設定構成されていて、この下側支持体5を手の第二指と第三指に乗せながら前記上側可動体7と前記スライド操作部12とを手の第一指Yで操作可能に構成されている(図4参照)。
本実施例は、上側可動体7を下側支持体5に対して離反方向へ回動付勢する付勢体8を備えている。
具体的には、付勢体8は、抗縮弾性を有するコイルバネ8が採用され、このコイルバネ8が前記蓋部17の後端部上面に立設されたバネ下支持部26と、上側可動体7の後端部下面に素垂設されたバネ上支持部27との間に架設配設されている。
従って、この付勢体8の付勢力に抗して上側可動体7を下側支持体5に接近回動させることにより、前記押出し部6が、前記支持部3にアルミニウム箔を下にして支持されている前記包装体2から透明プラスチックフィルム越しに医薬品1を押出して(アルミニウム箔を破って)前記落下口4へ落下させるように構成されている(図5参照)。
本実施例は、前記上側可動体7には、この上側可動体7を下側支持体5に接近回動させて伏せた際に、前記下側支持体5に係脱自在に係止して離反回動不能状態に保持する係止部11が設けられていると共に、この係止部11の、下側支持体5への係止状態と係脱状態とをスライド操作により切替え可能なスライド操作部12が、上側可動体7の上部にしてこの上側可動体7を操作する手の第一指Yで操作可能な位置に設けられている。
具体的には、前記上側可動体7に、この上側可動体7を上下方向に貫通し且つ前後方向に長さを有する長孔状のガイド孔13が設けられ、このガイド孔13にスライド部材14がスライド移動自在に設けられている。
また、このスライド部材14は、合成樹脂製であって前記ガイド孔13に貫通配設可能な短尺柱形体に形成されており、更にこのスライド部材14は、下部に前方へ鍔状に突出する前記係止部11が設けられ(一体成形され)ていて、この係止部11が上側可動体7の下面側に配設するように構成されていると共に、上部に平面視で前後方向に長さを有する長丸形状であって、上面が滑り止め作用を発揮する凹凸面に形成される前記スライド操作部12が設けられていて、このスライド操作部12が上側可動体7の上面側に配設するように構成されている(図1〜図3参照)。
即ち、上側可動体7の上部に表出しているスライド操作部12を前後方向にスライド操作可能で、このスライド操作部12のスライド操作に連動して上側可動体7の下部では前記係止部11が前後移動するように構成されている。
また、前記スライド操作部12は、前記上側可動体7の、前記押出し部6より後端側(基端側)の上面に設けられて、この上側可動体7を操作する手の第一指Yで操作可能に構成されている。
一方、前記下側支持体5には、前記スライド操作部12を一方向(前方)にスライド操作すると前記係止部11が係止し、他方向(後方)にスライド操作すると係止部11が係脱する係合部15が、前記下側支持体5の上部に設けられている。
具体的には、前記蓋部17の前記カプセル落下口4C(大径錠剤落下口4B)より後端側(基端側)に、平面視方形状で前記係止部11を挿通可能な挿通孔28が貫通形成され、この挿通孔28の前側の孔縁部が、この挿通孔28に挿通された前記係止部11が前方へスライド移動することにより係脱自在に係止可能な係合部15として構成されている(図2,図3参照)。
尚、本考案は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 医薬品
1A 小径錠剤形医薬品
1B 大径錠剤形医薬品
1C カプセル形医薬品
2 包装体
3 支持部
4 落下口
4A 小径錠剤落下口
4B 大径錠剤落下口
4C カプセル落下口
5 下側支持体
6 押出し部
7 上側可動体
8 付勢体
9 収容部
10 取出し部
11 係止部
12 スライド操作部
13 ガイド孔
14 スライド部材
15 係合部
A 医薬品取出し具
Y 指

Claims (4)

  1. 医薬品が包装された包装体を支持する支持部と,この支持部に支持した包装体から医薬品を落下させる落下口とが先端側に設けられている下側支持体と、前記包装体から医薬品を押出す押出し部を先端側に有する上側可動体とから成り、前記下側支持体の基端部と、前記上側可動体の基端部とが回動自在に枢着されて前記落下口と前記押出し部とが接離回動移動可能な上下対向状態に設けられていると共に、上側可動体を下側支持体に対して離反方向へ回動付勢する付勢体を備え、この付勢体の付勢力に抗して上側可動体を下側支持体に接近回動させることにより、前記押出し部が、前記支持部に支持されている前記包装体から医薬品を押出して前記落下口へ落下させるように構成されている医薬品取出し具において、前記下側支持体は、手のひらに載せて使用可能な大きさであって、前記落下口から落下した医薬品を収容可能な収容部を有するケース状体に構成されていると共に、収容部に収容された医薬品を取出し可能な取出し部が設けられており、前記上側可動体には、この上側可動体を下側支持体に接近回動させた際に、前記下側支持体に係脱自在に係止して離反回動不能状態に保持する係止部が設けられていると共に、この係止部の、下側支持体への係止状態と係脱状態とをスライド操作により切替え可能なスライド操作部が、上側可動体の上部にしてこの上側可動体を操作する手の指で操作可能な位置に設けられていることを特徴とする医薬品取出し具。
  2. 前記上側可動体に、この上側可動体を上下方向に貫通するガイド孔が設けられ、このガイド孔にスライド部材がスライド移動自在に設けられ、このスライド部材は、下部に前記係止部を有してこの係止部が上側可動体の下面側に配設されていると共に、上部に前記スライド操作部を有してこのスライド操作部が上側可動体の上面側に配設され、この上側可動体の上面側に配設されたスライド操作部のスライド操作に連動して上側可動体の下面側で係止部がスライド移動するように構成されており、このスライド操作部を一方向にスライド操作すると前記係止部が係止し、他方向にスライド操作すると係止部が係脱する係合部が、前記下側支持体の上部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の医薬品取出し具。
  3. 前記スライド操作部は、前記上側可動体の、前記押出し部より基端側の上面に設けられていることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の医薬品取出し具。
  4. 前記下側支持体の先端側に、小径錠剤形医薬品を落下させる小径錠剤落下口と、大径錠剤形医薬品を落下させる大径錠剤落下口と、カプセル形医薬品を落下させるカプセル落下口とが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の医薬品取出し具。
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