JP3209462U - イチゴ容器用の蓋 - Google Patents

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伊藤 俊
俊 伊藤
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Abstract

【課題】積み重ねを可能にした効率的な陳列、購入後の持ち帰りを容易にすると共に、容器内外の良好な空気流通でイチゴにカビが生じないように鮮度を維持できるイチゴ容器用の蓋を提供する。【解決手段】イチゴSを収納する収納容器10の開口部に設けた被嵌合縁11に嵌め合わせる嵌合縁3を周縁に設けた蓋本体1に、収納容器10との嵌め合わせ部位である蓋本体1における周囲の蓋側壁2に蓋本体1の内外の空気を流通させる空気流通部5を形成する。空気流通部5は、蓋側壁2の下縁から蓋本体1の覆い壁7の内方に向かって切り欠くことで形成し、切欠縁には蓋本体1の外方に延びる縁片6を形成する。また、収納容器10に蓋本体1が嵌め合わせたときの被嵌合縁11の上方で蓋本体1の内外で空気が流通する空隙を生じさせて構成する。【選択図】図1

Description

この考案は、イチゴを陳列販売するに際し、イチゴを収納した収納容器に施蓋しておくことで多段的に積み重ね可能にして効率的に陳列できると共に、購入後の持ち帰りに際してもコンパクトに包装し持ち運びできるようにしたイチゴ容器用の蓋に関する。
従来から、例えばスーパーマーケット、コンビニエンスストア等でイチゴ等の軟らかい果実を陳列販売するに際し、これらの果実自体を積み重ねるのは損傷させることになるから好ましくはなく、そのため例えばPE素材の成型シート材製の収納容器内に積み重なることなく並列状態で整列して収納し、この収納容器の開口部には、端部に粘着剤等が付着されている透明フィルム材によって包覆することでラッピング包装している。こうしたラッピング包装構成に使用される透明フィルム材は、例えば特許文献1に示されている包材用原反シート等である。
また、特許文献2に示されている包装容器があり、この包装容器はイチゴそれぞれを個別的に載置収納する収納凹部が複数形成されたトレーに開閉自在な透明カバーを設け、イチゴに弾性的に接触するよう透明カバーの下面開口部に伸縮性フィルムシートを張設してイチゴの動きを抑止するとする。
特開2001−301812号公報 特開2010−168083号公報
ところが、特許文献1に示されるラッピング包装構成では、収納容器を重ねると上段の収納容器によって下段の収納容器内のイチゴが損傷されるから、積み重ねることはできず、陳列販売に際してはこれらを並列させなければならないから、広い陳列スペースを必要とする。そればかりでなく、購入して持ち帰るときにも積み重ねられないから、このイチゴ容器のみを別にして持つか、別に用意された剛性の蓋体を被せることで積み重ねるかしているから面倒である。
また、特許文献2に示される包装容器では、トレーの開口部を透明カバーによって覆うから、多段的な積み重ねは可能であっても、透明カバーに張設した伸縮性フィルシートがイチゴに被せられるから、通気性が阻害され、収納したイチゴにいわゆるカビが生じて商品価値を著しく低減させることがある。
そこでこの考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、その目的はイチゴを収納した状態で多段的な積み重ねを可能にして効率的に陳列できるようにし、また複数で購入しても持ち帰りが容易であるようにすると共に、容器内外の空気流通を良好にしてカビの発生を抑制し、イチゴの鮮度を維持できるようにしたイチゴ容器用の蓋を提供することにある。
上述した課題を解決するため、この考案にあっては、イチゴSを収納する収納容器10の開口部に設けられている被嵌合縁11に嵌め合わせる嵌合縁3が周縁に設けられている蓋本体1に、収納容器10との嵌め合わせ部位である蓋本体1における周囲の蓋側壁2に蓋本体1の内外の空気を流通させる空気流通部5を形成したことを特徴とする。
空気流通部5は、蓋側壁2の下縁から蓋本体1の覆い壁7の内方に向かって切り欠くことで形成され、切欠縁には蓋本体1の外方に延びる縁片6を形成して構成することができる。
空気流通部5は、収納容器10に蓋本体1が嵌め合わせられたときの被嵌合縁11の上方で蓋本体1の内外で空気が流通する空隙を生じさせて構成することができる。
空気流通部5は、収納容器10、蓋本体1が平面から見て長方形を呈するとき、その短辺がわに少なくとも設けられることで構成することができる。
蓋本体1の覆い壁7には、蓋本体1の内外の空気を流通させる空気孔9が開穿されて構成することができる。
以上のように構成されたこの考案に係るイチゴ容器用の蓋にあって、イチゴSが収納されている収納容器10に施蓋される蓋本体1は、収納容器10の開口部を覆い、上方等からの押圧作用その他があっても収納したイチゴSに対して負荷を与えないから、損傷させず、また空気流通部5は収納容器10、蓋本体1等の内外で空気を流通させ、容器内のイチゴSの鮮度を維持させる。
収納容器10との嵌め合わせ部位に配した空気流通部5は、収納容器10の被嵌合縁11の上方に形成される空隙が収納容器10、蓋本体1の内外で空気を流通させ、縁片6は空気流通部5の縁部を補強し、蓋本体1に付加される荷重等によっても蓋本体1、空気流通部5等を歪形させず、収納したイチゴSを保護する。
平面で長方形を呈する収納容器10,蓋本体1の短辺がわにある空気流通部5は、例えば長辺がわ相互間でラッピングフィルムが被装されていても収納容器10の内外での空気流通を円滑にする。
覆い壁7の空気孔9は、収納容器10、蓋本体1内の空気を対流作用で蓋本体1の上方に排気させ、排気させることで空気流通部5から外気を導入させ、内外での空気流通を一層良好にする。
この考案は以上説明したように構成されているため、イチゴSを収納した収納容器10に蓋本体1が施蓋されるため、イチゴSを収納した状態で収納容器10を積み重ねることができ、陳列販売されるときの陳列効率を向上でき、また購入後に持ち帰るに際し面倒な手間が掛からない。しかも、イチゴSを収納した収納容器10との嵌め合わせ部位の蓋本体1に設けられた空気流通部5によって収納容器10、蓋本体内1の内外で空気を流通させ、イチゴSに外気が導入されることで鮮度を維持することができ、カビの発生その他を抑制できる。
すなわちこれはこの考案において、イチゴSを収納する収納容器10に嵌め合わせ施蓋する蓋本体1に、収納容器10との嵌め合わせ部位である蓋本体1の蓋側壁2に蓋本体1の内外の空気を流通させる空気流通部5を形成したからであり、収納したイチゴSへの蓋本体1による外力の負荷を阻止しながら、空気流通部5を経る内外の空気流通によるカビ発生の抑止できる。
また、空気流通部5は、蓋側壁2の下縁から覆い壁7に向かって切り欠かれ、その切欠縁には外方に延びる縁片6を形成してあることで、空気流通部5自体を、更には蓋本体1をも蓋本体1に付与される荷重、例えば多段的に積み重ねたときの上段からの荷重によっても歪形されることがなく、内部に収納したイチゴSを十分に保護できる。
平面で長方形状を呈する蓋本体1における短辺がわに配された空気流通部5は、同じく平面で長方形状を呈する収納容器10における長辺がわ相互間で例えばラッピングフィルムが被せられているときでも収納容器10の内外で空気を流通させることができる。
また、蓋本体1の覆い壁7に空気孔9を開穿しておくことで、蓋本体1内の空気を対流作用で外部に排気でき、空気流通部5からの外気導入が効率的になり、収納容器10の内外の空気をより一層流通させることができる。
尚、上記の課題を解決するための手段、考案の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付した。この考案は、これらの記載、図面中の符号等によって示された構造・形状等に限定されない。
この考案を実施するための一形態を示す使用時の分解斜視図である。 同じく施蓋使用時の側面図である。 同じく施蓋使用時の一部拡大断面図を含む断面図である。
以下、図面を参照してこの考案を実施するための一形態を説明すると、図において示される符号1は、所定量のイチゴSを収納する収納容器10に被せられる蓋本体である。この蓋本体1は、例えば周縁の前後、左右に配した蓋側壁2と、上部を覆う覆い壁7とから例えば収納容器10の深さとほぼ同様にした高さとなっているドーム状に形成されて成り、収納容器10の開口部にやや強制的に嵌め合わせられる嵌合縁3を蓋側壁2の縁部に備えている。
図示例の収納容器10、蓋本体1は長辺、短辺を有する平面から見てほぼ長方形状を呈しているも、平面でほぼ正方形状であったり、円形、楕円形、多角形等であったりしても良く、特に限定されない。
なお、嵌合縁3は、収納容器10の開口部に形成されている被嵌合縁11に強制的にでも覆い被さるように形成されている。すなわち図示のように、被嵌合縁11は、収納容器10の開口部に外方に向けてフランジ状に張り出し部分を延成し、この張り出し部分の外縁に収納容器10の底壁がわに向けて折返し状に折曲した折り返し部分を連続させることで、断面でほぼ逆L字状に形成されている。
また、蓋本体1の周辺に設けられる嵌合縁3は、被嵌合縁11における張り出し部分に当接するフランジ状の張り出し当接部分と、折り返し部分の周縁に強制的にでも嵌め合わせられて当接する溝状の嵌合溝4を備えた嵌め合い部分を連続させることで形成されている。
この蓋本体1の嵌合縁3には、収納容器10の前記被嵌合縁11との嵌め合わせ部位である蓋本体1における周囲の蓋側壁2に蓋本体1及び収納容器10の内外の空気を流通させる空気流通部5を形成してある。この空気流通部5は、蓋側壁2の下縁から蓋本体1の覆い壁7の内方に向かって例えば円弧状に切り欠くことで形成してあり、切欠縁には蓋本体1の外方に延びる縁片6を形成してある。また空気流通部5における蓋本体1の蓋側壁2の高さ方向に沿う切欠奥部に至る高さは、収納容器10に蓋本体1を被せて嵌合縁3を収納容器10の被嵌合縁11に嵌め合わせたとき、被嵌合縁11の前記張り出し部分の上方で、内外で空気が流通する空隙が生じるものとしてある。
蓋側壁2における空気流通部5の上方部位には、蓋本体1の覆い壁7に向かうに従い次第に先細状となる適数の浅底状の溝を並列して成る補強部2Aを形成してある。
空気流通部5は、蓋本体1の蓋側壁2の長辺、短辺の少なくてもいずれかに設けられるのであり、図例にあっては長辺、短辺のいずれにも1個にて配設されている。図示を省略したが、長辺、短辺のいずれか一方であっても、また配設数が制限されているものではない。
図示例にあっての空気流通部5は、蓋本体1における長辺がわ、短辺がわそれぞれに配することで計4個の空気流通部5が設けられている。なお、収納容器10内にイチゴSが整列収納されたとき、長辺がわ相互間に粘着されることでラッピングフィルムによって収納容器10が包覆される場合があることを考慮すると、少なくとも短辺がわに空気流通部5が配設されることが望ましい。
また、蓋本体1の覆い壁7は、図示例にあっては、四隅に上方に膨出形成した平面でほぼL字状の係止突部8が設けられている平坦状に形成されており、蓋本体1の内外の空気を流通させる適宜径の空気孔9が適数で開穿されている。
次にこれの使用の一例を説明すると、所定の収納容器10内にイチゴSを整列させて、必要があればそれぞれを適当な保護材によって保護した状態で収納し、この考案に係る蓋を嵌め合わせて施蓋する。蓋を嵌め合わせるに際し、蓋本体1に形成してある嵌合縁3を収納容器10の被嵌合縁11に強制的にでも嵌め合わせるのであり、収納容器10における被嵌合縁11上に、蓋本体1に設けてある空気流通部5の空隙部分が位置されることで蓋本体1、収納容器10の内外で空気が流通されるようにしておく。
蓋が施蓋された状態の収納容器10では、販売時の陳列時では多段的に積み重ねておくことができ、また、購入され持ち帰られる際にも重ねることができる。
S…イチゴ
1…蓋本体 2…蓋側壁
2A…補強部 3…嵌合縁
4…嵌合溝 5…空気流通部
6…縁片 7…覆い壁
8…係止突部 9…空気孔
10…収納容器 11…被嵌合縁

Claims (5)

  1. イチゴを収納する収納容器の開口部に設けられている被嵌合縁に嵌め合わせる嵌合縁が周縁に設けられている蓋本体に、収納容器との嵌め合わせ部位である蓋本体における周囲の蓋側壁に蓋本体の内外の空気を流通させる空気流通部を形成したことを特徴とするイチゴ容器用の蓋。
  2. 空気流通部は、蓋側壁の下縁から蓋本体の覆い壁の内方に向かって切り欠くことで形成され、切欠縁には蓋本体の外方に延びる縁片を形成してある請求項1に記載のイチゴ容器用の蓋。
  3. 空気流通部は、収納容器に蓋本体が嵌め合わせられたときの被嵌合縁の上方で蓋本体の内外で空気が流通する空隙を生じさせてある請求項1または2に記載のイチゴ容器用の蓋。
  4. 空気流通部は、収納容器、蓋本体が平面から見て長方形を呈するとき、その短辺がわに少なくとも設けられる請求項1乃至3のいずれかに記載のイチゴ容器用の蓋。
  5. 蓋本体の覆い壁には、蓋本体の内外の空気を流通させる空気孔が開穿されている請求項1乃至4のいずれかに記載のイチゴ容器用の蓋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020200070A (ja) * 2019-06-10 2020-12-17 エフピコチュ−パ株式会社 イチゴ容器用蓋部材
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