JP3209431B2 - 光ディスクの記録装置 - Google Patents

光ディスクの記録装置

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JP3209431B2
JP3209431B2 JP41335990A JP41335990A JP3209431B2 JP 3209431 B2 JP3209431 B2 JP 3209431B2 JP 41335990 A JP41335990 A JP 41335990A JP 41335990 A JP41335990 A JP 41335990A JP 3209431 B2 JP3209431 B2 JP 3209431B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学ピックアップ装置
や磁気ヘッド等の外部磁界印可手段を用いた記録手段を
用いて光ディスクに情報信号の記録を行う光ディスクの
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報信号の記録を可能とするディ
スクとしていわゆる垂直磁化が可能な信号記録層を有す
る光磁気ディスクの如き光ディスクが提案されている。
この光ディスクに対して情報信号の記録を行うには、信
号記録層の情報信号が記録される領域に、対物レンズ等
の光ビームを集光させる手段により光ビームを照射し、
信号記録層の光ビームが照射された領域をキュリー温度
以上に加熱するとともに、この領域に記録すべき情報信
号に応じて変調された外部磁界を印加する。キュリー温
度以上に加熱された信号記録層は、略保磁力を失ってい
るので、印可される外部磁界に応じて磁化方向が反転さ
れる。このように信号記録層の磁化方向を反転させるこ
とにより、情報信号の記録が行われる。
【0003】このような光ディスクに対して情報信号の
記録を行う光ディスクの記録装置は、光ディスクを保持
して回転操作するディスク回転操作機構と、光ディスク
の信号記録層に光ビームを照射する光学ピックアップ装
置と、光ディスクの信号記録層に外部磁界を印加する磁
界発生装置とを備えている。
【0004】上述のような光ディスクの記録装置におい
て、機構の簡素化を図り、装置自体の小型化を図るた
め、装置本体に挿入される光ディスクをディスク回転操
作機構まで搬送し、自働装着させるようなディスク装着
機構を用いることなく構成したものも提案されている。
この種の光ディスクの記録装置は、装置本体の上面側の
開放部分から直接光ディスクをディスク回転操作機構を
構成するディスクテーブルに装着し得るようになし、光
ディスクの装脱が行われる装置本体の開放部側を蓋体に
より覆うように構成されている。蓋体は、ヒンジ機構を
介して装置本体に開閉自在に取り付けられ、装置本体の
開放部側を閉塞したとき、装置本体内に配設される光学
ピックアップ装置から出射される光ビームが外部に漏れ
ることを防止するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光ディスク
の記録装置は、光ディスクに記録された情報信号の再生
は、光ディスクに記録された情報信号の記録位置を示す
アドレス情報や情報単位の識別情報等の目録情報である
TOC(Table Of Contents)に基づいて行われる。した
がって、光ディスクに所望のオーディオ情報や映像情
報、その他の情報を情報信号記録領域に記録した後、こ
れら情報に対応する目録情報をTOC記録領域に記録す
る必要がある。
【0006】このような光ディスクの記録装置におい
て、所望の情報信号の記録動作中に蓋体の開蓋操作が行
われ、装置本体内に装着された光ディスクのイジェクト
操作が行われ、情報信号の記録が中断されてしまうと、
目録情報の記録が行われないことになり、それまでに光
ディスクに記録された情報信号の再生ができなくなって
しまう。
【0007】本発明は、上述の実情に鑑みて提案される
ものであって、確実に情報信号の記録を行うことがで
き、記録された情報を確実に再生することを可能となす
光ディスクの記録装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するため、本発明は、装着された光ディスク
に情報信号の記録を行う記録手段を有する本体と、この
本体に回動自在に設けられた蓋体と、この蓋体と係合し
て蓋体を本体に対して閉じた位置にロックする位置と蓋
体との係合が解除される位置との間を移動するロックレ
バーを備え、このロックレバーによって蓋体を本体に対
して閉じた位置に保持するとともに操作ボタンが操作さ
れることによって蓋体の保持が解除されるロック手段
と、記録手段による装着された光ディスクに対する記録
動作中に操作ボタンが操作された際にロックレバーの上
記解除される位置への移動を阻止する阻止部を有し、記
録操作ボタンが操作され記録手段による上記装着された
光ディスクに対する記録動作が開始されると阻止部がロ
ックレバーと当接しロックレバーの上記解除される位置
への移動を阻止する阻止手段と、記録手段による記録動
作が終了した後に、阻止手段の阻止部によるロックレバ
ーの移動阻止状態を解除して蓋体の本体に対する開蓋動
作を可能とする制御手段を備えるようにしたものであ
る。
【0009】また、本発明は、装着された光ディスクに
情報信号の記録を行う記録手段と、上記装着された光デ
ィスクのイジェクトを行うための操作レバーを有し、こ
の操作レバーによって上記装着された光ディスクのイジ
ェクトを行うイジェクト手段と、上記操作レバーと当接
して上記操作レバーの移動を阻止する阻止部を有し、上
記阻止部が上記操作レバーと当接し上記イジェクトレバ
ーによる上記装着された光ディスクのイジェクト動作を
阻止する阻止手段と、記録操作ボタンが操作され上記記
録手段による上記装着された光ディスクに対する情報信
号の記録動作の開始によって上記イジェクトレバーに上
記阻止部を当接させ上記イジェクト手段によるイジェク
ト動作を阻止するとともに、上記記録手段による上記装
着された光ディスクに対する情報信号の記録の終了後に
上記阻止手段による上記イジェクト手段の阻止状態を解
除する制御手段を備えるようにしたものである。
【0010】
【作用】本発明に係る光ディスクの記録装置は、記録操
作ボタンが操作され、記録手段による装着された光ディ
スクに対する情報信号の記録動作が開始されると、阻止
手段の阻止部がロックレバーと当接しロックレバーの解
除される位置への移動を阻止し、記録手段による記録動
作が終了した後に、阻止手段の阻止部によるロックレバ
ーの移動阻止状態を解除して操作ボタンによる蓋体の本
体に対する開蓋動作が可能となる。
【0011】また、本発明に係る光ディスクの記録装置
は、記録操作ボタンが操作され、記録手段による装着さ
れた光ディスクに対する情報信号の記録動作が開始によ
って操作レバーに阻止部を当接させイジェクト手段によ
るイジェクト動作を阻止するとともに、記録手段による
装着された光ディスクに対する情報信号の記録の終了後
に阻止部と操作レバーとの当接が解除されて光ディスク
のイジェクトが可能となる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
〔第1の実施例〕
本発明に係る光ディスクの記録装置は、図1及び図2に
示すように、底面部が記録装置を構成する各種の機構部
を支持するためのベース1aとなされた装置本体を構成
する筐体2を備えている。この筐体2は、一側に電源収
納部2aが設けられ、この電源収納部2a以外の部分の
上方側は開放され、光ディスク101の装脱が行われる
部分となされている。電源収納部2aには、この光ディ
スクの記録装置を駆動するための供給する一次電池や充
電可能な二次電池が収納し得るように構成されている。
【0016】筐体2の底面部をもって構成されたベース
1a上には、筐体2内に位置するようにして、情報信号
の記録が行われる信号記録層が設けられた光磁気ディス
クである光ディスク101を保持し回転操作するディス
ク回転操作機構3が設けられている。このディスク回転
操作機構3は、ベース1a上に固定されたスピンドルモ
ータ4のスピンドル軸4aに光ディスク101が載置さ
れるディスクテーブル6を取り付けて構成されている。
ディスクテーブル6は、光ディスク101の載置面側の
中央部にテーパ状に形成されたセンタリング部材6aが
設けられている。このセンタリング部材6aは、光ディ
スク101のセンターホール101aに係合して、光デ
ィスク101のスピンドル軸4aに対するセンタリング
を行う。
【0017】また、筐体2内には、光学ピックアップ装
置5が配設されている。この光学ピックアップ装置5
は、光源となる半導体レーザ、この半導体レーザから出
射される光ビームを導いてディスク回転操作機構3に保
持された光ディスク101上に集光して照射する対物レ
ンズ5aを含む複数の光学デバイス及び光ディスク10
1により反射された戻りの光ビームを光学デバイスを介
して受光する光検出器等を光学ブロック内に内蔵してい
る。この光学ピックアップ装置5は、ベース1a上に支
持部材7aを介して互いに平行に支持された一対の支持
シャフト7に支持されている。この光学ピックアップ装
置5は、各支持シャフト7に沿って、図2中矢印T方向
のディスク回転操作機構3に保持された光ディスク10
1の径方向に移動可能となされている。また、光学ピッ
クアップ装置5は、図示しない送り機構により、各支持
シャフト7に沿って移動操作される。すなわち、光ディ
スク101がディスク回転操作機構3により回転操作さ
れ、光学ピックアップ装置5が駆動装置により移動操作
されることにより、光学ピックアップ装置5は、光ディ
スク101の略全面に亘って光ビームを照射することが
できる。
【0018】そして、筐体2には、この筐体2の上面側
の開放された部分を開閉する蓋体8が取り付けられてい
る。この蓋体8は、基端部側を筐体2の一側に一対の回
動軸9を介して、筐体2の上面側の開放された部分を開
閉する方向の図1中矢印M方向に回動可能に取り付けら
れている。
【0019】蓋体8の略中央部である閉蓋したとき筐体
2内のディスクテーブル6に対向する位置には、チャッ
キング部材10が取り付けられている。このチャッキン
グ部材10は、略円盤状に形成され、蓋体8に対して回
転自在に取り付けられている。チャッキング部材10
は、ディスクテーブル6に光ディスク101が載置さ
れ、蓋体8が閉蓋されると、図2に示すように、ディス
クテーブル6と共働して光ディスク101のセンターホ
ール101aの周縁部分に圧接し、光ディスク101を
ディスクテーブル6と一体に回転し得るように保持す
る。
【0020】また、この記録装置には、前述したように
支持シャフト7に支持されて光ディスク101の径方向
に亘って移動操作される光学ピックアップ装置5と同期
して光ディスク101の径方向に移動操作される磁界発
生コイル11が配設されている。この磁界発生コイル1
1は、光学ピックアップ装置5に基端側を支持された連
結アーム13の先端側に回動軸12aを介して回動可能
に取り付けられたコイル支持アーム12の先端側に取り
付けられている。このように、磁界発生コイル11は、
連結アーム13を介して光学ピックアップ装置5に連結
されていることから、光学ピックアップ装置5と同期し
て移動可能となされている。
【0021】磁界発生コイル11が取り付けられたコイ
ル支持アーム12は、基端側の回動軸12aを中心にし
て回動操作され、先端側の磁界発生コイル11を光ディ
スク101に接離される。ところで、コイル支持アーム
12の回動操作は、蓋体8の開閉操作に連動して行われ
る。すなわち、コイル支持アーム12は、蓋体8の内側
面に沿って延在され、蓋体8の内側面に取り付けられた
支持ステー14によって中途部を支持されることによ
り、蓋体8の開閉操作に連動して回動操作される。
【0022】なお、支持ステー14は、棒状体をコ字状
に折り曲げて形成され、両端の折曲部を蓋体8の内側面
に支持させて取り付けられている。また、支持ステー1
4は、磁界発生コイル11が光ディスク101の内外周
に亘って移動し得るように、少なくとも光ディスク10
1の信号記録領域の内外周に亘る長さを持って形成され
ている。
【0023】そして、支持ステー14に中途部を支持さ
れたコイル支持アーム12は、蓋体8の開閉に連動して
回動操作され、蓋体8が筐体2の開放された上面側を開
放した位置に回動されたときには、この蓋体8と共に回
動されてディスクテーブル6の光ディスク101が載置
される上面側を開放し、ディスクテーブル6上への光デ
ィスク101の装着を可能となす。
【0024】また、蓋体8が筐体2の開放された上面側
を閉塞する方向に回動されると、コイル支持アーム12
も同方向に回動され、このコイル支持アーム12の先端
に取り付けられた磁界発生コイル11をディスクテーブ
ル6上に保持された光ディスク101の一方の主面に近
接対向させる。このように磁界発生コイル11が光ディ
スク101の一方の主面に近接されたとき、コイル支持
アーム12は、支持ステー14から浮上し、非接触状態
となって光学ピックアップ装置5と同期して移動可能な
状態となる。
【0025】そして、筐体2内には、ディスクテーブル
6よりもベース1a側に位置されて支持板1bが配設さ
れている。この支持板1b上には、蓋体8を筐体2の開
放された上面側を閉塞した位置にロックするロックレバ
ー15が設けられている。このロックレバー15は、一
端側を支持板1bに植立された回動軸15aに枢支し、
この回動軸15aを中心に回動し得るように取り付けら
れ、支持板1b上に設けられた係合ピン16aとの間に
張架された第1の引っ張りコイルバネ16により、他端
側に設けた係合部15bが蓋体8側に移動するように、
図3中矢印C方向に回動付勢されている。蓋体8の一端
縁部には、係合部15bと相対係合する係合片8aが設
けられている。すなわち、蓋体8が閉蓋された位置にあ
るとき、係合部15bと係合片8aとが相対係合するこ
とにより蓋体8を閉蓋位置にロックする。
【0026】また、蓋体8のロックレバー15の上面側
には、傾斜面部15cが突出するように設けられてい
る。この傾斜面部15cは、図1に示すように、蓋体8
側より蓋体8から離間した側の方がロックレバー15か
らの突出量が多くなるように傾斜されている。ロックレ
バー15上には、図1に示すように、傾斜面部15cに
対向するように、イジェクト釦17が配設されている。
イジェクト釦17は、支持板1bに対し接離する方向に
移動可能となるように筐体2に支持され、支持板1b側
に突出された押圧部17aを傾斜面部15cに当接させ
ている。
【0027】イジェクト釦17が、図1中矢印P方向の
支持板1bに近接する方向に押圧操作されると、押圧部
17aが傾斜面部15cを押圧する。すると、ロックレ
バー15は、傾斜面部15cに対する押圧部17aによ
る押圧力によって、図6に示すように、傾斜面部15c
を押圧部17aに摺接させながら、第1の引っ張りコイ
ルバネ16の付勢力に抗して、係合部15bを蓋体8よ
り離間させる方向の図6中矢印L方向に回動される。こ
のとき、係合部15bの係合片8aに対する係合が解除
され、蓋体8の開閉操作が可能となる。蓋体8を開蓋す
ることにより、筐体2の上面側が開放され、ディスク回
転操作機構3に対する光ディスク101の装脱が可能な
状態となる。
【0028】ところで、本発明に係る光ディスクの記録
装置には、光ディスクに対する情報信号の記録が終了さ
れるときに、さらに、目録情報、すなわち、TOC(Tab
le Of Contents)の記録が終了するまで蓋体8の開放を
阻止し光ディスクのイジェクト操作を阻止するイジェク
ト阻止機構が設けられている。
【0029】なお、目録情報は、光ディスクに記録され
た情報信号の記録位置を示すアドレス情報や情報単位の
識別情報等を示す信号であり、情報信号が記録された
後、光ディスク101の目録情報が記録される領域に記
録されるものである。イジェクト阻止機構は、図3に示
すように、第1、第2及び第3のイジェクト阻止レバー
18,19,23を有し、第1のイジェクト阻止レバー
18は、支持板1b上に、蓋体8のロックレバー15と
支持板1bとの間に挟まれるようにして、回動軸18a
を介して回動可能に取り付けられている。第1のイジェ
クト阻止レバー18上には、イジェクト阻止ピン18b
及び係合ピン18cが植立されている。イジェクト阻止
ピン18bは、ロックレバー15の蓋体8に対する係合
を解除するときの回動方向側である図3中反矢印C方向
側に臨んでいる。そして、係合ピン18cは、第2のイ
ジェクト阻止レバー19の一端側に設けられた係合溝1
9cに係合している。
【0030】第2のイジェクト阻止レバー19は、長尺
な板状のレバーとして形成され、中途部にレバーの長手
方向を長径として穿設した長孔19a,19bを支持板
1b上に植立された一対の支持ピン21,22にそれぞ
れ挿通し、長孔19a,19bの範囲で移動可能に支持
されている。この第2のイジェクト阻止レバー19は、
支持板1b上に植立された係合ピン20aとの間に張架
された第2の引っ張りコイルバネ20により、係合溝1
9cが設けられた一端側方向の図3中矢印A方向に付勢
されている。
【0031】第2のイジェクト阻止レバー19の他端側
には、被押圧操作片19e、被係止片19d及び押圧片
19fが設けられている。被押圧操作片19eと被係止
片19dとは、第2のイジェクト阻止レバー19の他端
側の両側に相離反する方向に突設されている。被押圧操
作片19eは、支持板1b上に設けられた記録操作釦2
6に対向するように位置されている。記録操作釦26
は、図1に示すように、支持板1b上に第2のイジェク
ト阻止レバー19に沿う方向に移動可能に取り付けら
れ、支持板1b上に設けられた係合ピン27aとの間に
張架された第3の引っ張りコイルバネ27により、第2
のイジェクト阻止レバー19の一端側方向である第2の
イジェクト阻止レバー19が付勢されているのと同一方
向の図3中矢印B方向に付勢されている。
【0032】押圧片19fは、第2のイジェクト阻止レ
バー19の他端側が上方側に折曲されて形成されてい
る。支持板1b上には、図1に示すように、押圧片19
fに対向するようにして記録モード開始用のマイクロス
イッチ28が取り付けられている。
【0033】第3のイジェクト阻止レバー23は、第2
のイジェクト阻止レバー19の他端部近傍に、支持板1
bに植立された回動軸23aを介して回動可能に支持さ
れている。この第3のイジェクト阻止レバー23上に
は、一端側に係止ピン23cが植立され、他端側にロッ
ク手段を構成する被吸着片23dが取り付けられてい
る。係止ピン23cは、第3のイジェクト阻止レバー9
の被係止片19dに臨んでいる。また、被吸着片23d
は、永久磁石又は鉄等の磁性体により形成され、支持板
1b上に設けられ、制御手段となる吸引コイル25に対
向している。この吸引コイル25は、鉄等の磁性体又は
永久磁石からなる芯とこの芯の回りに巻回されたソレノ
イドコイルとを有してなる。この第3のイジェクト阻止
レバー23は、支持板1b上に設けられた係合ピン24
aとの間に張架された第4の引っ張りコイルバネ24に
より、被吸着片23dと吸引コイル25とを離間させる
方向の図3中矢印D方向に回動付勢されている。
【0034】また、第3のイジェクト阻止レバー23の
中途部には、被押圧片23bが突設されている。この被
押圧片23bは、先端側を第2のイジェクト阻止レバー
19の押圧片19fに対向させている。上述のように構
成された本発明に係る光ディスクの記録装置は、記録操
作釦26が第3の引っ張りコイルバネ27の付勢力に抗
して図4中矢印E方向に移動操作されると、記録操作釦
26は第3のイジェクト阻止レバー19の被押圧操作片
19eを押圧する。被押圧操作片19eが押圧された第
3のイジェクト阻止レバー19は、他端側方向の図4中
矢印F方向に移動操作される。
【0035】第3のイジェクト阻止レバー19が図4中
矢印F方向の他端側方向に移動操作されることにより、
マイクロスイッチ28が押圧片19fにより押圧されて
オン状態となることにより、この光ディスクの記録装置
が記録モードとなる。また、第3のイジェクト阻止レバ
ー23は、被押圧片23bを押圧片19fにより押圧さ
れ、第4の引っ張りコイルバネ24の付勢力に抗して、
被吸着片23dと吸引コイル25とを接触させる図4中
矢印G方向に回動操作される。第3のイジェクト阻止レ
バー23は、被吸着片23dと吸引コイル25とが接触
すると、これら被吸着片23dと吸引コイル25とが互
いに吸引するため、これら被吸着片23dと吸引コイル
25とを接触させた状態でロックされる。このとき、係
止ピン23cは、被係止片19dの第2のイジェクト阻
止レバー19の一端側方向に対向する位置に位置され
る。
【0036】さらに、第2のイジェクト阻止レバー19
が図4中矢印F方向の他端側方向に移動操作されたとき
には、第1のイジェクト阻止レバー18は係合ピン18
cが第2のイジェクト阻止レバー19とともに移動さ
れ、イジェクト阻止ピン18bを蓋体8のロックレバー
15に接近させる側の図4中矢印H方向に回動操作され
る。
【0037】そして、記録操作釦26に対する移動操作
が解除されると、図5に示すように、記録操作釦26
は、第3の引っ張りコイルバネ27の付勢力により、初
期位置に復帰する。このとき、第2のイジェクト阻止レ
バー19は、やや一側側に復動した位置で、被係止片1
9dが第3のイジェクト阻止レバー23の係止ピン23
cに係止されることにより停止する。したがって、イジ
ェクト釦17を押圧してロックレバー15を回動させよ
うとしても、ロックレバー15は第1のイジェクト阻止
レバー18のイジェクト阻止ピン18bに当接して回動
が阻止され、操作が規制される。すなわち、この光ディ
スクの記録装置は、記録モードにおいて蓋体8が開蓋さ
れることが規制される。
【0038】そして、図示しない停止操作釦等が操作さ
れることにより、この光ディスクの記録装置の記録モー
ドが解除されると、光ディスクに対する情報信号の記録
が終了され、目録情報の記録が開始される。目録情報の
記録が行われているとき、第1、第2及び第3のイジェ
クト阻止レバー18,19,23は、図5に示すような
記録モード中の状態に保持される。したがって、この光
ディスクの記録装置においては、目録情報に記録中にあ
っても、蓋体8が開蓋されることが規制されている。
【0039】なお、目録情報は、光ディスク101の情
報信号が記録される第1の記録領域の内周側に設けられ
た第2の記録領域である目録情報記録領域に記録され
る。目録情報の記録が終了すると、図示しない制御装置
により、吸引コイル25に、被吸着片23dと吸引コイ
ル25との間の吸着力を打ち消すような磁界を発生させ
る電流が供給される。
【0040】すると、第3のイジェクト阻止レバー23
は、図6に示すように、第4の引っ張りコイルバネ24
の付勢力により、図6中矢印I方向に回動して初期位置
に復帰する。第2のイジェクト阻止レバー19は、被係
止片19dに対する第3のイジェクト阻止レバー23の
係止ピン23cによる係止が解除され、第2の引っ張り
コイルバネ20の付勢力により、図6中矢印J方向の一
側側に移動して初期位置に復帰する。また、第1のイジ
ェクト阻止レバー18は、第2のイジェクト阻止レバー
19が初期位置に復帰することにより、図6中矢印K方
向に回動して初期位置に復帰する。
【0041】このとき、イジェクト釦17を押圧操作す
れば、ロックレバー15が係合部15bを蓋体8より離
間させる方向の図6中矢印L方向に回動操作され、蓋体
8が開蓋可能な状態となされる。すなわち、この光ディ
スクの記録装置においては、目録情報の記録が終了した
ときに、蓋体8の開蓋操作が可能な状態となる。 〔第2の実施例〕 次に、本発明に係る光ディスクの記録装置の第2の実施
例を説明する。
【0042】この例は、図16及び図17に示すような
カートリッジ本体に102に情報信号の記録を可能とす
る光磁気ディスクの如き光ディスク101を収納したデ
ィスクカートリッジ103が装着され、このディスクカ
ートリッジ103に収納された光ディスク101に対し
情報信号の記録を行う光ディスクの記録装置に適用した
ものである。 (1)この光ディスクの記録装置に用いられるディスク
カートリッジ(図16及び図17) 本実施例の記録装置に用いられるディスクカートリッジ
103は、図16及び図17に示すように、情報信号の
記録及び再生が可能に構成された光ディスク101をカ
ートリッジ本体102内に収納している。
【0043】ここで用いられる光ディスク101は、垂
直磁化が可能な信号記録層とこの信号記録層が被着され
たポリカーボネイト樹脂等の光透過性を有する基板とを
有する。この光ディスク101は、前述したように、信
号記録層に光ビームを集光して照射して加熱するととも
に、情報信号に応じて変調された外部磁界を印加するこ
とにより信号記録層の微小領域の磁化方向が変されるこ
とにより情報信号の記録が行われる。信号記録層に記録
された情報信号は、光ディスク101に光ビームを照射
し、この光ディスク101から反射される戻りの光ビー
ムを偏向方向を検出することによって読み出しが行われ
再生される。
【0044】光ディスク101は、略矩形状をなすカー
トリッジ本体102に回転可能に収納されている。カー
トリッジ102本体は、光ディスク101の両面の一部
を内外周に亘って外方に臨ませる記録再生用開口部を有
している。記録再生用開口部は、カートリッジ本体10
2の外側に嵌合するように取り付けられ、記録再生用開
口部を閉塞させる位置と開放させる位置との間に亘っ
て、ディスクカートリッジ103の記録装置への挿入方
向である図16中矢印d方向に移動可能となされたシャ
ッタ部材105により開閉される。このシャッタ部材1
05は、カートリッジ本体102内に配設された付勢バ
ネ106により、記録再生用開口部を閉塞させる位置方
向の図16中矢印a方向に常時付勢されている。また、
カートリッジ本体102内には、シャッタ部材105が
記録再生用開口部を閉塞させる位置であるときこのシャ
ッタ部材105の移動を阻止するロック部材104が設
けられている。このロック部材104は、カートリッジ
本体102の側面に設けられたロック解除用スリット1
08を介して一部を外方に臨ませている。
【0045】また、カートリッジ本体102には、光デ
ィスク101の中心部に設けられたセンターホール10
1aを外方に臨ませるチャッキング用開口部109が設
けられている。このカートリッジ本体102のチャッキ
ング用開口部119が設けられた側のコーナ部には、一
対の位置決め孔110,111が設けられている。な
お、光ディスク101の中心部にはセンターホール10
1aを覆うようにして、後述するディスクテーブル20
5のマグネットに吸引される磁性片が取り付けられてい
る。
【0046】なお、本発明に係る光ディスクの記録装置
に用いられる光ディスク101は、直径を略64mmと
なし、厚さを略1.2mmとして形成されている。ま
た、カートリッジ本体102は、一辺が68mm乃至7
2mm程度であって厚さが5mm程度の大きさの略矩形
状に形成されている。 (2)ディスク回転操作機構、光学ピックアップ装置及
び磁気ヘッド装置昇降機構の構成(図7乃至図15) 次に、本実施例の光ディスクの記録装置の具体的な構成
を説明する。
【0047】この光ディスクの記録装置は、図7に示す
ように、ダンパ201aを介して筐体200内に支持さ
れたベース201を有する。ベース201を支持するダ
ンパ201aは、ゴム等の可撓性を有する材料により中
空の略円筒状に形成され、内部に適度の粘性を有する粘
性体が充填されている。このダンパ201aは、ベース
201上に配設されるこの光ディスクの記録装置を構成
する各機構部品に対して、筐体200の外方から加えら
れる振動や衝撃等を遮断するため、ベース201及び各
機構部品の重量バランスを考量して、所定の複数箇所に
設けられている。
【0048】ベース201上には、ディスクカートリッ
ジ103の光ディスク101が装着されるディスク回転
操作機構202が配設されている。このディスク回転操
作機構202は、スピンドルモータ204と、このスピ
ンドルモータ204の駆動軸に取り付けられたディスク
テーブル205とを備える。スピンドルモータ204の
駆動軸は、ベース201に対し垂直となされている。デ
ィスクテーブル205は、光ディスク101が載置され
ると、中央部に設けられたセンタリング部205aをセ
ンターホール101に係合させる。また、このディスク
テーブル205には、センターホール101aを覆うよ
うにして光ディスク101の中心部に取り付けられた磁
性片を吸引するマグネットが設けられている。
【0049】そして、ベース201上には、スピンドル
モータ204の近傍の位置、すなわち、ディスクテーブ
ル205上に載置された光ディスク101の内周側から
外周側に亘って移動操作可能となされた光学ピックアッ
プ装置208が配設されている。光学ピックアップ装置
208は、前述の第1の実施例の光学ピックアップ装置
と同様に、アルミダイキャストや合成樹脂等により形成
された光学系ブロックを有し、この光学系ブロック内
に、半導体レーザ等の光源、フォトダイオード等の光検
出器及び所定の複数の光学デバイスを内蔵している。こ
の光学ピックアップ装置208は、光源より出射される
光ビームを対物レンズ208aを介して集光して光ディ
スク101に照射する。また、光学ピックアップ装置2
08は、対物レンズ208aを介して光ディスク101
に照射され、光ディスク101により反射された戻りの
光ビームを対物レンズ208aを介して光学ブロック内
に導き光検出器により検出するように構成されている。
【0050】光学ピックアップ装置208は、光学系ブ
ロックをベース201上に設けられたガイドシャフト2
09及びこのガイドシャフト209に平行に配設された
支持シャフト210により支持され、ベース201に沿
ってディスクテーブル205に載置された光ディスク1
01の内外周に亘る図7中に矢印t方向に移動可能とな
されている。
【0051】また、光学ピックアップ装置208は、対
物レンズ208aをディスクテーブル205に載置され
た光ディスク101のベース201に対向する側の面に
対向させるように支持されている。すなわち、光学ピッ
クアップ装置208は、対物レンズ208aを、ディス
クテーブル205に載置された光ディスク101の内外
周に亘って対向させる。
【0052】光学ピックアップ装置208には、第1及
び第2の磁気ヘッド支持アーム211a,211bを介
して、磁気発生用コイルを備えた磁気ヘッド装置212
が取り付けられている。第1の磁気ヘッド支持アーム2
11は、基端側が光学ピックアップ装置208に取り付
けられ、先端側がベース201より離間する方向にL字
状に折り曲げられている。第1の磁気ヘッド支持アーム
211aの先端部には、略平板状に形成された第2の磁
気ヘッド支持アーム211bの基端部が回動軸213を
介して回動可能に支持されている。この第2の磁気ヘッ
ド支持アーム211bの先端側のベース201に対向す
る側には、磁気ヘッド装置212が取り付けられてい
る。そして、磁気ヘッド装置212は、対物レンズ20
8aに対向させられている。磁気ヘッド装置212は、
光学ピックアップ装置208がガイドシャフト209に
沿って移動操作されるとき、磁気ヘッド支持アーム21
1とともに移動されて常に対物レンズ208aに対向さ
せられている。また、第2の磁気ヘッド支持アーム21
1bは、第1の磁気ヘッド支持アーム211aに対して
回動軸213を軸に回動されることにより、磁気ヘッド
装置212対物レンズ208aに対して接離方向に移動
させる。第2の磁気ヘッド支持アーム211bの基端部
と第1の磁気ヘッド支持アーム211aとの間には、引
っ張りコイルバネ214が張架されている。この引っ張
りコイルバネ214は、第2の磁気ヘッド支持アーム2
11bを上記磁気ヘッド装置212が対物レンズ208
aより離間する方向の図7及び図8中矢印c方向に回動
付勢している。
【0053】そして、ベース201上には、第2の磁気
ヘッド支持アーム211bを第1の磁気ヘッド支持アー
ム211aに対して回動操作するための磁気ヘッド装置
昇降機構が設けられている。磁気ヘッド装置昇降機構
は、この光ディスクの記録装置を記録モードとなすため
の記録操作釦247の操作に連動して、磁気ヘッド21
2を対物レンズ208aに接近する方向に移動させるよ
うに構成されている。
【0054】記録操作釦247は、筐体200の前方側
の上面に設けられている。この記録操作釦は、筐体20
0により側方、すなわち、各側板219,220間に亘
る方向にスライド移動可能に支持されている。記録操作
釦247は、図示しない付勢手段により、初期位置であ
る一側方向に移動付勢されている。この記録操作釦24
7は、図13中矢印k方向の他側方向に移動されると、
図示しない記録モード開始用のマイクロスイッチを操作
し、この光ディスクの記録装置を記録モードとなす。
【0055】そして、筐体200内には、記録操作伝達
レバー244が回動軸244aを介して回動可能に支持
されている。記録操作伝達レバー244は、筐体200
内の前方側から後方側に亘って延在され、中途部を筐体
200の天板に回動可能に支持されている。この記録操
作伝達レバー244の前方側となされた一端側は、記録
操作釦247の近傍に位置され記録操作釦247の移動
範囲中に位置している。記録操作伝達レバー244は、
記録操作釦247が移動されると、この記録操作釦24
7によって、一端側が図13中矢印n方向の他側側方向
に移動されるように回動操作される。記録操作伝達レバ
ー244の他端側は、筐体200内の後方側に位置し、
筐体200内の後方側に設けられた磁気ヘッド支持アー
ム押圧板249に臨んでいる。磁気ヘッド支持アーム押
圧板249は、筐体200の内壁に、回動軸249aを
介して回動可能に支持されている。この磁気ヘッド支持
アーム押圧板249は、第2の磁気ヘッド支持アーム2
11b及び筐体200の天板に平行となされて、これら
第2の磁気ヘッド支持アーム211bの基端側部分と筐
体200の天板との間に介在するようにして取り付けら
れている。磁気ヘッド支持アーム押圧板249は、回動
軸249aを介してベース201に接離する方向に回動
可能となされている。この磁気ヘッド支持アーム押圧板
249は、回動軸249aに支持された捩じりコイルバ
ネ250により、第2の磁気ヘッド支持アーム211b
より離間する方向である記録操作伝達レバー244を押
圧する方向の図8中矢印p方向に回動付勢されている。
【0056】記録操作伝達レバー244の他端側には、
第1の傾斜面部246及び阻止レバー操作杆245が設
けられている。第1の傾斜面部246は、磁気ヘッド支
持アーム押圧板249に対向する部分、すなわち、ベー
ス201に臨む側の先端側部分に設けられている。磁気
ヘッド支持アーム押圧板249の第1の傾斜面部246
に対向する部分には、第2の傾斜面部251が設けられ
ている。これら第1の傾斜面部246と第2の傾斜面部
251とは、捩じりコイルバネ250の付勢力により互
いに圧接されている。
【0057】これら第1の傾斜面部246と第2の傾斜
面部251とは、記録操作伝達レバー244が、一端側
が図13中矢印n方向の他側に移動されるように回動操
作されたとき、磁気ヘッド支持レバー押圧板249をベ
ース201側に回動させるような形状に形成されてい
る。すなわち、記録操作釦247が、記録モードを開始
させる図13中矢印k方向に移動されると、第2の磁気
ヘッド支持アーム211bは、磁気ヘッド支持アーム押
圧板249に押圧されて、ベース201側に回動され
る。このとき、磁気ヘッド装置212は、後述するよう
にディスクテーブル205上に載置された光ディスク1
01に所定の接触圧にて当接される。
【0058】なお、磁気ヘッド支持レバー押圧板249
は、第2の磁気ヘッド支持アーム211bが、光学ピッ
クアップ装置208のディスクテーブル205に載置さ
れた光ディスク101の内外周に亘る移動に伴って移動
しても、第2の磁気ヘッド支持アーム211bの基端側
部分に対向するように形成されている。したがって、磁
気ヘッド装置212は、光学ピックアップ装置208が
いずれの位置にあるときにも光ディスク101に接離す
る方向に移動可能となされている。
【0059】そして、第2の磁気ヘッド支持アーム21
1bの基端側には、図7及び図8に示すように、被吸着
片252が取り付けられている。この被吸着片252
は、第1の磁気ヘッド支持アーム211aの折り曲げら
れた先端側部分に取り付けられた第1の吸引コイル25
3に対向している。被吸着片252は、第2の磁気ヘッ
ド支持アーム211bが、磁気ヘッド装置212を光デ
ィスク101に当接させる所定の回動位置まで回動され
たときに、第1の吸引コイル253に当接する。このよ
うに被吸着片252と第1の吸引コイル253とが当接
したとき、この光ディスクの記録装置が記録モードとな
されると、これら被吸着片252と第1の吸引コイル2
53とが互いに吸着し、第2の磁気ヘッド支持レバー2
11bを当該回動位置にてロックする。
【0060】なお、記録操作伝達レバー244の一端側
近傍には、記録禁止検出レバー248が設けられてい
る。記録禁止検出レバー248は、筐体200内に回動
可能に支持されている。この記録禁止検出レバー248
は、ディスクテーブル205上に装着されるディスクカ
ートリッジ103のカートリッジ本体102の所定位置
に一端部を当接させるとともに、他端部を記録操作釦2
47に臨ませるように構成されている。記録禁止検出レ
バー248の一端部は、カートリッジ本体102の記録
禁止検出孔が設けられる部分に当接され、この記録禁止
検出孔が開口している場合には記録禁止検出孔内に挿入
される。すなわち、記録禁止検出レバー248は、記録
禁止検出孔の開閉によって回動角度位置が変更される。
記録禁止検出レバー248の他端側は、記録禁止検出レ
バー248の記録禁止検出孔の開閉による回動角度の変
化に応じて記録操作釦247の移動軌跡に対して進退す
る。したがって、記録禁止検出レバー248は、記録禁
止検出孔の開閉状態を検出し、当該光ディスク101に
対する情報信号の記録が禁止されている場合には、他端
側によって記録操作釦247の移動を阻止する。 (3)カートリッジローディング機構の構成(図7乃至
図11) ベース201上には、ディスクカートリッジ103をデ
ィスク回転操作機構202に装着させるカートリッジロ
ーディング機構217が構成されている。
【0061】カートリッジローディング機構217は、
図7乃至図11に示すように、ベース201上に、ディ
スクテーブル205を挟んで相対向して突設された一対
の側板219,220を備えている。これら各側板21
9,220は、ガイドシャフト209に直交する方向に
設けられている。
【0062】一対の側板219,220間には、ディス
クテーブル205の上方側に位置されてディスクカート
リッジ103が挿入保持されるカートリッジホルダ22
1が配設されている。カートリッジホルダ221は、デ
ィスクカートリッジ103が挿入され得るように前方側
が開放され、ベース201に対向する下面の一部及びこ
の下面に対向する上面の一部が開放された筺体状に形成
されている。このカートリッジホルダ221のそれぞれ
側板219,320に対向する両側には、それぞれ一対
の支持ピン222,223、224,225が突設され
ている。カートリッジホルダ221の一方の側板219
に対向する一側に設けられた支持ピン222,223
は、一方の側板219に設けられたガイド溝226,2
27にそれぞれ係合している。また、カートリッジホル
ダ221の他方の側板220に対向する他側に設けられ
た支持ピン224,225は、他方の側板220に設け
られたガイド溝228,229に対応して係合してい
る。
【0063】このように、カートリッジホルダ221
は、各支持ピン222,223、224,225が各ガ
イド溝226,227、228、229にそれぞれ係合
することにより、一対の側板219,220により支持
されている。各ガイド溝226,227、228、22
9は、それぞれベース201に平行となされた水平部分
と、この水平部分の後方側よりベース201側に向かう
垂直部分とを有するL字状に形成されている。カートリ
ッジホルダ221は、ベース201に沿って後方に向か
う水平方向の図8中矢印f方向に移動し、次いで、ベー
ス201に接近する方向の垂直方向である図8中矢印g
方向に移動するように支持されている。
【0064】そして、カートリッジホルダ221と各側
板219,220との間には、一対の引っ張りコイルバ
ネ230,231が張架されている。これら引っ張りコ
イルバネ230,231は、図8に示すように、カート
リッジホルダ221が前方側に位置するときに、ベース
201に対し略垂直となるように、カートリッジホルダ
221の両側の略中央部に取り付けられている。したが
って、カートリッジホルダ221は、図8中矢印f方向
の後方側に移動されると、各引っ張りコイルバネ23
0,231によって、前方斜め下方側に移動付勢され、
各支持ピン222,223、224,225が各ガイド
溝226,227、228、229の後端部に達する
と、図10に示すように、ベース201に接近する垂直
方向に移動される。
【0065】そして、カートリッジホルダ221の内方
側であって、カートリッジホルダ221に挿入されるデ
ィスクカートリッジ103のシャッタ部材105が取り
付けられた側に対向する位置には、シャッタ部材開放ピ
ン240が突設されている。シャッタ部材開放ピン24
0は、カートリッジホルダ221にディスクカートリッ
ジ103が挿入されると、シャッタ開放用スリット10
8内に進入し、ロック部材107を弾性変形させシャッ
タ部材105に対する係合を解除させ、ディスクカート
リッジ103のカートリッジホルダ221内への更なる
挿入にとりシャッタ部材105の開放操作を行う。
【0066】ベース201とカートリッジホルダ221
との間には、図7及び図8に示すように、イジェクト板
232が配設されている。イジェクト板232は、ベー
ス201上を前後方向にスライド可能に配設されてお
り、前方側の部分とベース201との間に張架された引
っ張りコイルバネ233により、図8中矢印i方向の前
方側に移動付勢されている。このイジェクト板232の
前端部には、押圧操作部234が設けられている。イジ
ェクト板232は、押圧操作部234が手指により押圧
操作されることにより、引っ張りコイルバネ233の付
勢力に抗して、図8中矢印h方向の後方側に移動され
る。
【0067】イジェクト板232の両側には、各側板2
19,220に沿うようにして、それぞれ一対のイジェ
クトカム部235,236、237,238が形成され
ている。これらイジェクトカム部235,236、23
7,238は、図8に示すように、それぞれ先端側に前
方側よりも後方側がベース201に接近するような傾斜
カムを有し、イジェクト板232が後方側に移動操作さ
れると、各ガイド溝226,227、228、229の
後端部に位置する各支持ピン2222,223、22
4,225に、ベース201側より当接するように形成
されている。
【0068】このように構成されたカートリッジローデ
ィング機構217においては、カートリッジホルダ22
1にディスクカートリッジ103が、図7中矢印d方向
に挿入されると、まず、シャッタ部材開放操作ピン24
0により、シャッタ部材105がカートリッジ本体10
2に対して移動されて、記録再生用開口部が開放され
る。カートリッジ本体102がさらにカートリッジホル
ダ221の内方に挿入されると、カートリッジホルダ2
21はカートリッジ本体102により押圧されて、図8
中矢印f方向の後方側に移動する。すると、カートリッ
ジホルダ221は、一対の引っ張りコイルバネ230,
231の付勢力を受けて、第図8中矢印g方向のベース
201に接近する垂直方向に移動する。このとき、ディ
スクテーブル205が、図10に示すように、チャッキ
ング用開口部109よりカートリッジ本体102内に進
入し、光ディスク101のセンターホール101aにセ
ンタリング部205aを係合させて光ディスク101を
位置決めして保持する。
【0069】また、カートリッジ本体102は、位置決
め孔110,111にベース201上に突設された図示
しない位置決めピンが係合することにより、ベース20
1上への装着位置が位置決めされる。この状態で、光デ
ィスク101は、スピンドルモータ204により、ディ
スクテーブル205とともに回転操作可能となされる。
この光ディスク101には、光学ピックアップ装置20
8の対物レンズ208aが対向させられる。 (4)イジェクト阻止機構の構成及びこの光ディスクの
記録装置の動作(図8乃至図15) この光ディスクの記録装置を記録モードとなすには、上
述したように、ディスクカートリッジ103を装着し、
記録操作釦247を手動操作等によりスライドさせる。
すると、磁気ヘッド装置212が光ディスク101側に
移動されるとともに、光ディスク101が回転操作さ
れ、さらに、光学ピックアップ装置208がこの光ディ
スク101に光ビームを照射する。さらに、光ディスク
101に対し磁気ヘッド装置212が所定の接触圧で摺
接若しくは近接し、磁気ヘッド装置212から記録すべ
き情報信号に応じた外部磁界が印可されることにより所
望の情報信号の記録が行われる。
【0070】カートリッジローディング機構217に装
着されているディスクカートリッジ103のイジェクト
を行うには、押圧操作部234を手指等により押圧して
イジェクト板232を引っ張りコイルバネ233の付勢
力に抗して図8中矢印h方向の後方側に移動させるイジ
ェクト操作を行う。このイジェクト操作がなされると、
イジェクト板232が引っ張りコイルバネ233の付勢
力に抗して図8中矢印h方向の後方側に移動される。す
ると、各イジェクトカム部235,236、237,2
38は、各支持ピン222,223、224,225に
ベース201側より当接し、これら支持ピン222,2
23、224,225を介して、カートリッジホルダ2
21をベース201より離間する方向に移動する。カー
トリッジホルダ221がベース201より離間される方
向に移動されると、このカートリッジホルダ221は、
一対の引っ張りコイルバネ230,231の付勢力によ
り、図8中反矢印i方向の前方側にベース201に沿っ
て移動され、ディスクカートリッジ103を筐体200
の外方側に突出させる。
【0071】ところで、この光ディスクの記録装置にお
いても、光ディスク101に対する情報信号の記録の終
了後、さらに、目録情報の記録が終了するまでイジェク
ト操作が行われることを阻止するイジェクト阻止機構が
設けられている。イジェクト阻止機構は、図12乃至図
15に示すように、イジェクト阻止レバー215、この
イジェクト阻止レバー215に取り付けられロック手段
となる被吸着部215e及び制御手段となる第2の吸引
コイル216を備えている。
【0072】イジェクト阻止レバー215は、ベース2
01上であって、各側板219,220よりも後方側と
なる位置に各側板219,220間に亘る方向に動可能
に取り付けられている。すなわち、イジェクト阻止レバ
ー215は、略矩形状に形成され、ベース201上に植
立された対をなす支持ピン241,242にそれぞれ長
孔215a,215bに挿通させ、これら長孔215
a,215bの長手方向に移動可能に支持されている。
このイジェクト阻止レバー215は、支持板ベース20
1との間に張架された引っ張りコイルバネ243によ
り、一方の側板219より離間して上記他方の側板22
0に接近する方向の図9中矢印j方向に移動付勢されて
いる。
【0073】このイジェクト阻止レバー215の上面部
には、被押圧操作片215cと、イジェクト阻止片21
5dとが突設されている。これら被押圧操作片215c
とイジェクト阻止片215dとは、このイジェクト阻止
レバー215の移動可能な方向に並列するようにして設
けられている。被押圧操作片215cは、記録操作伝達
レバー244の筐体200内の後方側に位置された他端
側にベース201側に向けて垂下するように設けられた
阻止レバー操作杆245の先端側に臨むように位置され
ている。また、イジェクト阻止片215dは、このイジ
ェクト阻止レバー215が引っ張りコイルバネ243の
付勢力に抗して一方向側に移動されたときに、イジェク
ト板232の後端縁に突設された当接突片232aに臨
むように形成されている。イジェクト阻止レバー215
の一端部には、被吸着部215eが設けられている。
【0074】そして、ベース201上には、被吸着部2
15eに対向するように、第2の吸引コイル216が取
り付けられている。この第2の吸引コイル216は、イ
ジェクト阻止レバー215が一方向に移動されたとき、
被吸着部215eが当接されるように位置されている。
【0075】このイジェクト阻止機構において、図12
及び図13に示すように、記録操作釦247が、図13
中矢印k方向に移動操作されると、記録操作伝達レバー
244の阻止レバー操作杆245は、被押圧操作片21
5cを押圧することによりイジェクト阻止レバー215
を移動させる。被押圧操作片215cが押圧されたイジ
ェクト阻止レバー215は、一方の側板219に接近す
る方向である図13中矢印m方向の一方向側に移動され
る。
【0076】イジェクト阻止レバー215が一方の側板
219側に移動され、イジェクト阻止レバー215の被
吸着部215eと第2の吸引コイル216とが当接した
とき、この光ディスクの記録装置が記録モードとなされ
ると、第2の吸引コイル216と被吸着部215eとは
互いに吸着する。すると、イジェクト阻止レバー215
は、被吸着部215eを第2の吸引コイル216に当接
させた状態でロックされる。このとき、イジェクト阻止
片215dは、イジェクト板232の当接突片232a
の先端部に対向する位置となされている。
【0077】そして、記録操作釦247に対する移動操
作が解除されると、図14及び図15に示すように、記
録操作釦247は初期位置に復帰する。このとき、イジ
ェクト阻止レバー215が第2の吸引コイル216に吸
着されているので、押圧操作部234を押圧操作してイ
ジェクト操作を行おうとしても、イジェクト板232は
イジェクト阻止片215に当接突片232aが当接する
ことにより移動が阻止され移動されることができない。
すなわち、この光ディスクの記録装置の記録モードにお
いては、イジェクト操作がなされることが防止されてい
る。
【0078】そして、図示しない停止操作釦等が操作さ
れることにより、この光ディスクの記録装置の記録モー
ドが解除されると、光ディスク101の第1の記録領域
に情報信号の記録が終了され、情報信号が記録される領
域以外の目録情報が記録される第2の記録領域に目録情
報の記録が開始される。この目録情報の記録が行われて
いるとき、イジェクト阻止レバー215及び磁気ヘッド
装置212は、図14及び図15により上述した記録モ
ード中の状態に保たれる。したがって、この光ディスク
の記録装置においては、目録情報の記録中であっても、
イジェクト操作が規制される。
【0079】目録情報の記録が終了すると、制御手段に
より、各吸引コイル216,253のイジェクト阻止レ
バー215及び被吸着片252に対する吸着が解除され
る。すると、イジェクト阻止レバー215は、図11に
示すように、引っ張りコイルバネ243の付勢力により
初期位置に復帰される。したがって、このとき、押圧操
作部234を押圧すれば、イジェクト板232は当接突
片232aを被押圧操作片215cとイジェクト阻止片
215dとの間に挿入するようにして、図8中矢印h方
向の後方側方向に移動される。このイジェクト板232
の後方側への移動によりイジェクト操作が行われる。す
なわち、この光ディスクの記録装置においては、光ディ
スク101への目録情報の記録が終了したとき、イジェ
クト操作が可能となる。
【0080】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る光ディス
クの記録装置は、記録操作ボタンが操作され、記録手段
による装着された光ディスクに対する情報信号の記録動
作が開始されると、阻止手段の阻止部がロックレバーと
当接しロックレバーの解除される位置への移動を阻止
し、記録手段による記録動作が終了した後に、阻止手段
の阻止部によるロックレバーの移動阻止状態を解除して
操作ボタンによる蓋体の本体に対する開蓋動作を可能と
するので、記録手段による記録動作の開始とともに蓋体
の開閉が禁止され、記録動作が終了するまで蓋体の開放
が禁止されるので、光ディスクへの情報信号の記録動作
中に不用意に光ディスクを取り出してまい、記録される
情報信号を損傷させてしまうようなことを確実に防止で
き、さらに記録動作中のディスクに触れてしまい、正確
な記録動作を阻害するようなことを確実に防止できる。
また、本発明に係る光ディスクの記録装置は、記録操作
ボタンが操作され、記録手段による装着された光ディス
クに対する情報信号の記録動作が開始によって操作レバ
ーに阻止部を当接させイジェクト手段によるイジェクト
動作を阻止するとともに、記録手段による装着された光
ディスクに対する情報信号の記録の終了後に阻止部と操
作レバーとの当接が解除されて光ディスクのイジェクト
を可能とするようにしているので、記録手段による記録
動作の開始とともにイジェクト操作を行う操作レバーの
移動が禁止され、情報信号の記録動作が開始された後誤
って光ディスクをイジェクトしてしまうようなことを確
実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスクの記録装置の一部を分
解して示す斜視図である。
【図2】上記光ディスクの記録装置の要部を示す拡大縦
断面図である。
【図3】上記光ディスクの記録装置を構成するイジェク
ト阻止レバーを示す拡大平面図である。
【図4】上記光ディスクの記録装置が記録モードとなさ
れるときのイジェクト阻止レバーの状態を示す要部拡大
平面図である。
【図5】上記光ディスクの記録装置が記録モードとなさ
れているときのイジェクト阻止レバーの状態を示す要部
拡大平面図である。
【図6】上記光ディスクの記録装置が記録状態解除後に
目録情報の記録が終了した後のイジェクト阻止レバーの
状態を示す要部拡大平面図である。
【図7】本発明に係る光ディスクの記録装置の他の実施
例を示す斜視図である。
【図8】上記図7に示した光ディスクの記録装置のロー
ディング前の状態を示す側面図である。
【図9】上記図7に示した光ディスクの記録装置のロー
ディング前の状態を示す平面図である。
【図10】上記図7に示した光ディスクの記録装置のロ
ーディング後の状態を示す側面図である。
【図11】上記図7に示した光ディスクの記録装置のロ
ーディング後の状態を示す平面図である。
【図12】上記図7に示した光ディスクの記録装置の記
録操作がなされたときの状態を示す側面図である。
【図13】上記図7に示した光ディスクの記録装置の記
録操作がなされたときの状態を示す平面図である。
【図14】上記図7に示した光ディスクの記録装置の記
録モードとなされたときの状態を示す側面図である。
【図15】上記図7に示した光ディスクの記録装置の記
録モードとなされたときの状態を示す平面図である。
【図16】上記図7に示した光ディスクの記録装置に用
いられるディスクカートリッジの構成を示す斜視図であ
る。
【図17】上記図16に示したディスクカートリッジの
下面側の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 筐体 8 蓋体 15 蓋体のロックレバー 18 第1のイジェクト阻止レバー 19 第2のイジェクト阻止レバー 23 第3のイジェクト阻止レバー 23d 被吸着片 25 吸引コイル 215 イジェクト阻止レバー 215d イジェクト阻止片 215e 被吸着部 216 第2の吸引コイル 232a 当接突片
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−181480(JP,A) 実開 昭50−61819(JP,U) 実開 昭52−106123(JP,U) 実開 昭55−132790(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/02 - 17/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着された光ディスクに情報信号の記録
    を行う記録手段を有する本体と、 上記本体に回動自在に設けられた蓋体と、 上記蓋体と係合して上記蓋体を上記本体に対して閉じた
    位置にロックする位置と上記蓋体との係合が解除される
    位置との間を移動するロックレバーを備え、上記ロック
    レバーによって上記蓋体を上記本体に対して閉じた位置
    に保持するとともに操作ボタンが操作されることによっ
    て上記蓋体の保持が解除されるロック手段と、 上記記録手段による上記装着された光ディスクに対する
    記録動作中に上記操作ボタンが操作された際に上記ロッ
    クレバーの上記解除される位置への移動を阻止する阻止
    部を有し、記録操作ボタンが操作され上記記録手段によ
    る上記装着された光ディスクに対する記録動作が開始さ
    れると上記阻止部が上記ロックレバーと当接し上記ロッ
    クレバーの上記解除される位置への移動を阻止する阻止
    手段と、 上記記録手段による記録動作が終了した後に、上記阻止
    手段の上記阻止部による上記ロックレバーの移動阻止状
    態を解除して上記蓋体の上記本体に対する開蓋動作を可
    能とする制御手段を備えている光ディスクの記録装置。
  2. 【請求項2】 装着された光ディスクに情報信号の記録
    を行う記録手段と、 上記装着された光ディスクのイジェクトを行うための操
    作レバーを有し、上記操作レバーによって上記装着され
    た光ディスクのイジェクトを行うイジェクト手段と、 上記操作レバーと当接して上記操作レバーの移動を阻止
    する阻止部を有し、上記阻止部が上記操作レバーと当接
    し上記イジェクトレバーによる上記装着された光ディス
    クのイジェクト動作を阻止する阻止手段と、 記録操作ボタンが操作され上記記録手段による上記装着
    された光ディスクに対する情報信号の記録動作の開始に
    よって上記イジェクトレバーに上記阻止部を当接させ上
    記イジェクト手段によるイジェクト動作を阻止するとと
    もに、上記記録手段による上記装着された光ディスクに
    対する情報信号の記録の終了後に上記阻止手段による上
    記イジェクト手段の阻止状態を解除する制御手段を備え
    ている光ディスクの記録装置。
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