JP3208723B2 - 安全弁兼用加圧充填バルブとその安全使用方法及び加圧充填方法 - Google Patents

安全弁兼用加圧充填バルブとその安全使用方法及び加圧充填方法

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JP3208723B2
JP3208723B2 JP27415594A JP27415594A JP3208723B2 JP 3208723 B2 JP3208723 B2 JP 3208723B2 JP 27415594 A JP27415594 A JP 27415594A JP 27415594 A JP27415594 A JP 27415594A JP 3208723 B2 JP3208723 B2 JP 3208723B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安全弁兼用加圧充填バ
ルブとその安全使用方法と加圧充填方法に関し、特に、
使用済みになった空缶を顧客が何の配慮もなく普通に捨
てて、それが回収され、焼却炉に投入されても爆発の心
配のない安全弁兼用加圧充填バルブとその安全使用方法
と加圧充填方法に関する。
【0002】
【従来の技術】使用済みのエアゾール容器をそのまま焼
却炉にいれて焼却すると、炉内が高温になるとともにそ
のエアゾール容器も加熱されて高温になり爆発条件の臨
界点を越すと爆発して焼却炉を破損するばかりでなく付
近にいる人或いは家屋にまで被害が及ぶことがしばしば
生じた。そこで、使用済みのエアゾール容器の表面に開
口具を使用して開口し、焼却炉に混入されても爆発を回
避し得るように努力してきた。しかし、その手間はめん
どうであり、つい使用済みのエアゾール容器は焼却炉に
捨てられてしまい、いつも爆発の危険がつきまとってい
た。従って、使用済みの空缶をユーザーが何の配慮もな
く捨てても安全であるような方策が求められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
問題を解決することを第一の目的とする。また本発明
は、使用済みのエアゾール容器の処理のため、使用者が
何の配慮もなく普通に捨てて、仮に回収された使用済み
のエアゾール容器が焼却炉に投入されたとしても爆発し
ない構造にすることを第二の目的とする。即ち、焼却炉
に廃棄された使用済みのエアゾール容器が加熱されて高
温になり、焼却炉内の温度が爆発条件の臨界点を越す手
前の高温状態で、容器の内圧が高まると、それまで噴出
弁機構のバルブステムの下端部の外周の部分とバルブハ
ウジングの内周の部分の間に介在した下部パッキングの
下面にかかる内部圧が高まり、バルブステムの下端部の
外周の部分とバルブハウジングの下端部の内周の部分の
間に介在して閉鎖していた下部パッキングの下面の部分
を上下方向付勢ばねに抗して上昇させて、その上下方向
付勢ばねに抗した下部パッキングの下面の部分とバルブ
ハウジングの下端部の内周の部分との間に隙間をつく
り、容器内部の加圧流体の排出のための流路を開いて加
圧ガスを外部に排出し得ることを第二の目的とする。ま
た本発明は、噴出弁機構のバルブステムの上端部の周囲
の隙間を加圧充填用流路とし、この加圧充填用流路の部
分から加圧充填を可能にし、その加圧充填用流路の部分
の下に位置したラバーなどの上部パッキングの上面とマ
ウンテンキャップの中央部分の頂面部分の裏面との間を
加圧充填流体がラバーなどの上部パッキングの上面を押
圧しながら加圧充填流体を加圧充填し得るようにし、加
圧充填時、加圧充填バルブ機構の加圧充填用流路から加
圧充填をなし得る安全弁兼用加圧充填バルブの加圧充填
方法を提供することを第三の目的とする。また本発明
は、常時は、バルブステムの下端部の外周の部分とバル
ブハウジングの下端部の内周の部分の間に下部パッキン
グを介在させて、容器内の加圧された内容物を外部に流
出させないようにバルブハウジングの下端部の位置で下
部パッキングにより閉鎖し、使用時に、前記バルブステ
ムを上下方向に付勢されたばねの効力に抗して下方に押
し下げて、バルブステムの下端部の部分を下部パッキン
グの下端部の部分から下方に離脱させて、下部パッキン
グとバルブステムの下端部の部分の間に隙間が生じるよ
うに形成して、容器内の加圧された内容物を外部に流出
させ得るようにし、加圧充填時、加圧充填バルブの加圧
充填のための流路から加圧充填を可能とし、熱を受け
て、内部圧が高まるとバルブステムの下端部の外周の部
分とバルブハウジングの内周の部分の間に介在した下部
パッキングを下部パッキング閉鎖用下方向付勢ばねに抗
して上昇させて、内部の加圧流体の排出のための流路を
開いて、加圧ガスを排出し得る安全弁兼用加圧充填バル
ブを提供することを第四の目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、マウンテンキ
ャップ1と、そのマウンテンキャップ1の中央部の窪部
8に嵌着したバルブハウジング2と、そのバルブハウジ
ング2の内部空間部7に挿入した噴出弁機構とからな
り、加圧充填時、加圧充填バルブ機構の加圧充填のため
の流路から容器内に向けて加圧充填をなし得るように
し、熱を受けて内部圧が高まると、その下方部分に上下
方向の溝部分12を設けたバルブステム6の下端部の外
周の部分とバルブハウジング2の下端部の内周の部分と
の間に介在した下部パッキング4を下部パッキング閉鎖
用下方向付勢ばね5に抗して上昇させて、内部の加圧流
体の排出のための流路を開き、その流路から加圧ガスを
排出して、前記容器の爆発を防止し得る安全弁兼用加圧
充填バルブである。
【0005】
【作用】本発明は、マウンテンキャップとそのマウンテ
ンキャップの中央部分の窪部に嵌着したバルブハウジン
グとそのバルブハウジングの内部空間部分に挿入した噴
出弁機構とからなり、加圧充填時、加圧充填バルブ機構
の加圧充填のための流路から容器内に向けて加圧充填を
なし得るようにし、熱を受けて、内部圧が高まるとバル
ブステムの下端部の外周の部分とバルブハウジングの下
端部の内周の部分の間に介在した下部パッキングを下部
パッキング閉鎖用下方向付勢ばねに抗して上昇させて、
内部の加圧流体の排出のための流路を開き、その流路か
ら加圧ガスを排出して前記容器の爆発を防止し得る安全
弁兼用加圧充填バルブであるから、焼却炉などの中で、
燃焼熱を受けて、焼却炉などの中の内部圧が高まり、バ
ルブステムの下端部の外周の部分とバルブハウジングの
下端部の内周の部分の間に介在した下部パッキングを下
部パッキング閉鎖用下方向付勢ばねに抗して上昇させ
て、内部の加圧流体の排出のための流路を開き、その流
路から加圧ガスを排出して前記容器の爆発を防止し得
る。また、本発明は、加圧充填時、加圧充填バルブの加
圧充填のための流路から容器内に向けて加圧充填をなし
得るようにし、そして、外部から容器が熱を受けて、そ
の容器の内部圧が高まり、そこで、その容器の高くなっ
た内部圧によりバルブハウジング内の噴出弁機構のバル
ブステムの下端部の外周の部分とバルブハウジングの内
周の部分の間に介在した下部パッキングを前記容器の内
部圧が高まって容器が爆発する寸前までの間に、前記下
部パッキング閉鎖用下方向付勢ばねが高まる前記容器の
内部圧に耐えきらずに上昇して、内部の加圧流体の排出
のための流路を開き得るように前記下部パッキング閉鎖
用下方向付勢ばねの弾発力を設定しておき、使用に際し
て、或いは、使用後に、外部から容器が熱を受けて、そ
の容器の内部圧が高まるとその容器の高い内部圧により
バルブハウジング内の噴出弁機構のバルブステムの下端
部の外周の部分とバルブハウジングの内周の部分の間に
介在した下部パッキングを前記下部パッキング閉鎖用下
方向付勢ばねに抗して上昇させて、内部の加圧流体の排
出のための流路を開いて加圧ガスを外部に排出し得る安
全弁兼用加圧充填バルブの安全使用方法であるから、本
発明の安全弁兼用加圧充填バルブの安全使用方法によ
り、本発明の安全弁兼用加圧充填バルブを有する噴出容
器の使用に際して、或いは、使用後に、外部から噴出容
器が熱を受けて、その噴出容器の内部圧が高まるとその
容器の高い内部圧によりバルブハウジング内の噴出弁機
構のバルブステムの下端部の外周の部分とバルブハウジ
ングの内周の部分の間に介在した下部パッキングを前記
下部パッキング閉鎖用下方向付勢ばねに抗して上昇させ
て、内部の加圧流体の排出のための流路を開いて加圧ガ
スを外部に排出し得る。また、本発明は、熱を受けて、
内部圧が高まるとバルブステムの下端部の外周の部分と
バルブハウジングの内周の部分の間に介在した下部パッ
キングを下部パッキング閉鎖用下方向付勢ばねに抗して
上昇させて、内部の加圧流体の排出のための流路を開い
て加圧ガスを排出し得る安全弁兼用加圧充填バルブにお
いて、その安全弁兼用加圧充填バルブは、マウンテンキ
ャップとそのマウンテンキャップの中央部分の窪部に嵌
着したバルブハウジングとそのバルブハウジングの内部
空間部分に挿入した噴出弁機構とからなり、前記マウン
テンキャップの中央部分に開口を設け、その開口の内部
に前記噴出弁機構のバルブステムの上端部を挿通して、
その周囲の隙間を加圧充填用流路とし、この加圧充填用
流路の部分から加圧充填を可能にし、その加圧充填用流
路の部分の下に位置したラバーなどの上部パッキングの
上面と前記マウンテンキャップの中央部分の頂面部分の
裏面との間を加圧充填流体がラバーなどの上部パッキン
グの上面を押圧しながら加圧充填流体を加圧充填し得る
ようにし、加圧充填時、加圧充填バルブ機構の加圧充填
用流路から加圧充填をなし得る安全弁兼用加圧充填バル
ブの加圧充填方法であるから、マウンテンキャップの中
央部分に設けた開口の内部に挿通した噴出弁機構のバル
ブステムの上端部の周囲の隙間を加圧充填用流路とし、
この加圧充填用流路の部分から加圧充填を可能にし、そ
の加圧充填用流路の部分の下に位置したラバーなどの上
部パッキングの上面と前記マウンテンキャップの中央部
分の頂面部分の裏面との間を加圧充填流体がラバーなど
の上部パッキングの上面を押圧しながら加圧充填流体を
加圧充填し得るようにし、加圧充填時、加圧充填バルブ
機構の加圧充填用流路から加圧充填を容易になし得る。
【0006】
【実施例1】本発明は、マウンテンキャップ1と、その
マウンテンキャップ1の中央部の窪部8に嵌着したバル
ブハウジング2と、そのバルブハウジング2の内部空間
部7に挿入した噴出弁機構とからなり、加圧充填時、加
圧充填バルブ機構の加圧充填のための流路から容器内に
向けて加圧充填をなし得るようにし、熱を受けて内部圧
が高まると、その下方部分に上下方向の溝部分12を設
けたバルブステム6の下端部の外周の部分とバルブハウ
ジング2の下端部の内周の部分との間に介在した下部パ
ッキング4を下部パッキング閉鎖用下方向付勢ばね5に
抗して上昇させて、内部の加圧流体の排出のための流路
を開き、その流路から加圧ガスを排出して、前記容器の
爆発を防止し得る安全弁兼用加圧充填バルブである。
【0007】
【実施例2】本発明は、加圧充填時、加圧充填バルブの
加圧充填のための流路から容器内に向けて加圧充填をな
し得るようにし、外部から容器が熱を受けてその内部圧
が高まると、その内部圧によりバルブハウジング2内の
噴出弁機構のその下方部分に上下方向の溝部分12を設
けたバルブステム6の下端部の外周の部分とバルブハウ
ジング2の内周の部分の間に介在した下部パッキング4
が、前記容器の内部圧が高まって容器が爆発する寸前ま
での間に、前記下部パッキング4閉鎖用下方向付勢ばね
が高まる前記容器の内部圧に耐えきらずに上昇して、内
部の加圧流体の排出のための流路を開き得るように下部
パッキング4閉鎖用下方向付勢ばねの弾発力を設定して
おき、使用後に、外部から容器が熱を受けた時、その容
器の内部圧が高まり、その高い内部圧により下部パッキ
ング4を前記下部パッキング4閉鎖用下方向付勢ばねに
抗して上昇させて、内部の加圧流体の排出のための流路
を開いて加圧ガスを排出して前記容器の爆発を防止し得
る安全弁兼用加圧充填バルブの安全使用方法である。
【0008】
【実施例3】本発明は、熱を受けて内部圧が高まると、
バルブステム6の下端部の外周の部分とバルブハウジン
グ2の内周の部分の間に介在した下部パッキング4が、
下部パッキング閉鎖用下方向付勢ばね5に抗して上昇
し、内部の加圧流体の排出のための流路を開いて加圧ガ
スを排出し得る安全弁兼用加圧充填バルブにおいて、そ
の安全弁兼用加圧充填バルブは、マウンテンキャップ1
と、そのマウンテンキャップ1の中央部分の窪部8に嵌
着したバルブハウジング2と、そのバルブハウジング2
の内部空間部7に挿入した噴出弁機構とからなり、前記
マウンテンキャップ1の中央部分に開口を設け、その開
口の内部に前記噴出弁機構のその下方部分に上下方向の
溝部分12を設けたバルブステム6の上端部を挿通し
て、その周囲の隙間を加圧充填用流路とし、この加圧充
填用流路の部分から加圧充填を可能とし、その加圧充填
用流路の部分の下に位置したラバーなどの上部パッキン
グの上面とマウンテンキャップ1の中央部分の頂面部分
の裏面との間を加圧充填流体がラバーなどの上部パッキ
ングの上面を押圧しながら加圧充填流体を加圧充填し得
るようにし、加圧充填時、加圧充填バルブ機構の加圧充
填用流路から加圧充填をなし得る安全弁兼用加圧充填バ
ルブの加圧充填方法である。
【0009】
【効果】本発明は、マウンテンキャップとそのマウンテ
ンキャップの中央部分の窪部に嵌着したバルブハウジン
グとそのバルブハウジングの内部空間部分に挿入した噴
出弁機構とからなり、加圧充填時、加圧充填バルブ機構
の加圧充填のための流路から容器内に向けて加圧充填を
なし得るようにし、熱を受けて、内部圧が高まるとバル
ブステムの下端部の外周の部分とバルブハウジングの下
端部の内周の部分の間に介在した下部パッキングを下部
パッキング閉鎖用下方向付勢ばねに抗して上昇させて、
内部の加圧流体の排出のための流路を開き、その流路か
ら加圧ガスを排出して前記容器の爆発を防止し得る安全
弁兼用加圧充填バルブであるから、焼却炉などの中で、
燃焼熱を受けて、焼却炉などの中の内部圧が高まり、バ
ルブステムの下端部の外周の部分とバルブハウジングの
下端部の内周の部分の間に介在した下部パッキングを下
部パッキング閉鎖用下方向付勢ばねに抗して上昇させ
て、内部の加圧流体の排出のための流路を開き、その流
路から加圧ガスを排出して前記容器の爆発を防止し得る
効果がある。また、本発明は、加圧充填時、加圧充填バ
ルブの加圧充填のための流路から容器内に向けて加圧充
填をなし得るようにし、そして、外部から容器が熱を受
けて、その容器の内部圧が高まり、そこで、その容器の
高くなった内部圧によりバルブハウジング内の噴出弁機
構のバルブステムの下端部の外周の部分とバルブハウジ
ングの内周の部分の間に介在した下部パッキングを前記
容器の内部圧が高まって容器が爆発する寸前までの間
に、前記下部パッキング閉鎖用下方向付勢ばねが高まる
前記容器の内部圧に耐えきらずに上昇して、内部の加圧
流体の排出のための流路を開き得るように前記下部パッ
キング閉鎖用下方向付勢ばねの弾発力を設定しておき、
使用に際して、或いは、使用後に、外部から容器が熱を
受けて、その容器の内部圧が高まるとその容器の高い内
部圧によりバルブハウジング内の噴出弁機構のバルブス
テムの下端部の外周の部分とバルブハウジングの内周の
部分の間に介在した下部パッキングを前記下部パッキン
グ閉鎖用下方向付勢ばねに抗して上昇させて、内部の加
圧流体の排出のための流路を開いて加圧ガスを外部に排
出し得る安全弁兼用加圧充填バルブの安全使用方法であ
るから、本発明の安全弁兼用加圧充填バルブの安全使用
方法により、本発明の安全弁兼用加圧充填バルブを有す
る噴出容器の使用に際して、或いは、使用後に、外部か
ら噴出容器が熱を受けて、その噴出容器の内部圧が高ま
るとその容器の高い内部圧によりバルブハウジング内の
噴出弁機構のバルブステムの下端部の外周の部分とバル
ブハウジングの内周の部分の間に介在した下部パッキン
グを前記下部パッキング閉鎖用下方向付勢ばねに抗して
上昇させて、内部の加圧流体の排出のための流路を開い
て加圧ガスを外部に排出し得る効果がある。また、本発
明は、熱を受けて、内部圧が高まるとバルブステムの下
端部の外周の部分とバルブハウジングの内周の部分の間
に介在した下部パッキングを下部パッキング閉鎖用下方
向付勢ばねに抗して上昇させて、内部の加圧流体の排出
のための流路を開いて加圧ガスを排出し得る安全弁兼用
加圧充填バルブにおいて、その安全弁兼用加圧充填バル
ブは、マウンテンキャップとそのマウンテンキャップの
中央部分の窪部に嵌着したバルブハウジングとそのバル
ブハウジングの内部空間部分に挿入した噴出弁機構とか
らなり、前記マウンテンキャップの中央部分に開口を設
け、その開口の内部に前記噴出弁機構のバルブステムの
上端部を挿通して、その周囲の隙間を加圧充填用流路と
し、この加圧充填用流路の部分から加圧充填を可能に
し、その加圧充填用流路の部分の下に位置したラバーな
どの上部パッキングの上面と前記マウンテンキャップの
中央部分の頂面部分の裏面との間を加圧充填流体がラバ
ーなどの上部パッキングの上面を押圧しながら加圧充填
流体を加圧充填し得るようにし、加圧充填時、加圧充填
バルブ機構の加圧充填用流路から加圧充填をなし得る安
全弁兼用加圧充填バルブの加圧充填方法であるから、マ
ウンテンキャップの中央部分に設けた開口の内部に挿通
した噴出弁機構のバルブステムの上端部の周囲の隙間を
加圧充填用流路とし、この加圧充填用流路の部分から加
圧充填を可能にし、その加圧充填用流路の部分の下に位
置したラバーなどの上部パッキングの上面と前記マウン
テンキャップの中央部分の頂面部分の裏面との間を加圧
充填流体がラバーなどの上部パッキングの上面を押圧し
ながら加圧充填流体を加圧充填し得るようにし、加圧充
填時、加圧充填バルブ機構の加圧充填用流路から加圧充
填を容易になし得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施した安全弁兼用加圧充填バルブの実
施例の下部パッキングを閉鎖した状態の安全弁兼用加圧
充填バルブの縦断面図である。
【図2】本発明を施した安全弁兼用加圧充填バルブの実
施例の噴出容器の内部圧が外部の高熱を受けて上昇し、
高圧になった内部圧の働きで下部パッキングを上昇させ
て隙間をつくり開放した状態の安全弁兼用加圧充填バル
ブの縦断面図である。
【符号の説明】
1 マウンテンキャップ 2 バルブハウ
ジング 3 上部パッキング 4 下部パッキ
ング 5 上下方向に付勢されたばね 6 バルブステ
ム 7 バルブハウジング内部空間部 8 マウンテン
キャップの中央部の窪部 9 ばねの上端のばね座 10 マウンテン
キャップの中央充填口 11 ばねの下端のばね座 12 バルブステ
ムの上下方向の溝部分 13 給液管 14 バルブハウ
ジング下端の開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 83/44 B05B 9/04 F17C 13/12 301

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マウンテンキャップ1と、そのマウンテン
    キャップ1の中央部の窪部8に嵌着したバルブハウジン
    グ2と、そのバルブハウジング2の内部空間部7に挿入
    した噴出弁機構とからなり、加圧充填時、加圧充填バル
    ブ機構の加圧充填のための流路から容器内に向けて加圧
    充填をなし得るようにし、熱を受けて内部圧が高まる
    と、その下方部分に上下方向の溝部分12を設けたバル
    ブステム6の下端部の外周の部分とバルブハウジング2
    の下端部の内周の部分との間に介在した下部パッキング
    4を下部パッキング閉鎖用下方向付勢ばね5に抗して上
    昇させて、内部の加圧流体の排出のための流路を開き、
    その流路から加圧ガスを排出して、前記容器の爆発を防
    止し得る安全弁兼用加圧充填バルブ。
  2. 【請求項2】加圧充填時、加圧充填バルブの加圧充填の
    ための流路から容器内に向けて加圧充填をなし得るよう
    にし、外部から容器が熱を受けてその内部圧が高まる
    と、その内部圧によりバルブハウジング2内の噴出弁機
    構のその下方部分に上下方向の溝部分12を設けたバル
    ブステム6の下端部の外周の部分とバルブハウジング2
    の内周の部分の間に介在した下部パッキング4が、前記
    容器の内部圧が高まって容器が爆発する寸前までの間
    に、前記下部パッキング4閉鎖用下方向付勢ばねが高ま
    る前記容器の内部圧に耐えきらずに上昇して、内部の加
    圧流体の排出のための流路を開き得るように下部パッキ
    ング4閉鎖用下方向付勢ばねの弾発力を設定しておき、
    使用後に、外部から容器が熱を受けた時、その容器の内
    部圧が高まり、その高い内部圧により下部パッキング4
    を前記下部パッキング4閉鎖用下方向付勢ばねに抗して
    上昇させて、内部の加圧流体の排出のための流路を開い
    て加圧ガスを排出して前記容器の爆発を防止し得る安全
    弁兼用加圧充填バルブの安全使用方法。
  3. 【請求項3】熱を受けて内部圧が高まると、バルブステ
    ム6の下端部の外周の部分とバルブハウジング2の内周
    の部分の間に介在した下部パッキング4が、下部パッキ
    ング閉鎖用下方向付勢ばね5に抗して上昇し、内部の加
    圧流体の排出のための流路を開いて加圧ガスを排出し得
    る安全弁兼用加圧充填バルブにおいて、その安全弁兼用
    加圧充填バルブは、マウンテンキャップ1と、そのマウ
    ンテンキャップ1の中央部分の窪部8に嵌着したバルブ
    ハウジング2と、そのバルブハウジング2の内部空間部
    7に挿入した噴出弁機構とからなり、前記マウンテンキ
    ャップ1の中央部分に開口を設け、その開口の内部に前
    記噴出弁機構のその下方部分に上下方向の溝部分12を
    設けたバルブステム6の上端部を挿通して、その周囲の
    隙間を加圧充填用流路とし、この加圧充填用流路の部分
    から加圧充填を可能とし、その加圧充填用流路の部分の
    下に位置したラバーなどの上部パッキングの上面とマウ
    ンテンキャップ1の中央部分の頂面部分の裏面との間を
    加圧充填流体がラバーなどの上部パッキングの上面を押
    圧しながら加圧充填流体を加圧充填し得るようにし、加
    圧充填時、加圧充填バルブ機構の加圧充填用流路から加
    圧充填をなし得る安全弁兼用加圧充填バルブの加圧充填
    方法。
  4. 【請求項4】マウンテンキャップ1と、そのマウンテン
    キャップ1の中央部分の窪部8に嵌着したバルブハウジ
    ング2と、そのバルブハウジング2の内部空間部7に挿
    入した噴出弁機構とからなり、その噴出弁機構を上部パ
    ッキングと下部パッキングとの間に位置させ、上下方向
    に付勢されるばねによりバルブステム6は上方に押し上
    げられ、下部パッキンは下方に押し下げられ、常時は、
    バルブステム6の下端部の外周の部分とバルブハウジン
    グ2の下端部の内周の部分の間に下部パッキング4を介
    在させて、容器内の加圧された内容物を外部に流出させ
    ないようにバルブハウジング2の下端部の位置で下部パ
    ッキング4により閉鎖し、使用時には、前記バルブステ
    ム6を上下方向に付勢されるばね5の抗力に抗して下方
    に押し下げて、バルブステム6の下端部の部分を下部パ
    ッキング4の下端部の部分から下方に離脱させて下部パ
    ッキング4とバルブステム6の下端部の部分の間に隙間
    が生じるように形成して、容器内の加圧された内容物を
    外部に流出させ得るようにし、加圧充填時には、加圧充
    填バルブの加圧充填のためのに流路から加圧充填を可能
    とし、熱を受けて、内部圧が高まるとバルブステム6の
    下端部の外周の部分とバルブハウジング2の内周の部分
    の間に介在した下部パッキング4を下部パッキング閉鎖
    用下方向付勢ばね5に抗して上昇させて、内部の加圧流
    体の排出のための流路を開いて加圧ガスを排出し得る請
    求項1記載の安全弁兼用加圧充填バルブ。
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