JP3208597B2 - 携帯用電子機器 - Google Patents

携帯用電子機器

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JP3208597B2
JP3208597B2 JP10569892A JP10569892A JP3208597B2 JP 3208597 B2 JP3208597 B2 JP 3208597B2 JP 10569892 A JP10569892 A JP 10569892A JP 10569892 A JP10569892 A JP 10569892A JP 3208597 B2 JP3208597 B2 JP 3208597B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドホンステレオや
コンパクトディスク、デジタルオーディオテープレコー
ダ、ラジオ等の携帯用電子機器に備えられ各種操作釦
の誤操作を防止することができるようにする携帯用電子
機器に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に、従来例の携帯用電子機器とし
てのヘッドホンステレオを示す。本ヘッドホンステレオ
には、テープ走行を操作するための複数の操作釦1、
2、3、4が備えられている。これらの操作釦1、2、
3、4は、通常フェザータッチ式の押釦であるため、誤
操作し易い。
【0003】このようなことから、本ヘッドホンステレ
オには、スライドスイッチ5が備えられており、このス
ライドスイッチ5をオン、オフ操作することによって操
作釦1、2、3、4を電気的にホールドできるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
携帯用電子機器のように、操作釦1、2、3、4をスラ
イドスイッチ5により電気的にホールドする方式のもの
では、操作釦1、2、3、4が現在ホールド状態(ホー
ルドオン)にあるのか、ホールド解除状態(ホールドオ
フ)にあるのかを判別するのが難かしく、何れの状態に
あるのかを確認する手間を要する問題があった。
【0005】これは、スライドスイッチ5のスライド量
は1mm〜2mm程度と非常に小さく、この間においてオ
ン、オフの切り換えが行われることによる。
【0006】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、操作釦がホールド状態にあるのか、ホ
ールド解除状態にあるのかが容易に判別できる携帯用電
機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯用電子機器
機器ケースの一面に設けられた複数の操作釦と、操
作釦を外部に露出させるための開口部を有し、操作釦を
覆う第1の位置、または操作釦を開口部を介して外部に
露出する第2の位置それぞれに回転可能なように、機器
ケースの一面に設けられたシャッタ板と、シャッタ板
を、第1または第2の位置それぞれに規制する規制手段
とを備えることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成の携帯用電子機器おいては、シャッ
タ板が、操作釦を覆う第1の位置、または操作釦を開口
部を介して外部に露出する第2の位置に規制される。
れにより、操作釦がホールド状態にあるのか、ホールド
解除状態にあるのかが一目にして判別できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の実施例1に係る携帯用電子機器
としてのヘッドホンステレオを示す。本ヘッドホンステ
レオにおいて、テープ走行を操作するための操作釦6、
7、8、11は、機器ケース12の側面部12Aの点P
を中心とする同一ピッチ円上に等間隔で設置されてい
る。また、機器ケース12の同一側面部12Aに、操作
釦をホールドする操作釦ホールド装置の円板状のシャッ
タ板13が点Pを中心として回転可能に取り付けられて
いる。この円板状のシャッタ板13には、各操作釦6、
7、8、11に対応する位置に、円形状の開口14、1
5、16、17が形成されている。
【0010】図2は、操作釦6、7、8、11の設置部
分を機器ケース12の内面側より見た図であり、図3
は、機器ケース12のシャッタ板13設置部分の断面図
である。機器ケース12のシャッタ板13設置部分は円
形状に窪んでおり、この円形状の窪み18内にシャッタ
板13が嵌め込まれている。そして、窪み18内に嵌め
込まれたシャッタ板13は機器ケース12の側面部12
Aと画一状態になっている。各操作釦6、7、8、11
は、略円形状をなしている釦基板19の外周部に足20
を介して一体的に形成されている。釦基板19は、機器
ケース12の点P上に形成された中心穴21にボス19
Aを圧入して、機器ケース12の内側に固定されてい
る。また各操作釦6、7、8、11は、機器ケース12
に形成された穴31に上下動可能に嵌め込まれている。
【0011】シャッタ板13は下面側中心部に支軸13
Aを有しており、この支軸13Aを釦基板19のボス1
9Aの中心穴32に回転可能に嵌め込んでいる。釦基板
19下には、カム板33が配置されている。このカム板
33は、ねじ34でシャッタ板13の支軸13Aに固定
されており、シャッタ板13を支軸13Aを中心に回転
させると連動して回転するようになっている。シャッタ
板13の回転に連動するカム板33は、釦基板19上に
形成されている規制片35、36によって回転が規制さ
れている。従って、シャッタ板13は、カム板33が規
制片35、36で規制される範囲内で回転できるように
なっている。
【0012】今、カム板33が一方の規制片35に規制
されている状態では、シャッタ板13は図4(a)の状
態にあり、各開口14、15、16、17が各操作釦
6、7、8、11と一致する。これにより、各操作釦
6、7、8、11が各開口14、15、16、17を介
して外部に露出する(ホールド解除状態)。この状態に
おいては、図5(a)に示すように、開口14、15、
16、17から指37を差し入れて操作釦6、7、8、
11を操作することができる。
【0013】また、カム板33が他方の規制片36に規
制されている状態では、シャッタ板13は図4(b)の
状態にあり、各開口14、15、16、17が各操作釦
6、7、8、11の間に位置する。これにより、各操作
釦6、7、8、11がシャッタ板13に隠れた状態にな
る(ホールド状態)。この状態においては、図5(b)
に示すように、指37で操作釦6、7、8、11を操作
することはできない。
【0014】なお、カム板33には、カム板33と釦基
板19との間に介されたトーションスプリング38によ
ってテンションが与えられている。このため、シャッタ
板13のホールド状態とホールド解除状態の切り換え時
の動きは、クイック的動きとなる。また、このように、
シャッタ板13を切り換える場合、シャッタ板13の上
面に形成されている小突起群39に指の腹を当てて回転
させる。
【0015】図6に示す実施例2の携帯用電子機器の
作釦ホールド装置は、外周面の一部に水平状の切欠40
を形成した円板状のシャッタ板41を用いている。本操
作釦ホールド装置においては、シャッタ板41が図6
(a)の位置にあると、操作釦42、43、44は切欠
40により、外部に露出する(ホールド解除状態)。ま
た、シャッタ板41が図6(a)の位置から矢印方向に
90度回転した図6(b)の位置に切り換わると、各操
作釦42、43、44がシャッタ板41に隠れる(ホー
ルド状態)。
【0016】図7に示す実施例3の携帯用電子機器の
作釦ホールド装置は、十文字状のシャッタ板45を用い
ている。本操作釦ホールド装置においては、シャッタ板
45が図7(a)の位置にあると、操作釦46、47、
48、49はシャッタ板45の間から外部に露出する
(ホールド解除状態)。また、シャッタ板45が図7
(a)の位置から矢印方向に45度回転した図7(b)
の位置に切り換わると、各操作釦46、47、48、4
9はシャッタ板45に隠れる(ホールド状態)。
【0017】図8に示す実施例4の携帯用電子機器の
作釦ホールド装置は、舌状のシャッタ板50を用いてい
る。本操作釦ホールド装置においては、シャッタ板50
が図8(a)の位置にあると、一直線状に並んでいる操
作釦51、52、53はシャッタ板50から外れて外部
に露出する(ホールド解除状態)。また、シャッタ板5
0が図8(a)の位置から矢印方向に略60度回転した
図8(b)の位置に切り換わると、各操作釦51、5
2、53はシャッタ板50に隠れる(ホールド状態)。
【0018】図9に示す実施例5の携帯用電子機器の
作釦ホールド装置においては、シャッタ板54を用いて
操作モードの切り換えができるようにした。ここでは、
第1のモード(例えばテープレコーダ)用の操作釦5
5、56、57と、第2のモード(例えばチューナ)用
の操作釦58、59、60を交互に等間隔で設置してい
る。また、円板状のシャッタ板54には、操作釦の倍の
間隔で配置された開口61、62、63が設けられてい
る。
【0019】本操作釦ホールド装置においては、シャッ
タ板54が図9(a)の位置にあると、第1のモード用
の操作釦55、56、57が開口61、62、63によ
って外部に露出(ホールド解除状態)し、第2のモード
用の操作釦58、59、60がシャッタ板54に隠れる
(ホールド状態)。従って、この場合には、第1のモー
ド操作が可能となり、第2のモード操作は不可能とな
る。
【0020】また、シャッタ板54が、図9(a)の位
置から矢印方向に45度回転した図(b)の位置に切り
換わると、第2のモード用の操作釦58、59、60が
開口61、62、63によって外部に露出(ホールド解
除状態)し、第1のモード用の操作釦55、56、57
がシャッタ板54に隠れる(ホールド状態)。従って、
この場合には、第2のモード操作が可能となり、第1の
モード操作は不可能となる。
【0021】なお、このような操作モードの切り換え
は、上記実施例2、3、4のシャッタ板41、45、5
0を用いても行うことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携帯用電
機器によれば、操作釦をシャッタ板で隠した状態がホ
ールド状態となり、シャッタ板で隠された操作釦を外部
に露出させた状態がホールド解除状態となるので、操作
釦がホールド状態にあるのか、ホールド解除状態にある
のかの判別が容易になる。
【0023】そして、ホールドされた操作釦は、シャッ
タ板で隠されて触れることのできない状態にあるので、
誤操作防止性能が著しく高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る携帯用電子機器(ヘッ
ドホンステレオ)の外観斜視図である。
【図2】同携帯用電子機器の機器ケース内から見た操作
釦ホールド装置の平面図である。
【図3】同操作釦ホールド装置の縦断側面図である。
【図4】同操作釦ホールド装置のホールド解除状態とホ
ールド状態を示す平面図である。
【図5】同操作釦ホールド装置のホールド解除状態とホ
ールド状態を示す要部縦断側面図である。
【図6】本発明の実施例2に係る携帯用電子機器の操作
釦ホールド装置のホールド解除状態とホールド状態を示
す平面図である。
【図7】本発明の実施例3に係る携帯用電子機器の操作
釦ホールド装置のホールド解除状態とホールド状態を示
す平面図である。
【図8】本発明の実施例4に係る携帯用電子機器の操作
釦ホールド装置のホールド解除状態とホールド状態を示
す平面図である。
【図9】本発明の実施例5に係る携帯用電子機器の操作
釦ホールド装置のホールド解除状態とホールド状態を示
す平面図である。
【図10】従来例の携帯用電子機器(ヘッドホンステレ
オ)を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
12 機器ケース 13、41、45、50、54 シャッタ板 13A 支軸 6〜8、11、42〜44、46〜49、51〜53、
55〜60 操作釦

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器ケースの一面に設けられた複数の操
    作釦と、 前記操作釦を外部に露出させるための開口部を有し、前
    記操作釦を覆う第1の位置、または前記操作釦を前記開
    口部を介して外部に露出する第2の位置それぞれに回転
    可能なように、前記機器ケースの一面に設けられたシャ
    ッタ板と、 前記シャッタ板を、前記第1または第2の位置それぞれ
    に規制する規制手段と を備えることを特徴とする携帯用
    電子機器。
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