JP3208465U - 自転車用キャリア - Google Patents
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Abstract
【課題】単純な構造にしつつ異なる複数種類の自転車に取り付けた場合でも、ユーザによる調整を要することなく荷置き部を極力水平にできる自転車用キャリアを提供する。【解決手段】自転車用キャリア10は、自転車の前後方向に長く形成されて荷物を載置可能な荷置き部11と、荷置き部から前方下方へ延出するように設けられるとともに伸縮不可に構成されて、自転車のシートポスト側の取付部に連結可能な前側連結部32を有する前側ステー30と、自転車の後輪側の取付部に連結可能な後側連結部21を有する後側ステー20と、荷置き部11に対し荷置き部の中心よりも後側に設けられて、後側ステー20を回転可能に支持する支持部16と、を備え、支持部から前側連結部までの距離を第1取付距離X1とし、支持部から後側連結部までの距離を第2取付距離X2とした場合に、X1に対するX2の比は、0.81±0.02の範囲内に設定されている。【選択図】図3
Description
本考案の実施形態は、自転車用キャリアに関する。
いわゆるシティサイクルのような日常生活で使用されている自転車の多くは、自転車の後輪上部に自転車用キャリアを取り付けることができる。自転車用キャリアは、荷物を載置可能な荷置き部を備えており、自転車の後輪側及びシートポスト側に設けられた取付部にボルト等を用いて固定される。荷置き部に載置される荷物の安定性を考慮すると、自転車用キャリアは、荷置き部が極力水平となるように自転車に取り付けられることが好ましい。
ここで、市場には、フレーム形状やフレームサイズ、又は車輪径等が異なる様々な種類の自転車が存在しており、自転車用キャリアの取付部の位置も車種毎に異なる。そのため、ある特定の車種に合わせて設計した自転車用キャリアを、フレーム形状等が異なる他の車種に取り付けようとすると、取付部の位置が異なることから、荷置き部の角度が水平になり難い。したがって、従来構成の自転車用キャリアは、自転車に取り付けた際の荷置き部の角度を極力水平にすべく、自転車のフレーム形状やフレームサイズ、車輪径等に合わせて取付位置や形状等を見直す必要があった。その結果、従来の自転車用キャリアは、複数種類の自転車に対応させて共通化することが難しく、汎用性に乏しかった。
そこで、自転車用キャリアの一部を伸縮可能に構成することで、フレーム形状やフレームサイズ、車輪径等が異なる複数の車種、つまり取付部の位置が異なる複数の車種に対応することができる自転車用キャリアが提案されている。しかしながら、この構成では、自転車用キャリアの構造が従来に比べて複雑となって部品点数が増加し、ひいては製造コストが増大する。また、この構成では、自転車用キャリアを自転車に取り付ける際に、ユーザが調整しなければならず、手間がかかる。
そこで、伸縮する箇所を設けることなく単純な構造にしつつ、フレーム形状やフレームサイズ、車輪径等の異なる複数種類の自転車に取り付けた場合でも、ユーザによる調整を要することなく荷置き部を極力水平にすることができる自転車用キャリアを提供する。
実施形態の自転車用キャリアは、自転車の前後方向に長く形成されて荷物を載置可能な載置面を構成する荷置き部と、前記荷置き部から前方下方へ向かって延出するように設けられるとともに伸縮不可に構成されて、自転車のシートポスト側の取付部に連結可能な前側連結部を有する前側ステーと、自転車の後輪側の取付部に連結可能な後側連結部を有する後側ステーと、前記荷置き部に対し前記荷置き部の中心よりも後側に設けられて、前記後側ステーを回転可能に支持する支持部と、を備え、前記支持部から前記前側連結部までの距離を第1取付距離とし、前記支持部から前記後側連結部までの距離を第2取付距離とした場合に、前記第1取付距離に対する前記第2取付距離の比は、0.81±0.02の範囲内に設定されている。
以下、一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1に示す自転車用キャリア10は、例えば自転車90の後輪91側に取り付け可能である。自転車用キャリア10は、自転車90の後輪91の上方に荷物を載置可能にする。なお、以下の説明では、自転車90の進行方向すなわち図1の紙面右側を、自転車90及び自転車用キャリア10の前側とし、自転車90の後退方向すなわち図1の紙面左側を、自転車90及び自転車用キャリア10の後ろ側とする。また、自転車90の使用時における重力方向を、自転車90及び自転車用キャリア10の上下方向とする。更に、前後方向及び上下方向に対する直角方向を、自転車90及び自転車用キャリア10の幅方向とする。
図1に示す自転車用キャリア10は、例えば自転車90の後輪91側に取り付け可能である。自転車用キャリア10は、自転車90の後輪91の上方に荷物を載置可能にする。なお、以下の説明では、自転車90の進行方向すなわち図1の紙面右側を、自転車90及び自転車用キャリア10の前側とし、自転車90の後退方向すなわち図1の紙面左側を、自転車90及び自転車用キャリア10の後ろ側とする。また、自転車90の使用時における重力方向を、自転車90及び自転車用キャリア10の上下方向とする。更に、前後方向及び上下方向に対する直角方向を、自転車90及び自転車用キャリア10の幅方向とする。
自転車用キャリア10を取り付け可能な自転車90は、自転車用キャリア10を取り付けるための前側取付部92と後側取付部93とを備えている。前側取付部92は、自転車90のフレーム94におけるサドル95側、具体的にはフレーム94の一部であるシートポスト941とシートステー942との接続部分周辺に設けられている。後側取付部93は、後輪91の回転軸周辺に設けられている。前側取付部92及び後側取付部93は、例えばボルト100等の締結部材をねじ込み可能に構成されている。
自転車用キャリア10は、図2及び図3にも示すように、荷置き部11と、前側架橋部材12と、2つの前側フック部13と、2つの後側フック部14と、後側架橋部材15と、2つの支持部16と、2つの後側ステー20と、2つの前側ステー30と、を備えている。図1に示すように、荷置き部11の上面は、図示しない荷物が載置される載置面Sを形成する。
図2に示すように、荷置き部11は、外側枠体111と内側枠体112とを有している。外側枠体111は、金属製の棒状の部材を、例えば全体として前後方向に長い矩形の枠状となるように折り曲げて形成されている。内側枠体112は、外側枠体111の内側に設けられている。内側枠体112は、金属製の棒状の部材を、例えば前側が開放されたU字状に折り曲げて形成されている。本実施形態の場合、内側枠体112のうちU字状の折り曲げ部分つまり内側枠体112の後端部分は、外側枠体111の後端部分に溶接等によって接続固定されている。また、内側枠体112のうちU字状の端部分つまり内側枠体112の前端部分は、外側枠体111の前端部分に溶接等によって接続固定されている。
前側架橋部材12は、荷置き部11の前後方向の中心に対して前側寄り部分であって、荷置き部11の下側に設けられている。前側架橋部材12は、荷置き部11の幅方向へ延びる棒状に構成され、外側枠体111及び内側枠体112を幅方向に跨って設けられている。前側架橋部材12は、外側枠体111及び内側枠体112の下側部分に溶接等によって接続固定されている。
前側フック部13は、荷置き部11の前後方向の中心に対して前側寄り部分に設けられており、荷置き部11から下方へ突出している。本実施形態の場合、前側フック部13は、前側架橋部材12と一体に構成されており、前側架橋部材12の両端部を下方へ突出させるように曲げて形成されている。後側フック部14は、荷置き部11の前後方向の中心に対して後側寄り部分に設けられており、荷置き部11から下方へ突出している。前側フック部13及び後側フック部14は、荷置き部11に載置された荷物を固定するための紐等を引掛けるためのものである。
後側架橋部材15は、荷置き部11の前後方向の中心に対して後側寄り部分であって、荷置き部11の下側に設けられている。本実施形態の場合、後側架橋部材15は、後側フック部14よりも後側に設けられている。前側架橋部材12は、荷置き部11の幅方向へ延びる棒状に構成され、外側枠体111及び内側枠体112を幅方向に跨って設けられている。前側架橋部材12は、外側枠体111及び内側枠体112の下側部分に溶接等によって接続固定されている。
支持部16は、荷置き部11の前後方向の中心に対して後側寄り部分に設けられており、荷置き部11から下方へ突出している。本実施形態の場合、支持部16は、後側架橋部材15と一体に構成されており、後側架橋部材15の両端部を下方へ突出させるよう曲げて形成されている。支持部16は、後側ステー20を回転可能に支持している。すなわち、後側ステー20の基端部は、回転軸となるリベット等を介して支持部16に接続されている。
後側ステー20は、例えば金属製の棒状の部材によって構成されている。後側ステー20は、後側連結部21を有している。後側連結部21には、貫通穴211が形成されている。貫通穴211は、後側連結部21を、自転車用キャリア10の幅方向へ向かって円形に貫いて形成されている。ボルト等の締結部材は、後側連結部21の貫通穴211に通されて自転車90の後側取付部93にねじ込まれる。これにより、後側ステー20は、後側連結部21に通されたボルト等によって自転車90の前側取付部92に固定される。
前側ステー30は、荷置き部11の前端部つまり外側枠体111の前端部から前方下方へ向かって延出するように設けられている。前側ステー30は、当該前側ステー30の延伸方向へ伸縮不可に構成されている。すなわち、前側ステー30の長さ寸法は変更不可となっている。
本実施形態の場合、前側ステー30は、内側枠体112と一体に構成されている。すなわち、前側ステー30は、U字状の内側枠体112の両端部のうち、外側枠体111の前端部から更に前方へ伸び出た部分を、外側枠体111の前端部との溶接部分である接続部17を支点に下方へ曲げるようにして形成されている。なお、前側ステー30は、必ずしも内側枠体112と一体に構成する必要は無く、内側枠体112と別体に構成しても良い。
前側ステー30は、屈曲部31を支点に折り曲げるようにして構成されている。この場合、前側ステー30は、屈曲部31を支点に、荷置き部11に対する傾斜角度が緩くなるように折り曲げられている。この場合、前側ステー30は、全体に亘って、すなわち屈曲部31の前後に亘って水平に対して下降するように傾斜している。
また、前側ステー30は、前側連結部32を有している。前側連結部32は、内側枠体112を含むU字状の両端部つまり内側枠体112の先端部に設けられている。前側連結部32には、貫通穴321が形成されている。貫通穴321は、前側連結部32を、自転車用キャリア10の幅方向へ向かって円形に貫いて形成されている。ボルト等の締結部材は、前側連結部32の貫通穴321に通されて自転車90の前側取付部92にねじ込まれる。これにより、前側ステー30は、前側連結部32に通されたボルト等によって自転車90の前側取付部92に固定される。
次に各構成の寸法関係について説明する。図3に示すように、支持部16から前側連結部32までの距離、詳細には、支持部16の中心つまり後側ステー20の回転中心部から前側連結部32の貫通穴321の中心部までの距離を、第1取付距離X1とする。また、支持部16から後側連結部21までの距離、詳細には、支持部16の中心つまり後側ステー20の回転中心部から後側連結部21の貫通穴211の中心部までの距離を、第2取付距離X2とする。
この場合、第1取付距離X1に対する第2取付距離X2の比X2/X1は、0.81±0.02の範囲内、好ましくは0.81±0.01の範囲内に設定されている。詳細には、第1取付距離X1は、493mm±2mmの範囲内に設定され、第2取付距離X2は、400mm±2mmの範囲内に設定されている。
また、ここで、前側ステー30と荷置き部11とが接続された接続部17すなわち前側ステー30と載置面Sとの交点から屈曲部31までの距離を、第1前側ステー距離Y1とする。また、屈曲部31から前側連結部32までの距離、詳細には、屈曲部31から前側連結部32の貫通穴321の中心部までの距離を、第2前側ステー距離Y2とする。また、接続部17と屈曲部31とを結ぶ直線を第1直線L1とし、屈曲部31と前側連結部32の貫通穴321の中心部とを結ぶ直線を第2直線L2とする。そして、第1直線L1と荷置き部11の載置面Sとの成す角度を第1角度α1とし、第1直線L1と第2直線L2との成す角度を第2角度α2とする。
この場合、第1前側ステー距離Y1は、第2前側ステー距離Y2よりも短く設定され、かつ、第1角度α1は、第2角度α2よりも小さく設定されている。すなわち、この場合、第1前側ステー距離Y1に対する第2前側ステー距離Y2の比Y2/Y1は、1.15±0.1の範囲内、好ましくは1.15±0.05の範囲内に設定されている。より詳細には、本実施形態の場合、第1前側ステー距離Y1は、100mm±5mmの範囲内、好ましくは100mm±2mmの範囲内に設定され、第2前側ステー距離Y2は、100mm±5mmの範囲内、好ましくは115±2mmの範囲内に設定されている。そして、第1角度α1は、140°±2°の範囲内、好ましくは140°±1°の範囲内に設定され、第2角度α2は、150°±2°の範囲内、好ましくは150°±1°に設定されている。
本実施形態の場合、載置面Sから前側連結部32までの距離H、すなわち載置面Sから前側連結部32の貫通穴321の中心部までの距離Hは、88mm±5mmの範囲内、好ましくは88mm±2mmの範囲内に設定されている。
ここで、発明者は、本実施形態の自転車用キャリア10と、市販されている従来の3種類の自転車用キャリアとについて、フレーム形状、フレームサイズ、及び車輪径の異なる3種類の自転車に取り付けた場合における載置面の角度すなわち水平度を比較した。計測には、載置面に載置可能な水平計測器を用いた。計測に用いた自転車用キャリア10は、各構成の値X1、X2、Y1、Y2、Hが上記記載の範囲のうち略中心値となっているものを使用した。また、本実施形態の自転車用キャリア10及び比較例1〜3の自転車用キャリアにおいて、第1取付距離X1に対する第2取付距離X2の比X2/X1は、それぞれ図に示す通りである。
図4に示すように、この試験結果を見ると、本実施形態の自転車用キャリア10における載置面Sの水平度は、概ね1°以下であり、最大でも3°であった。一方、比較例1〜3においては、比較例2と自転車Bとの組み合わせにおいて1°以下となったものの、他の組み合わせにおいては全て3°以上となった。この結果から、本実施形態の自転車用キャリア10によれば、他の比較例1〜3に比べて、フレーム形状やフレームサイズ、又は車輪径の異なる複数の自転車A〜Cに取り付けた場合であっても、載置面Sを極力水平に維持できることがわかった。
以上説明した実施形態によれば、自転車用キャリア10は、荷置き部11と、支持部16と、後側ステー20と、前側ステー30と、を備えている。荷置き部11は、自転車の前後方向に長く形成されて荷物を載置可能な載置面Sを構成している。支持部16は、荷置き部11に対し荷置き部11の中心よりも後側に設けられており、後側ステー20を回転可能に支持している。後側ステー20は、自転車90の後輪91側の取付部に連結可能な後側取付部93を有している。前側ステー30は、荷置き部11から前方下方へ向かって延出するように設けられるとともに伸縮不可に構成されている。また、前側ステー30は、自転車90のシートポスト941側の取付部92に連結可能な前側連結部32を有している。そして、支持部16から前側連結部32までの距離を第1取付距離X1とし、支持部16から後側連結部21までの距離を第2取付距離X2とした場合に、第1取付距離X1に対する第2取付距離X2の比は、0.81±0.02の範囲内に設定されている。
これによれば、図4に示したように、自転車用キャリア10を、フレーム形状やフレームサイズ、又は車輪径の異なる複数の自転車に取り付けた場合であっても、載置面Sの角度を極力水平、具体的には概ね3°以下に維持することができる。したがって、本実施形態によれば、自転車用キャリア10を、フレーム形状やフレームサイズ、車輪径等の異なる複数種類の自転車に共用することができる。更に、本実施形態の自転車用キャリア10は、伸縮する箇所、すなわちユーザの調整が必要な箇所を備えていない。したがって、自転車用キャリア10の構造を極力簡単にして部品点数を削減し、ひいては製造コストを低減できると共に、取付時にユーザが調整する必要が無い為、ユーザの手間を省いて取付作業を容易にすることができる。
前側ステー30は、屈曲部31を支点に折り曲げられて構成されている。ここで、前側ステー30と荷置き部11とが接続された接続部17から屈曲部31までの距離を第1前側ステー距離Y1とし、屈曲部31から前側連結部32までの距離を第2前側ステー距離Y2とする。また、接続部17と屈曲部31とを結ぶ直線L1と、荷置き部11との成す角度を第1角度α1とし、屈曲部31と前側連結部32とを結ぶ第2直線L2と、第1直線L1との成す角度を第2角度α2とする。この場合、第1前側ステー距離Y1は、第2前側ステー距離Y2よりも短く設定され、かつ、第1角度α1は、第2角度α2よりも小さく設定されている。
この構成によれば、自転車用キャリア10を、フレーム形状やフレームサイズ、又は車輪径の異なる複数の自転車に取り付けた場合に、自転車90のサドル95及び後輪91の泥除け96に対して前側ステー30を干渉し難くすることができる。
また、第1前側ステー距離Y1に対する第2前側ステー距離Y2の比Y2/Y1は、1.15±0.1の範囲内に設定されている。そして、第1角度α1は、140°±2°の範囲内に設定され、第2角度α2は、150°±2°の範囲内に設定されている。これらによれば、自転車用キャリア10を、フレーム形状やフレームサイズ、又は車輪径の異なる複数の自転車に取り付けた場合に、自転車90のサドル95及び後輪91の泥除け96に対して前側ステー30を更に干渉し難くすることができる。
ここで、本実施形態のような汎用の自転車用キャリアが装着される自転車は、26インチ又は27インチのいわゆる大人用のシティサイクルが多い。そこで、本実施形態において、第1前側ステー距離Y1は、100mm±2mmの範囲内に設定され、第2前側ステー距離Y2は、115±2mmの範囲内に設定されている。また、第1取付距離X1は、493mm±2mmの範囲内に設定され、第2取付距離X2は、400mm±2mmの範囲内に設定されている。そして、載置面Sから前側連結部32までの距離Hは、88mm±2mmの範囲内に設定されている。これらによれば、自転車用キャリア10を、26インチ及び27インチの自転車に更に適したものにすることができる。
なお、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な拡張、変更が可能である。
図面中、10は自転車用キャリア、11は荷置き部、16は支持部、17は接続部、20は後側ステー、21は後側連結部、30は前側ステー、31は屈曲部、32は前側連結部、X1は第1取付距離、X2は第2取付距離、Y1は第1前側ステー距離、Y2は第2前側ステー距離、L1は第1直線、L2は第2直線、α1は第1角度、α2は第2角度、を示す。
Claims (7)
- 自転車の前後方向に長く形成されて荷物を載置可能な載置面を構成する荷置き部と、
前記荷置き部から前方下方へ向かって延出するように設けられるとともに伸縮不可に構成されて、自転車のシートポスト側の取付部に連結可能な前側連結部を有する前側ステーと、
自転車の後輪側の取付部に連結可能な後側連結部を有する後側ステーと、
前記荷置き部に対し前記荷置き部の中心よりも後側に設けられて、前記後側ステーを回転可能に支持する支持部と、を備え、
前記支持部から前記前側連結部までの距離を第1取付距離とし、前記支持部から前記後側連結部までの距離を第2取付距離とした場合に、前記第1取付距離に対する前記第2取付距離の比は、0.81±0.02の範囲内に設定されている、
自転車用キャリア。 - 前記前側ステーは、屈曲部を支点に折り曲げられて構成され、
前記前側ステーと前記荷置き部とが接続された接続部から前記屈曲部までの距離を第1前側ステー距離とし、前記屈曲部から前記前側連結部までの距離を第2前側ステー距離とし、前記接続部と前記屈曲部を結ぶ直線を第1直線とし、前記屈曲部と前記前側連結部を結ぶ直線を第2直線とし、前記第1直線と前記荷置き部との成す角度を第1角度とし、前記第2直線と前記第1直線との成す角度を第2角度とした場合に、
前記第1前側ステー距離は、前記第2前側ステー距離よりも短く設定され、かつ、前記第1角度は、前記第2角度よりも小さく設定されている、
請求項1に記載の自転車用キャリア。 - 前記第1前側ステー距離に対する前記第2前側ステー距離の比は、1.15±0.1の範囲内に設定されている、
請求項2に記載の自転車用キャリア。 - 前記第1角度は、140°±2°の範囲内に設定され、
前記第2角度は、150°±2°の範囲内に設定されている、
請求項2又は3のいずれか一項に記載の自転車用キャリア。 - 前記第1前側ステー距離は、100mm±2mmの範囲内に設定され、
前記第2前側ステー距離は、115mm±2mmの範囲内に設定されている、
請求項2から4のいずれか一項に記載の自転車用キャリア。 - 前記第1取付距離は、493mm±2mmの範囲内に設定され、
前記第2取付距離は、400mm±2mmの範囲内に設定されている、
請求項1から5のいずれか一項に記載の自転車用キャリア。 - 前記載置面から前記前側連結部までの距離は、88mm±2mmの範囲内に設定されている、
請求項1から6のいずれか一項に記載の自転車用キャリア。
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