JP3208343B2 - ダイバーシチ装置 - Google Patents

ダイバーシチ装置

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JP3208343B2
JP3208343B2 JP01420497A JP1420497A JP3208343B2 JP 3208343 B2 JP3208343 B2 JP 3208343B2 JP 01420497 A JP01420497 A JP 01420497A JP 1420497 A JP1420497 A JP 1420497A JP 3208343 B2 JP3208343 B2 JP 3208343B2
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雅裕 成田
康典 赤塚
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ダイバーシチ方式により、サ
ービスエリア内の移動局との無線通信を行う、例えばパ
ーソナルハンディホンシステム(以下、「PHS」と略
記する。)などの移動体通信システムの基地局に使用さ
れるダイバーシチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複数の移動局と、基地局との間の
通信を無線によって行う通信サービスが普及し、今日で
は、さらに小さいゾーンの基地局との通信と共に、家庭
内に設けた親機とも通信可能な通信サービスを提供する
ことができるPHSが実用化されている。
【0003】このようなPHSにおいては、基地局側装
置の送信出力を小さくすることによって、基地局側装置
の小型化および低コスト化が図られている。基地局側装
置の送信出力を小さくすることによって、個々の基地局
のサービスエリアは小さくなり、その分、多数の基地局
が、相互の設置間隔が小さくなるように設置されること
になる。
【0004】図2は、従来のPHSの基地局CSと移動
局PSとの間で通信を行うためのTDMA(Time Divis
ion Multiple Access)/TDD(Time Division Duple
x)フレームの一例を示す説明図である。図2におい
て、「#」は個々のタイムスロットを表し、「T」は送
信、「R」は受信を表している。また、PHS標準規格
(RCR STD−28)により、各TDDフレームは
5msecに、各タイムスロットは625μsecに定
められている。
【0005】このPHSにおいて、図2に示す各TDD
フレームの#1(タイムスロット1)は、制御用物理ス
ロットとして使用され、#2(タイムスロット2)、#
3(タイムスロット3)および#4(タイムスロット
4)は、通信用物理スロットとして使用されている。
【0006】個々の基地局CSは、100msec毎に
1回、この制御チャネル#1(すなわち、#1Tおよび
#1R)を用いて、自己のサービスエリア内に位置する
移動局PSの位置登録、および当該移動局PSに対する
通話チャネルの設定のための通信を行う。各基地局CS
および各移動局PSは、制御チャネル#1における通信
を、例えば、PHS標準規格に定められているキャリア
番号71(1916.150MHz)の搬送波周波数で
行う。
【0007】前述した通話チャネル設定の処理におい
て、基地局CSは、該当する移動局PSに対し、通話チ
ャネル(#2〜#4)のうちの1つの空きスロットを割
当てる。そして、当該移動局PSに対し、割当てたスロ
ットにおいて通話を行う際の搬送波周波数を、PHS標
準規格に定められている、屋外公衆用通信用キャリアの
使用可能なキャリアから1つ割当てる。当該移動局PS
は、割当てられた通話チャネルに移り、割当てられたス
ロットおよび周波数で通話を行う。
【0008】さて、上記PHSのように、基地局CSと
移動局PSとの間の通信を無線通信によって行う場合に
は、フェージングなどにより、基地局CSと移動局PS
との間の通話状態が悪化することは避けられない問題で
ある。
【0009】このフェージングは、例えば、基地局CS
から送信された電波が一旦建物などに反射して移動局に
到達した場合の反射波あるいは回折波と、基地局CSか
ら直接移動局PSに到達した電波とが相互に干渉し合う
ことなどによって生じる。
【0010】実際、PHSに使用される電波の波長は約
20cmであるので、複数の電波における伝搬距離の違い
がこの波長の整数倍であれば、加え合わさり大きくな
る。しかし、その差が、半周期ずれていると、相殺され
て電波は著しくて以下することになる。
【0011】このため、従来から、基地局と移動局との
間の通信を安定した通話状態に保つよう、例えば、受信
ダイバーシチあるいは送信ダイバーシチなどのダイバー
シチによる通信方式が用いられてきた。
【0012】ダイバーシチとは、互いに相関が小さい、
すなわち同時に回線品質が劣化する確率が小さい2つ以
上の系を用意して、その出力を選択または合成すること
により、フェージングの影響を低減するものである。
【0013】そのうちの受信ダイバーシチには、例え
ば、所定以上の間隔をおいて設置された複数のアンテナ
により通信を受信し、各アンテナのうち、最も大きい受
信信号レベルを生じさせたアンテナによる受信内容を、
受信結果として選択的に復調して用いる方式などがあ
る。
【0014】また、送信ダイバーシチには、例えば、所
定以上の間隔をおいて設置された複数のアンテナにより
通信を受信し、各アンテナのうち、最も大きい受信信号
レベルを生じさせたアンテナによって送信を行う方式な
どがある。
【0015】従来、ダイバーシチは、複数のアンテナか
ら受信感度の良い(最も大きい受信信号レベル)アンテ
ナを選択し、使用するものであり、損失の大きい合成器
を使わない限り、ダイバーシチを使う複数のアンテナに
対して送受信系統は1系統となっている。しかし、その
1系統ではPHSならば3通話回線しかないために、市
街地等の移動局の使用者が多いところでは、通信トラヒ
ック量が高いので、基地局が同時に接続できる数を多く
したい。しかしながら、基地局の設置場所を確保するた
めの費用がかかるために難しかった。
【0016】そこで、以下に示すように、1つの基地局
において、通話回線を増加させることが考えられてい
る。
【0017】図3は、従来例の送信に用いたダイバーシ
チ装置でなる基地局の一部の構成を示すブロック図であ
る。
【0018】501〜504は無線で送受信を行うアン
テナ、511〜514は送信区間及び受信区間により切
り替わる送受信切替スイッチ、521〜524は2つの
系統の受信信号に同調してIF信号帯域にまで周波数を
変換し、2つの系統の受信信号レベルを測定することで
RSSI信号を出力する受信部、531は受信部521
〜524よりRSSI信号が入力され、各系統で最大の
受信レベルであったアンテナ501〜504を判定し、
判定信号を出力する判定部、532はこの判定信号によ
り送信するアンテナを選択する様にアンテナ切替スイッ
チ551〜552を制御する選択部、541〜542は
信号を送信する電力まで増幅するHPA、561〜56
4は2つの系統の信号を合成する合成器である。
【0019】具体的に説明する。受信部521〜受信部
524は、夫々同様の構成からなり、夫々に対応するア
ンテナ501〜アンテナ504で受信した受信信号から
そのタイムスロットに割り当てられた搬送波周波数を有
する2系統の変調信号を取り出す。
【0020】また、この受信部521〜受信部524
は、その取り出された変調信号の受信信号レベルを測定
することでRSSI信号を出力する。
【0021】次に、判定部531及び選択部532につ
いて説明するが、これらは通常マイコンなどがプログラ
ムを実行することで実現できる構成としてなるものであ
る。
【0022】判定部531は、TDDフレームの上りの
各タイムスロットにおいて、受信部521〜受信部52
4で得られるRSSI信号の内、最も大きい受信信号レ
ベルを求めると共に、そのレベルが得られたアンテナを
判定し、選択部532に出力する。これら動作は、第1
系統及び第2系統について夫々行われる。
【0023】選択部532は、TDDフレームの下りの
各タイムスロットにおいて、対応する直前の上りタイム
スロットで判定部531によって判定された2つのアン
テナのうち、さらに、判定部531によって求められた
最大受信信号レベルが大きい方のアンテナに対応する、
1つの合成器561〜合成器564が選択されるよう、
アンテナ切替スイッチ551とアンテナ切替スイッチ5
52とにセレクト信号を出力する。
【0024】HPA541は、第1TDDフレームの各
タイムスロットに割り当てられた移動局PSに対して送
信されるべき変調信号(つまり、第1系統の変調信号)
を増幅し、アンテナ切替スイッチ551に出力する。
【0025】HPA542は、HPA541と同様に、
第2TDDフレームの各タイムスロットに割り当てられ
た移動局PSに対して送信されるべき変調信号(つま
り、第2系統の変調信号)を増幅し、アンテナ切替スイ
ッチ552に出力する。
【0026】アンテナ切替スイッチ551は、選択部5
32からの選択信号に従って、合成器561〜合成器5
64の夫々に接続されている4つの出力端子のうちの1
つを選択し、選択された出力端子から、その入力である
増幅された第1系統の変調信号を出力する。
【0027】アンテナ切替スイッチ552は、同様に、
選択部532からの選択信号に従って、合成器561〜
合成器564の夫々に接続されている4つの出力端子の
うちの1つを選択し、選択された出力端子から、その入
力である増幅された第2系統の変調信号を出力する。
【0028】これにより、アンテナ切替スイッチ551
とアンテナ切替スイッチ552とにおいて、選択部53
2からの選択信号に従って、同一の合成器に接続される
出力端子が選択される。
【0029】合成器561〜合成器564は、夫々同様
の構成を有し、選択部532の選択信号に応じて、第1
系統の変調信号と系統2の変調信号とが入力された場合
には、前記2入力を混合して、対応する送受信切替スイ
ッチ511〜送受信切替スイッチ514に出力する。
【0030】また、基地局500に対応する移動局PS
が待ち受け状態にある間には、例えばキャリア番号71
(1916.150MHz)の搬送波周波数で、TDD
フレームの#1に割り当てられている制御チャネルを用
いて基地局500と通信を行い、自己の位置登録などを
行う。さらに、基地局500によって、通話チャネルお
よび搬送波周波数が割り当てられた後は、自己の受信周
波数および送信周波数を割り当てられた周波数に設定
し、割り当てられた通話チャネルを用いて通信を行う。
【0031】これら構成により、基地局500は1台
で、サービスエリア内の最大7台までの移動局PSに対
して、同時に通信を行うことができるとともに、4つの
アンテナを用いて受信ダイバーシチおよび送信ダイバー
シチを行うことにより、移動局PSとの通信を精度良く
行うことができる。また、基地局500は、移動局PS
の構成に新たな構成要素を付加しなくても、通信を行う
ことができるので、当該PHSにおいて、既存の移動局
PSを使用することができる。
【0032】次に、図4を用いて従来例おける系統とス
ロットとの関係を説明する。例えば、第1系統の第1ス
ロットと第2系統の第2スロットが同時に通信している
とする。上り(PHS端末からPHS基地局への通信)
区間で各受信部521〜524は受信を行い、受信レベ
ルを測定してRSSI信号を出力する。
【0033】前述したように、判定部531は、受信部
521〜受信部524からのRSSI信号よりどのアン
テナ501〜アンテナ504が受信レベルが一番高いか
を判定する。
【0034】図4のRX1、RX5より、受信レベルが
最もよいものは、第1系統では第1アンテナ501、第
2系統では第4アンテナ504と判定して、判定(選
択)信号を選択部532に出力する。選択部532は判
定(選択)信号により下り(PHS基地局からPHS端
末への通信)区間でアンテナ切替スイッチ551は第1
アンテナ501、アンテナ切替スイッチ552はアンテ
ナ504が選択されるよう制御する。
【0035】もし、このとき、同じアンテナが選択され
ても合成器561〜合成器564により2つの送信信号
は合成されて、1つのアンテナより送信される。つま
り、送信信号はHPA541若しくはHPA542によ
り増幅され、アンテナ切替スイッチ551〜アンテナ切
替スイッチ554を選択的に使用し、合成器561〜合
成器564、送受信切替スイッチ511〜送受信切替ス
イッチ514、アンテナ501〜アンテナ504という
経路を経て、送信される。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例では送
信されるまでに合成器という電力損失の大きい回路を通
り、その合成器を含めて約5dB程の電力損失を生じる
という問題点がある。
【0037】つまり、送信するまでに、電力損失が大き
いとHPAの出力を大きくとる必要があるが、HPA出
力が大きいと、その実際の回路の中心となる増幅素子
(FET等)が高価になり、基地局の製造コストアップ
につながってくる。
【0038】また、出力の電力が大きいので消費電力も
大きくなり、電気代等の基地局を保守するコストが高く
なるという問題点がある。
【0039】さらに、無線系(高周波回路部分)の構成
が複雑で、設計しにくく、製造しにくいという問題点が
ある。
【0040】従って、発明の目的は、上記問題点を解決
することである。
【0041】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御チャネル
を含む複数の通信チャネルを時分割された各スロットに
設定し、ダイバーシチにより通信を行うTDMA方式を
用いたダイバーシチ装置であって、ほぼ同じタイミング
で通信を行うことが可能な、第1送受信系統と第2送受
信系統との少なくとも2つからなる系統部と、各系統部
は、送受信を行う複数の送受アンテナと、該複数の送受
信アンテナと接続され、送信出力をいずれかの送受アン
テナから出力するために制御信号により切り替わるアン
テナ切換手段と、該アンテナ切換手段に接続され、送信
信号を生成する送信手段と、該複数の送受信アンテナと
接続され、前記複数の送受アンテナから受信した信号を
それぞれIF信号に復調するとともに、受信電界レベル
を検出し、出力する複数の受信手段と、前記送信手段と
前記受信手段に接続され、前記送信手段への信号を変調
し、前記受信手段からの信号を復調する変復調手段とを
備え、前記送信手段より前段に配置され、前記各系統部
のそれぞれの信号線路を制御信号により入れ替えること
ができる系統入れ替え手段と、検出された前記受信電界
レベルに従って、前記各系統の送信信号を送信すべき前
記送受アンテナを判定し、その結果を出力する判定手段
と、前記判定手段の出力より、前記各系統の送信する信
号が夫々異なる前記送受アンテナで送信が行えるように
前記制御信号を出力する制御手段と、からなることを特
徴とするダイバーシチ装置を提供するものである。
【0042】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施例であ
るPHSの基地局100の一部構成を示すブロック図で
ある。
【0043】基地局100は、無線で送受信を行うアン
テナ101、102、103、104と、送信区間及び
受信区間により切り替わる送受信切替スイッチ111、
112、113、114と、受信した信号から通信帯域
の信号のみを通過させる帯域制限フィルタ105、10
6、107、108と、送信するために前記アンテナを
切り換える送信アンテナ切替スイッチ109、110
と、C/N比(carrierto noise ratio:受信信号電
力と受信器雑音温度との比)の劣化が少ない低雑音増幅
器115、116、117、118と、送信信号を一方
向のみ通すアイソレータ119、120と、各アンテナ
から受信した信号を各々2系統に分配する分配器12
1、122、123、124と、通信に用いる搬送波以
外に、処理中に発生した不要波である高周波スプリアス
を抑圧する低域通過フィルタ125、126と、信号を
送信する電力レベルまで増幅する電力増幅器(HPAと
もいう)127、128の構成を備える。
【0044】また、基地局100は、受信信号を処理
し、IF信号、RSSI信号を出力する処理部が夫々分
配器121、122、123、124に個々に接続され
る受信部131、132と、変調信号を送信する周波数
帯域の信号になる処理をする、若しくは、ベースバンド
信号により変調を行い、送信する周波数帯域の信号に変
調信号をする処理を行う送信部133、134と、これ
ら受信部131、132、送信部133、134を含む
無線回路にローカル周波数を供給するPLLシンセサイ
ザ部135、136と、このPLLシンセサイザ部で発
生する信号がどの周波数で発信するかを制御するPLL
制御部137、138の構成をも備える。
【0045】さらに、基地局100は、デジタル信号を
アナログ信号に変換するD/A処理部141、142
と、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D処理
部143、144と、受信部131、132からデジタ
ル信号に変換されたRSSI信号が入力され、それより
アンテナを選択する優先順位を判定する判定部145
と、判定部145からの信号により、アンテナ切替スイ
ッチ109、110及びクロススイッチ160を制御
し、より良いアンテナから送信信号を送信するよう制御
する制御部146の構成も備える。
【0046】また、基地局100は、制御部146から
の信号により、決定したアンテナより送信されるよう、
第1及び第2系統の2系統あるデータを入れ替えるクロ
ススイッチ160と、変調信号またはベースバンド信号
を生成し、受信信号を復調する変復調処理部151、1
52と、データをフレームのスロットに同期するよう送
信し、受信した信号をスロット毎に出力するTDMA処
理部171、172である。
【0047】図4に示す受信レベルによる順位の一覧例
より、本発明の実施例を説明する。
【0048】第1の例として、例えば、第1系統の第1
スロットと、第2系統の第1スロットが通信に使われて
いるとする。上り区間で各受信部131、132は信号
の受信を行い、受信レベルを測定してRSSI信号を出
力する。
【0049】まず、判定部145は受信部131、13
2からのRSSI信号により、どのアンテナが一番受信
レベルが高いかを判定する。そこで、受信レベルは図4
に示す一例より、第1系統の中ではアンテナ101、第
2系統の中ではアンテナ104が高いとこの判定部14
5が判定して、判定信号を制御部146に出力する。
【0050】その信号を受けた制御部146は判定信号
により、下り区間でクロススイッチ160が、第1系統
はアンテナ101、102側を、第2系統はアンテナ1
03、104側を選択するように制御し、送信アンテナ
切替スイッチ109がアンテナ101を、送信アンテナ
切替スイッチ110がアンテナ104を選択するように
制御する。
【0051】従って、第1系統の送信信号はクロススイ
ッチ160をクロスせずに通過し、送信アンテナ切替ス
イッチ109で選択されたアンテナ101から送出され
る。
【0052】また、第2系統の送信信号もクロススイッ
チ160をクロスせずに通過し、送信アンテナ切替スイ
ッチ110で選択されたアンテナ104から送出され
る。
【0053】次に、第2の例として、第1系統の第2ス
ロットと第2系統の第2スロットが同時に通信で利用さ
れているとする。これは、図4のRX2、RX6で示し
ている。前述したように、上り区間で各受信部131、
132は受信を行い、受信レベルを測定してRSSI信
号を出力する。
【0054】まず、判定部145は受信部131、13
2からのRSSI信号により、どのアンテナが一番受信
レベルが高いかを判定する。そこで、受信レベルは図4
に示す一例より、第1系統の中ではアンテナ101、第
2系統の中でもアンテナ101が高いとこの判定部14
5が判定して、判定信号を制御部146に出力する。
【0055】しかしながら、本構成により、同じアンテ
ナを利用して送信信号を出力することはできない。
【0056】そこで、異なるアンテナを選択するため
に、以下の処理を続けて行う。まず、第1系統と第2系
統とにおいて受信した受信レベルのうち、双方の最も高
い受信レベルを比較し、そのうち受信信号のレベルの低
い方の系統を判定する。
【0057】この図4の場合、受信レベルが最も高いア
ンテナ101において、第1系統の方が第2系統に比
べ、受信レベルは低いので、低い方の第1系統を優先的
に選択させる。つまり、第1系統で選択されたアンテナ
はアンテナ101となる。しかし、第2系統の選択すべ
き送信アンテナは未決定であるので、その判定を以下の
ように行う。
【0058】次に、判定部145は未決定の第2系統で
送信するアンテナを決定しようとする。そのとき、基準
となるのが、やはり図4の受信レベルである。第2系統
では、アンテナ101に次いでアンテナ102からの受
信レベルが高い(3番目)ので、アンテナ102を選択
しようとする。
【0059】しかしながら、第1系統はHPA127、
低域通過フィルタ125、アイソレータ119及び送信
アンテナ切替スイッチ109等でなる系統を使用してい
るために、その系統は使用できない。
【0060】従って、残されたHPA128、低域通過
フィルタ126、アイソレータ120及び送信アンテナ
切替スイッチ110等でなる系統を使用するよう制御す
る必要が出てくる。
【0061】よって、判定部145はその次に受信レベ
ルの高いアンテナ3(7番目)で送信するように判定し
て、判定信号を出力する。制御部146はこの判定信号
により、下り区間でクロススイッチ部160が、第1系
統はアンテナ101、第2系統はアンテナ103を選択
するように制御する。
【0062】結果として、送信アンテナ切替スイッチ1
09がアンテナ101を選択し、アンテナ切替スイッチ
110がアンテナ103を選択するようになる。
【0063】また、第3の例として、第1系統の第3ス
ロットと第2系統の第3スロットが通信に使われている
とする。
【0064】上り区間で各受信部131、132は送信
された信号の受信を行い、受信レベルを測定し、RSS
I信号を出力する。判定部145は先ず受信部131、
132からのRSSI信号により、どのアンテナが一番
受信レベルが高いかを判定する。
【0065】次に、第3の例として、第1系統の第3ス
ロットと第2系統の第3スロットが同時に通信で使用さ
れているとする。これは、図4のRX3、RX7で示し
ている。既に説明したように、上り区間で各受信部13
1、132は受信を行い、受信レベルを測定してRSS
I信号を出力する。
【0066】まず、判定部145は受信部131、13
2からのRSSI信号により、どのアンテナが一番受信
レベルが高いかを判定する。そこで、受信レベルは図4
に示す一例より、第1系統の中ではアンテナ101、第
2系統の中でもアンテナ101が高いとこの判定部14
5が判定して、判定信号を制御部146に出力する。
【0067】しかしながら、前述したように本構成によ
り同じアンテナを利用して送信信号を出力することはで
きない。
【0068】そこで、第2の例と同じように、異なるア
ンテナを選択するために、以下の処理を続けて行う。ま
ず、第1系統と第2系統とにおいて受信した受信レベル
のうち、双方の最も受信レベルが高い受信レベルを比較
し、受信信号のレベルの低い方の系統を判定する。
【0069】この図4のRX3、RX7場合、受信レベ
ルが最も高いアンテナ101おいて、第2系統の方が第
1系統に比べ、受信レベルは低いので、低い方の第2系
統を優先的に選択させる。つまり、第2系統で選択され
たアンテナはアンテナ101となる。しかし、第1系統
の選択すべき送信アンテナは未決定であるので、その判
定を以下のように行う。
【0070】次に、判定部145は未決定の第1系統で
送信するアンテナを決定しようとする。そのとき、基準
となるのが、やはり図4の受信レベルである。第1系統
では、アンテナ101に次いでアンテナ103からの受
信レベルが高い(3番目)ので、アンテナ103を選択
しようとする。
【0071】第2の例とは異なり、アンテナ103であ
れば、同じ送信系統を使用しないので、第1系統はアン
テナ103、第2系統はアンテナ101を使用し、送信
を行う。
【0072】その際、制御部146は、信号を送信する
ときに、クロススイッチ160を第1系統はアンテナ1
03、第2系統はアンテナ101を経て、送信できるよ
う、制御する。
【0073】このように、系統を入れ替えた(第1系統
をアンテナ103、104、第2系統をアンテナ10
1、102を用いて送信した)際には、送信部133、
134の送信周波数も夫々に合わせたものになるよう
に、PLL制御部137、138を制御部146が制御
する。それによって、そのチャンネルにあった周波数を
送信することができる。
【0074】つまり、第1系統からの送信信号が、アン
テナ101、102で送信されるときは、PLLシンセ
サイザ部135は第1系統での各スロットに応じた周波
数になるように、ローカル周波数を出力しているが、第
2系統からの送信信号が、アンテナ101、102で送
信されるときは、PLLシンセサイザ部135は第2系
統での各スロットに応じた周波数になるように、ローカ
ル周波数を出力している。
【0075】さらに、第4の例として、第1系統の第4
スロットと第2系統の第4スロットが同時に通信で利用
されているとする。これは、図4のRX4、RX8で示
している。前述したように、上り区間で各受信部13
1、132は受信を行い、受信レベルを測定してRSS
I信号を出力する。
【0076】まず、判定部145は受信部131、13
2からのRSSI信号により、どのアンテナが一番受信
レベルが高いかを判定する。そこで、受信レベルは図4
に示す一例より、第1系統の中ではアンテナ102、第
2系統の中ではアンテナ101が高いとこの判定部14
5が判定して、判定信号を制御部146に出力する。
【0077】しかしながら、前述したように本構成によ
り同じアンテナを利用して送信信号を出力することはで
きない。
【0078】そこで、異なる経路を選択するために、以
下の処理を続けて行う。まず、第1系統と第2系統とに
おいて受信した受信レベルのうち、双方の最も高い受信
レベルを比較し、そのうち受信信号のレベルの低い方の
系統を判定する。
【0079】この図4の場合、受信レベルの最も高いア
ンテナ102において、第1系統の方が第2系統に比
べ、最高受信レベルは低いので、低い方の第1系統を優
先的に選択させる。つまり、第1系統で選択されたアン
テナはアンテナ102となる。しかし、第2系統の選択
すべき送信アンテナは未決定であるので、その判定を以
下のように行う。
【0080】次に、判定部145は未決定の第2系統で
送信するアンテナを決定しようとする。そのとき、基準
となるのが、やはり図4の受信レベルである。第2系統
では、使用されている経路以外で受信したレベルが最も
高いのはアンテナ104からの受信レベルが高い(4番
目)ので、アンテナ104を選択しようとする。
【0081】よって、判定部145は受信レベルの高い
アンテナ104(4番目)で送信するように判定して、
判定信号を出力する。制御部146はこの判定信号によ
り、下り区間でクロススイッチ部160が、第1系統は
アンテナ101、第2系統はアンテナ103を選択する
ように制御する。
【0082】結果として、送信アンテナ切替スイッチ1
09がアンテナ102を選択し、アンテナ切替スイッチ
110がアンテナ104を選択するようになる。
【0083】さらに、図5のフローチャート図を用い
て、動作の流れを説明する。
【0084】ステップ1では、第1系統と第2系統の夫
々で使用されているスロットが同一であるか否か判別さ
れ、同一であればステップ2へ、同一でなければ処理を
終了する。つまり、もし、複数の系統が同一スロットを
使用しているのであれば同じタイミングで送受信を行わ
なくてはならない。そのためになされる本処理は、選択
されるアンテナを決定するための処理である。
【0085】ステップ2では、各系統で最も受信レベル
が良いものがどちらの系統で受信しているアンテナであ
るか判断され、第1系統であればステップ3へ、第2系
統であればステップ5へ移行する。
【0086】ステップ3では、ステップ2の比較で小さ
いと判断された方が最大受信レベルとして第2系統で使
用しているアンテナを第2系統用として、決定するステ
ップであり、ステップ4に移行する。
【0087】ステップ4では、第1系統用として、第2
系統が使用した以外の残されたアンテナで次の受信レベ
ルが高いアンテナを選択し、ステップ7へ移行する。
【0088】ステップ5では、ステップ2の比較で小さ
いと判断された方が最大受信レベルである第1系統で使
用しているアンテナを第1系統用として、決定するステ
ップであり、ステップ6に移行する。
【0089】ステップ6では、第2系統用として、第2
系統が使用した以外の残されたアンテナで次の受信レベ
ルが高いアンテナを選択し、ステップ8へ移行する。
【0090】ステップ7では、選択されたアンテナと
(ステップ4の処理)、決定したアンテナと(ステップ
3の処理)が、同じ経路を経由していないかを判断し、
同じであれば、ステップ4に戻り、異なっていれば、ス
テップ9へ移行する。
【0091】ステップ8では、選択されたアンテナと
(ステップ6の処理)、決定したアンテナと(ステップ
5の処理)が、同じ経路を経由していないかを判断し、
同じであれば、ステップ6に戻り、異なっていれば、ス
テップ9へ移行する。
【0092】ステップ9では、未決定である一方の系統
で使用するアンテナを決定し、それら決定したアンテナ
を用いて送信を行うよう制御するステップである。
【0093】このフローチャートにより、上述した第1
の例〜第4の例まで、実現できる。
【0094】他の実施例として、図6の回路ブロックが
考えられる。これは、図1とは、変復調部151、15
2と、クロススイッチ部160とが入れ替わったもので
あり、同様な効果を得ることができる。
【0095】つまり、クロススイッチ部160は経路を
切り換えるものであり、図1或いは図6の回路ブロック
のように、いずれに配置しても良い。
【0096】また、このクロススイッチ部160はこれ
ら場所に配置されることに限定されず、経路を切り換え
るためであれば、どこに配置しても良く、その配置場所
によった制御をすることで、同様な効果を得ることがで
きる。
【0097】
【発明の効果】本発明は、従来のように合成器を使って
1つの系統が複数のアンテナを選択し、使用したりせ
ず、また、系統毎に決められた複数のアンテナだけを使
用したりすることもなく、いずれの系統も全てのアンテ
ナを選択可能としている。そのため、コスト上昇するこ
となく、無線回線の品質が安定する(向上する)。ま
た、アンテナ選択を無線系回路だけでなくデジタル回路
にも分担させたので、無線系回路が簡単になり、設計・
製造がしやすくなる。
【0098】また、従来のように合成器を使わずに、同
等のダイバーシチ効果を得ようとした場合(系統数×1
アンテナのダイバーシチ数=アンテナ数が大きい)に比
べて、複数の系統が共通のアンテナで送受信を行うこと
ができるので、低コスト化につながる。つまり、小型化
が容易になり、例えばPHS基地局に用いた場合では基
地局の設置や運搬などが容易となる。
【0099】さらに、HPAの出力が低くて済むので、
低消費電力化となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のダイバーシチ装置の回路
ブロック図である。
【図2】PHSの基地局CSと移動局PSとの間で通信
を行うためのTDMA/TDDフレームの一例を示す説
明図である。
【図3】従来例のダイバーシチ装置を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明を説明するTDMA/TDDフレームの
一例を示す説明図である。
【図5】本発明の実施例を説明するフローチャート図で
ある。
【図6】本発明の第1実施例のダイバーシチ装置の回路
ブロック図である。
【符号の説明】
100、101’ 基地局 101〜104 送受アンテナ 105〜108 帯域制限フィルタ 109、110 送信アンテナ切替スイッチ 111〜114 送受信切替スイッチ 115〜118 低雑音増幅器 119、120 アイソレータ 121〜124 分配器 125、126 低域通過フィルタ 127、128 電力増幅器(HPA) 131、132 受信部 133、134 送信部 135、136 PLLシンセサイザ部 137、138 PLL制御部 141、142 D/A処理部 143、144 A/D処理部 145 判定部 146 制御部 151、152 変復調処理部 160 クロススイッチ 171、172 TDMA処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−209932(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/00 H04B 7/02 - 7/12 H04L 1/02 - 1/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御チャネルを含む複数の通信チャネル
    を時分割された各スロットに設定し、ダイバーシチによ
    り通信を行うTDMA方式を用いたダイバーシチ装置で
    あって、 ほぼ同じタイミングで通信を行うことが可能な、第1送
    受信系統と第2送受信系統との少なくとも2つからなる
    系統部と、 各系統部は、 送受信を行う複数の送受アンテナと、 該複数の送受信アンテナと接続され、送信出力をいずれ
    かの送受アンテナから出力するために制御信号により切
    り替わるアンテナ切換手段と、 該アンテナ切換手段に接続され、送信信号を生成する送
    信手段と、 該複数の送受信アンテナと接続され、前記複数の送受ア
    ンテナから受信した信号をそれぞれIF信号に復調する
    とともに、受信電界レベルを検出し、出力する複数の受
    信手段と、 前記送信手段と前記受信手段に接続され、前記送信手段
    への信号を変調し、前記受信手段からの信号を復調する
    変復調手段とを備え、 前記送信手段より前段に配置され、前記各系統部のそれ
    ぞれの信号線路を制御信号により入れ替えることができ
    る系統入れ替え手段と、 検出された前記受信電界レベルに従って、前記各系統部
    の送信信号を送信すべき前記送受アンテナを判定し、そ
    の結果を出力する判定手段と、 前記判定手段の出力より、前記各系統部の送信する信号
    が夫々異なる前記送受アンテナで送信が行えるように前
    記制御信号を出力する制御手段と、 からなることを特徴とするダイバーシチ装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、ある系統が選択しよう
    と判定された前記送受アンテナが、他の系統で選択し判
    定された前記送受アンテナと同一であると判定された場
    合、同一の前記送受アンテナを選択した系統の受信レベ
    ルが小さいほうの系統にその送受信アンテナを割り当
    て、他の系統は残された送受アンテナを選択するよう割
    り当てることを特徴とする特許請求の範囲請求項1記載
    のダイバーシチ装置。
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