JP3208172B2 - ディジタル・アナログ変換回路及びディジタル入力信号を変換する方法 - Google Patents

ディジタル・アナログ変換回路及びディジタル入力信号を変換する方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子回路、更に具体的
に云えば、ディジタル入力信号に応答して精密なアナロ
グ出力信号を発生する16ビット誤り補正ディジタル・
アナログ変換器(DAC)に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】コンパクト・ディスク・プレー
ヤ及びディスク・テープ又はカセット・レコーダの様な
高性能のディジタル・オーディオ装置では、ディジタル
・アナログ変換装置の全体としての動的な挙動が重要な
役割を果たす。これが、過剰標本化能力及びステレオ信
号処理の様な強い要求をディジタル・アナログ変換器
(DAC)の設計に課すことになる。DACの設計で低
い消費電力を実現する為には、CMOS技術が適してい
る。然し、従来のCMOSのDACは製造費が高い。
【0003】IEEE J.ソリッド・ステーツ・サー
キッツ誌,SC−16巻第6号,1981年12月号所
載のK.マイオ他の論文「14ビットの分解能を有する
非調整形D/A変換器」には、高忠実度ディジタル・オ
ーディオ装置及び精密測定装置に使うことのできる、直
線性が16ビットより大きい14ビットDACが記載さ
れている。この論文に記載されるモノリシックDAC
は、「自己補償方式」と呼ばれる様なDACの直線性の
為の新しい補償方式を用いている。このマイオの論文の
DACは、約17ビットの直線性を持つ傾斜関数を基準
とする較正方式により、直線性の誤差を補償し、こうし
てアナログ部品の調整を避けている。マイオの論文のD
ACは直線性誤差が±1/2 LSBであって、整定時
間が1−2μsecであるが、それでも2つの重要な制
約がある。第1に、較正用の傾斜関数を使うには、誘電
体吸収が非常に小さい積分キャパシタを必要とするが、
これはMSBのトランジッション点で単調性の問題を招
く。第2に、マイオのDACは僅か5 MSBの誤差を
補正する為に、5個のLSBと3個のサブLSBを使っ
ている。
【0004】この為、16ビット・ディジタル・アナロ
グ変換にとって十分な精度が得られる様な、簡単で低コ
ストの消費電力の小さいディジタル・アナログ変換器に
対する要望がある。
【0005】絶対的な利得を含めて、非常に直線性のよ
い出力特性にとって極く小さい回路ダイスの寸法を持つ
16ビット・ディジタル・アナログ変換器に対する要望
がある。
【0006】更に、16ビット方式で、全体的な動的な
性能、精度及び信頼性が得られる様な16ビット・ディ
ジタル・アナログ変換器に対する要望がある。
【0007】更に、最上位ビットのトランジッション点
で良好な単調性を持つと同時に、出力範囲全体に亘っ
て、最下位ビットの1/2の直線性の差分を持つ様な1
6ビット・ディジタル・アナログ変換器に対する要望が
ある。
【0008】
【課題を解決する為の手段及び作用】この為、この発明
は上に述べた問題を解決し、従来の要望を満たす様な1
6ビットの誤り補正ディジタル・アナログ変換器(DA
C)を提供する。
【0009】この発明の一面では、ディジタル信号源か
ら複数個のディジタル入力信号を受取り、複数個のアナ
ログ出力信号を制御自在に発生して、該アナログ出力信
号をアナログ信号負荷に送る改良されたディジタル・ア
ナログ変換回路を提供する。ディジタル・アナログ変換
回路は、ディジタル入力源からのディジタル入力信号を
受取るディジタル回路を有する。変換回路がディジタル
回路に付設されていて、ディジタル入力信号に応答し
て、アナログ出力信号を発生する。アナログ出力回路が
変換回路に付設されていて、アナログ出力信号をアナロ
グ出力信号負荷に送る。改良されたディジタル・アナロ
グ変換回路は、アナログ出力回路に付設されていて、ア
ナログ出力信号を標本化する基準回路を含む。基準回路
は、複数個の基準信号を発生する基準信号源を有し、比
較器がアナログ出力信号の予定の面を基準信号と比較す
る。基準回路は、この比較に応答して、複数個の差信号
を発生する。補正回路が基準回路に付設されていて、差
信号を受取って、複数個の補正信号を発生する。
【0010】このディジタル・アナログ変換回路では、
変換回路が更にバーニヤ補正回路を有し、これは補正回
路からの補正信号を受取って、補正信号から、アナログ
出力信号を精密に制御する為の複数個の制御信号を発生
する様に付設されている。
【0011】好ましい実施例では、変換回路が16ビッ
トの上側DAC、10ビットの下側DAC及び8ビット
のバーニヤDACを含む。傾斜関数発生器を使う代わり
に、誤差の検出及び補正は、DAC出力を、合計128
個の、電圧レベルの間隔が等しいタップを有する非常に
正確な分圧器に対して比較することによって行なわれ
る。この分圧器は±0.0002%の精度である。補正
回路内にあるディジタル制御器からの7ビットの2進信
号が復号器及びマルチプレクサに印加されて、所望の較
正電圧又は基準信号を選択する。比較器、順次近似レジ
スタ、ディジタル制御器、128×8のランダムアクセ
ス・メモリ、8ビット・バーニヤDAC、ディジタル補
間器、及びモード制御線によって作動される種々の選択
スイッチを使うことにより、誤差処理サージが達成され
る。この発明の改良されたディジタル・アナログ変換回
路の2つの動作モードは、通常のディジタル・アナログ
変換(NDAC)と較正ディジタル・アナログ変換(C
DAC)である。
【0012】この発明の技術的な利点は、補正回路が変
換回路と合せて、アナログ出力信号の連続的な自己補正
を行なうことである。
【0013】この発明の別の技術的な利点は、温度勾
配、信号の不安定性および回路の整定時間の影響を最小
限に抑えることである。
【0014】回路が簡単であることにより、回路を製造
する時のビット寸法が極く小さくなると共に、コストが
安くなって、消費電力が小さくなる。その結果として、
この発明の別の技術的な利点は、16ビット・ディジタ
ル・アナログ変換の全体的な動的な性能が改良されるこ
とである。
【0015】この発明並びにその使い方並びに利点は、
以下図面について図示の実施例を説明する所から、最も
よく理解されよう。
【0016】
【実施例】この発明の好ましい実施例は図面を参照すれ
ば最もよく理解される。図面全体に亘り、種々の部品の
内、対応する部分及び同じ部分には同じ参照数字を用い
ている。
【0017】図1は、この発明の16ビット誤り補正デ
ィジタル・アナログ(DAC)変換回路10の簡略ブロ
ック図である。この図の左上隅で、ディジタル入力12
が選択スイッチ1 16の16ビット線14に接続され
る。選択スイッチ1 16が線18からの16ビット入
力を受取ると共に、線20から1ビット入力を受取り、
線22に16ビット出力を発生する。線22から6ビッ
ト線24がディジタル補間器26に行き、16ビット線
28が、6ビットの上側DAC 32に信号を供給する
6ビット線30に分割される。10ビット線34が10
ビットの下側DAC36へ行く。バーニヤDAC 38
が、8ビット入力40に応答して6ビットの上側DAC
32及び10ビットの下側DAC 36の動作を制御
する。6ビットの上側DAC 32、10ビットの下側
DAC 36及びバーニヤDAC38が、この発明の一
実施例の変換回路42を構成する。変換回路42から、
アナログ出力回路44がアナログ出力信号を発生する。
アナログ出力回路44からタップを取って、基準回路4
6が線48を介してアナログ出力を標本化し、この入力
を比較器50に送る。基準回路46は基準信号源52を
も有する。基準信号源52は復号器及びアナログ・マル
チプレクサ54で構成されており、これが分圧器58か
ら128個の分圧タップ入力56を受取る。基準信号源
52から、線60が入力を比較器50に供給する。
【0018】比較器50が差信号61を誤差検出回路9
5に供給する。この回路は順次近似レジスタ(SAR)
62を有する。SAR 62が回路64を介してディジ
タル制御器66と連絡し、ディジタル補間器26に対し
て8ビット出力68を発生する。更に、SAR 62が
選択スイッチ2 72に対して8ビット入力70を供給
する。選択スイッチ2 72は1ビット・モード制御入
力74をも受取り、8ビット連絡通路76を介して12
8×8 RAM 78と連絡する。選択スイッチ2 7
2の出力が、バーニヤDAC 38に対する8ビット入
力40である。
【0019】128×8 RAM 78は、選択スイッ
チ2 72と連絡するだけでなく、選択スイッチ3 8
2から7ビット入力80をも受取り、ディジタル補間器
26に対する8ビット出力84を供給する。選択スイッ
チ3 82が7ビット入力86、1ビット・モード制御
入力88、及びディジタル制御器66からの7ビット出
力90を受取る。ディジタル補間器26は選択スイッチ
1 16からの6ビット出力24、モード制御94から
の1ビット・モード制御信号92及びRAM78からの
8ビット入力84を受取る。
【0020】ディジタル制御器66はモード制御入力9
4からのモード制御信号67をも受取る。更に制御器6
6が、7ビット入力69を介して、7ビット・ディジタ
ル出力65を復号器及びアナログ・マルチプレクサ54
に供給し、選択スイッチ382に7ビット入力86を供
給し、選択スイッチ1 16に対する16ビット入力1
8として、9ビットの“0”状態入力89と組合わされ
る7ビット入力87を供給する。
【0021】主ディジタル・アナログ変換回路42は、
6ビットの上側DAC 32、10ビットの下側DAC
36及び8ビットのバーニヤDAC 38で構成され
る。傾斜関数発生器を使う代わりに、ディジタル・アナ
ログ変換回路10は、比較器50の差信号に応答する誤
差検出回路95を有する。分圧器58が非常に正確な出
力(±0.0002%の精度を持つ)出力は、128個
の相等しい電圧レベル区間を置いてタップで取出して提
供する。ディジタル制御器66からの7ビット信号69
が復号器及びマルチプレクサ54に印加されて、所望の
較正電圧を選択する。検出回路95の誤差の処理及び記
憶作用が、比較器50、SAR 62、ディジタル制御
器66、128×8 RAM 78、8ビットバーニヤ
DAC38、ディジタル補間器26、及び選択スイッチ
1 16、選択スイッチ2 72及び選択スイッチ3
82を使うことによって行なわれる。選択スイッチ11
6、選択スイッチ2 72及び選択スイッチ3 82が
モード制御線92によって制御される。2つの動作モー
ドは通常のDAC(NDAC)及び較正DAC(CDA
C)である。
【0022】CDACモードでは、比較器50が異なる
信号を検出すると、誤差検出回路95が、アナログ出力
回路44及び基準信号源52からの信号の間の差を補償
する補正信号を発生する。ディジタル制御器66がSA
R 62を介して比較器50からの差信号を受取り、変
換回路42からの8個の最上位ビットを表わす8ビット
並列信号68をディジタル補間器26に対して出力する
時、検出及び補償順序の最初の工程が行なわれる。この
8ビット信号が選択スイッチ1 16を介して変換回路
42に供給される。これによって8個の最下位ビットが
0になり、8ビット並列信号が選択スイッチ3 82を
介して128×8 RAM 78にそのアドレス信号と
して送られる。線65からの7ビット信号も線69を介
して復号器及びアナログ・マルチプレクサ54に直接的
に供給され、128個の電圧レベルの内の1番目が比較
器50に印加する為に選ばれる。好ましい実施例では、
16ビット変換回路10は、10最下位ビット・セグメ
ントだけに亘って、20ビットの差分及び積分の直線性
を保つことができる。こう云うセグメントが64個あ
る。
【0023】較正は各セグメント内の2点で行なわれ
る。較正は、セグメントの1/4上の所及び3/4上の
所で行なわれる。従って、最初の又は1番低いセグメン
トに対する第1及び第2の較正点は次の所にある。
【0024】
【数1】0000000100000000 (01
00−hex) (1)
【数2】0000001100000000 (03
00−hex) (2) 比較器50に対する他方の入力が変換回路40からアナ
ログ出力回路44を介して供給される。この為、SAR
62は、比較器50により、誤差補正信号を発生する
様に指示され、この信号か選択スイッチ2 72を介し
て8ビット・バーニヤDAC 38に印加される。
【0025】図2は変換回路42からの64個のセグメ
ントの分解図である。縦軸は分圧器58の128個のタ
ップからの出力電圧レベルである。横軸は各々の電圧タ
ップに関連する特定のセグメント、並びに16進法で表
わしたコード及びディジタル制御器66からの入力信号
レベルを示す。図2は、基準信号源52に於ける誤差補
正信号の発生の様子を示す。10ビットの下側DAC
36からの利得は、変換回路42の全体的な利得より若
干下に定められる。これによって、変換回路42が補正
なしの時に単調であることが保証されるが、適切な補正
だけが必要になる。更にこれによって、適切な補正がバ
ーニヤDAC 38のみを介して印加されることが保証
される。SAR 62の変換時間が完了すると、「誤差
補正信号」が最初のワードとして保持される。SAR
62の変換時間の終りに、ディジタル制御器66が、比
較器50に印加される2番目の電圧レベルに対する7ビ
ットのコードを送る。そうなった時、上に述べた順序が
繰返され、「誤差補正」が2番目のワードとして保持さ
れる。
【0026】こう云う2つの誤差係数を使って、ディジ
タル補間器26は、NDAC動作モードの間に使うべき
このセグメントの補正係数として、勾配及びオフセット
係数を決定する。この目的の為、勾配及び切片ワードが
128×8 RAM 78に記憶される。同様に、64
個のセグメント全部のディジタル・アナログ変換精度が
検査され、各セグメントに対する誤差補正の勾配及び切
片係数が128×8RAM 78に記憶される。
【0027】NDACモードでは、ディジタル入力によ
ってアドレスした情報を使って、バーニヤDAC 38
を使うことにより、変換回路42の非直線性を補償す
る。バーニヤDAC 38が、選択スイッチ2 72か
ら線40を介して8ビット信号を受取る。これは、最下
位ビットの1/4の分解能を持つ誤差を補償する為に
は、誤差補正の追加の2ビットが加えられるからであ
る。この方式では、8ビット誤差信号が16ビット・デ
ィジタル入力の6個の最下位ビットと加算され、16ビ
ット信号に比べて最下位ビットの1/2及び1/4の分
解能の為に2ビットが残っている。
【0028】図2に示すi番目のセグメントに対する補
正係数の勾配は次の様になる。
【数3】 Mi=(27/216)・〔L(2i+1)−L2i〕 (3) オフセット補正係数は次の様になる。
【数4】 OSi=〔L2i・(i+3/4)〕−〔L(2i+1)・(i+1/4)〕(4) 入力コードXに対する補正済みの入力コードCIN(i,
X)は最初に次の式
【数5】 i=X/64(切捨) (5) によって定められたi番目のセグメントにあると決定さ
れ、
【数6】 CIN(i,X)=Mi・X+OSi (6) に等しくなり、バーニヤDAC 38に対する補正コー
ドCOR(i,X)は次の様になる。
【数7】 COR(i,X)=CIN(i,X)−X (7) NDACモードが変換回路42の較正の後に再び設定さ
れた時、モード制御入力94が選択スイッチ 16、選
択スイッチ2 72及び選択スイッチ3 82をNDA
C位置に置くことにより通常の動作が開始される。その
点で、16ビットディジタル入力12が選択スイッチ1
16を介して変換回路42に印加される。同時に、選
択スイッチ2 72から線40を介してくる8ビットの
「誤差補正信号」がバーニヤDAC 38に印加され
る。この信号はディジタル補間器26に発する。「誤差
補正信号」が到来するディジタル・コードと強制的に同
期させられる。これは、到来するディジタル・コードの
6つの最上位ビットを使って、ディジタル補間器26及
び選択スイッチ3 82を介して、128×8 RAM
78をアドレスするからである。
【0029】この動作の補償期間は所望の精度と、16
ビット変換回路10の温度係数とに関係する。較正動作
は、128×8 RAM 78に新しい補償データを書
込んで、必要に応じて行なうことができる。従って、装
置の判断により、非常によい精度を常に保つことができ
る。
【0030】変換回路42は16ビットの分解能を持つ
様に設計されているが、フロントエンドのプロセス変動
の為、約10ビットの非調整の直線性を持つだけであ
る。この為、直線性誤差の大部分は、主に6つの最上位
ビットで起こり、64の最下位ビットの限界内にある。
最下位ビットの1/4の分解能を持つ誤差を補償するに
は、128×8 RAM 78からの8ビット誤差の加
算が必要である。最下位ビットの1/2の16ビットの
分解能では、おそらく512ビツトのRAMで満足に働
くと考えられる。
【0031】バーニヤDAC 38に関連する変換回路
42の詳しい回路図が図3に示されている。即ち、変換
回路42は12段のR×2R梯形回路102で構成され
る。梯形回路102が温度及びIRの対称性の為、スイ
ッチの補数側に鏡像104を有する。梯形回路102
は、重みの等しい10個の電流スイッチ106が上側の
10個の抵抗段に働き、重みの等しい8個の電流108
が8ビット・バーニヤDACスイッチ110から12段
抵抗回路102の下側の8段に加算され、重みの等しい
63個の電流スイッチが、6ビットの上側DACスイッ
チ112で抵抗回路の出力モードに加算することによっ
て駆動される。全ての電流スイッチは同一の電流レベル
で動作する。
【0032】6ビットの上側DACスイッチ112、1
0ビットの下側DACスイッチ106及び8ビットのバ
ーニヤDACスイッチ110に対し、スイッチはバイポ
ーラ−CMOS差動電流対である。6ビットの上側DA
Cスイッチ112にあるトランジスタA63 114の
様なダーリントン・トランジスタが、釣合い制御用のサ
ーメット・エミッタ縮退抵抗、例えばR63 114に
結合することによって発生される。電流が差動形式のC
MOSトランジスタ対D63 116によって切換えら
れるが、この対は制御ゲート電流損失がない。
【0033】8ビットのバーニヤDACスイッチ110
か102に示した対応する抵抗回路のビット節に電流を
供給することにより、2番目のDAC抵抗回路による非
一様性が除かれる。6ビットの上側DACスイッチ11
2に対する63個の最上位ビット電流源は、最上位ビッ
トの単調性を保証し、こう云う源が6ビットのデータ・
ラッチ120に対する6ビット2進入力によって駆動さ
れる。
【0034】基準信号源52がダイオード補償ツェナー
電圧基準を含み、これが精密な4.5ボルト電源とな
り、これは電源電圧、周囲温度及び出力負荷の変化に事
実上無関係である。初期のオフセット誤差を調整して除
く手段が設けられている。
【0035】比較器50は20ビットDAC動作では、
少なくとも120 dBのダイナミック・レンジに亘っ
て動作することができなければならない。16ビットD
ACのアナログ出力の最大電圧レベルが4.5ボルトと
仮定すると、量子化分解能レベルは約+17.2マイク
ロボルトである。直流から16kHzまでの帯域幅で
は、利得は、帯域全体の実効的な18ビットの絶対的な
精度を保つ為に、±0.000033dBまで平坦であ
る必要がある。これは20Hzより低い周波数では、厳
しい温度問題になる。16kHz信号のナイキストの標
本化では、増幅器は全ての利得モードで、3MHz、−
3dBの帯域幅よりもよい帯域幅を持たなければならな
い。即ち、最悪の場合、利得帯域幅の積は22MHzで
なければならない。
【0036】基準回路46は、入力過駆動期間の間、半
導体段が飽和しない様にする為、5ボルトのリミッタを
も含む。この条件は、5.5ボルトのクランプ・レベル
になる様に閾値調節をした埋込みツェナー・ダイオード
を使うことによって満たされる。
【0037】アナログ信号通路に使われるCMOS伝送
回路は、背中合せにしたPMOS及びNMOS装置であ
り、「オン」抵抗値は温度範囲に亘って180Ω未満で
ある。こう云うスイッチは、正しく設計すれば、自動的
にグリッチを除くが、しかも良好な低い「オン」抵抗値
を持つ。スイッチが18ビットの分解能まで、信号を汚
染しない様にする為、180のR(オン)では、利得設
定用のフィードバック抵抗は94MΩ未満でなければな
らない。この抵抗値は非実用的であり、従って3つのモ
ードに於ける絶対的な利得の精度は折合いにしなければ
ならない。
【0038】この発明並びにその利点を詳しく説明した
が、特許請求の範囲によって定めたこの発明の範囲内
で、種々の変更、置換及び変形を施こすことができる。
【0039】以上の説明に関連して、この発明は更に下
記の実施態様を有する。 (1) ディジタル信号源から複数個のディジタル入力
信号を受取って、複数個のアナログ出力信号を制御自在
に発生して該アナログ出力信号をアナログ信号負荷に送
るディジタル・アナログ変換回路に於て、ディジタル入
力信号源からディジタル入力信号を受取るディジタル回
路と、該ディジタル回路に付設されていて、該ディジタ
ル入力信号に応答してアナログ出力信号を発生する変換
回路と、該変換回路に付設されていて、前記アナログ出
力信号をアナログ出力信号負荷に送るアナログ出力回路
と、該アナログ出力回路に付設されていて、前記アナロ
グ出力信号を標本化する基準回路とを有し、該基準回路
は、複数個の基準信号を発生する基準信号源及び比較器
を有し、該比較器は前記アナログ出力信号の予定の一面
を前記基準信号と比較して複数個の差信号を発生する様
に付設されており、更に、前記基準回路に付設されてい
て、前記差信号を受取って複数個の補正信号を発生する
補正回路を有し、前記変換回路が、前記補正回路から補
正信号を受取って、それから変換回路からのアナログ出
力信号を精密に制御する為の複数個の制御信号を発生す
る様になっているバーニヤ変換回路を有するディジタル
・アナログ変換回路。
【0040】(2) (1)項に記載した変換回路に於
て、基準回路が精密基準電圧を発生する分圧器と、該分
圧器から基準電圧を受取る様に付設された復号器及びア
ナログ・マルチプレクサとを有し、該復号器及びアナロ
グ・マルチプレクサは前記比較器に付設されていて、該
比較器がアナログ出力信号を基準信号と比較することが
できる様にする変換回路。
【0041】(3) (1)項に記載した変換回路に於
て、補正回路が、比較器からの差信号を受取る逐次近似
レジスタと、バーニヤ変換回路に補正信号を供給するデ
ィジタル補間器とを有する変換回路。
【0042】(4) (1)項に記載した変換回路に於
て、変換回路が6ビットの上側ディジタル・アナログ変
換器及び10ビットの下側ディジタル・アナログ変換器
を有し、バーニヤ変換回路が6ビット変換器及び10ビ
ット変換器に付設されて、変換回路からのアナログ出力
信号を精密に制御する様になっている変換回路。
【0043】(5) (1)項に記載した変換回路に於
て、比較器が演算増幅器を有し、該演算増幅器はアナロ
グ出力信号及び基準信号を受取って、アナログ出力信号
を基準信号と比較して、差信号を発生すると共に、該信
号を補正回路に送る様になっている変換回路。
【0044】(6) (5)項に記載した変換回路に於
て、演算増幅器がアナログ出力信号を連続的に受取る変
換回路。
【0045】(7) (3)項に記載した変換回路に於
て、変換回路の動作モードを選択的に制御するモード制
御回路を有し、該モード制御回路は、バーニヤDAC、
ディジタル回路及びディジタル補間器に付設された複数
個の選択スイッチを持っていて、通常のディジタル・ア
ナログ変換モードと較正用のディジタル・アナログ変換
モードとの間で選択ができる様にしている変換回路。
【0046】(8) (3)項に記載した変換回路に於
て、アナログ出力信号を精密に制御する為に、ディジタ
ル補間器及びバーニヤ変換回路を制御する複数個の制御
信号を記憶するランダムアクセス・メモリを有する変換
回路。
【0047】(9) ディジタル信号源からのディジタ
ル入力信号を変換し、複数個のアナログ出力信号を制御
自在に発生して、該アナログ出力信号をアナログ信号負
荷に送る方法に於て、前記ディジタル入力信号源からデ
ィジタル入力信号を受取り、ディジタル回路からディジ
タル入力信号を受取って、ディジタル入力信号に応答し
てアナログ出力信号を発生し、該アナログ出力信号をア
ナログ出力信号負荷に送り、アナログ出力信号を標本化
して複数個の基準信号を発生し、該アナログ出力信号を
基準信号と比較して、それから複数個の差信号を発生
し、補正回路で前記差信号を受取って、前記差信号に応
答して複数個の補正信号を発生し、前記補正回路からの
補正信号を受取って、それから、アナログ出力信号を精
密に制御する為の複数個の制御信号を発生する工程を含
む方法。
【0048】(10) (9)項に記載した方法に於
て、分圧器を使って、ディジタル入力信号に応答して精
密に分圧した電圧を発生し、該精密に分圧した電圧入力
信号を復号器及びアナログ・マルチプレクサで受取っ
て、該マルチプレクサから基準信号を発生する工程を含
む方法。
【0049】(11) (9)項に記載した方法に於
て、差信号を直列調節レジスタで受取って、該信号をデ
ィジタル補間回路に送り、該ディジタル補間回路から複
数個の補正信号を発生し、該補正信号をバーニヤ変換回
路に送る工程を含む方法。
【0050】(12) ディジタル入力を受取る回路
と、該ディジタル入力をアナログ出力に変換する回路
と、前記アナログ出力を標本化して、該アナログ出力
を、所望のアナログ出力を構成する予定の基準信号と比
較する回路と、所望のアナログ出力レベルをアナログ出
力レベルトと比較することに応答して差信号を発生する
様に付設された比較回路と、該比較回路に付設されてい
て、補正信号を発生する回路とを有し、該補正回路は変
換回路にも付設されていて、補正信号を変換回路に送っ
てアナログ出力を前記所望のアナログ出力信号に補正す
る16ビット・ディジタル・アナログ変換器。
【0051】(13) (12)項に記載した変換器に
於て、補正回路が変換回路からのアナログ出力を精密に
制御するバーニヤ出力回路を有する変換器。
【0052】(14) (12)項に記載した変換器に
於て、所望のアナログ出力回路が予定の電圧出力を発生
する分圧器と該分圧器から複数個の電圧入力信号を受取
る様に付設されると共に、前記関知回路に付設されて所
望のアナログ出力電圧信号を発生する復号及びアナログ
・マルチプレクサとを有する変換器。
【0053】(15) (12)項に記載した変換器に
於て、接続回路が前記差信号に応答する逐次近似レジス
タと、バーニヤ・アナログ出力回路に補正信号を供給す
るディジタル補間回路とを有する変換器。
【0054】(16) (12)項に記載した変換器に
於て、アナログ出力回路が10ビットの下側ディジタル
・アナログ変換器と関連を持つ6ビットの上側ディジタ
ル・アナログ変換器で構成され、バーニヤ・ディジタル
・アナログ変換器が10ビットの下側ディジタル・アナ
ログ変換器に付設されて、10ビットの下側ディジタル
・アナログ変換器からのアナログ出力電圧を精密に調節
し、こうして前記変換回路から正確なアナログ出力を発
生する変換器。
【0055】(17) (12)項に記載した変換器に
於て、比較回路が演算増幅器で構成され、該演算増幅器
は前記所望のアナログ出力電圧及び実際のアナログ出力
電圧を受取って、所望のアナログ出力電圧を実際のアナ
ログ出力電圧と比較して、前記補正回路に対する基準出
力電圧を発生する様に付設されている変換器。
【0056】(18) (1)項に記載した変換器に於
て、アナログ出力の標本化が連続的に行なわれる変換回
路。
【0057】(19) (1)項に記載した変換器に於
て、補正回路がバーニヤ・ディジタル・アナログ制御器
に対する信号の付勢を選択的に制御する複数個の選択ス
イッチで構成される変換回路。
【0058】(20) (1)項に記載した変換回路に
於て、補正回路が基準信号を記憶するランダム・アクセ
ス・メモリを有する変換回路。
【0059】(21) 改良されたディジタル・アナロ
グ変換回路10が、ディジタル入力信号源からディジタ
ル入力信号を受取るディジタル回路12と、ディジタル
入力信号を受取ってアナログ出力信号を発生する変換回
路42と、アナログ出力信号をアナログ出力信号負荷に
送るアナログ出力回路44とを有する。変換回路10
は、アナログ出力回路44からのアナログ出力信号を標
本化する較正回路46を含むと共に、複数個の基準信号
を発生する基準信号源52を含む。比較器50がアナロ
グ出力信号の予定の面を基準信号と比較して、それから
複数個の差信号を発生する。補正回路が、順次近似レジ
スタ62、及び差信号を受取るディジタル制御器66を
含む誤差検出回路95と、複数個の補正信号を発生する
ディジタル補間器26とを有する。ディジタル補間器2
6が補正信号を受取り、信号をバーニヤ・ディジタル・
アナログ変換器38に送って、変換回路42からのアナ
ログ出力信号を精密に制御する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の16ビット誤り補正ディジタル・ア
ナログ変換器の簡略ブロック図。
【図2】この発明の一実施例のバーニヤ・ディジタル・
アナログ回路の動作を示すグラフ。
【図3】この発明の一実施例の16ビット・ディジタル
・アナログ変換回路の一部分の詳しい回路図。
【符号の説明】
10 ディジタル・アナログ変換回路 12 ディジタル回路 42 変換回路 44 アナログ出力回路 46 較正回路 50 比較器 52 基準信号源 95 補正回路 38 バーニヤ・ディジタル・アナログ変換器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−121320(JP,A) 米国特許4222107(US,A) 米国特許4272760(US,A) 米国特許4316178(US,A) 米国特許4340882(US,A) 米国特許4369432(US,A) 米国特許4381495(US,A) 米国特許4523182(US,A) 米国特許4811017(US,A) 米国特許4835535(US,A) 米国特許4947172(US,A) 米国特許4967197(US,A) Kuung,Chong Min a nd Kim Choongki,”C harge−Coupled Anal og−To−Digital Conv erter”,IEEE J.of S olid−State Circuit s,vol.SC−16,No.6,De c.,1981 Naylor,Jimmy R.," A Complete High−Sp eed Voltage Output 16−Bit Monolithic DAC”,IEEE J.of Sol id−State Circuits, vol.SC−18,no.6,De c.,1983 Yamada,Yasuhiro,e t al.,”A 16−Bit CMO S D/A Converter fo r Digital Audio Ap plications”,IEEE T ransactions on Con sumer Electronics, vol.CE−33,No.3,Au g.,1987 Schouwenaars,Hans J.et al.,”A Monol ithic Dual 16 Bit D /A Converter”,IEEE J.of Solid−State Circuits,vol.SC−21, No.3,Jun.,1986 Maio,Kenji et a l.,”An Untrimmed D /A Converter with 14−Bit Resolution” IEEE J.of Solid−St ate Circuits,Vol.S C−21,No.6,Dec.,1981 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 1/00 - 1/88

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号源から複数個のディジタ
    ル入力信号を受け取って、複数個のアナログ出力信号を
    制御自在に発生して該アナログ出力信号をアナログ信号
    負荷に送るディジタル・アナログ変換回路において、当
    該変換回路は、 前記ディジタル入力信号源から前記ディジタル入力信号
    を受取るディジタル回路と、 前記ディジタル回路と関連して、前記ディジタル入力信
    号に応答して前記アナログ出力信号を発生する変換回路
    と、 前記変換回路と関連して、前記アナログ信号負荷に前記
    アナログ出力信号を送るアナログ出力回路と、 前記アナログ出力回路と関連して前記アナログ出力信号
    を標本化する基準回路であって、当該基準回路は複数の
    基準信号を発生する基準信号源と比較器とを有し、当該
    比較器は前記アナログ出力信号の一つと前記基準信号の
    一つを比較して、少なくとも一つの差信号を発生し、 前記基準回路と関連し、前記差信号を受信して複数の補
    正信号を発生する補正回路を有し、当該補正信号は勾配
    補正係数 Mi=(27/216)・〔L(2i+1)−L2i〕 を有し、 前記補正信号はさらにオフセット補正係数 OSi=〔L2i・(i+3/4)〕−〔L(2i+1)・(i
    +1/4)〕 を有し、iはi番目のセグメント、Lは所定の補正範
    囲、であって、 前記変換回路はさらに、前記補正回路から前記補正信号
    を受け取って複数の制御信号を発生し、前記変換回路か
    らの前記アナログ出力信号を精密に制御するバーニャ変
    換回路を有することを特徴とするディジタル・アナログ
    変換回路。
  2. 【請求項2】 ディジタル信号源から複数個のディジタ
    ル入力信号を受け取って複数個のアナログ出力信号を制
    御自在に発生して該アナログ出力信号をアナログ信号負
    荷に送る変換方法において、当該変換方法は、 前記ディジタル入力信号源から前記ディジタル入力信号
    を受取り、 前記ディジタル回路から前記ディジタル入力信号を受け
    取り、当該ディジタル入力信号に応答して前記アナログ
    出力信号を発生し、 前記アナログ信号負荷に前記アナログ出力信号を送り、 前記アナログ出力信号を標本化して、複数の基準信号を
    発生し、 少なくとも前記アナログ出力信号の一つと、前記基準信
    号の選択された一つを比較し、少なくとも一つの差信号
    を発生し、 補正回路で前記差信号を受信し、当該差信号に応答して
    複数の補正信号を発生し、当該補正信号は勾配補正係数 Mi=(27/216)・〔L(2i+1)−L2i〕 を有し、 前記補正信号はさらにオフセット補正係数 OSi=〔L2i・(i+3/4)〕−〔L(2i+1)・(i
    +1/4)〕 を有し、iはi番目のセグメント、Lは所定の補正範
    囲、であって、 前記補正回路から前記補正信号を受け取って複数の制御
    信号を発生し、前記アナログ出力信号を精密に制御する
    ステップを含むことを特徴とする変換方法。
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