JP3208128B2 - 打栓式注出筒 - Google Patents

打栓式注出筒

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、同一軸心の外筒
と内筒を有して、その内外筒を包装容器の円形口部の内
外面に圧入して、その包装容器に取付けられる打栓式プ
ラスチック製注出筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】打栓式プラスチック製注出筒Pは、図1
6、図17に示すように、キャップ1が嵌まる上筒2の
底面を底板3で塞ぎ、この底板3上に半筒状舌片4aを
設けるとともにその舌片4a内にプルトップ4を設け、
このプルトップ4を引き、切溝5を介し底板3の中央を
除去して注出可能とするものが一般的であり、底板3の
下面には同一軸の内外筒6、7を有して、図18に示す
ように、包装容器の円形口部Bの内外面にその内外筒
6、7を圧入することにより(同図(a)から
(b))、この注出筒Pは口部Bに取付けられる。
【0003】この注出筒Pは、図18(b)に示すよう
に、内外筒6、7の外内面の突条8が口部Bの突条10
(溝)に係止(嵌合)することにより、抜け止めされる
とともに、パッキング効果を発揮する。
【0004】この注出筒Pにおいて、包装容器がプラス
チック製の場合、口部Bの内外面の製作精度が高いた
め、内筒6を口部B内にぴったり圧入すれば、十分なパ
ッキング効果を得て漏れの恐れは少ない。しかし、包装
容器がガラス製の場合、そのガラス容器の成形上、口部
Bの内外面、とくに内面の製作精度が低く、内筒6を口
部B内に圧入しただけでは十分なパッキング効果を得る
ことができず、外筒7を口部Bの外面にぴったり圧入
し、その圧入でパッキング効果を得て漏れを確実に阻止
するようにしている。
【0005】ところで、近年、この種の注出筒及び包装
容器にはリサイクルが要望され、その際、円滑なリサイ
クルをなすために、材質の異なる注出筒と包装容器は分
離して処分することが要求される。このため、注出筒P
は包装容器の口部Bから手によって容易に取外し得るこ
とが好ましい。
【0006】しかし、上述のように、ガラス製包装容器
の口部Bに取付けられた注出筒Pは内外筒6、7がその
口部Bに共に圧入されているため、手では容易に取外す
ことができない。この種の注出筒Pは調味料液や食用油
などの包装容器に取付けられて、一般家庭で使用される
場合が多く、使用済後は、家庭で、手で簡単に取外し得
ることが重要である。
【0007】このような要望の下、実開平4−1183
48公報には、上記突条8の下部余周に溝内部を形成
し、その溝内部を介しその下方の外筒部分を除去して、
注出筒Pを容器から外す考えが示されている。
【0008】しかし、この公報記載の技術は、突条8下
方の外筒部分を除去しただけで、注出筒の突条8と口部
片の突条10の係止力を緩める作用が少ないため、注出
筒Pの取外しは容易でない。
【0009】このため、従来では、図19、20に示す
ように、外筒7の下縁に引手12を設け、この引手12
の付け根の外筒7の内側に切欠12aを入れるととも
に、この切欠12aから外筒7内面斜め上方周方向に溝
23を形成し、この溝23を、突条8を通り過ぎるまで
形成して、手で引手12を引き、薄肉となった溝23の
部分を引き裂いて、部分的に圧入個所をなくし、外筒7
の圧入を弛めて注出筒Pを取外すようにしたものがあ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記図19に示す注出
筒Pは、同図のごとく、注出口(半筒状舌片4a)が上
側にあり、キャップ1も背が高く、このキャップ1に図
18(b)矢印のごとく横方向の外力が加わると、横ズ
レ力が外筒嵌合部bを支点として働き、この力は注出筒
Pを口部Bから外す大きな力となる。この力に抗するた
めに、この種の従来の注出筒Pにおいては、外筒7の嵌
合部の支点bを容器口部Bの嵌合部下側位置に持ってい
って大きな力を受けないようにしているとともに、十分
なパッキング効果を得るために、突条8に至る外筒7の
肉厚を厚くしている。
【0011】このような注出筒Pにおいて、上記溝23
を形成する場合、円滑な引き裂き効果を得るためには、
その溝23を深くして十分な薄肉としなければならず、
必然的に、溝23が通り過ぎる突条部分23aは深くな
り、パッキング効果は得られず、内筒6と口部B内面か
ら漏れ出た液体がこの突条部分23aの溝23から外部
に漏れ出ることとなる(図20参照)。このため、ガラ
ス製包装容器においては、口部Bの内面製作精度の低さ
から、内筒6と口部B内面の間からの漏れが生じる恐れ
があるため、この溝23を有する注出筒Pは使用できな
い。
【0012】この発明は、上記実情の下、嵌合強度の低
下及び液体の漏れを招くことなく、包装容器口部から容
易に取外し得るようにすることを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、まず、外筒内面にその下縁から突条に
至って、半周以上その突条に沿って延びる引き裂き溝を
形成するとともに、この引き裂き溝に連続して突条下面
を横切る引き裂き溝を形成し、この溝を介して外筒下部
を半周以上欠如して、外筒下部の嵌合力をなくするとと
もに、突条の一部を欠如して突条の係止力の低下を図り
得るようにしたのである。これらの欠如により、嵌合力
が低下すると共に部分的に圧入個所がなくなり、外筒の
圧入が弛まり、注出筒を取外し易くなる。このとき、引
き裂き溝は、突条の下面を横切っているだけなので、突
条の圧接部の欠如は生じず、このため、製品が漏れ出る
こともない(実施例の図6、図9参照)。
【0014】つぎに、この発明は、口部開口縁の突条に
係止する内面突条外方に鍔部を形成し、取外し時には、
外筒上部を薄肉厚とし得るようにして、変形し易くする
とともに、その鍔部によりその薄肉厚としたことによる
嵌合部の強度不足を補うとともに、外筒下縁を口部に当
接させ、これらにより、嵌合強度を担保、すなわち上記
図18(b)矢印方向の力が作用しても注出筒が外れな
いようにしたのである。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態としては、
上筒の底面を、プルトップ式で開放可能な底板で塞ぎ、
前記上筒下縁に同一軸心で外筒と内筒を設け、その外筒
の内面突条を前記包装容器の口部開口縁の突条を乗り越
えて前記内外筒を包装容器の円形口部の内外面に圧入し
て、その包装容器に取付けられる打栓式プラスチック製
注出筒Pにおいて、前記外筒の内面に、その下縁から前
記内面突条に至って、半周以上その突条に沿って延びた
後、その突条の下面を横切る引き裂き溝が形成されてい
るとともに、その引き裂き溝の先に、さらに、外筒下縁
からその突条に至って突条の下面を横切る引き裂き溝が
形成されている構成を採用し得る。
【0016】この構成では、引き裂き溝に沿って外筒下
部を引き切ると、その引き切り片を外筒の半周以上形成
した後、やや上向きに引くことにより、突条を横切って
引き裂かれ、これにより、上記外筒の圧入が弛まり、さ
らに、その引き裂き片を引き上げることにより、注出筒
が包装容器の口部から取外し得る。このとき、十分に掴
み得る長さを引き裂き片が有するため、取外し力も十分
に加えることができる。
【0017】上記実施形態において、半周に亘る引き裂
き溝の突条下面の横切り、及び他の引き裂き溝の形成に
代えて、前記半周に亘る引き裂き溝の周方向途中に前記
鍔部に連結する舌片が形成されて、その舌片の両側内面
に前記引き裂き溝から突条下面を横切る引き裂き溝が形
成されている構成を採用し得る。
【0018】この構成では、舌片を引き上げて注出筒を
取外す。このとき、舌片が欠如された外筒下部の中程に
あれば、嵌合力が弛んだ部分の中程で抜き外し力が作用
するため、その取外し作用も容易である。
【0019】上記各実施形態において、上記外筒は、上
記内面突条から外方に鍔部が形成されているとともに、
この鍔部の外縁から下向きにスカート部が形成され、そ
のスカート部の下縁が包装容器の口部に当接するものと
し、かつ、上記各引き裂き溝はその鍔を経て前記内面突
条下面を横切るものとし得る。
【0020】
【実施例】図1乃至図6に一実施例を示し、この実施例
は、上述のプルトップ式のプラスチック製注出筒Pに係
り、従来と同様に、キャップ1が嵌まる上筒2の底面を
底板3で塞ぎ、この底板3上にプルトップ4を設け、こ
のプルトップ4を引き、切溝5を介し底板3の中央を除
去して注出可能とするものであり、底板3の下面には同
一軸心の内外筒6、7を有する。
【0021】外筒7は、上筒2下縁からほぼ均一な薄め
の(内筒6とほぼ同一の)肉厚で円弧状に膨出した後、
下向きとなり、その内面に包装容器の円形口部Bの開口
縁の突条10を乗り越えて係止する突条8が形成されて
おり、この突条8から外向きにやや肉厚の鍔部7aとな
って、その鍔部7a外縁から下向きにスカート部7bが
形成されたものである。そのスカート部7bの下縁内面
には口部Bの溝11に嵌合する突条9が形成されてお
り、図2に示すように、口部Bにその内外筒6、7を圧
入することにより、突条8が口部突条10を乗り越え係
止してパッキング効果が達成され、さらに、突条9が溝
11に係止して、この注出筒Pが口部Bに安定して取付
けられる。
【0022】外筒7(スカート部7b)の上部には引手
12が設けられ、外筒7内面にはその下縁から前記引手
12の付け根に至った後、鍔部7aまで半周以上、例え
ば周囲200度程度沿う断面V字状引き裂き溝13が形
成されている(図1、3参照)。この引き裂き溝13
は、半周以上至り、ひき続き鍔部7a及び突条8の下面
を横切っており、この引き裂き溝13の先に、さらに外
筒7下縁から鍔部7aに至って鍔部7a及び突条8の下
面を横切る引き裂き溝16が形成されている。
【0023】この実施例は以上の構成であり、いま、注
出筒Pが口部Bに取付けられた(打栓された)状態か
ら、引手12を掴んで周方向に引くと、図3、6に示す
ように、引き裂き溝13を介してスカート部7bが半周
以上剥がされる。図5(a)中、鎖線部分が引き裂かれ
面(部分)aである。この状態で、さらに、図6に示す
ように、引き裂き片Tを上方に引き上げると、引き裂き
溝13、16を介して鍔部7a及び突条8の一部が引き
千切られて欠如され、それらによる圧力保持力が低下す
る。このため、図6(b)実線から鎖線のごとく、引き
裂き片Tの引き上げに伴って突条8が突条10から外れ
て、注出筒Pが口部Bから取外される。このとき、引き
裂き片Tは長く、掴み部も多いため、引き上げ易い。
【0024】なお、図5(b)に示すように、引き裂き
溝13、16は鍔部7aと連続した突条8の下面に形成
されて、その突条8の下部の一部が欠如されても、この
突条8の接圧部全周が突条10に係止(圧接)されてい
るので、包装容器中の製品(液体)が漏れ出ることはな
い。
【0025】図7乃至図10には他の実施例を示し、こ
の実施例は、上記引き裂き溝13の周方向中程を逆台形
状に迂回させ、この迂回によって舌片14を形成し、そ
の舌片14の両端からは鍔部7a及び突条8を横切る断
面V字状引き裂き溝15を前記引き裂き溝13に連続し
て形成したものであり、引き裂き溝16は形成されてい
ない。
【0026】この実施例は、図8に示すように、引手1
2を掴んで周方向に引くと、舌片14を残してスカート
部7bが半周以上引き裂かれる。この状態で、図10に
示すように、舌片14を掴む等により上方に引き上げる
と、引き裂き溝15を介して鍔部7a及び突条8の一部
が引き千切られて欠如され、それらによる圧力保持力が
低下する。その舌片14の引き上げに伴って、突条8が
突条10から外れて、注出筒Pが口部Bから外れる。
【0027】なお、図9、10に示すように、前記実施
例と同様に、引き裂き溝13、15は突条8の下面に形
成されて、その突条8下部の一部が欠如されても、その
接圧部が欠如されていない全周で口部Bの突条10に係
止(圧接)するため、包装容器中の製品が漏れ出ること
はない。
【0028】上記両実施例は、外筒7(スカート部7
a)の下端突条9が口部Bの溝11に係止するようにし
たが、図11に示すように、スカート部7a下縁7bが
口部Bに当接するだけでも、矢印の外力を受けて注出筒
Pが不意に外れることを防止し得る。このため、突条9
の溝11への係止も請求の範囲にいう「当接」に含む。
このとき、口部Bの溝11も図示のごとく、省略し得
る。また、溝13、15、16の断面形状はV字状に限
らず、U字状などと、引き裂かれ得る形状ならばいずれ
でもよい。
【0029】また、引き裂き溝13、舌片14は、この
発明の作用を逸脱しない限度において適宜に変形でき、
その各例を図12乃至図15に示す。その図12のもの
は、引手12を外筒7下縁から延びる引き裂き溝13と
周方向の引き裂き溝13で囲まれる部分の頂部に設けた
ものであり、同図矢印のごとく、引手12を起こすと、
外筒7に連結する基部12bが撓んで両溝13、13の
衝合する部分を開口し、以後、溝13を介して引き裂
く。図13に示すものは、外筒7から突出する引手12
を形成せず、溝13に連続する切欠16を外筒7に形成
し、外筒7の一部を引手12としたものであり、その引
手12を引き、止め16aを欠如して溝13を介して引
き裂く。
【0030】図14のものは、図7の実施例において、
舌片14を引き裂き溝13の後部に形成したものであ
る。図15のものは、引手12による引裂きによって舌
片14を形成するのではなく、外筒7下縁に切欠17を
形成し、その切欠17及び溝15を介して舌片14を引
き上げる。
【0031】
【発明の効果】この発明は、以上のようにしたので、嵌
合強度の低下を招くこともなく、十分なパッキング効果
を保持し、使用後は包装容器から容易に取外し得るもの
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の取付け状態の斜視図
【図2】同取付状態の断面図
【図3】同実施例の作用説明図
【図4】同作用説明用断面図
【図5】(a)は同実施例の要部斜視図、(b)は同要
部切断斜視図
【図6】(a)は同作用説明用斜視図、(b)は同要部
断面図
【図7】他の実施例の取付け状態の斜視図
【図8】同実施例の作用説明図
【図9】同実施例の要部切断斜視図
【図10】(a)は同実施例の作用説明用斜視図、
(b)は同要部断面図
【図11】他の実施例の取付状態の断面図
【図12】他の実施例の斜視図
【図13】他の実施例の斜視図
【図14】他の実施例の斜視図
【図15】他の実施例の斜視図
【図16】従来例の斜視図
【図17】同従来例の切断正面図
【図18】注出筒の包装容器口部への取付作用説明図
【図19】従来例の斜視図
【図20】同従来例の要部斜視図
【符号の説明】
B 包装容器口部 P 注出筒 T 引き裂き片 1 キャップ 2 上筒 4 プルトップ片 6 内筒 7 外筒 7a 鍔部 7b スカート部 8 外筒内面突条 9 外筒下縁突条 10 口部側突条 11 係止溝 12 引き手 13、15、16 引き裂き溝 14 舌片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 47/12 B65D 47/36

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上筒2の底面を、プルトップ式で開放可
    能な底板3で塞ぎ、前記上筒2下縁に同一軸心で外筒7
    と内筒6を設け、その外筒7の内面突条8を前記包装容
    器の口部B開口縁の突条10を乗り越えて前記内外筒
    6、7を包装容器の円形口部Bの内外面に圧入して、そ
    の包装容器に取付けられる打栓式プラスチック製注出筒
    Pにおいて、 上記外筒7の内面に、その下縁から上記内面突条8に至
    って、半周以上その突条8に沿って延びた後、その突条
    8の下面を横切る引き裂き溝13が形成されているとと
    もに、その引き裂き溝13の先に、さらに、外筒7下縁
    から前記内面突条8に至ってその突条8の下面を横切る
    引き裂き溝16が形成されていることを特徴とする打栓
    式注出筒。
  2. 【請求項2】 上記外筒7は、上記内面突条8から外方
    に鍔部7aが形成されているとともに、この鍔部7aの
    外縁から下向きにスカート部7bが形成され、そのスカ
    ート部7bの下縁が上記包装容器の口部Bに当接するも
    のであり、 上記内面突条8に沿う引き裂き溝13は、上記鍔部7a
    に至って、半周以上その鍔部7aに沿って延び、それに
    ひき続き鍔部7a及び前記内面突条8の下面を横切って
    いるとともに、その引き裂き溝13の先の引き裂き溝1
    6は、外筒7下縁から鍔部7aに至ってその鍔部7a及
    び突条8の下面を横切っていることを特徴とする請求項
    1に記載の打栓式注出筒。
  3. 【請求項3】 上筒2の底面を、プルトップ式で開放可
    能な底板3で塞ぎ、前記上筒2下縁に同一軸心で外筒7
    と内筒6を設け、その外筒7の内面突条8を前記包装容
    器の口部B開口縁の突条10を乗り越えて前記内外筒
    6、7を包装容器の円形口部Bの内外面に圧入して、そ
    の包装容器に取付けられる打栓式プラスチック製注出筒
    Pにおいて、 上記外筒7の内面に、その下縁から上記内面突条8に至
    って、半周以上その突条8に沿って延びる引き裂き溝1
    3が形成され、その引き裂き溝13の周方向途中には前
    記内面突条8に連結する舌片14が形成されて、その舌
    片14の両側内面に前記引き裂き溝13から内面突条8
    の下面を横切る引き裂き溝15が形成されていることを
    特徴とする打栓式注出筒。
  4. 【請求項4】 上記外筒7は、上記内面突条8から外方
    に鍔部7aが形成されているとともに、この鍔部7aの
    外縁から下向きにスカート部7bが形成され、そのスカ
    ート部7bの下縁が上部包装容器の口部Bの当接するも
    のであり、上記内面突条8に沿う引き裂き溝13は、上
    記鍔部7aに至って、半周以上その鍔部7aに沿って延
    びており、上記舌片14の両側の引き裂き溝15は、前
    記鍔部7aから突条8の下面を横切っていることを特徴
    とする請求項3に記載の打栓式注出筒。
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