JP3208023B2 - ジャーポット - Google Patents

ジャーポット

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JP3208023B2
JP3208023B2 JP26059894A JP26059894A JP3208023B2 JP 3208023 B2 JP3208023 B2 JP 3208023B2 JP 26059894 A JP26059894 A JP 26059894A JP 26059894 A JP26059894 A JP 26059894A JP 3208023 B2 JP3208023 B2 JP 3208023B2
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浩司 山内
満章 山本
誠 岡崎
雄一 長谷川
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株式会社日立ホームテック
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベローズポンプと、電
動ポンプとを備え、電源がないときのエアー出湯と、電
源接続時の電動出湯ができる一般家庭などで使用するジ
ャーポットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ベローズポンプを押して容器内へ
空気を圧送して出湯させるエアー式ジャーポットが一般
的であるが、ポンプを何回も押す煩わしさを軽減するた
めスイッチを軽く押すだけで電気的に作動する電動ポン
プまたは電動遠心ポンプを備えた電動式ジャーポットが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記エアー式ジャーポ
ットの操作性を向上させた電動式ジャーポットも、電源
がなければ出湯ができず電源のある場所でしか使用でき
ないという問題があった。この問題を解決するため充電
式の二次電池を備え、電源がないときは事前に充電した
二次電池から電源を供給する電動式ジャーポットが提供
されているが(例えば特開昭63−43619号公報、
実開平5−63419号公報参照)、従来の電動式ジャ
ーポットも同じであるが、電動ポンプを作動させる出湯
用スイッチが一つであり、スイッチの短絡故障等により
出湯操作をしないのに予期しない時に出湯するという異
常出湯の恐れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたもので、本体に内蔵した容器と、容
器内の湯を加熱するためのヒーターと、容器の上部開口
を覆う蓋と、容器底部に接続され本体内に納められた電
動ポンプと、ヒーターや電動ポンプ等を制御する制御基
板装置を備えたジャーポットにおいて、蓋上部に電動出
湯操作ボタンを設け、蓋閉時に蓋底部と対向する本体上
部に複数個の出湯用スイッチを設け、蓋内部の電動出湯
操作ボタンの下部に出湯アームを設けこの出湯アームと
連設されたアームシャフトを出湯用スイッチの上方に設
けて出湯操作伝達機構を構成し電動出湯操作ボタンを押
すと出湯アームが押されて下がるとアームシャフトを押
し下げアームシャフトの下方に突き出た複数個の棒状の
突起にて複数個の出湯用スイッチを同時に押すように
し、制御基板装置は電動出湯操作ボタンを押したとき出
湯操作伝達機構にて複数個の出湯用スイッチが同時に押
されているときのみ電動ポンプを動作させるものとし
た。
【0005】また、電動ポンプ内と、ポンプ出水パイプ
と、出湯経路と、さらに出湯口を接続して電動出湯経路
を構成し、電源が接続されているときに電動出湯操作ボ
タンを押したときは電動ポンプが作動して容器内の湯を
送り出し出湯口から出湯させるものとした。
【0006】
【作用】上記構成により、電動出湯操作ボタンを押すと
出湯アームが押されて下がるとアームシャフトを押し下
げアームシャフトの下方に突き出た複数個の棒状の突起
にて複数個の出湯用スイッチを同時に押し、制御基板装
置は電動出湯操作ボタンを押したとき出湯操作伝達機構
にて複数個の出湯用スイッチが同時に押されているとき
のみ電動ポンプを動作させる。したがって電源が接続さ
れているときに電動出湯操作ボタンを押したときは電動
ポンプが作動して容器内の湯を送り出し出湯口から出湯
させるが、出湯用スイッチの故障などにより電動出湯操
作ボタンを押さないのに一つの出湯用スイッチが導通し
ても制御基板装置は電動ポンプを作動させることはな
い。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
【0008】図1は本発明の一実施例を示すジャーポッ
トの概略断面図、図2は同じくジャーポットの要部拡大
断面図、図3は同じくジャーポットの底面部分断面図、
図4は同じくジャーポットの制御系統図である。
【0009】図1において、1は本体で、2は本体1に
内蔵され水や湯などの液体3を収納する容器である。4
は湯沸かしヒーター4a及び保温ヒーター4bからなる
ヒーターで、容器2外底面に押さえ板4cで装着され、
容器2内の液体3を加熱・保温する。5は容器2の外底
面中央部に装着された水温センサーで、容器2内の液体
3の温度を検知する。
【0010】6はヒンジ7を中心に回動自在に本体1の
上部開口に着脱自在に載置された蓋で、この蓋6の下側
開口には裏蓋8が装着され、さらに裏蓋8の下面を覆う
ようにステンレス鋼板製の裏蓋カバー9が装着固定され
ている。10は蓋6内に納められたベローズポンプで、
蓋6上部に設けられたプッシュプレート11の押圧に連
動して押圧され圧縮される。12は前記ベローズポンプ
10の上部中央に設けられたべローズ吸気弁で、プッシ
ュプレート11が押圧されるとべローズポンプ10の上
部を閉塞し、プッシュプレート11が押圧されていない
ときはべローズポンプ10の上部を開放してべローズポ
ンプ10内に空気を取り入れる。13はべローズ吸気弁
12の下に設けられたべローズシャフトで、べローズポ
ンプ10の上下動に連動して動作する。
【0011】14は前記ベローズシャフト13の下端に
取り付けられた切り換え弁で、15は裏蓋8内に形成さ
れた蒸気通路で、16は蒸気通路15に連通して蓋6上
部に形成された蒸気孔である。プッシュプレート11が
押圧されたとき切り換え弁14が下がって容器2と蒸気
通路15間を閉塞してべローズポンプ10と容器2内を
連通し、プッシュプレート11が押圧されないとき切り
換え弁14が上がって蒸気通路15を介し容器2と蒸気
孔16間を連通し沸騰した蒸気を逃がす。
【0012】17はジャーポットが転倒したとき容器2
内の湯3が流出しないように裏蓋8内に設けられたステ
ンレス球製の蓋転倒流水防止弁、18は蓋6と容器2間
を気密に保つフタパッキンである。19は蓋6の回動に
よる開閉を操作する蓋ロックレバーである。20は前記
蓋ロックレバー19に連動し蓋6のロックを固定または
解除するスライドピースである。
【0013】21は容器2内壁上部に設けられた容器満
水線で、22は容器2内の湯3を出湯させる透明ガラス
管の出湯経路で、23はジャーポットが転倒したとき湯
3が流出しないように出湯経路22の下流に設けられた
セラミック製の本体転倒流水防止弁で、24は本体1上
部に設けられた出湯口である。25は本体1底部の底枠
で、この底枠25前面部には表示および再沸騰などの操
作スイッチ(図示せず)を設けたパネル26が配設され
ている。27はマグネットプラグからの商用電源を受け
る底枠25後面部に設けられたプラグ受けである。28
は本体1内パネル26近傍に設けられジャーポットを制
御する1チップマイコンを含む制御基板装置である。
【0014】29は蓋6上部に設けられた電動出湯操作
ボタンである。30は電動出湯操作ボタン29下方に設
けられた出湯アームで、電動出湯操作ボタン29を押す
ことにより下に押し下げられ、電動出湯操作ボタン29
を押さないときにはスプリングにより押し上げられる構
造となっている。31は出湯アーム30と連設されたア
ームシャフトで、出湯アーム30が押されて下がるとス
プリングを介して下がり、蓋6底部より棒状の突起を突
き出すよう構成されており、また所定の荷重以上の力が
加わった場合には上記スプリングにより突き出し量が制
限されるようクッション性を設けてあり、またこのアー
ムシャフト31の突起部は2個あり、同時に上下する。
したがって出湯アーム30とアームシャフト31にて出
湯操作伝達機構を構成している。
【0015】32は蓋6上部のプッシュプレート11の
近傍に設けられた出湯操作ストッパーで、プッシュプレ
ート11を押さないときや電動出湯操作ボタン29を押
さないときはこれら両方をロックして不意の事故を防止
する。この出湯操作ストッパー32の操作部を操作する
ことによりプッシュプレート11の外周に設けられた係
止用凸部11aに出湯操作ストッパー32の内周に設け
られた係止用凸部32aが嵌合してプッシュプレート1
1の動作を止め、さらに電動出湯操作ボタン29を操作
すると押し込まれる出湯アーム30の係止用凸部30a
に出湯操作ストッパー32の出湯アーム30側に設けら
れた係止用凸部32bが嵌合して電動出湯操作ボタン2
9をロックする。
【0016】図1及び図2において、33は本体1上部
の蓋6の底部と対向した部分に置かれたスイッチパッキ
ンで、本体2内部に水が浸入しないように挟持されてい
る。34はスイッチパッキン33の下部に置かれたマイ
クロスイッチからなる出湯用スイッチ(以下マイクロス
イッチと記す)で、前記アームシャフト31の突起部に
てスイッチパッキン33の上部を押されるとスイッチパ
ッキン33がたわんで、このマイクロスイッチ34を押
すようになっている。またマイクロスイッチ34は直列
に2個接続され、2個のマイクロスイッチ34が押され
ないとONしないように構成されている。35はマイク
ロスイッチ34を固定するマイクロスイッチホルダー
で、本体1上部とこのマイクロスイッチホルダー35間
でスイッチパッキン33を挟持している。
【0017】図1及び図3において、36は本体1底部
におかれ容器2内の湯3を汲み出す電動ポンプである。
37は容器2底部の出水口と電動ポンプ36の給水口と
を接続するポンプ給水パイプで、38は電動ポンプ36
の出水口と出湯経路22とを接続するポンプ出水パイプ
である。39はポンプ給水パイプ37とポンプ出水パイ
プ38間に設けられた弁パイプで、ポンプ給水パイプ3
7側からポンプ出水パイプ38側へは水を通すが、逆の
ポンプ出水パイプ38側からポンプ給水パイプ37側へ
は水を通さない弁を有している。
【0018】図4の制御系統図において、40は制御基
板装置28内に設けられ1チップマイコンにより構成さ
れ、入出力及び所定のプログラムによりジャーポットの
制御を行う制御装置である。41は水温センサー5で検
知した温度に対応したアナログ電圧をデジタル量に変換
して制御装置40へ入力するAD変換装置で、42はパ
ネル26に置かれ、保温中の湯を沸騰させるときに押す
再沸騰スイッチである。43は再沸騰スイッチ42と同
様にパネル26に置かれ、湯沸かし中か保温中かを表示
する表示ランプ44を制御する表示制御装置である。4
5は湯沸かし用の比較的大きな電力の湯沸かしヒーター
4aを制御する湯沸かしヒーター制御装置で、46は保
温時に容器2内の湯3の温度を所定の温度に保つための
比較的小さな電力の保温ヒーター4bを制御する保温ヒ
ーター制御装置である。47は2個のマイクロスイッチ
34が押されたとき電動ポンプ36を動作させるよう制
御する電動ポンプ制御装置である。
【0019】次に上記構成からなる本実施例の作用につ
いて説明する。
【0020】容器2に水3を入れプラグ受け27に商用
電源に接続された器具用プラグ(図示せず)を挿入する
と制御基板装置28に通電され、所定のプログラムに従
い湯沸かしが行なわれる。制御装置40は初期通電時の
水温センサー5の検知温度が約90℃未満の時は湯沸か
し制御になり、約90℃以上の時は保温制御になるよう
プログラムされている。通常、最初は水温が低いので湯
沸かし制御が開始され、湯沸かしヒーター制御装置45
によりヒーター4中の湯沸かしヒーター4aに通電さ
れ、容器2底部より加熱が開始される。
【0021】やがて容器2内の水3が沸騰すると温度上
昇しなくなるため、水温センサー5の検知温度上昇も小
さくなる。制御装置40は湯沸かし制御中でしかも水温
センサー5の検知温度が約90℃以上において、所定の
時間内に定められた温度上昇が得られなかったときは、
保温制御に移行するようにプログラムされている。この
ため前記のように湯沸かし制御中に容器2内の湯3が沸
騰して水温センサー5の検知温度上昇が小さくなると、
制御装置40は沸騰を検知して、湯沸かし制御から保温
制御に移行させる。保温制御に移行すると湯沸かしヒー
ター制御装置45により湯沸かしヒーター4aへの通電
を停止する。
【0022】やがて湯温が僅かずつ降下し水温センサー
5の検知温度が約95℃未満になると、制御装置40は
保温ヒーター制御装置46により保温ヒーター4bへ通
電を開始させ容器2内の湯3を加熱し、また水温センサ
ー5の検知温度が約96℃以上になると保温ヒーター制
御装置46により保温ヒーター4bへ通電を停止するよ
うにプログラムされている。このため前記のように保温
制御中に湯温が僅かずつ降下し、水温センサー5の検知
温度が約95℃未満になると、保温ヒーター制御装置4
6により保温ヒーター4bへ通電し、湯温を上昇させ、
水温センサー5の検知温度が約96℃まで温度上昇する
と保温ヒーター4bへの通電を停止する動作を繰り返し
行い、容器2内の湯3を約95℃から96℃の間で保温
する。
【0023】制御装置40は保温制御中に水温センサー
5の検知温度が約90℃未満になったとき、または保温
制御中に再沸騰スイッチ42を押したときには湯沸かし
制御に移行するようプログラムされている。このため容
器2内に水を追加した場合や、高温の湯を得るため再沸
騰スイッチ42を押したときは、前記同様の湯沸かし制
御を行い、さらに沸騰検知を行った後に保温制御になる
という動作を行う。
【0024】また制御装置40は表示制御装置43を制
御し、表示ランプ44に湯沸かし制御中は湯沸かしラン
プを点灯させ、保温制御中は保温ランプを点灯させるよ
うプログラムされている。
【0025】次に出湯動作は下記のように行われる。
【0026】手動で容器2内の湯3を出湯するときは、
出湯操作ストッパー32を解除して蓋6上部のプッシュ
プレート11を軽く押し下げると、ベローズ吸気弁12
が閉じべローズポンプ10上部が密閉されるとともに、
さらに切り換え弁14が下降し蒸気通路15が閉塞さ
れ、これによりべローズポンプ10と容器2内は連通さ
れ、べローズポンプ10の空気が容器2内に圧送されて
容器2内の圧力を高め、容器2内の圧力が上昇する。こ
のため出湯経路22内の湯3が押し上げられて、やがて
出湯口24より出湯がはじまる。
【0027】このときの湯の通路であるエアー出湯経路
は、容器2底部の出水口から、ポンプ給水パイプ37、
電動ポンプ36内、ポンプ出水パイプ38さらに出湯経
路22を通って出湯口24から出湯する経路と、ポンプ
給水パイプ37から、ポンプ給水パイプ37側からポン
プ出水パイプ38側へのみ湯を流し逆へは流さない弁を
有する弁パイプ39、ポンプ出水パイプ38へ流れて同
様に出湯口24から出湯する経路があり、電動ポンプ3
6内を通る経路と弁パイプ39を通るバイパス経路の並
列経路となっているので出湯抵抗が少なくなっている。
【0028】電源が接続されていないときは、プッシュ
プレート11を介してべローズポンプ10の押圧を繰り
返すことにより所望の量の湯3が出湯可能である。所望
の量の湯3が得られたら、押圧しているプッシュプレー
ト11から手を離すとべローズ吸気弁12が開きべロー
ズポンプ10内及び容器2内は大気圧となり出湯は停止
する。
【0029】ジャーポットに電源が接続されているとき
は、蓋6上部の電動出湯操作ボタン29を押すと、出湯
アーム30も下に押し下げられ、スプリングを介したア
ームシャフト31の2個の突起部が蓋6下部から突出す
る。蓋6からアームシャフト31の突起部が突き出てく
ると、アームシャフト31の突起部にてスイッチパッキ
ン33の上部を押されるとスイッチパッキン33がたわ
んで、その下に置かれている2個直列に接続されたマイ
クロスイッチ34を押す。2個のマイクロスイッチ34
が両方共押されると、電動ポンプ制御装置47は電源を
供給し電動ポンプ36を作動させ、電動出湯経路を構成
する容器2底部の出水口を介してポンプ給水パイプ37
から湯3を電動ポンプ36内に吸いポンプ出水パイプ3
8側へ送り出湯経路22を通って出湯口24から出湯
し、その出湯が継続され、容器2内の湯3を出湯口24
から出湯し続ける。
【0030】またこのときポンプ給水パイプ37とポン
プ出水パイプ38間に設けられた弁パイプ39はポンプ
出水パイプ38側からポンプ給水パイプ37側には湯を
流さないよう弁が働くため逆流することなく湯を送るこ
とができる。
【0031】プッシュプレート11を押さないときや電
動出湯操作ボタン29を押さないときなど、出湯操作ス
トッパー32の操作部を操作することによりプッシュプ
レート11の外周に設けられた係止用凸部11aに出湯
操作ストッパー32の内周に設けられた係止用凸部32
aが嵌合してプッシュプレート11の動作を止め、さら
に電動出湯操作ボタン29を操作すると押し込まれる出
湯アーム30の係止用凸部30aに出湯操作ストッパー
32の出湯アーム30側に設けられた係止用凸部32b
が嵌合して電動出湯操作ボタン29をロックする。
【0032】従って出湯を止めた後は、出湯操作ストッ
パー32をロックするとプッシュプレート11と、電動
出湯操作ボタン29の押し込みができなくなるため、安
全が確保できる。
【0033】
【発明の効果】以上本発明によれば、蓋上部に電動出湯
操作ボタンを設け、本体上部に複数個の出湯用スイッチ
を設け、蓋内部に電動出湯操作ボタンを押すと複数個の
出湯用スイッチを同時に押す出湯操作伝達機構を設け、
制御基板装置は電動出湯操作ボタンを押したとき出湯操
作伝達機構にて複数個の出湯用スイッチが同時に押され
ているときのみ電動ポンプを動作させるものとし、電動
ポンプを介する電動出湯経路を構成したから、従来のご
とく電源が接続されているときに電動出湯操作ボタンを
押すだけで電動ポンプが作動して容器内の湯を送り出し
出湯口から出湯できるとともに、出湯操作状況を本体側
に信頼性高く伝達し出湯用スイッチの故障等による予期
しない異常出湯を防止した安全なジャーポットを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すジャーポットの概略断
面図である。
【図2】同じくジャーポットの要部拡大断面図である。
【図3】同じくジャーポットの底面部分断面図である。
【図4】同じくジャーポットの制御系統図である。
【符号の説明】
1 本体 2 容器 3 湯、水(液体) 4 ヒーター 6 蓋 22 出湯経路 24 出湯口 28 制御基板装置 29 電動出湯操作ボタン 30 出湯アーム 31 アームシャフト 34 出湯用スイッチ 36 電動ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−253983(JP,A) 実開 平6−66525(JP,U) 実開 平5−88435(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 101

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(1)に内蔵した容器(2)と、容
    器(2)内の湯(3)を加熱するためのヒーター(4)
    と、容器(2)の上部開口を覆う蓋(6)と、本体
    (1)内の容器(2)底部に納められた電動ポンプ(3
    6)と、ヒーター(4)や電動ポンプ(36)等を制御
    する制御基板装置(28)を備えたジャーポットにおい
    て、前記蓋(6)上部に電動出湯操作ボタン(29)を
    設け、蓋(6)閉時に蓋(6)底部と対向する本体
    (1)上部に複数個の出湯用スイッチ(34)を設け、
    電動出湯操作ボタン(29)を押すと出湯用スイッチ
    (34)を押すように構成した出湯操作伝達機構を設
    け、前記制御基板装置(28)は電動出湯操作ボタン
    (29)を押したとき出湯操作伝達機構にて複数個の出
    湯用スイッチ(34)が同時に押され電動ポンプ(3
    6)を動作させるものとしたことを特徴とするジャーポ
    ット。
  2. 【請求項2】 前記出湯操作伝達機構は、蓋(6)内部
    の電動出湯操作ボタン(29)の下部に設けられた出湯
    アーム(30)と、この出湯アーム(30)と連設され
    出湯用スイッチ(34)の上方に設けられたアームシャ
    フト(31)からなり、電動出湯操作ボタン(29)を
    押すと出湯アーム(30)が押されて下がり、アームシ
    ャフト(31)を押し下げ、アームシャフト(31)の
    下方に突き出た複数個の棒状の突起にて複数個の出湯用
    スイッチ(34)を同時に押す構成とした請求項1記載
    のジャーポット。
  3. 【請求項3】 前記容器(2)底部から電動ポンプ(3
    6)を経て出湯口(24)に至る電動出湯経路を構成
    し、電動出湯操作ボタン(29)を押したときは電動ポ
    ンプ(36)が作動して容器(2)内の湯(3)を送り
    出し出湯口(24)から出湯させるものとしたことを特
    徴とする請求項1または2記載のジャーポット。
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