JP3207789U - パレット一体型コンテナ - Google Patents

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小島 慶久
慶久 小島
俊樹 伊東
俊樹 伊東
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中央紙器工業株式会社
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Abstract

【課題】かなりの重量物を収納でき、輸送中に外側から外力が加わっても凹むことのない段ボール製のパレット一体型コンテナを提供する。【解決手段】このパレット一体型コンテナ100Aは、天板の裏面にフォークリフトのフォークが挿入可能に桁部材を備えたパレット101A上に、使用時に立設して箱状に組み立てる左右側壁50と前後側壁40が折り畳まれている。左右側壁50は、下端側に備えた天板側へ直角に曲がる底貼着片54を天板に糊着され、該天板の表面左右中央には、上方へ突出する起立片を両端部に備えるとともに、左右方向に折り畳まれる重ね板片を連設した渡し板20Aが前後方向に載置され、前後側壁40は渡し板の起立片の内側で、折り畳まれた重ね板片の外側に立設される。【選択図】図1

Description

本考案はパレット一体型のコンテナに係り、特にパレットおよびコンテナとも段ボール製であるものに関する。
パレット一体型のコンテナは、部品の保管や運搬にフォークリフトを使用できるようにしたもので、出願人は、先にコンテナを折りたたんで平らな状態で部品メーカに搬送し、部品メーカで立体的に組み立てて部品を収納するようにしたものを開発している(特許文献1)。
特許文献1のパレット一体型コンテナは、図7に示すように、天板10の裏面に桁部材30を固設したパレット101の上に、左右側壁50と前後側壁40を立設して囲ったものである。
この取り付け構造は図8に示すように、左右側壁50はその下端を天板10に貼着して立設し、前後側壁40は、天板10に渡し板20を配設し、渡し板20の起立片22の内側に係合させて立設している。そして、左右側壁50と前後側壁40の側端同士を互いにテープで連結している。
特開2011-51638号公報
特許文献1のパレット一体型コンテナは、自動車のバンパーなど重量の大きな部品の収納に使用されており、輸送中の振動などで収納物が移動しても、渡し板の起立片が前後側壁に係合し外側へ膨らむことはほとんどない。しかしながら、外側から前後側壁が押されると、内側へ凹んでしまうという問題が指摘されている。
本考案は、かなりの重量物を収納でき、輸送中に外側から外力が加わっても凹むことのない段ボール製のパレットコンテナを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本考案のパレットコンテナは、次のように構成した。すなわち、天板の裏面にフォークリフトのフォークが挿入可能に桁部材を備えたパレット上に、左右側壁と前後側壁とを使用時に立設して箱状に組み立てる段ボール製のパレット一体型コンテナにおいて、該左右側壁は、これに備えた天板側へ直角に曲がる底貼着片を該天板に糊着して折り畳まれ、該天板の表面左右中央には、上方へ突出する起立片を両端部に備えるとともに、左右方向に折り畳まれる重ね板片を連設した渡し板が前後方向に載置され、該前後側壁は該渡し板の起立片の内側で、折り畳まれた重ね板片の外側に立設されることを特徴としている。
パレットの構成は特に限定しない。天板の裏面に桁部材を貼着しただけのものでもよいし、更に桁部材の下部に下板を貼着したものでもよい。なお、桁部材は、天板に載置される渡し板の下方には必ず設けるとよい。
コンテナは、収納する製品の大きさや重量によって、前後側壁および左右側壁の強度を配慮し、適宜補強するとよい。例えば、請求項2に記載のように、前後側壁の両側端に内側へ直角に折り曲げて貼着した補強片を付設し、四隅の部分を強くするのも有効である。 左右側壁は、下端に天板に貼着される貼着片を設け、起立させるだけで立設される。
前後側壁は、渡し板の起立片を立設しその内側に立て、重ね板片を折りたたみ、側端面を左右側壁にテープで貼着することにより組み立てられる。なお、重ね板片は例えば、中央部を切り取り上端側と下端側に配置するなど一枚板でなくてもよい。
本考案に係る段ボール製のパレット一体型コンテナによれば、渡し板を天板に設置することにより、前後側壁は、起立片と折り畳まれた重ね板片の端部との間に嵌合するので、外側方向のみならず、内側方向にも移動が規制され、搬送中の振動やものにあたっても凹むことがない。
しかも、このために追加される作業が簡単でほとんど時間がかからない。
また、請求項2に記載のように、前後側壁の両側端に内側へ直角に折り曲げて貼着した補強片を付設すれば、コンテナの四隅の部分が補強され、丈夫なコンテナとなる。
本考案の実施の形態であるパレット一体型コンテナの全体斜視図である。 同上、前後側壁の平面図である。 同上、左右側壁の平面図である。 同上、渡し板の平面図である。 同上、パレット101Aの斜視図である。 同上、コンテナを組み立てる途中の状態を示す斜視図である。 従来のパレット一体型コンテナの全体斜視図である。 同上、渡し板の取り付け状態を示す斜視図である。
本考案の実施の形態について、図1〜図6を参照しながら説明する。なお、正面図、側面図、断面図及び斜視図における上下を上下方向と称し、左右を左右方向と称する。
本考案のパレット一体型コンテナ100Aは、図7に示した従来のものとほぼ同じで、図1に示すように、前後側壁40と左右側壁50とからなり全体が直方体状であり、パレット101Aの上にコンテナ102Aが一体的に固着されている。そして、コンテナ102A内の底部には渡し板20Aが設けられている。
パレット101Aは図5に示すように、扁平な矩形状であり、桁部材30が天板10と底板11によって挟持され、前後方向、左右方向ともフォークリフトのフォークが挿入できるように配置されている。なお、桁部材30は、渡し板20Aが置かれる天板10の左右方向中央部には必ず設けられている。
コンテナ102Aは、パレット101Aの上方に前後側壁40、40と左右側壁50、50によって直方体状に四方が囲われている。
前後側壁40は、図2に示す前後側壁片41を、左右側壁50は、図3に示す左右側壁片51を立設することにより作られる。
前後側壁片41は、平板状で上部に断続する二重折り目Eが、両側端近傍に縦の折り目D,Dが設けられ、フラップ43と補強片44、44が形成されている。
また、左右側壁片51は、平板状で上部に断続折り目B、下部に断続折り目Cが水平に設けられ、両側端近傍に縦の折り目AAが設けられ、フラップ53と補強片52,52と、底貼着片54が形成されている。また、フラップ53には両側端付近に折り目Hが設けられ、補助片56が形成されている。
渡し板20Aは、図4に示すように、渡し板片26と折り目Gを介して連設された重ね板片27からなる平板状のものである。渡し板片26は、両端部に折り目Fと切れ目dにより、先端側がT字状に起立する起立片26aを備えている。なお、26c、27cは抜き穴である。
パレット一体型コンテナ100Aは、以上の部品で構成され、前後側壁40、左右側壁50および渡し板20Aをパレット101A上に重ねた扁平な状態で、これを使用する例えば部品メーカへ送られる。そして、部品メーカでは、パレット一体型コンテナ100Aを随時組み立て、部品が積み込まれる。
部品メーカへ送られるときの状態への作業は、パレット101Aの天板10の左右端に左右側壁50の底貼着片54を貼着し、補強片52を折り目Aから折りたたみ、さらに折り目Cから左右側壁片51を天板10上に左右とも折りたたむ。
次いで、前後側壁40、40の両側端側の補強片44を折り目Dから内側へ折り曲げて前後側壁片41へ貼着し、前記折り畳まれた左右側壁50の上に重ねて載置する。渡し板20Aは適宜間に挟んで置けば良い。
部品メーカへは、この状態のものを多段積みにして輸送する。
部品メーカでは、前後側壁片41と渡し板20Aを外し、天板10の左右端部に糊着した左右側壁50を底貼着片54の折り目Dの部位から直立させ、同時に前後の補助片52、52を折り目B、Bから直角に拡げる。
次に、天板10の左右中央部に渡し板20Aを置き、前後端の起立片26a、26aを起立させ、垂下片26b、26bが天板10の端部外側に接するように配置する。
次いで、前後側壁片41を天板10の後端部に起立した起立片26aの内側に立設する。なお、この時、左右側壁片51の補強片52が内側になるようにする。これで、図6の状態となる。そして、重ね板片27を折り目Gから渡し板片26へ重ね、前後側壁40と左右側壁50の端部を接着テープTで固着する。
収納する部品が大きな場合(例えば、自動車のバンパー)は、この状態、すなわち、前面の前後側壁40が組み付けられていない状態で、部品を積み込むが、この際、収納する人は天板10上に踏み込むことになるが、このときは、渡し板20Aの上を歩くようにする。
天板10の中央の渡し板20Aの裏側は桁部材30が設けられているので強度が強く底抜けするようなことがない。
部品を積み込んだら、手前の前後側壁40を渡し板20Aの手前の起立片26aの内側で重ね板片27の端部外側になるように位置させて立設し、前後側壁40と左右側壁50の端部を接着テープTで固着する。
次いで、四方の側壁からフラップ43、43及びフラップ53、53を夫々内側へ直角に折り曲げる。これにより、コンテナ102Aの開口部に平面部が確保されるので、パレット一体型コンテナ100Aをする際に、安定した段積みができる。
100 パレット一体型コンテナ
100A パレット一体型コンテナ
101 パレット
101A パレット
102 コンテナ
102A コンテナ
10 天板
11 底板
20 渡し板
20A 渡し板
21 水平板、22 起立片、23 垂下片
26 渡し板片 26a 起立片
26b 垂下片 26c 孔
27 重ね板片 27c 孔
30 桁部材
40 前後側壁 41 前後側壁片
43 フラップ 44 補強片
50 左右側壁 51 左右側壁片
52 補強片、53 フラップ、54 底貼着片
55 突片、56 補助片
A〜G 折り目
T 接着テープ

Claims (2)

  1. 天板の裏面にフォークリフトのフォークが挿入可能に桁部材を備えたパレット上に、左右側壁と前後側壁とを使用時に立設して箱状に組み立てる段ボール製のパレット一体型コンテナにおいて、該左右側壁は、これに備えた天板側へ直角に曲がる底貼着片を該天板に糊着して折り畳まれ、該天板の表面左右中央には、上方へ突出する起立片を両端部に備えるとともに、左右方向に折り畳まれる重ね板片を連設した渡し板が前後方向に載置され、該前後側壁は該渡し板の起立片の内側で、折り畳まれた重ね板片の外側に立設されることを特徴とするパレット一体型コンテナ。
  2. 前記前後側壁の両側端には内側へ直角に折り曲げて貼着した補強片が付設されたことを特徴とする請求項1記載のパレット一体型コンテナ。
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