JP3206815U - 台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの使用状態の間で切り替えられる台車を提供する。【解決手段】第1のフレーム2と、第1の接続端部25に接続されている切替装置4と、第2の接続端部312を有し、切替装置4に接続されている第2のフレーム3と、設置端部に設置されている第1の車輪機構5と、第1の接続端部25または第2の接続端部312に設置されている第2の車輪機構6と、を備えており、第1のフレーム2と第2のフレーム3との少なくとも1つが、前後揺動可能に切替装置4に枢設されている上、切替装置4は、台車を、第1のフレーム2と第2のフレーム3とが、第1の車輪機構5及び第2の車輪機構6が共に走行できる位置に係止される第1の使用状態と、第1のフレーム2と第2のフレーム3とが、第1の車輪機構5のみが走行できる位置に係止される第2の使用状態と、の間で切り替える。【選択図】図9

Description

本考案は台車に関し、特に2つの使用状態の間で切り替える台車に関する。
従来の台車は、例えば、図1及び図2に示される。ここで、図1は従来の台車の第1の使用状態を示す側面図であり、従来の台車の第2の使用状態を示す側面図である。図1及び図2に示されるように、荷物支持面を有するように構成されている荷物支持フレーム11と、荷物支持フレーム11の走行面に向かう側に構成されている車輪機構12と、該荷物支持面と略直交するように荷物支持フレーム11の前端に設置されている荷物支持板14と、荷物支持フレーム11と所定の角度を成すように荷物支持フレーム11の後端に設置されている操縦フレーム15と、により構成される。
また、従来の台車は、荷物支持フレーム11が、図1に示されるように操縦フレーム15と略平行となり且つ操縦フレーム15を含むように設置されている第1の使用状態と、荷物支持フレーム11が、図2に示されるように、走行面と略平行となるように設置されている第2の使用状態と、の間で切り替えることができるように構成されている切替フレーム13と、により構成されている。
切替フレーム13は、一端が荷物支持フレーム11の前端に設置されている前車輪121に設置され、荷物支持フレーム11の後端へ延伸する第1のスリーブ131と、一端が第1のスリーブ131内に摺動自由に設置され、他端が、荷物支持フレーム11の後端に設置されている後車輪122に設置されている第2のスリーブ132と、両端のそれぞれが回転自由に荷物支持フレーム11の略中央部と切替フレーム13における後車輪122を連結する部分とに設置されている支持棒133と、を有するように構成されている。
該従来の台車を第2の使用状態から第1の使用状態に切り替える際に、第2のスリーブ132を第1のスリーブ131内に摺動すると共に、前車輪121を軸心として上方へ荷物支持フレーム11を揺動しながら、操縦フレーム15と略平行となり且つ操縦フレーム15を含む位置で荷物支持フレーム11を支持するように支持棒134を回動すると、該従来の台車が第1の使用状態になる。
しかし、該従来の台車は、第2の使用状態になると、後車輪122が後方への外力を受けることにより、該従来の台車が使用者の意図に反して第1の使用状態に戻りやすいので、荷物支持フレーム11の第1の使用状態に戻る回動により使用者が怪我をする可能性がある。
上記問題点に鑑みて、本考案は、2つの使用状態を共に安全に維持できる台車の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本考案は、荷物を支持しながら、走行面の上を走行することができる台車であって、荷物を下から支持することができる荷物支持面を有する上、後端部に第1の接続端部がなり、前端部に設置端部がなるように構成されている第1のフレームと、前記第1の接続端部に接続されている切替装置と、一端部が第2の接続端部となる上、前記切替装置に、前記第1のフレームに対して回動できるように接続されている第2のフレームと、前記設置端部に設置されている第1の車輪機構と、前記第1の接続端部及び前記第2の接続端部のいずれかに設置されている第2の車輪機構と、を備えており、前記第1のフレームと前記第2のフレームとの少なくとも1つが、前後揺動可能に前記切替装置に枢設されていて一つの揺動面になっている上、前記切替装置は、更に、前記揺動により、台車を、前記第1のフレームと前記第2のフレームとが、第1の所定角度を成しながら、前記第1の車輪機構及び前記第2の車輪機構が共に前記走行面に接触して走行できる位置に係止される第1の使用状態と、前記第1のフレームと前記第2のフレームとが、前記第1の所定角度より大きい第2の所定角度を成しながら、前記第2の車輪機構が前記走行面に接触せず、前記第1の車輪機構のみが前記走行面に接触して走行できる位置に係止される第2の使用状態と、の間に切り替えることができるように構成されていることを特徴とする台車を提供する。
上記構成により、本考案の台車は、切替装置により、第1のフレームと第2のフレームとが、第1の所定角度を成しながら、第1の車輪機構及び第2の車輪機構が共に前記走行面に接触して走行できる第1の使用状態の位置に、及び、第1のフレームと第2のフレームとが、第1の所定角度より大きい第2の所定角度を成しながら、第2の車輪機構が前記走行面に接触せず、第1の車輪機構のみが前記走行面に接触して走行できる第2の使用状態位置に、第1のフレームと第2のフレームとを係止することができるので、従来の台車のように台車が使用者の意に反して他の使用状態に切り替えることを防止でき、使用者が台車の使用状態の切替により怪我をする可能性が大幅に低減する。
従来の台車の第1の使用状態を示す側面図である。 上記従来の台車の第2の使用状態を示す側面図である。 本考案の台車の第1の実施形態の収納状態を示す上面図である。 上記実施形態の台車の収納状態を示す下面図である。 上記実施形態の台車の収納状態を示す側面図である。 上記実施形態の台車の切替装置4を示す部分断面図である。 上記実施形態の台車の第1の車輪機構を示す部分側面図である。 上記実施形態の台車の第1の使用状態を示す側面図である。 上記実施形態の台車の第2の使用状態を示す側面図である。 上記実施形態の台車の第1の車輪機構が走行位置に位置することを示す部分側面図である。 上記実施形態の台車が収納状態から第1の使用状態に切り替えることを示す側面図である。 上記実施形態の台車が第1の使用状態に係止することを示す部分断面図である。 上記実施形態の台車の第2の使用状態を示す側面図である。 上記実施形態の台車が第2の使用状態に係止することを示す部分断面図である。 本考案の台車の第2の実施形態の収納状態を示す側面図である。 上記実施形態の台車の第1の使用状態を示す側面図である。 上記実施形態の台車の第2の使用状態を示す側面図である。 本考案の台車の第3の実施形態を示す部品分解図である。 上記実施形態の台車の収納状態を示す側面図である。 上記実施形態の台車の第1の使用状態を示す側面図である。 上記実施形態の台車の第2の使用状態を示す側面図である。 上記実施形態の台車の第2の使用状態で荷物を支持することを示す側面図である。
以下、各図面を参照しながら、本考案の台車について詳しく説明する。
図8は上記実施形態の台車の第1の使用状態を示す側面図であり、図9は上記実施形態の台車の第2の使用状態を示す側面図である。
本考案の台車は、図8に示されるように、荷物を支持しながら、走行面の上を走行することができる台車であって、荷物を下から支持することができる荷物支持面27を有する上、後端部に第1の接続端部25を有し前端部に設置端部26を有する第1のフレーム2と、第1の接続端部25に接続されている切替装置4と、一端部に第2の接続端部312を有すると共に切替装置4を介して、第1のフレーム2に対して回動できるように接続されている第2のフレーム3と、設置端部26に設置されている第1の車輪機構5と、第1の接続端部25及び第2の接続端部312のいずれかに設置されている第2の車輪機構6と、を備えている。
第1のフレーム2と第2のフレーム3との少なくとも1つが、第1の接続端部25側へ、または、設置端部26側へ前後揺動可能に切替装置4に枢設されていて一つの揺動面になっている上、切替装置4は、更に、前記揺動により、台車を第1の使用状態と第2の使用状態との間で切り替えることができるように構成されている。
第1の使用状態では、図8に示されるように、第1のフレーム2と第2のフレーム3とは、第1の所定角度を成しながら、第1の車輪機構5及び第2の車輪機構6が共に走行面に接触して走行できる位置に係止される。
第2の使用状態では、図9に示されるように、第1のフレーム2と第2のフレーム3とは、前記第1の所定角度より大きい第2の所定角度を成しながら、第2の車輪機構6が走行面に接触せず、第1の車輪機構5のみが走行面に接触して走行できる位置に係止される。
以下、本考案の各実施形態について詳しく説明する。
<第1の実施形態>
本考案の第1の実施形態の台車は上記の構成を有する上、下記の様な構成を更に有している。
図3は本考案の台車の第1の実施形態の収納状態を示す上面図であり、図4は上記実施形態の台車の収納状態を示す下面図であり、図5は上記実施形態の台車の収納状態を示す側面図である。
第1のフレーム2は、図3及び図4に示されるように、左右両側に設置端部26から第1の接続端部25まで互いに平行に延伸する一対の第1の側柱21と、一対の側柱21を連接するように、一対の側柱21の第1の接続端部25寄りの位置に固定されている横棒22と、図3に示された荷物支持面27を構成すると共に一対の側柱21の設置端部26寄りの位置に固定されている第1の支持板23と、位置決めフレーム232と、を備える。
また、第2の支持板24は、図5に示すように設置端部26を軸として第1のフレーム2に対して揺動すると共に、支持面を有し、前記支持面が荷物支持面27に対して水平となる折畳状態と、前記支持面が荷物支持面27と互いに略直交する使用状態との間で切り替えられる。
位置決めフレーム232は、図5に示すように第1の側柱21を介して荷物支持面27の反対側であって、第1の側柱21に隣接するように、且つ第1の支持板23から第1の接続端部25側へ延伸するように設けられると共に、第1の側柱21を介して荷物支持面27とは反対側に位置決め凹部233が形成される。
第2のフレーム3は、左右両側に一対の側柱21と平行に延伸する一対の第2の側柱31と、一対の第2の側柱31における第2の接続端部312とは反対側の端部を連接する把握棒311と、サポート面33(図8に参照)と、を有し、図9に示されるように、前記揺動により、第1のフレーム2と、前記第2の所定角度を成した時、サポート面33は第1のフレーム2の荷物支持面27の延伸線上に位置し、荷物支持面27と共に1つの平面を形成する。
切替装置4は、図5及び図6に示されるように、一対の係止部41と、一対の揺動部42と、嵌入制御部32とを有する。また、これらの部材を利用して第2のフレームの向きを切り替えることにより、前記第1の使用状態と、前記第2の使用状態と、前記第1のフレーム2の前記荷物支持面27と前記第2のフレーム3の前記サポート面33とが互いに略平行に且つ向かい合う位置関係となる収納状態と、の三つの状態の一つを選択できるように構成されている。
一対の係止部41は、一対の第1の側柱21のそれぞれの第1の接続端部25と固設されている。
一対の揺動部42は、図5に示すように、一対の第2の側柱31のそれぞれの第2の接続端部312を第1の頂点として側面視で略三角形となるように形成され、上述した略三角形の第2の頂点は上述した第1の頂点よりもサポート面33とは反対側に形成されると共に、第3の頂点は上述した第1のよりもサポート面33側に形成される。また、第3の頂点は係止部41に枢設され、この係止部41に枢設された第3の頂点を支点として、第2のフレーム3をサポート面33とは反対側に回動させることができる。なお、三角形の第1の頂点と第2の頂点を結ぶ周縁には凹部421が形成されている。
すなわち、一対の揺動部42は、一対の第2の側柱31それぞれの第2の接続端部312と、第2の接続端部312から前記揺動面に拡大し、且つ、前記揺動面と交差する周縁部となるように固設構成されている上、その拡大部の一箇所に係止部41に前記揺動面に前後揺動できるように枢設され、また、前記周縁部に凹部421が形成されている。
また、前記揺動面と交差する周縁部がなるように固設構成されている上、その拡大部の一箇所に係止部41に前記揺動面に前後揺動できるように枢設され、また、前記周縁部に凹部421が形成されている。
嵌入制御部32は、操作により揺動部42の凹部421へ嵌入又は離脱が可能な嵌入棒323を上述した三角形の第2の頂点に有し、且つ揺動部42及び一対の第2の側柱31に枢設されている。
嵌入制御部32は、図5及び図6に示されるように、一対の揺動部42に枢設されている部分から把握棒311に向かって延伸する一対の延伸棒321と、嵌入制御部32を回動することができるように一対の延伸部321の先端を連接する操縦棒322と、一対の揺動部42に枢設されている第1の頂点から先端が凹部421に沿って第2の頂点まで延伸する一対の連動棒324とを更に有する上、嵌入棒323が連動棒324の先端に固定される。
係止部41には、また、台車が前記第1の使用状態に切り替えられると、凹部421と重なる上、凹部421と共に嵌入棒323に嵌入されることにより、第2のフレーム3の前記サポート面33が第1のフレーム2の前記支持面と略直交する位置に係止する第1の係止凹部414と、台車が第2の使用状態に切り替えられると、凹部421と重なる上、凹部421と共に嵌入棒323に嵌入されることにより、第2のフレーム3のサポート面33が第1のフレーム2の荷物支持面27の延伸線上に、荷物支持面27と共に1つの面を形成する位置に係止させる第2の係止凹部415と、が形成されており、更に、バネ43が、嵌入棒323を、第1の係止凹部414または第2の係止凹部415に嵌入させる付勢力を付与するように設置されている。即ち、この実施形態において、前記第1の所定角度が略90度であり、前記第2の所定角度が略180度である。
この実施形態において、係止部41は、図6に示されるように、揺動部42の第3の頂点に枢設されている角を構成する2つの直線状周縁と、該2つの直線状周縁を連接し、第1の係止凹部414と第2の係止凹部415とが形成されている弧状周縁と、を有するように構成されている。該弧状周縁は、第1の係止凹部414に近い直線状周縁と第1の係止凹部414との間に第1の弧状周縁412と、第1の係止凹部414と、第1の係止凹部414と第2の係止凹部415との間に中間弧状周縁411と、第2の係止凹部415に近い直線状周縁と第2の係止凹部415との間に第2の弧状周縁413と、が形成されている。
この実施形態の台車の三つの状態を切り替える方法について説明する。例えば、前記収納状態から前記第1の使用状態に切り替える際に、図11に示されるように、第2のフレーム3を一対の揺動部42と共に、凹部421が第1の係止凹部414と重なるように回動すると、嵌入棒323が第1の弧状周縁412に当接して、第1の弧状周縁412に当接することにより嵌入棒323が第1の弧状周縁412に沿って凹部421から離脱され、そして、第2のフレーム3を一対の揺動部42と共に回動して、凹部421が第1の係止凹部414と重なると、図12に示されるように、嵌入棒323がバネ43の付勢力により、凹部421と第1の係止凹部414とに嵌入されて、台車が前記第1の使用状態になる。
または、使用者が嵌入制御部32の操縦棒322をサポート面33が構成されている側へ押して、嵌入制御部32が揺動部42に枢設されている部分を軸心として回動され、嵌入棒323が該回動により凹部421から離脱され、そして、第2のフレーム3を一対の揺動部42と共に、凹部421が第1の係止凹部414と重なるまでに回動した後、使用者が操縦棒322に対して押すことを停止すると、嵌入棒323がバネ43の付勢力により、凹部421と第1の係止凹部414とに嵌入されて、台車が前記第1の使用状態になる。
同じく、前記第1の使用状態から前記第2の使用状態に切り替える際に、使用者が嵌入棒323を凹部421及び第1の係止凹部414から離脱させ、そして、第2のフレーム3を一対の揺動部42と共に、凹部421が第2の係止凹部415と重なるまでに回動した後、嵌入棒323がバネ43の付勢力により凹部421と第2の係止凹部415とに嵌入されて、図13及び図14に示されるように、台車が前記第2の使用状態になる。台車が前記第2の使用状態になると、第2のフレーム3のサポート面33が第1のフレーム2の荷物支持面27の延伸面にありながら同じ側に面する位置に係止されるので、サポート面33が荷物支持面27と共に荷物を支持することができる。
第1の車輪機構5は、図7及び図10に示されるように、一対の揺動軸521と、一対の伝動部51と、制御部54と、一対の車輪手段55と、を有するように構成されている。
一対の揺動軸521は、一対の第1の側柱21のそれぞれの設置端部26に、一対の第1の側柱21と互いに平行となるように設置され、設置端部26よりの端部に連動ギア522が設置されている。
一対の伝動部51は、連動ギア522に噛み合うことができる伝動ギア511が形成されている回動端部512を有し、且つ回動端部512を軸心として回動するように構成されている。
制御部54は、一対の伝動部51の回動端部512の反対側の端部に、一対の伝動部51の回動を操作できるように連接されている。
一対の車輪手段55は、一対の揺動軸521に、図10に示されるように、前記走行面に沿って走行することができる走行位置と、図7に示されるように、荷物支持面27と略平行となる所定の横方向に並べられて前記走行面に沿って走行することができない停止位置と、の間で切り替えられ、且つ、一対の揺動軸521を軸心として揺動できるように設置されている一対の車輪枠52と、車輪枠52に、回転して前記走行面に沿って走行することができるように設置されている一対の車輪53と、を有するように構成されている。
更に、第1の車輪機構5は、伝動ギア511と連動ギア522とが噛み合って、一対の伝動部51が制御部54により回動されると、伝動ギア511が連動ギア522を連動させて、一対の車輪手段55を走行位置と停止位置との間に切り替えることができる。
この実施形態において、一対の車輪手段55を停止位置にさせる際、一対の伝動部51は、一対の揺動軸521から更に延伸するような位置関係となる。制御部54は、一対の伝動部51の前記反対側の端部の前記走行面に向かう側に連接されている。
この実施形態における台車の一対の車輪手段55が前記走行位置と前記停止位置との間で切り替える方法について説明する。一対の車輪手段55を停止位置から走行位置に切り替える際に、使用者が制御部54を設置端部26側へ押すと、伝動部51の伝動ギア511が回動端部512を軸心として回動し、連動ギア522が伝動ギア511の回動に連動して、一対の車輪手段55は停止位置から走行位置に移動する。その際に、制御部54の先端は第1のフレーム2の位置決め凹部233に嵌入して位置が決められている。
図9に示すように、第2の車輪機構6は、一対の第2の側柱31のそれぞれの第2の接続端部312を連接するように、一対の第2の側柱31に固定されている設置棒61と、設置棒61左右両側のそれぞれに、第2の側柱31の延伸方向を軸心として回転でき、且つ第2の側柱31の延伸方向に沿って延伸するように設置されている一対のキャスター62と、により構成されている。
上記の構成によれば、本考案の台車は、前記第1の使用状態に切り替えられると、切替装置4の嵌入棒323が凹部421及び第1の係止凹部414に嵌入されることにより、第1のフレーム2と第2のフレーム3とが互いに揺動できないように係止され、また、嵌入棒323がバネ43に付与されている付勢力によって、意図的に力を加えない限り、嵌入棒323が凹部421及び第1の係止凹部414から離脱しがたく、同様に、前記第2の使用状態に切り替えられると、嵌入棒323が凹部421及び第2の係止凹部415に嵌入され、且つ、バネ43に付勢力を付与されているので、使用者の意に反して他の状態に切り替えることを防止でき、使用者が台車の状態の切替によって怪我をする可能性が大幅に低減する。
また、前記第2の使用状態に切り替えられると、図9に示されるように、第1のフレーム2と第2のフレーム3とが共に荷物を支持できるので、使用状態を荷物9の大きさ又は数に応じて切り替えることにより、1つのフレームで荷物9を支持する従来の台車より多く、又は荷物9の大きさ若しくは数に適した使用状態を選択して運送できる。
なお、第2の車輪機構6の一対のキャスター62は、第2の側柱31の延伸方向に沿って延伸するように設置されているので、前記第2の使用状態に切り替えられると、第1のフレーム2と第2のフレーム3との両側に位置され、使用者の操作に対して支障が生じにくい効果がある。
<第2の実施形態>
図15は本考案の台車の第2の実施形態の収納状態を示す側面図であり、図16は上記実施形態の台車の第1の使用状態を示す側面図であり、図17は上記実施形態の台車の第2の使用状態を示す側面図である。
本考案の第2の実施形態は、上記第1の実施形態とほぼ同じ構成を有するので、ここでは詳しい説明を省略し、その相違点のみを説明する。
この実施形態において、図15、図16及び図17に示されるように、第1のフレーム2は、第1の支持板23と位置決めフレーム232とを有しないように構成されている。切替装置4は、嵌入制御部32が揺動部42のみに枢設され、且つ、一対の揺動部42は、三角形に形成されている上、嵌入制御部32が枢設されている角がサポート面33が構成されている側の反対側に位置するように配置されている。また、第1の車輪機構5は、一対の車輪手段55が前記走行位置に固設されるように構成されている。
この実施形態の構成によれば、第1の実施形態と比べると、第1の車輪機構5は前記走行位置と前記停止位置との間に切り替えできなくなる以外、第1の実施形態と同じ技術特徴を有している。
<第3の実施形態>
図18は本考案の台車の第3の実施形態を示す部品分解図であり、図19は上記実施形態の台車の収納状態を示す側面図であり、図20は上記実施形態の台車の第1の使用状態を示す側面図であり、図21は上記実施形態の台車の第2の使用状態を示す側面図であり、図22は上記実施形態の台車の第2の使用状態で荷物を支持することを示す側面図である。
本考案の第3の実施形態は、上記第1の実施形態とほぼ同じ構成を有するので、ここでは詳しい説明を省略し、その相違点のみを説明する。
この実施形態において、図18に示されるように、切替装置4は、嵌入制御部32が揺動部42のみに枢設され、第1の車輪機構5は、制御部54を有しないように構成されている。制御部54の代わりに連動機構7により、一対の車輪手段55を前記走行位置と前記停止位置との間で切り替える。
連動機構7は、図18に示されるように、一対の伝動部51の一対の回動端部512と共に回動できるように、一対の回動端部512を連接している第1の回動棒71と、切替装置4の揺動部42の揺動の軸心に、揺動部42の揺動と共に回動できるように設置されている第2の回動棒73と、扇形に形成され、該扇形の円弧に沿って複数の突起741が並ぶように形成されている上、前記第2の回動棒73と共に回動できるように前記第2の回動棒73に設置されているピニオン部74と、第1の回動棒71に第1の回動棒71を回動することができるように接続されている伝動端部721と、前記複数の突起741に噛み合うことができる複数の連動凹部723及び該複数の連動凹部723が形成されている側の反対側に窪んだ設置凹部724がそれぞれ形成されているラック端部722と、を有するように構成されている伝動棒72と、を有し、前記収納状態にされた際に、ピニオン部74の複数の突起741における第1の車輪機構5に一番近い突起741が、ラック端部722の複数の連動凹部723における第1の車輪機構5に一番近い連動凹部723に噛み合い、前記収納状態から前記第1の使用状態に切り替えると、ピニオン部74が回動されて、複数の突起741が複数の連動凹部723を連動させ、伝動棒72が第1の車輪機構5側へ移動すると共に、伝動端部721が第1の回動棒71を回動させることにより、伝動ギア511が連動ギア522を連動させ、一対の車輪手段55を停止位置から走行位置に切り替えることができるように配置構成されている。
切替装置4は、台車が前記第2の使用状態に切り替えられると、伝動棒72の設置凹部724に嵌入することができるように嵌入棒323から第2のフレーム3側の反対側へ延伸している設置棒325を更に有するように構成されている。
この実施形態の構成によれば、図19及び図20に示されるように、台車が前記収納状態から前記第1の使用状態に切り替えると共に、一対の車輪手段55を停止位置から走行位置に切り替えることができる。また、図21及び図22に示されるように、台車が前記第2の使用状態に切り替えられると、切替装置4の設置棒325が伝動棒72の設置凹部724に嵌入することができるので、使用者の意に反して他の状態に切り替えることを防止でき、使用者が台車の状態の切替によって怪我をする可能性がより大幅に低減する。
本考案の台車は、一般の荷物の運搬に好適であり、また、2つの使用状態に切り替えることができるので、より多様な形や大きさの荷物を運搬することに特に好適である。
2 第1のフレーム
21 第1の側柱
22 横枠
23 第1の支持板
232 位置決めフレーム
233 位置決め凹部
24 第2の支持板
25 第1の接続端部
26 設置端部
27 荷物支持面
3 第2のフレーム
31 第2の側柱
311 把握棒
312 第2の接続端部
32 嵌入制御部
321 延伸棒
322 操縦棒
323 嵌入棒
324 連動棒
325 設置棒
33 サポート面
4 切替装置
41 係止部
411 中間弧状周縁
412 第1の弧状周縁
413 第2の弧状周縁
414 第1の係止凹部
415 第2の係止凹部
42 揺動部
421 凹部
43 バネ
5 第1の車輪機構
51 伝動部
511 伝動ギア
512 回動端部
52 車輪枠
521 揺動軸
522 連動ギア
53車輪
54 制御部
55 車輪手段
6 第2の車輪機構
61 設置棒
62 キャスター
7 連動機構
71 第1の回動棒
72 伝動棒
721 伝動端部
722 ラック端部
723 連動凹部
724 設置凹部
73 第2の回動棒
74 ピニオン部
741 突起
9 荷物

Claims (5)

  1. 荷物支持面で荷物を支持しながら、走行面を走行することができる台車であって、
    荷物を下から支持することができる前記荷物支持面が形成され、後端部に第1の接続端部を有し、前端部に設置端部を有する第1のフレームと、
    前記第1の接続端部に接続されている切替装置と、
    一端部が第2の接続端部となる上、前記切替装置に、前記第1のフレームに対して回動できるように接続されている第2のフレームと、
    前記設置端部に設置されている第1の車輪機構と、
    前記第1の接続端部及び前記第2の接続端部のいずれかに設置されている第2の車輪機構と、を備えており、
    前記第1のフレームと前記第2のフレームとの少なくとも1つが、前後揺動可能に前記切替装置に枢設されていて一つの揺動面になっている上、
    前記切替装置は、更に、揺動により、台車を、
    前記第1のフレームと前記第2のフレームとが、第1の所定角度を成しながら、前記第1の車輪機構及び前記第2の車輪機構が共に前記走行面に接触して走行できる位置に係止される第1の使用状態と、
    前記第1のフレームと前記第2のフレームとが、前記第1の所定角度より大きい第2の所定角度を成しながら、前記第2の車輪機構が前記走行面に接触せず、前記第1の車輪機構のみが前記走行面に接触して走行できる位置に係止される第2の使用状態と、の間で切り替えることができるように構成されていることを特徴とする台車。
  2. 前記第2のフレームは、サポート面を有し、前記揺動により、前記第1のフレームと、前記第2の所定角度を成した時、前記サポート面が前記第1のフレームの前記荷物支持面の延伸線上に位置し、前記荷物支持面と共に1つの平面を形成しており、
    前記切替装置は、前記第1の接続端部と固設されている係止部と、
    前記第2のフレームの前記第2の接続端部と、前記第2の接続端部から前記揺動面に拡大し、且つ、前記揺動面と交差する周縁部がなるように固設構成されている上、その拡大部の一箇所に前記係止部に前記揺動面に前後揺動できるように枢設され、また、前記周縁部に凹部が形成されている揺動部と、
    操作により前記揺動部の前記凹部へ嵌入又は離脱が可能な嵌入棒を有し、且つ前記揺動部に枢設されている制御部と、を有するように構成されており、
    前記係止部には、台車が前記第1の使用状態に切り替えられると、前記凹部と重なる上、前記凹部と共に前記嵌入棒に嵌入されることにより、前記第2のフレームの前記サポート面が前記第1のフレームの前記支持面と略直交する位置に係止する第1の係止凹部と、台車が前記第2の使用状態に切り替えられると、前記凹部と重なる上、前記凹部と共に前記嵌入棒に嵌入されることにより、前記第2のフレームの前記サポート面が前記第1のフレームの前記荷物支持面の延伸面にありながら同じ側に面する位置に係止する第2の係止凹部と、が形成されており、更に、バネが、前記嵌入棒を、前記第1の係止凹部または前記第2の係止凹部に嵌入させる付勢力を付与するように設置されていることを特徴とする請求項1に記載の台車。
  3. 前記第1の車輪機構は、
    前記設置端部の左右両側に、互いに平行となるように設置されている一対の揺動軸と、
    前記一対の揺動軸に、前記走行面に沿って走行することができる走行位置と、前記荷物支持面と略平行する所定の横方向に並べられて前記走行面に沿って走行することができない停止位置と、の間に切り替えられ、且つ、前記一対の揺動軸を軸心として揺動できるように設置されている一対の車輪手段と、を有するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の台車。
  4. 前記揺動軸の一端には、連動ギアが更に設置されており、
    前記第1の車輪機構は、
    前記連動ギアに噛み合うことができる伝動ギアが形成されている回動端部を有し、且つ該回動端部を軸心として回動する一対の伝動部と、
    前記一対の伝動部の前記回動端部の反対端部に、前記一対の伝動部の回動を操作できるように連接されている制御部と、を更に有し、
    前記伝動ギアと前記連動ギアとが噛み合って、前記一対の伝動部が前記制御部により回動されると、前記伝動ギアが前記連動ギアを連動させて、前記一対の車輪手段を前記走行位置と前記停止位置との間に切り替えることができるように配置されていることを特徴とする請求項3に記載の台車。
  5. 前記切替装置は、切り替えにより、前記第1の使用状態と、前記第2の使用状態と、前記第1のフレームの前記荷物支持面と前記第2のフレームの前記サポート面とが互いに略平行しながら向かい合う位置になる収納状態と、の三つの状態の一つを選択できるように構成されており、
    前記揺動軸の一端には、連動ギアが更に設置されており、
    前記第1の車輪機構は、
    前記連動ギアに噛み合うことができる伝動ギアが形成されている回動端部を有し、且つ該回動端部を軸心として回動する一対の伝動部を更に有しており、
    前記一対の伝動部の一対の前記回動端部と共に回動できるように、前記一対の回動端部を連接している第1の回動棒と、
    前記切替装置の前記揺動部の揺動の軸心に、前記揺動部の揺動と共に回動できるように、設置されている第2の回動棒と、
    扇形になって、該扇形の円弧に沿って複数の突起が並ぶように形成されている上、前記第2の回動棒と共に回動できるように前記第2の回動棒に設置されているピニオン部と、
    前記第1の回動棒に前記第1の回動棒を回動することができるように接続されている伝動端部と、前記複数の突起に噛み合うことができる複数の連動凹部及び該複数の連動凹部が形成されている側の反対側に窪んだ設置凹部がそれぞれ形成されているラック端部と、を有するように構成されている伝動棒と、を有する連動機構を更に有しており、
    前記連動機構は、前記収納状態になっている際に、前記ピニオン部の前記複数の突起における前記第1の車輪機構に一番近い前記突起が、前記ラック端部の前記複数の連動凹部における前記第1の車輪機構に一番近い前記連動凹部に噛み合い、
    前記収納状態から前記第1の使用状態に切り替えると、前記ピニオン部が回動されて、前記複数の突起が前記複数の連動凹部を連動させ、前記伝動棒が前記第1の車輪機構側へ移動させると共に、前記伝動端部が前記第1の回動棒を回動させることにより、前記伝動ギアが前記連動ギアを連動させ、前記一対の車輪手段を停止位置から走行位置に切り替えることができるように配置構成されており、
    前記切替装置は、台車が前記第2の使用状態に切り替えられると、前記伝動棒の前記設置凹部に嵌入することができるように前記嵌入棒から前記第2のフレーム側の反対側へ延伸している設置棒を更に有するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の台車。
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