JP3206600B2 - 文書生成装置 - Google Patents

文書生成装置

Info

Publication number
JP3206600B2
JP3206600B2 JP02183689A JP2183689A JP3206600B2 JP 3206600 B2 JP3206600 B2 JP 3206600B2 JP 02183689 A JP02183689 A JP 02183689A JP 2183689 A JP2183689 A JP 2183689A JP 3206600 B2 JP3206600 B2 JP 3206600B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sentence
document
unit
input
keyword
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP02183689A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02255960A (ja
Inventor
忠信 宮内
義文 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP02183689A priority Critical patent/JP3206600B2/ja
Publication of JPH02255960A publication Critical patent/JPH02255960A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3206600B2 publication Critical patent/JP3206600B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ワードプロセッサなどの文書処理を行う
計算機に関し、特に利用者が簡単な操作で文書に付加情
報を与え、これにより要約文など情報抽出がなされた新
文書を容易に得ることができる文書生成装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、計算機技術の進歩により文書が計算機上で高速
に扱えるようになり、これに伴ってオフィスでは文書の
電子化が急速に進んでいる。特に、一旦電子化された文
書は加工がしやすいので、機械翻訳や推敲支援などの研
究が盛んである。しかし、これらの実用化には技術的な
課題が多いため、用途が限定されやすく、広く一般に普
及するには至っていない。そこで、電子化された文章を
構成する単語を電子化辞書を用いて調べ、注釈やマーキ
ングを付すようにした情報処理装置や辞書引き装置など
が開発されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、辞書引き装置などは翻訳や原稿の理解
などに対する支援的な位置付けのものであり、また、出
力結果を直接文書として利用することが難しいという問
題点があった。
この発明は、出力結果を直接文書として利用すること
ができ、翻訳や原稿の理解などに有効な付加価値の高い
文書を出力することができる文書生成装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、文書を記憶する記憶手段と、前記記憶手段
に記憶されている文書の段落を順次選択する選択手段
と、所定の書式を入力する第1の入力手段と、キーワー
ドを入力する第2の入力手段と、前記選択手段によって
選択された文書の段落が一文で形成されているか否かを
判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段が一文
で形成されていると判断した場合、該一文中の文字並び
が前記所定の書式に一致しているか否かを判断する第2
の判断手段と、前記第2の判断手段が所定の書式に一致
していると判断した場合、当該一文を抽出する第1の抽
出手段と、前記第1の判断手段が一文で形成されていな
いと判断した場合、当該段落内に前記キーワードが存在
するか否かを判断する第3の判断手段と、前記第3の判
断手段がキーワードが存在すると判断した場合、該キー
ワードを含む一文を抽出する第2の抽出手段と、前記第
1の抽出手段及び前記第2の抽出手段が抽出した一文を
順次保持した一文書を生成する文書生成手段とを具備し
たことを特徴とする。
なお、第1の判断手段、第2の判断手段、第1の抽出
手段、第3の判断手段、第2の抽出手段が行う処理例と
しては、後述の第7図におけるステップ102、111、11
2、118、119の処理が、それぞれ対応する。
〔作用〕
本発明では、記憶手段が文書を記憶し、選択手段が記
憶手段に記憶されている文書の段落を順次選択し、第1
の入力手段が所定の書式を入力し、第2の入力手段がキ
ーワードをし、第1の判断手段が前記選択手段によって
選択された文書の段落が一文で形成されているか否かを
判断し、第2の判断手段が前記第1の判断手段が一文で
形成されていると判断した場合、該一文中の文字並びが
前記所定の書式に一致しているか否かを判断し、第1の
抽出手段が前記第2の判断手段が所定の書式に一致して
いると判断した場合、当該一文を抽出し、第3の判断手
段が前記第1の判断手段が一文で形成されていないと判
断した場合、当該段落内に前記キーワードが存在するか
否かを判断し、第2の抽出手段が前記第3の判断手段が
キーワードが存在すると判断した場合、該キーワードを
含む一文を抽出し、文書生成手段が前記第1の抽出手段
及び前記第2の抽出手段が抽出した一文を順次保持した
一文書を生成するようにしている。
〔実施例〕
以下、この発明に係わる文書生成装置の一実施例を説
明する。
第1図は、この発明に係わる文書生成装置の概念構成
を示すブロック図である。この文書生成装置は、ユーザ
により入力された原文書を文書データとして電子的に格
納する原文記憶部11と、新文書を作成するための条件
を、前記原文記憶部11に記憶された原文書に基づいて設
定する生成条件入力部12と、前記生成条件入力部12から
入力された生成条件により、前記原文記憶部11に記憶さ
れた原文書から特定の構文を有する文を抽出する文抽出
部13と、前記文抽出部13により抽出された複数の文を用
いて、目的とする新文書を生成する文書生成部14とから
構成されている。
第2図は、この発明に係わる文書生成装置の基本構成
を示すブロック図である。図において、第1図と同一符
号は同等部分を示すものとする。
原文入力部15は、処理すべき文書を計算機で処理でき
るように電子化された文書データの形に変換する部分で
あり、原文書は原文入力部15で文書データに変換された
後、一旦、原文記憶部11に記憶される。情報処理部10
は、原文記憶部11に記憶された原文書と、生成条件入力
部12から入力された生成条件に基づいて新文書の生成を
行う。情報処理部10はマイクロプロセッサからなり、辞
書部16により単語の切り出しを行う原文走査部18と、入
力条件に従って原文記憶部11に記憶された原文書から特
定の文を抽出する文抽出部13と、抽出された文から新し
い文書を生成する文書生成部14とから構成されている。
情報処理部10で生成された文書は、一旦結果記憶部17に
蓄えられ、表示部19又は印刷部20から出力される。
なお、原文記憶部11には原文を直接入力する手段を接
続してもよく、文書生成部14には結果の出力手段及び記
憶手段を別に設けてもよい。また、文書から抽出される
特定の文には、項目名などの特定の構文を有する文と、
キーワードなどの特定の単語を有する文が含まれてお
り、これらの文の抽出、及び文書生成のために種々の電
子化辞書を設けてもよい。
第3図は、上述した文書生成装置を日本語要約文生成
システムに適用した場合のシステム構成図である。この
システムは、各種の日本語印刷物について、簡単な条件
の指定で要約文を出力するよう構成されたもので、要約
文は主に長文の理解の促進や、時間の節約のために用い
られる。
第3図において、21は原文Aを読み取り、文書データ
に変換する原稿入力部である光学式文字認識装置(OC
R)、22は生成条件等の各種データやコマンドを入力す
るための生成条件入力部である編集/情報入力部、23は
生成された新文書を記録紙上にプリントして出力するた
めの印刷部であるレーザープリンタである。他の構成は
第2図と同様であり、同等部分を同一符号で示す。
次に、上述した日本語要約文生成システムの作用を、
文書の要約文作成を例として第2図〜第7図と共に説明
する。
最初に、OCR21を用いて原文Aを読み込む。この例で
は原文Aが印刷物であるが、ワードプロセッサなどによ
り既に電子化されている文書であれば、フロッピイディ
スクなどの記憶媒体を介して読み込んでもよい。また、
その場で文書を作成できる文書作成手段を設け、編集結
果をそのまま原文として使用してもよい。その場合の入
力手段としては通常のキーボードによるタイプ入力に限
らず、例えばタブレットを用いたオンライン手書き文字
認識などを用いれば、計算機になじみのない人でも容易
に原文を作成することができる。
OCR21によって文書データに変換された原文Aは、一
旦原文記憶部11の磁気ディスクに記憶された後、情報処
理部10において要約文作成の処理が施される。なお、以
下に述べる処理は原文を入力するごとに行ってもよい
し、複数蓄えた文書の中から選択して行うこともでき
る。
まず、編集/情報入力部22において生成条件を設定す
る。第4図は、生成条件を入力する場合の一例を示すも
ので、表示部19の画面上での表示状態を示している。こ
の例では、第5図に示す原文について、章の名前(1.
…、2.…等)及び節の名前(2.1…、2.2…等)と、箇条
書きの部分、キーワードを含む文を抽出して要約文とし
ている。生成条件の入力は、第4図に示すように、項目
の部分に章及び節の名前、箇条書き及びキーワードの部
分にその具体例を入力してゆく。なお、初期画面では、
項目と箇条書きの選択などの一般的な条件があらかじめ
設定されている。
これらの生成条件は、原文が比較的短いものであれば
キーボードから入力してもよいが、原文から直接転記す
ることもできる。例えば、第4図の文書ホルダー1の中
から“XXXXXの高速仮想マシン”の項目を選択すると、
画面上の図示せぬ他の領域のウインドウに原文(第5
図)が表示される。ここで、例えば原文の項目の名前の
部分を入力する場合は、条件入力メニューの“項目”を
選択するとその右側のエリアが開くので、ユーザーはポ
インティングデバイス(マウス)により原文の該当部分
を順次選択して組み合わせてゆく。箇条書きやキーワー
ドの部分も同様にして入力すれば、容易に生成条件の設
定ができる。文書ホルダー1には、読み込み済みの文書
が表示されているので、生成条件の設定が終了した後、
再び要約したい文書を選択して「開始」を指定すれば、
情報処理部10において文の抽出、生成の処理が開始され
る。
次に、情報処理部10の原文走査部18(第2図)では、
文書の構造付けが行われる。まず、原文に対して辞書部
16を参照しながら単語の切り出しを行う。原文の冒頭の
部分における単語分割の例を以下に示す。
|1||はじめに| |XXXXX|は|※※らし||い||システム||だが|実行速度
|が|… このような単語単位の分割が終了した後、第6図に示
すように構造付けを行う。ここでは、句点(。)又はピ
リオド(、)と改行記号に着目して、文中の他の記号な
ども含めて文としてまとめ、改行記号が付された箇所に
より段落として区切る。このとき、単語、文及び段落に
はそれぞれ番号を付け、段落はその先頭と末尾の文番号
を、文にはその先頭と最後の単語番号を持つようにす
る。この結果について文抽出部13では、設定された生成
条件に従って、後述する手順により特定の文を抽出し、
文書生成部14に送出する。文書生成部14では、抽出され
た文を組み合わせて新文書を生成する。生成された文書
は、一旦結果記憶部17に格納され、開始時の指定により
表示部19のCRTディスプレイ又は印刷部20のレーザープ
リンタに出力される。なお、出力結果に不満がある場合
は、図示せぬ編集装置により内容を手直しした上で、さ
らに複数の文書をまとめて出力することもできる。
次に、情報処理部10における目的文抽出の処理手順を
前出の第6図を参照しながら第7図のフローチャートに
基づいて説明する。
まず、原文走査部18で構造付けが行われた文書につい
て、特定の構文(項目名及び箇条書きの部分)を有する
文の抽出を行う。これらは一般に一行のみで、且つ最初
に順序立ての記号が付くなどの性質を持つため、ユーザ
ーが入力した具体例の書式、もしくはシステム自身に設
定されている基本的な書式と比較することで抽出するこ
とができる。
第7図において、まず切り分けられた段落について順
に最後の段落かどうか、つまり、処理していない残りの
段落があるか否かを判断し(ステップ101)、残りの段
落があるときは、その段落が一文のみの段落かどうかを
判断する(ステップ102)。ここでは、その段落がいく
つかの文からなるかを段落の構造から調べていき、先頭
と最後の文番号が一致すれば一文であると判断する。
ここで、段落が一文のみの段落であるときには、この
文の書式を求める(ステップ103)、書式とは、文中の
記号などの並びかたを記述したもので、情報処理部10の
内部において特殊な形態で表現される。その一例を以下
に示す。
#;数字1文字 $;英大文字1文字 @;英小文字1文字 %;その他記号文字1文字(例;イロハ、ローマ数字
など) _;スペース →;タブレーション *;文字列 なお、その他の記号(.、>、ー、など)は、そのま
ま表記する。また上記特殊記号は、 例えば、「1.2書式の例」からは「→#.#_*」とい
う書式が決定される。
次に、箇条書きの抽出が選択されているかどうかを判
断する(ステップ104)。ここで、箇条書きの抽出が選
択されている場合は、現在保持している文番号を一旦待
避させ(ステップ105)、その文の書式と、条件入力時
に入力した具体例から決定された書式が一致するかどう
かを判断する(ステップ106)。なお、条件入力時に具
体例が指定されなかったときは、システム内に設定され
た幾つかの一般的な書式を使用する。また、箇条書きで
は、条項に分けて同じ書式で書き並べられているため、
次の文も一文のみで同じ書式であれば、箇条書きとみな
すことができる。
ここで、書式が一致した場合は文番号カウンタを進め
て次の文を調べ(ステップ107)、一致しなくなるまで
カウンタを進めて繰り返す。そして、書式が一致しなく
なったときは、複数の文について書式が一致したかどう
かを判断し(ステップ108)、一致した場合は一致した
文について全て抽出フラグを立てる(ステップ109)。
なお、上記操作によって、箇条書きの抽出指定の有無に
かかわらす文番号カウンタは次に処理すべき文を指すこ
とになる。
次に項目の抽出が選択されていないときは後述のステ
ップ114に進み、選択されているときは、項目の書式と
比較して一致するかどうかを判断する(ステップ11
1)。ここで、項目の書式と一致しないときは、後述の
ステップ114に進み、一致するときは項目名として一致
した文の抽出フラグを立て(ステップ112)、段落番号
カウンタを進めて(ステップ113)、ステップ101に戻
る。
一方、ステップ102において段落が複数の文からなる
場合は、生成条件入力部12(第1図)で指定された特定
の単語(キーワード、カタカナ語、略語)を有する文の
抽出を行う。まず、段落の先頭の文を文番号カウンタに
セットし(ステップ114)、その段落の最後の文、つま
り、処理していない残りの文があるか否かを判断する
(ステップ115)。ここで、残りの文があるときは、文
の先頭の単語を単語番号カウンタにセットし(ステップ
116)、その文において最後の単語、つまり、処理して
いない残りの単語があるか否かを判断する(ステップ11
7)。ここで、残りの単語がある場合は、さらに、単語
切り出しの際に辞書引きした結果の属性と入力条件を比
較することで、抽出対象の単語かどうかを判断し(ステ
ップ118)、抽出対象の単語であるときは現在の文の抽
出フラグを立て(ステップ119)、文番号カウンタを進
める(ステップ120)。このとき、ステップ105で文番号
を待避させていた場合には、その文番号を進める。
なお、ステップ117において最後の単語である場合
は、そのままステップ120にすすみ、その段落の最後の
文になるまで上記操作を繰り返す。また、ステップ118
においてその文の単語が抽出対象の単語でないときは、
単語番号カウンタを進め(ステップ121)、ステップ117
に戻る。さらに、ステップ115においてその段落に残り
の文がないときは、ステップ113に移行する。そして、
最後の段落に達したときに処理を終了する。
なお、この例ではユーザーが入力したキーワードにつ
いて抽出しているが、辞書部3が含む属性を差し替えれ
ば、特定の専門分野の単語に対応させることもできる。
上述した目的文の抽出処理が終了した後、要約文の生
成を行う。まず、原文の文書名を結果記憶部17(第2
図)の文頭に拡大文字で書き込む。そして、抽出処理が
行われた文書について、先頭から順に抽出フラグの有無
を調べていき、フラグが立っていれば順次結果記憶部17
に書き込んでいく。このとき、キーワードの部分を太文
字やアンダーラインで強調したり、項目名の文の前後に
改行記号や適当なタブレーションを挿入すれば、出力結
果が見易くなる。最後にページ割り付けを行い、改ペー
ジ記号を挿入して要約文書の作成を完了する。このよう
な処理の結果、第5図に示した原文に対して、第8図に
示すような要約文が出来上がる。
なお、必要があれば、この結果を見てさらに編集をく
わえれば、より自然でわかりやすい要約文を得ることが
できる。また、システムとして標準事務文書体系(OD
A)に準拠した文書、つまり、構造化文書を扱えるもの
を使用すれば、文書が論理構造を持つため、章、節の抽
出や後述する応用例(3)で述べる図形の扱いなどが容
易となり、より高度な処理が可能となる。
上述した実施例では、日本語原稿の要約文を作成する
場合を例にして述べたが、この発明に係わる文書生成装
置は上記実施例に限定されるものではなく、様々な応用
が可能である。以下にその例を示す。
(1)日英要約文作成システム 上記実施例では、日本語の要約文を作成したが、項目
名、箇条書きなどは抽出しやすいだけでなく、構文が単
純で意味解析が不要なため比較的翻訳しやすいという特
徴がある。そこで、これを利用して第9図に示すような
日英要約文作成システムを実現することができる。この
システムは、原稿入力部31から入力した日本語の原文に
ついて、日本文要約文抽出部32で生成条件に従って項目
等を抽出し、構文解析部33において意味解析を行い、変
換部34で英訳した後、英文要約文生成部35において英文
の要約文を生成して出力部36において出力するようにし
たものである。出力された英文の要約文は、日英翻訳支
援などに利用することができる。
(2)目次作成システム 文書作成の際、章立ての変更や内容の増補により、し
ばしば目次の変更が必要となる。また、文書が複数の筆
者により執筆されている場合は、目次作成などが面倒に
なりやすい。しかしながら、この発明に係わる文書生成
装置を応用すれば、第10図に示すような目次の自動作成
が容易にできる目次作成システムを実現することができ
る。この目次作成システムは、原稿入力部41で入力した
文書の中から、項目抽出部42において章、節の名前及び
「参考文献」、「索引」など特定の行を抽出する。次
に、情報付加部43において前記特定の行について順に番
号付けを行い、項目の右側に対応するページ番号を書き
込み、適当に段落付けを行った上で先頭に「目次」とい
うような書き込みを行い。出力部44において出力するよ
うにしたものである。このようにして作成した目次を、
処理した文書の先頭に付けて出力すれば、表紙を付ける
だけで報告書などに使用することができる。
(3)プレゼンテーション支援システム 現在、研究発表などのプレゼンテーションを行う際、
オーバーヘッドプロジェクタ(OHP)やスライドを使用
することが一般的であるが、これらの装置に使用する原
稿の作成はわずらわしく、急に原稿が必要になった場合
など、手元の一般文書から原稿が自動的に作成できると
非常に便利である。そこで、発表原稿が主に各項目名、
キーワード及び図表などを中心に構成されることに着目
して、第11図に示すようなプレゼンテーション支援シス
テムを実現することができる。このプレゼンテーション
支援システムは、まず、原稿入力部51で入力した文書に
ついて、文抽出部52と図形抽出部53で、それぞれ原稿の
入力条件に従って文、図形の抽出を行う。次に、レイア
ウト部54において映写時に見やすいように1枚当たり10
行程度に拡大してレイアウトすると共に、図形が出現す
るページの直後に、対応する図形を1枚に収まるよう拡
大を行う。そして、作成したフォームを出力部55のレー
ザービームプリンタなどによりOHP用紙に直接完成原稿
としてプリントアウトするようにしたものである。ユー
ザーはプリントアウトされた原稿を取り出してそのまま
OHPによりプレゼンテーションを行うことができる。な
お、原稿のデータを図示せぬ結果記憶部に電子的に記憶
させれば、作成された原稿に更に編集を加えることもで
き、編集した原稿を直接出力させることもできる。
また、最近では計算機の出力画面をスクリーン上に直
接投影する透過形の画像投影装置も開発されているの
で、これらの装置と組み合わせれば、ハードコピーを介
さないでプレゼンテーションを行うことも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明に係わる文書生成装置
では、あらかじめ入力された生成条件に基づいて特定の
文を抽出し、抽出された複数の文によって新文書を生成
するようにしたため、出力結果は特定の情報量を多く含
み、付加価値の高い文書として翻訳や原稿の理解などに
有効に利用することができる。また、比較的単純な処理
によって文書を作成するため、従来の機械翻訳システム
などに比べて装置の実現が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる文書生成装置の概略構成を示
すブロック図、第2図はこの発明に係わる文書生成装置
の基本構成を示すブロック図、第3図は上述した文書生
成装置を日本語要約分生成システムに適用した場合のシ
ステム構成図、第4図は表示部の画面上での表示状態を
示す説明図、第5図は原文の一例を示す図、第6図は文
書の構造付けの例を示す説明図、第7図は情報処理部に
おける目的文抽出の処理手順を示すフローチャート、第
8図は要約文の一例を示す図、第9図は日英要約文作成
システムの基本構成を示すブロック図、第10図は目次作
成システムの基本構成を示すブロック図、第11図はプレ
ゼンテーション支援システムの基本構成を示すブロック
図である。 10……情報処理部、11……原文記憶部、 12……生成条件入力部、13……文抽出部、 14……文書生成部、15……原文入力部、 16……辞書部、17……結果記憶部、 18……原文走査部、19……表示部、20……印刷部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松永 義文 東京都渋谷区代々木3丁目57番6号 グ ランフォーレ 富士ゼロックス株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭62−271171(JP,A) 特開 昭63−89966(JP,A) 特開 昭63−298563(JP,A) 特開 昭60−138670(JP,A) 特開 昭63−163925(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている文書の段落を順次選択す
    る選択手段と、 所定の書式を入力する第1の入力手段と、 キーワードを入力する第2の入力手段と、 前記選択手段によって選択された文書の段落が一文で形
    成されているか否かを判断する第1の判断手段と、 前記第1の判断手段が一文で形成されていると判断した
    場合、該一文中の文字並びが前記所定の書式に一致して
    いるか否かを判断する第2の判断手段と、 前記第2の判断手段が所定の書式に一致していると判断
    した場合、当該一文を抽出する第1の抽出手段と、 前記第1の判断手段が一文で形成されていないと判断し
    た場合、当該段落内に前記キーワードが存在するか否か
    を判断する第3の判断手段と、 前記第3の判断手段がキーワードが存在すると判断した
    場合、該キーワードを含む一文を抽出する第2の抽出手
    段と、 前記第1の抽出手段及び前記第2の抽出手段が抽出した
    一文を順次保持した一文書を生成する文書生成手段と を具備したことを特徴とする文書生成装置。
  2. 【請求項2】前記文書は構造化文書であることを特徴と
    する請求項1に記載の文書生成装置。
JP02183689A 1989-01-30 1989-01-30 文書生成装置 Expired - Lifetime JP3206600B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02183689A JP3206600B2 (ja) 1989-01-30 1989-01-30 文書生成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02183689A JP3206600B2 (ja) 1989-01-30 1989-01-30 文書生成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02255960A JPH02255960A (ja) 1990-10-16
JP3206600B2 true JP3206600B2 (ja) 2001-09-10

Family

ID=12066160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02183689A Expired - Lifetime JP3206600B2 (ja) 1989-01-30 1989-01-30 文書生成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3206600B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7317887B2 (ja) * 2021-04-20 2023-07-31 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60138670A (ja) * 1983-12-27 1985-07-23 Fujitsu Ltd 要約文書の作成方法
JPS62271171A (ja) * 1986-05-20 1987-11-25 Nec Corp 文書管理装置
JPS6389966A (ja) * 1986-10-02 1988-04-20 Fujitsu Ltd 文書作成装置
JP2766261B2 (ja) * 1987-05-29 1998-06-18 株式会社東芝 文章要約システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02255960A (ja) 1990-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6533822B2 (en) Creating summaries along with indicators, and automatically positioned tabs
US5748805A (en) Method and apparatus for supplementing significant portions of a document selected without document image decoding with retrieved information
US5200893A (en) Computer aided text generation method and system
JP3038079B2 (ja) 自動翻訳装置
JPH05158401A (ja) 文書速読支援表示方式並びに文書処理装置及び文書検索装置
US20060218495A1 (en) Document processing device
US20240104290A1 (en) Device dependent rendering of pdf content including multiple articles and a table of contents
EP1304625A2 (en) Method and apparatus for forward annotating documents and for generating a summary from a document image
JP3206600B2 (ja) 文書生成装置
JPH0883280A (ja) 文書処理装置
JP3122417B2 (ja) 情報表示方法及び情報処理装置
JPH09325787A (ja) 音声合成方法、音声合成装置、文章への音声コマンド組み込み方法、及び装置
US11842141B2 (en) Device dependent rendering of PDF content
Smith The Standard Generalized Markup Language (SGML) for Humanities Publishing
JP2928515B2 (ja) 訳語出力装置
JPH0778800B2 (ja) 文書処理装置
JPH0421169A (ja) 翻訳装置
JP3147947B2 (ja) 機械翻訳装置
JP2000003365A (ja) 機械翻訳システム、返信メール作成支援システム及び文書作成支援システム並びに機械翻訳方法、返信メール作成方法及び文書作成方法
JP2575947B2 (ja) 文節切出し装置
JPH07182344A (ja) 機械翻訳装置
JP2007034424A (ja) 文書データ処理装置、文書データ処理方法及び文書データ処理プログラム
JPH10134054A (ja) 文作成支援装置
JP2014219909A (ja) 文書画像生成装置、文書画像生成方法、及びコンピュータプログラム
JP2008090247A (ja) 和訳ローマ字略語を付加したゲルマン語群言語の辞書。

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706

Year of fee payment: 8