JP3205546U - 継手 - Google Patents
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Abstract
Description
また、ホースが大径の高圧ホースであった場合には、ホースの取り扱いが煩雑でホースを継手に装着する作業が煩雑となっていた。
また、作業者は一対の操作取手を両手で握りながら、ホース締付け部材を回転操作することができるので、ホース締付け部材の雌ネジ部と第1継手部の雄ネジ部の螺合の位置合わせも簡単に行うことができ、ホース締付け部材の継手本体への装着作業を簡単に行うことができる。
この構成によれば、作業者は一対の操作取手を握り、ホースを持ち上げながら継手本体の第2継手部をホース連結部材へ装着することにより、継手本体に装着されているホースとホース連結部材に装着されているホースまたは管を接続することができ、ホースの連結作業を簡単に行うことができる。
この構成によれば、第2継手部をホース連結部材に挿入させ、ロックアームを閉じる作業で継手本体をホース連結部材に位置決め固定することができ、継手本体に装着されているホースとホース連結部材に装着されているホースまたは管の接続作業を簡単且つ確実に行うことができる。
図1は、本考案の実施形態に係る継手の側面図であり、ホース連結部材が装着された状態を示す図である。図2は、図1に示す継手の分解側面図である。図3は、図2のIII−III線片側断面図である。図4は、図2のIV−IV線片側断面図である。図5は、図2のV−V線片側断面図である。図6は、継手本体とホース締付け部材との間にホースが装着された状態を示す断面図であり、ホースの部分を断面にした図である。図7は、継手本体とホース締付け部材との間にホースが装着された状態を示す要部拡大断面図である。
本実施形態に係る継手1は液体タンクに液体を供給するための直径が約10〜15cmの大径の高圧ホース(以下、単にホースという)2に使用される継手である。
図1及び図2に示すように、継手1は金属製の筒状の継手本体3を有している。継手本体3の一端部側にホース2が装着される筒状の第1継手部4が設けられるとともに、継手本体3の他端部側にはホース30が装着される第2継手部5が設けられている。
第1継手部4の基端部側の外周面にはホース締付け部材6の内周面に形成されている雌ネジ部7に螺合する雄ネジ部8が形成されている。第1継手部4において、雄ネジ部8より先端側は雄ネジ部8より小径な筒状の第1ホース嵌合部9が形成されている。
なお、一対の操作取手13、13はホース2が装着された継手本体3を液体タンク側の供給管に連結する際にホース2を保持するときにも利用でき、ホースの連結作業を簡単に行うことができる。
第2継手部5の内周面には一端にホース30が装着される筒状のホース連結部材14の他端が着脱自在に装着される。
ホース連結部材14の一端側には第3ホース嵌合部15が設けられるとともに他端側には筒状の継手接続部16が第3ホース嵌合部15と同軸状に設けられている。
第2継手部5内において、継手接続部16の先端が突き当たる位置には円環状のシール部材17が取り付けられている。したがって、第2継手部5にホース連結部材14を装着したとき、第2継手部5と継手接続部16との間は密閉される。
第2継手部5の外周壁には、径方向に対向するように一対の開口部20、21が形成されている。
開口部20には継手接続部16を第2継手部5に位置決め固定するためのロックアーム22の端部が支持軸24を中心に図4中矢印A1方向または矢印A2方向に回転自在となるように取り付けられている。
また、開口部21にも継手接続部16を第2継手部5に位置決め固定するためのロックアーム23の端部が支持軸25を中心に図4中矢印B1方向または矢印B2方向に回転自在となるように取り付けられている。
各ロックアーム22、23の先端には各ロックアーム22、23を回転操作するときに作業者が指等を引っ掛けるためのリング部材28、29がそれぞれ取り付けられている。
先ず、ホース2をホース締付け部材6に仮挿入しておく。次に、ホース2を第1継手部4の第1ホース嵌合部9に嵌め込む。ホース2を第1継手部4の第1ホース嵌合部9に嵌め込むと、ホース2の内周面は第1ホース嵌合部9の第1ホース係止用リブ10に食い込み、ホース2の軸方向の移動が規制される。これにより、ホース2は第1ホース嵌合部9の所定の位置に位置決め固定される。
先ず、ロックアーム22を図4中矢印A1方向に回転させ、ロックアーム22が開かれた状態に保持する。また、ロックアーム23も図4中矢印B1方向に回転させ、ロックアーム23が開かれた状態に保持する。
このとき、ロックアーム22、23の基端部に設けられている係合突部26、27は第2継手部5内から開口部20、21内に移動する状態となる。
また、ロックアーム23を図4中矢印B2方向に回転させ、ロックアーム23を閉じ、ロックアーム23の基端部に設けられている係合突部27をホース連結部材14の継手接続部16の外周部に形成されている円環状の係合溝19に係合させる。
2、30・・・・・・・・・・・・・ホース
3・・・・・・・・・・・・・・・・継手本体
4・・・・・・・・・・・・・・・・第1継手部
5・・・・・・・・・・・・・・・・第2継手部
6・・・・・・・・・・・・・・・・ホース締付け部材
7・・・・・・・・・・・・・・・・雌ネジ部
8・・・・・・・・・・・・・・・・雄ネジ部
9・・・・・・・・・・・・・・・・第1ホース嵌合部
10・・・・・・・・・・・・・・・第1ホース係止用リブ
11・・・・・・・・・・・・・・・第2ホース嵌合部
12・・・・・・・・・・・・・・・第2ホース係止用リブ
13、13・・・・・・・・・・・・操作取手
14・・・・・・・・・・・・・・・ホース連結部材
19・・・・・・・・・・・・・・・係合溝
20、21・・・・・・・・・・・・開口部
22、23・・・・・・・・・・・・ロックアーム
26、27・・・・・・・・・・・・係合突部
Claims (3)
- 筒状の継手本体の一端部側にホースが嵌合される筒状の第1継手部が設けられるとともに、前記継手本体の他端部側にホースまたは管が装着される筒状の第2継手部が設けられ、外周面に径方向に対向する一対の操作取手が設けられた筒状のホース締付け部材が前記第1継手部に装着される継手であって、
前記第1継手部の基端側外周面には前記ホース締付け部材の内周面に形成された雌ネジ部が螺合される雄ネジ部が形成されるとともに、先端側外周面には前記雄ネジ部に連続する筒状の第1ホース嵌合部が形成され、
前記第1ホース嵌合部の外周面には複数の円環状の第1ホース係止用リブが軸方向に所定間隔をおいて形成され、
前記ホース締付け部材の内周面には前記雌ネジ部に連続する第2ホース嵌合部が形成されるとともに、前記第2ホース嵌合部には螺旋状の第2ホース係止用リブが軸方向に形成され、前記第1ホース嵌合部と前記第2ホース嵌合部との間でホースが挟持される継手。 - 前記第2継手部の内周面には一端側にホースまたは管が取り付けられる筒状のホース連結部材の他端側が着脱自在に装着される請求項1に記載の継手。
- 前記第2継手部には開口部が形成されるとともに該開口部にはロックアームの基端部が回転自在に取り付けられ、前記ロックアームの基端部には前記ホース連結部材の外周面に形成された円環状の係合溝に係脱自在な係合突部が設けられている請求項2に記載の継手。
Priority Applications (1)
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Family Applications (1)
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2016
- 2016-05-20 JP JP2016002316U patent/JP3205546U/ja active Active
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