JP3204431B2 - 排水フランジと器具排水管の構造 - Google Patents
排水フランジと器具排水管の構造Info
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- JP3204431B2 JP3204431B2 JP19222293A JP19222293A JP3204431B2 JP 3204431 B2 JP3204431 B2 JP 3204431B2 JP 19222293 A JP19222293 A JP 19222293A JP 19222293 A JP19222293 A JP 19222293A JP 3204431 B2 JP3204431 B2 JP 3204431B2
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- Japan
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- drainage
- instrument
- flange
- pipe
- drainage pipe
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、排水フランジと器具排
水管の構造に関する。
水管の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】連設した腰掛便器や小便器等の機具１０
０の排水を壁に沿って設置した配管ユニット（図示せ
ず）内の排水勾配の有る排水管１０１で行なう場合、図
７に示す様に器具１００の排水フランジ１０２と排水管
１０１とを接続管（器具排水管）１０３で接続してい
る。この時床面Ｆから排水管１０１迄の高さｈ1は、排水
管１０１の排水勾配によって器具１００毎に変化する
が、器具１００の排水フランジ１０２迄の高さＨは一定
なので、器具排水管１０３の高さｈ2の寸法も器具１０
０毎に変化する。そして従来は高さｈ2の寸法の器具排
水管１０３を、その現場に合わせてその都度製作する
か、又は現場で加工していた。
０の排水を壁に沿って設置した配管ユニット（図示せ
ず）内の排水勾配の有る排水管１０１で行なう場合、図
７に示す様に器具１００の排水フランジ１０２と排水管
１０１とを接続管（器具排水管）１０３で接続してい
る。この時床面Ｆから排水管１０１迄の高さｈ1は、排水
管１０１の排水勾配によって器具１００毎に変化する
が、器具１００の排水フランジ１０２迄の高さＨは一定
なので、器具排水管１０３の高さｈ2の寸法も器具１０
０毎に変化する。そして従来は高さｈ2の寸法の器具排
水管１０３を、その現場に合わせてその都度製作する
か、又は現場で加工していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら器具排水
管１０３を現場に合わせてその都度製作する以上、常に
設計の手間が発生し、製作する際にも標準化が図れな
い。又、現場で加工する場合は、更に精度も悪くなり、
漏水の危険性が高くなる。そこで本発明は、器具排水管
をその都度製作したり、現場で加工したりす作業を不要
にし、部材の標準化によって、コストダウンと信頼性の
向上を図ることを目的とする。
管１０３を現場に合わせてその都度製作する以上、常に
設計の手間が発生し、製作する際にも標準化が図れな
い。又、現場で加工する場合は、更に精度も悪くなり、
漏水の危険性が高くなる。そこで本発明は、器具排水管
をその都度製作したり、現場で加工したりす作業を不要
にし、部材の標準化によって、コストダウンと信頼性の
向上を図ることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、腰掛便器、小便器等の器具の排水フランジ
と壁に沿って設置した排水管とを器具排水管で接合する
に当って、排水フランジと接続する器具排水管の接合面
に長円形状の排水通路を開口し、この排水フランジと器
具排水管の接合面に夫々設けた取付孔は何れか一方を長
孔にした。
に本発明は、腰掛便器、小便器等の器具の排水フランジ
と壁に沿って設置した排水管とを器具排水管で接合する
に当って、排水フランジと接続する器具排水管の接合面
に長円形状の排水通路を開口し、この排水フランジと器
具排水管の接合面に夫々設けた取付孔は何れか一方を長
孔にした。
【０００５】
【作用】上記手段によれば、腰掛便器や小便器等の器具
を連設し、これらの器具に器具排水管を介して接続した
排水管に排水勾配が設けられていても、排水勾配に関係
なく標準化した器具排水管と器具の排水フランジとを現
場でそのまま接合することが出来る。
を連設し、これらの器具に器具排水管を介して接続した
排水管に排水勾配が設けられていても、排水勾配に関係
なく標準化した器具排水管と器具の排水フランジとを現
場でそのまま接合することが出来る。
【０００６】
【実施例】次に本発明の実施例を添付した図面により説
明する。図１は腰掛便器に本発明の構造を備えた排水フ
ランジと器具排水管を適用した状態を示す要部側断面図
であり、腰掛便器１は図示せざる便所の壁に沿って配設
した配管ユニット２に臨んで設けられる。
明する。図１は腰掛便器に本発明の構造を備えた排水フ
ランジと器具排水管を適用した状態を示す要部側断面図
であり、腰掛便器１は図示せざる便所の壁に沿って配設
した配管ユニット２に臨んで設けられる。
【０００７】配管ユニット２内には排水管３が収納さ
れ、排水管３と一体に器具排水管４が設けられている。
器具排水管４は図２に示す様に排水管３から上方に延設
された後前方に直角に屈曲され、図１に示す様に配管ユ
ニット２のフロントパネル５と面一に設けた排水フラン
ジ６を介して腰掛便器１の排水部７を接続している。
れ、排水管３と一体に器具排水管４が設けられている。
器具排水管４は図２に示す様に排水管３から上方に延設
された後前方に直角に屈曲され、図１に示す様に配管ユ
ニット２のフロントパネル５と面一に設けた排水フラン
ジ６を介して腰掛便器１の排水部７を接続している。
【０００８】器具排水管４と排水フランジ６は、夫々図
２及び図３に示す接合面８、９で相互に接合される。そ
して器具排水管４の接合面８にはこの器具排水管４の長
円状の開口部１０が設けられ、開口部１０の外側には４
つの取付け孔１１が設けられている。
２及び図３に示す接合面８、９で相互に接合される。そ
して器具排水管４の接合面８にはこの器具排水管４の長
円状の開口部１０が設けられ、開口部１０の外側には４
つの取付け孔１１が設けられている。
【０００９】排水フランジ６の接合面９には、中央部に
前記器具排水管４の開口部１０と嵌合する円形の開口部
１２が設けられ、開口部１２の外側に上下方向に長い４
つの取付け用の長孔１３が設けられている。尚、長孔は
器具排水管４の接合面８に形成しても良い。又、器具排
水管４の開口部１０の縁に沿ってパッキン１４が設けら
れ、器具排水管４と排水フランジ６の接合面８、９を水
密に接合できる様に成っている。同様に図１に示すパッ
キン１５は腰掛便器１の排水部７と排水フランジ６を水
密に接続出来る様に成っている。
前記器具排水管４の開口部１０と嵌合する円形の開口部
１２が設けられ、開口部１２の外側に上下方向に長い４
つの取付け用の長孔１３が設けられている。尚、長孔は
器具排水管４の接合面８に形成しても良い。又、器具排
水管４の開口部１０の縁に沿ってパッキン１４が設けら
れ、器具排水管４と排水フランジ６の接合面８、９を水
密に接合できる様に成っている。同様に図１に示すパッ
キン１５は腰掛便器１の排水部７と排水フランジ６を水
密に接続出来る様に成っている。
【００１０】図４に示す様に配管ユニット２に臨んで腰
掛便器１を何台も連設した場合、排水管３は排水の流れ
を形成させるため、排水勾配を取って配設される。その
ため器具排水管４の接合面８の高さが腰掛便器１によっ
て異なってくるが、器具排水管４と排水フランジ６を前
記の様に構成したので、図６に示す様に排水フランジ６
を上下方向に自由に移動させて、その場所の器具排水管
４の接合面８に合わせて排水フランジ６の接合面９を接
合させ、接合面９の長孔１３から接合面８の取付け孔１
１にボルトを差込んで固定させることが出来る。
掛便器１を何台も連設した場合、排水管３は排水の流れ
を形成させるため、排水勾配を取って配設される。その
ため器具排水管４の接合面８の高さが腰掛便器１によっ
て異なってくるが、器具排水管４と排水フランジ６を前
記の様に構成したので、図６に示す様に排水フランジ６
を上下方向に自由に移動させて、その場所の器具排水管
４の接合面８に合わせて排水フランジ６の接合面９を接
合させ、接合面９の長孔１３から接合面８の取付け孔１
１にボルトを差込んで固定させることが出来る。
【００１１】又、図５に示す様に腰掛便器１の排水部７
の高さＨが、床仕上げの誤差等で多少変動しても、排水
フランジ６の高さｈ 3 は排水フランジ６を所下方向に移
動させることで微調整出来るので、器具排水管４の高さ
がｈ 4 であっても、器具排水管４と排水フランジ６の接
続が確実となり、信頼性が向上する。こうして従来の様
に現場に合わせて器具排水管４をその都度製作したり、
現場で加工したりす作業を無くすことが出来るので、部
材の標準化を図ることが出来、コストダウンが図れる。
の高さＨが、床仕上げの誤差等で多少変動しても、排水
フランジ６の高さｈ 3 は排水フランジ６を所下方向に移
動させることで微調整出来るので、器具排水管４の高さ
がｈ 4 であっても、器具排水管４と排水フランジ６の接
続が確実となり、信頼性が向上する。こうして従来の様
に現場に合わせて器具排水管４をその都度製作したり、
現場で加工したりす作業を無くすことが出来るので、部
材の標準化を図ることが出来、コストダウンが図れる。
【００１２】
【発明の効果】以上詳述した様に本発明によれば、腰掛
便器、小便器等の器具に排水管を接続するに際して、器
具の排水フランジと排水管を繋ぐ器具排水管をその都度
製作したり、現場で加工したりする作業を不要にするこ
とが出来、又、部材の標準化によって、コストダウンと
信頼性の向上を図ることが出来る。
便器、小便器等の器具に排水管を接続するに際して、器
具の排水フランジと排水管を繋ぐ器具排水管をその都度
製作したり、現場で加工したりする作業を不要にするこ
とが出来、又、部材の標準化によって、コストダウンと
信頼性の向上を図ることが出来る。
【図１】腰掛便器に本発明の構造を備えた排水フランジ
と器具排水管を適用した状態を示す要部側断面図
と器具排水管を適用した状態を示す要部側断面図
【図２】器具排水管の斜視図
【図３】排水フランジの斜視図
【図４】連設した腰掛便器の排水管の排水勾配を示す図
【図５】腰掛便器に排水フランジと器具排水管を接続す
る状態を示す組立図
る状態を示す組立図
【図６】同じく排水フランジと器具排水管の接続断面図
【図７】従来の排水フランジ、器具排水管及び排水管の
関係を示す図
関係を示す図
１：腰掛便器 ３：排水管 ４：器具排水管 ６：排水フランジ ８：器具排水管の接合面 ９：排水フランジの接合面 １０：器具排水管の長円状の開口部 １１：器具排水管の取付け孔 １３：排水フランジの取付け用の長孔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−17647（ＪＰ，Ａ) 実開 昭55−76279（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−84380（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−11881（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E03D 11/13 - 11/14
Claims (1)
- 【請求項１】 腰掛便器、小便器等の器具の排水フラン
ジと壁に沿って設置した排水管とを接続する器具排水管
において、前記排水フランジと接合する器具排水管の接
合面に長円形状の排水通路を開口し、この排水フランジ
と器具排水管の接合面に夫々設けた取付孔は何れか一方
が長孔であることを特徴とする排水フランジと器具排水
管の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19222293A JP3204431B2 (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | 排水フランジと器具排水管の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19222293A JP3204431B2 (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | 排水フランジと器具排水管の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0742218A JPH0742218A (ja) | 1995-02-10 |
| JP3204431B2 true JP3204431B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=16287699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19222293A Expired - Lifetime JP3204431B2 (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | 排水フランジと器具排水管の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3204431B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69838065T2 (de) | 1998-03-03 | 2008-03-13 | Osaka Shipbuilding Co., Ltd. | Aerosolprodukte und verfahren zu deren herstellung |
| CN105649170A (zh) * | 2014-11-10 | 2016-06-08 | 金陵科技学院 | 可移位的坐便器安装装置 |
-
1993
- 1993-08-03 JP JP19222293A patent/JP3204431B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0742218A (ja) | 1995-02-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090629 Year of fee payment: 8 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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