JP3204331U - ミシンの押さえホルダー - Google Patents

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Abstract

【目的】家庭用ミシンにおいて、押さえ棒に対して押さえをワンタッチで着脱可能とし、簡易に操作できるミシンの押さえホルダーを提供すること。【構成】ベースリンク4と連結リンク5とレバーリンク6とクランプリンク7とを回転可能に連結して構成されたクランプ機構を備えること。操作レバー部62の操作により連結リンク5とレバーリンク6の連結部がベースリンク4の一端に設けた枢支孔の中心とクランプリンク7の一端に設けた枢支孔の中心を結ぶ線分上の思案点を超えて位置することでクランプ部72を押さえ棒1に当接させてホルダー3を押さえ棒1に押圧保持すること。【選択図】 図1

Description

本考案は、家庭用ミシンにおいて、押さえ棒に対して押さえをワンタッチで着脱可能とし、簡易に操作できるミシンの押さえホルダーに関する。
従来、家庭用ミシンにおいて、押さえ棒に対して押さえは着脱自在で、縫製される生地の種類によって、押さえを交換することが行われている。その交換手段として、一般的なものが特許文献1に開示されている。押さえの着脱構造の多くは特許文献1のように、押さえ棒に内螺子が形成され、ビス,螺子部材等によって接続されるものであった。
特開2000−14953号公報
特許文献1では、前述したように、押さえの着脱はネジ部材の締付け,緩めにより行っていることが開示されている。また、ネジは、ミシンの可動時の振動によって弛んだりすることがある。また、強く締めすぎたときには、緩めるときにドライバ等の専用工具を必要とすることもあり、このような作業は、とても面倒なものであった。
そこで、本考案の目的(解決しようとする技術的課題)は、押さえ棒に対して押さえホルダー及び押さえをワンタッチで着脱可能として簡易に操作でき、且つミシンの稼動時の振動に対しても十分に耐え得るミシンの押さえホルダーを提供することにある。
そこで、考案者は、上記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の考案を、ミシン本体に上下摺動可能に支持された押さえ棒と、該押さえ棒の下端に押さえ部を装着するために押さえ棒受け部が形成されたホルダーであって、該ホルダーに形成されたベースリンクと、該ベースリンクの一端に回転可能に一端が連結された連結リンクと、該連結リンクの他端に回転可能に一端が連結された操作レバー部を有するレバーリンクと、該レバーリンクの他端に回転可能に一端が連結されたクランプ部を有するクランプリンクと、該クランプリンクの他端と前記ベースリンクの他端とを回転可能に連結して構成されたクランプ機構を備え、前記操作レバー部の操作により前記連結リンクと前記レバーリンクの連結部が前記ベースリンクの一端に設けた枢支孔の中心とクランプリンクの一端に設けた枢支孔の中心を結ぶ線分上の思案点を超えて位置することで前記クランプ部を前記押さえ棒に当接させて前記ホルダーを前記押さえ棒に押圧保持するようにしたミシンの押さえホルダーとしたことにより、上記課題を解決した。
請求項2の考案を、前記ホルダー又は前記クランプリンクのクランプ部の少なくとも何れか一方には、前記押さえ棒の螺子孔に挿入可能な突起部が形成されてなる請求項1に記載のミシンの押さえホルダーとしたことにより、上記課題を解決した。
請求項3の考案を、前記クランプリンクの前記クランプ部には出没量を調節する調節部が具備されてなる請求項1又は2に記載のミシンの押さえホルダーとしたことにより、上記課題を解決した。
請求項1の考案では、前記ベースリンクと前記連結リンクと前記レバーリンクと前記クランプリンクとが4節リンク接合され、且つ前記レバーリンクの操作レバー部の揺動操作の中間に思案点が設定されると共に、前記操作レバー部が前記思案点を越えることにより、前方側クランプリンクのクランプ部によって、前記押さえ棒は、前記ホルダーに押圧固定されたことにより、押さえ棒に押さえを簡易且つ迅速に装着することができる。また、押さえにクランプリンク等が組み込まれた構成であり、押さえを押さえ棒に装着するために、螺子のような別部材が存在するものではなく、したがって、部品の紛失のおそれも減少する。
請求項2の考案では、前記ホルダー又は前記クランプリンクのクランプ部の少なくとも何れか一方には、前記押さえ棒の螺子孔に挿入可能な突起部が形成されてなる構成としたことにより、押さえ棒に対して押さえをより一層強固に装着することができる。
請求項3の考案では、前記クランプリンクの前記クランプ部には出没量を調節する調節部が具備される構成としたことにより、クランプ部の当接位置を調節することができ、押さえ棒の太さが異なることがあっても、これに十分に対応することができるものである。
(A)は本考案において押さえ棒に押さえを装着しようとする状態の斜視図、(B)は(A)における押さえの平面図、(C)は本考案において押さえ棒に押さえを装着完了した状態の斜視図、(D)は(C)の押さえ棒を断面にした平面図である。 (A)は本考案における分解図、(B)は本考案における分解平面図、(C)は本考案の要部の一部断面にした拡大図である。 (A)は本考案において押さえ棒に押さえを装着しようとする行程の略示図、(B)は第2枢支連結部が線分上の思案点に到達した状態の略示図、(C)は本考案において押さえ棒に押さえを装着完了した状態の略示図である。 (A)は本考案の別の実施形態のロック解除状態の要部状態図、(B)は本考案の別の実施形態のロック状態の要部状態図、(C)は本考案のさらに別の実施形態のロック解除状態の要部状態図である。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。ここで、以下の説明において、それぞれの部材の方向,位置等を示す文言として前面側及び後面側が使用される。前面側とは、作業員に対して対面する側のことであり、後面側とは前面側に対して背面となる側のことを示す。
本考案は、図1に示すように、押さえ棒1と、押さえAとから構成される。さらに、押さえAは、図2に示すように、押さえ部2と、ホルダー3と、ベースリンク4と、連結リンク5と、レバーリンク6と、クランプリンク7とから構成される。押さえ棒1は、その下端の側面に、該押さえ棒1の直径方向の一部が切除され、軸方向に直交する断面は略D字形状となり、下端箇所が軸方向に沿って平坦となる平坦面部1aが形成されている。
さらに、押さえ棒1の下部には、貫通孔部11が形成されており、該貫通孔部11には後述する押さえAのホルダ3或いはクランプリンク7のクランプ部72の少なくとも何れか一方に設けられた突起部9が挿入される〔図1(D)参照〕。貫通孔部11は、前記平坦面部1aに対して直交する方向に沿って孔通路が形成されるものであり、平坦面部1aに一方の貫通孔部11の開口が存在する。
押さえAには、押さえ部2と、ホルダー3と、ベースリンク4と、連結リンク5、レバーリンク6と、クランプリンク7とを備えたものである(図1,図2参照)。押さえ部2の上部にホルダー3が備わっている。該ホルダー3は、ホルダー本体部31が前記押さえ部2の上方に向かって立ち上がり形成され、その上部に前記押さえ棒1の下端を収容する窪み状の押さえ棒受部32が形成されている。
押さえ棒受部32は、上下方向に延在する溝状部分である。押さえ棒受部32の奥側32aは、前記押さえ棒1の平坦面部1aが当接する部位である。前記ホルダー本体部31の背面側には、ベースリンク4が形成されている。押さえ棒受部32には、突起部9が設けられ、押さえ棒受部32に配置された押さえ棒1の貫通孔部11に突起部9が挿入するようになっている〔図1(D),図3等参照〕。
次に、ベースリンク4と、連結リンク5と、レバーリンク6と、クランプリンク7とについて説明する。ベースリンク4と、連結リンク5と、レバーリンク6と、クランプリンク7は、それぞれにリンクとして使用される部位を有する部材であり、これらが4節リンク機構であるクランンプ機構Bを構成するものである(図3参照)。
まず、ベースリンク4の一方の端部に、連結リンク5の一端が枢支連結され、該連結リンク5の他端にレバーリンク6の一端が枢支連結され、該レバーリンク6の他端にクランプリンク7の一端が枢支連結され、該クランプリンク7の他端が前記ベースリンク4の他方の端部に枢支連結される。
前記リンクベース4は、図1,図2等に示すように、前記ホルダー3と一体的に形成されたものである。リンクベース4は、リンク部41とベース部42とから構成され、ベース部42は、前記ホルダー本体部31と連続して一体的に形成される。リンク部41は、前記ベース部42に形成されたものである。
リンク部41は、具体的には二つのリブ部41a,41aから構成される。二つのリブ部41a,41aは、ベース部42に対して上下に平行に配置形成されたものである〔図2(A)参照〕。そして、それぞれのリブ部41aには、二つの枢支孔41b,41bが所定間隔をおいて形成されている。
それぞれのリブ部41aに形成された二つの枢支孔41b,41bの間隔は、リンク部41の実質的な長さとなる。上下二つのリブ部41a,41aによって、リンク部41と枢支連結される連結リンク5及びクランプリンク7を挟持するものである。
次に、連結リンク5は、図2に示すように、前記ベースリンク4のリンク部41と枢支連結される。連結リンク5は、全体がリンクとして使用されるものであって、連結軸部51aには二つの枢支孔51b,51bが形成されている。そして両リブ部41a,41aの間に連結リンク5の一端が挿入配置され、枢支孔41bと枢支孔51bとに連結ピン81が嵌め込まれ、止輪等の固着具82を介して装着される。ベースリンク4と連結リンク5との枢支箇所を第1枢支連結部P1と称する。
次に、レバーリンク6は、図2に示すように、リンク部61と操作レバー部62とから構成される。リンク部61は、具体的には二股状に設けられた二つの枢支板状部61a,61aから構成される。二つの枢支板状部61a,61aは、操作レバー部62に対して上側と下側にそれぞれ配置形成されたものである。
そして、それぞれの枢支板状部61aには、二つの枢支孔61b,61bが所定間隔をおいて形成されている。そして、レバーリンク6の両枢支板状部61a,61a間に前記連結リンク5の他端が配置され、枢支孔61bと枢支孔51bとに連結ピン81が嵌め込まれ、止輪等の固着具82を介して装着される。レバーリンク6と連結リンク5との枢支箇所を第2枢支連結部P2と称する。
それぞれの枢支板状部61aに形成された二つの枢支孔61b,61bの間隔は、レバーリンク6におけるリンク部61の実質的な長さとなる。上下二つの枢支板状部61a,61aによって、連結リンク5を挟持する状態で該連結リンク5と枢支連結される。
レバーリンク6の操作レバー部62は、揺動操作することにより、後述するクランプリンク7と前記ホルダ3とを当接又は離間させ、押さえAと押さえ棒1との着脱を行うものである。操作レバー部62は、それぞれのリンク部61の枢支孔61b,61bを結ぶ線方向に対して所定角度を有している。
次に、クランプリンク7は、図2に示すように、リンク部71とクランプ部72とから構成される。リンク部71は、長円形ブロック状の枢支本体部71aに二つの枢支孔71b,71bが所定間隔をおいて形成されている。そして、リンク部71の枢支本体部71aが前記レバーリンク6の両枢支板状部61a,61a間に配置され、枢支孔61bと枢支孔71bとに連結ピン81が嵌め込まれ、止輪等の固着具82を介して装着される。レバーリンク6とクランプリンク7との枢支箇所を第3枢支連結部P3と称する。
クランプリンク7のクランプ部72は、クランプベース部72aと、出没量を調節する調節部の当接軸部72bとから構成される。そして、当接軸部72bの先端は、ホルダ3に配置された押さえ棒1に当接且つ押圧することによって、押さえAを押さえ棒1に固定する。当接軸部72bは、クランプベース部72aに対して出没可能な構成にする実施形態が存在する。
具体的には、当接軸部72bの外周に外螺子が形成され、クランプベース部72aの内周側には内螺子が形成され、当接軸部72bを軸周方向に回動させることによって、該当接軸部72bはクランプベース部72aから出没する。当接軸部72bのクランプベース部72aからの出没量が所望の量となったときに、締付ナット72cの締付によって当接軸部72bがロック(固定)される。
これによって、押さえ棒1の軸径の大小に対応することができる。また、当接軸部72bの先端には突起部9が形成される実施形態も存在する(図4参照)。該突起部9は、前記押さえ棒1の貫通孔部11に挿入し、押さえ棒1に対する押さえAの装着をより一層強固にする。そして、クランプリンク7は、前記ベースリンク4と枢支連結する。この枢支箇所を第4枢支連結部P4と称する。
このように、ベースリンク4,連結リンク5,レバーリンク6及びクランプリンク7は、4節リンクとなるように連結され、これらの連結箇所である第1枢支連結部P1と第2枢支連結部P2と第3枢支連結部P3と第4枢支連結部P4とが節となるクランプ機構Bを構成する〔図1(B),(C),図2(C)及び図3等参照〕。このクランプ機構Bにおいて、ベースリンク4のリンク部41は、不動の固定リンクとなり、他の連結リンク5,レバーリンク6及びクランプリンク7が揺動動作する。
クランプ機構Bにおいて、第1枢支連結部P1と第3枢支連結部P3とを結ぶ仮想の線分を線分Lvと称する〔図3(B)参照〕。また、線分Lvは、第1枢支連結部P1と第2枢支連結部P2と第3枢支連結部P3とが線分上に並んだ時が最長となる。このとき、線分Lvは、連結リンク5のリンク部51と、レバーリンク6のリンク部61とが略一直線となる。
連結リンク5のリンク部51と、レバーリンク6のリンク部61とが一直線となったとき、つまり線分Lvが最長に構成されたとき、該線分Lv上における第2枢支連結部P2の位置がクランプ機構Bにおける思案点Pcとなる(図3参照)。
また、第2枢支連結部P2が思案点Pc及び該思案点Pc近傍の位置を通過しようとするときに、線分Lvの両端の第1枢支連結部P1と第3枢支連結部P3とが相互に近接しようとする方向に弾性付勢力が生じ、且つレバーリンク6のクランプ部72は、押さえ棒受部32内に配置された押さえ棒1に当接且つ押圧する状態となる〔図3(B)参照〕。ここで、前記線分Lvは、該線分Lvを境界線としてホルダー3側の領域を線分Lvの内側とし、該線分Lvを境にして前記内側の反対側の領域を線分Lvの外側とする。
この弾性付勢力は、クランプリンク7のクランプ部72が押さえ棒受部32内に配置された押さえ棒1に当接し始めた状態から生じるものである。また、図3(C)では、第2枢支連結部P2は、前述した第1枢支連結部P1と第3枢支連結部P3との間の線分Lv上の思案点Pcを通過して、線分Lvの内側に到達したものである。
そして、このとき、クランプリンク7の当接軸部72bは、押さえ棒受部32に収納された押さえ棒1を押圧した状態となる。この当接軸部72bによる押さえ棒1への押圧状態により、クランプ部72には反力がかかり、この反力によって、前記第2枢支連結部P2は線分Lvの内側に位置する状態が維持され、当接軸部72bが押さえ棒1を押圧し続けることになる。
線分Lv上を第2枢支連結部P2が横切るように通過する動作は、レバーリンク6の操作レバー部62の揺動操作によって行われる。具体的には、線分Lvの内側つまりベースリンク4側に位置するときは、押さえ棒1をホルダー3の押さえ棒受部32に固定(ロック)した状態にある。また、線分Lvの外側では、押さえ棒1の固定(ロック)を解除した状態にある〔図1(B),(C)及び図3等参照〕。
次に、クランプ機構Bの動作を、図3に基づいて説明する。まず、ベースリンク4,連結リンク5,レバーリンク6及びクランプリンク7は、4節リンク構造を構成している。図3(A)では、レバーリンク6の操作レバー部62によってロック解除した状態であり、クランプリンク7の当接軸部72bは、ホルダー3の押さえ棒受部32から離間している。このとき、第2枢支連結部P2は、線分Lvの外側に位置している。
次に、レバーリンク6の操作レバー部62をロックする方向に揺動操作する。図3では、第2枢支連結部P2を揺動中心として反時計回り方向に揺動させる〔図3(B)参照〕。これによって、連結リンク5とレバーリンク6は、線分Lv上に並びクランプリンク7の当接軸部72bは、押さえ棒受部32に収納された押さえ棒1を押圧する。
そして、操作レバー部62をさらに反時計回り方向に揺動させて、第2枢支連結部P2を線分Lvの内側に移動させる。これによって、クランプリンク7の当接軸部72bは、押さえ棒受部32に収納された押さえ棒1を押圧する状態に維持する。
本考案において、クランプ機構Bによって、ホルダー3の押さえ棒受部31aに押さえ棒1を固定する行程を説明する。まず、レバーリンク6の操作レバー部62を操作し、クランプリンク7のクランプ部72をホルダ3から離間した状態にしておく〔図3(A)参照〕。
このとき、第2枢支連結部P2が線分Lvの外側に位置して弾性付勢力によりこの状態が維持されている。次に、押さえAのホルダ3の押さえ棒受部31aに配置し、押さえ棒受部32の奥側32aに押さえ棒1の平坦面部1aを当接させる。このとき、押さえ棒1の貫通孔部11に突起部9を挿入する。次に、レバーリンク6の操作レバー部62を揺動させて、第2枢支連結部P2を線分Lvの外側から内側に向かって横切るように通過させる〔図3(B)参照〕。
枢支連結部P2を線分Lvの外側から内側に向かって横切るように通過する過程で、クランプリンク7のクランプ部72が押さえ棒受部32内に配置された押さえ棒1に当接する状態となる。このとき、クランプ部72は、押さえ棒1と当接する状態となっており、クランプリンク7の動作は停止状態となる〔図3(B)参照〕。
クランプリンク7が停止状態であるため、第2枢支連結部P2が線分Lvの思案点Pcを外側から内側に向かって通過するときには、第1枢支連結部P1と第3枢支連結部P3とが相互に近接する方向に弾性付勢されることになる。そのため、第2枢支連結部P2が線分Lvの内側に入り込むと、前記弾性付勢力により、第2枢支連結部P2は、線分Lvの内側の最終点まで移動し、そこでクランプリンク7の停止状態が維持されることになる。
このクランプリンク7のクランプ部72がホルダ3に押さえ棒1が当接且つ押圧された状態で保持される〔図3(B)参照〕。これによって、押さえ棒1は、ホルダー3の押さえ棒受部32に固定される。また、押さえ棒1のロックを解除するときには、前記第2枢支連結部P2が前記線分Lvの内側から外側に向かうようにレバーリンク6の操作レバー部62を揺動操作することで、クランプリンク7のクランプ部72が押さえ棒1から離間し、押さえ棒1を押さえ棒受部32から外すことができる。
1…押さえ棒、2…押さえ部、3…ホルダー、32…押さえ棒受け部、
5…連結リンク、6…ベースリンク、62…操作レバー部、7…クランプリンク、
72…クランプ部、9…突起部、B…クランプ機構、Lv…線分、Pc…思案点。

Claims (3)

  1. ミシン本体に上下摺動可能に支持された押さえ棒と、該押さえ棒の下端に押さえ部を装着するために押さえ棒受け部が形成されたホルダーであって、該ホルダーに形成されたベースリンクと、該ベースリンクの一端に回転可能に一端が連結された連結リンクと、該連結リンクの他端に回転可能に一端が連結された操作レバー部を有するレバーリンクと、該レバーリンクの他端に回転可能に一端が連結されたクランプ部を有するクランプリンクと、該クランプリンクの他端と前記ベースリンクの他端とを回転可能に連結して構成されたクランプ機構を備え、前記操作レバー部の操作により前記連結リンクと前記レバーリンクの連結部が前記ベースリンクの一端に設けた枢支孔の中心とクランプリンクの一端に設けた枢支孔の中心を結ぶ線分上の思案点を超えて位置することで前記クランプ部を前記押さえ棒に当接させて前記ホルダーを前記押さえ棒に押圧保持するようにしたことを特徴とするミシンの押さえホルダー。
  2. 前記ホルダー又は前記クランプリンクのクランプ部の少なくとも何れか一方には、前記押さえ棒の螺子孔に挿入可能な突起部が形成されてなることを特徴とする請求項1に記載のミシンの押さえホルダー。
  3. 前記クランプリンクの前記クランプ部には出没量を調節する調節部が具備されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のミシンの押さえホルダー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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