JP3203890U - 防盗カバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙幣投入装置のユニット体と自動販売機などの外筐部材との間を補強し、前記ユニット体の構造の違いに対応する防盗カバー装置を提供する。【解決手段】紙幣収納ボックス2と、これに取り付けられて紙幣を紙幣収納ボックス2内に送給する紙幣投入ユニットとを有する紙幣投入装置1を保護するため、紙幣収納ボックス2の外面に固定される平板状のベース部11と、ベース部11と一体で、紙幣投入ユニット部を覆うユニット収容部12と、ベース部11又はユニット収容部12に設けられ、紙幣収納ボックス2に結合される取付部とを有し、ユニット収容部12は、所定の段差d1を付けてベース部11から所定の寸法立ち上がり成形された段差部と、この段差に略等しい高さの側壁部17と、上面に形成され紙幣投入装置1の紙幣投入用のスリット孔に対応する開口部14とが設けられており、開口部14の幅寸法はスリット孔の幅寸法よりも大きい。【選択図】図3

Description

本考案は、防盗カバー装置、特に機種ごとに寸法が異なった自動販売機の紙幣投入装置に対して、紙幣投入装置のユニット体とこのユニット体の周辺外部を覆う外筐部材との間に設置されてユニット体を保護する防盗カバー装置に関するものである。
従来、各種自動販売機や運賃精算機などの金銭取扱い機器(以下、自動販売機で代表させる)にはユーザ(顧客)が支払いのための紙幣を投入する紙幣投入装置が取り付けられている。この紙幣投入装置は、ユニット体として自動販売機の中に設置され、紙幣投入口(スリット状の開口部)を外部に露出させた状態で自動販売機の外筐部材すなわちボックス体に覆われて保護されている。このような構成の自動販売機においては、紙幣投入装置のユニット体を外筐部材によって覆っており、外筐部材そのものが紙幣投入装置のユニット体に対する防盗カバーを構成している。紙幣投入口に対応する外筐部材部分には開口が設けられ、自動販売機の機種によっては、上記開口の部分に樹脂などの材質から成る縁取り部材が取り付けられたものもある。
特開2003−051055号公報
上述したような紙幣投入装置のユニット体に対する防盗カバーにあっては、外筐部材で周囲を覆われて外部から隔絶され保護されているが、外筐部材は自動販売機全体を形成したり、内部の各種ユニットのレイアウトを考慮したりといったボックス体としての役割があり、紙幣投入装置のユニット体に対する防盗について特別な工夫を凝らすということはできない。そのため、紙幣投入装置のユニット体と外筐部材との間では、紙幣投入口の周辺において当該紙幣投入口と外筐部材との間に隙間が出来やすく、この隙間にドライバー工具や梃子金具を差し込んでこじ開けられ、紙幣投入装置内の金銭を取られるという被害が生じていた。
本考案は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、自動販売機などに設置される紙幣投入装置のユニット体と自動販売機などの外筐部材との間を補強し、しかもこのユニット体の構造の違いにも対応することにより汎用性を向上させた防盗カバー装置を提供することにある。
本考案は上記目的を達成するため、紙幣収納ボックスと、この紙幣収納ボックスに取り付けられ、投入された紙幣を紙幣収納ボックス内に送給する紙幣投入ユニットとを有する紙幣投入装置を保護する防盗カバー装置であって、前記紙幣収納ボックスの外面に当接してこの紙幣収納ボックスに固定される平板状のベース部と、前記ベース部と一体的に設けられ、前記紙幣投入ユニット部を覆うユニット収容部と、前記ベース部又はユニット収容部に設けられ、前記紙幣収納ボックスに結合される取付部とを有し、前記ユニット収容部は、所定の段差を付けてベース部から所定の寸法立ち上がり成形された段差部と、この段差に略等しい高さの側壁部と、上面に形成され紙幣投入装置の紙幣投入用のスリット孔に対応する開口部とが設けられており、前記開口部の幅寸法(W)は、前記スリット孔の幅寸法(V)よりも大きな幅寸法、すなわち、V < Wの関係に設定されており、 前記段差は前記紙幣投入ユニット部の高さをカバーする寸法を有する、ことを特徴とする。この構成により、自動販売機などの紙幣投入装置のユニット体と外筐部材との間を補強でき、しかもこのユニット体の構造の違いにも対応することにより汎用性を向上させることができる。
上記防盗カバー装置において、ユニット収容部の開口部の中には紙幣受け入れ用のピース部材が嵌合取り付けすることもできる。これにより大寸法の開口部の隙間を埋めて密閉状態にすることができる。
また、ユニット収容部の開口部の幅寸法(W)と紙幣投入装置のスリット4の幅寸法(V)の間における、V < Wの関係はセンチメートルレベルの差にすることもできる。これにより、紙幣投入ユニット部の構造の違いに対応する汎用性をさらに向上させることができる。
また、前記ユニット収容部の開口部の幅寸法(W)と紙幣投入装置のスリット4の幅寸法(V)の間における、V < Wの関係は数倍に設定することができる。これにより、紙幣投入ユニット部の構造の違いに対応する汎用性をさらに向上させることができる。
本発明によれば、自動販売機などの紙幣投入装置の紙幣投入ユニット部と外筐部材との間を補強でき、しかもこの紙幣投入ユニット部の構造の違いにも対応することにより汎用性を向上させることができる。
本考案の一実施の形態に係る防盗カバー装置を組み込んだ紙幣投入装置の構成図である。 上記実施の形態に係る防盗カバー装置の平面図である。 上記実施の形態に係る防盗カバー装置の側面図である。
図1から図3を用いて本考案の実施の形態を説明する。図1は、本考案の一実施の形態に係る防盗カバー装置が適用される紙幣投入装置を示す平面図である。
この紙幣投入装置1は自動販売機内に備え付けられるものであり、紙幣収納ボックス2と、この紙幣収納ボックス2に取り付けられ、自動販売機の外部から投入された紙幣を受け入れる紙幣投入ユニット3とを備えている。紙幣収納ボックス2は内部が中空の箱から成り、複数の紙幣が収納できる寸法に成形されている。紙幣投入ユニット3は、図1に示されるように紙幣収納ボックス2の外面に固定取り付けされ、外面には紙幣を受け入れるためのスリット孔4を有している。紙幣投入ユニット3のスリット孔4は紙幣収納ボックス2の中空内部に連通しており、また、このスリット孔4の周辺の紙幣投入ユニット3内部には外部からスリット孔4に差し込まれた紙幣を紙幣収納ボックス2の中空内部へ送給する送り機構が設けられている。また、紙幣収納ボックス2の基端部(図1中、手元部分)及び先端部(図1中、先方の隠れた部分)にはそれぞれ、同様のアングル形状に成形された支持フランジ5(基端側を5a、先端側を5bとする)が取り付けられている。支持フランジ5a、5bには部品取り付け用の切欠溝6(基端側を6a、先端側を6bとする)が形成されている。
図2及び図3は上記紙幣投入装置1に取り付けられて当該紙幣投入装置1を保護する防盗カバー装置を示し、図2は平面図、図3は側面図である。この防盗カバー装置10は、防盗カバー装置10の本体となる長方形状で平板状のベース部11と、この長方形状のベース部11の一端側においてベース部11に一体的に設けられたユニット収容部12と、ベース部11の端部(基端側)及びユニット収容部12の端部(先端側)に設けられた取付フランジ13(基端側を13a、先端側を13bとする)とを有して成る。
ベース部11は、紙幣投入装置1の紙幣収納ボックス2の外面に当接(平面部分2aに面接触)してこの紙幣収納ボックス2に固定される。ユニット収容部12は、ベース部11のレベル面11aから所定の段差d1だけ立ち上がって概略逆箱形状に形成され、紙幣投入装置1の紙幣投入ユニット3を覆う。この明細書において、「逆箱形状」とは凹形状の箱を伏せた状態の形状をいう。上記ユニット収容部12の上面(箱の底に当たる)には、紙幣投入装置1の紙幣投入ユニット3のスリット孔4に対応して開口部14が設けられている。開口部14は、紙幣投入装置1の種類によって紙幣投入ユニット3のスリット孔4の位置或いは幅寸法にバリエーションが生じることに対応すべく、スリット孔4の幅寸法よりも大きな幅寸法Wに設定されており、この開口部14の中に紙幣受け入れ用のピース部材16が嵌合取り付けされている。これにより大寸法の開口部14とスリット孔4の隙間を埋めて密閉状態にすることができる。開口部14の幅寸法Wとスリット孔4の幅寸法(Vとする)の差は数mm(ミリメートル)といったレベルでもよいがそれよりも大きく、1〜3cm(センチメートル)の差に設定するか、または開口部14の幅寸法Wはスリット孔4の幅寸法Vの3〜5倍程度に設定することも可能である。
取付フランジ13aはベース部11のレベル面11aに対して所定の段差d2だけ立ち下がって延びており、紙幣収納ボックス2の一端に設けられた支持フランジ5aに対応している。取付フランジ13bもまたベース部11のレベル面11aに対して所定の段差d2だけ立ち下がって延びており、紙幣収納ボックス2の他端に設けられた支持フランジ(図示してない)に対応している。また、取付フランジ13aには切込み15aが形成され、この切込み15aは紙幣収納ボックス2の支持フランジ5aに形成された切欠溝6aに対応している。取付フランジ13bには、防盗カバー装置10の長手方向に細長く形成されたスリット孔15bが形成され、このスリット孔15bは紙幣収納ボックス2の上記他端に設けられた支持フランジに形成された切欠溝(図示してない)に対応している。また、ユニット収容部12の側部には、その頂部と一体になった側壁部17が設けられている。
以上の構成において、防盗カバー装置10は自動販売機などに設置された紙幣投入装置1に上面から取り付けられる。この取り付けにより、防盗カバー装置10のベース部11は紙幣収納ボックス2の面に対接し、またユニット収容部12は紙幣投入ユニット3を覆うようにして配置される。ユニット収容部12は防盗カバー装置10の長手方向に段差d1が設けられているだけでなく側面側に側壁部17も有しているため、紙幣投入ユニット3は上面及び側面(4周)がユニット収容部12によって取り囲まれる。
また、防盗カバー装置10の開口部14との幅寸法Wと紙幣投入装置1のスリット孔4の幅寸法Vの間では、
V < W
の関係がセンチメートルレベル(例えば1〜3cm程度)の差もしくは数倍(例えば3〜5倍程度)の比率に設定されているから、開口部14とスリット孔4の相対位置にバラツキがあっても充分に対応することができる。そして、防盗カバー装置10の基端部においては、取付フランジ13aと紙幣投入装置1の支持フランジ5aとの間で切込み15a及び切欠溝6aに装着されたボルト、ナット等の締結部材により締め付け固定が行われる。また防盗カバー装置10の先端部においては、取付フランジ13bとこれと対応位置関係にある紙幣投入装置1の支持フランジとの間でスリット孔15b及び切欠溝に装着されたボルト、ナット等の締結部材により締め付け固定が行われる。
以上の取り付け操作により、防盗カバー装置10が紙幣投入装置1に一体的に取り付けられる。これにより、紙幣投入装置1は防盗カバー装置10によって完全に防護され、自動販売機等の外部から衝撃が加えられても容易には破壊されない。
本考案によれば、自動販売機などに設置される紙幣投入装置のユニット体と自動販売機などの外筐部材との間に、紙幣投入装置の紙幣投入部分の寸法バラツキに柔軟に対応し得る防盗カバー装置を取り付けることにより汎用性の高い防盗カバー装置による盗難防止を図ることができる。
1 紙幣投入装置
2 紙幣収納ボックス
3 紙幣投入ユニット
4 スリット孔
5、5a、5b 支持フランジ
6、6a、6b 切欠溝
10 防盗カバー装置
11 ベース部
12 ユニット収容部
13、13a、13b 取付フランジ
14 開口部
15a 切込み
15b スリット孔
16 ピース部材
17 側壁部
d1 段差

Claims (4)

  1. 紙幣収納ボックスと、この紙幣収納ボックスに取り付けられ、投入された紙幣を紙幣収納ボックス内に送給する紙幣投入ユニットとを有する紙幣投入装置を保護する防盗カバー装置において、
    前記紙幣収納ボックスの外面に当接してこの紙幣収納ボックスに固定される平板状のベース部と、
    前記ベース部と一体的に設けられ、前記紙幣投入ユニット部を覆うユニット収容部と、
    前記ベース部又はユニット収容部に設けられ、前記紙幣収納ボックスに結合される取付部とを有し、
    前記ユニット収容部は、所定の段差を付けてベース部から所定の寸法立ち上がり成形された段差部と、この段差に略等しい高さの側壁部と、上面に形成され紙幣投入装置の紙幣投入用のスリット孔に対応する開口部とが設けられており、
    前記開口部の幅寸法(W)は、前記スリット孔の幅寸法(V)よりも大きな幅寸法、すなわち、
    V < W
    の関係に設定されており、
    前記段差は前記紙幣投入ユニット部の高さをカバーする寸法を有する、
    ことを特徴とする防盗カバー装置。
  2. 前記ユニット収容部の開口部の中には紙幣受け入れ用のピース部材が嵌合取り付けされていることを特徴とする請求項1記載の防盗カバー装置。
  3. 前記ユニット収容部の開口部の幅寸法(W)と紙幣投入装置のスリット4の幅寸法(V)の間における、
    V < W
    の関係はセンチメートルレベルの差であることを特徴とする請求項1記載の防盗カバー装置。
  4. 前記ユニット収容部の開口部の幅寸法(W)と紙幣投入装置のスリット4の幅寸法(V)の間における、
    V < W
    の関係は数倍であることを特徴とする請求項1記載の防盗カバー装置。
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