JP3203867U - 健康器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】健康状態を改善することができる健康器具を堤供する。【解決手段】健康器具10は、電源部11と、この電源部11の正極に対して電気的に接続され、頭部に巻くように環状に形成された正極端子部12と、電源部11の負極に対して電気的に接続され、頭部以外の体の一部に接触させる負極端子部13とを備えている。電源部11は、例えば、電池よりなる電源11Aを有し、正極端子部12と負極端子部13との間に、1.5V以上10V以下の電圧を印加するように構成されることが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は、電気刺激を利用した健康器具に関する。
パーキンソン症候群は、原因不明の神経変性疾患であり、臨床的には振戦、筋固縮、動作緩慢、姿勢反射障害、歩行障害などの症状を呈する疾患群を含んでいる。このうち、パーキンソン病は、薬物療法や定位脳手術(深部脳刺激療法)が治療法として存在するが、病状の進行とともに、運動症状に対する効果は減退し、日常生活動作も徐々に制限されていく。また、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症ならびに多系統委縮症などのパーキンソン症候群は、現時点では、有効な治療法が全くなく、症状の進行とともに体動が困難となり、発症後の平均生存期間も5年ないし7年と報告されている。そこで、パーキンソン症候群の症状を改善することができる方法の開発が望まれていた。
特開2012−125465号公報
本考案は、このような問題に基づきなされたものであり、体の状態を改善することができる健康器具を堤供することにある。
なお、特許文献1には、1対の電極からなる第1電極対と別の1対の電極からなる第2電極対とから構成される4電極からなる電気刺激装を脊髄硬膜外腔に留置して、脊髄に電気的刺激を付与することにより、パーキンソン症候群などの神経変性疾患に伴う運動症状を改善することが記載されている。しかし、本願考案と特許文献1とでは、具体的な構成が全く異なっている。
本考案の健康器具は、電源部と、この電源部の正極に対して電気的に接続され、頭部に巻くように環状に形成された正極端子部と、電源部の負極に対して電気的に接続され、頭部以外の体の一部に接触させる負極端子部とを備えたものである。
本考案によれば、頭部と体の他の部分との間に微弱電流を流すことにより、健康状態を改善することができる。
本考案の一実施の形態に係る健康器具の構成を表す図である。 図1に示した健康器具を体に装着した状態を表す図である。
以下、本考案の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、本考案の一実施の形態に係る健康器具10の構成を表すものである。図2は、図1に示した健康器具10を体に装着した状態を表す図である。この健康器具10は、電源部11と、この電源部11の正極に対して電気的に接続され、頭部に巻くように環状に形成された正極端子部12と、電源部11の負極に対して電気的に接続され、頭部以外の体の一部に接触させる負極端子部13とを備えている。
電源部11は、例えば、電池よりなる電源11Aと、通電状態を制御する制御部11Bとを有している。電源11Aは、正極端子部12と負極端子部13との間に、1.5V以上10V以下の電圧を印加するように構成されることが好ましく、3V以上6V以下の電圧を印加するように構成されていればより好ましい。電源は、例えば、電池を必要に応じて直列又は並列に接続することにより構成される。電池は、どのようなものでもよく、筒形や角形の乾電池、又は、ボタン形電池が好ましく挙げられる。
制御部11Bは、例えば、通電のON・OFFを行う制御スイッチと、タイマーと、通電状態を表示する表示部とを有していることが好ましい。タイマーは、例えば、所定の時間を経過すると通電がOFFになるように、又は、通電がONの状態とOFFの状態とを交互に繰り返し、ON及びOFFの継続時間、並びに、ONとOFFの繰り返し回数を設定できるように構成されていることが好ましい。
表示部は、光により表示することが好ましく、例えば、1又は複数のLEDランプなどのランプにより構成することが好ましい。具体的には、例えば、色の異なる複数のランプを設け、設定した通電時間に応じて、設定時間に対応する色のランプが通電開始と共に発光し、設定時間経過後に消灯するように構成することが好ましい。例えば、通電時間を5分としたときは赤色、10分としたときは黄色、15分としたときは青色のランプが通電時に発光するように構成することが好ましい。また、例えば、色の異なる複数のランプを設け、通電時に発光するようにし、時間の経過に応じて、発光しているランプが順番に消灯するように、又は、発光するランプが順番に変化するように構成してもよい。
正極端子部12は、例えば、配線14により電源部11と接続されている。正極端子部12は、例えば、導電性線材により構成されることが好ましく、導電性線材の太さの直径は1mm以上4.5mm以下の範囲内であることが好ましく、2mm以上3.5mm以下の範囲内であればより好ましい。太さが細すぎると十分な強度を得ることができず、太さが太すぎると柔軟性が低下し、頭に装着した時の付け心地が悪くなってしまうからである。
正極端子部12の大きさは、頭部の周囲の大きさに合わせて形成されることが好ましい。正極端子部12の周方向に沿った長さは変更可能とされていてもよく、例えば、正極端子部12は、一部が離間したり連結したりできるように構成されてもよく、また、伸縮性を有する材料により構成されてもよい。正極端子部12の周方向に沿った長さは、例えば、50cm以上63cm以下の範囲内とすることが好ましい。
負極端子部13は、例えば、配線15により電源部11と接続されている。負極端子部13は、例えば、導電性材料により構成されており、手で持つように板状部材により構成されていてもよく、腕等に巻くように帯状部材あるいは線状部材により構成されていてもよい。また、負極端子部13又は配線15には、例えば、通電のON・OFFを行う手元スイッチを設けるようにしてもよい。
この健康器具10は、例えば、次のようにして用いることができる。まず、例えば、正極端子部12を頭部の周りに装着する。その際、正極端子部12がこめかみ又はその周辺に当接するようにすることが好ましい。次いで、例えば、負極端子部13を手で持つか又は腕等に巻く。続いて、電源部11のスイッチをONにし、正極端子部12と負極端子部13との間に電圧を印加し、微弱電流を流す。電圧は、所定の時間の間連続して印加してもよく、また、所定の時間においてONとOFFを交互に繰り返し、間欠的に印加してもよい。
これにより、電気刺激が与えられ、健康状態が改善される。なお、この健康器具10は、例えば、パーキンソン症候群の症状を改善するのに役立つが、健常者が使用しても、肩こりや胃のむかつき等の症状を改善するのに役立てることができる。また、老眼の改善、頭髪の発毛及び育毛、白髪の改善にも役立てることができる。
このように、本実施の形態によれば、頭部と体の他の部分との間に微弱電流を流すことにより、健康状態を改善することができる。
(実施例1)
パーキンソン病の患者13名に上記実施の形態にて説明した健康器具10を使用してもらい、使用前と使用後の体の状態を聞いた。健康器具10は、正極端子部12をこめかみに当接するように頭部に装着してもらい、負極端子部13を手に持って、1日に2回、15分間にわたり電圧を印加してもらった。印加した電圧は、3V、4.5V、又は、6Vとした。このような電気刺激を数日間行ってもらった。その結果を表1に示す。
Figure 0003203867
表1に示したように、全ての患者において、体が楽になり健康状態の改善が見られた。すなわち、健康状態の改善効果があることが分かった。
(実施例2)
数人の健常者に上記実施の形態にて説明した健康器具10を使用してもらい、使用後の体の状態を聞いた。健康器具10は、正極端子部12をこめかみに当接するように頭部に装着してもらい、負極端子部13を手に持って、20分間にわたり4.5Vの電圧を印加してもらった。その結果、肩こりが楽になった、及び、胃のむかつきが楽になったという感想が得られた。すなわち、健常者が使用しても、健康状態を改善することができることが分かった。
(実施例3)
頭髪が薄い人及び頭髪が白髪の人に上記実施の形態にて説明した健康器具10を使用してもらい、使用後の状態を調べた。健康器具10は、正極端子部12をこめかみに当接するように頭部に装着してもらい、負極端子部13を手に持って、1回20分程度、1日に数回、1.5V〜9Vの電圧を印加してもらった。その結果、使用を開始して2カ月程度経過した時点で、頭頂部から側頭にかけて頭髪の2/3程度が薄くなっていた人が、頭全体について1cm〜2cmの発毛及び育毛が見られた。また、白髪が生えていた人は、白髪が減り、黒髪が生えてきているのが見られた。すなわち、薄毛及び白髪を改善することができることが分かった。
(実施例4)
老眼の人に実施例3と同様にして上記実施の形態にて説明した健康器具10を使用してもらい、使用後の状態を調べた。その結果、老眼が改善され、見えるようになったという感想が得られた。すなわち、老眼を改善することができることが分かった。
以上、実施の形態および実施例を挙げて本考案を説明したが、本考案は上記実施の形態および実施例に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では、各構成要素について具体的に説明したが、全ての構成要素を含んでいなくてもよく、また、他の構成要素を含んでいてもよい。
健康状態の改善に用いることができる。
10…健康器具、11…電源部、11A…電源、11B…制御部、12…正極端子部、13…負極端子部、14,15…配線

Claims (3)

  1. 電源部と、
    この電源部の正極に対して電気的に接続され、頭部に巻くように環状に形成された正極端子部と、
    前記電源部の負極に対して電気的に接続され、頭部以外の体の一部に接触させる負極端子部と
    を備えたことを特徴とする健康器具。
  2. 前記正極端子部と前記負極端子部との間には、1.5V以上10V以下の電圧が印加されることを特徴とする請求項1記載の健康器具。
  3. 前記正極端子部は、直径が1mm以上4.5mm以下の導電性線部材により構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の健康器具。
JP2016000591U 2015-06-15 2016-02-08 健康器具 Active JP3203867U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019534108A (ja) * 2016-11-09 2019-11-28 ドゥボウネト, デザイレDUBOUNET, Desire 頭蓋の微量直流電流刺激を伴うガルバニック皮膚反応検出

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