JP3203338U - バターナイフ - Google Patents

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鈴木 邦夫
邦夫 鈴木
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Abstract

【課題】冷蔵庫内より取り出されたばかりの硬いバター等の食材を数本の細かい筋状のものに容易に且つ確実に削り取り得るバターナイフを提供する。【解決手段】バターナイフ10は、バターナイフ本体部1及び掴持用のハンドル部2より成る。複数の第1おろし刃部5は、バターナイフ本体部1の上面1US及び下面1LS上に、長手方向DLに沿って順次に配列している。各第1おろし刃部5は、上面1USより窪みつつ下面1LSの斜め下方へ向けて傾斜・突出した突出部と、突出部の端面に連続的に繋がっており且つ上面1US及び下面1LSを貫通する貫通孔を有する。更に、複数の第2おろし刃部6が、複数の第1おろし刃部5に近接して並びつつ、バターナイフ本体部1の上面1US及び下面1LS上に長手方向DLに沿って順次に配列している。各第2おろし刃部6もまた、第1おろし刃部5と同様に、上記突出部及び上記貫通孔を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、バターナイフに関する。
従来、種々の構造のバターナイフが提案されている(例えば特許文献1ないし4を参照。)。例えば、「バターナイフ本体部」に該当する「へら部分」に、刃部と当該刃部に連なる逆コの字型の開口部とが形成されており、更に、「へら部分」の先端部分が反った刃台部として形成されて成るバターナイフが、提案されている(特許文献1参照。)。
特開2004−121773号公報 特開2005−288076号公報 特開平7−250974号公報 実開昭63−161577号公報
しかしながら、従来のバターナイフを用いて、冷蔵庫内で保管されていて硬く固まったバターを当該冷蔵庫から取り出した直後に削り取る場合には、細かくバター表面を安定して削ることが容易ではなく、どうしても比較的大きな塊となった状態でしかバター表面を削ることが出来ないという問題点がある。この場合には、バターの摂取量(カロリー)を抑えて適切な量のバターをバターナイフで取り出した上で、削り取った当該バターをトーストの表面上に薄く塗り広げることは、容易ではない。そのためには、冷蔵庫から取り出された直後の硬く固まった状態のバターを暫く室内等の空間に放置して、当該バターの表面部分が溶けて柔らかくなるまで待つ必要性がある。
この様な問題点は、バターナイフを用いて、冷蔵庫内で保管されていて硬く固まったチーズ又はチョコレート等の食材を当該冷蔵庫から取り出した直後に削り取る場合にも妥当する問題点である。
この考案は上記の課題認識を踏まえて成されたものであって、その主目的は、冷蔵庫内より取り出されたばかりの硬いバター等の食材を、容易に且つ確実に、数本の細かい筋状のものに削り取り得るバターナイフを提供することにある。
本考案の主題に係るバターナイフは、一端部から他端部に向けた長手方向に沿って延在するバターナイフ本体部と、前記バターナイフ本体部の前記他端部に固設されて上方へ傾斜して延在する掴持用のハンドル部と、前記バターナイフ本体部の上面及び前記上面に対向する下面に配設された、前記長手方向に沿って順次に配列する複数の第1おろし刃部とを備えており、前記複数の第1おろし刃部の各々は、前記長手方向に直交する方向の内で前記上面に含まれる直交方向に向けて前記上面より窪みつつ且つ前記下面の斜め下方へ向けて傾斜しつつ前記下面より突出した突出部と、前記突出部の端面に連続的に繋がっており且つ前記上面及び前記下面を貫通する貫通孔と、を有することを特徴とする。
本考案の主題に係るバターナイフによれば、当該バターナイフの本体部を、冷蔵庫から取り出されたばかりの硬い固まり状態にあるバターの表面部分に当接させた上で、長手方向に直交する方向の内で当該本体部の上面に含まれる直交方向に向けて移動させることで、各第1おろし刃部の突出部の端面は当該バターの表面部分に食い込んで、当該突出部の窪んだ上面は当該直交方向ないしは当該移動方向に向けて動きつつ当該バターの表面部分を削り出す。そして、当該直交方向ないしは当該移動方向に関して削り取られる当該バターの表面部分は、細かい筋状のバターとなって、次から次へと、対応する貫通孔より、直交方向ないしは当該移動方向に向けて放出される。
これにより、本考案の主題に係るバターナイフは、冷蔵庫から取り出されたばかりの硬い固まり状態にあるバターより、ふわふわとした状態の細かい筋状にスライスされた数本の筋状バターを容易に且つ確実に削って得ることが出来、得られた数本の筋状バターをそのままトースト等のパンの表面上に確実に薄く塗り広げることが出来る。
しかも、細かい筋状の数本のバターが、硬い固まり状態にあるバターの表面部分から削り取られるので、パンに塗布すべきバターを容易に溶け易くすることが出来ると共に、その際に人が摂取するバターの量を減少させることが出来、以って、カロリーを抑えることが出来る。
以下、本考案の様々な具体化を、添付図面を基に、その効果・利点と共に、詳述する。
本考案の実施の形態1に係るバターナイフの上面側構成を模式的に示す斜視図である。 本考案の実施の形態1に係るバターナイフの側面側構成を模式的に示す側面図である。 本考案の実施の形態1に係るバターナイフの上面側構成を模式的に示す平面図である。 本考案の実施の形態1に係るバターナイフの下面側構成を部分的に拡大化して模式的に示す背面図である。 図3に示す断線に関する縦断面構成を模式的に示す縦断面図である。
(実施の形態1)
<バターナイフ10の構成>
図1は、本実施の形態に係るバターナイフ10の上面側構成を模式的に示す斜視図である。これに対して、図2は、図1に示す矢印AR1の方向からバターナイフ10を眺めた際の、バターナイフ10の側面側構成を模式的に示す側面図である。又、図3は、図1に示す矢印AR2の方向からバターナイフ10を眺めた際の、バターナイフ10の上面側構成を模式的に示す平面図である。又、図4は、図1に示す矢印AR3の方向からバターナイフ10のバターナイフ本体部1を眺めた際の、バターナイフ本体部1の下面側構成を部分的に拡大化して模式的に示す背面図である。更に、図5の(a)及び(b)は、それぞれ、図3に示す断線LA−LB及び断線LC−LDに関するバターナイフ本体部1の縦断面構成を示す縦断面図である。
図1乃至図3の各図面に示される通り、バターナイフ10は、大要、(1)バターナイフ本体部1、及び、(2)手でバターナイフ10を掴持するためのハンドル部2より成る。このバターナイフ10は、例えば、ステンレス鋼より成り、寸法例としては、全長が16.5cm、幅が2.5cm、及び、高さが2.5cmである。尚、バターナイフ10の材質及び寸法は、上記の材質例及び寸法例に限定されるものではない。
この内、バターナイフ本体部1がバターナイフ10の主要部分であって、後述する通り、同部1は、作業者の動作に応じて、硬いバターの表面部分を細かい数本の筋状のバターに容易に削り取るスライス機能を呈する。バターナイフ本体部1は、その一端部1ETから他端部1EPに向けて長手方向DLに沿って延在する、厚さT1の比較的に極めて薄い略平坦面部分である。例えば、一例として、厚さT1は0.6mmに設定されている。図1及び図2に示される通り、バターナイフ本体部1の一端部1ETは、滑らかに凸状に湾曲した部分の先端部分である。これに対して、バターナイフ本体部1の他端部1は、その略平坦な中央部1CPから上方に向けて湾曲して傾斜を成す後端部分である。
他方、握持用のハンドル部2は、スポット溶接又は接着等の各種の固定方法を介して、バターナイフ本体部1の他端部1EPの裏面側部分に固設されている。そして、ハンドル部2は、他端部1EPとの上記連結部分から、手で同部2を掴み易い様に凹凸状のスロープを描きつつ、上方へ向けて傾斜・延在している。このハンドル部2の傾斜角度は、通常のバターナイフの傾斜角度よりも、大きく設定されている。この様な、通常よりもより傾斜の付いたハンドル設計とすることにより、バターケースに入れられたバターであっても、当該バターを削り易くすることが可能となる。そして、バターナイフ本体部1に上記スライス機能(細かい筋状バターを削り取る機能。)を発揮可能とさせつつ、バターナイフ10全体の強度を向上させる観点から、バターナイフ本体部1の極めて薄い厚みT1と比較して、ハンドル部2の厚みT2は、十分に大きな値に設定されている(T2>>T1)。例えば、一例として、厚みT2は2.5mmの値に設定されている。この厚みT2の設定によって、人は、バターナイフ10の使用時に、ハンドル部2をしっかりと握ることが可能となる。
以上の構成に於いて、バターナイフ10の特徴的構成は、バターナイフ本体部1の中央部1CPに、所定の間隔で長手方向DLに沿って順次に一列に交互に配列して成る複数の「おろし刃」の構造(第1及び第2おろし刃部5,6に相当。)が、設けられている点にある。
即ち、第一に、図1、図3及び図4に例示される通り、長手方向DLに沿って順次に配列する複数の第1おろし刃部5が、中央部1CPの略中央分のラインL1に従って、バターナイフ本体部1の上面1US及び上面1USに対向する下面1LS上に配設されている。換言すれば、図4に例示される様に、複数の第1おろし刃部5の各々は、所定の間隔dを保ちつつ、略中央のラインL1に沿って、一端部1ET側から他端部1EP側に向けて、一列に順次に配列している。そして、図3、図4及び図5(a)に示される様に、複数の第1おろし刃部5の各々は、(1)突出部4、及び、(2)貫通孔3を有する。
ここで、突出部4は、バターナイフ本体部1の上面1USより、長手方向DLに直交する方向の内で上面1US乃至は下面1LS内に含まれる直交方向DRに向けて窪みつつ(乃至は沈み込みつつ)、且つ、下面1LSの斜め下方へ向けて傾斜しつつ、下面1LSより突出している。この突出部4の形状は、任意である。本例では、突出部4の上面4RSは、上面1USより凹状に直交方向DRに向けて且つ下方へ向けて窪んだ面(凹状上面)を成している。そして、図4に示される通り、突出部4の下面ないしは裏面を図4の上方から視認した場合の平面視に於いては、突出部4は、緩やかに湾曲して成る底辺(端面4ESに該当。)を有する略三角形を成しており、突出部4の傾斜した両側面が交差して成る部分は稜線ないしはエッジ4Eを形成している。この斜め下方へ傾斜した稜線4Eが下面1LSとの間で成す傾斜角度は、任意の角度θである。この様に、突出部4の形状は、正に、直交方向DRに向けて延在しつつ窪みこんで成る「おろし刃」を形成している。
斯かる各第1おろし刃部5の突出部4の構造により、バターナイフ本体部1の下面1LSを硬いバターの表面に当接して直交方向DRに向けて移動させた際に、各突出部4は、当該バターの表面に鋭く食い込んで直交方向DRに移動しつつ当該表面部分を細かい筋状に確実に削り取っていくことを可能にする。
又、貫通孔3は、対応する突出部4の端面4ESに連続的に繋がっており、且つ、バターナイフ本体部1の上面1US及び下面1LSを貫通する。本例では、貫通孔3を図4の上方から視認した場合の平面視に於いては、貫通孔3は略円形の形状を成す。斯かる各第1おろし刃部5の貫通孔3の構造により、バターナイフ本体部1の下面1LSを硬いバターの表面に当接して直交方向DRに向けて移動させた際に、各貫通孔3は、対応する突出部4と連動して、当該突出部4によって削り取られてくる細かい筋状のバターを外部へ放出する機能を呈し得る。
第二に、図1、図3及び図4に例示される通り、複数の第2おろし刃部6が、複数の第1おろし刃部5に交互に並設しつつ、バターナイフ本体部1の上面1US及び下面1LS上に、長手方向DLに沿って配設されている。即ち、図4に例示される様に、複数の第2おろし刃部6の各々は、所定の間隔dを保ちつつ、略中央のラインL1よりもバターナイフ本体部1の側面部1SS側に所定の間隔d1で寄ったラインL2に沿って、一端部1ET側から他端部1EP側に向けて、一列に順次に配列している。しかも、複数の第2おろし刃部6及び複数の第1おろし刃部5は、互いに交互に配列した状態で配設されている。詳細には、図4に例示される様に、第2おろし刃部6と隣り合う第1おろし刃部5との間隔は、長手方向DLに関しては、距離d/2である。つまり、第2おろし刃部6の各々は、互いに隣り合う第1おろし刃部5間の中央位置に対応する位置に配設されている。よって、長手方向DLに関して、第1おろし刃部5と第2おろし刃部6とは、間隔d/2で以って、交互に配列した状態にある。そして、図3、図4及び図5(b)に例示される様に、複数の第2おろし刃部6の各々もまた、複数の第1おろし刃部5の各々と同様に、突出部4及び突出部4に連続的に繋がった貫通孔3を有する。従って、各第2おろし刃部6の突出部4及び貫通孔3もまた、既述した各第1おろし刃部5の突出部4及び貫通孔3の作用と同一の作用を呈する。
<バターナイフ10の使用と利点>
バター(「バター本体」に該当。)が冷蔵庫内に配置されている場合を考える。この場合、バターは、冷やされて硬くなっている。今、人が、冷蔵庫より当該バターを取り出して、バターナイフ10を用いてバターの表面部分を削って、削られたバターをトースト等のパンの表面に塗り広げるものとする。
この場合に於いて、人は、バターナイフ10のバターナイフ本体部1の下面1LSを、冷蔵庫から取り出されたばかりの硬いバターの表面に当接させた上で、図1、図3及び図4に示される直交方向DRに沿ってバターナイフ本体部1を移動させる。斯かる移動に伴い、ラインL1に沿って一列に配列して成る複数の第1おろし刃部5の各々の突出部4の端面4ESは硬いバターの表面部分に確実に食い込んで、各突出部4の凹状上面4RSは直交方向DRに移動しながら当該バターの表面部分を削り込むととなり、引き続くバターナイフ本体部1の直交方向DRに沿った移動に応じて当該バターの表面部分を更に削り込んでいく。そして、上記移動に伴う突出部4による硬いバターの表面部分の連続的な削り込み動作に応じて、各第1おろし刃部5の貫通孔3は、連続的に削られる当該バターの表面部分を連続的に外部へ放出し続ける。その結果、各第1おろし刃部5によって削られるバターの表面部分は、バターナイフ本体部1の上記移動に応じて、図5(a)に太い破線の矢印として示される軌跡BLを描きながら、直交方向DRの向きで、細かな筋状のバターとなって外部へ出ていくことになる。この作用により、バターナイフ本体部1の直交方向DRへの移動に応じて、複数の第1おろし刃部5の貫通孔3より、当該第1おろし刃部5の数分だけの本数の細かな筋状のバターが、各々が繋がった状態で、外部へ放出され続ける。
更に、バターナイフ本体部1の直交方向DRへの移動に応じて、複数の第1おろし刃部5に対してラインL2に沿って並設された複数の第2おろし刃部6もまた、複数の第1おろし刃部5と同様の機能を呈する。その結果、当該バターナイフ本体部1の移動に連動して、複数の第2おろし刃部6の各突出部4により、硬いバターの表面部分は削られ続け、それと共に、複数の第2おろし刃部6の貫通孔3より、当該第2おろし刃部6の数分だけの本数の細かな筋状のバターが、各々が繋がった状態で、直交方向DRの向きで、外部へ放出される。
しかも、バターナイフ本体部1の厚みT1は既述の通り極めて薄い値に設定されているので、複数の第1おろし刃部5及び複数の第2おろし刃部6は、対応する突出部4により削られた硬いバターの表面部分を、対応する貫通孔3より、速やかに且つ確実に、複数本の細かな筋状のバターとして、直交方向DRの向きで、外部へ連続的に放出することが出来る。他方で、ハンドル部2の厚みT2はバターナイフ本体部1の厚みT1よりも十分に厚い値に設定されているので、人は、しっかりとハンドル部2を握った状態で力を入れて押すことで、安定して確実に、各突出部4を硬いバターの表面部分に食い込ませつつ、硬いバターの表面上に於いて、バターナイフ本体部1を直交方向DRに沿って移動させることが出来る。
尚、バターナイフ本体部1の当該移動に伴って、硬いバターの表面部分には、各突出部4の食い込みによって当該表面部分が削られた痕跡として、中心間隔d/2で一列に配列しつつ各々が直交方向DRに沿って延在した複数本(第1及び第2おろし刃部5,6の総数に相当。)の細い筋状の溝が、形成される。
以上の第1及び第2おろし刃部5,6の作用によって、人は、バターナイフ10を用いることで、冷蔵庫から取り出されたばかりの硬い固まりのバターより、ふわふわとした状態の細かい筋状にスライスされた数本の筋状バターを容易に且つ確実に削って得ることが出来、得られた数本の筋状バターをそのままトースト等のパンの表面上に確実に薄く塗り広げることが出来る。しかも、細かい筋状の数本のバターを硬い固まり状態にあるバターの表面部分から削り取ることが出来るので、パンに塗布すべきバターを容易に溶け易くすることが出来ると共に、その際に人が摂取するバターの量を減少させることが出来、以って、カロリーを抑えることが出来る。
又、複数の第1おろし刃部5と複数の第2おろし刃部6とが長手方向DLに関して交互に配列されているので、おろし刃部の数が2段で増加する分だけ、バターナイフ本体部1を移動させる人の動作により、より多くの細かい筋状のバターを硬いバターの表面部分から容易に削ることが可能となる。
尚、バター以外にも、冷蔵庫内で保管されて硬い状態にあるチーズ又はチョコレートに対しても、バターナイフ10を用いて、ふわふわとした状態の細かい筋状にスライスされた数本の筋状のチーズ又はチョコレートを得ることが、同様に出来る。その場合、人は、得られた数本の筋状のチーズ又はチョコレートを、チーズを用いた料理に又はチョコレートを用いた製菓に利用することが出来る。
<変形例>
実施の形態1では、長手方向DLに関する、互いに隣り合う第1おろし刃部5及び第2おろし刃部6同士の間隔は距離d/2に設定されていたが、上記間隔は任意の値に設定されても良い。即ち、一般的には、複数の第2おろし刃部の各々は、複数の第1おろし刃部の内の互いに隣り合う第1おろし刃部間の位置に対応する位置に配設されている。これにより、長手方向に関して、第1おろし刃部と第2おろし刃部とは交互に配列されることとなる。
又、複数の第1おろし刃部の内の、隣り合う第1おろし刃部同士の間隔は、それぞれ、相等しくなくても良い。即ち、それぞれの、隣り合う第1おろし刃部同士の間隔は、任意の値に設定されても良い。同様に、複数の第2おろし刃部の内の、隣り合う第2おろし刃部同士の間隔は、それぞれ、相等しくなくても良い。
(付記)
以上、本考案の実施の形態を詳細に開示し記述したが、以上の記述は本考案の適用可能な局面を例示したものであって、本考案はこれに限定されるものではない。即ち、記述した局面に対する様々な修正及び/又は変形例を、この考案の範囲から逸脱することの無い範囲内で考えることが可能である。
本考案に係るバターナイフは、例えば、冷蔵庫から取り出したばかりの硬い固まったバター用のナイフに適用して好適である。又、本考案に係るバターナイフは、例えば、冷蔵庫から取り出したばかりの硬いチーズ或いは硬いチョコレートを削って料理或いは製菓を行うためのナイフへの適用にも好適である。
10 バターナイフ
1 バターナイフ本体部
1US 上面
1LS 下面
2 ハンドル部
5 第1おろし刃部
6 第2おろし刃部
3 貫通孔
4 突出部
4RS 凹状上面
4ES 端面
T1,T2 厚み
DL 長手方向

Claims (3)

  1. 一端部から他端部に向けた長手方向に沿って延在するバターナイフ本体部と、
    前記バターナイフ本体部の前記他端部に固設されて上方へ傾斜して延在する掴持用のハンドル部と、
    前記バターナイフ本体部の上面及び前記上面に対向する下面に配設された、前記長手方向に沿って順次に配列する複数の第1おろし刃部と
    を備えており、
    前記複数の第1おろし刃部の各々は、
    前記長手方向に直交する方向の内で前記上面に含まれる直交方向に向けて前記上面より窪みつつ且つ前記下面の斜め下方へ向けて傾斜しつつ前記下面より突出した突出部と、
    前記突出部の端面に連続的に繋がっており且つ前記上面及び前記下面を貫通する貫通孔と
    を有することを特徴とする、バターナイフ。
  2. 請求項1に記載のバターナイフであって、
    前記複数の第1おろし刃部に並設しつつ前記バターナイフ本体部の前記上面及び前記下面に前記長手方向に沿って配設されている複数の第2おろし刃部を
    更に備えており、
    前記複数の第2おろし刃部の各々は、前記複数の第1おろし刃部の内の互いに隣り合う第1おろし刃部間の位置に対応する位置に交互的に配設されており、
    前記複数の第2おろし刃部の各々もまた、前記複数の第1おろし刃部の各々と同様に、前記突出部及び前記貫通孔を有する
    ことを特徴とする、バターナイフ。
  3. 請求項1又は2に記載のバターナイフであって、
    前記ハンドル部の厚みは前記バターナイフ本体部の厚みより大きい
    ことを特徴とする、バターナイフ。
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