JP3203164U - 仏壇セット - Google Patents

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Abstract

【課題】ライフスタイルの変化に合わせて多様な使い方が可能な、仏壇セットの提供を目的とする。【解決手段】本考案の仏壇セット1は、前面に開口を有する筐体を備えた仏壇本体2と、支持台3とを備え、仏壇本体2は、支持台3に取り付けられた取付状態と、支持台3から取り外され、壁掛式仏壇として用いられる壁掛状態とすることが可能であり、仏壇本体2は、取付状態において、支持台3の上部側に仏具を含む物品が載置可能となるスペースが形成されるように、仏壇本体2の前後方向の幅が、支持台3の前後方向の幅よりも小さいことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は仏壇セットに関する。
現在、仏壇として様々な商品が販売されている。たとえば、須弥壇が設けられた仏壇本尊の他に、仏具を収納する引出しや、経机などが設けられた台が一体的に設けられた、比較的大型の台付き仏壇や、壁に掛けて使用される、比較的コンパクトな壁掛式仏壇などが知られている。
仏壇を設置する場所に、充分なスペースがある場合には、仏壇に多くの仏具やお花を置いてお祀りしたいという理由から、比較的大型の台付き仏壇を選択したいという需要がある。一方、近年では、将来子供に仏壇を引き継ぐときなどに、次世代に負担をかけたくないという理由から、予めコンパクトな仏壇が選択されることが多くなっている。また、転居や施設に入る場合など、住居が変わる場面を想定して、壁掛式仏壇など、コンパクトな仏壇が選択されることもある。
そこで、本考案はかかる問題点に鑑みて、ライフスタイルの変化に合わせて多様な使い方が可能な、仏壇セットの提供を目的とする。
(1)本考案の仏壇セットは、前面に開口を有する筐体を備えた仏壇本体と、前記仏壇本体が直接的に脱着可能に取り付けられ、床面に設置される支持台とを備えた仏壇セットであって、前記仏壇本体は、前記支持台に取り付けられた取付状態と、前記支持台から取り外され、壁掛式仏壇として用いられる壁掛状態とすることが可能であることを特徴とする。
(2)また、本考案の他の形態の仏壇セットは、前面に開口を有する筐体を備えた仏壇本体と、前記仏壇本体が直接的に脱着可能に取り付けられ、収納部を有し、床面に設置される支持台とを備えた仏壇セットであって、前記仏壇本体は、前記支持台に取り付けられた取付状態と、前記支持台から取り外され、壁掛式仏壇として用いられる壁掛状態とすることが可能であることを特徴とする。
(3)また、本考案の他の形態の仏壇セットは、前面に開口を有する筐体を備えた仏壇本体と、前記仏壇本体が間接的に脱着可能に取り付けられ、床面に設置される支持台とを備えた仏壇セットであって、前記仏壇本体は、前記支持台に取り付けられた取付状態と、前記支持台から取り外され、壁掛式仏壇として用いられる壁掛状態とすることが可能であることを特徴とする。
(4)また、本考案の他の形態の仏壇セットは、前面に開口を有する筐体を備えた仏壇本体と、前記仏壇本体が間接的に脱着可能に取り付けられ、収納部を有し、床面に設置される支持台とを備えた仏壇セットであって、前記仏壇本体は、前記支持台に取り付けられた取付状態と、前記支持台から取り外され、壁掛式仏壇として用いられる壁掛状態とすることが可能であることを特徴とする。
(5)また、上記(3)および(4)の仏壇セットにおいて、前記仏壇セットが、前記仏壇本体の下部と前記支持台の上部とに着脱可能に取り付けられる中間台を備え、前記仏壇セットが、i)前記仏壇本体、前記中間台および前記支持台とが取り付けられた支持台付き仏壇からなる第一形態と、ii)前記仏壇本体および前記中間台とが取り付けられた、上置き型仏壇または壁掛け仏壇と、前記支持台とに分離された第二形態と、iii)前記仏壇本体からなる壁掛仏壇と、前記支持台および前記中間台が接続された下台とに分離された第三形態との間で構造が変更可能に構成されていることが好ましい。
(6)また、上記(5)の仏壇セットにおいて、前記中間台が、前記支持台の上部側に設けられた天面上に載置可能に構成された基板と、前記基板上に設けられる台座部とを備え、前記中間台が前記仏壇本体および前記支持台に取り付けられた状態で、前記仏壇本体、前記中間台および前記支持台の後部側で取り付けられており、前記基板の奥行が、前記仏壇本体の奥行および前記台座部の奥行よりも大きく、前記台座部の奥行が、前記仏壇本体の奥行以下であることが好ましい。
(7)また、上記(6)の仏壇セットにおいて、前記中間台の前記台座部が、前記仏壇セットの左右側となる前記基板の側部から立設する一対の側板と、前記一対の側板の上端を繋ぐ中間台天板とを備え、前記仏壇セットの前記取付状態において、前記中間台と前記仏壇本体とが、少なくとも前記中間台天板の下面に固定される第1接続部材により接続され、前記中間台と前記支持台とが、少なくとも前記基板の上面に固定される第2接続部材により接続され、前記中間台が、前記一対の側板、前記中間台天板、前記基板により囲まれた空間を、中間台の奥行方向に分離する中間台板状体が設けられ、前記板状体の背面側で、前記第1接続部材および前記第2接続部材が固定されていることが好ましい。
本考案の仏壇セットによれば、ライフスタイルの変化に合わせて多様な使い方が可能となる。
本考案の一実施形態の仏壇セットを示す正面図である。 図1の仏壇セットの仏壇本体の前扉を開いた状態を示す正面図である。 図1の仏壇セットの側面図である。 図1の仏壇セットの仏壇本体を背面側から見た図である。 図1の仏壇セットの仏壇本体を分離して壁掛仏壇とした状態を示す正面図である。 図5の仏壇セットの側面図である。 本考案の他の実施形態の仏壇セットを示す正面図である。 図7の仏壇セットの仏壇本体の前扉を開いた状態を示す正面図である。 図7の仏壇セットの側面図である。 (a)は、図7の仏壇セットの中間台を示す正面図であり、(b)は、(a)に示す中間台の側面図である。 図10(a)のA−A線断面図である。 図10(a)のB−B線断面図である。 図7の仏壇セットの接合箇所を示す縦断面図である。 図7の仏壇セットの仏壇本体を分離して壁掛仏壇とした状態を示す正面図である。 図14の仏壇セットの側面図である。 仏壇本体と中間台とが接合された上置き型仏壇を示す正面図である。
以下、添付図面を参照し、本考案の仏壇セットを詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1〜図3に示されるように、本考案の第1実施形態の仏壇セット1は、前面に開口S(図2参照)を有する筐体を備えた仏壇本体2と、仏壇本体2が直接的に脱着可能に取り付けられ、床面に設置される支持台3とを備えている。なお、仏壇セット1を構成する各部材は、基本的には木材により形成されているが、仏壇セット1を構成する各部材の材料は特に限定されるものではない。
仏壇本体2は、仏具を収納または載置することができ、仏様を祀る祭壇を有する。本実施形態では、仏壇本体2は、図1〜図3に示されるように、前面が開放した略矩形状の筐体として形成されている。仏壇本体2は、図2〜図4に示されるように、仏壇本体2の下部を構成する底面21と、仏壇本体2の背部を構成する背面22と、仏壇本体2の側部を構成する一対の側面23(図3および図4参照)と、仏壇本体2の上部を構成する天面24とを備えている。本実施形態の仏壇本体2には、底面21、背面22、側面23、天面24により囲まれた仏壇本体2の筐体内には、図2に示されるように、仏具が祀られる須弥壇25、仏壇本体2の前面側の開口から引き出し可能な膳引き26、筐体内部を照らす光源を有する照明部27などが設けられている。なお、仏壇本体2は、図示する形状、構造に限定されるものではなく、公知の他の形状、内部構造としてもよい。たとえば、仏壇本体2は、後述する中間台4を一体化したような土台部を有する構造としてもよい。
また、本実施形態の仏壇本体2は、図1および図2に示されるように、仏壇本体2の前面側の開口Sが、一対の前扉28a、28bにより覆われている。前扉28a、28bは、それぞれ仏壇本体2の側面23にヒンジ接続により、開閉可能に取り付けられている。また、本実施形態では、図1に示されるように、前扉28a、28bはそれぞれ2枚の戸板P1、P2を備え、2枚の戸板P1、P2は互いにヒンジ接続され、折れ戸式に開閉される(図2参照)。なお、前扉28a、28bは仏壇本体2の開口Sを開閉可能であればよく、前扉28a、28bの形状や構造は特に限定されない。たとえば、本実施形態では、前扉28a、28bは合計4枚の戸板P1、P2から構成されているが、1枚または2枚の戸板から構成されていてもよく、前扉を構成する戸板の枚数は特に限定されない。また、本実施形態では、前扉28a、28bは垂直軸周りに旋回するように構成されているが、前扉は水平軸周りに旋回するものであってもよいし、スライド式に開閉されるものであってもよい。また、仏壇本体に前扉を設けずに、仏壇本体の前面側が常時開放した開放型の仏壇本体であっても構わない。
仏壇本体2の背面22(背面22のうち、仏壇本体2の外側を向いた一方の面)には、図4に示されるように、壁掛け用の壁面取付部29が設けられている。壁面取付部29は、仏壇本体2が壁掛式に用いられる場合に、壁面にビス等により取り付けた掛止部材(図示せず)に、壁面取付部29を係合させることにより、壁面上で仏壇本体2を支持することができる。本実施形態では、壁面取付部29は、略半円状に切り欠かれた係止部29aを有し、壁面に取り付けられた略円形または半円形状の掛止部材に係止部29aが係止され、仏壇本体2を壁面に取り付けて、壁掛け式の仏壇とすることができる。
支持台3は、仏壇本体2を支持するように構成されている。本実施形態では、図1〜図3に示されるように、支持台3の上部側の天面31に仏壇本体2が載置されている。また、本実施形態では、支持台3は、図1〜図3に示されるように、天面31の他、一対の側面32、背面33を有している。また、本実施形態では、支持台3は、図1および図2に示されるように、1または複数(本実施形態では3つ)の抽斗34a、34b、34c(収納部)を備えている。支持台3の下部側の抽斗34cは、図3に示されるように、抽斗34cの上部開口を覆う蓋体35が、抽斗34cの上部側に着脱可能に設けられ、蓋体35が抽斗34cに取り付けられたときに下部側の抽斗34cが経机となるように構成されている。また、抽斗34cから蓋体35を取り外したときには、抽斗34cの内部空間に、仏具などを収納することができる。なお、蓋体35は、複数の抽斗34a、34b、34cのうち、他の抽斗34a、34bに取り付けることもでき、経机の高さを調整できるように構成されている。また、支持台3の下部側の抽斗34cの下面の前方側には床面に当接するキャスターCが取り付けられている。これにより、抽斗34cの引き出し操作が容易となり、経机として使用したときに、抽斗34cに荷重が加わっても、安定して使用することができる。なお、支持台3は、天面31を有し、仏壇本体2を支持することができれば、図示する形状や構造に限定されるものではない。
本実施形態の仏壇セット1は、仏壇本体2が、図1〜図3に示されるように、支持台3に直接的に取り付けられた取付状態と、図5および図6に示されるような、支持台3から取り外され、壁掛式仏壇として用いられる壁掛状態とすることが可能である。このように、仏壇本体2と支持台3とが一体的に設けられた状態と、仏壇本体2と支持台3とを分離させて、仏壇本体2を壁掛式仏壇として用いることができる。したがって、仏壇セット1を、ライフスタイルなどに合わせた多様な使い方で使用することが可能となり、支持台3に仏壇本体2が取り付けられた取付状態では、立派な仏壇とすることができ、支持台3から仏壇本体2が取り外された壁掛状態ではコンパクトな仏壇として使用することができる。
<第2実施形態>
つぎに、図7〜図16を参照し、第2実施形態の仏壇セット10を説明する。第2実施形態の仏壇セット10は、仏壇本体2および支持台3以外に、中間台4を備え、中間台4が仏壇本体2および支持台3に対して分離可能である点で、第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と共通する部分については説明を省略し、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態では、図7〜図9に示されるように、仏壇本体2と支持台3とが、仏壇本体2の下部と、支持台3の上部とに着脱可能に取り付けられる中間台4を介して間接的に取り付けられている。中間台4は、図7〜図9に示されるように、仏壇本体2とは別に祭壇として機能する。中間台4は、図7〜図9、図10(a)および(b)に示されるように、支持台3の上部側に設けられた天面31上に載置可能に構成された基板41と、基板41上に設けられる台座部42とを備えている。なお、本実施形態では、仏壇本体2と支持台3とが、中間台4を介して間接的に脱着可能に取り付けられているが、仏壇本体2と支持台3とは、中間台4以外の介装部材によって間接的に接続されていてもよい。
中間台4の台座部42は、図10(a)および(b)に示されるように、仏壇セット1の左右側となる基板41の側部から立設する一対の側板42aと、一対の側板42aの上端を繋ぐ中間台天板42bとを備えている。また、中間台4には、図10(b)に示されるように、一対の側板42a、中間台天板42b、基板41により囲まれた空間内に、一対の側板42a、中間台天板42b、基板41に対して略垂直に設けられた板状体43が設けられている。板状体43は、図10(b)に示されるように、一対の側板42a、中間台天板42b、基板41により囲まれた空間を、中間台4の前側の空間Saと後側の空間Sbとに奥行方向で分離している。
本実施形態では、図7〜図9に示される、仏壇セット10の取付状態(仏壇本体2、中間台4、および支持台3が取り付けられた台付き仏壇)において、中間台4と仏壇本体2とが、仏壇本体2の背面22および中間台天板42bの下面に固定される略L字状の第1接続部材C1(図9および図13参照)により接続され、中間台4と支持台3とが、基板41の上面および支持台3の背面33に固定される略L字状の第2接続部材C2(図39よび図13参照)により接続される。
第1接続部材C1および第2接続部材C2は、たとえば金属製の板を折り曲げた接続金具とすることができ、仏壇本体2、中間台4、支持台3に、ボルト等の固定具により取り付けられる。本実施形態では、図11〜図13に示されるように、中間台天板42bの下面側および基板41の上面側に、それぞれ埋設穴が形成され、その埋設穴にインサートナットが埋設された、被固定部Eが形成されている。同様に、仏壇本体2の背面22の下部側、および支持台3の背面33の上部側にも、被固定部Eが形成されている。第1接続部材C1および第2接続部材C2には、被固定部Eの位置に対応する位置に、ボルト等の固定具Fが挿入される貫通孔が形成され、貫通孔に固定具Fを挿入して、被固定部Eに螺合することにより、第1接続部材C1および第2接続部材C2が、仏壇本体2と中間台4、中間台4と支持台3が接続される(図13参照)。本実施形態では、固定具Fとして、図13に示されるように、被固定部Eに設けられたインサートナットに螺合するボルトが用いられており、ワッシャWS、バネワッシャWS2を介して接続されている。なお、固定具Fや被固定部Eは、第1接続部材C1および第2接続部材C2を、仏壇本体2、中間台4、支持台3に固定できるものであれば、公知の構造を用いることができる。
このように、L字状の第1接続部材C1および第2接続部材C2を介して、仏壇本体2、中間台4、支持台3を取り付ける場合、第1および第2接続部材C1、C2や固定具Fが目立つことにより、仏壇の外観に影響を及ぼす可能性があるが、本実施形態では、上述した板状体43が、図13に示されるように、一対の側板42a、中間台天板42b、基板41により囲まれた空間を、中間台4の前側の空間Saと後側の空間Sbとに、中間台4の奥行方向に分離している。これにより、後側の空間Sbにより、第1接続部材C1および第2接続部材C2の接合箇所を確保しつつ、板状体43により前側の空間Saと後側の空間Sbとを遮蔽している。したがって、仏壇セット10の取付状態で、第1および第2接続部材C1、C2、固定具Fなど、接合箇所を隠すことができ、見栄えのよい仏壇とすることができる。
なお、第1接続部材C1および第2接続部材C2は、本実施形態では、略L字状の部材として示しているが、第1接続部材C1および第2接続部材C2の形状は図示する形状に限定されるものではない。第1接続部材C1は、中間台4と仏壇本体2とを接続可能であり、少なくとも中間台天板42bの下面において、その一部が固定されていればよい。また、第2接続部材C2は、中間台4と支持台3とを接続可能であり、少なくとも基板41の上面において、その一部が固定されていればよい。
本実施形態では、仏壇本体2は、図7〜図9に示されるような、支持台3に取り付けられた取付状態と、図14および図15に示されるような、支持台3から取り外され、壁掛式仏壇として用いられる壁掛状態とすることが可能である。このように、仏壇本体2と支持台3とが一体的に設けられた状態と、仏壇本体2と支持台3とを分離させて、仏壇本体2を壁掛式仏壇として用いることができる。したがって、仏壇セット10を、ライフスタイルなどに合わせた多様な使い方が可能となり、支持台3に仏壇本体2が取り付けられた取付状態では、立派な仏壇とすることができ、支持台3から仏壇本体2が取り外された壁掛状態ではコンパクトな仏壇として使用することができる。
また、より具体的には、本実施形態では、仏壇セット10は、仏壇本体2、中間台4、および支持台3を備えることにより、図7〜図9に示されるように、仏壇本体2、中間台4および支持台3とが取り付けられた支持台付き仏壇と、図16に示されるように、仏壇本体2および中間台4とが取り付けられた上置き型仏壇と、図14および図15に示されるように、仏壇本体2による壁掛仏壇との間で構造が変更可能に構成されている。このように、仏壇セットを、(1)仏壇本体2、中間台4および支持台3のセットとなる、豪華な台付き仏壇(第一形態)、(2)仏壇本体2および中間台4とがセットとなった、コンパクトで他の家具などの上に載せて使用する、コンパクトな上置き型仏壇(第二形態)、そして、(3)仏壇本体2による壁掛仏壇(第三形態)の3タイプで使用することができる。なお、図14および図15に示されるように、仏壇本体2を壁掛仏壇として用いる場合に、中間台4と支持台3とが接続された状態として祭壇として用いて、壁掛仏壇と、壁掛仏壇の下方に別途設けられた祭壇との組み合わせとして使用することもできるし、壁掛仏壇を単体で使用してもよい。また、上記第二形態において、仏壇本体2および中間台4とがセットとなった上置き型仏壇は、仏壇本体2および中間台4とがセットとなった壁掛け仏壇としてもよい。
また、本実施形態では、図9に示されるように、仏壇本体2は、取付状態において、支持台3の上部側に仏具を含む物品が載置可能となるスペースが形成されるように、仏壇本体2の奥行W1が、支持台3の奥行W2よりも小さくなるように構成されている。これにより、図9に示されるように、支持台3の上部側に仏壇本体2が取り付けられていても、支持台3の上部に仏具などを載置することができるため、空間の有効利用が可能となる。なお、本実施形態では、奥行W1は、前扉28a、28bの前面(前扉28a、28bが設けられない場合は、側面23の前端)から背面22の後面(または側面23の後端)までの幅をいい、支持台3の奥行W2は、支持台3の(収納状態での)抽斗34a、34b、34cの前面から、支持台3の背面33の後面(または側面32の後端)までの幅をいう。また、奥行W2と奥行W1との長さの差は、仏具等を載置できる大きさであれば、特に限定されるものではない。
また、本実施形態では、図9に示されるように、中間台4は、仏壇本体2および支持台3に取り付けられた状態で、仏壇本体2、中間台4および支持台3の後部側で取り付けられており、基板41の奥行W3(図12参照)が、仏壇本体2の奥行W1および台座部42の奥行W4(図12参照)よりも大きく、台座部42の奥行W4が、仏壇本体2の奥行W1以下となるように構成されている。このように、基板41の奥行W3が、仏壇本体2の奥行W1および台座部42の奥行W4よりも大きいことにより、図16に示されるような上置き型仏壇として使用したときに仏壇が安定する。また、台座部42の奥行W4を仏壇本体2の奥行W1以下とすることにより、支持台3の天面31または基板41上に仏具などを置いた場合に、台座部42が邪魔とならず、仏具を置くスペースが確保される。なお、基板41の奥行W3は、基板41の前端から後端までの幅をいい、台座部42の奥行W4は、台座部42の側板42aの前端から後端までなど、台座部42の前端から後端までの幅をいう。なお、奥行W3の大きさは特に限定されず、奥行W1と奥行W2との間であればよい。また、奥行W4は、奥行W1以下、より具体的には奥行W1の60〜100%であればよい。
また、本実施形態では、中間台4の高さが、12〜20cmとなるように構成されている。この場合、仏壇セット1を、図7〜図9に示される台付き仏壇や、図16に示される上置き型仏壇として使用したときに、支持台3の天面31などに香炉などの仏具を置くことができるうえ、仏壇本体2に前扉28a、28bが設けられている場合に、前扉28a、28bを開閉したときに、支持台3の天面31上などに置かれた香炉などと仏壇本体2の前扉28a、28bとが干渉しにくく、使い勝手がよくなる。
1、10 仏壇セット
2 仏壇本体
21 底面
22 背面
23 側面
24 天面
25 須弥壇
26 膳引き
27 照明部
28a、28b 前扉
29 壁面取付部
29a 係止部
3 支持台
31 天面
32 側面
33 背面
34a、34b、34c 抽斗
35 蓋体
4 中間台
41 基板
42 台座部
42a 側板
42b 中間台天板
43 板状体
C キャスター
C1 第1接続部材
C2 第2接続部材
E 被固定部
F 固定具
P1、P2 戸板
S 開口
Sa 前側の空間
Sb 後側の空間
W1 仏壇本体の奥行
W2 支持台の奥行
W3 基板の奥行
W4 台座部の奥行
WS ワッシャ
WS2 バネワッシャ
(1)本考案の仏壇セットは、前面に開口を有する筐体を備えた仏壇本体と、前記仏壇本体が直接的に脱着可能に取り付けられ、床面に設置される支持台とを備えた仏壇セットであって、前記仏壇本体は、壁面取付部を有しており、前記支持台に取り付けられた取付状態と、前記支持台から取り外され、前記壁面取付部により壁掛式仏壇として用いられる壁掛状態とすることが可能であることを特徴とする。
(2)また、本考案の他の形態の仏壇セットは、前面に開口を有する筐体を備えた仏壇本体と、前記仏壇本体が直接的に脱着可能に取り付けられ、収納部を有し、床面に設置される支持台とを備えた仏壇セットであって、前記仏壇本体は、壁面取付部を有しており、前記支持台に取り付けられた取付状態と、前記支持台から取り外され、前記壁面取付部により壁掛式仏壇として用いられる壁掛状態とすることが可能であることを特徴とする。
(3)また、本考案の他の形態の仏壇セットは、前面に開口を有する筐体を備えた仏壇本体と、前記仏壇本体が間接的に脱着可能に取り付けられ、床面に設置される支持台とを備えた仏壇セットであって、前記仏壇本体は、壁面取付部を有しており、前記支持台に取り付けられた取付状態と、前記支持台から取り外され、前記壁面取付部により壁掛式仏壇として用いられる壁掛状態とすることが可能であることを特徴とする。
(4)また、本考案の他の形態の仏壇セットは、前面に開口を有する筐体を備えた仏壇本体と、前記仏壇本体が間接的に脱着可能に取り付けられ、収納部を有し、床面に設置される支持台とを備えた仏壇セットであって、前記仏壇本体は、壁面取付部を有しており、前記支持台に取り付けられた取付状態と、前記支持台から取り外され、前記壁面取付部により壁掛式仏壇として用いられる壁掛状態とすることが可能であることを特徴とする。

Claims (7)

  1. 前面に開口を有する筐体を備えた仏壇本体と、前記仏壇本体が直接的に脱着可能に取り付けられ、床面に設置される支持台とを備えた仏壇セットであって、
    前記仏壇本体は、前記支持台に取り付けられた取付状態と、前記支持台から取り外され、壁掛式仏壇として用いられる壁掛状態とすることが可能である仏壇セット。
  2. 前面に開口を有する筐体を備えた仏壇本体と、前記仏壇本体が直接的に脱着可能に取り付けられ、収納部を有し、床面に設置される支持台とを備えた仏壇セットであって、
    前記仏壇本体は、前記支持台に取り付けられた取付状態と、前記支持台から取り外され、壁掛式仏壇として用いられる壁掛状態とすることが可能である仏壇セット。
  3. 前面に開口を有する筐体を備えた仏壇本体と、前記仏壇本体が間接的に脱着可能に取り付けられ、床面に設置される支持台とを備えた仏壇セットであって、
    前記仏壇本体は、前記支持台に取り付けられた取付状態と、前記支持台から取り外され、壁掛式仏壇として用いられる壁掛状態とすることが可能である仏壇セット。
  4. 前面に開口を有する筐体を備えた仏壇本体と、前記仏壇本体が間接的に脱着可能に取り付けられ、収納部を有し、床面に設置される支持台とを備えた仏壇セットであって、
    前記仏壇本体は、前記支持台に取り付けられた取付状態と、前記支持台から取り外され、壁掛式仏壇として用いられる壁掛状態とすることが可能である仏壇セット。
  5. 前記仏壇セットが、前記仏壇本体の下部と前記支持台の上部とに着脱可能に取り付けられる中間台を備え、前記仏壇セットが、
    i)前記仏壇本体、前記中間台および前記支持台とが取り付けられた支持台付き仏壇からなる第一形態と、
    ii)前記仏壇本体および前記中間台とが取り付けられた、上置き型仏壇または壁掛け仏壇と、前記支持台とに分離された第二形態と、
    iii)前記仏壇本体からなる壁掛仏壇と、前記支持台および前記中間台が接続された下台とに分離された第三形態と
    の間で構造が変更可能に構成された請求項3または4に記載の仏壇セット。
  6. 前記中間台が、
    前記支持台の上部側に設けられた天面上に載置可能に構成された基板と、
    前記基板上に設けられる台座部とを備え、
    前記中間台が前記仏壇本体および前記支持台に取り付けられた状態で、前記仏壇本体、前記中間台および前記支持台の後部側で取り付けられており、前記基板の奥行が、前記仏壇本体の奥行および前記台座部の奥行よりも大きく、前記台座部の奥行が、前記仏壇本体の奥行以下である請求項5記載の仏壇セット。
  7. 前記中間台の前記台座部が、前記仏壇セットの左右側となる前記基板の側部から立設する一対の側板と、前記一対の側板の上端を繋ぐ中間台天板とを備え、
    前記仏壇セットの前記取付状態において、
    前記中間台と前記仏壇本体とが、少なくとも前記中間台天板の下面に固定される第1接続部材により接続され、
    前記中間台と前記支持台とが、少なくとも前記基板の上面に固定される第2接続部材により接続され、
    前記中間台が、前記一対の側板、前記中間台天板、前記基板により囲まれた空間を、中間台の奥行方向に分離する中間台板状体が設けられ、
    前記板状体の背面側で、前記第1接続部材および前記第2接続部材が固定されている請求項6記載の仏壇セット。
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