JP3203147U - ビジョンアライメント - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズを通して画像をキャプチャーするように適合された可視化システムを提供する。【解決手段】アライメントに用いられる可視化システムはデュアル光源を含む。デュアル光源は、基板上106のアライメントマーク138を見るための第1光源と、マスク108上のマスク開口部140又は他のアライメントマーク138を見るための第2光源を含む。第1光源と第2光源の切換えにより、基板106に対するマスク108のアライメントが容易になる。可視化システムは、マスク108を画像化している間、可視化システムをフォーカスするためz−軸方向に移動可能であり、これによって、マスク108の改修又はマスク108の寸法に影響する他の要因に起因する元の又は標準の位置からのマスク108の変位の決定を容易にする。【選択図】図1B

Description

背景
(分野)
本開示の実施形態は、一般に、半導体基板等の基板用のマスク及びアライメント装置、並びに操作に関する。
(関連技術の説明)
OLEDフラットパネルのような基板上での堆積プロセスの間、基板上の選択された領域での材料の堆積を防止するため、マスクを蒸着源と基板との間に配置することができる。デバイス形状が縮小し続けるにつれて、マスクの正確なポジショニング(位置決め)及びアライメント(位置合わせ)は、基板表面上での正確な堆積を促進するためにますます重要になる。しかしながら、現在のマスクアライメント技術は、次世代デバイスを可能にするために必要な精度を有していないかもれしれない。
従って、改善されたマスクアライメント装置及び方法の必要性がある。
概要
本開示は、一般的に、基板に対してマスクをアライメントする装置及び方法に関する。一実施形態では、アライメントのための用いられる可視化システムは、デュアル光源を含む。デュアル光源は、基板上のアライメントマークを見るための第1光源と、マスク開口部又はマスク上の他のアライメントマークを見るための第2光源を含む。基板に対するマスクのアライメントを容易にするため、第1及び第2光源の切換えを行うことができる。可視化システムはまた、マスクを画像化している間、可視化システムのフォーカス(焦点合わせ)のためにz軸方向に作動可能であり、これによって、マスクの改修(再生)(refurbishment)又はマスクの寸法に影響する他の要因に起因する元の又は標準(default)の位置からのマスクの変位の決定を容易にする。
一実施形態において、可視化システムは、リング形状を有する第1光源と、第1光源の中心を通って光を指向するように適合された第2光源と、第1光源とカメラとの間に配置されたレンズを含み、カメラは第1光源の中心を通って指向され、レンズを通して画像をキャプチャーするように適合されている。
一実施形態において、プロセスチャンバは、プロセスチャンバの本体内に配置された基板支持体と、マスクを支持するための1又はそれ以上のモーションアライメント要素と、マスク及び基板支持体上に支持される基板のアライメントを検出するために配置される可視化システムを備え、可視化システムは、リング形状を有する第1光源と、第1光源の中心を通って光を指向するように適合された第2光源と、第1光源とカメラとの間に配置されたレンズを含み、カメラは第1光源の中心を通って指向され、レンズを通して画像をキャプチャーするように適合されている。
一実施形態において、基板を処理する方法は、処理チャンバ内の基板支持体上に基板を位置決めする工程であって、基板はマスクの近傍に位置決めされる工程と、可視化システムのカメラを用いて、マスクに対して基板をアライメントする工程であって、マスクは以前に改修の対象となっていた工程と、カメラを垂直に作動してマスク上でカメラをフォーカスする工程であって、フォーカスの際のカメラの垂直距離の変化は、改修によるマスクの位置又は厚さの変化に対応する工程と、基板上にマスクを配置する工程を含む。
本開示の上記構成が詳細に理解できるように、上記で簡単に要約した本開示のより詳細な説明を実施形態を参照して行うことができる。実施形態の一部は添付図面に図示されている。しかしながら、添付図面は例示的な実施形態しか図示しておらず、本開示はその他の同等に効果的な実施形態を含み得ることから、本開示の範囲を制限すると解釈されないことに留意すべきである。
一実施形態による化学蒸着装置の概略断面図である。 図1Aに示される装置の一部の拡大概略図である。 一実施形態による、可視化システムの概略図である。 図2Aに示した可視化システムの一部の上面図である。 一実施形態によるマスクとアライメントシステムの概略等角図である。 一実施形態によるシャドウフレームの底面図である。 マスクをアライメントするための方法のフロー図である。 アライメント操作時のマスクの部分図を示す。 本開示のビジョンシステムを用いた測定再現性のグラフを示す。 本開示の可視化システムによって実行されるフォーカス測定のグラフを示す。
理解を容易にするために、図面に共通する同一の要素を指定するため、可能な場合、同一の参照番号が使用される。一実施形態の要素及び構成は、更に言及することなく、他の実施形態に有利に組み込まれてもよいと理解される。
詳細な説明
本開示は、一般的に、基板に対してマスクをアライメントする装置及び方法に関する。一実施形態では、アライメントのための用いられる可視化システムは、デュアル光源を含む。デュアル光源は、基板上のアライメントマークを見るための第1光源と、マスク開口部又はマスク上の他のアライメントマークを見るための第2光源を含む。基板に対するマスクのアライメントを容易にするため、第1及び第2光源の切換えを行うことができる。可視化システムはまた、マスクを画像化している間、可視化システムのフォーカスのためにz軸方向に作動可能であり、これによって、マスクの改修又はマスクの寸法に影響する他の要因に起因する元の又は標準の位置からのマスクの変位の決定を容易にする。
図1は、一実施形態に係る化学蒸着(CVD)装置100の概略断面図である。装置100は、1又はそれ以上の壁を貫通する開口部104を有するチャンバ本体102を含み、1又はそれ以上の基板106及びマスク108を内部に挿入することができる。基板106は、処理中に、ディフューザ112に対向する基板支持体110上に配置される。ディフューザ112は、ディフューザ112を貫通して形成された1又はそれ以上の開口部114を有し、処理ガスがディフューザ112と基板106との間に画定された処理空間116に入ることを可能にする。
処理のために、マスク108は最初に開口部104を介して装置100に挿入され、複数のモーションアライメント要素118A−118D(2つが図示されている)上に配置される。その後、基板106は開口部104を介して挿入され、基板支持体110を介して延びる複数のリフトピン120上に配置される。その後、基板支持体110は上昇して基板106と接触し、基板106は基板支持体110上に配置される。
基板106が基板支持体110上に配置されると、1又はそれ以上の視覚化システム122は、マスク108が適切に基板106の上にアライメントされているか否かを決定する。マスク108が適切にアライメントされていない場合は、アライメントシステム396(図3に図示)の1又はそれ以上のアクチュエータ124は1又はそれ以上のモーションアライメント要素118A−118Dを動かし、マスク108の位置を調節する。その後、1又はそれ以上の視覚化システム122はマスク108のアライメントを再チェックする。
マスク108が適切に基板106上にアライメントされると、マスク108は基板106上に下降され、その後、シャドウフレーム128がマスク108に接触するまで、基板支持体110はステム126上で上昇する。シャドウフレーム128は、マスク108上に載置される前、チャンバ本体102の1又はそれ以上の内壁から延びる棚部130上のチャンバ本体102内に配置される。基板支持体110は、基板106、マスク108及びシャドウフレーム128がディフーザー112に対向する処理位置に配置されるまで、上昇し続ける。その後、処理ガスは、バイアスがディフィーザ112に供給されている間、バッキングプレート134に形成された開口部を介して、1又はそれ以上のガス源132から送出される。
基板106上でマスク108を適切にアライメントするため、可視化システム122は、複数の光源(図3に図示)から基板106及びマスク108に向かって光を指向することによって作用する。マスク108及び基板106の照明は、マスク108を貫通して形成された開口部140に対して、基板106上に形成されたアライメントマーク138(例えば、基準マーク)の位置合わせを容易にする。基板支持体110を介してアライメントマーク138を見ると、1又はそれ以上の視覚化システム122は、マスク108の開口部140の境界部に加え、シャドウフレーム128を見るであろう。シャドウフレーム128及びマスク108は、陽極酸化アルミニウムから製造することができる。しかしながら、陽極酸化アルミニウムは灰色であるので、1又はそれ以上の視覚化システム122は、シャドウフレーム128及びマスク108に対して、アライメントマーク138を見るのが困難であるかもしれない。従って、可視化システム122は、更に図4を参照して説明されるように、アライメント操作の間、アライメントマーク138、マスク開口部140及びシャドウフレーム128を明確に見るように修正されることができる。
図1Bは、図1Aに示される装置100の一部の拡大概略図である。図1Bに示されるように、基板支持体110は、リフトピン120を収容する第1セットの貫通した開口部と、アライメント要素118A−118Dが貫通して延びる第2セットの開口部を含む。また、開口部136は、アライメント可視化システム122が作用する場所に対応する位置にも存在する。アライメント可視化システム122は装置100の外部に配置することができ、1又はそれ以上の可視化要素(例えば、カメラ、照明要素、レンズ、及び/又は装置内を見るための窓)を利用することができると理解すべきである。アライメント可視化システム122は、基板支持体110に形成された開口部136を通って、基板106を通って、マスク108に形成された開口部140を通って、及びシャドウフレーム128上のアライメント位置144において、矢印「A」で示される方向に複数の光源を指向することによって作用する。アライメント可視化システム122は、1又はそれ以上の計測及び位置の修正を実行することにより、マスク108を貫通して形成された開口部140内の中心にアライメントマーク138を位置決めすることを容易にする。
図2Aは一実施形態に係る視覚化システム122の概略図である。視覚化システム122は、支持体251に結合された光学系250を含む。光学系250は、光学系250の第1端部に配置された第1光源252a(例えば、リング状ライト)を含む。第2光源252b(例えば、スポットライト)は、第1光源252a内の中央開口部295を介して光を指向するように位置する。一例では、第2光源252bは、光学系250のメインチューブ253に対して垂直に配置され、第1光源252a内に同心円状に配置されたハウジング293を経由して第1光源252aを介して向けられる。第2光源252bは、1又はそれ以上のレンズ又はミラー290をオプションで内部に含む光学ハウジング254でメインチューブ253に結合されており、第1光源252aの中央開口部を介して光を指向する。第1光源252aと第2光源252bの各々は、白色光を発生する発光ダイオード(LED)であってもよい。
また、メインチューブ253は、光学ハウジング254とカメラ255の間の光学ハウジング254に近接して、その内部に収容されたレンズ291(例えば、テレセントリックレンズ)を含む。一例では、カメラ255は、基板106とマスク108(図内108で図示)の画像をキャプチャー(捕獲、capture)するために用いられる2MPのカメラであり、マスク108に対する基板106のアライメントを容易にする。カメラ255によりキャプチャーされた画像は、リンク256を介して制御ユニット(図示せず)に送ることができる。制御ユニットは、キャプチャーされた画像を処理して、基板106及び/又はマスク108の位置の適切な修正を決定し、例えば、1又はそれ以上のアクチュエータ124及び1又はそれ以上のモーションアライメント要素118A−118Dを使用して、適切なアライメントを容易にする。
光学系250は、ブラケット258に結合された1又はそれ以上のクランプ257(2個が図示)を介して支持体251に固定されている。ブラケット258は、支持体251のレール259に沿って垂直方向に作動可能である。ブラケット258及びそれに結合された光学系250の作動は、アクチュエータ260(例えば、ステッピングモータ、ボールねじ、又は作用的にブラケット258に結合された他の適したリニアアクチュエータ)を介して達成される。オプションのガイド297がレール259に連結され、これに沿った移動を容易にする。一実施形態では、ガイドは省略されてもよく、又は、ブラケット258と一体的に形成されてもよいと理解される。センサ298(例えば、エンコーダ)を配置し、レール259に沿ったガイド297及び/又はブラケット258の絶対的又は相対的位置、及びこれに伴うカメラ255の位置をモニタリング又は検知してもよい。一例では、センサ298は図示されるようにアクチュエータ260に結合されてもよいが、他のセンサの位置も考えることができる。
図2Bは、図2Aに示される可視化システム122の一部の上面図である。特に、図2Bは第1光源252aの上面平面図であり、メインチューブ253の延長線を包囲している。第2光源252b(図2Bに図示)からの光は、第1光源252aに隣接したメインチューブ253の延長線から出射されることができる。一例では、第1光源252aは、光を基板及びマスクに指向するために用いられるハウジングによって部分的に包囲されたバルブを含むことができる。
図3は、一実施形態に係るマスク108及びアライメントシステム396の概略等角図である。上述したように、マスク108は、マスク108を1又はそれ以上のアライメント要素118A−118Dに配置するエンドエフェクタを用いて、最初に装置100内に挿入される。図示の実施形態では、アライメントシステム396は、2個のアクチュエータ124に加えて、4個のアライメント要素118A−118Dを含む。本発明は、4個のアライメント要素118A−118Dに限定されないことを理解すべきである。各アライメント要素118A−118Dは、アライメント要素118A−118Dの移動を制御する1又はそれ以上のアクチュエータ124に結合される。
アライメント要素118A−118Dは、同一ではないかもしれない。一例では、2個のアライメント要素118A、118DはX−Y−Zアライメント要素(即ち、3つの異なる平面内でアクチュエータを介して移動可能)であり、他の2個のアライメント要素118C、118BはZモーションアライメント要素(1の平面内のみでのアクチュエータを介した移動)である。従って、4個全てのアライメント要素118A−118Dは基板106の堆積面に垂直な平面内を移動可能であり、2個のアライメント要素118A、118Dのみが基板106の堆積面に平行な平面内を移動可能である。図4に示される実施形態では、X−Y−Zアライメント要素118A、118Dは互いに隣接しておらず、むしろ、互いに対向している。同様に、Zアライメント要素118B、118Cは、互いに隣接しておらず、むしろ、互いに対向している。
図4は、一実施形態に係るシャドウフレーム128の底面図である。視覚化システム122(図1Aに図示)を収容するために、シャドウフレーム128は、それぞれの可視化システム122からの光が照明する場所に対応するアライメント位置144を有する。アライメント位置144は、陽極酸化アルミニウムでないシャドウフレーム128の一部である。シャドウフレーム128の残りの部分は、陽極酸化アルミニウムである。4個のアライメント位置144が示されているが、より多い又は少ないアライメント位置144が存在することができると理解されるべきである。基板106上のマーク138とシャドウフレーム128上のアライメント位置144との間には十分なコントラスト(相違)があり、可視化システム122が基板106上のマーク138を効果的に可視化できることを保証する。追加的に、シャドウフレーム128の陽極酸化部分とアライメント位置144との間には十分なコントラストがあり、可視化システム122がシャドウフレームのこれらの部分を区別することが可能である。アライメント位置144は、無垢の陽極酸化されていないアルミニウムを有することができ、これは陽極酸化アルミニウムの灰色ではなく、輝く銀色の外観を有するであろう。選択的に、アライメント位置144は、シャドウフレーム128に挿入されるセラミックス材料を含むことができ、これによって、アライメント位置144がアライメント目的のための白色の外観を有する。視覚化システム122が動作中、アライメント位置144は、陽極処理されたシャドウフレーム128に対してコントラストを向上させる。
従来のシステムにおいて、アライメントの問題は、可視化システム122の視野に対し、基板のアライメントマーク138がマスク108の開口部の外側に配置されたときに生じる。特に、アライメントマーク138は、マスク108又はシャドウフレーム128の陽極酸化アルミニウムに対しコントラストを欠いているので、これによって、アライメントマーク138を識別することが困難になる。一般に、アライメント動作中に単一の光源のみを用いる従来のシステムは、開口部140の領域の外側に配置されると、アライメントマーク138を検出又は可視化することができない。従って、可視化システム122がアライメントマーク138を探すので、スループット(効率)が低下し、これは、アライメントマーク138が開口部140に現れるまで、基板106に対してマスク108をランダムに動かす工程を含む可能性がある。
図5は、マスクをアライメントするための方法560のフロー図である。図6A−6Dは、アライメント動作時のマスク108の部分図を示す。説明を容易にするために、図5及び図6A−図6Dを併せて説明する。図6Aは、照明時に、内部に形成された開口部140を有するマスク108の部分図である。照明は、第1光源252a(図2に図示)のような第1光源を使用した操作561中に生じる。図示されているように、基板のアライメントマーク138(破線で示す)は開口部140にアライメントされておらず、従って、マスク108の陽極酸化アルミニウムとアライメントマーク138の間のコントラストの欠如により、一般的には、単一光源可視化システムを用いて見ることはできない。コントラストの欠如は、少なくとも部分的には、単一光源252aの投光照明の性質による。しかしながら、開口部140は第1光源252aを用いて見ることができる。
本開示の実施形態は、第2光源252b(図2に図示)のような追加的な光源を含み、アライメントマーク138の可視化を容易にする。第2光源252bの利用は操作562中に生じる。第2光源252bの利用により、アライメントマーク138が可視化システム122の視野に対し、開口部140内に位置しない場合でも、アライメントマーク138を見ることができる。第2光源252bは、一般に、「スポットライト」又は他の収束又は集光された光ビームを生成し、マスク108に対するアライメントマーク138の視覚的なコントラストを容易にする。特に、第2光源252bによって生成された光ビームは、第1光源252aによって生成された光ビームよりも集光され、それ故、第2光源252bは、開口部140近傍の領域においてより均一又は一貫性のある照明パターンを生成する。図6Bに示されるように、アライメントマーク138は開口部140(図6Bに図示されていない)内に位置していないが、しかしながら、アライメントマークは、開口部140に隣接した第1光源252aによって生成される均一な照明により、マスク108に対して依然として見ることができる。一般に、第2光源252bの利用は、マスク108の残りの部分に対して開口部140の十分なコントラスを提供しないことに留意すべきである。
図6A及び図6Bから明らかなように、第1及び第2光源は、開口部140及びアライメントマーク138の各々が、それぞれ可視化システム122により容易且つ確実に検出されることを可能にする。操作563の間、開口部140及びアライメントマーク138の相対的位置は制御ユニットに提供されることができ、これによって、その後に、基板106及び/又はマスク108の位置を調節し、開口部140に対してアライメントマーク138をアライメントすることができる。第1光源252a及び第2光源252bは、アライメントを容易にするため、反復して、複数回、往復してスイッチングする(例えば、切換える)ことができることが理解される。そのような実施形態では、第1光源252aは開口部140の位置を決定するために用いることができ、引き続き、その後、第2光源252bの照明によりアライメントマーク138の位置を決定することができる。その後、例えば、操作564のように、第1及び第2光源の照明の反復を繰り返す前に、基板106又はマスク108の位置の変更を行うことができる。図6Cは、可視化システム122を用いて開口部140内にアライメントされたアライメントマーク138を示す。マスク108が基板106上に適正にアライメントされると、アライメント要素118A−118Dは、基板106上にマスク108を降ろすことができる。
図6Dは、マスク108と、シャドウフレーム128上のアライメント位置144に追加的にアライメントされた基板のアライメントマーク138とのアライメントを示す。アライメント位置144は、例えば、シャドウフレーム128の表面上に位置するセラミックスボタン又はリングであってもよい。アライメント位置144のアライメントは第1光源252aからの照明によって容易にされる。アライメントマーク138は開口部140を通して視野内に配置されるので、図6Dに示されるように、アライメントマーク138もまた第1光源252aにより照射されるので見ることができ、それ故、コントラストの問題が存在しないことに留意すべきである。シャドウフレームのアライメントのために、シャドウフレームの別個のアライメント制御を用いることができる。追加的又は選択的に、マスク108及び基板106は、固定シャドウフレームに対してアライメントすることができる。このような実施形態では、シャドウフレームに対するアライメントは操作561−564と同時に生じる。
基板106、マスク108、及びシャドウフレーム128がアライメントされると、必要な場合、操作565の間、マスク108の高さを決定し、その後に調節することができる。操作565の間、支持体251(図2に図示)上のアクチュエータ260は、マスク108上のマーク138がカメラに対してフォーカスするまで、カメラ255(図2に図示)とマスク108の間の距離を調節する。カメラ255は、一定の既知の焦点距離を有しているので、カメラ255がフォーカスされると、カメラ155とマスク108との間の距離は、迅速かつ容易に決定されることができる。更に、センサ296は、固定された基板106に対するカメラ255の位置、及び、追加的に、固定された基板106に対するマスク108の距離の決定を容易にする。従って、マスク108上のカメラ255のフォーカスにより、基板106からのマスク108の距離を決定することができる。マスク108と基板106の間の距離を決定することにより、マスク108を位置決めするときのマスク108と基板106の接触をより緩和し、これによって、基板106の偶然の損傷を低減することが可能になる。
基板106からマスク108までの距離の変動が、例えば、マスク108上への堆積材料の蓄積、又は、選択的には、マスク108の加工や改修に起因して、生じるかもしれない。一例では、マスク108は、マスク108の表面から堆積材料を除去(例えば、研削、研磨、化学エッチングを介して)することによって、改修されることができる。改修によるマスク108からの物質の除去、又は、堆積によるマスク108への物質の追加は、カメラ255に対してマスク108を移動させる。カメラ255に対するマスク108の移動により、マスク108がフォーカスから外れることになる。しかしながら、上述したように、カメラ255は再フォーカスされることができ、カメラ255が再フォーカスするために移動する距離は、マスクの高さの変化に等しい。
操作565の間、マスク108と基板106との間の相対距離の正確な変化は、カメラ255を再フォーカスすることによるマスク108に対するカメラ255の距離の変化を見出すことにより決定することができる。一例では、距離の変化は、約200マイクロメートル以下であるかもしれない。マスク108と基板106の間の正確な距離の決定により、マスク配置の際のマスク108と基板106の間のより穏やかな接触が容易になり、こうして、基板106の損傷(例えば、基板表面のチッピング又はスクラッチング)を防止する。操作565は、基板毎に、数枚の基板毎に、マスク108の改修又は交換の後の最初の基板に対して実行することができることが理解される。操作565でマスクの高さが調整された後、CVDプロセスなどの堆積プロセスの前に、操作566の際に、マスク108は基板106上に配置されることができる。
図7A−図7Cは、本開示の可視化システムを用いた測定のグラフを示す。図7Aは、本明細書に記載の可視化システム122を用いてアライメントマーク138の位置の24の異なる測定を示すグラフ780である。アライメントマーク138の測定は、x軸で0.0808マイクロメートル、及びy軸で0.0867マイクロメートルのシグマ値という結果であった。図7Bは、可視化システム122を用いてマスク開口部140の位置の24の異なる測定を示すグラフ781である。マスク開口部140の測定は、x軸で0.1361マイクロメートル、y軸で0.1837マイクロメートルのシグマ値という結果であった。図7Cは、可視化システム122を用いてシャドウフレーム128上のアライメント位置144の位置の24の異なる測定を示すグラフ782である。アライメント位置144の測定は、x軸で1.4502マイクロメートル、y軸で1.0417マイクロメートルのシグマ値という結果であった。従って、本開示の可視化システムを使用することにより、基板106のアライメントマーク138がマスク108の一部により隠されている場合でも、基板、マスク、シャドウフレームのアライメントを迅速かつ正確に行うことができる。
図8は、本開示の可視化システム122によって実行されたフォーカス測定のグラフ788を示す。可視化システム122のカメラ255はz方向の正及び負の両方に移動し、領域789によって示されるように最大フォーカスのピークを特定する。最大フォーカスの相対z位置を決定したことにより、可視化システム、及び/又はそれに結合されたコントローラは、マスクのポジショニングを修正し、マスクの改修又は他の要因によるマスク位置の変化を補償することができる。従って、マスクの動きは、マスクから基板までの距離の変化を補償するために調整され、これによって、マスク108と基板106の間の穏やかな接触を容易にし、マスク108を基板106上に載置するときの基板106への損傷を低減することができる。マスク高さの調整操作なしでは、基板106の上方のマスク108の絶対的な高さを知ることがなく、マスク108を基板106上に配置するとき、例えば、マスク108の動きを減速しないことによって、過度の力が掛かった接触という結果が生じるおそれがある。一例では、マスク位置は、本明細書に記載の実施形態を用いて約25マイクロメートル以下の距離内で決定させることができる。
本開示の利点は、基板に対するマスクの迅速かつ正確なアライメントを含む。多数光源視覚システムは、基板のアライメントマークがマスク内の開口部を通して存在していない場合でも、マスクのアライメントを容易にする。さらに、開示された視覚システムのカメラのz軸の自動フォーカスは、マスクの改修に伴うマスク高さの変化の決定と補償を可能にする。従って、マスクを基板上により穏やか配置し、基板への損傷を最小化することができる。
上記は本開示の実施形態を対象としているが、本開示の他の及び更なる実施形態は、その基本的な範囲から逸脱することなく創作することができ、その範囲は以下の実用新案登録請求の範囲に基づいて定められる。

Claims (15)

  1. 可視化システムであって
    リング形状を有する第1光源と、
    第1光源の中心を通って光を指向するように適合された第2光源と、
    第1光源とカメラとの間に配置されたレンズを含み、カメラは第1光源の中心を通って指向され、レンズを通して画像をキャプチャーするように適合された可視化システム。
  2. レンズはテレセントリックレンズであり、第2光源はスポットライトであり、カメラがリニアアクチュエータに結合されている請求項1記載の可視化システム。
  3. 内部にミラー又はレンズを収容する光学系ハウジングを備え、ミラー又はレンズは第2光源からの光を指向するように適合される請求項1記載の可視化システム。
  4. プロセスチャンバであって、
    プロセスチャンバの本体内に配置された基板支持体と、
    マスクを支持するための1又はそれ以上のモーションアライメント要素と、
    マスク及び基板支持体上に支持される基板のアライメントを検出するために配置される可視化システムを備え、可視化システムは、
    リング形状を有する第1光源と、
    第1光源の中心を通って光を指向するように適合された第2光源と、
    第1光源とカメラとの間に配置されたレンズを含み、カメラは第1光源の中心を通って指向され、レンズを通して画像をキャプチャーするように適合された可視化システムを含む、プロセスチャンバ。
  5. レンズはテレセントリックレンズであり、第2光源はスポットライトであり、カメラがリニアアクチュエータに結合されている請求項4記載のプロセスチャンバ。
  6. 可視化システムによる検出のための複数のアライメント位置を有するシャドウフレームを含む請求項4記載のプロセスチャンバ。
  7. 基板支持体は、第1光源及び第2光源を指向するための複数の開口部を含む請求項4記載のプロセスチャンバ。
  8. 第1光源及び第2光源はLEDである請求項4記載のプロセスチャンバ。
  9. 基板を処理する方法であって、
    処理チャンバ内の基板支持体上に基板を位置決めする工程であって、基板はマスクの近傍に位置決めされる工程と、
    基板及びマスクに第1光源を指向し、基板上のアライメントマークの位置を決定する工程と、
    基板及びマスクに第2光源を指向し、マスクのアライメント開口部の位置を決定する工程と、
    基板又はマスクの位置を調節し、基板のアライメントマークをマスクのアライメント開口部に対してアライメントする工程を含む方法。
  10. 第1光源の指向と、第2光源の指向と、調節を繰り返すことを含む請求項9記載の方法。
  11. 基板上にマスクを配置する工程を含み、基板支持体は、これを通して第1光源及び第2光源を指向するための複数の開口部を有する請求項9記載の方法。
  12. シャドウフレームのアライメント位置に対して、基板上のアライメントマークと、マスクのアライメント開口部をアライメントする工程を含む請求項9記載の方法。
  13. 基板を処理する方法であって、
    処理チャンバ内の基板支持体上に基板を位置決めする工程であって、基板はマスクの近傍に位置決めされる工程と、
    可視化システムのカメラを用いて、マスクに対して基板をアライメントする工程であって、マスクは以前に改修の対象となっていた工程と、
    カメラを垂直に作動してマスク上でカメラをフォーカスする工程であって、フォーカスの際のカメラの垂直距離の変化は、改修によるマスクの位置又は厚さの変化に対応する工程と、
    基板上にマスクを配置する工程を含む方法。
  14. マスクに対して基板をアライメントする工程は、
    基板及びマスクに第1光源を指向し、基板上のアライメントマークの位置を決定する工程と、
    基板及びマスクに第2光源を指向し、マスクのアライメント開口部の位置を決定する工程と、
    基板又はマスクの位置を調節し、基板のアライメントマークをマスクのアライメント開口部に対してアライメントする請求項13記載の方法。
  15. シャドウフレームのアライメント位置に対して、基板上のアライメントマークと、マスクのアライメント開口部のアライメントをする工程を含む請求項14記載の方法。
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