JP3202887U - 連結型ポーチ、連結型ポーチと連結可能な支持用バンド,鞄,被連結物 - Google Patents
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Abstract
【課題】独立して使用する形態と、連結して使用する形態とを選択できるのみならず、連結して使用する形態のバリエーションが豊富な連結型ポーチ、連結型ポーチと連結可能な支持用バンド,鞄,被連結物を提供する。【解決手段】第1連結型ポーチ1は、物品出し入れ用の開口部を有するポーチ本体3を備え、ポーチ本体の左端辺にスライダー5c付きのファスナー片5aを備え、ポーチ本体の右端辺に蝶棒5d付きのファスナー片5bを備え、同様に構成される第2連結型ポーチ2に左右両側で連結されるのみならず、同様に構成される支持用バンドや鞄やその他の被連結物とも連結可能である。【選択図】図12
Description
本考案は、タブレットやスマートフォンなどの端末機器やその他の物品を収納して持ち運ぶのに好適な連結型ポーチに関する。
各種の物品を収納して持ち運ぶ携帯用グッズとしては、例えば、特許文献1に示されているように、独立して使用可能な2個のバッグをファスナーを用いて一体連結して使用できるようにしたものが提案されている。
しかしながら、従来の携帯用グッズでは、2個のバッグの連結位置が一箇所に決まっており、一通りの連結形態でしか使用できないものであった。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであって、独立して使用する形態と、連結して使用する形態とを選択できるのみならず、連結して使用する形態のバリエーションが豊富な連結型ポーチ、連結型ポーチと連結可能な支持用バンド,鞄,被連結物を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案では次のように構成している。
(1)本考案に係る連結型ポーチは、物品出し入れ用の開口部を有するポーチ本体を備え、ポーチ本体は、オープンファスナーを構成するスライダー付きのファスナー片と、オープンファスナーを構成する蝶棒付きのファスナー片と、を備え、ポーチ本体は、オープンファスナーを有する別の連結型ポーチと連結可能であり、別の連結型ポーチとの連結の態様は、スライダーに別の連結型ポーチの蝶棒が差し込まれて形成される態様と、蝶棒が別の連結型ポーチのスライダーに差し込まれて形成される態様と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、ポーチ本体を独立して使用する形態と、別の連結型ポーチと連結して使用する形態とを選択できる。別の連結型ポーチと連結して使用する場合は、ポーチ本体のスライダー側に別の連結型ポーチを連結する形態と、ポーチ本体の蝶棒側に別の連結型ポーチを連結する形態とを選択できる。したがって、独立して使用する形態と、連結して使用する形態とを選択できるのみならず、連結して使用する形態のバリエーションが豊富な連結型ポーチを提供できる。また、連結型ポーチの連結位置を使用者の好みに合わせることができる。また、連結手段としてオープンファスナーが用いられるので、デザイン的にも優れ、且つ、容易に着脱できる。
(2)上記(1)に記載の連結型ポーチは、ポーチ本体における二つの端辺の内の一方の端辺と他方の端辺のそれぞれに、スライダー付きのファスナー片と蝶棒付きのファスナー片とを備えてもよい。この構成によれば、別の連結型ポーチと連結して使用する場合に、全体としてまとまりが良くなる。
(3)上記(1)に記載の連結型ポーチは、矩形状に形成されたポーチ本体の一の端辺側に前記開口部を備え、開口部を挟んだ一方の端辺に、スライダー付きのファスナー片を備え、開口部を挟んだ他方の端辺に、蝶棒付きのファスナー片を備えてもよい。この構成によれば、別の連結型ポーチと連結して使用する場合に、開口部を挟んで、ポーチ本体と別の連結型ポーチが直線的に並んで配されるので、全体としてまとまりがさらに良くなる。また、開口部と連結箇所とが離れるので、物品の出し入れや、オープンファスナーの開け閉めを円滑に行える。
(4)上記(1)から(3)のいずれかに記載の連結型ポーチは、ポーチ本体がオープンファスナーを有する支持用バンドと連結可能であってもよい。この場合、支持用バンドとの連結の態様は、スライダーに支持用バンドの蝶棒を差し込まれ、蝶棒が支持用バンドのスライダーに差し込まれることによって形成される。この構成によれば、ショルダーバッグ,ウェストバック,ハンドバッグなどとしての使用態様も加わるので、連結して使用する形態のバリエーションがさらに豊富になる。
(5)上記(4)に記載の連結型ポーチは、ポーチ本体が別の連結型ポーチとの連結状態で支持用バンドと連結可能であってもよい。この場合、支持用バンドとの連結の態様は、ポーチ本体または別の連結型ポーチのいずれか一方のスライダーに支持用バンドの蝶棒が差し込まれ、ポーチ本体または別の連結型ポーチのいずれか他方の蝶棒が支持用バンドのスライダーに差し込まれることによって形成される。この構成によれば、別の連結型ポーチと連結した状態でも、ショルダーバッグ,ウェストバック,ハンドバッグなどとして使用できるので、連結して使用する形態のバリエーションがさらに豊富になる。
(6)上記(1)から(5)に記載の連結型ポーチは、ポーチ本体がオープンファスナーを有する鞄やその他の被連結物と連結可能であってもよい。この場合、例えば鞄との連結の態様は、連結型ポーチのスライダーに、鞄に備えられる蝶棒が差し込まれ、連結型ポーチの蝶棒が、鞄に備えられるスライダーに差し込まれることによって形成される。この構成によれば、鞄に連結する使用態様も加わり、連結して使用する形態のバリエーションがさらに豊富になる。また、連結型ポーチの両側が鞄に連結されるので、連結型ポーチをしっかりと持ち運ぶことができる。
(7)上記(1)から(5)に記載の連結型ポーチは、ポーチ本体が、スライダー付きのファスナー片又は前記蝶棒付きのファスナー片のいずれかを有する鞄やその他の被連結物と連結可能であってもよい。この場合、例えば鞄との連結の態様は、連結型ポーチのスライダーに、鞄に備えられる蝶棒が差し込まれて形成されるか、又は、連結型ポーチの蝶棒が、鞄に備えられるスライダーに差し込まれることによって形成される。この構成によれば、連結型ポーチのいずれか片側を鞄に連結するだけでよいので、連結型ポーチの着脱が容易になる。
(8)本考案に係る支持用バンドは、上記(1)から(8)のいずれかに記載の連結型ポーチと連結可能なオープンファスナーを有することを特徴とする。この構成によれば、連結型ポーチの使用形態のバリエーションを豊富にできる。
(9)本考案に係る別の連結型ポーチは、上記(1)から(8)のいずれかに記載の連結型ポーチと連結可能な、スライダー付きのファスナー片または蝶棒付きのファスナー片のいずれかを有する。このような構成によっても、上記(1)から(8)のいずれかに記載の連結型ポーチは、スライダー付きのファスナー片のみ備える別の連結型ポーチを一の端辺側に連結する形態と、蝶棒付きのファスナー片のみを備える別の連結型ポーチを他の端辺側に連結する形態とを採ることができる。
(10)本考案に係る鞄は、上記(1)から(8)のいずれかに記載の連結型ポーチと連結可能な、オープンファスナー、スライダー付きのファスナー片、蝶棒付きのファスナー片のいずれかを有することを特徴とする。この構成によれば、連結型ポーチの使用形態のバリエーションを豊富にできる。
(11)本考案に係る被連結物は、上記(1)から(8)のいずれかに記載の連結型ポーチと連結可能な、オープンファスナー、スライダー付きのファスナー片、蝶棒付きのファスナー片のいずれかを有することを特徴とする。この構成によれば、連結型ポーチの使用形態のバリエーションを豊富にできる。
このように、本考案によれば、独立して使用する形態と、連結して使用する形態とを選択できるのみならず、連結して使用する形態のバリエーションが豊富な連結型ポーチと、当該連結型ポーチと連結可能な支持用バンド,鞄,被連結物を提供することができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
本考案に係る連結型ポーチは、単独で使用するのみならず、複数個の同種または異種の連結型ポーチを複数の態様で連結して使用できる点に特徴があり、図1〜図6に第1連結型ポーチ1が、また、図7〜図11に、前記第1連結型ポーチ1に連結可能な第2連結型ポーチ2がそれぞれ示されている。
第1連結型ポーチ1は、矩形状にされ、形成複数枚の布パーツを縫合して上端辺に開口部4を有する横長矩形の袋状に形成されたポーチ本体3の左右端辺に、接合及び分離可能なオープンファスナー5が装着された構造となっている。すなわち、オープンファスナー5は、スライダー5cを備えたファスナー片5aと、スライダー5c及び他のスライダーに差し込み可能な蝶棒5dを備えたファスナー片5bとからなり、スライダー5c付きのファスナー片5aがポーチ本体3の左端辺に沿って縫い付けられるとともに、蝶棒5d付きのファスナー片5bがポーチ本体3の右端辺に沿って縫い付けられている。
ポーチ本体3は、タブレット端末機器を横長姿勢に収納できる大きさ(例えば、横幅約250mm、上下高さ約180mm、厚さ10数mm)の収納ポケットを備えたものに形成されている。
ポーチ本体3の上端には、開口部4の全幅に亘るカバー部3aが延出されており、このカバー部3aをケース前面側に折り重ねることで開口部4を塞ぐことができるようになっている。また、カバー部3aの内面左右には面ファスナー片6aが縫い付けられており、この面ファスナー片6aを、ポーチ本体3の前外側面に縫付けた横長の面ファスナー帯6bに重合接続することでカバー部3aを折重ね状態に保持することができ、また、接続した面ファスナー片6aを面ファスナー帯6bから引き剥がしてカバー部3aをめくり上げて開口部4を開くようになっている。開口部4の塞ぐ手段は、面ファスナー6a以外のフックやボタンが縫い付けられたカバー部3aであってもよいし、開口部4をファスナーで綴じ合わせる構成であってもよい。
ポーチ本体3の裏側には、扁平な外ポケット7が備えられており、厚さが大きくない物品を収納することができるようになっている。
第2連結型ポーチ2は、第1連結型ポーチ1と同じ布素材を縫製されているが、第1連結型ポーチ1とは大きさと形状が異なり、外周上半部分にガマ口形の開口部9を有する縦長矩形の袋状に形成されたポーチ本体8の左右端辺にオープンファスナー10が装着された構造となっている。このオープンファスナー10は、第1連結型ポーチ1に備えたオープンファスナー5と同一の仕様のものであり、スライダー10cを備えたファスナー片10aがポーチ本体8の左端辺に沿って縫い付けられるとともに、蝶棒10dを備えたファスナー片10bがポーチ本体8の右端辺に沿って縫い付けられている。
ポーチ本体8は、スマートフォンや携帯電話を縦向き姿勢に収納できる大きさ(例えば、横幅約100mm、上下高さ約180mm、厚さ10数mm)の収納ポケットを備えたものに形成されている。
開口部9はファスナー11によって開閉できようになっている。このファスナー11は、一対のスラーダー11a,11bを備えたものが用いられており、任意の方向から任意の範囲で開口部9を開閉することができる。開口部9の塞ぐ手段は、開口部4と同様に他の構成であってもよい。
第2連結型ポーチ2における背面には取付けバンド12が縦向きに備えられている。この取付けバンド12は、その上端部がポーチ本体8における裏面の上部に縫付け固定され、下端側は自由になっており、取付けバンド12の下端部をケース背面に雌雄一対のホックからなるスナップボタン13を介して連結することでループを形成することができるようになっている。そして、ユーザーの腰に巻き付けられたベルトの適所に取付けバンド12を通してループ状にホック止めすることで、第2連結型ポーチ2をウエストポーチとして使用することができる。
第1連結型ポーチ1及び第2連結型ポーチ2は、手で持って使用したり、ベルトにつるして使用したり、単独で使用することができるとともに、両連結型ポーチ1,2を以下のように連結して使用することができる。
例えば、図12に示すように、第2連結型ポーチ2における右側のファスナー片10bと第1連結型ポーチ1における左側のファスナー片5aとを対向させて、蝶棒10dをスライダー5cに差し込んだ状態でスライダー5cを引き上げることで、第2連結型ポーチ2を第1連結型ポーチ1の左側端辺に沿って連結することができる。また、図13に示すように、第2連結型ポーチ2における左側のファスナー片10aと第1連結型ポーチ1における右側のファスナー5bとを対向させて、蝶棒5dをスライダー10cに差し込んだ状態で、スライダー10cを引き上げることで、第2連結型ポーチ2を第1連結型ポーチ1の右側端辺に沿って連結することができる。このように構成することで、両連結型ポーチ1,2の連結位置を使用者の好みに合わせることができる。
第1連結型ポーチ1を2個用意すれば、第1連結型ポーチ1の左右端辺それぞれに第1連結型ポーチ1を連結することも可能となる。この場合、例えば、一方の第1連結型ポーチ1にはタブレット端末機器を収納し、他方の第1連結型ポーチ1を本やノートの収納具として使用することができる。また、第2連結型ポーチ2を2個用意すれば、第2連結型ポーチ2の左右端辺それぞれに第2連結型ポーチ2を連結することも可能となる。この場合、例えば、一方の第2連結型ポーチ2にはスマートフォンや携帯電話を収納し、他方の第2連結型ポーチ2をメガネケースやペンケースや財布ケースとして使用することができる。なお、第2連結型ポーチ2がメガネケースやペンケースや財布そのものであっても構わない。
なお、第1連結型ポーチ1及び第2連結型ポーチ2の各オープンファスナーは、ポーチ本体の厚さ方向の裏面側に偏って縫い付けられており、両連結型ポーチ1,2をファスナー連結した状態では、ファスナー連結部位がポーチ本体の膨らみに隠されて、ケース表面側からは目立たない状態となる。
本実施例では、図14に示すように、第1連結型ポーチ1は、第1連結型ポーチ1に備えたオープンファスナー5と同仕様のオープンファスナー15のスライダー15c付きのファスナー片15aと、蝶棒15d付きのファスナー片15bとを両端側に備えた支持用バンド16と連結及び分離される構成となっている。
図14では、第1連結型ポーチ1を支持する支持部は、一点鎖線で図示している。支持用バンド16の蝶棒15d,スライダー15cを第1連結型ポーチ1の対応するスライダー5c,蝶棒5dに嵌合してスライダー5c,15cを引き上げ操作することで、第1連結型ポーチ1をショルダーバッグやウェストバッグとして使用することができる。
支持用バンド16は、第2連結型ポーチ2に備えたオープンファスナー10とも同一仕様であるので、第2連結型ポーチ2をショルダーバッグやウェストバッグとして使用することもできる。また、支持用バンド16は、第1連結型ポーチ1同士や、第2連結型ポーチ2同士や、第1連結型ポーチ1と第2連結型ポーチ2などの連結態様でも、支持用バンド16と連結可能である。このような連結態様でもショルダーバッグやウェストバッグとして使用できる。
具体的には、第1連結型ポーチ1の右側に第2連結型ポーチ2が連結される場合に、ショルダーバンド16の蝶棒15d,スライダー15cを第1連結型ポーチ1の対応するスライダー5c,第2連結型ポーチ2の対応する蝶棒10dに嵌合してスライダー5c,15cを引き上げ操作することで、第1連結型ポーチ1と第2連結型ポーチ2とを連結したポーチもショルダーバッグやウェストバッグなどになる。
実施例1,2では、第1連結型ポーチ1は、手で持たれたり(鞄の中に収納されたり)、支持用バンドで肩などからぶら下げられたりするものであったが、これに加えて、本実施例では、第1連結型ポーチ1は、図15に示すように、オープンファスナー18を外面に有する鞄17に連結される。
鞄17には、鞄17の正面のうち右端辺側にスライダー18c付きのファスナー片18aが備えられ、鞄17の正面のうち左端辺側に蝶棒18d付きのファスナー片18bが備えられている。第1連結型ポーチ1と鞄17との連結の態様は、第1連結型ポーチ1のスライダー5cに、鞄17の蝶棒18dが差し込まれ、第1連結型ポーチ1の蝶棒5dが鞄17のスライダー18cに差し込まれることによって形成される。
なお、本実施例では、第1連結型ポーチ1は、鞄17の外側に連結されたが、鞄17の内側に連結されてもよい。また、鞄17は、第1連結型ポーチ1と連結されたが、第2連結型ポーチ2とが連結されてもよい。この場合、両ファスナー片18a,18bの配置間隔を狭くする。また、鞄17は、連結された両連結型ポーチ1,2と連結されてもよい。この場合、鞄17は、本実施例のものよりも横幅が広く、両ファスナー片18a,18bの配置間隔も広くする。また、第1連結型ポーチ1または第2連結型ポーチ2は、オープンファスナー18を外面または内面に有する鞄以外の被連結物に連結されてもよい。
実施例2の鞄17は、スライダー付きのファスナー片18a,蝶棒付きのファスナー片18bの両方を備える構成であったが、本実施例では、図16に示すように、スライダー付きのファスナー片18aまたは蝶棒付きのファスナー片18bのいずれか一方(図16では蝶棒付きのファスナー片18b)のみを備える構成であって、第2連結型ポーチ2が連結される。
本実施例の鞄19は、鞄19の正面のうち上端辺側に蝶棒18d付きのファスナー片18bを備えている。第2連結型ポーチ2と鞄19との連結の態様は、第2連結型ポーチ2のスライダー10cに図16(b)に示す鞄19の蝶棒18dが差し込まれ、図16(a)に示すようにスライダー10cを閉じる操作を行うことで形成される。
なお、本実施例では、第2連結型ポーチ2は、鞄19の外側に連結されたが、鞄17の内側に連結されてもよい。また、本実施例では、鞄19は、第2連結型ポーチ2と連結されたが、鞄19の大きさや形状が変われば、第1連結型ポーチ1とも連結可能であり、連結された両連結型ポーチ1,2とも連結可能である。また、第1連結型ポーチ1または第2連結型ポーチ2は、スライダー付きのファスナー片18aまたは蝶棒付きのファスナー片18bのいずれか一方を外面または内面に有する鞄以外の被連結物に連結されてもよい。
上述した実施例では、第1連結型ポーチ1は、ファスナー片5a,5b両方を備え、第1連結型ポーチ1に連結される第2連結型ポーチ2は、ファスナー片10a,10b両方を備える構成であったが、図17,図18に示すように、第1連結型ポーチ1がファスナー片5a,5b両方を備えていれば、第2連結型ポーチ2は、ファスナー片10a,10bのいずれか片方のみを備える構成であってもよい。
図17,18に示す第1連結型ポーチ1は、スライダー5c付きのファスナー片5aと、蝶棒5d付きのファスナー片5bとを備えている。図17に示す、第2連結型ポーチ2とは別の第2連結型ポーチ2Aは、ポーチ本体8の右端辺に蝶棒10d付きファスナー片10bのみを備える。図18に示す第2連結型ポーチ2Bは、ポーチ本体8の左端辺にスライダー10c付きファスナー片10aのみを備える。
このような構成であっても、第1連結型ポーチ1は、第2連結型ポーチ2Aを左端辺側のファスナー片5aを介して連結する形態と、第2連結型ポーチ2Bを右端辺側のファスナー片5bを介して連結する形態との両方の連結形態を採ることができる。
本考案は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)横幅の大きい第1連結型ポーチ1を左右中央で二つ折りして、左右端辺のファスナー片同士5a,5bを連結すれば、使用しない連結型ポーチ1を嵩低く折畳んでおくことができる。
(2)上記実施例のように、第2連結型ポーチ2の上下高さを第1連結型ポーチ1の上下高さと略同一にしておくことで、連結した際に両ケース1,2の高さが揃って見栄えがよいものとなるが、第2連結型ポーチ2の上下高さと第1連結型ポーチ1の上下高さと異なったものにして実施することも可能である。
(3)第1連結型ポーチ1,第2連結型ポーチ2として、横幅の異なる複数種を提供できるようにしておき、ユーザーが第1連結型ポーチ1と第2連結型ポーチ2とを任意の組合せで連結して使用できるようにしてもよい。
(4)第1及び第2連結型ポーチ1,2の素材としては、布材のみならず、天然皮革、人口皮革、樹脂シート、樹脂コーティングした布材、等を任意に設定することができ、また、素材の色味や柄も任意に設定することができる。
(5)第1連結型ポーチ1と第2連結型ポーチ2とを互いに異なった素材、色味、柄のもので構成して、連結した場合の外観を一層バラエティに富んだものにして使用することも可能である。また、第1連結型ポーチ1と第2連結型ポーチ2の形状は、矩形状に限らず、矩形と半円形とを足した様な形状や円筒形の他にも、何らかの立体的な形状をもったケース(容器,収納体)であればよい。
(6)開口部4は、必ずしもポーチ本体の上端辺に形成するとは限らず、例えば、ポーチ本体3における前面上部に、横引きのファスナーを介して開閉される開口部を設けることもできる。また、例えば、ポーチ本体3における左側面または右側面に縦引きのファスナーを介して開閉される開口部を設けることもできる。この場合、ファスナー片5a,5bの横から物品を出し入れする構成となる。
(7)第1連結型ポーチ1,第2連結型ポーチ2は、ポーチ本体3,8の左右両端辺にファスナー片5a,5b,10a,10bを備えて、横並びに連結されるが、ポーチ本体3,8の上下両端辺にファスナー片5a,5b,10a,10bを備えて、縦並びに連結されてもよい。また、ファスナー片5a,5b,10a,10bは、ポーチ本体3,8の形状に応じて他の端辺に備えられてもよい。
(7)第1連結型ポーチ1,第2連結型ポーチ2は、ポーチ本体3,8の左右両端辺にファスナー片5a,5b,10a,10bを備えて、横並びに連結されるが、ポーチ本体3,8の上下両端辺にファスナー片5a,5b,10a,10bを備えて、縦並びに連結されてもよい。また、ファスナー片5a,5b,10a,10bは、ポーチ本体3,8の形状に応じて他の端辺に備えられてもよい。
(8)上記実施例では、第2連結型ポーチ2の裏面に備えた取付けバンド12の一端をスナップボタン13を介して開閉可能にして、ユーザーが装着したベルトに後から挿通装着できるようにしているが、取付けバンド12の上下端部をポーチ本体8にループ状に縫い付け固定したものであってもよい。この場合、ズボンなどにベルトを通す際に、ベルトを取付けバンド12のループに挿通する必要がある。また、第1連結型ポーチ1の裏面にも、第2連結型ポーチ2と同じ上下位置に取付けバンド12を備えてもよい。
(9)上記実施例では、2個の連結型ポーチを並列連結する場合を例示しているが、3個以上の連結型ポーチを左右に並列して順次連結することも可能である。
(10)第1連結型ポーチ1及び第2連結型ポーチ2に備える連結手段としては、オープンファッスナーの他に、面ファスナーやフックやスナップボタンなどを利用してもよい。
1 第1連結型ポーチ
2 第2連結型ポーチ
3 第1連結型ポーチのポーチ本体
4 第1連結型ポーチの開口部
5 オープンファスナー
5a ファスナー片
5b ファスナー片
5c スライダー
5d 蝶棒
8 第2連結型ポーチのポーチ本体
9 第2連結型ポーチの開口部
10 オープンファスナー
10a ファスナー片
10b ファスナー片
10c スライダー
10d 蝶棒
12 取付けバンド
15 オープンファスナー
16 支持用バンド
2 第2連結型ポーチ
3 第1連結型ポーチのポーチ本体
4 第1連結型ポーチの開口部
5 オープンファスナー
5a ファスナー片
5b ファスナー片
5c スライダー
5d 蝶棒
8 第2連結型ポーチのポーチ本体
9 第2連結型ポーチの開口部
10 オープンファスナー
10a ファスナー片
10b ファスナー片
10c スライダー
10d 蝶棒
12 取付けバンド
15 オープンファスナー
16 支持用バンド
Claims (11)
- 物品出し入れ用の開口部を有するポーチ本体を備え、
前記ポーチ本体は、オープンファスナーを構成するスライダー付きのファスナー片と、オープンファスナーを構成する蝶棒付きのファスナー片と、を備え、
前記ポーチ本体は、オープンファスナーを有する別の連結型ポーチと連結可能であり、
前記別の連結型ポーチとの連結の態様は、
前記スライダーに別の連結型ポーチの蝶棒が差し込まれて形成される態様と、
前記蝶棒が別の連結型ポーチのスライダーに差し込まれて形成される態様と、を有する
ことを特徴とする連結型ポーチ。 - 請求項1に記載の連結型ポーチにおいて、
前記ポーチ本体における二つの端辺の内の一方の端辺と他方の端辺のそれぞれに、前記スライダー付きのファスナー片と前記蝶棒付きのファスナー片とを備える
ことを特徴とする連結型ポーチ。 - 請求項1に記載の連結型ポーチにおいて、
矩形状に形成された前記ポーチ本体の一の端辺側に前記開口部を備え、
前記開口部を挟んだ一方の端辺に、前記スライダー付きのファスナー片を備え、
前記開口部を挟んだ他方の端辺に、前記蝶棒付きのファスナー片を備える
ことを特徴とする連結型ポーチ。 - 請求項1から3のいずれかに記載の連結型ポーチにおいて、
前記ポーチ本体は、オープンファスナーを有する支持用バンドと連結可能であり、
前記支持用バンドとの連結の態様は、
前記スライダーに前記支持用バンドの蝶棒が差し込まれ、前記蝶棒が前記支持用バンドのスライダーに差し込まれることによって形成される
ことを特徴とする連結型ポーチ。 - 請求項4に記載の連結型ポーチにおいて、
前記ポーチ本体は、別の連結型ポーチとの連結状態で、支持用バンドと連結可能であり、
前記支持用バンドとの連結の態様は、
前記ポーチ本体または別の連結型ポーチのいずれか一方の前記スライダーに前記支持用バンドの蝶棒が差し込まれ、前記ポーチ本体または別の連結型ポーチのいずれか他方の前記蝶棒が前記支持用バンドのスライダーに差し込まれることによって形成される
ことを特徴とする連結型ポーチ。 - 請求項1から5のいずれかに記載の連結型ポーチにおいて、
前記ポーチ本体は、オープンファスナーを有する鞄やその他の被連結物と連結可能であり、
前記鞄との連結の態様は、前記スライダーに前記鞄に備えられる蝶棒が差し込まれ、前記蝶棒が前記鞄に備えられるスライダーに差し込まれることによって形成される
ことを特徴とする連結型ポーチ。 - 請求項1から5のいずれかに記載の連結型ポーチにおいて、
前記ポーチ本体は、前記スライダー付きのファスナー片又は前記蝶棒付きのファスナー片のいずれかを有する鞄やその他の被連結物と連結可能であり、
前記鞄との連結の態様は、前記スライダーに前記鞄に備えられる蝶棒が差し込まれて形成されるか、又は、前記蝶棒が前記鞄に備えられるスライダーに差し込まれることによって形成される
ことを特徴とする連結型ポーチ。 - 請求項1から7のいずれかに記載の連結型ポーチと連結可能な、オープンファスナーを有する支持用バンド。
- 請求項1から7のいずれかに記載の連結型ポーチと連結可能な、スライダー付きのファスナー片または蝶棒付きのファスナー片のいずれかを有する連結型ポーチ。
- 請求項1から7のいずれかに記載の連結型ポーチと連結可能な、オープンファスナー、スライダー付きのファスナー片、蝶棒付きのファスナー片のいずれかを有する鞄。
- 請求項1から7のいずれかに記載の連結型ポーチと連結可能な、オープンファスナー、スライダー付きのファスナー片、蝶棒付きのファスナー片のいずれかを有する被連結物。
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Family Applications (1)
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JP2015006376U Active JP3202887U (ja) | 2015-12-16 | 2015-12-16 | 連結型ポーチ、連結型ポーチと連結可能な支持用バンド,鞄,被連結物 |
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