JP3202350U - 扇風機 - Google Patents

Abstract

【課題】ユーザの切り換え操作に応じて、涼風又は温風を選択的に発生させることができる扇風機を提供する。【解決手段】基台２０と、基台上に固着された支柱４０と、支柱の上面に取り付けられたモータ５０と、モータに取り付けられたファン６０と、温風の吹出口７０Ｂをファンの背面側に配置するようにして、支柱に設けられた温風発生装置部７０とを備える。【選択図】図１

Description

本考案は、扇風機に関する。

従来、ファン（羽根）を回転させることにより風を発生させる機器として、種々の扇風機が開発及び提案されている。

本考案は、ユーザの切り換え操作に応じて、涼風又は温風を選択的に発生させることができる扇風機を提供することを目的とする。

本考案の一態様による扇風機は、
基台と、
前記基台上に固着された支柱と、
前記支柱の上面に取り付けられたモータと、
前記モータに取り付けられたファンと、
温風の吹出口を前記ファンの背面側に配置するようにして、前記支柱に設けられた温風発生装置部と
を備える。

本考案の扇風機によれば、ユーザの切り換え操作に応じて、涼風又は温風を選択的に発生させることができる。

本考案の実施の形態による扇風機の構成を示す斜視図である。 本考案の実施の形態による扇風機の機能的な構成を示すブロック図である。 本考案の実施の形態による扇風機が温風を発生させる様子を示す説明図である。

以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。

図１及び図２に、本考案の実施の形態による扇風機１０の構成を示す。このうち、図１は、扇風機１０の斜視図を示し、図２は、扇風機１０の機能的な構成を示すブロック図である。

この扇風機１０は、床面に載置される基台２０を有し、この基台２０の表面には、ユーザが当該扇風機１０を操作するための操作部３０が設けられている。

また、基台２０上には、当該扇風機１０を支持するための支柱４０が固着され、この支柱４０の上面には、モータ５０が取り付けられている。さらに、このモータ５０には、ファン（羽根）６０が取り付けられている。

制御部８０は、例えば基台２０に内蔵され、操作部３０におけるユーザの操作に応じて、モータ５０を駆動することにより、ファンを回転させるようになされている。

ところで、本実施の形態の場合、支柱４０の側面には、ドライヤーの機能を有する温風発生装置部７０が取り付けられている。この温風発生装置部７０は、吸込口７０Ａと、吹出口７０Ｂとを有し、吹出口７０Ｂをファン６０の背面側に配置するようにして、支柱４０に設置されている。

この温風発生装置部７０は、吸込口７０Ａから吸い込まれた空気を、内部の図示しないヒータによって熱することにより、温風を発生させ、吹出口７０Ｂから吹き出すようになされている。

これにより、制御部８０は、操作部３０におけるユーザの操作に応じて、温風発生装置部７０がオン状態にされると、温風発生装置部７０を駆動することにより、温風を吹出口７０Ｂから吹き出す。

この場合、図３に示すように、ファン６０から発生された涼風Ｗ１０と、温風発生装置部７０から発生された温風Ｗ２０とを混合することにより、扇風機１０から温風を発生させることができる。

このように本実施の形態によれば、ユーザの切り換え操作に応じて、涼風又は温風を選択的に発生させることができる。これにより、例えば夏だけでなく冬であっても、温風を発生させれば、当該扇風機１０を用いて、洗髪後の髪を乾かすことができる。その際、両手を使えることができるため、髪を乾かす以外の動作を行うことができる。

なお、上述の実施の形態においては、支柱４０の側面に、ドライヤーに対応するＬ字型の温風発生装置部７０を取り付けた場合について述べたが、本考案はこれに限らず、例えば円柱状の温風発生装置部７０を取り付けても良く、また、支柱４０の内部に温風発生装置部７０を設けるようにしても良い。

１０ 扇風機
２０ 基台
３０ 操作部
４０ 支柱
５０ モータ
６０ ファン
７０ 温風発生装置部

Claims (1)

1. 基台と、
   前記基台上に固着された支柱と、
   前記支柱の上面に取り付けられたモータと、
   前記モータに取り付けられたファンと、
   温風の吹出口を前記ファンの背面側に配置するようにして、前記支柱に設けられた温風発生装置部と
   を備えることを特徴とする扇風機。
   
   

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