JP3202346B2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP3202346B2
JP3202346B2 JP24076992A JP24076992A JP3202346B2 JP 3202346 B2 JP3202346 B2 JP 3202346B2 JP 24076992 A JP24076992 A JP 24076992A JP 24076992 A JP24076992 A JP 24076992A JP 3202346 B2 JP3202346 B2 JP 3202346B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば製品、半製品
の置き場として活用する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大形の品物を機械する工場では、加工を
行う品物(物品)を広いヤ−ドに置き、この置かれた品
物を加工機械にセットすることが行われている。
【0003】具体的には、品物はパレットに載せて、フ
ロアの広い範囲に置いておき、必要なときに天井走行ク
レ−ンによりヤ−ドから品物をパレットと共に吊上げ
て、加工機械にセットしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、加工機械に
品物をセットする都度、広い範囲に点在している品物を
加工機械に搬送するのでは効率が悪く、生産性の点で良
くない。これは、加工機械の台数が多くなる程、その傾
向が高く、改善が望まれている。
【0005】この発明は、このような事情に着目してな
されたもので、その目的とするところは、置き場所から
所定の部位へ所定の物品を効率良く移動させることがで
きる搬送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の搬送装置は、物品受入れ領域、物品受渡し
領域を辿る、曲率半径の小さなコーナを有する周回コー
形成された物品置き場用の走行路と、この走行路に
沿って連続して設けられた係合路と、係合路と摺動自在
に係合され、係合路に案内されるガイドと、走行路に沿
って連続して直列に配置され、相互が進行方向前後で進
行方向に回動自在に連結されてなり、環状につながった
ままの状態で、走行路上をガイドにより進行方向が舵さ
れながら走行可能な複数の台車と、台車を移動させ
動手段とを有し、台車が、両側に側輪を有し、進行方向
前後に操舵輪を有し、進行方向に隣接する相互が進行方
向前後で回動自在に連結され、かつ進行方向前後部の両
側が斜めに切欠された上板を有して構成され、操舵輪
が、上板相互を回動自在に連結する回動支点から係合路
へ延びてガイドにつながる進行方向に回動自在な軸に、
係合路とは直角方向に延びる車輪支持部を介して回転自
在に支持されてなり、操舵輪が、係合路を進むガイドに
したがい進行方向に操舵される構成したことにある。
【0007】
【作用】請求項1に記載の搬送装置によると、物品受入
れ領域から、各台車に物品置くことにより、走行路上
に渡って物品が置かれる。必要なときには、台車を移動
させて、例えば特定の物品を物品受渡し領域に導く。こ
れにより、常に定位置から所定の部位へ物品を運べ、物
品置き場からの搬出が効率的となる。しかも、搬送装置
は、台車の両側に側輪を有し、前後に台車の連結の回動
支点として回動する操舵輪を有した構造、さらには台車
が干渉しないように上板に切欠部を形成する構造によ
り、曲率半径の小さなコーナをもつ走行路でも、数多く
の台車を無理なく運行させる。
【0008】
【実施例】以下、この発明を図1ないし図7に示す一実
施例にもとづいて説明する。
【0009】図1は、この発明を適用した物品置き場を
兼ねる搬送装置の全体平面図を、工場内の一部分と共に
示し、1は例えば荷降ろし機能をもつ自走車などが着く
ヤ−ド(物品受入れ領域)であるこのヤ−ド1に隣接し
たフロア部分1aの部位には、このヤ−ド1を境として
Y方向に対称的に延びる細長の走行路2が設けられてい
る。走行路2は、周回コ−ス状をなしていて、両端側は
曲率半径の小さなコ−ナ2a,2aとなっている。そし
て、このうちの一方のコ−ナ2a側の地点は、吊上げ位
置3(物品受渡し領域)に達していて、ヤ−ド1,吊上
げ位置3を辿る周回コ−スを形成している。
【0010】この走行路2の路面の中央部には、周回コ
−スに沿って軌道4(係合路)が設けられている。軌道
4は、図2ないし図5に示されるように上部が開口した
溝部5を有する板部材6を周回コ−スの形状にならって
連続して設けて構成される。
【0011】この走行路2の路面には、複数、例えば2
1台の台車7が走行路2の形状に沿って連続して直列に
配置されている。また各台車7は、それぞれが進行方向
に対し、回動自在に連結されていて、それぞれがつなが
ったまま、つまり環状につながった状態のままで、走行
路2上を走行できるようになっている。この台車7の構
造が図2ないし図5に示してある。
【0012】台車7の構造について説明すれば、8は例
えば被加工物としての品物A(図3にのみ図示)を載せ
るための上板である。この上板8の進行方向前後部は、
走行路2のコ−ナ2a,2aを台車7が走行したとき、
干渉しないよう両側の角部を斜めに切欠してある。これ
ら切欠部8aにより、上板8は略六角形となっている。
台車7の進行方向中央となる下部部分の両側には、それ
ぞれ側輪9aが設けられている。
【0013】また上板8の前後部(台車7の進行方向前
後となる部位)の中央には、それぞれア−ム9が突設さ
れている。このうち、前部側のア−ム端には、板部が上
下に並ぶコ字形をなした継手片10が設けられている。
後部側のア−ム端には、継手片10の隙間部分に嵌挿自
在な形状を呈した帯板形の継手片11が設けられてい
る。また各継手片10,11の板部分には、互いに組合
う嵌挿孔12が設けられている。この隣合う台車7の前
後の継手片10と継手片11とが嵌挿されている。また
この嵌挿した継手片10,11は、各嵌挿孔12を回転
自在に嵌挿する軸13で連結されていて、台車同志を軸
13を支点として進行方向に対し回動自在に連結してい
る。なお、13aは各継手片10,11に設けた、軸1
3を回転自在に支持するための軸受である。
【0014】上記軸13は、下端部が溝部5の近くまで
下方向に延びている。この軸13の下端部には、溝部5
とは直角な方向に延びる車輪支持部14が設けられてい
る。これら車輪支持部14の両端部には、軌道4とは直
角な方向に延びる車軸16を介して操舵輪17(走行
輪)がそれぞれ回転自在に支持されている。これによ
り、各台車7は、操舵輪17,17および側輪9,9に
て、溝部5の両側の走行路部分を走行できるようになっ
ている。
【0015】車輪支持部14の両側中央部分には、車軸
16とは直交する方向に延びるア−ム18が突設されて
いる。これらア−ム18の両端下部には、溝部5内に挿
入された一対のガイドロ−ラ19,19が回転自在に支
持されている。これにより、ア−ム18は、図5に示さ
れるように軌道4の変化、すなわち直線、曲りなどに応
じて変位できるようになっている(ガイド)。このア−
ム18の変位が軸13に伝えられ、ア−ム18の変位に
したがって操舵輪17を操舵させるようにしている。
【0016】また軌道4の中央の各直線領域4aと隣接
するフロア部分1aには、台車7を走行路2に沿って走
行させるための駆動装置20がそれぞれ設けられてい
る。これら駆動装置20には、各台車7の上板8の下部
に設けた突起部21を掛合させて、台車7を送るように
した構造が用いられている。これら駆動装置20,20
は、いずれも同じで、この駆動装置20の構造が図6お
よび図7に示されている。
【0017】この駆動装置20について説明すれば、2
2,22は直線領域4aの一方の端側と対応するフロア
部分1aに軌道4と並行な関係で回転自在に据付けた駆
動用の二対のスプロケット、23,23は他方の端側と
対応するフロア部分1aに軌道4と並行な関係で回転自
在に据え付けた従動用の二対のスプロケットである。ス
プロケット22,22には駆動源、例えば減速機構付の
電動機26の出力部が連結され、スプロケット23,2
3にはテンション機構27が設けられている。
【0018】これらスプロケット22,23は、台車7
の突起部21の両側に配置される。そして、スプロケッ
ト22,23間に無端状のチェ−ン24,25が掛け渡
されている。これにより、各チェ−ン24,25を、上
側に張渡される部分24a,25aが、台車7の突起部
21の両側に配置されるように掛渡している。
【0019】またこれらチェ−ン24,25間には、所
定の間隔で棒状部材28が連結されていて、電動機26
の作動にしたがい各棒状部材28を、図7中の矢印Z方
向で示す所定の方向に送り出すようにしている。この棒
状部材28が、直線領域4aに在る台車7の突起部21
と当接して、各台車7を走行路2に沿って走行させるよ
うにしている。これにより、各台車7に置かれる品物A
を吊上げ位置3へ導くことができるようにしてある。
【0020】またこの吊上げ位置3から、品物を加工す
る加工機械29との間の中間のフロア部分1aには、移
載装置、例えばホイストクレ−ン30が据付けられてい
て、吊上げ位置3の台車7に置かれた品物Aを吊上げ
て、加工機械29へ移載できるようにしてある。なお、
図面中、31は操舵輪17の上部側を覆うカバ−、32
はチェ−ン24,25間に設けられたチェ−ンずれを防
ぐための規制板である。つぎに、このように構成された
搬送装置の作用について説明する。
【0021】まず、ヤ−ド1に、品物Aを搭載した自走
車(図示しない)を乗入れる。ついで、電動機26をオ
ンオフ操作して、台車7をヤ−ド1の所定部位に配置さ
せる。そして、この台車7にヤ−ド1に乗入れた自走車
から、加工機械29で加工するための品物を各台車7に
乗せる。こうした作業を品物A毎に繰返し行う。これに
より、走行路2の全体に、自走車に搭載された品物Aが
置かれる。つまりヤ−ド1から受入れた品物Aは、走行
路2を物品置き場として置かれる。
【0022】このようにして置かれた品物Aを加工機械
29で加工するときは、電動機26をオンオフ操作し
て、台車7を移動させて、例えば特定の品物Aをホイス
トクレ−ン30で吊上げ可能な位置、すなわち吊上げ位
置3へ導く。
【0023】ついで、ホイストクレ−ン30を作動させ
て、吊上げ位置3に在る台車7の品物Aを吊上げて加工
機械29の所定位置にセットした後、加工機械29を作
動させればよい。
【0024】かくして、台車7を用いて品物Aを置くこ
とができ、従来のようなフロア1a上に点在して置いた
品物Aを運ぶのとは異なり、常に定位置から所定の部位
へ品物を運ぶことができる。
【0025】このことは、物品置き場からの搬出を効率
的に行うことができ、生産性の向上を図ることができ
る。特に加工機械29の台数が多いときは、その効果は
大である。
【0026】しかも、切欠部8a,8aを設けた台車7
を採用すると、曲率の小さなコ−ナ2aをもつ走行路2
の全体に数多くの台車7を無理なく配置させることがで
き、より多くの品物Aを置くことができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、物品受入れ領域から、各台車に物品を置く
ことにより走行路上に渡って物品を置くことができ、必
要なときには、台車を移動させて物品受渡し領域に導び
き、定位置から所定の部位へ物品を運べばよい。したが
って、物品置き場からの搬出を効率よく行うことができ
る。しかも、台車の両側に側輪を有し、前後に台車の連
結の回動支点として回動する操舵輪を有した構造、さら
には台車が干渉しないように上板に切欠部を形成する構
造により、曲率半径の小さなコーナをもつ走行路でも、
数多くの台車を無理なく運行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の搬送装置を示す平面図。
【図2】同実施例の台車を、同台車同志をつなぐ部分を
示す斜視図。
【図3】同部分の断面図。
【図4】同実施例の操舵輪回りを示す斜視図。
【図5】同操舵輪が軌道にしたがって操舵されるの説明
するための図。
【図6】台車を移動させる駆動装置の平面図。
【図7】図6中、矢印A−A線から見た正面図。
【符号の説明】
2…走行路 4…軌道(係合路)
7…台車 9a…側輪 16…軸
17…操舵輪 18…ア−ム 19…ガイドロ−ラ
20…駆動装置 29…加工機械 30…ホイストクレ−ン
A…品物(物品)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−60503(JP,A) 実開 平2−24873(JP,U) 実公 平2−25320(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 17/10 B65G 35/08 B65G 1/133

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品受入れ領域、物品受渡し領域を辿
    、曲率半径の小さなコーナを有する周回コース形成
    された物品置き場用の走行路と、前記走行路に沿って連続して設けられた係合路と、 前記係合路と摺動自在に係合され、前記係合路に案内さ
    れるガイドと、 前記走行路に沿って連続して直列に配置され、相互が進
    行方向前後で進行方向に回動自在に連結されてなり、環
    状につながったままの状態で、前記走行路上を前記ガイ
    ドにより進行方向が舵されながら走行可能な複数の台車
    と、 前記台車を移動させ移動手段とを有し、 前記台車が、両側に側輪を有し、進行方向前後に操舵輪
    を有し、進行方向に隣接する相互が進行方向前後で回動
    自在に連結され、かつ進行方向前後部の両側が斜めに切
    欠された上板を有して構成され、 前記操舵輪が、前記上板相互を回動自在に連結する回動
    支点から前記係合路へ延びて前記ガイドにつながる進行
    方向に回動自在な軸に、前記係合路とは直角方向に延び
    る車輪支持部を介して回転自在に支持されてなり、 前記操舵輪が、前記係合路を進む前記ガイドにしたがい
    進行方向に操舵されるようにしてある ことを特徴とする
    搬送装置
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BRPI0722040A2 (pt) * 2007-10-25 2014-03-25 Frattini Costr Mecc Aparelhagem para trabalhos sobre recipientes de metal com um aparelho de transporte de recipiente.
JP5441528B2 (ja) * 2009-07-07 2014-03-12 株式会社椿本チエイン 仕分け搬送用トレー

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