JP3201883B2 - コードリール装置付きヘアドライヤー - Google Patents

コードリール装置付きヘアドライヤー

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JP3201883B2
JP3201883B2 JP16074493A JP16074493A JP3201883B2 JP 3201883 B2 JP3201883 B2 JP 3201883B2 JP 16074493 A JP16074493 A JP 16074493A JP 16074493 A JP16074493 A JP 16074493A JP 3201883 B2 JP3201883 B2 JP 3201883B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は整髪等に使用するコー
ドリール装置付きヘアドライヤーに関する。
【0002】
【従来の技術】ヘアドライヤーは、先端面に吐出口を、
後端面に吸気口を有する筒状のドライヤー本体内に、モ
ータで駆動されるファンおよびヒータを収納し、前記フ
ァンの動作で前記吸気口からドライヤー本体内に空気を
吸入し、この空気を前記ヒータで加熱して温風とし、こ
の温風を前記吐出口から吐出するようになっている。
【0003】そして近年、ドライヤー本体内にコードリ
ール装置を組み込み、ドライヤーの使用時にこのコード
リール装置から電源コードを引き出し、使用後にその電
源コードをコードリール装置で自動的に巻き取ってコン
パクトに収納することができるようにしたものが提供さ
れている。
【0004】前記ドライヤー本体の後端寄りの下面には
ハンドルが折り畳み可能に取り付けられ、コードリール
装置から導出された電源コードがこのハンドル内に導入
され、この電源コードをハンドルの下端部の引出口から
引き出すことができるようになっている。
【0005】図12および図13には従来のヘアドライ
ヤーを示してあり、1がドライヤー本体で、このドライ
ヤー本体1内にコードリール装置2が設けられ、このコ
ードリール装置2の下方におけるドライヤー本体1の下
面に、互いに対向して一対の支持片1a,1bが一体に
突出形成されている。
【0006】3は二つ割り構造に構成された合成樹脂製
のハンドルで、このハンドル3の上端部に互いに対向す
る一対の取付片3a,3bが一体に突出形成されてい
る。そして前記支持片1a,1bの外側に前記取付片3
a,3bが重合して配置し、かつこれら取付片3a,3
b間に架設されたヒンジ軸4が支持片1a,1bを貫通
し、このヒンジ軸4を介してハンドル3がドライヤー本
体1に回動可能に取り付けられ、へアドライヤーの収納
時等にこのハンドル3を回動してドライヤー本体1の下
面に沿うように折り畳むことができるようになってい
る。
【0007】コードリール装置2から導出された電源コ
ード5は前記支持片1a,1bの相互間の空間を通して
ハンドル3内に導入され、ヘアドライヤーの使用時にこ
の電源コードをハンドル3の下端部の引出口(図示せ
ず)から引き出すことができるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のヘアドライヤーにおいては、図13に示すよう
に、ハンドル3の折り畳みに伴って取付片3a,3b間
の空間を通して支持片1a,1b間に配置する電源コー
ド5が外部に露出して外観が低下してしまう難点があ
る。
【0009】そこで、支持片1a,1bの相互間の後端
面から下端面に亘る部分の開放部に電源コード5を覆い
隠す円弧状の遮蔽壁を設けることが考えられる。しかし
この場合、ハンドル3をドライヤー本体1に対して起立
させたときに、その円弧状の遮蔽壁の下端縁がハンドル
3とほぼぼ直交する水平方向に延びる状態となり、この
ため支持片1a,1bの相互間を挿通する電源コード5
がその水平に延びた遮蔽壁の先端縁に引っ掛かって大き
く屈曲し、電源コード5の引き出し、および巻き取りを
円滑に行なうことができなくなってしまう。
【0010】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、ハンドルを折り畳
んだときにおける電源コードの外部への露出を防止して
良好な外観を保つことができるとともに、電源コードの
引き出しおよび巻き取りを常に円滑に行なうことができ
るコードリール装置付きヘアドライヤーを提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明はこのような目
的を達成するために、コードリール装置が収納されたド
ライヤー本体と、このドライヤー本体を操作するための
ハンドルとを備え、前記ドライヤー本体の下面には互い
に対向して一対の支持片が突設され、前記ハンドルの上
端部には互いに対向して一対の取付片が突設され、前記
一対の支持片の外側に前記一対の取付片が重合して配置
し、これら支持片と取付片とがヒンジ軸を介して回動可
能に枢着され、前記コードリール装置から導出された電
源コードが前記ハンドル内に導入され、この電源コード
をハンドルの下部から引き出すことが可能で、かつ前記
ハンドルを前記ヒンジ軸を支点に回動してドライヤー本
体の下面に沿うように折り畳むことが可能なコードリー
ル装置付きヘアドライヤーにおいて、ドライヤー本体の
下面に突出した前記一対の支持片の相互間には、その相
互間の後端面から下端面に亘る部分の開放部の左右のほ
ぼ半分を覆う第1の遮蔽壁が設けられ、コードリール装
置から導出された電源コードが前記第1の遮蔽壁の一側
縁と支持片の内面との間の隙間を通してハンドル内に導
入され、ハンドルの上端部に突出した一対の取付片の相
互間には、その相互間の後端面から上端面に亘る部分の
開放部の左右のほぼ半分を覆う第2の遮蔽壁が設けら
れ、ハンドルをヒンジ軸を支点に回動してドライヤー本
体に沿う状態に折り畳む動作に応じて、前記第2の遮蔽
壁が前記第1の遮蔽壁の側縁に沿って移行して第1の遮
蔽壁と第2の遮蔽壁とが隣接して並列する状態に配置す
るようにしたものである。
【0012】
【作用】コードリール装置から導出した電源コードが第
1の遮蔽壁の一側縁と支持片の内面との間の隙間を通し
て、ほとんど屈曲せずにほぼ直線的にハンドル内に導入
され、したがってこの電源コードの引き出しおよび巻き
取りを円滑に行なうことができる。
【0013】ハンドルを折り畳んだときには、ハンドル
の取付片の相互間にドライヤー本体の支持片が露出する
が、これら支持片の相互間にその折り畳みに応じて第1
の遮蔽壁と第2の遮蔽壁とが隣接して並列する状態に配
置し、これら遮蔽壁によりその相互間が閉塞され、した
がって支持片の相互間を挿通する電源コードが前記一対
の遮蔽壁で覆い隠されて外部に露出せず、このため良好
な外観が保たれる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図1ない
し図11を参照して説明する。図3にはコードリール装
置付きヘアドライヤーの側面図を示してあり、10が合
成樹脂で形成された筒状のドライヤー本体で、このドラ
イヤー本体10は前部ケース10aと後部ケース10b
とを嵌合して組み立てられている。
【0015】ドライヤー本体10の先端面は吐出口11
として開口し、この吐出口11に送風筒12が装着さ
れ、またドライヤー本体10の後端面は吸気口13とし
て開口し、この吸気口13にメッシュ状のガード14が
設けられている。
【0016】ドライヤー本体10の後端側の内側には、
図6および図7に示すように、吸気口13と対向して三
角形状の支持ベース15が設けられ、この支持ベース1
5は後部ケース10bと一体に形成され、この支持ベー
ス15の中央部に支持ボス16が一体に突出している。
【0017】ドライヤー本体10内の後端部にはコード
リール装置17が組み込まれ、このコードリール装置1
7は両端部にフランジ18,18を有するリール19を
備え、このリール19が前記支持ボス16を介して回転
自在に支持され、このリール19に電源コード20が取
り付けられ、この電源コード20がリール19の外周に
巻き付けられている。
【0018】リール19の前面側にはホルダ21が設け
られ、このホルダ21はその周縁から放射状に突出する
複数の脚片22…を有し、これら脚片22…の先端部が
後部ケース10bの内周部に当接している。そしてこの
ホルダ21の中央部に支持孔23が形成され、この支持
孔23内に前記支持ボス16の先端部が嵌合し、この支
持ボス16の先端面に止めねじ21aが螺挿され、この
止めねじ21aを介してホルダ21が支持ボス16に固
定されている。
【0019】支持ボス16を介して支持されたリール1
9は、ドライヤー本体10の長手方向に沿うように配置
し、吸気口13と対向するフランジ18,18の板面に
は、空気を流通させるための比較的大きな複数の開口2
4…が形成されている。そしてリール19の内部には、
このリール19を電源コード20の巻取回転方向に弾性
的に付勢するゼンマイ等の付勢体(図示せず)、および
その逆方向の回転を規制するストッパ機構(図示せ
ず)、ならびにこのストッパ機構の回転規制を解除する
解除機構が設けられている。
【0020】ドライヤー本体10内には、図8に示すよ
うに、中間部にファンユニット30が、先端側に金属製
の遮熱板31がそれぞれ設けられ、遮熱板31はドライ
ヤー本体10の内周面に沿うように取り付けられ、この
遮熱板31の内側にヒータ32が配設されている。
【0021】前記ファンユニット30は、合成樹脂によ
り円筒状に形成された風洞33と、この風洞33の一端
側端面の中央部に配置し、かつ複数のブレード34…を
介して風洞33と一体に形成されたサポート35と、こ
のサポート35内に装着されたモータ36と、このモー
タ36の回転軸36aに取り付けられて風洞33内に配
置したファン37とで構成され、前記風洞33がドライ
ヤー本体10の内周に嵌合して支持されている。
【0022】そして前記風洞33の一端側の外周縁には
その周方向に沿うリブ38が一体に突出形成され、この
リブ38が風洞33の外周面とドライヤー本体10の内
周面との間の隙間を封止するようにドライヤー本体10
の内周面に密着している。
【0023】ドライヤー本体10の後端寄りの下面に
は、図1および図2に示すように、互いに対向する一対
の支持片40a,40bが一体に突出形成されている。
41はドライヤー本体10を操作するためのハンドル
で、このハンドル41の上端部に互いに対向する一対の
取付片42a,42bが一体に突出形成されている。
【0024】そして前記支持片40a,40bの外側に
前記取付片42a,42bが重合して配置し、かつこれ
ら取付片42a,42b間に架設されたヒンジ軸43が
支持片40a,40bを貫通し、このヒンジ軸43を介
してハンドル41がドライヤー本体10に回動可能に枢
着され、へアドライヤーの収納時等にこのハンドル41
を回動してドライヤー本体10の下面に沿うように折り
畳むことができるようになっている。
【0025】コードリール装置17に設けられた電源コ
ード20は前記支持片40a,40bの相互間の空間を
通してハンドル41内に導入され、この電源コード20
の先端部に図3に示すようにプラグ44が取り付けられ
ている。
【0026】ハンドル41の下部には、その後面から下
端面に亘る部分に引出口45が切欠形成され、この引出
口45を通して前記電源コード20をハンドル41の下
方側に引き出すことができるようになっている。
【0027】ドライヤー本体10の下面に突出した前記
一対の支持片40a,40bの相互間には、図1および
図2に示すように、その相互間の後端面から下端面に亘
る部分の開放部の左右の半分(図1および図2における
右半分)を覆う第1の遮蔽壁46が、一方の支持片40
aと一体に形成されている。
【0028】この第1の遮蔽壁46はヒンジ軸43を中
心とする円弧状に湾曲し、ハンドル41がドライヤー本
体10に対してほぼ直角に起立するときには、そのハン
ドル41の内側に配置し、コードリール装置17から導
出された電源コード20がこの第1の遮蔽壁46の一側
縁と支持片40bの内面との間の隙間を通してハンドル
41内に導入されている。
【0029】ハンドル41の上端部に突出した一対の取
付片42a,42bの相互間には、その相互間の後端面
から上端面に亘る部分の開放部の左右の半分(図1およ
び図2における左半分)を覆う第2の遮蔽壁47が設け
られている。
【0030】この第2の遮蔽壁47はヒンジ軸43を中
心とする円弧状に湾曲し、その下端部に形成された係合
溝48と、ハンドル41に形成された係合突起49との
係合によりハンドル41に取り付けられている。
【0031】そしてこの第2の遮蔽壁47はハンドル4
1がドライヤー本体10に対してほぼ直角に起立すると
きにドライヤー本体10の内側に配置していて、ハンド
ル41をヒンジ軸43を支点に回動してドライヤー本体
10に沿うように折り畳むと、この動作に応じて第2の
遮蔽壁47が前記第1の遮蔽壁46の側縁に沿って移行
し、この第2の遮蔽壁47が前記第1の遮蔽壁46と隣
接して並列状態に配置するようになっている。なお、図
3に示す50はハンドル41の前面に設けられたスライ
ド式の操作スイッチである。
【0032】ヘアドライヤーの使用時には、ハンドル4
1を起立させ、電源コード20を引出口45から引き出
し、プラグ44を室内コンセントに差し込み、操作スイ
ッチ50を操作する。
【0033】この操作に応じてファン37がモータ36
に駆動されて回転し、このファン37の回転で吸気口1
3からドライヤー本体10内に空気が順次吸入される。
このとき、コードリール装置17からは電源コード20
が引き出されてリール19の外周が開放された状態にあ
り、したがって吸気口13から吸入された空気はリール
19のフランジ18,18に形成されている開口24…
通してファンユニット30の配置側に円滑に流通する。
そしてこの空気がヒータ32の周囲を流通する間に、こ
のヒータ32により加熱されて温風となり、この温風が
順次吐出口11から吐出される。
【0034】ヘアドライヤーの使用後には、電源コード
20のプラグ44を室内コンセントから抜き取り、電源
コード20をコードリール装置17のリール19で巻き
取る。そしてハンドル41を折り畳んでヘアドライヤー
を適宜な保管場所等に収納する。
【0035】コードリール装置17から導出された電源
コード20は、図1に示すように、第1の遮蔽壁46の
一側縁と支持片40bの内面との間の隙間を通して、ほ
とんど屈曲せずにほぼ直線的にハンドル41内に導入さ
れており、したがってこの電源コード20の引き出しお
よび巻き取りを円滑に行なうことができる。
【0036】ハンドル41を折り畳んだときには、ハン
ドル41の取付片42a,42bの相互間にドライヤー
本体10の支持片40a,40bが露出するが、これら
支持片40a,40bの相互間にはその折り畳みに応じ
て図10および図11に示すように、第1の遮蔽壁46
と第2の遮蔽壁47とが隣接して配置し、これら遮蔽壁
46,47によりその相互間が閉塞され、したがって支
持片40a,40bの相互間を挿通する電源コード20
が前記一対の遮蔽壁46,47で覆い隠されて外部に露
出せず、このため良好な外観を保つことができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ドライヤー本体の下面に突出した一対の支持片の相互間
に、その相互間の後端面から下端面に亘る部分の開放部
の左右のほぼ半分を覆う第1の遮蔽壁を設け、コードリ
ール装置から導出された電源コードを前記第1の遮蔽壁
の一側縁と支持片の内面との間の隙間を通してハンドル
内に導入し、ハンドルの上端部に突出した一対の取付片
の相互間に、その相互間の後端面から上端面に亘る部分
の開放部の左右のほぼ半分を覆う第2の遮蔽壁を設け、
ハンドルをヒンジ軸を支点に回動してドライヤー本体に
沿う状態に折り畳む動作に応じて、前記第2の遮蔽壁を
前記第1の遮蔽壁の側縁に沿って移行させて第1の遮蔽
壁と第2の遮蔽壁とを並列状態に配置させるようにした
から、ハンドルが起立するときには、コードリール装置
から導出された電源コードが第1の遮蔽壁の一側縁と支
持片の内面との間の隙間を通して、ほとんど屈曲せずに
ほぼ直線的にハンドル内に導入され、したがってこの電
源コードの引き出しおよび巻き取りを円滑に行なうこと
ができ、ハンドルを折り畳んだときには、第1の遮蔽壁
と第2の遮蔽壁とで支持片の相互間を閉塞して電源コー
ドを覆い隠すことができ、したがって電源コードの外部
への露出を防止して良好な外観を保つことができる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るコードリール装置付
きヘアドライヤーの要部の断面図。
【図2】その要部を分解した状態の断面図。
【図3】そのコードリール装置付きヘアドライヤーの全
体の側面図。
【図4】図2中のA−A線に沿う断面図。
【図5】図2中のB−B線に沿う断面図。
【図6】そのコードリール装置付きヘアドライヤーにお
けるコードリール装置の組み込み部分の横断面図。
【図7】そのコードリール装置付きヘアドライヤーにお
けるコードリール装置の組み込み部分の縦断面図。
【図8】そのコードリール装置付きヘアドライヤーにお
けるファンユニットおよびヒータの組み込み部分の断面
図。
【図9】そのコードリール装置付きヘアドライヤーにお
けるハンドルがドライヤー本体に対して起立していると
きの状態を示すドライヤー本体の後方側から見た正面
図。
【図10】そのコードリール装置付きヘアドライヤーに
おけるハンドルを折り畳んだときの状態の外観を示す斜
視図。
【図11】そのコードリール装置付きヘアドライヤーに
おけるハンドルを折り畳んだときの状態を示す示すドラ
イヤー本体の後方側から見た正面図。
【図12】従来のコードリール装置付きヘアドライヤー
における要部の断面図。
【図13】そのコードリール装置付きヘアドライヤーに
おけるハンドルを折り畳んだときの状態の外観を示す斜
視図。
【符号の説明】
10…ドライヤー本体 17…コードリール装置 20…電源コード 40a…支持片 40b…支持片 41…ハンドル 42a…取付片 42b…取付片 43…ヒンジ軸 46…第1の遮蔽壁 47…第2の遮蔽壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成田 啓一 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東 芝ホームテクノ株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−69909(JP,U) 実開 昭57−86102(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 20/10 - 20/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コードリール装置が収納されたドライヤー
    本体と、このドライヤー本体を操作するためのハンドル
    とを備え、前記ドライヤー本体の下面には互いに対向し
    て一対の支持片が突設され、前記ハンドルの上端部には
    互いに対向して一対の取付片が突設され、前記一対の支
    持片の外側に前記一対の取付片が重合して配置し、これ
    ら支持片と取付片とがヒンジ軸を介して回動可能に枢着
    され、前記コードリール装置から導出された電源コード
    が前記ハンドル内に導入され、この電源コードをハンド
    ルの下部から引き出すことが可能で、かつ前記ハンドル
    を前記ヒンジ軸を支点に回動してドライヤー本体の下面
    に沿うように折り畳むことが可能なコードリール装置付
    きヘアドライヤーにおいて、 ドライヤー本体の下面に突出した前記一対の支持片の相
    互間には、その相互間の後端面から下端面に亘る部分の
    開放部の左右のほぼ半分を覆う第1の遮蔽壁が設けら
    れ、コードリール装置から導出された電源コードが前記
    第1の遮蔽壁の一側縁と支持片の内面との間の隙間を通
    してハンドル内に導入され、ハンドルの上端部に突出し
    た一対の取付片の相互間には、その相互間の後端面から
    上端面に亘る部分の開放部の左右のほぼ半分を覆う第2
    の遮蔽壁が設けられ、ハンドルをヒンジ軸を支点に回動
    してドライヤー本体に沿う状態に折り畳む動作に応じ
    て、前記第2の遮蔽壁が前記第1の遮蔽壁の側縁に沿っ
    て移行して第1の遮蔽壁と第2の遮蔽壁とが隣接して並
    列し、これら第1の遮蔽壁と第2の遮蔽壁とで前記支持
    片の相互間を挿通する電源コードが覆い隠されることを
    特徴とするコードリール装置付きヘアドライヤー。
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