JP3201071U - 手摺のブラケット装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手摺棒を取り付ける作業に手間が掛からず、しかも手摺棒をブラケット装置に取り付ける位置を現場合わせすることが可能な手摺のブラケット装置を提供する。【解決手段】雄ネジ部材23を雄ネジ挿通穴に下側から挿通する。そして、垂直部13内に備えた雌ネジ部材29に螺合する。この雌ネジ部材29に両端が連結されたバンド31の一部は開口から突出している。このバンド31の突出部分に手摺棒3を通して雄ネジ部材23を締める。これにより、雌ネジ部材29を底部側へ移動させて、バンド31により手摺棒3を締付け固定する。このときバンド31が一対の保持溝21に嵌るので、雄ネジ部材23を回してもバンド31が捻じれるのを防止することができる。従って、手摺棒3に対しバンド31を確実に密着させることが可能となる。【選択図】図5

Description

本考案は手摺のブラケット装置に係り、特に建築物の階段、廊下等の壁面に手摺を取り付けるための手摺のブラケット装置に関するものである。
この種の手摺のブラケット装置は略L字形の本体を備え、この本体の基端部には取付け板が設けられている。取付け板は壁面にネジ止めされ、本体の先端部に手摺棒が取り付けられる。
例えば、特許文献1に示すものでは手摺棒にレール溝を形成して、このレール溝にレールフレームを装着し、レールフレームを介して手摺棒をブラケットにネジ止めして取り付けている。
特開2000−110319号公報
しかしながら、上記従来の手摺のブラケット装置は、レール溝にレールフレームを装着し、レールフレームを介して手摺棒をブラケットの本体にネジ止めしているため、取り付け作業に手間が掛かってしまうという問題がある。
しかも手摺棒をブラケットの本体にネジ止めすることから、手摺棒側の雌ネジの位置が予め決められてしまう。このため雄ネジの装着位置が限定されることになり、現場合わせが行い難いという欠点もある。
本考案は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、手摺棒を取り付ける作業に手間が掛からず、しかも手摺棒をブラケット装置に取り付ける位置の現場合わせを容易に行うことが可能な手摺のブラケット装置の提供を、その目的とする。
本考案は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の考案は、棒状で略水平方向へ延びる水平部と、前記水平部の基端部に設けられ建築物の壁面に取り付けられる取付け部と、前記水平部の他端部に設けられ略垂直方向へ延びる垂直部とを有する手摺のブラケット装置において、
前記垂直部はその上面に開口、その下面に底部を有するパイプによって構成され、前記底部の中心部分には雄ネジ挿通穴が形成されており、前記雄ネジ挿通穴に挿通される雄ネジ部材と、前記雄ネジ部材に螺合し前記垂直部内に備えられる雌ネジ部材と、前記雌ネジ部材に両端部が連結されて環状を為し、且つ一部が前記開口から突出するバンドとを有し、前記バンドに手摺棒を通して前記雄ネジ部材を締め、前記雌ネジ部材を前記底部側へ移動させることで前記手摺棒を締付け固定することを特徴とする手摺のブラケット装置である。
請求項2の考案は、請求項1に記載した手摺のブラケット装置において、垂直部の開口側の縁部にはバンドが嵌り込む一対の保持溝が設けられていることを特徴とする手摺のブラケット装置である。
請求項3の考案は、請求項1または2に記載した手摺のブラケット装置において、垂直部の開口側の縁部には丸棒状の手摺棒の周面に嵌る一対の円弧状の切欠き部が形成され、前記一対の円弧状の切欠き部は線対称となっていることを特徴とする手摺のブラケット装置である。
本考案の手摺のブラケット装置によれば、手摺棒を取り付ける作業に手間が掛からず、手摺棒をブラケット装置に取り付ける作業を簡単に行うことができるようになる。
しかも手摺棒をブラケット装置に取り付ける位置を現場合わせすることが可能となる。
本考案の実施の形態に係る手摺のブラケット装置を用いて手摺棒を建築物の壁面に取り付けた状態を示す斜視図である。 図1の手摺のブラケット装置の分解斜視図である。 図1の手摺のブラケット装置の垂直部の開口部分の縦断面図である。 図1の手摺のブラケット装置の使用方法を説明するための断面図である。 図1の手摺のブラケット装置の使用方法を説明するための断面図である。 図1の手摺のブラケット装置を用いて手摺棒を建築物の壁面に取り付けた状態を示す正面図である。
本考案の実施の形態に係る手摺のブラケット装置1を図面にしたがって説明する。
図1に示すようにブラケット装置1は建築物の壁面Wに手摺棒3を取り付けるために用いるものである。ブラケット装置1の構造について説明する。
図2において符号5は水平部を示し、この水平部5は棒状で略水平方向へ延びている。水平部5の基端部には取付け部としての取付け円板7が固定されており、この取付け円板7には3つのネジ挿通穴9が形成されている。ネジ挿通穴9には後述するように取り付け用の雄ネジ部材11が挿通される。
水平部5の他端部には略垂直方向へ延びる垂直部13が設けられており、この垂直部13は上面に開口15、下面に底部17を有するパイプによって構成されている。底部17の中心部分には雄ネジ挿通穴19が形成されている。
開口15側の縁部には一対の保持溝21が形成され、この保持溝21は互いに対向する位置に備えられている(図3参照)。垂直部13の開口15側の縁部には手摺棒3の外周面に嵌る一対の円弧状の切欠き部20が形成され、一対の切欠き部20は線対称となっている。
符号23は雄ネジ部材を示し、この雄ネジ部材23は雄ネジ挿通穴19に下側から挿通される。雄ネジ部材23には座金25、スプリングワッシャ27が通される。
符号29は雌ネジ部材を示し、この雌ネジ部材29の壁面にはバネ性を有するステンレススチール製のバンド31の両端が連結されている。バンド31の雌ネジ部材29に連結された両端は互いに対向しており、バンド31は環状を為している。また、バンド31の内面31aには滑り止め剤が塗布されている。
次に、この手摺のブラケット装置1の使用方法を説明する。
図4に示すように雄ネジ部材23に座金25、スプリングワッシャ27を通し、この雄ネジ部材23を雄ネジ挿通穴19に下側から挿通する。そして、垂直部13内に備えた雌ネジ部材29に螺合する。この雌ネジ部材29に両端が連結されたバンド31の一部は開口15から突出している。
また、雄ネジ部材11を取付け円板7の3つのネジ挿通穴9に挿通し、壁面Wに螺合させることで、手摺のブラケット装置1を壁面Wに固定する。
そして、バンド31の開口15からの突出部分に手摺棒3を通して雄ネジ部材23を締める。これにより、図5に示すように雌ネジ部材29を底部17側へ移動させて、バンド31によって手摺棒3を締付け固定する。このときバンド31が一対の保持溝21に嵌るので、雄ネジ部材23を回してもバンド31が捻じれるのを防止することができる。従って、手摺棒3に対しバンド31を確実に密着させることが可能となる。しかも、バンド31の内面31aには滑り止め剤が塗布されているので、バンド31が手摺棒3に対し滑るのを防止することができる。
また、垂直部13の開口15側の縁部には手摺棒3の外周面に嵌る一対の円弧状の切欠き部20が形成されているので、切欠き部20が丸棒状の手摺棒3の周面に嵌る。従って、垂直部13の開口15側の縁部が手摺棒3の周面に隙間のない状態でぴったり嵌ることになる。
以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても考案に含まれる。
例えば、本発明の手摺のブラケット装置は丸棒状の手摺棒を壁面に取り付ける場合に用いるだけでなく、四角柱等、多角柱状の手摺棒にも適用することが可能である。この場合、垂直部の開口側の縁部は手摺棒にぴったり嵌る形状に形成する。
バンドはステンレススチール製に限らず、鉄等の他の金属、合成樹脂等によって構成することが可能である。
本考案の手摺のブラケット装置は、ブラケット装置の製造業、建築業に利用可能性を有し、手摺棒を取り付ける作業に手間が掛からず、手摺棒をブラケット装置に取り付ける作業を簡単に行うことができるようになる。しかも手摺棒をブラケット装置に取り付ける位置を現場合わせすることが可能となる。
1…手摺のブラケット装置 3…手摺棒 5…水平部
7…取付け円板 9…ネジ挿通穴 11…雄ネジ部材
13…垂直部 15…垂直部の上面開口 17…垂直部の底部
19…雄ネジ挿通穴 20…切欠き部 21…保持溝
23…雄ネジ部材 25…座金
27…スプリングワッシャ 29…雌ネジ部材 31…バンド
W…建築物の壁面

Claims (3)

  1. 棒状で略水平方向へ延びる水平部と、前記水平部の基端部に設けられ建築物の壁面に取り付けられる取付け部と、前記水平部の他端部に設けられ略垂直方向へ延びる垂直部とを有する手摺のブラケット装置において、
    前記垂直部はその上面に開口、その下面に底部を有するパイプによって構成され、前記底部の中心部分には雄ネジ挿通穴が形成されており、前記雄ネジ挿通穴に挿通される雄ネジ部材と、前記雄ネジ部材に螺合し前記垂直部内に備えられる雌ネジ部材と、前記雌ネジ部材に両端部が連結されて環状を為し、且つ一部が前記開口から突出するバンドとを有し、前記バンドに手摺棒を通して前記雄ネジ部材を締め、前記雌ネジ部材を前記底部側へ移動させることで前記手摺棒を締付け固定することを特徴とする手摺のブラケット装置。
  2. 請求項1に記載した手摺のブラケット装置において、垂直部の開口側の縁部にはバンドが嵌り込む一対の保持溝が設けられていることを特徴とする手摺のブラケット装置。
  3. 請求項1または2に記載した手摺のブラケット装置において、垂直部の開口側の縁部には丸棒状の手摺棒の周面に嵌る一対の円弧状の切欠き部が形成され、前記一対の円弧状の切欠き部は線対称となっていることを特徴とする手摺のブラケット装置。
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