JP3184200U - センターポンチ及びそのセンター決め部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】1台のセンターポンチに対し、取外し可能なセンター決めスリーブをセンターポンチの先端に備え、安価なセンター決めスリーブのみを取替える構造としたセンター決め部品及びこれらを装着したセンターポンチ又は自動センターポンチを提供する。
【解決手段】センターポンチ又は自動センターポンチに用いられるセンター決め部品であって、センター決め部品は、異なる外径を有するものと交換可能なセンター決めスリーブ1と、スプリング機構12とからなり、スプリング機構は、可動リング2及び固定側リング3と、可動リングと固定側リングとの間に挟み込まれたスプリング4とで構成され、センター決めスリーブが、可動リングに隣接して備えられている。
【選択図】図1
【解決手段】センターポンチ又は自動センターポンチに用いられるセンター決め部品であって、センター決め部品は、異なる外径を有するものと交換可能なセンター決めスリーブ1と、スプリング機構12とからなり、スプリング機構は、可動リング2及び固定側リング3と、可動リングと固定側リングとの間に挟み込まれたスプリング4とで構成され、センター決めスリーブが、可動リングに隣接して備えられている。
【選択図】図1
Description
本考案は例えば壁等の被取付物体に、手摺の受け金等の取付物体をネジ等で取付ける際に取付物体の取付穴の中心にある被取付物体に打痕を付与するセンターポンチ及びそのセンター決め部品に関するものである。
従来この種のセンターポンチとしては特許2601400号公報や実開昭58−8580号公報に示すように、位置決め部材や案内金によって穴の中心にポンチを打刻できるように構成したものが知られている。
しかしながら、取付物体を被取付物体に取付ける際に、取付物体のネジ等の取付穴の中心にセンターポンチで打痕を打つ場合、ネジ等の取付穴の大きさや深さが違ったりした場合に、従来知られているセンターポンチの構造ではセンターポンチ全体を取替える必要があったり、また、取付物体のネジ等の取付穴の一角を構成する皿穴の傾斜面が無い場合には適合しなかったり、高価なセンターポンチの必要台数が増えるという問題があった。
本考案の工具はこのような問題を解決することを目的とするもので、1台のセンターポンチに対し、取外し可能なセンター決めスリーブをセンターポンチの先端に備え、安価なセンター決めスリーブのみを取替える構造となすものである。センター決めスリーブは各種の取付物体の取付穴に適合するように各種取り揃えればよく、安価なのでたやすく用意可能である。
本考案の工具は上述の如く、1台のセンターポンチに対し、取外し可能なセンタ決めスリーブをセンターポンチの先端に備え、安価なセンター決めスリーブのみを取替える構造となすものであり、作業上取扱い易く、経済的効果もある。
又、センター決め部品全体は、ポンチ又は自動ポンチ本体との着脱を可能とすれば既存のポンチ又は自動ポンチ本体に、センター決め部品全体を追加するだけで、全体としてのポンチ又は自動ポンチがセンターポンチ機能を有するようになるため経済的である。その場合、可動リングと固定側リングとを磁化するのが望ましく、例えば可動リングと固定側リングとを磁化すれば、全体としてのセンターポンチ又は自動センターポンチの先端を上下左右どの方向に向かせても、センターポンチ又は自動センターポンチ本体から、センター決め部品全体が抜け落ちる可能性が非常に少ないので作業性が向上する。
本考案は取付物体の取付穴に正確にネジ等をねじ込んだり、ドリルの刃で穿孔したりする際に、ネジ等やドリルの刃の先端が正確に取付穴の中心にくるよう、取付穴の中心の被取付物に正確に打痕をつける工具に関するものであるが、本考案の重要性が認められるのは次の2点の不具合が防止可能となることである。
1点目は、被取付物体が垂直方向と水平方向との2面を有する物体であるとき(例えば壁と天井の交わった部分)、交差する2面共に密着して取付物体を取付ける場合、例えば垂直方向に取付ける取付穴中心から上下方向にずれてネジの先端をねじ込んだ場合、取付物体は水平方向の面から離れるか密着しすぎることになって不具合を生じる。
2点目は、1つの取付物体を被取付物体にネジ等で取付ける場合、取付物体に2つ以上の取付穴が付いていた場合、各取付穴中心にネジ等の先端を当ててねじ込まないと、ネジ等を充分締め込んでもネジ等の頭が取付穴から飛び出して極めて見栄えが悪く、時には取付物が強固に取付けられないという不具合を生じる。
本考案は上述のような不具合を回避するために、簡易に又、経済的に安価に可能となるような作業を実施できるようになされたものである。
図1乃至図4は本考案の実施例の一つを示し、本考案の一つは、ポンチ本体6にポンチ先端棒5が固着されて構成されるポンチ、又はポンチ本体6にポンチ先端棒5がポンチ本体6の軸芯線上を可動となっている自動ポンチの先端部に、センター決めスリーブ1とスプリング機構12とを装着してなるセンターポンチ又は自動センターポンチである。
スプリング機構12は可動リング2及び固定側リング3と、それらに挟み込まれたスプリング4とで構成される。センター決めスリーブ1と可動リング2と固定側リング3とは、ポンチ先端棒5に挿入可能な内径を持つ円形の穴があいており、その直径はポンチ先端棒5の外径をほんのわずか上回る寸法となっているのでポンチ先端棒5をその穴に通して可動できる。
センター決めスリーブ1とスプリング4とポンチ本体6とは磁性体であり、可動リング2及び固定側リング3は磁化されているので、センター決めスリーブ1とスプリング機構12とポンチ本体6とは密着して離れにくくなっている。
上記センターポンチ又は自動センターポンチで、取付物体7を被取付物体8に取付ける際に、取付物体7の取付穴9にセンター決めスリーブ1を挿入し、ポンチ本体6を先端方向に打ち込み(又は押し込み)、その力がポンチ先端棒先端部5Aに伝わり、被取付物体8に打痕ができる。
その際、センター決めスリーブ1としてその外径が取付穴9の内径よりほんのわずか少ないものを選定して使用すると、取付穴センター10に対応した被取付物体8の場所に打痕ができる。
図5は他の実施例である。カバー11を装着すれば見栄えの良い工具となる。
図6はセンター決めスリーブ1とスプリング機構12とを組合わせたセンター決め部品である。本部品は既存のポンチ又は自動ポンチに取付けて使用できるので、さらに経済的に有効活用が可能である。
本考案は、取付物体の取付穴の形状を問わず各種取付物体を被取付物体に簡単に取付られる機能を有する工具に関するものなので、あらゆる産業に利用可能であるとともに、日曜大工等のホビーや災害対策用等の用途としても利用可能である。
5B ポンチ先端棒平行部
Claims (2)
- 異なる外径を有するものと交換可能なセンター決めスリーブとスプリング機構とでなるセンター決め部品。
- 先端部分に請求項1のセンター決め部品を装着したセンターポンチ又は自動センターポンチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013000811U JP3184200U (ja) | 2013-02-15 | 2013-02-15 | センターポンチ及びそのセンター決め部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013000811U JP3184200U (ja) | 2013-02-15 | 2013-02-15 | センターポンチ及びそのセンター決め部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3184200U true JP3184200U (ja) | 2013-06-20 |
Family
ID=50428087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013000811U Expired - Lifetime JP3184200U (ja) | 2013-02-15 | 2013-02-15 | センターポンチ及びそのセンター決め部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3184200U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160066217A (ko) * | 2014-12-02 | 2016-06-10 | 한국항공우주연구원 | 만능 홀 센터 마커 |
-
2013
- 2013-02-15 JP JP2013000811U patent/JP3184200U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160066217A (ko) * | 2014-12-02 | 2016-06-10 | 한국항공우주연구원 | 만능 홀 센터 마커 |
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