JP3201054U - ブックエンド - Google Patents
ブックエンド Download PDFInfo
- Publication number
- JP3201054U JP3201054U JP2015004708U JP2015004708U JP3201054U JP 3201054 U JP3201054 U JP 3201054U JP 2015004708 U JP2015004708 U JP 2015004708U JP 2015004708 U JP2015004708 U JP 2015004708U JP 3201054 U JP3201054 U JP 3201054U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- book end
- resin sheet
- mounting body
- book
- area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Abstract
【課題】 机上等の載置体に吸着状態で載置固定することよって、長期間にわたり固定することができるブックエンドを提供する。【解決手段】 ブックエンド1の底面に、可撓性を有するとともに表面が略鏡面状の樹脂シート2が貼着され、この樹脂シート2の面積をブックエンド1の底面の面積よりも大きく形成して可撓面部2aが形成される。樹脂シート2は机上等の載置体の平坦な表面に面接合状態で密接させる。【選択図】図1
Description
本考案は、机上等の載置体に吸着状態で載置固定することができるブックエンドに関する。
一般に周知の金属板や木によって形成されたブックエンドは、底面が平面となっていることから、摩擦抵抗が少ないために、本が傾いて横に働く力が大きくなると、ブックエンドが滑って本がずれたり倒れたりする問題がある。この問題を解消するために、例えば、実開昭63−103335号公報(特許文献1)、実開平2−94643号公報(特許文献2)に開示されているように、底面に、ゴムからなる滑り止めを取り付けるブックエンドが提案されている。
特許文献1、2に示すブックエンドは、底面に取り付けた滑り止めによって摩擦抵抗が大きくなることから、ブックエンドの滑りを抑制することが可能となる。しかし、経年変化によってゴムからなる滑り止めが硬化することによって摩擦抵抗が著しく低下するために、ブックエンドが滑って本がずれたり倒れたりする問題が生ずることになる。
本考案が解決しようとする課題は、机上等の載置体に吸着状態で載置固定することよって、長期間にわたり固定することができるブックエンドを提供することにある。
そこで、本考案によるブックエンドは、ブックエンドの底面に、可撓性を有するとともに表面が略鏡面状の樹脂シートが貼着され、この樹脂シートの面積を前記ブックエンドの底面の面積よりも大きく形成して可撓面部が形成されることを要旨としている。
また、ブックエンドの底面に貼着された樹脂シートの底面と、前記ブックエンドが載置される机上等の載置体の平坦な表面との間に水を介在させ、前記樹脂シート略真空状態で吸着させている。
本考案によれば、ブックエンドの底面に、可撓性のある表面が略鏡面状の樹脂シートを貼着しているので、ブックエンドが載置される机上等の載置体の平坦な表面に面接合状態で密接するので、摩擦抵抗を高めた状態で長時間にわたり維持することができる。
ことができる。これにより、ブックエンドが滑って本がずれたり倒れたりする問題が解消される。しかも、樹脂シートの面積をブックエンドの底面の面積よりも大きく形成することにより、樹脂シートの可撓面部が形成されることから、机上等の載置体の平坦な表面に沿って密接する面積が大きくなるので、摩擦抵抗を一層高くすることができる。
ことができる。これにより、ブックエンドが滑って本がずれたり倒れたりする問題が解消される。しかも、樹脂シートの面積をブックエンドの底面の面積よりも大きく形成することにより、樹脂シートの可撓面部が形成されることから、机上等の載置体の平坦な表面に沿って密接する面積が大きくなるので、摩擦抵抗を一層高くすることができる。
また、樹脂シートの底面と、机上等の載置体の平坦な表面との間に水を介在させることにより、樹脂シートを載置体の平坦な表面から引き離そうとするとき、水によって大気とが遮断されるので、略真空状態となって両者の吸着状態が維持されることから、長時間にわたりブックエンドとしての機能を保持することができる。
本考案によるブックエンドは、ブックエンドの底面に、可撓性を有するとともに表面が略鏡面状の樹脂シートが貼着され、この樹脂シートの面積を前記ブックエンドの底面の面積よりも大きく形成して可撓面部が形成される。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。図1は、本考案に関わるブックエンドの実施例を示している。ブックエンド1は、本5を立て掛けるための側板1aの下端に、ブロック状の固定台1bが接着固定され、側面略L字状に形成されている。この側板1a及び固定台1bの素材は、木、或いは、アクリル等の樹脂が好ましい。
ブックエンド1の底面には、樹脂シート2が接着またはビス固定によって貼着されている。樹脂シート2としては、可撓性を有するとともに表面が略鏡面状の樹脂製のシートであれば良く、例えば、軟質の塩化ビニール、ポリエチレン、ポリカーボネート、ウレタンから選択される。また、小さな力で折り曲がらない程度の厚みが必要であり、好ましくは0.5mm〜2.5mm程度であれば良い。
また、樹脂シート2は、ブックエンド1の底面の面積よりも大きく形成され、図に示すように、側板1aの固定台1bとは反対側に大きな面積の可撓面部2aを突出形成させている。この可撓面部2aは、ブックエンド1の側板1a、固定台1bの剛性に囚われないように、自由状態で屈曲するようにしている。
以上のように構成されたブックエンド1を、机上等の載置体4の平坦な表面4aに吸着させる工程を図2によって説明する。まず、図2(A)に示すように、樹脂シート2の底面を上にして、水3を数滴滴下し、樹脂シート2の底面全面に拡散させることにより、水膜3aを形成する。
その後、ブックエンド1を反転させて樹脂シート2の底面を下にした状態で、机上等の載置体4の平坦な表面4aの所定位置に載置した後に、図2(B)に示すように、樹脂シート2が載置体4の表面4aに接合するように押し付ける。これにより、樹脂シート2が載置体4の表面4aに面接合状態で密接する。このとき、載置体4の表面4aと樹脂シート2との間は、大気が遮断されることから略真空状態となって強固に吸着される。また、水3によって大気と遮断されるので、樹脂シート2を載置体の平坦な表面から引き離そうとしても、略真空状態のために容易に引き離すことができない。また、このような略真空状態による吸着は、樹脂シート2の可撓面部2aに至る広い面積に及ぶので、例え固定台1bの部分が剛性によって机上等の載置体4の表面4aに密接しない場合にも、可撓面部2aが載置体4の表面4aに沿って密接するので、吸着力が一層強固になる。
なお、樹脂シート2による略真空状態の吸着現象を生じさせるためには、机上等の載置体4の表面4aの状態も重要であり、木製或いは金属製の机やテーブルの場合は、一般的に所定の塗料によって塗布することにより、表面が平滑に形成され、しかも吸水性も小さくしているので、殆どの机やテーブルにブックエンド1を使用することができる。
図3は、本考案によるブックエンドの他の実施例を示している。図3に示すブックエンドは、前述した図1に示すブックエンドと実質的に同じであるが、相違する点は、ブックエンド10として、金属板を屈曲形成した市販のブックエンドを使用したことである。このブックエンド10の場合も、ブックエンド10の底面には、樹脂シート11が接着固定されている。そして、樹脂シート11を机上等の載置体4の表面4aに密接させることにより、略真空状態となって強固に吸着されることも前述した実施例と同様である。
なお、図3に示すブックエンド10は、側板10aの両側前方に、樹脂シート11の可撓面部11a、11bを形成している。このように、可撓面部11a、11bの面積を拡大することによって、机上等の載置体4の表面4aに密接する面積が大きくなるので、吸着力を一層強固にすることが可能である。
以上、本考案を実施例に基づき具体的に説明したが、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。前述したブックエンドの形状は一例を示すもので、他の形状に変更しても良い。また、樹脂シートの可撓面部は、側板の前後に形成する他、側板の幅方向の片側もしくは両側に突出形成するようにしても良い。さらに、可撓面部の形状は、四角形、楕円形の他多角形等に形成しても良い。
1 ブックエンド
2 樹脂シート
2a 可撓面部
3 水
4 載置体
4a 表面
2 樹脂シート
2a 可撓面部
3 水
4 載置体
4a 表面
Claims (2)
- ブックエンドの底面に、可撓性を有するとともに表面が略鏡面状の樹脂シートが貼着され、
この樹脂シートの面積を前記ブックエンドの底面の面積よりも大きく形成して可撓面部が形成されたブックエンド。 - ブックエンドの底面に貼着された樹脂シートの底面と、前記ブックエンドが載置される机上等の載置体の平坦な表面との間に水膜を介在させ、略真空状態で吸着させる請求項1に記載のブックエンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015004708U JP3201054U (ja) | 2015-08-28 | 2015-08-28 | ブックエンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015004708U JP3201054U (ja) | 2015-08-28 | 2015-08-28 | ブックエンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3201054U true JP3201054U (ja) | 2015-11-19 |
Family
ID=54545613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015004708U Expired - Fee Related JP3201054U (ja) | 2015-08-28 | 2015-08-28 | ブックエンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3201054U (ja) |
-
2015
- 2015-08-28 JP JP2015004708U patent/JP3201054U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20080224004A1 (en) | Shelf mounting system | |
JPS6122996A (ja) | 部品片把持具 | |
JP3201054U (ja) | ブックエンド | |
KR200396052Y1 (ko) | 책상 | |
JP6400562B2 (ja) | マグネット式固定具 | |
KR101640742B1 (ko) | 자유변형 흡착척 | |
CN204177091U (zh) | 一种搁架 | |
JP2011191720A (ja) | 二層吸盤掲示用具 | |
US20090010478A1 (en) | Loudspeaker device and display assembly having the same | |
CN203860973U (zh) | 一种可提高使用性能的挂钩 | |
WO2016072266A1 (ja) | 吸着ヘッドおよびそれを備える貼付装置 | |
JP4652714B2 (ja) | 筆記具のホルダー | |
JP5067933B2 (ja) | シャワーフック装置 | |
JP2007252582A (ja) | 吸盤シート | |
TWI626026B (zh) | Frame | |
KR200455030Y1 (ko) | 책장용 도서 분류 홀더 | |
JP2017094652A (ja) | クリップ | |
JP3152918U (ja) | ベルトフッカー | |
CN201726076U (zh) | 桌面固线夹 | |
JP2006320686A (ja) | ティッシュペーパー箱ホルダー | |
JP6307777B1 (ja) | クリップボード | |
JP3103947U (ja) | 書籍用文鎮 | |
JP5464995B2 (ja) | 杖の固定具 | |
JP3008857U (ja) | 本の傾倒防止支持用具 | |
CN203078053U (zh) | 便携式印格板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3201054 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |