JP3200933B2 - 磁気録画再生装置のdc−dcコンバータ - Google Patents

磁気録画再生装置のdc−dcコンバータ

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JP3200933B2
JP3200933B2 JP06932992A JP6932992A JP3200933B2 JP 3200933 B2 JP3200933 B2 JP 3200933B2 JP 06932992 A JP06932992 A JP 06932992A JP 6932992 A JP6932992 A JP 6932992A JP 3200933 B2 JP3200933 B2 JP 3200933B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気録画再生装置のD
C−DCコンバータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の磁気録画再生装置における
記録系のブロック図である。図3において、周波数変調
回路11は輝度信号(以下、Y信号という)をシンクチ
ップを5.7MHzにホワイトピークを7.7MHzに
設定したFM−Y信号に変換し、ハイパスフィルタ12
はFM−Y信号から不要な成分を除去して加算回路13
に印加する。そして、低域変換回路14は搬送色信号
(以下、C信号という)を743kHz±500kHz
の周波数スペクトルを有する低域変換C信号に変換し、
バンドパスフィルタ15は低域変換C信号から不要な成
分を除去し、加算回路13に印加してFM−Y信号と合
成する。
【0003】また、周波数変調回路16はL+Rの音声
信号を1.5MHz±100kHzの音声FM信号に変
換し、バンドパスフィルタ17は音声FM信号から不要
な成分を除去して加算回路18に印加する。そして、周
波数変調回路19はL−Rの音声信号を1.7MHz±
50kHzの周波数スペクトルを有する音声FM信号に
変換し、バンドパスフィルタ20は音声FM信号から不
要な成分を除去して加算回路18に印加し、L+Rの音
声FM信号と合成する。
【0004】さらに、パイロット信号発生回路21は、
トラッキング制御等に用いる4種類のパイロット信号P
1(周波数f1=102.5kHz),P2(周波数f
2=119.0kHz),P3(周波数f3=165.
2kHz),P4(周波数f4=148.7kHz)を
トラックごとに切り換えて発生する。そして、加算回路
13から出力されたFM−Y信号と低域変換C信号の合
成信号、加算回路18から出力されたL+RとL−Rの
音声FM信号の合成信号と及びパイロット信号P1〜P
4は混合回路22により混合され、記録増幅回路23に
より所定の記録レベルに増幅され、ロータリートランス
24を経て記録ヘッド25に供給され、磁気テープ26
に記録される。
【0005】図4は前記磁気録画再生装置における記録
信号の周波数アロケーションを示す説明図である(「テ
レビジョン画像情報工学ハンドブック」P.543参
照)。なお、Y信号のシンクチップからホワイトピーク
までの周波数偏移については本発明の説明に不要である
ため、図示を省略した。このような磁気録画再生装置、
特に、カメラ一体型ビデオテープレコーダにおいては、
装置全体を小型軽量化し、かつ、バッテリーの電圧を安
定度の高い直流電圧に変換して各部に供給するためにD
C−DCコンバータを用いている。そして、前記磁気録
画再生装置においては、DC−DCコンバータのスイッ
チング周波数を475kHzに設定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の磁気録画再生装置のDC−DCコンバータにおいて
は、スイッチング周波数が475kHzと比較的低いた
め、DC−DCコンバータを小型化することができない
という問題点があった。そのため、磁気録画再生装置を
小型化する際の障害になっていた。
【0007】本発明は、前記問題点を解決して、磁気録
画再生装置の信号系に悪影響を与えることなく、DC−
DCコンバータを小型化することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明は、低域変換C信号の周波数スペクトルと
FM−Y信号の周波数スペクトルとの間に音声FM信号
の周波数スペクトルが配置されるように混合して記録す
る磁気録画再生装置におけるDC−DCコンバータにお
いて、スイッチング周波数を前記低域変換C信号の周波
数スペクトルの傾斜部と音声FM信号の周波数スペクト
ルの傾斜部との間又は前記FM−Y信号の周波数スペク
トルの傾斜部と音声FM信号の周波数スペクトルの傾斜
部との間に配置したものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、以上のように磁気録画再生装
置のDC−DCコンバータを構成したので、DC−DC
コンバータのスイッチングパルスが信号系に混入して
も、低域変換C信号、音声FM信号及びFM−Y信号の
周波数スペクトルの中心部の周波数から外れているた
め、それらの信号に悪影響を与えない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例に係るD
C−DCコンバータの構成を示すブロック図、図2はそ
の動作タイミングチャートである。図1において、スイ
ッチング部1はバッテリーEinの出力電圧aを比較部
5の出力であるスイッチングパルスgをもとにオンオフ
し、所定のデューティ比を有するパルス電圧bに変換す
る。そして、フィルタ部2はパルス電圧bを所望の直流
電圧cに変換し、出力電圧Eoutとして各部に供給す
る。
【0011】抵抗R1とR2で構成された分圧部3は直
流電圧cを分圧し、誤差増幅部4に比較電圧dとして入
力する。誤差増幅部4は基準電圧源Erefの出力と分
圧部3の出力とを比較し、それらの差の誤差電圧eを比
較部5に出力する。比較部5では発振部6の三角波出力
fと誤差増幅部4の誤差電圧eとを比較し、誤差電圧e
の大きさに対応した幅のスイッチングパルスgをスイッ
チング部1に出力する。
【0012】ここで、基準電圧源Erefをバッテリー
Einの出力電圧aをもとに作成し、誤差増幅部4、比
較部5、発振部6及び基準電圧源ErefをICで構成
してもよい。そして、このICに水晶振動子7を外付け
して発振部6の発振周波数fsを所望の値に設定する。
次に、この発振周波数fsの設定値について説明する。
【0013】カメラ一体型ビデオテープレコーダ等の磁
気録画再生装置においては、装置を小型化するために信
号系とDC−DCコンバータを含む電源系が近接配置さ
れている。そして、DC−DCコンバータのスイッチン
グ部や比較部の出力の振幅は信号系における低域変換C
信号等の振幅に比較して大きいため、それらの出力が信
号系に混入する。
【0014】そこで、本発明では、信号系に混入したス
イッチングパルス等が低域変換C信号等に悪影響を与え
ないようにするため、発振部6の発振周波数fsを図4
に示す周波数アロケーションにおいて、低域変換C信号
の周波数スペクトルの傾斜部と音声FM信号の周波数ス
ペクトルの傾斜部との間(1.0〜1.4MHz程度)
又はFM−Y信号の周波数スペクトルの傾斜部と音声F
M信号の周波数スペクトルの傾斜部との間(1.8〜
1.9MHz程度)の値に設定する。このようにすれ
ば、発振部6の出力や比較部5の出力が信号系に混入し
ても低域変換C信号、音声FM信号又はFM−Y信号に
悪影響を与えない。ただし、発振周波数fsを高くする
と、DC−DCコンバータの変換効率が低くなるので、
1.0〜1.2MHz程度に設定することが望ましい。
本実施例においては、発振周波数fsを1.2MHzに
設定した。
【0015】次に、図1及び図2を参照しながら、本実
施例の動作を説明する。 (1)バッテリーEinの入力電圧aが規定値a1の場
合。スイッチング部1はバッテリーEinの出力電圧a
1(図2(a))をスイッチングパルスg1(図2
(e))によりオンオフし、パルス電圧b1(図2
(b))に変換する。そして、フィルタ部2はパルス電
圧b1を所望の直流電圧c1(図2(c))に変換し、
出力電圧Eoutとしてビデオ系やサーボ系等の各部に
供給する。
【0016】分圧部3は直流電圧c1を分圧し、誤差増
幅部4に比較電圧d1(図示せず)として出力する。誤
差増幅部4は基準電圧源Erefと比較電圧d1との誤
差電圧e1(図2(d))を比較部5に出力し、ここで
発振部6の三角波出力f(図2(d))と比較し、誤差
電圧e1の大きさに対応した幅のスイッチングパルスg
1をスイッチング部1に出力する。 (2)バッテリーEinの入力電圧aが規定値よりも高
い電圧値a2に変化した場合。
【0017】スイッチング部1はバッテリーEinの出
力電圧a2(図2(a))をスイッチングパルスg1に
よりオンオフし、パルス電圧b2(図2(b))に変換
する。そして、フィルタ部2はパルス電圧b2を直流電
圧c2(c2>c1,図2(c))に変換する。分圧部
3は直流電圧c2を分圧し、誤差増幅部4に比較電圧d
2(d2>d1,図示せず)として出力する。誤差増幅
部4は基準電圧源Erefと比較電圧d2との誤差電圧
e2(e2>e1、図2(d))を比較部5に出力し、
ここで発振部6の三角波出力fと比較し、誤差電圧e2
の大きさに対応した幅のスイッチングパルスg2をスイ
ッチング部1に出力する。図2(f)に示すように、ス
イッチングパルスg2の幅はg1の幅よりも小さくな
る。
【0018】スイッチング部1はバッテリーEinの出
力電圧a2をスイッチングパルスg2によりオンオフ
し、パルス電圧b2’(図2(g))に変換する。そし
て、フィルタ部2はパルス電圧b2’を直流電圧c2’
(c2’=c1,図2(g))に変換し、出力電圧Eo
utとして各部に供給する。バッテリーEinの入力電
圧aが規定値よりも低い値に変化した場合の動作は高い
値に変化した場合の動作と同様であるので、説明を省略
する。
【0019】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。例えば、音声FM信号をモノラル記録する磁気録画
再生装置やパイロット信号を用いない磁気録画再生装置
に適用することもできる。また、記録機能又は再生機能
のみを備えた装置に適用することもできる。さらに、複
数の誤差増幅部及び比較部を設け、ビデオ系、カメラ
系、サーボ系等の異なる出力電圧に応じて異なる分圧部
から比較電圧を入力すると共に、基準電圧源と発振部を
共通に用いるように構成すれば、1個の基準電圧源と発
振部により複数の出力電圧を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、低域変換C信号の周波数スペクトルとFM−Y
信号の周波数スペクトルとの間に音声FM信号の周波数
スペクトルが配置されるように混合して記録する磁気録
画再生装置のDC−DCコンバータにおいて、スイッチ
ング周波数を前記低域変換C信号の周波数スペクトルの
傾斜部と音声FM信号の周波数スペクトルの傾斜部との
間又は前記FM−Y信号の周波数スペクトルの傾斜部と
音声FM信号の周波数スペクトルの傾斜部との間に配置
したので、DC−DCコンバータを小型化でき、かつ、
低域変換C信号、音声FM信号及びFM−Y信号に対す
るかぶりが軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るDC−DCコンバータの
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に係るDC−DCコンバータの
動作タイミングチャートである。
【図3】従来の磁気録画再生装置における記録系のブロ
ック図である。
【図4】従来の磁気録画再生装置における記録信号の周
波数アロケーションを示す説明図である。
【符号の説明】
1 スイッチング部 2 フィルタ部 3 分圧部 4 誤差増幅部 5 比較部 6 発振部 7 水晶振動子 Eref 基準電圧源 Ein バッテリー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低域変換色信号の周波数スペクトルとF
    M輝度信号の周波数スペクトルとの間に音声FM信号の
    周波数スペクトルが配置されるように混合して記録する
    磁気録画再生装置におけるDC−DCコンバータにおい
    て、 スイッチング周波数を前記低域変換色信号の周波数スペ
    クトルの傾斜部と音声FM信号の周波数スペクトルの傾
    斜部との間又は前記FM輝度信号の周波数スペクトルの
    傾斜部と音声FM信号の周波数スペクトルの傾斜部との
    間に配置したことを特徴とする磁気録画再生装置のDC
    −DCコンバータ。
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