JPH0723417A - 記録電流補正装置 - Google Patents

記録電流補正装置

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Publication number
JPH0723417A
JPH0723417A JP5146131A JP14613193A JPH0723417A JP H0723417 A JPH0723417 A JP H0723417A JP 5146131 A JP5146131 A JP 5146131A JP 14613193 A JP14613193 A JP 14613193A JP H0723417 A JPH0723417 A JP H0723417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
signal
amplifier
luminance
luminance signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP5146131A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Nagasawa
誠司 長沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輝度信号の影響を受けずに、記録FM音声信
号のC/Nを一定に維持する。 【構成】 Y/C分離回路1と、供給された色信号を7
43KHzに周波数変換するための記録色信号処理回路
2と、振幅特性を平坦にするための記録イコライザー3
と、輝度信号をFM変調するための記録輝度信号処理回
路4と、振幅特性を平坦にするための記録イコライザー
5と、輝度信号からFM音声信号と同じ帯域を抜き出す
ためのバンドパスフィルター6と、前記バンドバスフィ
ルター6から供給された輝度信号をDC電圧に変換する
ための包絡線検波器7と、前記包絡線検波器7から出力
されたDC電圧を増幅するためのアンプ8と、前記アン
プ8から出力された信号により音声信号の記録レベルの
制御を行うための電圧制御アンプ8と、入力された音声
信号をFM変調するための記録音声処理回路9と、記録
パイロット信号を発生させるための記録パイロット信号
発生回路11と、入力された各信号とを混合するための
ミックスアンプ12とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】同一記録トラックに3種類以上の
信号を記録する多重記録方式の磁気記録再生装置に用い
られる記録電流補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ並びに画像情報の記録・再生は、
放送、プロダクションから家庭まで広い分野で利用さ
れ、高度情報社会の一翼を担っている。また、映画製作
・出版にも使える高精細度の方式も開発され、ますます
その重要性を増してきている。
【0003】一般家庭で用いられている記録再生のフォ
ーマットとしてはVHS方式,β方式、8mm方式が知
られており、VHS方式を除くこれらの方式では、同一
記録トラックに3種類以上の信号を記録する多重記録方
式が採用されている。
【0004】ここではその中で、図3に従来の8mmフ
ォーマットの記録系回路のブロック図を示す。
【0005】記録系回路は、入力された映像信号から輝
度信号と色信号とを分離するためのY/C分離回路31
と、供給された色信号を743KHzに周波数変換する
ための記録色信号処理回路32と、FM音声信号(AF
M)トラップ等を備え色信号の振幅特性を平坦にするた
めの記録イコライザー33と、輝度信号をFM変調する
ための記録輝度信号処理回路34と、低域クロマトラッ
プ等を備え輝度信号の振幅特性を平坦にするための記録
イコライザー35と、入力された音声信号をFM変調す
るための記録音声処理回路39と、記録パイロット信号
を発生させるための記録パイロット信号発生回路41
と、周波数変換された色信号とFM変調された輝度信号
とFM変調された音声信号と記録パイロット信号とを混
合するためのミックスアンプ42と、前記ミックスアン
プ42から供給された信号を増幅するための記録アンプ
43と、前記記録アンプ43から供給される信号の磁気
テープへの書き込みを行うためのヘッド44とで構成さ
れる。
【0006】以下、各部の動作について、詳述してい
く。
【0007】入力された記録映像信号は、Y/C分離回
路31にて輝度信号と色信号に分離される。
【0008】分離された色信号は、次段の記録色信号処
理回路32にて743KHz(NTSCの場合)に低域
変換された後、記録FM音声信号(AFM)を除去する
AFMトラップ等により構成される記録イコライザー3
3に供給される。
【0009】一方、分離された輝度信号は、次段の記録
輝度信号処理回路34にてFM変調された後、AFMト
ラップ・低域クロマトラップ等のある記録イコライザー
35に供給される。
【0010】ここで、輝度信号は、所定の記録電流にな
るように設定され(自己録再でC/Nが最大になるポイ
ント)ミックスアンプ42に入力される。
【0011】記録イコライザー33で、色信号は所定の
記録電流になるように設定され(自己録再輝度FM=f
Y ,低域色=fC とするとfY −2fC の再生スプリア
ス=−22dB(fY=0dBとして)になるポイン
ト)、その後、ミックスアンプ42に入力される。
【0012】同様に、記録音声信号は、記録音声信号処
理回路39にてFM信号に変調された後、色信号記録電
流から−13dBになるポイントに設定されてミックス
アンプ42に入力される。
【0013】更に記録パイロット信号発生回路41から
出力された記録パイロット信号は、色信号記録電流から
−14dBになるポイントに設定されミックスアンプ4
2に入力される。
【0014】以上にように各設定ポイントに設定された
記録信号は、ミックスアンプ42にて加算され、記録ア
ンプ43にてヘッド44をドライブして同一トラックに
4つの記録信号を記録する多重記録が可能となる。
【0015】このようにして記録再生した時のヘッドア
ンプ出力での周波数アロケーションを図2に示す。
【0016】記録FM輝度信号はシンクチップ=4.2
MHz、100%ホワイト=5.4MHzに決められて
おり、図2は50%の輝度レベルの時に現われるサイド
バンド成分の状態を示している。
【0017】ここで、例えば水平解像度320本の映像
信号を記録したとすると、50%輝度のFM周波数5M
HzのFM輝度信号に対し下側が約5−320/80=
1.0MHz、上側が約5+320/80=9MHzま
でのサイドバンドエネルギーがある事になる。
【0018】よってこの時は、FM音声信号(1.5M
Hz)に対して輝度信号のサイドバンド成分が入り込む
事になりFM音声信号にとっては、C/Nが劣化した事
になる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】8mmフォーマットを
含め、同一記録トラックに3種類以上の信号を記録する
多重記録方式を採用したVTRフォーマットによる磁気
記録再生装置においては、記録密度を高密度にするため
に記録信号の周波数関係を近接させており、そのために
変化量の大きい輝度FM信号に対し、他の記録信号が影
響を受けてしまうことになる。
【0020】そのため、上記した例の場合には、そのサ
イドバンド成分の為にFM音声信号のC/Nが下がって
記録される事によりその部分を再生すると音声出力にS
/N的なノイズとして現われる。記録FM音声信号を常
に安定なC/Nで記録するには、簡単な方法として以下
に示す2つの方法が考えられる。
【0021】第1の方法は、輝度FM信号の下側サイド
バンドがFM音声帯域まで延びてくるのを前提としてそ
の悪い状態でのノイズ(C/Nというところの)に対し
て十分な記録レベルを設定する方法である。
【0022】また、第2の方法は、FM音声信号帯域ま
でサイドバンドが延びてこないようにFM輝度信号の下
側サイドバンドを制限する方法である。
【0023】しかし、上記の2つの方法は共に弊害があ
り、前者においては前述のように8mm規格に決められ
た記録電流から逸脱してしまう。
【0024】また、後者においては、サイドバンドエネ
ルギーを制限する事により復調すると水平解像度の少な
い映像になってしまう(上側サイドバンドは記録電流時
には残っているが、電磁変換特性により広域成分には落
ちてしまうため)。
【0025】そこで本発明では、8mmフォーマットの
ような同一記録トラックに3種類以上の信号を記憶する
磁気記録再生装置において用いられる記録電流補正装置
であって、記録される輝度信号の水平解像度が高い場合
にも、記録音声信号のC/Nを劣化させないことを目的
とするものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明による記録電流補
正装置は、記録信号の1つであるFM輝度信号のサイド
バンド成分を検出する検出手段と、前記検出手段より出
力された検出信号により別の記録信号の1つであるFM
音声信号の記録レベルを制御する制御手段とで構成され
る。
【0027】
【作用】検出手段は、FM音声信号帯域に入り込む輝度
FM信号の下側サイドバンド成分を抜き取りそのレベル
の検出を行う。制御手段は、前記検出手段により出力さ
れる検出結果によりFM音声信号を増幅する電圧制御ア
ンプにより増幅度を制御することにより制御する。その
ため、水平解像度が高くなり、輝度信号の下側サイドバ
ンドが延びてFM音声帯域に影響を及ぼす場合には、F
M音声信号の記録レベルを上げる事で常に同レベルのF
M音声信号のC/Nを得るようにする。
【0028】
【実施例】本発明による記録電流補正装置の一実施例
を、図1に示す。
【0029】本発明による記録系回路は、入力された映
像信号から輝度信号と色信号とを分離するためのY/C
分離回路1と、供給された色信号を743KHzに周波
数変換するための記録色信号処理回路2と、AFMトラ
ップ等を備え振幅特性を平坦にするための記録イコライ
ザー3と、輝度信号をFM変調するための記録輝度信号
処理回路4と、低域クロマトラップ等を備え振幅特性を
平坦にするための記録イコライザー5と、輝度信号から
FM音声信号と同じ帯域を抜き出すためのバンドパスフ
ィルター(BPF)6と、前記バンドパスフィルター6
から供給された輝度信号をDC電圧に変換するための包
絡線検波器7と、前記包絡線検波器7から出力されたD
C電圧を増幅するためのアンプ8と、前記アンプ8から
出力された信号により音声信号の記録レベルの制御を行
うための電圧制御アンプ(VCA)8と、入力された音
声信号をFM変調するための記録音声処理回路9と、記
録パイロット信号を発生させるための記録パイロット信
号発生回路11と、周波数変換された色信号とFM変調
された輝度信号と記録パイロット信号とを混合するため
のミックスアンプ12と、前記ミックスアンプ12から
供給された信号を増幅するための記録アンプ13と、前
記記録アンプ13から供給される信号の磁気テープへの
書き込みを行うためのヘッド14とで構成される。
【0030】以下、本実施例について詳述していく。
【0031】入力された記録映像信号は、Y/C分離回
路1にて、輝度信号と色信号とに分離される。
【0032】分離された色信号は、次段の記録色信号処
理回路2にて743KHz(NTSCの場合)に低域変
換された後、記録FM音声信号を除去するAFMトラッ
プ等のある記録イコライザー3に供給される。
【0033】ここで、色信号は、所定の記録電流になる
ように設定され(輝度FM=fY ,低域色=fC とする
とFY −2fC の再生スプリアス=−22dB(Y=0
dBとして)になるポイント)、その後、ミックスアン
プ12に入力される。
【0034】一方、分離された輝度信号は、次段の記録
輝度信号処理回路4にてFM変調された後、AFMトラ
ップ・低域クロマトラップ等のある記録イコライザー5
に供給されるとともに、バンドパスフィルター6に供給
される。
【0035】記録イコライザー5で、輝度信号は、所定
の記録電流になるように設定され(自己録再でC/Nが
最大になるポイント)ミックスアンプ12に入力され
る。
【0036】バンドパスフィルター6は、FM音声信号
の帯域が通常±60KHz・最大±100KHz(セン
ター周波数743kHz……NTSCの場合)である事
によりその帯域に一致するように設定する。
【0037】バンドパスフィルター6の出力は、次段の
包絡線検波器7に入力され、ここで、DC電圧に変換さ
れる。
【0038】包絡線検波器7から出力されるDC電圧は
微小である(輝度レベルが0%の時は水平解像度は24
0本付近で、以下同様に50%→280本付近、100
%→310本付近であり映像信号成分としては高解像度
成分に当たる微細信号であるため)ので、このままでは
電圧制御アンプ10の制御電圧としては使用できない。
そのため、電圧制御アンプ10に見合う電圧レベルまで
アンプ8にて増幅した後、電圧制御アンプ10に入力さ
れる。
【0039】記録音声信号は記録音声処理回路9にてF
M信号に変調された後、電圧制御アンプ10の入力端子
に入力される。
【0040】電圧制御アンプの制御電圧は、輝度FM信
号のサイドバンドレベルに応じて変化するので、その出
力もサイドバンドレベルに応じて変化するFM音声信号
が得られる。(図2のREC AFMキャリアの点線部
分) このFM音声信号は、電圧制御アンプゲインが最小つま
りバンドパスフィルター6出力にサイドバンド成分が無
い時のレベルを基準に記録電流値を所定のレベルに設定
し、ミックスアンプ10に入力される。
【0041】(本件の回路動作をさせた場合、水平解像
度が高い映像信号を記録する時はFM音声信号の記録電
流が8mm規格よりも大きくなる事になるが機会的には
多くなく平均的には問題ないレベルである。)更に記録
パイロット信号発生回路11から出力された記録パイロ
ット信号は、色信号記録電流から−14dBになるポイ
ントに設定されミックスアンプ12に入力される。
【0042】以上にように各設定ポイントに設定された
記録信号は、ミックスアンプ12にて加算され、記録ア
ンプ13にてヘッド14をドライブして同一トラックに
4つの記録信号を記録する多重記録が可能となる。記録
される輝度信号の水平解像度が高い時は、FM変調され
るとサイドバンドが延びて記録音声信号のC/Nが劣化
するが、上記の構成を取る事により記録音声信号のC/
Nが安定する。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、記
録FM音声信号のC/Nは輝度信号のサイドバンド成分
による影響を受けずに常に安定なレベルが得られるの
で、記録された記録テープを再生した場合、常にクリア
ーな音声信号が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例のブロック図を示す。
【図2】記録信号の周波数アロケーションを示す。
【図3】従来例を示す。
【符号の説明】
1 Y/C分離回路 2 記録色信号処理回路 3 記録イコライザー 4 記録輝度信号処理回路 5 記録イコライザー 6 バンドパスフィルター(BPF) 7 包絡線検波器 8 DCアンプ 9 記録音声信号処理回路 10 電圧制御アンプ(VCA) 11 記録パイロット信号発生回路 12 ミックスアンプ 13 記録アンプ 14 ヘッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一記録トラックに3種類以上の信号を
    記録する多重記録方式の磁気記録再生装置に用いられる
    記憶電流補正装置であって、記録信号の1つであるFM
    輝度信号のサイドバンド成分を検出する検出手段と、前
    記検出手段より出力された検出信号により別の記録信号
    の1つであるFM音声信号の記録レベルを制御する制御
    手段とを具備する記録電流補正装置。
JP5146131A 1993-06-17 1993-06-17 記録電流補正装置 Pending JPH0723417A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5146131A JPH0723417A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 記録電流補正装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5146131A JPH0723417A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 記録電流補正装置

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Publication Number Publication Date
JPH0723417A true JPH0723417A (ja) 1995-01-24

Family

ID=15400849

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5146131A Pending JPH0723417A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 記録電流補正装置

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JP (1) JPH0723417A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100544802B1 (ko) * 1997-12-04 2006-05-12 소니 가부시끼 가이샤 신호처리장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100544802B1 (ko) * 1997-12-04 2006-05-12 소니 가부시끼 가이샤 신호처리장치

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