JP3200500B2 - ディスク装置及びディスク制御方法 - Google Patents

ディスク装置及びディスク制御方法

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JP3200500B2
JP3200500B2 JP12577893A JP12577893A JP3200500B2 JP 3200500 B2 JP3200500 B2 JP 3200500B2 JP 12577893 A JP12577893 A JP 12577893A JP 12577893 A JP12577893 A JP 12577893A JP 3200500 B2 JP3200500 B2 JP 3200500B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
に係り、特に効率の良い入出力動作を可能とするディス
ク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のコンピュータシステムでは、CP
Uなどの上位側が必要とするデータは2次記憶装置に格
納され、CPUでの処理の必要に応じて、CPUが2次
記憶装置に対して要求を発して、データの書き込み処
理、または読みだし処理を行なう。このような2次記憶
装置としては、一般に不揮発な記憶媒体が使用される。
磁気ディスク装置、光ディスク装置などがその代表的な
例である。
【0003】近年の高度情報化の流れにともなって、コ
ンピュータシステムにおいて、2次記憶装置の高性能化
への要求が高まっている。その1つの解としては、比較
的容量の小さな複数のドライブによってディスクシステ
ムを構成するディスクアレイ装置がある。なお、ドライ
ブとは、ディスク装置を構成する基本単位であり、図1
5に示す構成をとる。
【0004】ディスクアレイ装置については、ACM SIGM
OD Conference(1988.June)における、D.Patterson,
G.Gibson および R.H.Kartzらの "A Case for Redundan
t Arrays of Inexpensive Disks(RAID)" という発表に
おいて紹介があった。ディスクアレイ装置は、1回のデ
ィスクアクセスに対して、複数あるドライブを同時に動
作させて、そのアクセス・スループットを向上する。
【0005】現在、一般的には通常のディスク装置ある
いはディスクアレイ装置ともに、SCSIインタフェー
スを持つドライブで構成されている。そして、ドライブ
とCPUなどの上位側装置との間には、ディスクコント
ローラが存在する。CPUからのディスクアクセス要求
は、ディスクコントローラに伝えられ、ディスクコント
ローラがその要求に応じてドライブに対してコマンドを
発行していく。
【0006】ディスクアクセス発生時、ドライブでは、
ディスクコントローラからのコマンドを受けると、デー
タが存在する、あるいはデータを書き込むべきディスク
の適切なトラックまでRead/Writeヘッドを移
動させ(Seek)、データの読み書きが可能になるま
でディスクの回転待ちを行なう。
【0007】この処理は、図16に示す形で、SCSI
インタフェースに基づいて行なわれる(SCSIコマン
ド処理)。なお、SCSIは、ANSI X3.131−1986とし
て制定されている。
【0008】従来のディスク装置へのアクセスに対する
処理の様子を図17のタイムチャートで示す。図17
(a)は、Readアクセスの様子を示す。また、図1
7(b)は、Writeアクセスの様子を示す。タイム
チャートの縦方向の流れは、ディスク装置内でのデータ
の流れを表し、ディスク、バッファは、それぞれ図15
の1501、1506に相当する。また、各タイムチャ
ートのa,b,cは、それぞれディスク装置内の連続す
る単位アクセスを表す。各単位アクセスに対する処理時
間には、先述のSCSIインタフェースに係る処理時間
も含まれる。
【0009】図17から明らかなように、従来方式で
は、Readアクセス/Writeアクセスともに、連
続アクセスは逐次処理される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のディスク装置ではReadアクセス/Writeアク
セスともに、連続アクセスは逐次処理されるため、単位
時間あたりのデータ入出力量(アクセス・スループッ
ト)不足の問題と、アクセス受理間隔(アクセス・ピッ
チ)が長いという問題があった。
【0011】ディスクアレイ装置は、アクセス・スルー
プット向上を実現できるが、アクセス・ピッチの問題は
依然として解決できない。
【0012】本発明の目的は、アクセス・ピッチの短縮
をハードウェアで実現してディスク装置の性能を向上さ
せ、かつ、ディスクアクセスにともなうソフトウェアの
負担は増加させないことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、複数の
ドライブを備え、該複数のドライブをいくつかずつ複数
のドライブグループにまとめ、上位装置からの1回の書
き込みアクセスに係るデータセットをいくつかに分割
し、該分割されたデータセットを、それぞれ異なった複
数ドライブグループに振り分けて書き込みを行うディス
ク装置にある。
【0014】本発明によれば、ディスク装置に1つまた
は複数のドライブからなるドライブグループを複数持た
せ、単位アクセスのそれぞれをドライブグループごとに
振り分けて、複数単位アクセスの並行処理を実現すると
いう手段によって、複数単位アクセスのアクセス・ピッ
チを従来よりも短縮する。
【0015】また、本発明は、1つのドライブグループ
が1度に処理不可能な程度の長大なデータに対するディ
スクアクセス要求を受けたとき、このディスクアクセス
を複数の上記単位アクセスに切り分けて連続する単位ア
クセスに置き換えるハードウェアを用意するという手段
によって長大なデータに対するディスクアクセスを効率
良く処理する。
【0016】さらに、本発明は、上記ディスク装置に複
数のアクセスポートを用意して、複数上位装置からのデ
ィスクアクセスから生成される各上記単位アクセスのそ
れぞれをドライブグループごとに振り分けて、複数単位
アクセスの並行処理を実現するという上記と同一の制御
手段によって、複数上位装置からのディスクアクセス要
求を同時に処理する。
【0017】なお、以降の説明では単位アクセスを、1
つのドライブグループが1度に処理可能なデータ量を扱
うディスク装置内のドライブグループアクセス単位と定
義する。単位アクセスが扱うデータ量は、例えばドライ
ブグループ内の各ドライブのシリンダサイズの総計によ
って決まる。
【0018】
【作用】本発明ではドライブグループを複数設けたため
に、アクセス先が分散し、連続アクセスに対する並行処
理が可能になった。結果として本発明は、効率の良いデ
ィスクアクセスを実現する。単位アクセスa,b,c
は、本来、ディスク装置へのアクセスとしては、1つの
長大なデータに対するアクセスである場合がある。この
場合、本発明では、そのアクセスを自動的に単位アクセ
スa,b,cに切り分け、それぞれをドライブグループ
ごとに分散させるため、効率のよい処理が可能である。
さらにドライブグループを増してアクセス処理の多重度
を最適に設定すれば、よりアクセス・ピッチの短いディ
スク装置を構成できる。
【0019】また、本発明に係るディスク装置は、複数
上位装置からのアクセス要求を、複数のドライブグルー
プに対して分散して処理させるため、複数上位装置から
のアクセス要求に対する同時処理が実現でき、効率の良
い処理が期待できる。
【0020】なお、本発明における単位アクセスのドラ
イブグループへの振り分けは、アクセス振り分けを担当
する部分が、時分割制御で一定時間間隔ごとにアクセス
タイミングを提供するという方法で実現可能である。こ
のようにアクセス振り分けを実現すれば、その制御回路
が簡単で、常にドライブグループの状態を監視しながら
アクセス振り分け制御を行う場合(以降、非同期制御方
式と呼ぶ)に比べてハードウェア量を少なく抑えること
ができる。非同期制御方式は、独立して動作するドライ
ブグループ間の調停をとる必要もあり、そのオーバヘッ
ドが問題になる場合がある。
【0021】
【実施例】
〔実施例1〕 (1)装置の構成 図1を用いて本発明に基づくディスク装置の構成を説明
する。本発明のディスク装置は、大きく分けてディスク
コントローラ102と、多数のドライブ112から構成
されるドライブ群113からなる。ディスクコントロー
ラ102は、上位側装置としてのCPU101と接続さ
れ、このCPU101からのディスクアクセス要求を受
付け、ディスク装置の様々な構成要素を制御しながら、
そのアクセス要求に対する処理を実現する。
【0022】本発明では、ドライブ群113を構成する
多数のドライブ112が、いくつかづつ集まって複数の
ドライブグループ111を構成する。ドライブグループ
111は、ディスク装置内の1回の単位アクセスがアク
セス対象とするドライブ群である。本発明に係るディス
ク装置は、連続する単位アクセスを、順に異なったドラ
イブグループ111に振り分ける。この単位アクセスの
アクセス先振り分けは、アクセス先振り分けプロセッサ
118が実現する。
【0023】(1−1)ドライブ群113の構成 ドライブ群113は、複数のドライブグループ111か
ら構成される。図1は、ドライブグループ111を2つ
持つディスク装置の例である。
【0024】ドライブグループ111は、1個あるいは
複数のドライブ112から構成される。ドライブグルー
プ111を複数ドライブ112で構成する目的は、ドラ
イブグループ111当りのアクセス・スループットの向
上にある。ドライブグループ111内の複数ドライブ
は、RAIDを構成する場合もある。本発明に基づく技
術は、このようにドライブグループ111内の構成を特
に規定しない。ドライブグループ111は、それぞれデ
ィスクコントローラ102へのデータ用および制御用の
入出力線を持つ。
【0025】ドライブ112の構成を図15に示す。本
発明に係るディスク装置で使用するドライブ112は、
従来技術に基づくディスク装置でも用いられる。ドライ
ブ112は、データ記憶媒体である複数のディスク15
01、ディスク1501上のデータを読む、あるいはデ
ィスク1501上にデータを書き込む複数のRead/
Writeヘッド1502、Read/Writeヘッ
ド1502を動作させるアクチュエータ1503、動作
させるRead/Writeヘッド1502を選択する
ヘッドセレクタ1504、ディスクへの読み書きを制御
するRead/Write回路1505、ディスクへの
書き込みデータあるいはディスクからの読みだしデータ
を一時的に保持するバッファ1506、そして、ドライ
ブ112からディスクコントローラ102へのパスを選
択するパスセレクタ1507などから構成される。
【0026】ドライブ112のRead/Writeア
クセスに対する基本動作も、従来技術と同じである。デ
ィスクアクセス発生時のドライブ内の動作を図15によ
って説明する。まず、ドライブでは、ディスクコントロ
ーラからのコマンドを受けると、パスセレクタ1507
によってパスを選択し、データが存在する、あるいはデ
ータを書き込むべきディスク1501の適切なトラック
までRead/Writeヘッド1502を移動させ
(Seek)、データの読み書きが可能になるまでディ
スク1501の回転待ちを行なう。アクセスがRead
のときには、ヘッドセレクタ1504によってRead
/Writeヘッド1502を選択した後、Read/
Write回路1505からバッファ1506にデータ
を読み込み、パスセレクタ1507によって選択したパ
スを介して、ディスクコントローラへバッファ1506
上のデータを転送する。一方、アクセスがWriteの
ときには、ディスクコントローラから転送されてきたデ
ータをバッファ1506に一旦格納し、ディスク150
1の回転待ちの後にそのデータをディスク1501に書
き込む。
【0027】上記の処理は、図16に示す形で、SCS
Iインタフェースに基づいて行なわれる(SCSIコマ
ンド処理)。SCSIコマンド処理では、まずディスク
コントローラがSCSIバスのアービトレーションを行
なった後、ターゲット・ドライブを選択し、そのドライ
ブに対してID(アドレス)を送出する。IDを受理し
たドライブは、例えばReadコマンドを受け取り、処
理情報をドライブ内のコントローラに格納し、ディスク
コントローラとの接続を解除する。接続解除後は、ディ
スクコントローラおよびSCSIバスは、他のドライブ
に対するアクセスに使用できる。接続解除を行ったドラ
イブは、Seek、回転待ちを行なって、ディスク15
01からバッファ1506にデータを転送する。バッフ
ァ1506へのデータ書き込みが終了すると、ドライブ
は再びディスクコントローラに対してSCSIバスのア
ービトレーションを要求する。ディスクコントローラに
よるアービトレーション完了後、ドライブはディスクコ
ントローラを選択し、バッファ1506上のデータに関
するIDをディスクコントローラに転送し、そのディス
クコントローラの要求に合致した場合には、データをデ
ィスクコントローラに転送する。転送完了後ドライブか
らディスクコントローラに対してコマンド実行結果報告
および終了報告が行なわれる。以上がSCSIコマンド
の一連の処理例である。
【0028】(1−2)ディスクコントローラ102の
構成 ディスクコントローラ102は、CPU101からの制
御用およびデータ用入出力線を受ける上位I/F10
3、および、複数存在するドライブグループ111の各
々からの制御用およびデータ用入出力線を受けるドライ
ブグループ111と同数かつ各ドライブグループ111
に一対一に対応する下位I/F104を持つ。この上位
I/F103と下位I/F104は、下位I/F104
が複数存在する点を除いては、従来技術によるディスク
装置のディスクコントローラにおいて採用されているも
のと同じである。
【0029】また、ディスクコントローラ102は、上
位I/F103と下位I/F104の間に、キャッシュ
110を持つ。キャッシュ110は、書き込みデータお
よび読みだしデータの一時的な格納場所として活用す
る。Readアクセス時に、キャッシュ110上に所望
のデータが存在すれば、ドライブ112までデータを読
みに行く必要がなくなり、高速な読みだしアクセスが実
現できる。また、Writeアクセスでも、データをキ
ャッシュで受け取るため、データの受け取りが高速に実
現でき、CPUをディスクアクセスから早期に解放でき
る。さらに、上位装置からの長大なデータの書き込みに
対して、このデータをキャッシュ110で受け取ること
で、このデータをいくつかに分割し、分割したデータご
とに単位アクセスを発生してドライブ(ドライブグルー
プ)へ書き込みを行うという処理が実現できる。キャッ
シュ110は、キャッシュコントローラ109によって
制御される。
【0030】キャッシュコントローラ109は、アクセ
スI/F107とともに、アクセスコントローラ105
を構成する。キャッシュコントローラ109が、キャッ
シュの制御をはじめとして、主にディスクコントローラ
102内のデータ流を扱うのに対して、アクセスI/F
107は、ディスクコントローラ102内の制御流を扱
う。
【0031】さらに、ディスクコントローラ102は、
アクセス先振り分けプロセッサ118と、これによって
制御される、制御用およびデータ用の接続切替スイッチ
116,117を有する。
【0032】アクセス先振り分けプロセッサ118は、
アクセスI/F107からのアクセス要求先情報を検査
するアクセス先検査回路120、新規書き込み先ドライ
ブグループ111を決定する新規書き込み先決定回路1
19、アクセス要求先がアクセス可能かどうかを検査す
るアクセス許可回路121、制御用接続切替スイッチ1
16を制御する信号を生成する制御用信号生成回路11
4、データ用接続切替スイッチ117を制御する信号を
生成するデータ用信号生成回路115、およびドライブ
グループ使用状況管理テーブル106から構成される。
【0033】なお、ディスクコントローラ102は、複
数のドライブグループ111に対して、単位アクセスを
振り分ける。したがって、このディスク装置上のデータ
は、複数のドライブグループ111に散在する。この散
在するデータの所在をつかむために、ディスクコントロ
ーラ102は、アドレス変換表108を持つ。アドレス
変換表108は、キャッシュコントローラ109によっ
て参照される。アドレス変換表108は、例えば図7に
示すエントリで構成され、論理的なディスク装置内アド
レス701と、それに対する、ドライブグループ番号7
02およびドライブグループ内アドレス703で表現す
る物理的なアドレスを組として登録する。ドライブグル
ープ内アドレス703は、そのドライブグループ111
がRAIDを構成する場合には、従来技術に準じて、ド
ライブ番号とドライブ内アドレスの組で表現される。さ
らに、本エントリは、キャッシングビット704とキャ
ッシュ内アドレス705の各フィールドを持つ。エント
リに登録されている論理的なディスク装置内アドレス7
01に対応するデータがキャッシュ110上に存在する
か否かは、キャッシングビット704で示され、そのデ
ータがキャッシュ110上に存在する時には、そのキャ
ッシュ110内でのアドレスをキャッシュ内アドレス7
05が示す。また、長大なデータについては、これがい
くつかに分割されてディスク装置内に散在するため、1
つの長大データに対応するアドレス変換デーブルエント
リは複数個になる。この複数個のエントリおよびその順
序関係を管理するために、アドレス変換テーブルエント
リにはLinkフィールド706が用意される。Lin
kフィールド706は、一連の長大データの分割単位で
自らの次にくるべきものに対するエントリの番号を表
す。なお、順序関係で最後の分割単位に対応するエント
リのLinkフィールド706の値はNULLとなる。
Linkフィールド706によって、長大データへのア
クセスがあった時でもこのリンクをたどることにより、
全ての分割単位にアクセスが可能になる。
【0034】(2)装置の動作 (2−1)アクセスコントローラ105の動作 上位装置からのアクセス要求は、上位I/F103を介
してアクセスコントローラ105に伝えられる。アクセ
スコントローラ105では、図2に示すように、アクセ
スの種類によって異なった処理を行う。アクセスの種類
には、新規書き込み、更新、読み出しの3種類がある。
【0035】アクセスコントローラ105でのアクセス
処理は、まず、アクセス要求がキャッシュコントローラ
109に伝えられて開始される。キャッシュコントロー
ラ109は、ドライブグループ111へのアクセスが必
要な場合(新規書き込み、更新、読みだしデータがキャ
ッシュ110上に無い場合の読みだし)に、アクセスI
/F107にアクセス要求(アクセスの種類も含む)と
アクセス先ドライブグループ番号を伝える。アクセスI
/F107は、アクセス先ドライブグループ番号をアク
セス先振り分けプロセッサ118内のアクセス先検査回
路120に伝える。さらに、アクセスI/F107は、
アクセス先振り分けプロセッサ118内のデータ用信号
生成回路115にRead/Writeのアクセス種別
を伝える。アクセス先振り分けプロセッサ118による
調停の結果、制御用およびデータ用のアクセス許可が発
行されると、その信号をアクセスI/F107が受け取
る。制御用のアクセス許可に対しては、アクセスI/F
107が反応して、アクセス要求にともなうドライブグ
ループ111との制御信号のやりとりを制御用接続切替
スイッチ116およびアクセス先ドライブグループ11
1に対応する下位I/F104を介して行う。一方、デ
ータ用のアクセス許可は、アクセスI/F107からキ
ャッシュコントローラ109に伝えられ、この信号にキ
ャッシュコントローラ109が反応して、ドライブグル
ープ111とのデータのやりとりを、データ用接続切替
スイッチ117およびアクセス先ドライブグループ11
1に対応する下位I/F104を介して行う。
【0036】次に、各アクセス種類に対するアクセスコ
ントローラ105の処理を図3,4,5によって説明す
る。 (2−1−1)新規書き込み処理 図3によって、新規書き込み処理時のアクセスコントロ
ーラ105の動作を説明する。
【0037】新規書き込み要求を受けると、キャッシュ
コントローラ109は、上位I/F103を介して書き
込みデータをキャッシュ110で受け取る(301)。
次に、アクセス先ドライブグループ番号を新規書き込み
の先頭データであることを示す値(例えば−2)にセッ
ト(302)し、そのアクセス先ドライブグループ番号
をアクセス先振り分けプロセッサ118に伝える(30
3)。その後、アクセスコントローラ105は、アクセ
ス先振り分けプロセッサ118からのアクセス許可を待
つ(304)。アクセスコントローラ105は、アクセ
ス許可を受けると、その時点で接続切替スイッチ11
6,117によって接続されているドライブグループ1
11に対してアクセスを行う(305)。
【0038】書き込みデータ量が単位アクセスが扱える
量を超える場合、305のアクセスによっては、単位ア
クセスが扱える量のデータのみがドライブグループ11
1に書き込まれる。残りのデータについては、引き続き
新規書き込み処理が行われる(306)。この時、アク
セス先ドライブグループ番号は、継続する新規書き込み
データであることを示す値(例えば−1)にセットされ
る(307)。以降、書き込みデータが無くなるまで3
03から305の処理が繰り返される。なお、この連続
する単位アクセスの各々は、基本的に書き込み先ドライ
ブグループ111がそれぞれ異なるので、1つ前の単位
アクセスのドライブグループ111への書き込み完了を
待たずに発行される。1つのドライブグループ111へ
のアクセス競合を監視するのは、アクセス先振り分けプ
ロセッサ118であり、アクセスコントローラ105が
そのアクセス競合の影響を受ける可能性があるのは、3
04の処理段階である。
【0039】305の処理時に、アクセスコントローラ
105は、アクセス先振り分けプロセッサ118から新
規書き込み先ドライブグループ番号を伝えられる。ま
た、アクセスI/F107は、アクセス開始にともなっ
て、ドライブグループ111からドライブグループ内ア
ドレスを伝えられる。キャッシュコントローラ109で
は、これらの情報をもとに、単位アクセスごとにアドレ
ス変換表108に対する新規のエントリ(図7)を作成
する。さらに、306の処理で継続する新規書き込み処
理があると判定された場合には、このエントリの次エン
トリ指示ポインタ706に後続の単位アクセスに対する
エントリの番号値を登録する。逆に、306の処理で継
続する新規書き込み処理がないと判定された場合には、
このエントリの次エントリ指示ポインタ706の値をN
ULLとする。
【0040】(2−1−2)更新処理 図4によって、更新処理時のアクセスコントローラ10
5の動作を説明する。更新要求を受けると、キャッシュ
コントローラ109は、上位I/F103を介して書き
込みデータをキャッシュ110で受け取る(401)。
次に、アクセス要求に基づき、アクセス先ドライブグル
ープ番号702およびドライブグループ内アドレス70
3をアドレス変換表108から検索し(402)、その
アクセス先ドライブグループ番号をアクセス先振り分け
プロセッサ118に伝える(403)。その後、アクセ
スコントローラ105は、アクセス先振り分けプロセッ
サ118からのアクセス許可を待つ(404)。アクセ
スコントローラ105は、アクセス許可を受けると、そ
の時点で接続切替スイッチ116,117によって接続
されているドライブグループ111に対してアクセスを
行う(405)。書き込みデータ量が単位アクセスが扱
える量を超える場合、405のアクセスによっては、単
位アクセスが扱える量のデータのみがドライブグループ
111に書き込まれる。残りのデータについては、引き
続き更新処理が行われる(406)。以降、書き込みデ
ータが無くなるまで402から405の処理が繰り返さ
れる。なお、この連続する単位アクセスの各々は、基本
的に書き込み先ドライブグループ111がそれぞれ異な
るので、1つ前の単位アクセスのドライブグループ11
1への書き込み完了を待たずに発行される。1つのドラ
イブグループ111へのアクセス競合を監視するのは、
アクセス先振り分けプロセッサ118であり、アクセス
コントローラ105がそのアクセス競合の影響を受ける
可能性があるのは、404の処理段階である。
【0041】(2−1−3)読みだし処理 図5によって、読みだし処理時のアクセスコントローラ
105の動作を説明する。読みだし要求を受けると、ア
クセスコントローラ105内のキャッシュコントローラ
109が読みだし要求のあった論理ディスク装置内アド
レスについて、アドレス変換表108を探索し、対応す
るエントリのキャッシングビット704を検査する(5
01)。このキャッシングビット704によって、アク
セスしたいデータがキャッシュ110上に存在しないと
判明した場合には、ドライブグループ111へのアクセ
スを行なう(504以降)。逆に、このキャッシングビ
ット704によって、アクセスしたいデータがキャッシ
ュ110上に存在すると判明した場合、該エントリのL
inkフィールド706がデータの継続を表していれ
ば、さらにその指示されるエントリのキャッシングビッ
ト704を検査し、以降Linkフィールド706がN
ULLとなるか、あるエントリに対するデータがキャッ
シュ上に無いことが判明するまでこの作業を繰返す(5
02)。Linkフィールド706がNULLとなるま
でこの検査を繰り返した場合には、この読みだしアクセ
スに係るすべてのデータがキャッシュ上に揃っているの
で、上位I/F103へそのデータを転送する(51
2)。一方、この検査の過程でキャッシュ上に無いデー
タが見つかれば、ドライブグループ111へのアクセス
を行なう(504以降)。
【0042】ドライブグループ111へのアクセスを行
うにあたって、キャッシュコントローラ109は、アド
レス変換表108の対応するエントリから、ドライブグ
ループ番号702とドライブグループ内アドレス703
を得て、そのアクセス先ドライブグループ番号をアクセ
ス先振り分けプロセッサ118に伝える(504)。そ
の後、アクセスコントローラ105は、アクセス先振り
分けプロセッサ118からのアクセス許可を待つ(50
5)。アクセスコントローラ105は、アクセス許可を
受けると、その時点で制御用接続切替スイッチ116に
よって接続されているドライブグループ111に対して
ドライブグループ内アドレスを伝えてReadアクセス
要求を行う(506)。先にアクセス先ドライブグルー
プ番号を調べたアドレス変換表108のエントリの次エ
ントリ指示ポインタ706の内容がNULLでなけれ
ば、その指示される次エントリをもとにアクセス処理を
繰り返す(507)。この繰返し処理においては、毎回
各エントリのキャッシングビット704を検査し(50
3)、キャッシュ上にデータが存在しない場合だけドラ
イブグループ111に対してアクセスを行う。
【0043】Readアクセスによってドライブグルー
プ111から読みだされたデータは、Readアクセス
要求を出したしばらく後にアクセスコントローラ105
に転送される。したがって、アクセスコントローラ10
5は、506の処理の後に507の処理を開始すると同
時にデータ到着待ち状態になる(508)。このデータ
到着待ちは、他のアクセス受付および要求処理とは並行
して行われる。アクセス先振り分けプロセッサ118か
ら読みだしデータ到着信号が伝えられる(509)と、
アクセスコントローラ105は、その時点でデータ用接
続切替スイッチ117によって接続されているドライブ
グループ111からデータを受け取りキャッシュ110
にデータを登録すると同時に、アドレス変換表108の
該当エントリのキャッシングビット704を有効化し、
そのデータを格納したキャッシュ内アドレスを同エント
リのキャッシュ内アドレスフィールド705に登録す
る。
【0044】アクセスコントローラ105では、さらに
データ到着待ちがあれば、508からの処理が繰り返さ
れる(511)。一方、すべての単位アクセスに対する
データがキャッシュ110上にそろえば(514)、そ
のデータは上位I/F103を介して上位装置に転送さ
れる(512)。
【0045】(2−2)アクセス先振り分けプロセッサ
118の動作 アクセス先振り分けプロセッサ118は、アクセスコン
トローラ105からのアクセス先ドライブグループ番号
によるアクセス要求をアクセス先検査回路120で受け
付け、そのアクセス先を検査する(601)。
【0046】アクセス先ドライブグループ番号が−2で
あれば、新規書き込み先決定回路119によって書き込
み先ドライブグループ111を決定する(602)。書
き込み先の決定にあたっては、ドライブグループ使用状
況管理テーブル106を参照し、使用可能なドライブグ
ループ111を割り当てる。
【0047】アクセス先ドライブグループ番号が−1で
ある場合も、新規書き込み先決定回路119によって書
き込み先ドライブグループ111を決定する(60
3)。この時決定される書き込み先ドライブグループ番
号は、直前の単位アクセスの書き込み先ドライブグルー
プ番号に1加えた値とする(ドライブグループ数をnと
すると、直前の単位アクセスの書き込み先ドライブグル
ープ番号がnであった場合は、次は1となる)。
【0048】601の処理でアクセス先ドライブグルー
プ番号が正数であった場合と602,603の処理の後
では、アクセス先が使用可能かどうかをアクセス許可回
路121で調べると同時に、アクセスコントローラ10
5が、先に発行した単位Readアクセスの結果をドラ
イブグループ111から受け取っている最中でないこと
を確かめる(604)。アクセス先が使用可能かどうか
は、ドライブグループ使用状況管理テーブル106を参
照して決定する。アクセスが不可能であればその単位ア
クセスは、アクセス許可回路において待たされる(60
4)。アクセスが可能であれば、制御用信号生成回路1
14によってアクセス先ドライブグループ番号が制御用
接続切替スイッチ116に伝えられると同時に制御用ア
クセス許可信号がアクセスコントローラ105のアクセ
スI/F107に伝えられる(605)。新規書き込み
アクセス要求に対して604の処理でアクセスが許可さ
れれば、その時のアクセス先ドライブグループ番号が、
アドレス変換表108への登録を目的として、アクセス
許可回路121からキャッシュコントローラ109に伝
えられる。
【0049】次に、データ用接続切替スイッチ117へ
の信号およびアクセスコントローラ105へのデータ用
アクセス許可信号を伝えるタイミングについて述べる。
このタイミングは、アクセスコントローラ105からア
クセス先振り分けプロセッサ118へのアクセス要求伝
達時にデータ用信号生成回路115に同時に伝達される
アクセス種類信号によって場合分けされる(606)。
【0050】アクセス種類がWriteであれば、制御
用信号と同時にデータ用信号も伝えられる(607)。
アクセス種類がReadであれば、制御用信号伝達後、
ドライブグループ111がアクセス要求を受け、この要
求に対して読みだしデータをアクセスコントローラ10
5に対して伝達できるようになったタイミングでデータ
用信号が伝えられる(608)。
【0051】データ用信号には、2種類がある。1つ
は、データ用信号生成回路115からデータ用接続切替
スイッチ117にアクセス先ドライブグループ番号の形
で伝えられる信号であり、もう1つは、データ用信号生
成回路115からアクセスコントローラ105内のアク
セスI/F107に読みだしデータの受け取りタイミン
グを知らせる信号である。後者の信号がアクセスI/F
107に伝えられ、さらにアクセスI/F107からキ
ャッシュコントローラ109に伝えられると、図5の5
10の処理を開始する。
【0052】ドライブグループ使用状況管理テーブル1
06は、図8に示すエントリにより構成される。図8の
801は、ドライブグループ番号を表し、802は、そ
のドライブグループ番号に対応するドライブグループ1
11の使用状況を表す。
【0053】アクセス先振り分けプロセッサ118のア
クセス許可回路121がドライブグループ111へのア
クセスを許可した際には、ドライブグループ使用状況管
理テーブル106の対応するエントリのStatusフ
ィールド802を使用中を表す内容とする。逆に、ドラ
イブグループ111がアクセス要求に対する処理を終了
すると、このStatusフィールド802を不使用を
表す内容とする。
【0054】(2−3)接続切替スイッチの動作 制御用接続切替スイッチ116およびデータ用接続切替
スイッチ117は、それぞれアクセス先振り分けプロセ
ッサ118の制御用信号生成回路114およびデータ用
信号生成回路115からのアクセス先ドライブグループ
番号を受けて上位装置とドライブグループ111との接
続パスを確立する。
【0055】上位側(上位装置側)から下位側(ドライ
ブグループ111側)へのパスは、マルチプレクサ12
2へ入力されるアクセス先ドライブグループ番号によっ
て選択される。逆に、下位側から上位側へのパスは、セ
レクタ123へ入力されるアクセス先ドライブグループ
番号によって選択される。
【0056】本発明に基づくディスク装置での全体的な
処理の様子は、図9のタイムチャートのようになる。図
9から明らかなように、本発明ではドライブグループを
複数設けたために、アクセス先が分散し、連続アクセス
に対する並行処理が可能になった。結果として本発明
は、効率の良いディスクアクセスを実現する。
【0057】単位アクセスa,b,cは、本来、ディス
ク装置へのアクセスとしては、1つの長大なデータに対
するアクセスである場合がある。この場合、本発明に係
る装置では、そのアクセスを自動的に単位アクセスa,
b,cに切り分け、それぞれをドライブグループごとに
分散させるため、図9に示す効率のよい処理が可能であ
る。従来技術では、単位アクセスa,b,cへの切り分
けは行われても、単一のドライブ(ドライブグループ)
に対してのみアクセスを行うため、図17に示す効率の
悪い処理しか実現できない。
【0058】ところで、図9の単位アクセスa,cは、
依然として同じドライブグループへのアクセスであるの
で、図17での単位アクセスa,b,cと同様に逐次処
理される。しかし、本発明では、さらに多くのドライブ
グループを用意すれば、この問題を解決できる。このよ
うにドライブグループを増してアクセス処理の多重度を
最適に設定すれば、よりアクセス・ピッチの短いディス
ク装置が構成できる。
【0059】〔実施例2〕第2の実施例として、本発明
に基づくマルチポートディスク装置に関して説明を行な
う。図10に本発明に基づくマルチポートディスク装置
の構成を例示する。図10と図1を比較すると明らかな
ように、本実施例での特徴は、マルチポートを実現する
ために上位I/F103およびアクセスコントローラ1
05が複数ある(本例では2個)点と、アクセス先振り
分けプロセッサ1018および接続切替スイッチ101
6,1017の構成が図1のアクセス先振り分けプロセ
ッサ118および接続切替スイッチ116,117と異
なる点である。ただし、アクセス先振り分けプロセッサ
1018および接続切替スイッチ1016,1017の
基本的な構成は実施例1の場合と同じである。
【0060】図11に本発明の接続切替スイッチ101
6,1017の一般的な構成を示す。図1の接続切替ス
イッチ116,117との違いは、上位側ポート数mに
対応して、接続切替スイッチ内の上位側と下位側を繋ぐ
接続パスがm本存在しうる点である。この特徴を実現す
るために、各上位側ポートに対応してそれぞれマルチプ
レクサ122およびセレクタ123が用意され、また、
それぞれの上位側ポートのアクセス先ドライブグループ
番号を伝える制御線L1101が存在する。ある上位側
ポートに対応するマルチプレクサ122およびセレクタ
123へのパス選択制御線は、その上位側ポート用の制
御線であるL1101の内の1本である。
【0061】次に、図12に本発明に係るアクセス先振
り分けプロセッサ1018の一般的構成例を示す。アク
セス先振り分けプロセッサ1018は、すべての上位側
ポートに対する接続先を管理する。
【0062】アクセス先振り分けプロセッサ1018の
構成要素は、実施例1で述べたアクセス先振り分けプロ
セッサ118と基本的に同じである。ただし、本実施例
ではそれぞれの構成要素が同時に複数の上位側ポートか
らのアクセス要求に対する処理を行う。つまり、各上位
側ポートからのアクセス要求はそれぞれ独立に処理され
る。
【0063】なお、本実施例での新規書き込み先決定回
路1201およびアクセス許可回路1202は、ドライ
ブグループ使用状況管理テーブル106を参照するだけ
でなく、複数上位側ポートからの同時アクセス要求にと
もなう要求アクセス先ドライブグループ番号の競合状況
なども把握し、競合に対しては優先度処理などによって
これを解決する。
【0064】次に、本発明が実現する複数上位装置から
のアクセス要求に対する同時処理の効果を説明する。従
来のディスク装置では、複数上位装置からのアクセス要
求を、図20に示すように逐次的に処理していた。本発
明に係るディスク装置は、複数上位装置からのアクセス
要求を、複数のドライブグループに対して分散して処理
させるため、図14に示すように、複数上位装置からの
アクセス要求に対する同時処理が実現でき、効率の良い
処理が期待できる。
【0065】複数上位装置からのアクセス要求に対する
同時処理機構は、図18に示す活用例がある。本例は科
学技術計算における計算結果データの視覚化を実現する
システムである。
【0066】図18のCPU−A(1801)は、例え
ば分子動力学応用プログラムを実行し、その計算結果を
画像データの形でデータAとして生成し、そのデータA
をディスク装置1803に書き込む。この計算では、デ
ータAが非常に長大なデータとなるため、ディスク装置
1803内では、このデータAをいくつかの小部分(デ
ータA−1,データA−2,・・・,データA−6,・
・・)に自動的に分割し、これを装置内の任意の記憶単
位に分散配置する。この時、その分散配置をドライブグ
ループA,Bにそれぞれ均等にかつ順序よく実現する。
その様子を1804、1805に示した。すなわち、デ
ータA−1,データA−2,・・・,データA−6,・
・・は、この順で交互にドライブグループA(180
4)およびドライブグループB(1805)に格納され
る。なお、このドライブグループ1804、1805は
概念的に1つのドライブで示されているが実際には複数
のドライブからなる場合もある。
【0067】一方、CPU−B(1802)は、CPU
−A(1801)が生成した画像データAをディスク装
置1803から読みだし、画像を形成し表示する。とこ
ろで、この画像視覚化はCPU−A(1801)での計
算方針(計算のためのパラメータ設定など)の正しさを
確認するためにも用いられ、そのような目的のために
は、上記の画像生成はできるかぎり短時間で行えること
が望まれる。できれば、CPU−A(1801)がデー
タAを生成し、ディスク装置1803に書き込むのと並
行してCPU−B(1802)がそのデータAを読み出
せれば非常に効率的である。本発明は、このような利用
形態を提供できる。本発明に係るディスク装置の図18
の例での処理動作は、図19に示すようになる。
【0068】上位側ポート数及びドライブグループ11
1を大幅に増やせば、本実施例に係るディスク装置は、
超並列計算機システムにおけるディスクシステムの1つ
の候補となる。このディスク装置で上位側ポートに接続
されるのは、超並列計算機を構成するいくつか、あるい
は全てのプロセッサである。また、この時の接続切替ス
イッチは、図11のような単純なスイッチではなく、大
規模なクロスバスイッチまたは種々の並列計算機の構成
要素間ネットワークを応用した結合ネットワークである
場合もある。
【0069】また、本実施例に係るディスク装置では、
十分に多くのドライブグループを用意することで、複数
上位装置からのアクセス要求に対する同時処理を実現し
た上で、それぞれのアクセス・ピッチを短縮することも
可能である。例えば、図21に示すように、ドライブグ
ループを8個用意すれば、個々の上位装置(CPU)か
らのアクセスは、4重に多重化してアクセス・ピッチを
短縮し、さらに2個の上位装置(CPU)からのアクセ
スを同時に処理できる。
【0070】このディスクシステムは、超大規模データ
ベース実現という課題に対して、複数のディスク装置を
用意してこれらを統合して用いて、デ−タを分散管理す
る形態のディスクシステムに比べて、そのデ−タ管理の
行ない易さから、かなりの優位性を持つ。本発明に基づ
くマルチポートディスク装置の、上記で指摘したデ−タ
管理の行ない易さは、本質的に本ディスク装置が1つの
装置であることに起因する。
【0071】〔実施例3〕第3の実施例として、本発明
に基づくディスク装置のアクセス先振り分け制御を時間
管理によって実現する場合を説明する。本実施例のディ
スク装置では、アクセス先振り分けプロセッサ(11
8、1018)のアクセス許可のタイミングが、アクセ
ス先振り分けプロセッサ内のタイマが管理する一定時間
ごととなる。本ディスク装置が実施例2に述べたマルチ
ポートディスク装置の場合には、この一定時間ごとのタ
イミングで上位側ポートの各々に対して同時にアクセス
許可を発行できる。
【0072】また、本実施例のディスク装置は、各ドラ
イブグループ111の使用状況をアクセス先振り分けプ
ロセッサがタイマによって管理するため、各ドライブグ
ループ111の使用状況を把握するための、アクセス先
振り分けプロセッサと各ドライブグループ111の間で
の情報交換(動作状態確認など)を不要とし、その作業
に係るオーバヘッドをなくし、また、制御に係る回路を
単純にする。
【0073】本実施例のアクセス先振り分けプロセッサ
のアクセス許可タイミングの間隔は、本実施例に係るデ
ィスク装置のアクセスピッチとなる。また、この時間間
隔は、アクセス先振り分けプロセッサにおける時間管理
の単位となる。
【0074】本実施例に係るアクセス先振り分けプロセ
ッサおよびドライブグループ使用状況管理テーブルを図
13に示す。本実施例に係るアクセス先振り分けプロセ
ッサでは、タイマ1301が一定時間ごとにアクセス先
検査回路1302にアクセスタイミングを与えることで
アクセス要求の解読を開始する。その他のアクセス先振
り分けプロセッサにおける一連の処理はこれまでの実施
例で述べたとおりである。
【0075】一方、本実施例に係るドライブグループ使
用状況管理テーブル1307は、そのエントリに、これ
までの実施例で仮定していたフィールドに加えて、アク
セス開始時間を表すフィールド1308を持つ。このフ
ィールドの値は、タイマ1301によって与えられる。
アクセス許可回路1304でアクセスが許可されると、
アクセスが許可されたドライブグループ111に対応す
るエントリのStatusフィールド802が使用中を
表す内容にセットされると同時に、その時のタイマ13
01の値がアクセス開始時間フィールド1308にセッ
トされる。
【0076】Statusフィールド802の内容を不
使用を表すようにセットするタイミングは、これまでの
実施例では不規則的にドライブグループ111から伝え
られるアクセス処理終了信号伝達のタイミングであった
が、本実施例では、タイマ1301が管理する一定時間
ごとのタイミングである。
【0077】アクセス先振り分けプロセッサでは、上記
の更新タイミングで、ドライブグループ使用状況管理テ
ーブルの各エントリのアクセス開始時間フィールド13
08の内容とタイマ1301の値を比べて時間的にアク
セスが終了していると保証されれば、Statusフィ
ールド802の内容を不使用を表すようにセットする。
なお、時間的にアクセスが終了しているという保証は、
アクセス先振り分けプロセッサが単位アクセスに最大ど
れだけの時間を要するかを把握することで得られる。し
たがって、本実施例に係るディスク装置では1つのドラ
イブグループ111に対してアクセス要求がなされる間
隔は、単位アクセスに要する最大アクセス時間より短く
ならない。
【0078】本実施例に係るディスク装置では、Rea
dアクセスの結果をドライブグループ111からアクセ
スコントローラ105に伝えるタイミングもアクセス先
振り分けプロセッサが制御する。アクセス先振り分けプ
ロセッサは、単位アクセスに要する最大アクセス時間を
把握すると同時に、Readの単位アクセス時にドライ
ブグループ111からアクセスコントローラ105に対
してデータ転送が可能となる時間を把握して、図6の6
08の処理にそのタイミングを反映させる。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、ディスク装置内にドラ
イブを多数設け、このドライブをいくつかずつまとめ
て、複数のドライブグループを作り、この複数のドライ
ブグループにアクセスを振り分けることで、アクセス・
ピッチの短縮という形でのディスク装置の高速化を達成
でき、また、マルチポートディスク装置も実現できる。
また、このアクセス振り分けの制御については、時分割
多重制御を採用することで、比較的簡単なハードウェア
で実現できる。本発明に基づくディスク装置は、特に長
大なデータの読み書きに威力を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク装置の構成図。
【図2】本発明に係るディスク装置のアクセスコントロ
ーラの処理フローを表す図。
【図3】本発明に係るディスク装置のアクセスコントロ
ーラでの新規書き込みに対する処理フローを表す図。
【図4】本発明に係るディスク装置のアクセスコントロ
ーラでのデータ更新に対する処理フローを表す図。
【図5】本発明に係るディスク装置のアクセスコントロ
ーラでのデータ読みだしに対する処理フローを表す図。
【図6】本発明に係るディスク装置のアクセス先振り分
けプロセッサの処理フローを表す図。
【図7】本発明に係るディスク装置のアドレス変換表を
構成するエントリを示す図。
【図8】本発明に係るディスク装置のドライブグループ
使用状況管理テーブルを構成するエントリを示す図。
【図9】本発明に係る図1のディスク装置によるアクセ
ス処理の様子をタイムチャートで表した図。
【図10】本発明に係るマルチポートディスク装置の構
成図。
【図11】本発明に係るマルチポートディスク装置の接
続切替スイッチの構成図。
【図12】本発明に係るマルチポートディスク装置のア
クセス先振り分けプロセッサの構成図。
【図13】本発明に係るディスク装置における時間管理
方式によるアクセス先振り分けプロセッサの構成図。
【図14】本発明に係る図10のマルチポートディスク
装置によるアクセス処理の様子をタイムチャートで表し
た図。
【図15】従来技術に基づくディスク装置内のドライブ
の構成図。
【図16】SCSIインタフェースに基づくコマンド処
理を表す図。
【図17】従来技術に基づくディスク装置によるアクセ
ス処理の様子をタイムチャートで表した図。
【図18】本発明の適用例を表す図。
【図19】図18の適用例における本発明に係るマルチ
ポートディスク装置による処理の様子をタイムチャート
で表した図。
【図20】従来技術に基づくディスク装置によるアクセ
ス処理の様子をタイムチャートで表した図。
【図21】本発明に係るマルチポートディスク装置によ
る処理の様子をタイムチャートで表した図。
【符号の説明】
101…CPU、102…ディスクコントローラ、11
1…ドライブグループ、112…ドライブ、113…ド
ライブ群、118…アクセス先振り分けプロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−117326(JP,A) 特開 平1−140326(JP,A) 特開 平5−46525(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/06

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のドライブとディスクコントローラ
    とを備えたディスク装置における上位装置からのアクセ
    ス要求の処理を行なうディスク制御方法おいて、 前記複数のドライブをいくつかずつ複数のドライブグル
    ープとして編成し、 前記上位装置からの1回の書き込みアクセスに係るデー
    タセットを、前記ドライブグループが1度に処理可能な
    データ量を扱うディスク装置内のアクセス単位毎に複数
    に分割し、 該分割されたアクセス単位の隣接するデータセットを、
    それぞれ異なった前記複数のドライブグループに振り分
    けて書き込みを行い、 該複数ドライブグループへの該分割されたデータセット
    の書き込みおよび該複数ドライブグループに分散格納さ
    れているデータセットの読みだしを多重化させて並行処
    理する ことを特徴とするディスク制御方法。
  2. 【請求項2】 複数の上位装置からの要求をそれぞれ異
    なったポートから並行して受け取り、そのアクセス先ド
    ライブグループがそれぞれ異なる時に、該アクセス要求
    に対する処理を並行して行うことを特徴とする請求項1
    のディスク制御方法。
  3. 【請求項3】 複数の上位装置からの要求をそれぞれ並
    行して受け取り、そのアクセス先ドライブグループがそ
    れぞれ異なる時に、該アクセス要求に対する処理を並行
    して行うことを特徴とする請求項のディスク制御方
    法。
  4. 【請求項4】 前記多重処理の制御において、タイマに
    よる時間管理に基づき一定時間ごとにアクセスをドライ
    ブグループへ投入して、該複数ドライブグループでのア
    クセスの多重処理を行なうことを特徴とする請求項
    ディスク制御方法。
  5. 【請求項5】 前記多重処理の制御において、タイマに
    よる時間管理に基づき一定時間ごとにアクセスをドライ
    ブグループへ投入して、該複数ドライブグループでのア
    クセスの多重処理を行なうことを特徴とする請求項
    ディスク制御方法。
  6. 【請求項6】 複数のドライブとディスクコントローラ
    とを備え、上位装置からのディスクアクセス要求に対す
    る処理を行なうディスク装置において、 前記複数のドライブで複数のドライブグループを構成
    し、上位装置からの1回の書き込みアクセスに係るデー
    タセットを複数のアクセス単位のデータセットに分割す
    る手段と、 該分割された複数のアクセス単位の隣接するデータセッ
    トを、それぞれ異なった前記ドライブグループに振り分
    けて書き込みを行う手段と 該複数ドライブグループへの該分割されたデータセット
    の書き込みおよび該複数ドライブグループに分散格納さ
    れているデータセットの読みだしを多重化させて並行処
    理する手段と を備えていることを特徴とするディスク装
    置。
  7. 【請求項7】 タイマによる時間管理に基づき一定時間
    ごとにアクセスをドライブグループへ投入して、該複数
    ドライブグループでのアクセスの多重処理を行なう多重
    処理制御手段を備えていることを特徴とする請求項
    載のディスク装置。
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