JP3200015U - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】黒ずみ易い着用者の股の付け根部分等に対する美白効果を奏する吸収性物品を提供する。【解決手段】吸収性物品1は、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に配置される吸収体とを有し、表面シートの肌当接面側で、かつ、吸収性物品1の長手方向Lに沿った両側縁部10に、リン酸エステル型ビタミンCが塗布されている。【選択図】図1

Description

本考案は、吸収性物品に関する。
特許文献1に、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、表面シートと裏面シートとの間に配置される吸収体とを有する吸収性物品であって、着用者の肌を保護するために、表面シートの肌当接面側に、疎水性(すなわち、親油性)のエステル化ビタミンCが塗布されている吸収性物品が開示されている。
CN101507827A
上述の吸収性物品によれば、上述のように着用者の肌を保護するという効果を奏することができるが、黒ずみ易い着用者の股の付け根部分等に対する美白効果を奏することができない。
そこで、本考案は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、黒ずみ易い着用者の股の付け根部分等に対する美白効果を奏することができる吸収性物品を提供することを目的とする。
本考案の第1の特徴は、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に配置される吸収体とを有する吸収性物品であって、前記表面シートの肌当接面側で、かつ、前記吸収性物品の長手方向に沿った両側縁部に、親水性のビタミンC誘導体が塗布されていることを要旨とする。
以上説明したように、本考案によれば、黒ずみ易い着用者の股の付け根部分等に対する美白効果を奏することができる吸収性物品を提供することができる。
本考案の第1の実施形態に係る吸収性物品の肌当接面側から見た平面図である。 本考案の変更例1に係る吸収性物品の肌当接面側から見た平面図である。
図1を参照して、本考案の第1の実施形態に係る吸収性物品1について説明する。例えば、本実施形態に係る吸収性物品1は、パンティライナーや失禁パッドや生理用ナプキン等である。
本実施形態に係る吸収性物品1は、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、表面シートと裏面シートとの間に配置される吸収体とを有する。なお、本実施形態に係る吸収性物品1において、表面シートと吸収体との間に、セカンドシートが配置されていてもよい。
図1に、本考案の第1の実施形態に係る吸収性物品の肌当接面側から見た平面図を示す。
吸収体2は、粉砕パルプ及び高分子吸収ポリマーと両者を包み込むコアラップとによって構成されている。ここで、高分子ポリマーは、アクリル酸ナトリウム共重合体の粒状のポリマーである。
また、コアラップは、液体を吸収する任意の材料のシートである。例えば、コアラップとして、ティッシュを用いてもよいし、親水性繊維や粉砕パルプをエアレイド法によってシート状にしたエアレイドシートを用いてもよい。
また、本実施形態に係る吸収性物品1には、図1に示すように、複数の圧搾溝21、22、23が設けられていてもよい。ここで、圧搾溝及21、22、23は、表面シートから吸収体までを圧搾するように構成されている。
また、本実施形態に係る吸収性物品1は、図1に示すように、吸収性物品1の幅方向Wの両外側に延出するように形成されている1対のウィング部41を有していてもよい。さらに、本実施形態に係る吸収性物品1は、吸収性物品1の長手方向Lにおいて、ウィング部41の後方に、1対のヒップフラップ部42を有していてもよい。
ここで、ウィング部41及びヒップフラップ部42では、裏面シートの衣服当接面側に、吸収性物品1を下着に固定するための粘着剤が塗布されている。
着用者は、吸収性物品1を下着に着用する際に、ウィング部41を下着のクロッチに巻き込み、ヒップフラップ部42を下着の上に広げて、吸収性物品1を下着に固定する。
また、本実施形態に係る吸収性物品1は、図1に示すように、表面シートの肌当接面側で、かつ、吸収性物品1の長手方向Lに沿った両側縁部10に、親水性のビタミンC誘導体が塗布されている。
ビタミンC誘導体は、皮膚への浸透性・吸収性を高めるために、ビタミンCをリン酸エステル化したもののことをいい、美白効果や肌の老化防止の効果があり、凹凸になったニキビ跡の解消等にも効果があるとされている。
ビタミンC誘導体は、ビタミンCと比べて安定しており、さらに酸化されにくいという性質を持っている。また、ビタミンC誘導体は、皮膚内で、人間が持っている酵素(ホスファターゼ)の力により、ビタミンCへと変化し、その効果を発揮するとされている。
ビタミンCには、メラニンの生成を阻害して色素の沈着を抑制する効果(シミの改善)や、生成したメラニンを還元する(褐色化したメラニンを淡色化する)効果、及び、コラーゲンを生成する働きがある。
しかし、ビタミンCは、食品等を通じて口から摂取された場合、体の各部で消費されていくため、皮膚や肌の健康のために、その生理作用を発揮する肝心の量としては僅かなものになってしまうという問題点があった。
そのため、近年、ビタミンC誘導体を数%含有させた化粧品等のように、直接肌から吸収させ、しかも皮膚の真皮層に近いところで長時間ビタミンCの効果を発揮するような様々な商品が開発されている。
なお、ビタミンC誘導体には、親油性のビタミンC誘導体である「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)新型ビタミンC誘導体」や、親水性のビタミンC誘導体である「リン酸エステル型ビタミンC」や、親油性及び親水性の両方の性質を持っているビタミンC誘導体である「パルミチン酸アスコルビルリン酸3ナトリウム(APPS、アプレシエ)次世代型ビタミンC誘導体」が含まれる。
ここで、リン酸エステル型ビタミンCは、「リン酸型ビタミンC(VCP/AP:ascorbic acid phosphate)」とも呼ばれている。リン酸エステル型ビタミンCには、「リン酸アスコルビルマグネシウム(VC−PMG,APM)」や「リン酸アスコルビル3ナトリウム(AP-100)」等が含まれる。
本実施形態に係る吸収性物品1によれば、表面シートの肌当接面側で、かつ、吸収性物品1の長手方向Lに沿った両側縁部10に、親水性のビタミンC誘導体が塗布されているため、黒ずみ易い着用者の股の付け根部分等に対する美白効果を奏することができる。
また、一般的に、親水性のビタミンC誘導体は、親油性のビタミンC誘導体と比べて、皮膚への浸透速度が速いとされている。したがって、親水性のビタミンC誘導体によって、即効性のある美白効果を奏することができる。
(変更例1)
以下、図2を参照して、本考案の変更例1に係る吸収性物品1について、上述の第1の実施形態に係る吸収性物品1との相違点に着目して説明する。
図2に示すように、本変更例1に係る吸収性物品1では、吸収性物品1の長手方向Lに沿った両側縁部10に防漏壁3が設けられている。
本変更例1に係る吸収性物品1では、親水性のビタミンC誘導体は、前記両側縁部に設けられている防漏壁3に塗布されている。
以上、上述の実施形態を用いて本考案について詳細に説明したが、当業者にとっては、本考案が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本考案は、特許請求の範囲の記載により定まる本考案の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本考案に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…吸収性物品
10…両側縁部
21、22、23…圧搾溝
3…防漏壁
41…ウィング部
42…ヒップフラップ部

Claims (3)

  1. 液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に配置される吸収体とを有する吸収性物品であって、
    前記表面シートの肌当接面側で、かつ、前記吸収性物品の長手方向に沿った両側縁部に、親水性のビタミンC誘導体が塗布されており、
    前記親水性のビタミンC誘導体は、前記吸収性物品の長手方向において、一方の端部から他方の端部まで、一定の幅で連続して塗布されていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記親水性のビタミンC誘導体は、前記両側縁部に設けられている防漏壁に塗布されていることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記表面シートと前記吸収体とを圧搾した圧搾溝を有しており、
    前記親水性のビタミンC誘導体が塗布される前記両側縁部は、前記圧搾溝よりも前記吸収性物品の幅方向外側であることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。



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