JP3199721B2 - 真空発生用ユニット - Google Patents

真空発生用ユニット

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、吸着用パッド等の作業機器に負圧を供給す
る真空発生用ユニットに関する。
[従来の技術] 従来より、吸着用パッドや真空パックの動力源として
真空発生用ユニットが利用されている。この種の真空発
生用ユニットは、一般的に負圧を発生させるエゼクタ
と、吸着用パッド等の作業機器に連通している真空ポー
トと、前記エゼクタや真空ポートに圧縮空気を送給し、
あるいは遮断する弁機構部と、前記作業機器から吸入さ
れる空気の汚れを除去するフィルタ部とを備える。
以上のように構成された真空発生用ユニットの動作に
ついて説明する。
作業機器から空気を吸引する場合、まず、圧縮空気を
弁機構部を介してエゼクタに送給し、負圧を生じさせて
行う。作業機器から吸引される空気は、真空ポートより
真空発生用ユニットに吸入され、フィルタ部で吸入空気
の塵芥、油等の汚れを除去され、前記真空発生用ユニッ
ト内部の通路を通り、排出される。
作業機器を負圧状態から解除する場合、圧縮空気を弁
機構部、前記弁機構部から真空ポートに直接連通する通
路を介して作業機器に送給し、前記作業機器の負圧状態
を解除する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記の従来の技術では、作業機器の負
圧状態を解除させる場合、圧縮空気は真空ポートから作
業機器に送給されるとともに真空ポートからフィルタ
部、エゼクタを介して、弁機構部に流入する。そのた
め、負圧状態で作業機器から吸入され、フィルタ部やエ
ゼクタ近辺に滞留している空気が、圧縮空気によって弁
機構部に流入し、前記弁機構部の弁に吸入空気の塵芥、
油等が付着し、前記弁の性能および耐久性を低下させる
という問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、作業
機器の負圧状態を解除させる場合、吸入空気が弁機構部
に流入するのを阻止し、前記弁機構部の性能を維持し、
耐久性を増大させることが可能な真空発生用ユニットを
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために、本発明は、真空ポート
に吸着用パッド等の作業機器を連通させて物品の保持あ
るいは搬送等を行うための真空発生用ユニットであっ
て、 少なくともエゼクタと、前記エゼクタに対して圧縮空
気を送給し、または遮断する弁機構部とを有し、 前記エゼクタの圧縮空気導入用ポートに連通する通路
には、真空ポートに圧縮空気を供給して該真空ポート側
の負圧を解除したときに前記弁機構部へ空気が流入する
ことを阻止するチェック弁が設けられることを特徴とす
る。
[作用] 本発明に係る真空発生用ユニットでは、エゼクタの圧
縮空気導入用ポートと弁機構部とを連通する通路にチェ
ック弁を設けることにより、エゼクタから弁機構部への
吸入空気の流入を阻止できるため、弁機構部の性能の維
持および耐久性の向上を達成することができる。
[実施例] 本発明に係る真空発生用ユニットについて実施例を挙
げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は、本実施例に係る真空
発生用ユニットを示す。
真空発生用ユニット10は、基本的に電磁弁部12、弁機
構部14、マニホールド16、エゼクタ18、フィルタ部20、
検出部22、真空ポート部24から構成される。
矩形体からなる弁機構部14は、上部に電磁弁部12を螺
子によって装着し、前記弁機構部14の一側面部にはマニ
ホールド16の一側面部が当接するように配設されてい
る。前記弁機構部14の他側面部には、下部より空気供給
ポート26、パイロット弁供給ポート28、真空破壊ポート
30、パイロット弁排気ポート32が形成されている。前記
パイロット弁供給ポート28と真空破壊ポート30の近傍に
は螺孔が形成され、この螺孔に実質的に流量調節弁を構
成する弁体34を螺合する。前記弁機構部14の内部には、
軸方向が図面と直交する方向に延在する2ポート2位置
型の空気供給弁36、真空破壊弁38を配設し、前記弁36、
38、ポート26乃至32、電磁弁40乃至44、マニホールド16
を結ぶ通路が画成されている。
前記弁機構部14部の上部に設置される電磁弁部12は、
前記弁機構部14部を構成する空気供給弁36、および真空
破壊弁38のオン/オフ動作を行う5ポート2位置弁から
なる第1電磁弁40、第2電磁弁42、第3電磁弁44を有す
る。
矩形体からなるマニホールド16は、一側面を弁機構部
14部に当接し、他側面をエゼクタ18に当接している。前
記マニホールド16の内部には、下部から図面と直交する
方向に空気供給通路46、パイロット弁供給通路48、真空
破壊通路50、パイロット弁排気通路52が形成され、一
方、図面の紙面の延在方向に沿って空気供給弁36とエゼ
クタ18を連通する通路54、真空破壊弁38と真空ポートを
連通する通路56を有する。前記通路54に対して前記マニ
ホールド16とエゼクタ18の間にチェック弁57を挿入して
いる。
チェック弁57は、第3図a並びにbに示すように、マ
ニホールド16側に凹部を画成し、この凹部に該チェック
弁57の膨出する一端部57aをエゼクタ18との間で挟持す
るように設けている。チェック弁57の他端部はマニホー
ルド16側に設けられた別の凹部に着座するように構成さ
れている。
前記マニホールド16の側面部は、前記エゼクタ18の一
側面部が当接するように配設されている。前記エゼクタ
18は矩形体からなり、その内部に所定の口径のノズル部
58とこのノズル部58に連接されるディフューザ部60を有
し、前記ディフューザ部60は真空発生部61に連通してい
る。
前記エゼクタ18の外部壁面にはマニホールド16のパイ
ロット弁排気通路52に連通する開口部62を形成し、一
方、前記ディフューザ部60は、一方側が開口した円筒形
状であり、この開口部は複数の等間隔に形成されたスリ
ット63を有する蓋部材64で閉塞され、前記開口部62と蓋
部材64の間にはフィルタ66が装着されている。
前記エゼクタ18の他側面部には、検出部22および真空
ポート部24が装着されている。前記検出部22は箱型形状
を呈し、その内部に真空スイッチ68が設けられている。
この真空スイッチ68は、好ましくは半導体圧力センサで
構成され、真空発生部61で発生する負圧を後述する真空
ポート70に連通する通路72を介して検出し、作業機器を
制御するための信号を発生する。前記検出部22と真空ポ
ート部24との境界面にはフィルタ74が装着されている。
真空ポート部24は、矩形体形状で、エゼクタ18側の一
側面部から可撓性部材で形成されたチェック弁76、フィ
ルタ部20へ連通する通路78と他側面部に設けられた真空
ポート70とを有し、前記真空ポート70から検出部22へ指
向する通路72を形成している。
フィルタ部20は、検出部22に隣接して、この検出部22
と真空ポート部24に対して固定される。フィルタ部20の
内部には、フィルタ本体80が配設されるとともに、この
フィルタ部20は先端部に螺子溝を形成したスタッド82を
有する摘84で真空ポート部24に固着している。したがっ
て、前記摘84を螺回することにより前記フィルタ本体80
を交換することが可能である。
次に、上記のように構成される真空発生装置の動作に
ついて第2図乃至第4図を参照して説明する。但し、こ
の動作の説明は、マニホールド16を用いて真空発生用ユ
ニット10を複数個連設し、弁機構部14のポートを螺子に
よって閉塞した場合について行う。したがって、圧縮空
気の供給、パイロット弁を駆動するための供給圧力、真
空破壊用圧力、パイロット弁、およびエゼクタ18からの
排気については、この動作説明ではマニホールド16を介
してのみ行う。
そこで、真空ポート70に連通している作業機器、例え
ば、吸着用パッドに負圧をかける場合について説明す
る。
最初に、図示しないコンプレッサ等の圧縮空気供給源
が付勢され、圧縮空気はマニホールド16のパイロット弁
供給通路48を通り、第1電磁弁40が付勢されることによ
り、前記圧縮空気が空気供給弁36を開成する。このた
め、マニホールド16の空気供給通路46とエゼクタ18が連
通して前記エゼクタ18に圧縮空気が供給される。こうし
てエゼクタ18で負圧が発生し、吸着用パッドの空気を吸
引する。この負圧により、可撓性部材で形成されたチェ
ック弁76が開く。すなわち、前記負圧によって、真空ポ
ート70側の空気は、塵芥を除去するフィルタ部20、通路
78、真空発生部61を介して、ディフューザ部60に吸引さ
れる。その際、通路72によって真空ポート70に連通して
いる検出部22の真空スイッチ68では負圧を測定し、その
出力信号で作業機器を制御する。
一方、ディフューザ部60に真空ポート70より吸引され
た空気、およびノズル部58より噴出された圧縮空気は、
前記ディフューザ部60から蓋部材64のスリット63を経た
後、フィルタ66、開口部62を経てマニホールド16のパイ
ロット弁排気通路52から排出される。
なお、作業機器にかかる負圧を解除する場合、第2電
磁弁42が付勢され空気供給弁36を閉塞し、通路54および
エゼクタ18に圧縮空気が流入していない状態で、最初に
図示しないコンプレッサ等の圧縮空気供給源が付勢さ
れ、圧縮空気はマニホールド16のパイロット弁供給通路
48を通る。第3電磁弁44が付勢されることにより、真空
破壊弁38を開成する。そのため、マニホールド16の真空
破壊通路50は通路56を介して真空ポート70と直接連通
し、作業機器の負圧を解除する。この際、圧縮空気は作
業機器に向かうと同時にフィルタ部20、通路78を経て、
チェック弁76を開成し、エゼクタ18に達する。このた
め、負圧状態で作業機器から吸入され、フィルタ部20、
通路78およびエゼクタ18近辺に滞留している空気が、圧
縮空気によってエゼクタ18のノズル部58から弁機構部14
に流入しようとするが、チェック弁57によって阻止され
る(第3図a参照)。結果として、空気供給弁36に吸入
空気の塵芥、油等が付着することはない。このため、該
吸入空気の汚れによって空気供給弁36の性能および耐久
性の低下のおそれもない。また、圧縮空気が通路54およ
び弁機構部14に流入しないため作業機器の負圧解除に一
層有効に利用され、この負圧解除に要する時間を短縮す
る。
[発明の効果] 以上のように、本発明に係る真空発生用ユニットで
は、次のような効果乃至利点を有する。すなわち、空気
供給弁とエゼクタを連通する通路にチェック弁を設ける
ことにより、作業機器の負圧を解除する場合に真空発生
用ユニット内部に滞留している吸入空気が真空ポートよ
りエゼクタを経て空気供給弁に達することを阻止する。
そのために、流入空気の汚れによる空気供給弁の性能お
よび耐久性の低下のおそれもない。また、圧縮空気が通
路および弁機構部に流入しないため、作業機器の負圧解
除に一層有効に利用され、負圧解除に要する時間を短縮
するという効果もある。このことは、例えば、搬送サイ
クルの短縮化が達成できることを意味する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る真空発生用ユニットの実施例の斜
視図、 第2図は本発明に係る真空発生用ユニットの実施例の縦
断面図、 第3図a、bは本発明のチェック弁の動作状態を示す説
明図、 第4図は本発明に係る真空発生用ユニットの実施例に形
成される流体用通路を説明するための空気回路図であ
る。 10……真空発生用ユニット 12……電磁弁部 14……弁機構部 16……マニホールド 18……エゼクタ 20……フィルタ部 22……検出部 36……空気供給弁 38……真空破壊弁 46……空気供給通路 48……パイロット弁供給通路 50……真空破壊通路 52……パイロット弁排気通路 54、56、72、78……通路 57、76……チェック弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−122114(JP,A) 実開 昭63−193798(JP,U) 実開 昭61−200500(JP,U) 実開 昭62−97299(JP,U) 特公 昭50−146917(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空ポートに吸着用パッド等の作業機器を
    連通させて物品の保持あるいは搬送等を行うための真空
    発生用ユニットであって、 少なくともエゼクタと、前記エゼクタに対して圧縮空気
    を送給し、または遮断する弁機構部とを有し、 前記エゼクタの圧縮空気導入用ポートに連通する通路に
    は、真空ポートに圧縮空気を供給して該真空ポート側の
    負圧を解除したときに前記弁機構部へ空気が流入するこ
    とを阻止するチェック弁が設けられることを特徴とする
    真空発生用ユニット。
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