JP3197995U - 車両用電動格納式視認装置における電動格納ユニットの位置決め構造 - Google Patents

車両用電動格納式視認装置における電動格納ユニットの位置決め構造 Download PDF

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Abstract

【課題】車両用電動格納式視認装置の電動格納ユニットを回転部に取り付ける際に、両者の位置決めを容易に行えるようにする位置決め構造を提供する。【解決手段】電動格納ユニット16と回転部の間に、複数組の被支持面・支持面対と、複数組の位置決め突起・位置決め突起差込穴対を配置する。被支持面130a,132aは回転軸18に平行な方向に開口するねじ穴142,144を有する。支持面は被支持面130a,132aを当接支持した状態でねじ穴に連通するねじ通し穴を有する。位置決め突起134,136は回転軸に平行な方向に突出する。位置決め突起差込穴は、位置決め突起134,136を回転軸の方向ではなく、回転軸に直交する面方向に位置決めする。位置決め突起は支持面が被支持面を当接支持する前に位置決め突起差込穴に差し込まれる。【選択図】図1

Description

この考案は、回転部を電動格納ユニットによるモータ駆動で回転させて格納位置と展開位置に変位させる車両用電動格納式ミラー、車両用電動格納式カメラ等の車両用電動格納式視認装置において、該電動格納ユニットを該回転部に取り付ける位置で該電動格納ユニットを該回転部に位置決めする構造に関し、該位置決めを容易に行えるようにしたものである。
車両用電動格納式ミラー(以下「電動格納式ミラー」と略称する場合がある)は、一般に、ミラー回転部を電動格納ユニットによるモータ駆動で回転させて格納位置と展開位置に変位させる構成を有する。電動格納ユニットは回転部分(以下「回転体」)と固定部分(以下「固定体」)を有し、両者は所定の回転軸で相互に回転可能に連結されている。回転体はミラー回転部に連結され、固定体は車体に取り付けられたミラーベースに連結される。車両に対する電動格納式ミラーの搭載作業は、回転体をミラー回転部に連結して電動格納ユニットをミラー回転部に取り付ける工程と、固定体をミラーベースに連結する工程を有する。このうち前者の工程は、電動格納ユニットをミラー回転部に取り付けるにあたり、該取り付ける位置で、該電動格納ユニットを該回転部に位置決めする工程を含む。
特許文献1の図24には、電動格納式ミラーの電動格納ユニットをミラー回転部に取り付ける構造が記載されている。この電動格納式ミラーにおいて、電動格納ユニットはミラー回転部に次のようにして取り付けられる。カッコ内は特許文献1で使用されている符号である。電動格納ユニット(70)をミラー回転部(36)に取り付ける位置で、電動格納ユニット(70)をミラー回転部(36)に位置決めする。この位置決めは、電動格納ユニット(70)の底面をミラー回転部(36)の対向面に当接支持し、電動格納ユニット(70)の2個のねじ穴(84)とミラー回転部(36)の2個のねじ通し穴(50)の位置を合わせることにより行われる。位置決めが完了したら、ミラー回転部(36)の2個のねじ通し穴(50)にねじ(44)をそれぞれ差し込んで電動格納ユニット(70)のねじ穴(84)にねじ込む。これで電動格納ユニット(70)はミラー回転部(36)に取り付けられる。
特開2011−121495号公報(図24)
特許文献1に記載の構造によれば、電動格納ユニット(70)をミラー回転部(36)に取り付ける際の両者の位置決めは、電動格納ユニット(70)の2個のねじ穴(84)とミラー回転部(36)の2個のねじ通し穴(50)の位置を合わせながら、電動格納ユニット(70)の被支持面をミラー回転部(36)の支持面に当接支持させることにより行う必要があり、このような操作は容易でなかった。また、特許文献1に記載の構造によれば、2個のねじ(44)による取付箇所が回転軸の軸方向に相互に離れた位置(異なる高さ位置)にある。このような配置によれば、ミラー回転部(36)のねじれ等によって、ミラー回転部(36)と、ミラー回転部(36)を回転自在に支持するミラーベース(32)との相対回転部分の隙間に誤差が生じやすい。該相対回転部分の隙間に誤差が生じると、外観を損ねたり、車両走行時の風切り音を大きくしたりする。
この考案は、電動格納ユニットを回転部に取り付ける位置で該電動格納ユニットを該回転部に位置決めする際に、該位置決めを容易に行えるようにした位置決め構造を提供するものである。
この考案の位置決め構造は、回転部を電動格納ユニットによるモータ駆動で所定の回転軸の周り方向に回転させて該回転部を格納位置と展開位置に変位させる車両用電動格納式視認装置において、該電動格納ユニットを該回転部に取り付ける位置で該電動格納ユニットを該回転部に位置決めする構造であって、前記電動格納ユニットおよび前記回転部は、その任意の一方に被支持面を配置し、他方に該被支持面を当接支持する支持面を配置する被支持面・支持面対を複数組有し、前記電動格納ユニットおよび前記回転部は、その任意の一方に位置決め突起を配置し、他方に該位置決め突起が差し込まれる位置決め突起差込穴を配置する位置決め突起・位置決め突起差込穴対を複数組有し、前記被支持面は前記回転軸に平行な方向に開口するねじ穴を有し、前記支持面は前記被支持面を当接支持した状態で該被支持面の前記ねじ穴に連通するねじ通し穴を有し、前記位置決め突起は前記回転軸に平行な方向に突出し、前記位置決め突起差込穴は前記位置決め突起が差し込まれて、該位置決め突起を該位置決め突起差込穴に対し、前記回転軸の方向に位置決めすることなく、該回転軸に直交する面方向に位置決めし、前記位置決め突起は前記支持面が前記被支持面を当接支持する前に前記位置決め突起差込穴に差し込まれるものである。これによれば、位置決め突起を位置決め突起差込穴に差し込むことにより、電動格納ユニットは回転部に対し回転軸に直交する面方向に位置決めされ、この状態で被支持面を支持面に当接させることにより、電動格納ユニットは回転部に対し回転軸の方向に位置決めされる。したがって、回転軸に直交する面方向の位置決めを完了した後に回転軸の方向の位置決めを行えるので、特許文献1に記載の構造のように回転軸に直交する面方向の位置決めと回転軸の方向の位置決めが同時に行われる構造に比べて位置決め操作が容易になる。また、位置決め突起と位置決め突起差込穴は回転軸の方向の位置決めに関与しないので、回転軸の方向の位置決めは被支持面と支持面の当接により精度よく行うことができる。
この考案において、前記複数組の位置決め突起・位置決め突起差込穴対は前記電動格納ユニットの回転軸を概ね挟む位置または該回転軸を包囲する位置に配置され、前記複数組の被支持面・支持面対は前記電動格納ユニットの回転軸を概ね挟む位置または該回転軸を包囲する位置に配置されているものとすることができる。これによれば、回転軸に直交する面方向の位置決めを、電動格納ユニットの回転軸を中心とした相互に離れた複数箇所で行うことができるので、該位置決めを精度よく行うことができる。また、電動格納ユニットを回転部に、回転軸を概ね挟む位置または該回転軸を包囲する位置でねじ止めできるので、電格ユニットを回転部に安定に取り付けることができる。
この考案において、前記複数組の被支持面・支持面対の複数個の被支持面は前記回転軸に直交する概ね同一平面上に配置され、該複数組の被支持面・支持面対の複数個の支持面は前記回転軸に直交する概ね同一平面上に配置されているものとすることができる。これによれば、前記特許文献1に記載の構造のように2個の被支持面および2個の支持面が回転軸に直交する異なる平面上に配置されている場合に比べて、 回転部のねじれ等に対して、回転部とベースとの相対回転部分の隙間に誤差が生じにくくなり、外観を良好にし、また風切り音の増大を抑制することができる。また、ねじ止め位置が回転軸の方向の概ね同一位置となるので、ねじ止め作業が容易になる。
この考案において、前記被支持面はボスの頂面に配置されているものとすることができる。これによれば、被支持面がボスの頂面に配置されていることにより、被支持面を確実に支持面に当接支持させることができるので、回転軸の方向の位置決め精度を高めることができる。
この考案において、前記位置決め突起は円形断面を有するものとすることができる。これによれば、位置決め突起を位置決め突起差込穴に容易に差し込んで位置決めすることができる。
この考案において、前記複数組の位置決め突起・位置決め突起差込穴対の1個の位置決め突起差込穴は円形に構成され、別の1個の位置決め突起差込穴は、前記1個の位置決め突起差込穴と該別の1個の位置決め突起差込穴を結ぶ線方向に長軸を有する長円形に構成されているものとすることができる。これによれば、1個の位置決め突起と別の1個の位置決め突起の軸間距離と、1個の位置決め突起差込穴と別の1個の位置決め突起差込穴の軸間距離との間に製造上の誤差が生じていても、該誤差を別の1個の位置決め突起差込穴の長円形の長軸方向の遊びで吸収して、各位置決め突起を各位置決め突起差込穴に差し込むことができる。
この考案において、前記位置決め突起の先端面は先細形状を有するものとすることができる。これによれば、位置決め突起を位置決め突起差込穴に容易に差し込んで位置決めすることができる。
この考案において、前記被支持面および前記位置決め突起は共に前記電動格納ユニットおよび前記回転部のうちの一方に配置され、前記支持面および前記位置決め突起差込穴は共に前記電動格納ユニットおよび前記回転部のうちの他方に配置され、前記位置決め突起の先端は前記被支持面よりも該位置決め突起の突出方向の先方に達して配置されているものとすることができる。これによれば、ねじ穴を有する被支持面と位置決め突起を共に電動格納ユニット(または回転部)に配置し、ねじ通し穴を有する支持面と位置決め突起差込穴を共に回転部(または電動格納ユニット)に配置することができる。
この考案において、前記被支持面および前記位置決め突起は相互に近接配置され、前記支持面および前記位置決め突起差込穴は相互に近接配置されているものとすることができる。これによれば、回転軸に直交する面方向の位置決めを行う箇所の近くでねじ穴とねじ通し穴の位置を合わせることができるので、ねじ通し穴とねじ穴の位置を容易かつ精度よく合わせることができる。
この考案において、前記被支持面はボスの頂面に配置され、前記ボスおよび前記位置決め突起は側面どうしは連結部で相互に連結され、前記連結部は前記ボスの頂面よりも低い位置にあるものとすることができる。これによれば、被支持面が頂面に配置されるボスおよび位置決め突起は側面どうしが連結部で相互に連結されているので、ボスおよび位置決め突起の剛性が高められ、位置決め精度を高めることができる。また、連結部はボスの頂面よりも低い位置にあるので、位置決めに関与させないようにすることができる。
この考案は、前記位置決め突起・位置決め突起差込穴対を2組有するものとすることができる。これによれば、2組の位置決め突起・位置決め突起差込穴対を用いて、電動格納ユニットを回転部に対し、効率よく回転軸に直交する面方向に位置決めすることができる。
この考案は、前記被支持面・支持面対を2組有するものとすることができる。これによれば、2組の被支持面・支持面対を用いて、電動格納ユニットを効率よく回転部に取り付けることができる。
図2に示す電動格納ユニット16の底面図である。 この考案の実施の形態に係る車両右側用電動格納式ドアミラーの分解斜視図である。 図2に示す電動格納ユニット16の分解斜視図である。 図3に示すフレーム36を底面側から見た斜視図である。 図2のドアミラー10を組み立てた状態を示す図で(ハウジングカバー17を取り付けた状態で示す)、図6のA−A矢視位置の切断端面図である。 図2のドアミラー10を組み立てた状態を示す平面図で(ハウジングカバーを外した状態で示す)、ミラー回転部15が展開位置にある姿勢で示す。 図3に示すフレーム36の平面図である。 図2に示すバイザー14の部分平面図である。 図2のバイザー14に電動格納ユニット16を位置決めした状態を示すバイザー14の背面図で、電動格納ユニット16を透視して示す。 図9の位置決めした状態の底面図である。 図10のC−C矢視位置の断面図である。 図10のB−B矢視位置の断面図で、バイザー14と電動格納ユニット16をねじ止めした状態で示す。
この考案の実施の形態を説明する。図2はこの考案が適用された車両右側用電動格納式ドアミラーの分解斜視図を示す。図2ではミラー回転部15を展開位置の姿勢で背面側(車両前方側)から見た状態を示す。また、図2ではバイザー14の正面開口14a内に配置される鏡面調整用アクチュエータおよびミラー板、バイザー14の背面側に装着するハウジングカバー(図5の符号17)等は図示を省略している。このドアミラー10はミラーベース12と、ミラー回転部15と、これら両者の間に接続される電動格納ユニット16を具える。ミラー回転部15はバイザー14を有する。ミラーベース12は車体(右ドア)13から車両右方に向けて突設されている。電動格納ユニット16は下部に固定体16aと上部に回転体16bを有し、回転体16bは固定体16aに対し回転軸18の周り方向に回転可能である。バイザー14の背面側には電動格納ユニット16の回転体16bが2本のねじ20をバイザー14の下面から電動格納ユニット16の回転体16bにねじ込んで固定される。回転体16bがバイザー14に固定された電動格納ユニット16の固定体16aは、3本のねじ22をミラーベース12の下面から電動格納ユニット16の固定体16aにねじ込んでミラーベース12に固定される。これによりバイザー14を含むミラー回転部15は、電動格納ユニット16を介して回転軸18の周り方向に回転可能にミラーベース12に取り付け支持される。バイザー14の背面には、図示しないハウジングカバー(図5の符号17)が装着される。これによりバイザー14の背面の開口部14bはハウジングカバー17で塞がれて、電動格納ユニット16はバイザー14とハウジングカバー17で包囲される空間に収容される。ミラー回転部15は電動格納ユニット16による電動駆動で回転して格納位置と展開位置に択一的に移動可能である。また、ミラー回転部15は外力により回転して、格納位置から展開位置を経て前方傾倒位置まで、またその逆方向に移動可能である。
電動格納ユニット16内の全体の構成を図3およびそのほかの図を参照して説明する。図3の全部品は着脱可能に組み付けられて、電動格納ユニット16を構成する。電動格納ユニット16は固定体16aを構成するシャフト24を有する。シャフト24はPA+GF樹脂(ガラス繊維強化ポリアミド樹脂)等の強化樹脂の一体成形品で構成されている。シャフト24は下部に大径で円板状のシャフト基部24aと上部に小径で円筒状のシャフト軸部24bを同軸に有する。シャフト24は、シャフト基部24aの下面をねじ22(図2)でミラーベース12に固定することにより、ミラーベース12に垂直に立設される。シャフト基部24aの上面にはその最外周位置に、シャフト24の軸周り方向に山26bと谷26aを交互に3組、各組120度ずつ繰り返し配列した山谷反復形状26が構成されている。1つの谷26aの周方向の長さ(角度)は、1つの山26bの周方向の長さ(角度)よりも長い。また、シャフト基部24aの上面にはその最内周位置に、2個の高さ維持突起28がシャフト24の軸周り方向に180度間隔でシャフト軸部24bの外周面に接続して構成されている。高さ維持突起28はミラー回転部15が外力で展開位置から前方傾倒位置方向に移動する際に、後述するフレーム36の高さ維持突起41と頂面どうしが当接摺動して、シャフト24に対するフレーム36の高さを維持することにより、ミラー回転部15を前方傾倒位置から展開位置まで電動で戻せるようにするものである。また、シャフト基部24aの上面には、最外周位置の山谷反復形状26と最内周位置の高さ維持突起28の間の径方向位置に一定幅で溝状の軸受け面30がシャフト24の軸周り方向に環状にかつ平坦に構成されている。軸受け面30にはその溝内に樹脂ワッシャ34が載置収容される。シャフト軸部24bの中空部31はシャフト基部24aを貫通して開設されている。中空部31には電動格納ユニット16および鏡面調整用アクチュエータ等に電源を供給する、図示しないワイヤハーネス(外部給電配線)が通される。シャフト軸部24bの外周面には、回転止め凹部32aと回転止め凸部32bを周方向に交互に5組、各組等間隔で繰り返し配列した回転止め形状32が構成されている。個々の回転止め凹部32aと回転止め凸部32bはシャフト24の軸方向に延在して構成されている。回転止め凹部32aの上端は、回転止め凹部32aに嵌合する相手方回転止め凸部(後述するクラッチプレート58の内周面に構成された回転止め凸部62b)を進入させるために上方に開口している。シャフト軸部24bの上部外周面には、後述する金属プレート66を差し込みかつ回転させて留めるための溝35が構成されている。
シャフト24には回転体16bのフレーム36(後述するシールキャップ90と共に回転体16bの筐体を構成する)が回転可能に支持される。フレーム36はPA+GF樹脂等の強化樹脂の一体成形品で構成されている。フレーム36は上方に開口した内部空間38を有する。内部空間38の底面38aには円筒40が立設されている。円筒40の中空部43は底面38aを貫通している。ここで、図4を参照してフレーム36の下面の構成を説明する。フレーム36の下面には円筒40と同軸かつ円筒40よりも大径で厚肉の円筒39が下方(図4の上方)に向けて突設されている。円筒39の内周面には、シャフト基部24aの2個の高さ維持突起28(図3)と頂面どうしが当接摺動する2個の高さ維持突起41が円筒39の軸周り方向に180度間隔で円筒39の内周面に接続して構成されている。高さ維持突起41の内周面は円筒40の内周面40aと同一径方向位置にあり、両内周面は連続した面を構成している。高さ維持突起28,41は同一径方向位置にある。円筒39の下端面はシャフト24の軸受け面30と対面する軸受け面45を構成する。円筒39の外方には空隙47を介して外筒49が円筒39と同軸に配置されている。空隙47内にはシャフト基部24aの上面の山谷反復形状26(図3)に嵌合する山谷反復形状27が構成されている。山谷反復形状27は円筒39の軸周り方向に山27bと谷27aを交互に3組、各組120度ずつ繰り返し配列して構成されている。1つの谷27aの周方向の長さ(角度)は、1つの山27bの周方向の長さ(角度)よりも長い。山27bは円筒39の外周面と外筒49の内周面と空隙47の底面に接続して配置されている。外筒49の周方向の一部の領域にはストッパ51が下方(図4の上方)に向けて突出して構成されている。ストッパ51はミラーベース12に構成されたストッパ溝57(図2)に周方向に移動自在に差し込まれて、ミラー回転部15の最大回転範囲(格納位置から前方傾倒位置まで)を設定する。フレーム36の円筒39,40の連続した中空部43には円筒39側からシャフト軸部24bが差し込まれる。このときフレーム36の軸受け面45は樹脂ワッシャ34を挟んでシャフト24の軸受け面30に軸受け支持される。また、シャフト軸部24bには上側の円筒40の内周面40aが回転可能に支持される。これにより、フレーム36はシャフト24の軸周り方向に回転可能にシャフト24に支持される。シャフト24の山谷反復形状26の山26bはフレーム36の底部の空隙47に入り込む。この状態では、山谷反復形状26と山谷反復形状27は、山26bと谷26aの境界の傾斜面と、山27bと谷27aの境界の傾斜面とが当接して係止されるまで(または格納方向についてはストッパ51がストッパ溝57の一端で係止されるまで)の両回転方向の角度範囲で摺動可能に嵌合し、ミラー回転部15(図2)が格納位置と展開位置との間で回転するのを許容する。また、展開位置にあるミラー回転部15に車両前方への所定値以上の外力が与えられたときは、後述するコイルスプリング64の付勢力に抗して山26bと山27bどうしが互いに相手方の傾斜面を摺動して登り、相手方の山の頂面に乗り上げて山谷反復形状26と山谷反復形状27の嵌合を解除し、ミラー回転部15が前方傾倒位置まで回転するのを許容する。フレーム36の一側には、フレーム36をバイザー14の裏面の上下2箇所のボス44(図2)にねじ止め固定するためのねじ通し穴46が構成されている。この実施の形態ではねじ通し穴46が上中下の3箇所設けられているが、このうち上下2箇所のねじ通し穴46にそれぞれねじ(図示せず)を差し込んで上下2箇所のボス44にねじ込むことにより、フレーム36をバイザー14の裏面に固定する。フレーム36には更に、2個のボス130,132と2個の位置決め突起134,136が設けられている。これについては後述する。
図3において、フレーム36の内部空間38の円筒40の外周には、樹脂ワッシャ48が緩く装着される。樹脂ワッシャ48は内部空間38の底面38aに載置支持される。樹脂ワッシャ48は前記樹脂ワッシャ34と同一製品である。樹脂製のウォームホイール50は金属製のウォーム52の軸52aに差し込まれて、両者は相対回転不能に組み付けられる。組み付けられたウォームホイール50とウォーム52はフレーム36の内部空間38に収容され、所定位置に配置されて、ウォーム52の軸52aの両端部52b,52cの下面が内部空間38内の軸受(図7の符号38b,38c)に載置支持される。これによりウォームホイール50とウォーム52は内部空間38で一体に回転する。フレーム36の内部空間38の円筒40の外周には、シャフト外挿ギヤ54が回転可能に装着される。シャフト外挿ギヤ54はPA+GF樹脂等の強化樹脂の一体成形品で構成されている。シャフト外挿ギヤ54の中央部にはフレーム36の円筒40およびシャフト軸部24bが回転可能に差し込まれる中空部55が構成されている。シャフト外挿ギヤ54の下面の軸受け面106(図5)は樹脂ワッシャ48の上に摺動可能に載置支持される(図5)。シャフト外挿ギヤ54の外周面は、はす歯によるギヤ歯54bが構成されてウォームホイールを構成している。ギヤ歯54bはウォーム52と噛み合わされてウォームギヤを構成する。シャフト外挿ギヤ54の上面には、クラッチ谷56aとクラッチ山56bをシャフト外挿ギヤ54の軸周り方向に交互に5組、各組等間隔で繰り返し配列したシャフト外挿ギヤ側クラッチ面56が構成されている。1つのクラッチ谷56aの周方向の長さ(角度)と、1つのクラッチ山56bの周方向の長さ(角度)は等しく設定されている。
図3において、シャフト外挿ギヤ54の上にはクラッチプレート58がシャフト軸部24bに差し込まれて同心状に載置支持される。クラッチプレート58はPA+GF樹脂等の強化樹脂の一体成形品で構成されている。クラッチプレート58の中央部にはシャフト軸部24bが回転不能にかつ軸方向に移動可能に差し込まれる中空部59が構成されている。クラッチプレート58の下面には、クラッチ谷60aとクラッチ山60bをクラッチプレート58の軸周り方向に交互に5組、各組等間隔で繰り返し配列したシャフト側クラッチ面60が構成されている。シャフト外挿ギヤ側クラッチ面56とシャフト側クラッチ面60はクラッチ機構61を構成する。シャフト側クラッチ面60の1つのクラッチ谷60aの周方向の長さ(角度)と、1つのクラッチ山60bの周方向の長さ(角度)は等しく設定されている。また、シャフト外挿ギヤ側クラッチ面56とシャフト側クラッチ面60とは内径および外径が等しい。したがって、シャフト外挿ギヤ側クラッチ面56のクラッチ谷56aとクラッチ山56bは、シャフト側クラッチ面60のクラッチ山60bとクラッチ谷60aにがたつきなく嵌合する。クラッチ谷56aとクラッチ山56bの境界位置の段差、クラッチ谷60aとクラッチ山60bの境界位置の段差は傾斜角度が互いに等しい傾斜面でそれぞれ構成されている。これにより、シャフト外挿ギヤ側クラッチ面56とシャフト側クラッチ面60の嵌合は、これら両クラッチ面56,60の相互間に作用する回転力により外れることができる。クラッチプレート58の内周面には、回転止め凹部62aと回転止め凸部62bを周方向に5組配列した回転止め形状62が軸方向に延在して構成されている。回転止め凹部62aと回転止め凸部62bはシャフト軸部24bの外周面に構成された回転止め凸部32bと回転止め凹部32aにそれぞれ僅かな隙間を介して対面する。これにより、回転止め凹部62aと回転止め凸部62bは回転止め凸部32bと回転止め凹部32aに対し軸周り方向に回転不能にかつ軸方向に摺動可能に嵌合する。その結果、クラッチプレート58はシャフト軸部24bの軸周り方向に回転不能で軸方向に移動可能にシャフト軸部24bに装着される。
クラッチプレート58の上にはコイルスプリング64がシャフト軸部24bに差し込まれて同心状に載置支持される。コイルスプリング64の上には金属プレート66がコイルスプリング64を押圧圧縮しながらシャフト軸部24bに差し込まれる。金属プレート66の内周面に構成された突起66aをシャフト軸部24bの上部外周面に構成された溝35に沿って差し込み回転させることで、金属プレート66はシャフト軸部24bの上部に装着される。これにより、コイルスプリング64は圧縮状態でシャフト軸部24bに装着される。このとき、コイルスプリング64の伸長力がクラッチプレート58の上面と金属プレート66の下面との間に作用する。この伸長力によりシャフト基部24aの上面の山谷反復形状26とフレーム36の下面の山谷反復形状27(図4)との間、およびシャフト外挿ギヤ54の上面のシャフト外挿ギヤ側クラッチ面56とクラッチプレート58の下面のシャフト側クラッチ面60との間にそれぞれ嵌合力が与えられる。ただし、ミラー回転部15が格納位置と展開位置の間にあるときは、コイルスプリング64からフレーム36に与えられる伸長力は軸受け面45から樹脂ワッシャ34を介して軸受け面30で受けられて、ミラー回転部15の回転は軸受け面45,30どうしが樹脂ワッシャ34を挟んで摺動することにより行われるので(すなわち樹脂ワッシャ34を挟んだ軸受け面45,30どうしの当接摺動でミラー回転部15の回転を軸受け支持するので)、山谷反復形状26,27の対向面どうしは離されていて当接摺動しない(図5参照)。
図3の右側に示した各部品を全て組み付けた後、フレーム36の上端の開口36aの内周側の段部36bにプレートアウタ68が載置されて、開口36aが閉じられる。プレートアウタ68はPOM(ポリアセタール)等の樹脂の一体成形品で構成されている。プレートアウタ68は上面にモータ76を収容保持する筒部72および、フレーム36の開口36aから上方に突出しているシャフト軸部24bの上部とコイルスプリング64と金属プレート66を包囲するドーム74を有する。これにより、モータ76はシャフト軸部24bの側方位置に、モータ76の回転軸をシャフト24の軸(回転軸18に相当)と平行にして配置されることになる。ドーム74の中央部にはシャフト軸部24bの上部を突き出させる丸穴74aが開設されている。プレートアウタ68がフレーム36に被せられる前に、プレートアウタ68には筒部72にモータ76が上方から挿入されて装着される。モータ76のモータシャフト(出力シャフト、回転軸棒)78は、筒部72内の底部73(図5)の中央部に構成された穴73aを貫通して鉛直下方に向けてプレートアウタ68の下方に突出している。モータシャフト78にはウォーム80が装着される。プレートアウタ68はこのようにモータ76およびウォーム80を保持した状態でフレーム36の開口36aの内周側の段部36bに載置される。このときウォーム80はウォームホイール50と噛み合わされてウォームギヤを構成する。また、ウォーム80、ウォームホイール50、ウォーム52、シャフト外挿ギヤ54、クラッチプレート58は、モータ76の駆動力をシャフト軸部24bに伝達する動力伝達機構81を構成する。また、プレートアウタ68の下面から下方に向けて突出して構成された2本の突片77(図3では手前側の突片77のみ現れている。もう1本の突片は手前側の突片77の斜め向かい側にある)の下端面がウォーム52の軸52aの両端部52b,52cの上面に僅かな隙間を介してそれぞれ対面し、ウォーム52とウォームホイール50が上方に移動するのを規制する。プレートアウタ68がフレーム36の開口36aの内周側の段部36bに載置された後、プレートアウタ68は4本のねじ82でフレーム36に固定される。
プレートアウタ68がフレーム36に固定された後、プレートアウタ68の上面の筒部72とドーム74の間の空間(言い換えれば、モータ76とシャフト軸部24bの間の空間)75内に回路基板(プリント基板)84が立てて配置される。シャフト外挿ギヤ54は樹脂を基材とする材料で構成されているので、シャフト外挿ギヤとして必要な強度を確保するために、シャフト外挿ギヤ54は金属製のシャフト外挿ギヤに比べて大径となる。これに伴いモータ76とシャフト軸部24bの間の空間75は拡げられているので、回路基板84がコネクタ受け具(ソケット)88等を搭載しているために搭載部品を含めた全体の厚さが厚くなっていても、該回路基板84を空間75に容易に配置することができる。回路基板84にはモータ76に駆動電力を供給するモータ駆動回路と、このモータ駆動回路とモータ76の端子85(モータ端子、雌型端子、図6)を接続するモータ接続端子86(雄型端子)と、ワイヤハーネス(図示せず)の先端のコネクタ89(図6)が差し込まれてワイヤハーネスとモータ駆動回路を接続するコネクタ受け具88(ソケット、コネクタ受部)が搭載されている。コネクタ受け具88内には、ワイヤハーネスの先端のコネクタ89の端子(図示せず)と電気的に接続されるコネクタ接続端子91(図6)が配置されている。回路基板84の下端84aはプレートアウタ68の筒部72とドーム74の間の空間75の底部に構成された溝75aに差し込まれて支持され、モータ接続端子86の先端はモータ端子85に差し込まれて支持される。これにより回路基板84は空間75に立てて配置されると共にモータ接続端子86とモータ端子85が電気的に接続される。
図3において、フレーム36にプレートアウタ68が固定され、プレートアウタ68に回路基板84が取り付けられた後、プレートアウタ68の上にはシールキャップ90が被せられる。シールキャップ90はPP(ポリプロピレン)等の樹脂の一体成形品で構成されている。シールキャップ90の上面には、シャフト軸部24bの中空部31の上部開口31aに連通する丸穴92が開設されている。また、シールキャップ90の一側面には、回路基板84のコネクタ受け具88のコネクタ差込口88aに連通するコネクタ挿入口94が開設されている。また、シールキャップ90の下端の開口96の周囲4箇所には爪係止枠98が構成されている。シールキャップ90をプレートアウタ68に被せて押下すると、フレーム36の上部外周面の周囲4箇所に突出構成された爪100がシールキャップ90の爪係止枠98に係合する。これにより、フレーム36とシールキャップ90が連結され、電動格納ユニット16が一体に組み立てられた状態となる。このようにして組み立てられた電動格納ユニット16のシャフト軸部24bの中空部31にはワイヤハーネスが通される。ワイヤハーネスは、電動格納ユニット16用配線のほか、ドアミラー10に搭載する機能に応じて、鏡面調整用アクチュエータ用配線、ターンランプ用配線等を含んでいる。ワイヤハーネスのミラー回転部15側の端部はシールキャップ90の丸穴92から排出される。ワイヤハーネスの車体側の端部はシャフト24の中空部31の下端から排出されて、車体内に導かれる。ワイヤハーネスの各配線のミラー回転部15側の端部にはコネクタがそれぞれ装着されている。このうち、電動格納ユニット16用配線の先端のコネクタ89(図6)は、コネクタ挿入口94に差し込まれて、回路基板84のコネクタ受け具88に接続される。
図5は以上の構成を有するドアミラー10をシャフト24およびモータ76の各中心軸を通る位置で切断して示したものである。これは、図6のA−A矢視位置での切断端面構造に相当する。この図5は、バイザー14にハウジングカバー17を装着し、ミラー回転部15が展開位置の姿勢にあり、かつシャフト外挿ギヤ側クラッチ面56とシャフト側クラッチ面60が噛み合っているときの状態を示す。このとき、山谷反復形状26と山谷反復形状27は、図5では現れていないが、山26bと谷26aの境界の傾斜面と、山27bと谷27aの境界の傾斜面とが当接して係止されている。図5の展開位置にある状態からミラースイッチを操作して格納指令を与えると、モータ76が起動される。モータ76の回転はウォーム80、ウォームホイール50、ウォーム52を介してシャフト外挿ギヤ54に伝達される。このときシャフト外挿ギヤ側クラッチ面56とシャフト側クラッチ面60は噛み合っていて、シャフト外挿ギヤ54はシャフト軸部24bに対して回転できないので、代わりにフレーム36をシャフト軸部24bの軸周り方向を回転させるように力が作用する。これにより、軸受け面30と軸受け面45が樹脂ワッシャ34を挟んで摺動し、かつ、フレーム36の内部空間38の底面38aとシャフト外挿ギヤ54の下面の軸受け面106が樹脂ワッシャ48を挟んで摺動してミラー回転部15は格納方向に回転する。ミラー回転部15の回転が格納位置でストッパ51(図4)とストッパ溝57(図2)の一端との係合により機械的に停止されると、該停止が検知されてモータ76の駆動は停止される。これでミラー回転部15が格納位置に保持される。この状態からミラースイッチを操作して展開指令を与えると、モータ76が逆方向に起動され、ミラー回転部15は展開方向に回転する。ミラー回転部15の回転が展開位置で山谷反復形状26の山26bと谷26aの境界の傾斜面と、山谷反復形状27の山27bと谷27aの境界の傾斜面との係合により停止されると、該停止が検知されてモータ76の駆動は停止される。これでミラー回転部15は展開位置に保持される。
図6は図2のドアミラー10を組み立てて車両に搭載して、ミラー回転部15が展開位置にある姿勢で上方から見た状態を示したものである。図6では、ハウジングカバー17(図5)を外し、かつ電動格納ユニット16内を透視した状態で示し、かつコネクタ受け具88にワイヤハーネスの電動格納ユニット16用配線のコネクタ89をゴムパッキン101を付けて差し込んだ状態で示す。図6において、回路基板84は、モータ接続端子86をモータ端子85に差し込み、かつ回路基板84の下端84aをプレートアウタ68に構成された溝75a(図3、図5)に差し込んで支持した状態で、モータ76とシャフト軸部24bの間の空間75に全体が縦置きに配置されている。
フレーム36の内部空間38内の構成を図7を参照して説明する。フレーム36の内部空間38内には、既に説明した構成のほか、ウォームホイール収容空間111、ウォーム収容空間113、ウォームホイール進入口115、4個のねじ穴117等が構成されている。ウォームホイール収容空間111はウォーム52の軸52aに同軸に固定装着されたウォームホイール50を収容する。このときウォーム52の軸52aは両端部52b,52cが軸受38b,38cに支持されている。ウォーム収容空間113はウォーム80を同軸に収容する空間で、ウォーム80よりも大径の円柱状の空間で構成される。ウォームホイール進入口115はウォームホイール収容空間111とウォーム収容空間113を連通させて、ウォームホイール50の外周面をウォームホイール進入口115を通してウォーム収容空間113に進入させ、ウォームホイール50とウォーム80とが噛み合うようにする。4個のねじ穴117はプレートアウタ68をフレーム36の上に固定するための4本のねじ82(図3)をねじ込むためのねじ穴である。ウォーム収容空間113の底部にはウォーム収容空間113の一般径よりも小径の軸受凹部93が構成されている。軸受凹部93にはグリースが充填され、ウォーム80の先端部80a(図3、図5)が収容されて、軸受け支持される。ウォーム収容空間113の円形の上部開口部113aには、プレートアウタ68の下面の穴73a(モータシャフト78を通すための穴、図5)と同心に、プレートアウタ68の下面に構成された円形の凸部119(図5)が、ウォームホイール進入口115に臨む箇所を除き、周囲に隙間なく(またはほぼ隙間なく)収容される。これにより、凸部119の外周面は上部開口部113aの内周面に全周の半周以上の領域が包囲されて支持され、その結果凸部119の中心の穴73aから突出するモータシャフト78はウォーム収容空間113に対し、モータシャフト78の軸に直交する面方向に位置決めされる。ウォーム収容空間113の周囲には、ウォームホイール進入口115に臨む箇所を除き、一定厚の円筒状壁部121を残して平面C字形状の肉抜き123が深く構成されている。肉抜き123を設けることにより、フレーム36の樹脂成形に伴うヒケを抑制して、ウォーム収容空間113の上部開口部113aの成形精度を高めることができる。これにより、ウォーム収容空間113に対するモータシャフト78の、モータシャフト78の軸に直交する面方向の位置決め精度が向上する。その結果、ウォーム80とウォームホイール50との噛み合い状態を正常な状態に維持して、ウォーム80とウォームホイール50とが噛み合って回転する際の動作音を正常なレベルに保つことができる。
ここで、電動格納ユニット16をミラー回転部15に位置決めして取り付けるための構造について説明する。はじめに、電動格納ユニット16側の位置決めおよび取付構造について説明する。電動格納ユニット16側の位置決めおよび取付構造はフレーム36に構成されており、その構造は図4および図1によく現れている。図4および図1において、フレーム36には2個のボス130,132と2個の位置決め突起134,136が回転軸18の方向(すなわち、回転軸18と平行な方向、回転軸18に沿った方向)に延在して設けられている。2個のボス130,132は回転軸18を概ね挟む位置に配置されている。同様に、2個の位置決め突起134,136は回転軸18を概ね挟む位置に配置されている。ボス130と位置決め突起134は相互に近接して配置され、連結部138で側面どうしが連結されて剛性が高められている。同様に、ボス132と位置決め突起136は相互に近接して配置され、連結部140で側面どうしが連結されて剛性が高められている。連結部140はボス132の頂面132aよりも低い位置にある(図4参照)。同様に、連結部138はボス130の頂面130aよりも低い位置にある。ボス130,132の頂面130a,132aはミラー回転部15に対する電動格納ユニット16の被支持面を構成する。連結部138,140は被支持面を構成しない。被支持面130a,132aは回転軸18に直交する同一平面164(図12)上に配置されている。被支持面130a,132aの中央部にはねじ穴142,144がそれぞれ開設されている。ねじ穴142,144は回転軸18と平行な方向に延在する。位置決め突起134,136はその軸に直交する方向の断面が円形に構成されている。位置決め突起134,136の先端は被支持面130a,132aよりも位置決め突起134,136の突出方向の先方に達して(すなわち被支持面130a,132aよりも先まで延びて)配置されている。位置決め突起134,136の先端面134a,136aは先が尖った先細形状に構成されている。なお、図1において、固定部16aの下面(シャフト基部24aの下面)には、回転軸18を取り囲んで3個のボス146が突出形成されている。各ボス146の頂面にはねじ穴146aが開設されている。ねじ穴146aには、ミラー回転部15をミラーベース12に取り付けるための図2の3本のねじ22がねじ込まれる。
次に、ミラー回転部15側の位置決めおよび取付構造について説明する。ミラー回転部15側の位置決めおよび取付構造はバイザー14に構成されており、その構造は図8によく現れている。図8において、バイザー14には電動格納ユニット16の取付面14cが配置されている。取付面14cは回転軸18に直交する面で、取付面14cの下面はミラーベース12(図2)の上面に所定の隙間で対面する。取付面14cには、電動格納ユニット16の固定部16aの下面(シャフト基部24aの下面)を突出させる円形の開口14dが形成されている。開口14dの外周には、その周方向の一部の領域に、ストッパ51(図4)を露出させる切欠150が開口14dに連続して形成されている。バイザー14の取付面14cには、回転軸18を概ね挟む位置に台座152,154が突設されている。台座152,154の表面152a,154aは電動格納ユニット16に対するミラー回転部15の支持面を構成する。支持面152a,154aは回転軸18に直交する同一平面164(図12)上に配置されている。台座152にはねじ通し穴156と位置決め突起差込穴160が開設されている。台座154にはねじ通し穴158と位置決め突起差込穴162が開設されている。位置決め突起差込穴160,162には位置決め突起134,136(図1、図4)が抜き差し可能に差し込まれる。位置決め突起差込穴162は、位置決め基準となる穴で、位置決め突起136をがたつきなく差し込める直径(位置決め突起136の係合位置の外径と同径または該係合位置の外径よりも僅かに大径)の円形に形成されている。位置決め突起差込穴160は、短軸(位置決め突起134,136を結ぶ線に直交する方向の径)が位置決め突起差込穴162の直径と同じ長さで、長軸(位置決め突起134,136を結ぶ線に沿った方向の径)が位置決め突起差込穴162の直径よりも長い長円形に形成されている。位置決め突起差込穴162を円形に形成し、位置決め突起差込穴160を長円形に形成した理由は、位置決め突起差込穴162を位置決め基準としながら、位置決め突起134,136の軸間距離と位置決め突起差込穴160,162の軸間距離との間に製造上の誤差が生じていても、該誤差を位置決め突起差込穴162の長軸方向の遊びで吸収して、位置決め突起134,136を位置決め突起差込穴160,162にがたつきなく差し込めるようにするためである。ねじ通し穴156,158は共に円形で、電動格納ユニット16の位置決め突起134,136を位置決め突起差込穴160,162にそれぞれ差し込んだ状態で、電動格納ユニット16のねじ穴142,144にそれぞれ連通する位置に形成されている。バイザー14に対する電動格納ユニット16の、回転軸18に直交する面方向の位置決めは位置決め突起134,136と位置決め突起差込穴160,162の嵌合により行われるので、ねじ通し穴156,158の直径はねじ穴142,144の直径に対して遊びを持たせる(すなわちねじ穴142,144の直径よりも十分に大径に形成する)ことができる。これにより、ねじ20(図2)をねじ通し穴156,158に容易に通すことができる。また、ねじ穴142,144の軸間距離とねじ通し穴156,158の軸間距離との間に製造上の誤差が生じた場合に、該誤差を、遊びを持たせたねじ通し穴156,158で吸収することができる。
ここで、以上説明した電動格納ユニット16およびミラー回転部15の位置決めおよび取付構造により、電動格納ユニット16をミラー回転部15に位置決めして取り付ける手順を順を追って説明する。
(1) 位置決め:
電動格納ユニット16をバイザー14の取付面14cの上方に配置し、位置決め突起134,136と位置決め突起差込穴160,162の軸を合わせて、電動格納ユニット16を下降させ、位置決め突起134,136を位置決め突起差込穴160,162に差し込んでいく。この差し込みは、位置決め突起134,136の先端面134a,136aが先細形状に構成されているので容易に行うことができる。この差し込みは、電動格納ユニット16のボス130,132の頂面の被支持面130a,132aが、取付面14cの台座152,154の頂面の支持面152a,154aに当接することにより係止される。この差し込みが係止されたときの状態を図9、図10、図11に示す。位置決め突起134,136は先細の先端面134a,136aよりも根元寄りの、突起差込穴160,162にがたつきなく収容される位置まで突起差込穴160,162に差し込まれている。これにより、位置決め突起134,136は位置決め突起差込穴160,162に対し回転軸18に直交する面方向に位置決めされるので、電動格納ユニット16は回転軸18に直交する面方向に位置決めされる。このとき、図11に示されているように、位置決め突起134,136と位置決め突起差込穴160,162の間には、位置決め突起差込穴160,162に対する位置決め突起134,136の突出方向(すなわち回転軸の方向)の移動を係止する構造がないので、位置決め突起134,136は位置決め突起差込穴160,162に対し回転軸18の方向に位置決めされない。したがって、バイザー14に対する電動格納ユニット16の回転軸18の方向の位置決めは被支持面130a,132aと支持面152a,154aの当接により行われる。このように位置決め突起134,136が位置決め突起差込穴160,162に差し込まれて電動格納ユニット16がバイザー14に対し回転軸18の方向と回転軸18に直交する面方向に位置決めされた状態では、電動格納ユニット16のねじ穴142,144とバイザー14のねじ通し穴156,158の位置が合った状態となる。
(2) ねじ止め:
上記のように位置決めが完了した状態で、2本のねじ20(図2)をねじ通し穴156,158から差し込み、ねじ穴142,144にねじ込んで、電動格納ユニット16をバイザー14の取付面14cに固定する。ねじ通し穴156,158はねじ20の直径に対して遊びを持った直径に構成されているので、ねじ20をねじ通し穴156,158に容易に差し込むことができる。バイザー14に対する電動格納ユニット16の、回転軸18に直交する面方向の位置決めは位置決め突起134,136と位置決め突起差込穴160,162の嵌合によりすでに完了しているので、ねじ20はバイザー14と電動格納ユニット16の取り付けを行うだけで回転軸18に直交する面方向の位置決めに関与しない。図12は取り付けが完了した状態を示す。
(3) 車両への搭載
上記のように電動格納ユニット16をバイザー14の取付面14cに取り付けた後に、
・シャフト24の中空部31にワイヤハーネスを通す、
・バイザー14の正面開口14a内に鏡面調整用アクチュエータを取り付ける、
・中空部31の上部開口31aから引き出されているワイヤーハーネスの端部の各コネクタをバイザー14内の各対応するソケットに接続する、
・バイザー14にハウジングカバー17(図5)を装着する、
・鏡面調整用アクチュエータにミラー板を取り付ける、
等の作業を適宜の順序で行って、ドアミラー組立部品(図2のドアミラー10全体のうちミラーベース12を除く部分)が完成する。このドアミラー組立部品のシャフト24の中空部31の下端から引き出されているワイヤーハーネスの端部をミラーベース12の開口12a(図5)に通して、シャフト基部24aをミラーベース12(図2、図5)に載せて、ミラーベース12の下面から3本のねじ22(図2、図5)を、ミラーベース12のねじ通し穴12b(図5)を通してシャフト基部24aの底面のねじ穴146a(図1、図5、図10)にねじ込むことにより、ミラーベース12にドアミラー組立部品を取り付ける。これでドアミラー10が車体(右ドア)13に取り付けられた状態で完成する。
なお、前記実施の形態では位置決め突起に形成する先細形状を先が尖った形状としたが、これに限らず、台形状や丸状の先細形状にすることもできる。また、前記実施の形態では位置決め突起差込穴を、貫通した穴で構成したが、貫通していない穴で構成することもできる。また、前記実施の形態では電動格納ユニットの被支持面を回転部の支持面に直接当接支持したが、これに代えて特許文献1に記載の構造のように、電動格納ユニットの被支持面を回転部の支持面に取付部品を介して間接的に当接支持することもできる。また、前記実施の形態では電動格納ユニットに、ねじ穴を有する被支持面と、位置決め突起を配置し、回転部に、ねじ通し穴を有する支持面と、位置決め突起差込穴を配置したが、これとは逆に、回転部に、ねじ穴を有する被支持面と、位置決め突起を配置し、電動格納ユニットに、ねじ通し穴を有する支持面と、位置決め突起差込穴を配置することもできる。また、前記実施の形態では各組の被支持面・支持面対とも、被支持面を電動格納ユニットに配置し支持面を回転部に配置したが、これに代えて、1組の被支持面・支持面対について被支持面を電動格納ユニットに配置し支持面を回転部に配置し、別の1組の被支持面・支持面対について被支持面を回転部に配置し支持面を電動格納ユニットに配置することもできる。また、前記実施の形態では各組の位置決め突起・位置決め突起差込穴対とも、位置決め突起を電動格納ユニットに配置し位置決め突起差込穴を回転部に配置したが、これに代えて、1組の位置決め突起・位置決め突起差込穴対について位置決め突起を電動格納ユニットに配置し位置決め突起差込穴を回転部に配置し、別の1組の位置決め突起・位置決め突起差込穴対について位置決め突起を回転部に配置し位置決め突起差込穴を電動格納ユニットに配置することもできる。また、前記実施の形態では被支持面・支持面対、位置決め突起・位置決め突起差込穴対を2組設けたが、それぞれ3組以上、回転軸を包囲する位置に設けることもできる。また、前記実施の形態ではこの考案を車両用電動格納式後方視認ミラーに適用した場合について説明したが、これに限らない。すなわち、この考案はドアミラーに代えて車両のドア等に車両側方に突出して搭載される車両用電動格納式後方視認カメラや、その他の車両用電動格納式後方視認装置さらには後方視認用途以外の車両用電動格納式視認装置に適用することもできる。車両用電動格納式後方視認カメラは、例えば図2のバイザー14を小型に構成して、ミラー板に代えてカメラを、バイザー14が使用位置にあるときに該カメラの光軸が車両後方に向くように搭載したものとして構成することができる。
10…ドアミラー(車両用電動格納式視認装置)、15…回転部(ミラー回転部)、16…電動格納ユニット、18…回転軸、20…ねじ、76…モータ、130,132…ボス、130a,132a…被支持面(ボスの頂面)、134,136…位置決め突起、134a,136a…位置決め突起の先端面、138,140…連結部、142,144…ねじ穴、152a,154a…支持面、156,158…ねじ通し穴、160,162…位置決め突起差込穴

Claims (12)

  1. 回転部を電動格納ユニットによるモータ駆動で所定の回転軸の周り方向に回転させて該回転部を格納位置と展開位置に変位させる車両用電動格納式視認装置において、該電動格納ユニットを該回転部に取り付ける位置で該電動格納ユニットを該回転部に位置決めする構造であって、
    前記電動格納ユニットおよび前記回転部は、その任意の一方に被支持面を配置し、他方に該被支持面を当接支持する支持面を配置する被支持面・支持面対を複数組有し、
    前記電動格納ユニットおよび前記回転部は、その任意の一方に位置決め突起を配置し、他方に該位置決め突起が差し込まれる位置決め突起差込穴を配置する位置決め突起・位置決め突起差込穴対を複数組有し、
    前記被支持面は前記回転軸に平行な方向に開口するねじ穴を有し、
    前記支持面は前記被支持面を当接支持した状態で該被支持面の前記ねじ穴に連通するねじ通し穴を有し、
    前記位置決め突起は前記回転軸に平行な方向に突出し、
    前記位置決め突起差込穴は前記位置決め突起が差し込まれて、該位置決め突起を該位置決め突起差込穴に対し、前記回転軸の方向に位置決めすることなく、該回転軸に直交する面方向に位置決めし、
    前記位置決め突起は前記支持面が前記被支持面を当接支持する前に前記位置決め突起差込穴に差し込まれる
    そのような位置決め構造。
  2. 前記複数組の位置決め突起・位置決め突起差込穴対は前記電動格納ユニットの回転軸を概ね挟む位置または該回転軸を包囲する位置に配置され、
    前記複数組の被支持面・支持面対は前記電動格納ユニットの回転軸を概ね挟む位置または該回転軸を包囲する位置に配置されている
    請求項1に記載の位置決め構造
  3. 前記複数組の被支持面・支持面対の複数個の被支持面は前記回転軸に直交する概ね同一平面上に配置され、
    該複数組の被支持面・支持面対の複数個の支持面は前記回転軸に直交する概ね同一平面上に配置されている
    請求項1または2に記載の位置決め構造。
  4. 前記被支持面はボスの頂面に配置されている請求項1から3のいずれか1つに記載の位置決め構造。
  5. 前記位置決め突起は円形断面を有する1から4のいずれか1つに記載の位置決め構造。
  6. 前記複数組の位置決め突起・位置決め突起差込穴対の1個の位置決め突起差込穴は円形に構成され、
    別の1個の位置決め突起差込穴は、前記1個の位置決め突起差込穴と該別の1個の位置決め突起差込穴を結ぶ線方向に長軸を有する長円形に構成されている
    請求項5に記載の位置決め構造。
  7. 前記位置決め突起の先端面は先細形状を有する請求項1から6のいずれか1つに記載の位置決め構造。
  8. 前記被支持面および前記位置決め突起は共に前記電動格納ユニットおよび前記回転部のうちの一方に配置され、
    前記支持面および前記位置決め突起差込穴は共に前記電動格納ユニットおよび前記回転部のうちの他方に配置され、
    前記位置決め突起の先端は前記被支持面よりも該位置決め突起の突出方向の先方に達して配置されている
    請求項1から7のいずれか1つに記載の位置決め構造。
  9. 前記被支持面および前記位置決め突起は相互に近接配置され、前記支持面および前記位置決め突起差込穴は相互に近接配置されている請求項8に記載の位置決め構造。
  10. 前記被支持面はボスの頂面に配置され、
    前記ボスおよび前記位置決め突起は側面どうしは連結部で相互に連結され、
    前記連結部は前記ボスの頂面よりも低い位置にある
    請求項9に記載の位置決め構造。
  11. 前記位置決め突起・位置決め突起差込穴対を2組有する1から10のいずれか1つに記載の位置決め構造。
  12. 前記被支持面・支持面対を2組有する1から11のいずれか1つに記載の位置決め構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108688568A (zh) * 2017-03-31 2018-10-23 株式会社村上开明堂 车辆用电动收纳式视觉辨认装置
CN108688568B (zh) * 2017-03-31 2023-01-10 株式会社村上开明堂 车辆用电动收纳式视觉辨认装置

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