JP3197133B2 - カラオケ装置 - Google Patents
カラオケ装置Info
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- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は動画表示に用いて好適
な画像表示装置を用いたカラオケ装置に関する。
な画像表示装置を用いたカラオケ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の営業用カラオケ装置として、ＬＤ
（レーザディスク）によるカラオケ装置が知られてい
る。しかし、このカラオケ装置は、演奏できる曲数が限
られており、また、日々発表される新曲に即座に対応で
きない欠点がある。そこで、近年、通信装置とハードデ
ィスクと音源装置とを備えたカラオケ装置が開発され、
実用化されている。このカラオケ装置は、ハードディス
ク内に演奏データの形式で伴奏曲を記憶させておき、こ
の演奏データを読み出し、読み出した演奏データによっ
て音源装置を駆動して伴奏音を形成する。また、ハード
ディスクに記憶されていない曲や新曲の要求に対して
は、通信装置および電話回線を用いてセンターのホスト
コンピュータに要求を出すと、折り返しホストコンピュ
ータからその曲の演奏データが送られてくる。したがっ
て、予め用意されていない曲や新曲に対して即座に対応
することができる。
（レーザディスク）によるカラオケ装置が知られてい
る。しかし、このカラオケ装置は、演奏できる曲数が限
られており、また、日々発表される新曲に即座に対応で
きない欠点がある。そこで、近年、通信装置とハードデ
ィスクと音源装置とを備えたカラオケ装置が開発され、
実用化されている。このカラオケ装置は、ハードディス
ク内に演奏データの形式で伴奏曲を記憶させておき、こ
の演奏データを読み出し、読み出した演奏データによっ
て音源装置を駆動して伴奏音を形成する。また、ハード
ディスクに記憶されていない曲や新曲の要求に対して
は、通信装置および電話回線を用いてセンターのホスト
コンピュータに要求を出すと、折り返しホストコンピュ
ータからその曲の演奏データが送られてくる。したがっ
て、予め用意されていない曲や新曲に対して即座に対応
することができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、この
ような音源方式のカラオケ装置の画像表示は、例えばＬ
Ｄに任意の曲にあわせて再生可能な複数の背景画像（動
画）を記憶させておき、その複数の背景画像の中から選
択された曲に最もあっていると思われる背景画像を読み
出し、歌詞と共に表示させるようになっていた。すなわ
ち、従来の背景画像表示は画像の変化が個々の曲の進行
にあわせて行われるようにはなっていなかった。一方、
個々の曲の進行に同期させてなめらかに背景画像を変化
させようとした場合、画像データの量が増大してしまう
問題が考えられる。この発明は、このような背景の下に
なされたもので、必要なデータ量を大きく増大させるこ
となく動画表示を行うことができる画像表示装置を用い
て、曲の進行に同期して変化する背景画像を表示するこ
とができるカラオケ装置を提供することを目的とする。
ような音源方式のカラオケ装置の画像表示は、例えばＬ
Ｄに任意の曲にあわせて再生可能な複数の背景画像（動
画）を記憶させておき、その複数の背景画像の中から選
択された曲に最もあっていると思われる背景画像を読み
出し、歌詞と共に表示させるようになっていた。すなわ
ち、従来の背景画像表示は画像の変化が個々の曲の進行
にあわせて行われるようにはなっていなかった。一方、
個々の曲の進行に同期させてなめらかに背景画像を変化
させようとした場合、画像データの量が増大してしまう
問題が考えられる。この発明は、このような背景の下に
なされたもので、必要なデータ量を大きく増大させるこ
となく動画表示を行うことができる画像表示装置を用い
て、曲の進行に同期して変化する背景画像を表示するこ
とができるカラオケ装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、発音制御命令
および発音制御命令間の時間データを含むデータが時系
列的に並べられた演奏データと、歌詞表示指示データお
よび歌詞表示指示データ間の時間データを含むデータが
時系列的に並べられた歌詞データと、ポリゴン頂点座標
およびポリゴン頂点座標間の時間データを含むデータが
時系列的に並べられた描画データとが含まれた曲データ
をホストから回線を介して記憶する曲データ記憶手段
と、前記曲データを順次時間経過にしたがって読み進
め、前記演奏データに応じた楽音の合成を行う演奏処理
手段と、前記曲データを順次時間経過にしたがって読み
進め、前記歌詞データに応じた歌詞を第１ビデオメモリ
に書き込む歌詞処理手段と、前記曲データを順次時間経
過にしたがって読み進め、前記演奏データおよび歌詞デ
ータに同期して前記描画データに基づいて前記ポリゴン
頂点座標データを演算処理した結果を第２ビデオメモリ
に書き込むことで動く画像の描画を行う描画処理手段
と、前記第１，第２ビデオメモリに記憶された歌詞およ
び動く画像を表示する表示手段とを具備したことを特徴
としたカラオケ装置である。
および発音制御命令間の時間データを含むデータが時系
列的に並べられた演奏データと、歌詞表示指示データお
よび歌詞表示指示データ間の時間データを含むデータが
時系列的に並べられた歌詞データと、ポリゴン頂点座標
およびポリゴン頂点座標間の時間データを含むデータが
時系列的に並べられた描画データとが含まれた曲データ
をホストから回線を介して記憶する曲データ記憶手段
と、前記曲データを順次時間経過にしたがって読み進
め、前記演奏データに応じた楽音の合成を行う演奏処理
手段と、前記曲データを順次時間経過にしたがって読み
進め、前記歌詞データに応じた歌詞を第１ビデオメモリ
に書き込む歌詞処理手段と、前記曲データを順次時間経
過にしたがって読み進め、前記演奏データおよび歌詞デ
ータに同期して前記描画データに基づいて前記ポリゴン
頂点座標データを演算処理した結果を第２ビデオメモリ
に書き込むことで動く画像の描画を行う描画処理手段
と、前記第１，第２ビデオメモリに記憶された歌詞およ
び動く画像を表示する表示手段とを具備したことを特徴
としたカラオケ装置である。
【０００５】
【作用】本発明によれば、発音制御命令および発音制御
命令間の時間データを含むデータが時系列的に並べられ
た演奏データ，歌詞表示指示データおよび歌詞表示指示
データ間の時間データを含むデータが時系列的に並べら
れた歌詞データ，ポリゴン頂点座標およびポリゴン頂点
座標間の時間データを含むデータが時系列的に並べられ
た描画データとが含まれた曲データをホストから回線を
介して曲データ記憶手段に記憶しておく。そして、演奏
処理手段は、曲データを順次時間経過にしたがって読み
進めて演奏データに応じた楽音の合成を行う。また、歌
詞処理手段は、曲データを順次時間経過にしたがって読
み進めて歌詞データに応じた歌詞を第１ビデオメモリに
書き込む。さらに、描画処理手段は、曲データを順次時
間経過にしたがって読み進め、演奏データおよび歌詞デ
ータに同期して描画データに基づいてポリゴン頂点座標
データを演算処理した結果を第２ビデオメモリに書き込
むことで、動く画像の描画を行う。そして、表示手段は
第１，第２ビデオメモリに記憶された歌詞および動く画
像を表示する。
命令間の時間データを含むデータが時系列的に並べられ
た演奏データ，歌詞表示指示データおよび歌詞表示指示
データ間の時間データを含むデータが時系列的に並べら
れた歌詞データ，ポリゴン頂点座標およびポリゴン頂点
座標間の時間データを含むデータが時系列的に並べられ
た描画データとが含まれた曲データをホストから回線を
介して曲データ記憶手段に記憶しておく。そして、演奏
処理手段は、曲データを順次時間経過にしたがって読み
進めて演奏データに応じた楽音の合成を行う。また、歌
詞処理手段は、曲データを順次時間経過にしたがって読
み進めて歌詞データに応じた歌詞を第１ビデオメモリに
書き込む。さらに、描画処理手段は、曲データを順次時
間経過にしたがって読み進め、演奏データおよび歌詞デ
ータに同期して描画データに基づいてポリゴン頂点座標
データを演算処理した結果を第２ビデオメモリに書き込
むことで、動く画像の描画を行う。そして、表示手段は
第１，第２ビデオメモリに記憶された歌詞および動く画
像を表示する。
【０００６】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について説明する。図１はこの発明の一実施例によるカ
ラオケ装置の構成を示すブロック図である。この図にお
いて、符号１はＣＰＵ（中央処理装置）であり、装置各
部を制御するものである。２はコントロールパネルであ
り、電源スイッチ、曲番号入力用のテンキー等が設けら
れている。３はＲＯＭ（リードオンリメモリ）であり、
ＣＰＵ１のプログラムが記憶されている。４はハードデ
ィスクであり、曲データが例えば２０００曲分記憶され
ている。
について説明する。図１はこの発明の一実施例によるカ
ラオケ装置の構成を示すブロック図である。この図にお
いて、符号１はＣＰＵ（中央処理装置）であり、装置各
部を制御するものである。２はコントロールパネルであ
り、電源スイッチ、曲番号入力用のテンキー等が設けら
れている。３はＲＯＭ（リードオンリメモリ）であり、
ＣＰＵ１のプログラムが記憶されている。４はハードデ
ィスクであり、曲データが例えば２０００曲分記憶され
ている。
【０００７】図２は曲データの形式を示す図である。こ
の図に示すように、曲データは伴奏音形成のための演奏
データ（（イ）参照）と、歌詞表示のための歌詞データ
（（ロ）参照）と、背景画像表示のための画像データ
（（ハ）参照）とから構成されている。演奏データは演
奏イベントデータＥと、時間データＴｅとから構成され
ている。演奏イベントデータＥは、発生楽音の音高を示
すデータ、楽音の発生／停止を示すデータ等から構成さ
れ、また、時間データＴｅは楽音発生状態を変化させる
までの時間を示すデータである。したがって、例えば、
演奏イベントデータＥ１が「第１オクターブＣ音発生」
を指示し、時間データＴｅ１が１．５ｓｅｃであり、イ
ベントデータＥ２が「第１オクターブＣ音停止」であれ
ば、これらのデータにしたがってこのカラオケ装置が駆
動されると、第１オクターブＣ音が１．５ｓｅｃ間発生
する。
の図に示すように、曲データは伴奏音形成のための演奏
データ（（イ）参照）と、歌詞表示のための歌詞データ
（（ロ）参照）と、背景画像表示のための画像データ
（（ハ）参照）とから構成されている。演奏データは演
奏イベントデータＥと、時間データＴｅとから構成され
ている。演奏イベントデータＥは、発生楽音の音高を示
すデータ、楽音の発生／停止を示すデータ等から構成さ
れ、また、時間データＴｅは楽音発生状態を変化させる
までの時間を示すデータである。したがって、例えば、
演奏イベントデータＥ１が「第１オクターブＣ音発生」
を指示し、時間データＴｅ１が１．５ｓｅｃであり、イ
ベントデータＥ２が「第１オクターブＣ音停止」であれ
ば、これらのデータにしたがってこのカラオケ装置が駆
動されると、第１オクターブＣ音が１．５ｓｅｃ間発生
する。
【０００８】歌詞データは歌詞イベントデータＫおよび
時間データＴｋから構成されており、歌詞イベントデー
タＫは、文字パターン、文字を表示する位置を指示する
座標データおよび文字表示色を指示するデータから構成
されている。また、時間データＴｋは歌詞表示状態を次
に変化させるまでの時間を示すデータである。画像デー
タはポリゴンデータＰと、時間データＴｐとから構成さ
れている。ここで、ポリゴンとは動く画像の表示単位を
言い、この実施例ではポリゴンを３角形としている。ポ
リゴンデータＰはポリゴンＩＤ（ポリゴン識別番号）
と、ポリゴンの移動後における３頂点の座標データ（Ｘ
1 ，Ｙ 1 ，Ｚ 1 ），（Ｘ 2 ，Ｙ 2 ，Ｚ 2 ），（Ｘ 3 ，Ｙ 3 ，
Ｚ 3 ）と、移動前の３頂点の座標データ（Ｘ 1 ’，
Ｙ 1 ’，Ｚ 1 ’），（Ｘ 2 ’，Ｙ 2 ’，Ｚ 2 ’），（Ｘ 3 ’，
Ｙ 3 ’，Ｚ 3 ’）と、属性データ（色データ等）とから構
成されている。また、時間データＴｐは背景画像を、言
い替えればポリゴンの位置を次に変化させるまでの時間
を示すデータである。
時間データＴｋから構成されており、歌詞イベントデー
タＫは、文字パターン、文字を表示する位置を指示する
座標データおよび文字表示色を指示するデータから構成
されている。また、時間データＴｋは歌詞表示状態を次
に変化させるまでの時間を示すデータである。画像デー
タはポリゴンデータＰと、時間データＴｐとから構成さ
れている。ここで、ポリゴンとは動く画像の表示単位を
言い、この実施例ではポリゴンを３角形としている。ポ
リゴンデータＰはポリゴンＩＤ（ポリゴン識別番号）
と、ポリゴンの移動後における３頂点の座標データ（Ｘ
1 ，Ｙ 1 ，Ｚ 1 ），（Ｘ 2 ，Ｙ 2 ，Ｚ 2 ），（Ｘ 3 ，Ｙ 3 ，
Ｚ 3 ）と、移動前の３頂点の座標データ（Ｘ 1 ’，
Ｙ 1 ’，Ｚ 1 ’），（Ｘ 2 ’，Ｙ 2 ’，Ｚ 2 ’），（Ｘ 3 ’，
Ｙ 3 ’，Ｚ 3 ’）と、属性データ（色データ等）とから構
成されている。また、時間データＴｐは背景画像を、言
い替えればポリゴンの位置を次に変化させるまでの時間
を示すデータである。
【０００９】ＲＡＭ（ランダムアクセスメモリ）５は曲
データ等を一時記憶するためのメモリであり、ハードデ
ィスク４に記憶されている曲データはいったんＲＡＭ５
に読み出された後処理される。６は内部にプログラムＲ
ＯＭを有するシーケンサであり、ＣＰＵ１の指示に基づ
き、ＲＡＭ５内に書き込まれた演奏データおよび歌詞デ
ータを逐次読み出して処理する。すなわち、例えば、い
ま、図２に示す曲データがＲＡＭ５に書き込まれた後、
ＣＰＵ１から処理開始指示を受けたとする。この場合、
シーケンサ６は、まず演奏イベントデータＥ１、歌詞イ
ベントデータＫ１を各々読み出して音源回路（ＴＧ）
７、グラフィックプロセッサ８へ出力する。次に、時間
Ｔｅ１が経過した時点で次の演奏イベントデータＥ２を
読み出して音源回路７へ出力し、時間Ｔｋ１が経過した
時点で歌詞イベントデータＫ２を読み出してグラフィッ
クプロセッサ８へ出力する。また、演奏イベントデータ
Ｅ２を出力した後時間Ｔｅ２が経過した時点で演奏イベ
ントデータＥ３を読み出して音源回路７へ出力し、以
下、同様の処理を繰り返す。
データ等を一時記憶するためのメモリであり、ハードデ
ィスク４に記憶されている曲データはいったんＲＡＭ５
に読み出された後処理される。６は内部にプログラムＲ
ＯＭを有するシーケンサであり、ＣＰＵ１の指示に基づ
き、ＲＡＭ５内に書き込まれた演奏データおよび歌詞デ
ータを逐次読み出して処理する。すなわち、例えば、い
ま、図２に示す曲データがＲＡＭ５に書き込まれた後、
ＣＰＵ１から処理開始指示を受けたとする。この場合、
シーケンサ６は、まず演奏イベントデータＥ１、歌詞イ
ベントデータＫ１を各々読み出して音源回路（ＴＧ）
７、グラフィックプロセッサ８へ出力する。次に、時間
Ｔｅ１が経過した時点で次の演奏イベントデータＥ２を
読み出して音源回路７へ出力し、時間Ｔｋ１が経過した
時点で歌詞イベントデータＫ２を読み出してグラフィッ
クプロセッサ８へ出力する。また、演奏イベントデータ
Ｅ２を出力した後時間Ｔｅ２が経過した時点で演奏イベ
ントデータＥ３を読み出して音源回路７へ出力し、以
下、同様の処理を繰り返す。
【００１０】音源回路７はシーケンサ６から供給される
演奏イベントデータＥを受け、楽音信号を合成し、ミキ
サー１０へ出力する。ミキサー１０は音源回路７から出
力される楽音信号と、マイクロフォン１１から出力され
る音声信号とを合成し、増幅してスピーカ１２へ出力す
る。グラフィックプロセッサ８は、シーケンサ６から出
力される歌詞イベントデータＫに基づいて歌詞表示用の
ドットデータを形成し、ＶＲＡＭ１４に書き込む。ポリ
ゴンシーケンサ９は、ＣＰＵ１の指示に基づきＲＡＭ５
から順次背景データを読み出して処理する。すなわち、
例えば、図２（ハ）に示す背景データがＲＡＭ５内に読
み込まれた後ＣＰＵ１から処理開始指示を受けた場合、
ポリゴンプロセッサ９は、まず、ポリゴンデータＰ１を
読み出し、ポリゴンプロセッサ１５へ出力する。
演奏イベントデータＥを受け、楽音信号を合成し、ミキ
サー１０へ出力する。ミキサー１０は音源回路７から出
力される楽音信号と、マイクロフォン１１から出力され
る音声信号とを合成し、増幅してスピーカ１２へ出力す
る。グラフィックプロセッサ８は、シーケンサ６から出
力される歌詞イベントデータＫに基づいて歌詞表示用の
ドットデータを形成し、ＶＲＡＭ１４に書き込む。ポリ
ゴンシーケンサ９は、ＣＰＵ１の指示に基づきＲＡＭ５
から順次背景データを読み出して処理する。すなわち、
例えば、図２（ハ）に示す背景データがＲＡＭ５内に読
み込まれた後ＣＰＵ１から処理開始指示を受けた場合、
ポリゴンプロセッサ９は、まず、ポリゴンデータＰ１を
読み出し、ポリゴンプロセッサ１５へ出力する。
【００１１】次に、時間データＴｐ１とポリゴンデータ
Ｐ２，Ｐ３を読み込み、以下に述べる拡張処理を行う。
この拡張処理は、画像の動きを滑らかにするための処理
である。周知のように、人間の目は１秒間に２４回以上
変化する画像については、目の残像のため個々の画像を
区別できず、連続して動く画像に見える。そこでこの実
施例においては、１秒間に少なくとも３０回画像が変化
するようにポリゴンデータを作り変えている。
Ｐ２，Ｐ３を読み込み、以下に述べる拡張処理を行う。
この拡張処理は、画像の動きを滑らかにするための処理
である。周知のように、人間の目は１秒間に２４回以上
変化する画像については、目の残像のため個々の画像を
区別できず、連続して動く画像に見える。そこでこの実
施例においては、１秒間に少なくとも３０回画像が変化
するようにポリゴンデータを作り変えている。
【００１２】すなわち、まず、時間データＴｐ１に基づ
いて、 Ｎ＝Ｔｐ１×３０ ・・・(1) なる値Ｎを求める（これはすなわち、Ｔｐ１なる時間の
うち何回書き換え表示を行うのかを求めるということで
ある）。例えばＴｐ１＝０．５ｓｅｃの場合、Ｎ＝１５
となる。次に、移動前のポリゴンおよび移動後のポリゴ
ンを構成する三角形の３頂点（ｉ＝１，２，３）の各座
標に基づいて、 Ｘｉn＝Ｘｉ’＋（Ｘｉ−Ｘｉ’）n／Ｎ ・・・(2) Ｙｉn＝Ｙｉ’＋（Ｙｉ−Ｙｉ’）n／Ｎ ・・・(3) Ｚｉn＝Ｚｉ’＋（Ｚｉ−Ｚｉ’）n／Ｎ ・・・(4) なる演算をn＝１〜１５（Ｎ＝１５の場合）について行
い、Ｎ個の座標を求める。そして、求めた座標に基づい
てＮ個の新たなポリゴンデータＰ２−１〜Ｐ２−Ｎを作
成し、Ｔｐ１／Ｎの時間間隔でポリゴンプロセッサ１５
へ出力する。
いて、 Ｎ＝Ｔｐ１×３０ ・・・(1) なる値Ｎを求める（これはすなわち、Ｔｐ１なる時間の
うち何回書き換え表示を行うのかを求めるということで
ある）。例えばＴｐ１＝０．５ｓｅｃの場合、Ｎ＝１５
となる。次に、移動前のポリゴンおよび移動後のポリゴ
ンを構成する三角形の３頂点（ｉ＝１，２，３）の各座
標に基づいて、 Ｘｉn＝Ｘｉ’＋（Ｘｉ−Ｘｉ’）n／Ｎ ・・・(2) Ｙｉn＝Ｙｉ’＋（Ｙｉ−Ｙｉ’）n／Ｎ ・・・(3) Ｚｉn＝Ｚｉ’＋（Ｚｉ−Ｚｉ’）n／Ｎ ・・・(4) なる演算をn＝１〜１５（Ｎ＝１５の場合）について行
い、Ｎ個の座標を求める。そして、求めた座標に基づい
てＮ個の新たなポリゴンデータＰ２−１〜Ｐ２−Ｎを作
成し、Ｔｐ１／Ｎの時間間隔でポリゴンプロセッサ１５
へ出力する。
【００１３】例えば、ポリゴンデータＰ２−１，Ｐ２−
２は次のようになる。 ポリゴンプロセッサ１５は、三角形のポリゴン内部の全
ドットに対応するドット位置データを、移動前の座標
（図２の場合、Ｘｉ’，Ｙｉ’，Ｚｉ’）および移動後
の座標（図２の場合、Ｘｉ，Ｙｉ，Ｚｉ）に基づいて高
速演算し、移動後のドット位置を求め、この求めたドッ
ト位置をＶＲＡＭ（ビデオＲＡＭ）１６ａまたは１６ｂ
に書き込む。
２は次のようになる。 ポリゴンプロセッサ１５は、三角形のポリゴン内部の全
ドットに対応するドット位置データを、移動前の座標
（図２の場合、Ｘｉ’，Ｙｉ’，Ｚｉ’）および移動後
の座標（図２の場合、Ｘｉ，Ｙｉ，Ｚｉ）に基づいて高
速演算し、移動後のドット位置を求め、この求めたドッ
ト位置をＶＲＡＭ（ビデオＲＡＭ）１６ａまたは１６ｂ
に書き込む。
【００１４】ＶＲＡＭ１６ａ、１６ｂは画像表示用のＲ
ＡＭであり、表示用のドットデータが書き込まれる。こ
の場合、ＶＲＡＭ１６ａ内のドットデータが表示されて
いる時はＶＲＡＭ１６ｂに書き込みが行われ、ＶＲＡＭ
１６ｂ内のドットデータが表示されている時はＶＲＡＭ
１６ａに書き込みが行われる。切替回路１７は上述した
ＶＲＡＭ１６ａ、１６ｂの切り替えを行う回路であり、
グラフィックプロセッサ８から出力される切替信号に応
じてＶＲＡＭ１６ａ、１６ｂの出力を切り替え、スーパ
ーインポーズ回路１８へ供給する。スーパーインポーズ
回路１８は、ＶＲＡＭ１４の出力と切替回路１７の出力
を合成し、モニタ１９へ出力する。２０はＩＳＤＮイン
ターフェイスであり、ＩＳＤＮ回線を介して接続される
ホストコンピュータとＣＰＵ１とのインターフェイスを
行う。
ＡＭであり、表示用のドットデータが書き込まれる。こ
の場合、ＶＲＡＭ１６ａ内のドットデータが表示されて
いる時はＶＲＡＭ１６ｂに書き込みが行われ、ＶＲＡＭ
１６ｂ内のドットデータが表示されている時はＶＲＡＭ
１６ａに書き込みが行われる。切替回路１７は上述した
ＶＲＡＭ１６ａ、１６ｂの切り替えを行う回路であり、
グラフィックプロセッサ８から出力される切替信号に応
じてＶＲＡＭ１６ａ、１６ｂの出力を切り替え、スーパ
ーインポーズ回路１８へ供給する。スーパーインポーズ
回路１８は、ＶＲＡＭ１４の出力と切替回路１７の出力
を合成し、モニタ１９へ出力する。２０はＩＳＤＮイン
ターフェイスであり、ＩＳＤＮ回線を介して接続される
ホストコンピュータとＣＰＵ１とのインターフェイスを
行う。
【００１５】次に、上述したカラオケ装置の動作を説明
する。まず、操作者が、コントロールパネル２によって
曲番号を入力すると、ＣＰＵ１がこれを検知し、ハード
ディスク４内にその曲があるか否かをチェックする。そ
して、ある場合は、その曲の曲データ（図２参照）を読
みだし、ＲＡＭ５内に書き込む。次に、ＣＰＵ１はシー
ケンサ６およびポリゴンシーケンサ９へ駆動信号を出力
する。シーケンサ９はこの駆動信号を受け、以後、演奏
データ、歌詞データを逐次読み出し、時間データＴｅ、
Ｔｋのタイミングで音源回路７、グラフィックプロセッ
サ８へ各々出力する。
する。まず、操作者が、コントロールパネル２によって
曲番号を入力すると、ＣＰＵ１がこれを検知し、ハード
ディスク４内にその曲があるか否かをチェックする。そ
して、ある場合は、その曲の曲データ（図２参照）を読
みだし、ＲＡＭ５内に書き込む。次に、ＣＰＵ１はシー
ケンサ６およびポリゴンシーケンサ９へ駆動信号を出力
する。シーケンサ９はこの駆動信号を受け、以後、演奏
データ、歌詞データを逐次読み出し、時間データＴｅ、
Ｔｋのタイミングで音源回路７、グラフィックプロセッ
サ８へ各々出力する。
【００１６】また、ポリゴンシーケンサ９へ駆動信号が
供給されると、以後、ポリゴンシーケンサ９がＲＡＭ５
内の背景データを読み出し、この読み出した背景データ
のポリゴンデータＰおよび時間データＴｐに基づいて拡
張ポリゴンデータを作成し、ＶＲＡＭ１６ａ，１６ｂへ
順次出力する。以上の各処理により、スピーカ１２から
伴奏音が発生し、また、モニタ１９に背景画像および歌
詞が表示される。ここで、図２（ロ）、（ハ）に示す歌
詞データ、背景データは図２（イ）に示す演奏データの
進行に合わせて歌詞、背景が変化するように時間データ
Ｔｋ、Ｔｐが予め設定されている。したがって、モニタ
１９に表示される歌詞および背景画像は、伴奏音の進行
に完全に同期した画像となる。
供給されると、以後、ポリゴンシーケンサ９がＲＡＭ５
内の背景データを読み出し、この読み出した背景データ
のポリゴンデータＰおよび時間データＴｐに基づいて拡
張ポリゴンデータを作成し、ＶＲＡＭ１６ａ，１６ｂへ
順次出力する。以上の各処理により、スピーカ１２から
伴奏音が発生し、また、モニタ１９に背景画像および歌
詞が表示される。ここで、図２（ロ）、（ハ）に示す歌
詞データ、背景データは図２（イ）に示す演奏データの
進行に合わせて歌詞、背景が変化するように時間データ
Ｔｋ、Ｔｐが予め設定されている。したがって、モニタ
１９に表示される歌詞および背景画像は、伴奏音の進行
に完全に同期した画像となる。
【００１７】次に、コントロールパネル２から入力され
た曲がＨＤＤ８内にない場合は、ＣＰＵ１がＩＳＤＮイ
ンターフェイス２０を介して、曲要求を曲番号と共にホ
ストコンピュータ２１へ送信する。ホストコンピュータ
２１はこの曲要求を受け、曲データを発送する。ＣＰＵ
１はこの曲データをいったんＨＤＤ８内に書き込み、次
いで、その曲データをＲＡＭ５に書き込み、シーケンサ
６およびポリゴンシーケンサ９へ駆動信号を出力する。
以後、上記と同様にして伴奏音演奏および歌詞、背景表
示が行われる。
た曲がＨＤＤ８内にない場合は、ＣＰＵ１がＩＳＤＮイ
ンターフェイス２０を介して、曲要求を曲番号と共にホ
ストコンピュータ２１へ送信する。ホストコンピュータ
２１はこの曲要求を受け、曲データを発送する。ＣＰＵ
１はこの曲データをいったんＨＤＤ８内に書き込み、次
いで、その曲データをＲＡＭ５に書き込み、シーケンサ
６およびポリゴンシーケンサ９へ駆動信号を出力する。
以後、上記と同様にして伴奏音演奏および歌詞、背景表
示が行われる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
演奏データの進行に合わせて歌詞およびポリゴンが変化
するように、歌詞表示指示データ間の時間データおよび
ポリゴン頂点座標間の時間データを予め設定しておくこ
とで、演奏データおよび歌詞データに同期した動く画像
の描画が行われるため、表示される歌詞および動く画像
の変化を曲の進行と完全に一致させることができる。
演奏データの進行に合わせて歌詞およびポリゴンが変化
するように、歌詞表示指示データ間の時間データおよび
ポリゴン頂点座標間の時間データを予め設定しておくこ
とで、演奏データおよび歌詞データに同期した動く画像
の描画が行われるため、表示される歌詞および動く画像
の変化を曲の進行と完全に一致させることができる。
【図１】 この発明の一実施例によるカラオケ装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図２】 曲データの形式を示す図であり、（イ）は演
奏データ、（ロ）は歌詞データ、（ハ）は背景データの
形式を示す図である。
奏データ、（ロ）は歌詞データ、（ハ）は背景データの
形式を示す図である。
１……ＣＰＵ、３……ＲＯＭ、４……ハードディスク、
５……ＲＡＭ、６……シーケンサ、９……ポリゴンシー
ケンサ、１５……ポリゴンプロセッサ。
５……ＲＡＭ、６……シーケンサ、９……ポリゴンシー
ケンサ、１５……ポリゴンプロセッサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｇ１１Ｂ 27/34 Ｇ１１Ｂ 27/34 Ｐ Ｈ０４Ｎ 5/93 Ｈ０４Ｎ 5/93 Ｚ (56)参考文献 特開 昭62−57077（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−315090（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06F 15/62 340 G10K 15/04 302
Claims (1)
- 【請求項１】 発音制御命令および発音制御命令間の時
間データを含むデータが時系列的に並べられた演奏デー
タと、歌詞表示指示データおよび歌詞表示指示データ間
の時間データを含むデータが時系列的に並べられた歌詞
データと、ポリゴン頂点座標およびポリゴン頂点座標間
の時間データを含むデータが時系列的に並べられた描画
データとが含まれた曲データをホストから回線を介して
記憶する曲データ記憶手段と、 前記曲データを順次時間経過にしたがって読み進め、前
記演奏データに応じた楽音の合成を行う演奏処理手段
と、 前記曲データを順次時間経過にしたがって読み進め、前
記歌詞データに応じた歌詞を第１ビデオメモリに書き込
む歌詞処理手段と、 前記曲データを順次時間経過にしたがって読み進め、前
記演奏データおよび歌詞データに同期して前記描画デー
タに基づいて前記ポリゴン頂点座標データを演算処理し
た結果を第２ビデオメモリに書き込むことで動く画像の
描画を行う描画処理手段と、 前記第１，第２ビデオメモリに記憶された歌詞および動
く画像を表示する表示手段とを具備したことを特徴とす
るカラオケ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35002293A JP3197133B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | カラオケ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35002293A JP3197133B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | カラオケ装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15311299A Division JP3147114B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | カラオケ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07199976A JPH07199976A (ja) | 1995-08-04 |
| JP3197133B2 true JP3197133B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=18407712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35002293A Expired - Fee Related JP3197133B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | カラオケ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3197133B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4506749B2 (ja) * | 2006-12-13 | 2010-07-21 | ヤマハ株式会社 | コンテンツ再生装置 |
| JP4506750B2 (ja) * | 2006-12-13 | 2010-07-21 | ヤマハ株式会社 | コンテンツ再生装置 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP35002293A patent/JP3197133B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07199976A (ja) | 1995-08-04 |
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