JP3197094U - スライダー及びスライドファスナー - Google Patents

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Abstract

【課題】係合前のフックエレメントの姿勢の安定化を促進するスライドファスナーを提供する。【解決手段】スライダー200は、上翼板210と下翼板220が対向配置された主部と、上翼板210の前端部に連結した上部ガイド板230と、下翼板220の前端部に連結した下部ガイド板240と、上部ガイド板230と下部ガイド板240を連結する連結柱250を含む副部を有する。連結柱250が、柱上部251、柱下部252、及び左右方向に延在して柱上部251と柱下部252を連結する中間連結部253を含む。左右一方のフックエレメントのフック部が上部ガイド板230と中間連結部253の間を通過し、左右他方のフックエレメントのフック部が下部ガイド板240と中間連結部253の間を通過する。下部ガイド板240には、左右他方のフックエレメントの本体部を支持可能である支持板245が連結される。【選択図】図6

Description

本開示は、スライダー及びスライドファスナーに関する。
復刻版のスライドファスナーが特許文献1に提案されている。特許文献1においては、同文献の図1に示すように、スライダー胴体41の前方に支持柱42が連結される。同文献の図2に示すように、スライダー胴体41が表翼板43及び裏翼板44を有し、支持柱42が第1支持板71、第2支持板72、第1側壁73、第2側壁74、及び連結板75を有する。支持柱42の連結板75を挟んで上下にエレメント通路が設けられ、スライダーの移動によって、よりスムーズにチェーンファスナーを開閉できる。
国際公開第2012/042651号
特許文献1の支持柱42の対向配置された第1支持板71と第2支持板72の間隔をフックエレメントの通過のために適度に確保することが望まれるが、そのようにすると移動中のフックエレメントの姿勢を安定保持し難くなり、スライドファスナーを開閉し難くなるおそれがある。これに加え、フックエレメントが自身の自重によりある方向、例えば地面側に垂れ下がることが懸念され、この場合、スライドファスナーを閉じるためのスライダーの前進時に上述の第2支持板72に対してフックエレメントが衝突して引っかかり、スライダーの前進が阻止されてしまうおそれがある。
本考案の一態様に係るスライダーは、本体部(120)に対してフック部(110)が連結したフックエレメント(100)が輪体(150)を介して連続した左右一対のエレメント列(300)を開閉するためのスライダー(200)であって、
上翼板(210)と下翼板(220)が上下間隔を空けて対向配置され、左側の前記フックエレメント(100)の前記フック部(110)を右側の前記輪体(150)を通して右側の前記フックエレメント(100)の前記本体部(120)の被係合部(130)に係合及び非係合にし、右側の前記フックエレメント(100)の前記フック部(110)を左側の前記輪体(150)を通して左側の前記フックエレメント(100)の前記本体部(120)の被係合部(130)に係合及び非係合にするべく構成されたスライダー主部(201)と、
左右の前記フックエレメント(100)を前記スライダー主部(201)へ送るべく構成されたスライダー副部(202)にして、前記上翼板(210)の前端部に対して連結した上部ガイド板(230)と、前記下翼板(220)の前端部に対して連結した下部ガイド板(240)と、前記上部ガイド板(230)と前記下部ガイド板(240)を連結する連結柱(250)を含み、前記連結柱(250)が、前記上部ガイド板(230)に連結した柱上部(251)、前記下部ガイド板(240)に連結した柱下部(252)、及び左右方向に延在して前記柱上部(251)と柱下部(252)を連結する中間連結部(253)を含み、左右一方の前記フックエレメント(100)の前記フック部(110)が前記上部ガイド板(230)と前記中間連結部(253)の間を通過可能であり、左右他方の前記フックエレメント(100)の前記フック部(110)が前記下部ガイド板(240)と前記中間連結部(253)の間を通過可能である、スライダー副部(202)を備え、
前記下部ガイド板(240)には、前記左右他方のフックエレメント(100)の前記本体部(120)を支持可能である支持板(245)が連結される。
幾つかの実施形態においては、前記支持板(245)上には前後方向に延びるガイド突起(246)が設けられる。
幾つかの実施形態においては、前記支持板(245)の上面が前記下部ガイド板(240)の上面よりも段下げされている。
幾つかの実施形態においては、前記上翼板(210)と前記上部ガイド板(230)の境界位置に下方に突出して設けられた上部***部(261)と、前記下翼板(220)と前記下部ガイド板(240)の境界位置に上方に突出して設けられ、前記上部***部(261)に対して間隔を空けて対向配置された下部***部(262)を更に備える。
本考案の別態様に係るスライドファスナーは、本体部(120)に対してフック部(110)が連結したフックエレメント(100)が輪体(150)を介して連続した左右一対のエレメント列(300)と、前記左右一対のエレメント列(300)を開閉するべく前進及び後進可能である上記いずれかのスライダー(200)を備える。
幾つかの実施形態においては、前記フックエレメント(100)の前記本体部(120)の前後端部には前記輪体(150)が通される前後一対の目穴(121)が設けられ、前記本体部(120)の上下面には前後方向に延びる一対の凸部(122)が設けられ、前記本体部(120)には前記凸部(122)を挟むように前記フック部(110)と取付穴(123)が設けられ、
前記取付穴(123)の中心と前記フック部(110)の先端を結ぶ軸線(L10)が前記凸部(122)の延在方向に一致する軸線(L20)に対して為す鋭角の角度が50°〜90°である。
本考案の一態様によれば、係合前のフックエレメントの姿勢の安定化を促進することができる。
本考案の第1実施形態に係るスライドファスナーの概略的な上面図であり、左右一対のエレメント列の後端が止具に連結し、左右一対のエレメント列の前端側にスライダーが在る状態を示す。 本考案の第1実施形態に係るスライドファスナーの概略的な上面図であり、左側のエレメント列、止具、及びスライダーの左半分を選択的に示す。 本考案の第1実施形態に係るスライドファスナーの左右のエレメント列に含まれるフックエレメントを選択的に示す概略的な上面図である。 本考案の第1実施形態に係るスライドファスナーのスライダーの概略的な斜視図である。 本考案の第1実施形態に係るスライドファスナーのスライダーの概略的な上面図である。 本考案の第1実施形態に係るスライドファスナーのスライダーの概略的な左側面図である。 本考案の第1実施形態に係るスライドファスナーのスライダーの概略的な右側面図である。 本考案の第1実施形態に係るスライドファスナーのスライダーの概略的な右側面模式図であり、連結柱の中間連結部の左右中央断面を示し、柱下部の図示は省略している。 本考案の第1実施形態に係るスライドファスナーのスライダーの概略的な前面図である。 本考案の第1実施形態に係るスライドファスナーのスライダーの概略的な後面図である。 本考案の第1実施形態に係るスライドファスナーの概略的な左側面図であり、左側のフックエレメントの本体部が支持板上に載置された状態を示す。 本考案の第1実施形態に係るスライドファスナーの概略的な左側面図であり、連結柱の中間連結部の左右中央断面を示し、柱上部の図示を省略し、右側のフックエレメントの移動過程を示す。 本考案の第1実施形態に係るスライドファスナーの概略的な右側面図であり、右側のフックエレメントの本体部が柱下部を上る若しくは下る状態を示す。 本考案の第1実施形態に係るスライドファスナーの概略的な右側面図であり、連結柱の中間連結部の左右中央断面を示し、柱下部の図示を省略し、左側のフックエレメントの移動過程を示す。 本考案の第2実施形態に係るスライドファスナーのスライダーの概略的な前面図である。 本考案の第2実施形態に係るスライドファスナーのスライダーの概略的な前面図であり、左右のエレメント列も併せて図示する。
以下、図面を参照しつつ、本考案の実施の形態について説明する。各実施形態は、個々に独立したものではなく、過剰説明をするまでもなく、当業者をすれば、適宜、組み合わせることが可能であり、この組み合わせによる相乗効果も把握可能である。実施形態間の重複説明は、原則的に省略する。参照図面は、考案説明を主目的とするものであり、適宜、簡略化されている。
次のように方向を定義することができる。左右方向は、スライダーに含まれる連結柱の中間連結部が延びる方向に一致する。前後方向は、エレメント列を開閉するためのスライダーの移動方向に一致する。上下方向は、左右方向及び前後方向に対して直交する方向である。上下方向は、例えば、上翼板から下翼板に向かう方向若しくは下翼板から上翼板に向かう方向である。
次のように方向を定義することもできる。左右方向は、スライダーに含まれる連結柱の中間連結部が延びる方向に一致する。上下方向は、左右方向に直交し、上翼板の上面若しくは下翼板の下面若しくは上部ガイド板の上面若しくは下部ガイド板の下面に直交する方向である。前後方向は、左右方向及び上下方向に対して直交する方向である。
<第1実施形態>
図1乃至図14を参照して第1実施形態について説明する。図1は、スライドファスナーの概略的な上面図であり、左右一対のエレメント列の後端が止具に連結し、左右一対のエレメント列の前端側にスライダーが在る状態を示す。図2は、スライドファスナーの概略的な上面図であり、左側のエレメント列、止具、及びスライダーの左半分を選択的に示す。図3は、スライドファスナーの左右のエレメント列に含まれるフックエレメントを選択的に示す概略的な上面図である。図4は、スライドファスナーのスライダーの概略的な斜視図である。図5は、スライドファスナーのスライダーの概略的な上面図である。図6は、スライドファスナーのスライダーの概略的な左側面図である。図7は、スライドファスナーのスライダーの概略的な右側面図である。図8は、スライドファスナーのスライダーの概略的な右側面模式図であり、連結柱の中間連結部の左右中央断面を示し、柱下部の図示は省略している。図9は、スライドファスナーのスライダーの概略的な前面図である。図10は、スライドファスナーのスライダーの概略的な後面図である。図11は、スライドファスナーの概略的な左側面図であり、左側のフックエレメントの本体部が支持板により支持された状態を示す。図12は、スライドファスナーの概略的な左側面図であり、連結柱の中間連結部の左右中央断面を示し、柱上部の図示を省略し、右側のフックエレメントの移動過程を示す。図13は、スライドファスナーの概略的な右側面図であり、右側のフックエレメントの本体部が柱下部を上る若しくは下る状態を示す。図14は、スライドファスナーの概略的な右側面図であり、連結柱の中間連結部の左右中央断面を示し、柱下部の図示を省略し、左側のフックエレメントの移動過程を示す。
図1乃至図14に示すように、スライドファスナー400は、左右一対のエレメント列300、左右一対のエレメント列300を開閉するために前後移動するスライダー200、及び止具350を有する。スライダー200の前進により左右一対のエレメント列300が閉じられ、スライダー200の後進により左右一対のエレメント列300が開かれる。
左右のエレメント列300は、各々、フックエレメント100が輪体150を介して連続して構築される。フックエレメント100は、本体部120と本体部120に連結したフック部110を含む。本体部120には、係合相手のフックエレメント100のフック部110が係合する被係合部130が含まれる。詳細には、本体部120の前端部には前方に突出する被係合部130が設けられ、この被係合部130には輪体150が通される後述の目穴121が設けられる。フックエレメント100は、金属原料を金型で成形して製造され、例えば、ダイキャスト成形により製造される。輪体150は、元々は金属線材であり、機械若しくは手作業によりフックエレメント100同士を連結するように輪状に加工される。なお、輪体150は、閉じた輪体でなく、部分的に開いた輪体であっても構わない。
スライダー200の前進及び後進により輪体150を通じた左右のフックエレメント100同士の係合及び非係合が達成される。なお、係合される左右のフックエレメント100は左右真横で隣り合うものではなく、前後方向において互いにオフセットしている。
スライダー200の前進により左側のフックエレメント100のフック部110が右側の輪体150に挿入され、左側のフックエレメント100のフック部110が右側の輪体150を通じて右側のフックエレメント100の本体部120の被係合部130に係合する。同様に、スライダー200の前進により右側のフックエレメント100のフック部110が左側の輪体150に挿入され、右側のフックエレメント100のフック部110が左側の輪体150を通じて左側のフックエレメント100の本体部120の被係合部130に係合する。このようにして左右のエレメント列300が閉じられる。
スライダー200の後進により左側のフックエレメント100のフック部110が右側の輪体150から抜き出され、左側のフックエレメント100のフック部110と右側のフックエレメント100の本体部120の被係合部130が非係合になる。スライダー200の後進により右側のフックエレメント100のフック部110が左側の輪体150から抜き出され、右側のフックエレメント100のフック部110と左側のフックエレメント100の本体部120の被係合部130が非係合になる。このようにして左右のエレメント列300が開かれる。なお、後述の説明から理解できるように、スライダー200の前進及び後進時にスライダー200により左右の各フックエレメント100や各輪体150の配向が的確に制御される。
フックエレメント100の本体部120の前後端部には輪体が通される前後一対の目穴121が設けられ、本体部120の上下面には前後方向に延びる上下一対の凸部122が設けられる。上下一対の凸部122は上下対称に設けられる。本体部120にはフック部110の反対側に取付穴123が設けられ、フック部110と取付穴123の間で凸部122が挟まれる態様にある。
左側のフックエレメント100に関しては、フック部110が本体部120の右側縁に連結し、右側へ延びた後、後方へ屈曲する。右側のフックエレメント100に関しては、フック部110が本体部120の左側縁に連結し、左側へ延びた後、後方へ屈曲する。フック部110は、本体部120に連結した幅広の基部を有し、基部から先端に向かって屈曲若しくは弧状の態様で先細りに延び、これにより対応の輪体150との十分な係合が確保される。
図3を見て分かるように、左右のエレメント列300が閉じた状態において、左右一方のフックエレメント100のフック部110が、左右他方の一つ後方のフックエレメント100の目穴121aが在る前端部、つまり上述の被係合部130を部分的に囲むように配される。フックエレメント100の目穴121aが在る前端部は、係合の相手方のフックエレメント100のフック部110とその本体部120の後端部の間の隙間に適合するように構成される。これにより左右のフックエレメント100同士の連結若しくは一体性が促進される。
前後に隣接するフックエレメント100に関して、後方のフックエレメント100の前端の目穴121aと前方のフックエレメント100の後端の目穴121bに金属線材が通され、この金属線材が環状に加工され、これにより、前後のフックエレメント100が輪体150を介して連結される。同一のフックエレメント100に関して前端側の目穴121aの左右開口幅よりも後端側の目穴121bの左右開口幅が広い。また後端側の目穴121bは、短い範囲であるが凸部122を囲むように弧状に設けられる。かかる構成により、スライダー200の前進時のフックエレメント100の配向補正が促進される。
取付穴123の中心とフック部110の先端を結ぶ軸線L10が凸部122の延在方向に一致する前後方向に延びる軸線L20に対して為す鋭角の角度をθ°とする。この場合、この鋭角の角度θ°が、50°以上であり、90°以下であり、より好適には、66°〜66.5°である。これにより、対応の輪体150に対するフック部110の好適な挿入が確保される。
なお、フックエレメント100は、上下対称及び左右非対称であり、左側のエレメント列300と右側のエレメント列300で同一のフックエレメント100を用いることができる。輪体150は元々金属線材であり、左右のエレメント列300に関して同一の構成になる。もちろん、左右のエレメント列300において輪体150の構成を異ならせても良い。
左右のエレメント列300の最後端に位置する輪体150が、止具350の左右一対の目穴に掛けられており、左右のエレメント列300が止具350を介して連結している。代替的若しくは追加的に、左右のエレメント列300の各前端を連結する止具を設けても構わない。
図1乃至図3においては、フックエレメント100が取り付けられる生地や皮革等のシート類が省略されている。一例においては、前後に連続した鳩目が左右内縁に設けられた左右一対の皮革に対して各エレメント列300の各フックエレメント100が取り付けられる。詳細には、フックエレメント100の取付穴123と皮革の鳩目に共通の紐が通され、フックエレメント100が紐を介して皮革に対して取り付けられる。別形態においては、皮革の鳩目が省略され、皮革を貫通するように紐若しくは糸が縫われ、皮革に対してフックエレメント100が縫着される。
スライダー200は、スライダー主部201とスライダー副部202を含み、スライダー主部201がスライダー副部202と比較して後方に設けられ、スライダー副部202がスライダー主部201と比較して前方に設けられる。スライダー200は、一例においてはダイキャスト成形された金属品であり、別例においては金型成形された樹脂品である。スライダー主部201の上面とスライダー副部202の上面には、スライダー主部201の後端部からスライダー副部202の前端部まで延びる引手取付柱270が設けられる。なお、より短い前後長の引手取付柱270を設けても構わない。引手の図示は省略しているが、任意の種類の引手が採用されるものとする。
スライダー主部201は、上翼板210と下翼板220が上下間隔を空けて対向配置された部分であり、上翼板210と下翼板220同士が直接的に連結されておらず、スライダー副部202を介して連結している。上翼板210と下翼板220の間隔は、フックエレメント100の最大上下厚と、これと同等の輪体150の最大上下幅に対応して設定されており、詳細には、それらよりも僅かに大きく設定されている。上翼板210上面視形状と下翼板220の下面視形状は実質的若しくは完全に同一である。
上翼板210は、その左右側縁に左右一対の上部フランジ部211を有し、左右一対の上部フランジ部211の左右間隔が後方から前方に向かって僅かに狭まった後、より長い前後距離に亘って緩慢に広くなる。同様に、下翼板220は、その左右側縁に左右一対の下部フランジ部221を有し、左右一対の下部フランジ部221の左右間隔が後方から前方に向かって僅かに狭まった後、より長い前後距離に亘って緩慢に広くなる。上部フランジ部211と下部フランジ部221の間にはスリットが設けられる。このスリットの上下幅は、フックエレメント100の本体部120の凸部122と取付穴123の間の部分の最大上下厚に対応し、詳細にはそれよりも僅かに大きく設定される。
上翼板210の左右一対の上部フランジ部211の間には左右の各上部フランジ部211との間に案内溝を形成するように凸設された上部仕切り構造215が設けられる。上部仕切り構造215の左右幅が後方から前方に向かって左右等しく漸増し、上部仕切り構造215の正面視形状が二等辺三角形状にある。スライダー200の前進及び後進時、上部仕切り構造215と上部フランジ部211の間の案内溝にはフックエレメント100の上面の凸部122と輪体150の上側部分が配される。
下翼板220の左右一対の下部フランジ部221の間には左右の各下部フランジ部221との間に案内溝を形成するように凸設された下部仕切り構造225が設けられる。下部仕切り構造225の左右幅が後方から前方に向かって左右等しく漸増し、下部仕切り構造225の正面視形状が二等辺三角形状にある。スライダー200の前進及び後進時、下部仕切り構造225と下部フランジ部221の間の案内溝にはフックエレメント100の下面の凸部122と輪体150の下側部分が配される。
上述の説明から理解できるように、上翼板210と下翼板220の各対向面には、フランジ部と仕切り構造から構築されたガイド構造が設けられ、これによりスライダー200の前進及び後進時にフックエレメント100及び輪体150の配向が制御され、輪体150を通じた左右のフックエレメント100同士の係合及び非係合が達成される。
前述のようにスライダー主部201の前方にスライダー副部202が設けられる。スライダー副部202は、左右のフックエレメント100をスライダー主部201へ送るべく構成される。詳細には、スライダー副部202は、上翼板210の前端部に対して連結した上部ガイド板230、下翼板220の前端部に対して連結した下部ガイド板240、及び上部ガイド板230と下部ガイド板240を連結する連結柱250を有する。
連結柱250は、前面視及び後面視して2カ所で屈曲した形状を呈する。上部ガイド板230、下部ガイド板240、及び連結柱250の全体の前面視及び後面視形状は、S字状を呈する。連結柱250は、上部ガイド板230に連結した柱上部251、下部ガイド板240に連結した柱下部252、及び左右方向に延在して柱上部251と柱下部252を連結する中間連結部253を有する。柱上部251が上部ガイド板230の左側縁部から下方に凸設され、柱下部252が下部ガイド板240の右側縁部から上方に凸設される。中間連結部253は、柱上部251の下端と柱下部252の上端を連結する。
中間連結部253が、左側のフックエレメント100のフック部110の通過空間と右側のフックエレメント100のフック部110の通過空間を区画する。端的には、中間連結部253と上部ガイド板230の間の上部空間を右側のフックエレメント100のフック部110が通過可能である。また、中間連結部253と下部ガイド板240の間の下部空間を左側のフックエレメント100のフック部110が通過可能である。
図6に示すように、柱上部251の後部には、前方から後方に向かって緩慢に上方へ傾斜した第1傾斜面251mが設けられる。柱上部251の前部には、前方から後方に向かって急峻に下方へ傾斜した第2傾斜面251nを有する。図8に示すように下部ガイド板240には下翼板220の下部仕切り構造225の上面に至るまで前方から後方に向かって緩慢に上方へ傾斜した第3傾斜面240mが設けられる。左側のフックエレメント100は、第1傾斜面251mと第3傾斜面240mの間で案内され、上翼板210と下翼板220の間の空間と中間連結部253と下部ガイド板240の間の空間を行き来する。
図7に示すように、柱下部252の後部には前方から後方に向かって緩慢に上方へ傾斜した第4傾斜面252mが設けられる。柱下部252の前部には、前方から後方に向かって急峻に上方へ傾斜した第5傾斜面252nが設けられる。上部ガイド板230には上翼板210の上部仕切り構造215の下面に至るまで前方から後方に向かって緩慢に下方へ傾斜した第6傾斜面230mが設けられる。右側のフックエレメント100は、第4傾斜面252mと第6傾斜面230mの間で案内され、上翼板210と下翼板220の間の空間と中間連結部253と上部ガイド板230の間の空間を行き来する。第5傾斜面252nは、フックエレメント100のフック部110を中間連結部253と上部ガイド板230の間の上部空間に向けるように働く。
上部ガイド板230と上翼板210の境界位置において下方に突出する上部***部261が設けられる。上部***部261は、第6傾斜面230mと上部仕切り構造215の下面の境界に設けられる。同様に、下部ガイド板240と下翼板220の境界位置において上方に突出する下部***部262が設けられる。下部***部262は、第3傾斜面240mと下部仕切り構造225の上面の境界に設けられる。上部***部261と下部***部262が対向配置され、また同じ程度だけ***している。上部***部261と下部***部262により上下間隔が減じられ、フックエレメント100のフック部110の上下変位が規制され、スライダー200内でのフックエレメント100の適切な動き/流れが確保される。なお、下部仕切り構造225の上面は、上部仕切り構造215に対向する面であり、上部仕切り構造215の下面は、下部仕切り構造225に対向する面である。
本実施形態においては、下部ガイド板240には左側のフックエレメント100の本体部120を支持可能である支持板245が連結される。詳細には下部ガイド板240の左側縁に対して支持板245が連結し、下部ガイド板240と支持板245が協働してフックエレメント100を支持することができる。図1から理解できるように、フックエレメント100の本体部120が支持板245により支持され、フックエレメント100のフック部110が下部ガイド板240により支持される。支持板245が設けられない場合、スライダー200を前進させて左右のエレメント列300を閉じる際、左側のフックエレメント100のフック部110が下部ガイド板240の前端に引っ掛かることが懸念される。この場合、下部ガイド板240の前端にフック部110が引っ掛かった状態を手作業で解除することが必要になってしまう。フック部110自体の形状は、対応の輪体150の通過と係合の相手方のフックエレメント100との十分な係合を確保する観点からさほど自由度がない。本実施形態においては、これらの点を踏まえ、下部ガイド板240に対して支持板245を連結し、より円滑なスライダー200の動きを確保し、より円滑な左右のエレメント列300の開閉を可能にする。
支持板245の上面は、下部ガイド板240の上面よりも段下げされ、フックエレメント100の下面の凸部122との衝突が回避される。支持板245と下部ガイド板240の間には段差部244が設けられる。段差部244には、下部ガイド板240の上面と支持板245の上面を接続する段差面が設けられ、この段差面は、下部ガイド板240の上面から支持板245の上面まで緩慢に下る下り傾斜面である。支持板245の左側縁には前後方向に延びるガイド突起246が設けられる。ガイド突起246は、スライダー200内に入る前の輪体150とフックエレメント100の姿勢を正し、スライダー200内へスムーズに入りやすくする。スライダー200の前進及び後進時、輪体150やフックエレメント100の凸部122は、段差部244とガイド突起246の間で位置規制されることになる。
ガイド突起246は、支持板245の前後長の全域に亘り延びるものではない。ガイド突起246は、支持板245の前端部や後端部には設けられず、その前後中央部に設けられ、ガイド突起246が輪体150やフックエレメント100の動き/流れを妨げるように働くことが回避される。ガイド突起246と左側の下部フランジ部221の間には支持板245を切り欠いた切り欠き部が設けられる。この部分に支持板245やガイド突起246が不要であるためである。
ガイド突起246と段差部244の間の間隔は、下部フランジ部221と下部仕切り構造225の間の間隔と同等であり、フックエレメント100の凸部122の左右幅及び連結柱250の左右幅よりも僅かに広い。
スライダー200を前進させてスライドファスナー400を閉じる際の動作について説明する。スライダー200を前進させ、スライダー200の前方にある左側の輪体150が支持板245上に配され、ガイド突起246と段差部244の間で位置規制される。スライダー200を更に前進させると、その輪体150よりも一つ前方に位置するフックエレメント100が下部ガイド板240と支持板245の上に配され、フックエレメント100の下面の凸部122がガイド突起246と段差部244の間で位置規制される。またフックエレメント100のフック部110が、下部ガイド板240と中間連結部253の間の下部空間に配される。スライダー200を更に前進させると、フックエレメント100のフック部110が、前述した下部空間を通過し、下部ガイド板240に設けられた第3傾斜面240mを上り、フックエレメント100が上翼板210と下翼板220の間の空間に導入される。
フックエレメント100のフック部110は、上部***部261と下部***部262の間の空間を通り、上部仕切り構造215と下部仕切り構造225の間を通過する。フックエレメント100の本体部120の上面の凸部122は、上部フランジ部211と上部仕切り構造215の間の案内溝内を進む。同様に、フックエレメント100の本体部120の下面の凸部122は、下部フランジ部221と下部仕切り構造225の間の案内溝内を進む。フック部110が上部***部261と下部***部262の間の空間を通る直後、フック部110が右側の輪体150内に挿入され、その後、相手側のフックエレメント100の本体部120の被係合部130に係合される。
左側の上部フランジ部211と上部仕切り構造215の間の案内溝と、右側の上部フランジ部211と上部仕切り構造215の間の案内溝は、前方から後方に向かって緩慢に接近するように設けられる。左側の下部フランジ部221と下部仕切り構造225の間の案内溝と、右側の下部フランジ部221と下部仕切り構造225の間の案内溝は、前方から後方に向かって緩慢に接近するように設けられる。このように上翼板210と下翼板220には上下対称であり左右鏡像の4つの案内溝が設けられ、輪体150とフックエレメント100の本体部120の上下の凸部122が案内される。
非係合の左側のフック部110と右側の輪体150から見て一つ後方に位置する左側の輪体150と右側のフックエレメント100が上述の4つの案内溝による案内に応じて近接すると、一つ前方に位置するその左側のフック部110が右側へ動かされてその右側の輪体150内に挿入される。スライダー200を更に前進させると、フック部110がより深く輪体150内に挿入されるように左右に配されたフックエレメント100と輪体150が左右方向内側に動かされる。このようにして左側のフックエレメント100のフック部110が右側の輪体150を通過する。
右側のフックエレメント100が左側の輪体150を通過する過程に関しては、フックエレメント100の本体部120が支持板245により支持されない点に大きな相違がある。また、フック部110が中間連結部253と上部ガイド板230の間の空間を通過し、上部ガイド板230の第6傾斜面230mにより下方へ案内される点にも相違がある。フック部110が上部***部261と下部***部262の間を通過し、スライダー主部201の4つの案内溝の案内に基づいてフック部110が対応の輪体150を通過する点は同じである。
スライダー200の前進により左右のエレメント列300を閉じる動作について説明したが、当業者であれば、スライダー200の後進により左右のエレメント列300が開けられる動作についても同様に理解することができるであろう。
<第2実施形態>
図15及び図16を参照して第2実施形態について説明する。図15は、スライドファスナーのスライダーの概略的な前面図である。図16は、スライドファスナーのスライダーの概略的な前面図であり、左右のエレメント列も併せて図示する。第1実施形態においては、支持板245が左側のフックエレメント100の本体部120を支持するように設けられたが、右側のフックエレメント100の本体部120を支持するように設けても構わない。このような場合においても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
図15に示すように下部ガイド板240の右側縁に対して支持板245が連結され、図16に示すように右側のフックエレメント100の本体部120が支持板245上に載置可能である。このように連結柱250及び支持板245の各々を鏡像の如く左右反転させても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
上述の教示を踏まえると、当業者をすれば、各実施形態に対して様々な変更を加えることができる。実用新案登録請求の範囲に盛り込まれた符号は、参考のためであり、実用新案登録請求の範囲を限定解釈する目的で参照されるべきものではない。
400 スライドファスナー
300 エレメント列

200 スライダー
201 スライダー主部
202 スライダー副部

210 上翼板
220 下翼板

230 上部ガイド板
240 下部ガイド板
250 連結柱

251 柱上部
252 柱下部
253 中間連結部

245 支持板

Claims (6)

  1. 本体部(120)に対してフック部(110)が連結したフックエレメント(100)が輪体(150)を介して連続した左右一対のエレメント列(300)を開閉するためのスライダー(200)であって、
    上翼板(210)と下翼板(220)が上下間隔を空けて対向配置され、左側の前記フックエレメント(100)の前記フック部(110)を右側の前記輪体(150)を通して右側の前記フックエレメント(100)の前記本体部(120)の被係合部(130)に係合及び非係合にし、右側の前記フックエレメント(100)の前記フック部(110)を左側の前記輪体(150)を通して左側の前記フックエレメント(100)の前記本体部(120)の被係合部(130)に係合及び非係合にするべく構成されたスライダー主部(201)と、
    左右の前記フックエレメント(100)を前記スライダー主部(201)へ送るべく構成されたスライダー副部(202)にして、前記上翼板(210)の前端部に対して連結した上部ガイド板(230)と、前記下翼板(220)の前端部に対して連結した下部ガイド板(240)と、前記上部ガイド板(230)と前記下部ガイド板(240)を連結する連結柱(250)を含み、前記連結柱(250)が、前記上部ガイド板(230)に連結した柱上部(251)、前記下部ガイド板(240)に連結した柱下部(252)、及び左右方向に延在して前記柱上部(251)と柱下部(252)を連結する中間連結部(253)を含み、左右一方の前記フックエレメント(100)の前記フック部(110)が前記上部ガイド板(230)と前記中間連結部(253)の間を通過可能であり、左右他方の前記フックエレメント(100)の前記フック部(110)が前記下部ガイド板(240)と前記中間連結部(253)の間を通過可能である、スライダー副部(202)を備え、
    前記下部ガイド板(240)には、前記左右他方のフックエレメント(100)の前記本体部(120)を支持可能である支持板(245)が連結される、スライダー。
  2. 前記支持板(245)上には前後方向に延びるガイド突起(246)が設けられる、請求項1に記載のスライダー。
  3. 前記支持板(245)の上面が前記下部ガイド板(240)の上面よりも段下げされている、請求項1又は2に記載のスライダー。
  4. 前記上翼板(210)と前記上部ガイド板(230)の境界位置に下方に突出して設けられた上部***部(261)と、
    前記下翼板(220)と前記下部ガイド板(240)の境界位置に上方に突出して設けられ、前記上部***部(261)に対して間隔を空けて対向配置された下部***部(262)を更に備える、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のスライダー。
  5. 本体部(120)に対してフック部(110)が連結したフックエレメント(100)が輪体(150)を介して連続した左右一対のエレメント列(300)と、
    前記左右一対のエレメント列(300)を開閉するべく前進及び後進可能である請求項1乃至4のいずれか一項に記載のスライダー(200)を備えるスライドファスナー(400)。
  6. 前記フックエレメント(100)の前記本体部(120)の前後端部には前記輪体(150)が通される前後一対の目穴(121)が設けられ、前記本体部(120)の上下面には前後方向に延びる一対の凸部(122)が設けられ、前記本体部(120)には前記凸部(122)を挟むように前記フック部(110)と取付穴(123)が設けられ、
    前記取付穴(123)の中心と前記フック部(110)の先端を結ぶ軸線(L10)が前記凸部(122)の延在方向に一致する軸線(L20)に対して為す鋭角の角度が50°〜90°である、請求項5に記載のスライドファスナー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022036984A1 (zh) * 2020-08-19 2022-02-24 福建浔兴拉链科技股份有限公司 拉头、拉链及带拉链的物品

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